恋愛 秘密 小説一覧
1
夕日の野原で出会ったピアノの先生に、三つ編みの髪をした十六歳の少女・琴音は、初めての恋をした。
優しくて、少し寂しそうで、ショパンの悲しい曲を弾く人。
「可愛い」と言われるたびに、琴音の胸は花が咲くように弾んでいく。
一方、工場で働く姉の水江もまた、ある青年に心を惹かれていた。
その人は水江に優しくしてくれるのに、なぜか手だけはつないでくれない。
先生の涙。
青年の秘密。
夕日、波音、ピアノの音色。
姉妹それぞれの淡い恋は、やがて一人の男の過去と、思いがけない真実へと重なっていく。
これは、奪い合う恋ではなく、互いを思いやる恋の物語。
初めて人を好きになった少女が、恋の喜びと痛みを知っていく、みずみずしく切ない純愛小説です。
文字数 8,374
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.21
2
保育士として穏やかに暮らしていた吾妻 羽衣子は、音信不通だった兄との再会をきっかけに借金を背負わされてしまう。
取り立てに現れたのは、羽衣子に懐いている園児・京極 希海の父親であり極道の男・京極 昴。
高額で払えないと嘆く羽衣子に昴が提示した条件は――借金の肩代わりと引き換えに住み込みの家政婦兼シッターとして働くこと。
同居生活の中、どこかよそよそしいながらも見え隠れする昴の優しさに羽衣子の心は次第に揺らいでいき気持ちを自覚してしまうけれど、その気持ちはなかなか伝えられない。
ただ、シングルファザーの彼にはある秘密があって……
訳あり極道シングルファザーと真面目で子供好きな保育士が織り成すラブストーリー。
※あくまでもフィクションです。設定等受け入れられない場合はすみません。
※他サイト様にも掲載中
文字数 29,687
最終更新日 2026.05.22
登録日 2026.05.04
3
騎士団長ゼファルトは、ある日部下を救うために呪われた遺跡へ単身乗り込んだ。部下たちは救われたが、ゼファルトは遺跡に宿る精霊と取引をし、「愛した者に災いをもたらす」という呪いを一人で背負うことになった。精霊が告げたのはそれだけ。解呪の条件も、呪いの詳細も、何も知らされなかった。
屋敷に戻ったゼファルトが最も恐れたのは、婚約者であるミレアへの呪いの影響だった。彼女を守るために、ゼファルトは悪役を演じることを選ぶ。言葉を減らし、目を合わせなくなり、やがて婚約を一方的に破棄した。理由は告げなかった。告げられなかった。
深く傷ついたミレアは屋敷を去り、故郷の村で新しい生活を始める。やがて明るく温かい平民の男クレイと出会い、静かな幸せをつかんでいく。
一方ゼファルトは、誰にも真相を明かせないまま孤独な日々を送る。部下たちへの呪いの影響におびえ、人を遠ざけ、ただ職務だけをこなし続けた。
ミレアとクレイの再婚の知らせが届いた頃、ゼファルトはふと気づく。あの重さが、消えている。やがてある夜、精霊が現れ告げた。「お前は条件を果たした。愛することを諦め、手放すこと——それが解呪の条件だった」と。
守るために捨てたその行為が、呪いを終わらせる条件だった。しかしその時すでに、ミレアは別の幸せの中にいた。
呪いは消えた。失ったものは戻らない。それでもゼファルトは、遠くからミレアの幸せを見届け、静かに前を向く。愛した者を不幸にする呪いを一人で背負い続けた男の、長い孤独の果ての話。
文字数 15,588
最終更新日 2026.05.21
登録日 2026.05.20
4
妾腹として家では使用人同然の扱いを受けていた男、籠谷蓮児。
ある日突然、父から命じられたのは――
軍人、霞城柊夜への「女装しての嫁入り」だった。
目的はただ一つ。
冷酷と名高い軍人、霞城柊夜の弱みを握り、霞城家を失脚させること。
見返りは、家からの解放——「自由」。
そのために蓮児は、“籠谷香蓮”として偽りの婚姻へと身を投じる。
だが、柊夜と関わるうちに彼の優しさに触れていく――
そして彼もまた、決して知られてはならない秘密を抱えていた。
偽りだらけの婚姻。
欺き合う二人の関係は、やがて思いもよらぬ形へと変わっていく。
