現代文学 恋愛小説一覧
「さて、ここで解け落ちた氷の話をしよう。氷から解け落ちた雫の話をしようじゃないか」
解け落ちた氷は、社会からあぶれ外れてしまう姿によく似ている。もともと同一の存在であったはずなのに、一度解けてしまえばつららのように垂れさがっている氷にはなることはできない。
「解け落ちた氷」と言える彼らは、何かを探し求めながら高校生活を謳歌する。吃音症を患った女の子、どこか雰囲気が異なってしまった幼馴染、そして密かに禁忌の愛を紡ぐ主人公とその妹。
そんな人たちとの関わりの中で、主人公が「本当」を探していくお話です。
※この物語は近親愛を題材にした恋愛・現代ドラマの作品です。
5月からしばらく毎日4話以上の更新が入ります。よろしくお願いします。
関連作品:『彩る季節を選べたら』:https://www.alphapolis.co.jp/novel/114384109/903870270
「解け落ちた氷のその行方」の別世界線のお話。完結済み。見ておくと、よりこの作品を楽しめるかもしれません。
文字数 3,792
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.28
タイトルを変更して内容も少し変えることにしました。
読み返してみたら、あまりに酷い作品だったので。
同じ女子大に通う三人は、出