これは、嘘から始まる夫婦が“本当”を知るまでの物語。
文字数 38,727
最終更新日 2026.05.15
登録日 2026.04.18
5
田舎育ちの伯爵令嬢オーリアは、王宮で侍女として働き始めた。
身分の高い結婚相手を探すためだ。
ある時から第二王子に言い寄られるようになる。
どうせ遊ばれるだけだろうから「迷惑だ」と伝えるが、彼はなぜかオーリアの秘密を知っていた。
そして、夜会で出会った男性と恋に落ちるが、王子はその恋路の邪魔をする。
しかも、彼は本気を証明すると言って国王や大勢の貴族の前でオーリアとの結婚を宣言してしまって……。
転生者が登場しますが、ヒロインではないです。
※R18シーンは後半になります。該当回には★をつけています。
文字数 55,423
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.05.03
6
7
子爵令嬢シュゼットは、義母に虐げられていた。昼は使用人同然に働かされ、夜は狭く汚い屋根裏部屋に押し込められる。与えられる食事は僅かな量で、湯浴みも満足にさせてもらえない。隙間風が吹く室内は寒く、寝具はお古だ。そんな劣悪な環境に、シュゼットは次第に体調を崩し始め……なかった。肌艶はよく、身体も汚れていない。睡眠もしっかりとって、日中は元気に働いていた。義母の差し金で男に襲われそうになっても、動じず回避する。ドアマットのように踏まれまくっても気にせず逞しく生きていたとき、一人の男が王命により薄幸の令嬢と噂のシュゼットを救うべく、子爵邸を訪れた。実に迷惑だ、とシュゼットは思った。
※R18的言動があるため、直接的な描写はありませんが、念のためR18指定とさせていただきます。
文字数 14,032
最終更新日 2026.04.05
登録日 2026.04.05
8
【R18・女性向け連作短編】
📚 Le Sanctuaire 〜とろける指先に溺れる聖域〜
都会の雑音から完全に切り離された、完全会員制の高級スパ
「Le Sanctuaire」(ル・サンクチュエール)。
天然石とサンダルウッドの深い香りが漂うこの場所は、外界のすべてを忘れさせる心と身体の“聖域”です。
ここでは、社会で戦い疲れ、心が欠乏した女性たちが、特別な「癒し」によって再び生を取り戻します。
セラピストが施すのは、優しさだけではない。
時に痛みや衝撃を伴う、快楽の果てに辿り着く“回復”。
それは、貴女の抱える「傷」や「欠乏」を、極上の快感と独占的な庇護によって満たす、秘密の再生セラピー。
🌹 あなたの渇望を満たすために、誰の指先に溺れますか?
---
1. 結城 悠人(ゆうき ゆうと):慈愛と支配の包容
「もう、大丈夫ですよ。あなたは、愛されていいんです」
慈愛の優しさと、逃げ場を奪う独占的な愛で、愛されることを恐れる心の欠落を溶かします。
涙と快感の狭間で、心の欠片を抱きしめ、明日を生きる「愛される実感」を植え付ける施術。
<描写の主軸:温かい抱擁、心の解放、涙と絶頂>
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2. 氷室 怜(ひむろ れい):理性と本能の救済
「…いい反応です、もっと正直に。お身体は熱を欲している」
落ち着いた理解と、凍った感情を叩き壊す衝撃の快感で、「感じることを忘れた心身」を再起動させます。
精緻な技術で理性の仮面を外し、冷たさと熱が交互に支配する、生きる熱を取り戻す救済。
<描写の主軸:静寂と熱狂の対比、官能の再起動、強制的な覚醒>
---
3. 桜庭 瞬(さくらば しゅん):肯定と奔放の解放
「怖がらなくていいよ、ここでは全部許されるから」
無邪気な全肯定と、恐れを吹き飛ばすほど強く深い快楽で、抑圧された欲望を解き放ちます。
遊びのように軽やかで底なしに深く、欲することを悪としない“快楽の自由”を教える施術。
<描写の主軸:本能的な衝動、甘く崩れる声、欲望の爆発>
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【結末】
施術を終えた時、快楽と涙、そして深い安堵を経て、貴女は温もりと余韻に包まれ「再生」します。
一話完結の連作短編。疲れた夜に、あなただけの聖域へどうぞ。
文字数 69,606
最終更新日 2026.03.22
登録日 2025.11.07
9
エブリスタにて、トレンド#恋愛で最高位
55位を獲得した作品です。
「愛しているよ」という夫の言葉が、今の美咲には虚しい空気にしか聞こえない。
欠けていたのは、理性を焼き尽くすような衝動。
クライアントの慎吾と交わす視線。ビジネスという仮面の下で共有される、剥き出しの欲望。
指先が触れる。名前を呼ばれる。ただそれだけで、美咲の積み上げてきた「良き妻」としての世界は音を立てて崩れ去る。
完璧なアリバイ、塗り固めた嘘。
夫の隣で微笑みながら、心は別の男の指先を求めている。
一度知ってしまった濃厚な「薫り」は、もう彼女を元の場所へは戻してくれない。
守るべき家庭と、抗えない本能。
二つの世界の境界線で、美咲が選ぶ「最後の一線」とは――。
欲望の熱に浮かされた女の、美しくも残酷な堕落の記録。
文字数 24,035
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.02.27
10
《君が信頼している3人は君に悪意を持っている》
《君を困らせている犯人不明の嫌がらせは、その3人がやっているんだ》
ドワイユ伯爵令嬢サロニー様、ゾグイフ子爵令嬢ミントーア様、ミジュール子爵令嬢ポルミ様。王立ラホライゾ学院の2回生となったわたしオセアン・ロードハルザは、お三方のおかげで楽しい学院生活を送っていました。
ですが、ある日のこと――。頭の中に突然聞こえてきた不思議な声によって、わたしの日常であり御三方への印象は一変してしまったのでした。
「そんな、皆さんが犯人だっただなんて……。このままでは、いけません」
《俺も力を貸す。あの3人をどうにかしよう》
大切な友人だと思っていた人達は敵で、何もせずにいたらわたしは学院を不名誉な形で去らないといけなくなってしまいます。
自身であり、ロードハルザ家の名誉を守るために――。わたしはお三方に騙されているフリをしながら、サロニー様達の犯行を白日のもとに晒してゆくことになるのでした。
文字数 58,586
最終更新日 2026.03.04
登録日 2026.01.31
11
若年性認知症を患い、日々失われていく記憶をボイスレコーダーに繋ぎ止める青年・燈(あかり)。そして、喉に深い傷跡を持ち、言葉を失った謎の少女・凪(なぎ)。海沿いの静かな街で出会った二人は、燈の「記録係」として共に過ごし、消えゆく日常を懸命に書き留めていく。
しかし、二人の穏やかな時間は、やがて不可解な違和感に侵食されていく。
燈が特定の潮騒を聴くたびに起こる、裂けるような耳鳴り。凪がスケッチブックの「1ページ目」を頑なに隠し続ける理由。そして、燈の忘却を加速させる「ある条件」とは……。
首にかけた動かない時計、青いリボンのレコーダー、そして一番星に託された祈り。
街の老人が残した「お前はあの時の……」という不穏な言葉が、燈の記憶の余白に潜む「10年前の影」を呼び覚ましていく。
「たとえすべてを忘れても、この痛みだけは私のものでいさせて」
失われる記憶と、刻まれる傷跡。
二人が交わした「約束」の正体とは何なのか。
すべてが繋がるとき、物語は切なくも衝撃的な光に包まれる。
喪失を抱えた二人が紡ぐ、美しくも残酷な純愛ミステリー。
文字数 70,383
最終更新日 2026.03.03
登録日 2026.02.16
12
13
いわくつきの鉱石ばかりを狙う”怪盗キャリコ”としての秘密を抱えながら、ふだんは美術商の学芸員として働いている霧島更紗(きりしまさらさ)。彼女は次の夏の展示会での盗みを最後にするつもりでいた。
だが、そんな彼女の前にセキュリティ会社の取締役、九条黎(くじょうれい)が現れたことで前途多難に。
御曹司にして冷徹な分析官として名を馳せている彼は最初から「要監視人物」として更紗をマーク。けれど警察の手から更紗を庇う彼の姿は恋人のようで?
徐々に見えて来る九条の理性を超えた執着。
彼女を暴きたい御曹司の執着の果てにあるのは任務なのか、それとも本気の恋なのか――。
「君が何者であっても構わない。俺の謎――俺の獲物でいて」
これは、初めて出逢った瞬間に「堕ちてしまった」御曹司と、敵対関係のはずがいつしか彼に囲い込まれ快楽に堕とされ――惹かれながらも正体を隠そうとする怪盗令嬢の、嘘と真実が絡み合う危険でミステリアスな恋のおはなし。
文字数 97,633
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.01.29
14
伯爵家の令嬢であるアメリアは、少し男性が苦手。ゆくゆくはローゼンタール伯爵を継ぐ立場なだけに結婚を考えなければならないが、気持ちは重くなるばかり。このままでは私の代でローゼンタール家が途絶えてしまうかもしれない……。そう落ち込んでいる時、友人に「あなたの護衛のセドリックで試してみればいいじゃない?」と提案される。
男性に慣れるため、セドリックの力を借りることにしたアメリア。やがて二人の距離は徐々に縮まり、セドリックに惹かれていくアメリア。でも、セドリックには秘密があって……
男性が苦手な令嬢と、秘密を隠し持った護衛の秘密の恋物語。
※こちらの作品は来春までの期間限定公開となります。
※毎日4話ずつ更新予定です。
文字数 128,969
最終更新日 2026.02.20
登録日 2026.02.01
15
「マーティン様、今、わたくしと婚約破棄をなさりたいと、そうおっしゃいましたの?」
愛されていると信じていた婚約者から、突然の別れを告げられた侯爵令嬢のエリッサ。
理由も分からないまま社交界の噂に晒され、それでも彼女は涙を見せず、誇り高く微笑んでみせる。
―――けれど本当は、あの別れの裏に“何か”がある気がしてならなかった。
そんな中、従兄である第二王子アダムが手を差し伸べる。
新たな婚約、近づく距離、揺れる心。
だがエリッサは知らない。
かつての婚約者が、自ら悪者になってまで隠した「真実」を。
捨てられた令嬢?いいえ違いますわ。
わたくしが、未来を選び直すの。
勘違いとすれ違いから始まる、切なくて優しい恋の物語。
文字数 29,544
最終更新日 2026.02.06
登録日 2025.08.31
16
女子高校生、森川緑(もりかわ みどり)は彼氏が途切れない。それには理由がある……。
緑には、森川鳳蝶(もりかわ あげは)という5つ離れた姉がいる。鳳は美人で明るくて、看護師。その為、めちゃくちゃモテる。モテすぎて緑と同じで彼氏が途切れないのだが、別れるときにいざこざが起きすぎるのである。
そんな姉妹がそれぞれの問題を解決する為に交わしている契約があり、そのおかげで恋愛において2人はWIN-WINな関係を築いている。
そして、姉の新しい彼氏であるヤンキー俺様系男子、一ノ瀬海(いちのせ かい)との出会いが緑の日常をも変化させていく。
これは、他とは少し違った恋愛から始まる本物の恋に憧れる女子高生の物語である。
文字数 40,562
最終更新日 2026.02.03
登録日 2024.01.29
17
私立青蘭学園に通う天沢(あまざわ)リイナは、どこにでもいる普通の女子高生。……のはずだった。 一年前、俳優の兄・ハルキに**「お弁当」**を届けに撮影現場へ行ったあの日。急病で倒れたバックダンサーの代役を頼み込まれ、断りきれずにステージに立った瞬間、彼女の運命は一変する。
圧倒的な華と、どこか儚げな少年の美しさを纏った彼女は、瞬く間にスカウトされ、今や日本中が熱狂する5人組男性アイドルグループ**『ロイヤルクレイン(通称:ロイクレ)』のメンバー・「レイ」**として、トップスターの道を駆け上がることになったのだ。
【二重生活のルールは、ただ一つ。「絶対にバレないこと」】
短いウィッグに、胸を締め付けるサポーター。声を低く作り、クールな「王子様」を完璧に演じる毎日。 しかし、その生活は常にピンチの連続!
文字数 11,523
最終更新日 2026.02.01
登録日 2026.01.22
18
文字数 518
最終更新日 2026.01.27
登録日 2026.01.27
19
20
「きょ、今日からお世話になります。有馬蓮です……!」
高校二年の有馬蓮は、人生初のアルバイトで緊張しっぱなし。
そんな彼の前に現れたのは、銀髪ピアスのギャル系先輩――白瀬紗良だった。
見た目は派手だけど、話してみるとアニメもゲームも好きな“同類”。
意外な共通点から意気投合する二人。
だけどその日の帰り際、店長から知らされたのは――
> 「白瀬さん、今日で最後のシフトなんだよね」
一期一会の出会い。もう会えないと思っていた。
……翌日、学校で再会するまでは。
実は同じクラスの“白瀬さん”だった――!?
オタクな少年とギャルな少女の、距離ゼロから始まる青春ラブコメ。
文字数 90,094
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.10.14
21
「フルール・レファネッサル! この時を以てお前との婚約を破棄する!!」
私フルールの婚約者であるラトーレルア侯爵令息クリストフ様は、私の罪を捏造して婚約破棄を宣言されました。
クリストフ様。貴方様は気付いていないと思いますが、そちらは契約違反となります。ですのでこれから、その代償を払っていただきますね。
文字数 26,207
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.11.18
22
専業主婦の麻紀が抱える満たされない心。
その視線の先には、いつも家族ぐるみで付き合う優しい隣人、健太さんがいた。
偶然の電車内の密着から始まった、二人の危険な共犯関係。
車内、ホテル、
そして家族でのキャンプ。
日常と非日常の隙間を縫って、二人の欲望は加速していく。
隣に夫がいるテントの中で、夜空の下の岩場で、交わされる禁断の愛。
これは、罪の共有によって結ばれた二人の、逃れられない愛憎の物語。
(R18・二章完結)
文字数 7,547
最終更新日 2025.11.01
登録日 2025.10.23
23
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【背徳と禁断の愛】
40歳主婦×年下部下。
秘密を共有したリビングは、もう後戻りできない蜜月への入り口。
冷え切った日常を生きる主婦・紗希(40歳)。
ある深夜、ウィスキーが満ちるリビングに、夫の部下である渉(28歳)が連れてこられた。
夫が酔いつぶれ眠りについた後、リビングで交わした言葉は、禁断の扉を開く呪文となった。
「上司の奥さんとしてじゃなく、一人の女性としてどう思う?」
壁一枚隔てた向こうに夫がいるという背徳感。
そのスリルが、二人の理性を焼き尽くす。
「今日限り」と交わした禁断の約束は、やがて甘い呪文へと変わる。
一度、二度と、夫の寝息が聞こえるリビングで過ちを繰り返す二人。背徳のスリルが、冷え切った紗希の心を激しく揺さぶる。
そして、三度目の逢瀬は、風邪で弱った渉のアパート。病人の弱々しさとは裏腹な、彼の熱い欲望に身を委ねる紗希。
上司の奥さんという仮面を脱ぎ捨て、彼の全てを受け入れたとき、二人の関係は後戻りできない場所へと進む。
—— 秘密の熱は、これからも、ずっと続いていく。
(全三章完結)
文字数 11,709
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.24
25
26
27
港町の外れに、ひっそりと建つ一軒の店――看板には「海辺書房兼・人生相談所」と書かれている。
表向きは本を売り、人の悩みに耳を傾ける小さな店。
だが、その実態は“影の一座”――依頼に応じて役者を派遣し、表沙汰にできない事情を裏から解決する、秘密の組織だった。
若き“親分”マイラは、依頼ごとに姿を変え、恋人役から家族役まで演じ分け、依頼人を成就へと導く。
笑いあり涙あり、思わぬ縁が生まれるその日々は、まさに波乱万丈。
……そんなある日、舞台の外からも大きな波が押し寄せる。
気がつけば王女、しかも帰国できない――!?
依頼の裏に潜む真実、秘密の扉を開いた先に待つのは、依頼者だけの物語と、マイラ自身の予想外な運命だった――。
短編『青薔薇の献身』、シリーズ長編化。
波乱万丈でコメディな、でもちょっと切ない物語が始まる。
文字数 89,647
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.10
28
王都にある貴族学園の女子寮。
部屋番号『2nd Floor Room6』、通称「ニノロク」がロザリンドの部屋である。
伯爵令嬢ロザリンドには秘密がある。彼女の本来の身分は公爵令嬢なのだが、学園では爵位と姿を偽っている。
公爵令嬢であるロザリンドが、身分と姿を変えているのには理由がある。だが、今ではこの暮らしに満足していた。
何故ならロザリンドには趣味が高じた特技があって、学園で彼女は密かに知られていた。
困ったときのロザリンド、悩んだときのロザリンドと実しやかに囁かれているのである。
その日訪れた女子生徒のことを、ロザリンドは既に知っていた。彼女は王国の第五王子の婚約者だった。
❇こちらの作品は、他サイトへ別名義にて公開しております。
❇完結しての内容から、R15から全年齢へ設定変更致しました。
表現には留意しておりますが、苦手と思われるシーンがございましたら読み飛ばして頂けますようお願い申し上げます。
❇作中にタロットや占星術が出て参りますが、解釈は作家の我流です。信用なさってはなりません。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さいませ。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 99,840
最終更新日 2025.08.10
登録日 2025.07.20
29
オースルンド伯爵家の令嬢カタリーナは、幼馴染であるロヴネル伯爵家の令息ステファンを心から愛していた。いつか結婚するものと信じて生きてきた。
ところが、ステファンは爵位継承と同時にカールシュテイン侯爵家の令嬢ロヴィーサとの婚約を発表。
「君の恋心には気づいていた。だが、私は違うんだ。さようなら、カタリーナ」
ステファンとの未来を失い茫然自失のカタリーナに接近してきたのは、社交界で知り合ったドグラス。
ドグラスは王族に連なるノルディーン公爵の末子でありマルムフォーシュ伯爵でもある超上流貴族だったが、不埒な噂の絶えない人物だった。
「あなたと遊ぶほど落ちぶれてはいません」
凛とした態度を崩さないカタリーナに、ドグラスがある秘密を打ち明ける。
なんとドグラスは王家の密偵であり、偽装として遊び人のように振舞っているのだという。
「俺に協力してくれたら、ロヴィーサ嬢の真実を教えてあげよう」
こうして密偵助手となったカタリーナは、幾つかの真実に触れながら本当の愛に辿り着く。
文字数 185,663
最終更新日 2025.08.09
登録日 2025.07.20
30
由梨亜(ゆりあ)は何か悩み事があると、海の見えるホテルへ行くのが癖になっていた。
この日は恋人に手紙を書いている最中だったが、これといった言葉が浮かばない。
気晴らしに海を見に行くと、突然ヒカリという女性が話し掛けてきた。
その人は夕食に誘ってくれ、帰り際に連絡先も交換した。
初対面の人間に警戒心はないのか、と思ったものの仲良くなるのに時間は掛からなかった。
ある日『どこかへ行かない?』とメッセージアプリに通知が届く。
由梨亜は迷いつつも温泉を提案し、そこで衝撃的な事実を告げられる──。
✼••┈┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈┈••✼
カクヨムにて投稿していましたが、供養も込めて。
番外編にR‐18要素あり、★で区別しています。
文字数 39,193
最終更新日 2025.08.07
登録日 2025.07.18
31
47歳、人妻。女としての終わりだと思っていた——
初めて訪れた女性専用風俗で出会ったのは、20歳下のセラピスト・リク。
理性を溶かす施術、優しすぎる言葉、そして何より…彼の瞳に、私は堕ちていく。
夫との関係は冷えきり、母として、妻として生きることに慣れてしまった日々。
そんな私が、“女”として息を吹き返したのは、
ただのマッサージではなく、「触れられることで、自分を思い出す」時間だった——。
これは、
若い男に溺れていく中年女の物語ではない。
「終わったと思っていた女が、再び愛と欲に目覚める」再生の物語。
セラピストの指先が、あなたの奥の“女”を目覚めさせる。
禁じられた歳の差セラピ、ここに開幕。
文字数 9,446
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.06.17
32
33
34
夜ごと密かに繰り広げられる、既婚者限定の秘密クラブ蜜の味。
そこで出会った護衛騎士のビーネと酒場の女将ブルーは、互いが独身であるにも関わらず、それぞれの秘密を抱えて逢瀬を重ねていた。
相手への募る思いとは裏腹に、決して結ばれないという葛藤に苦しむ 二人。
しかし、彼らの運命は、ビーネの護衛対象である公爵令嬢オリオットと、思惑を秘めた第二王子の介入によって大きく揺さぶられる。
文字数 11,101
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.03
35
ウェンディは同じ学年の恋人がいる。彼は伯爵令息のエドアルト。1年生の時に学園の図書室で出会って二人は友達になり、仲を育んで恋人に発展し今は卒業後の婚約を待っていた。
ウェンディは平民なのでエドアルトの家からは反対されていたが、卒業して互いに気持ちが変わらなければ婚約を認めると約束されたのだ。
その彼が他の令嬢に恋をしてしまったようだ。彼女はソーニア様。ウェンディよりも遥かに可憐で天使のような男爵令嬢。
「すまないけど、今だけ自由にさせてくれないか」
あんなに愛を囁いてくれたのに、もう彼の全てが信じられなくなった。
文字数 60,736
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.01.09
36
教会を兼ねた孤児院で育てられた青年アベルは、今日も貴族嫌いのシスター・エルのせいで仕事をひとつ潰されてしまう。
吟遊詩人をやって生計を成り立てている彼にとって、貴族も裕福な金持ちも大事なお得意様だ。
しかし貴族嫌いのシスターのせいで、彼はよく仕事を潰される。
運命の岐路を迎えたこの日もそうだった。
運命の運び手の少女と出逢ったときも、彼は仕事を潰され時間を持て余していたのだ。
深い意味のないような、どこにでも転がっている出逢い。
それが自分の運命を根底から変えてしまうとも知らずに。
彼はひとつの出逢いを体験する。
その出逢いが次の出逢いを呼び、アベルの運命は急速に変わっていくのだった。
この作品は複数のサイトで公開しています。
文字数 252,226
最終更新日 2025.03.02
登録日 2022.07.04
37
「フン‼」
「うるせぇ‼」
「黙れ‼」
そんなことを言って周りから恐れられている、君。
……でも。
私は知ってしまった、君の秘密を。
**⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆*
佐伯 杏樹(さえき あんじゅ)
市野瀬大翔(いちのせ ひろと)
**⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆***⋆*
文字数 27,243
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.01.18
38
森と湖に囲まれたシャロット公国。宮廷の奥深くにいる公女・アリシアは自らが結婚を約束された騎士ロデックが宮廷の女官エリザベットと密やかに逢瀬を重ねていることを知る。
アリシアはロデックを愛しているものの、その裏切りに気づくと奇妙な興味を持ってしまう。「わたしが知らないふりをしていれば、彼らはどこまで堕ちていくのか」。アリシアは隠れた小部屋の窓越しから、婚約者の不倫劇を飽くことなく観察することを趣味にし始める。
しかしその行動を宮廷の侍従マーカスが見とがめ、歪んだ笑みを浮かべながらアリシアに近づくのであった――。
文字数 44,856
最終更新日 2025.02.14
登録日 2025.02.08
39
『おまえの秘密を知っている』
ある日、フィネの机にそう書かれた一枚のカードが置かれていた。
はて。
秘密、とは。
他人に知られたくないこと。知られると不利益になること。恥ずかしいこと。
「私の、知られたくないこと……」
心当たりの無いフィネは、痛くもない腹を探るため、己を省りみた。
主観では一切心当たりがないので、乳母などから聞いている話も混ぜ、客観的に『己』を紐解いてみることにした。
全六話です。
家族の中で忘れられていた真ん中っ子が幸せになる話です。ほのぼの、楽しんでもらえたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
こちらは他サイトにも掲載しています。
文字数 23,948
最終更新日 2025.01.27
登録日 2025.01.27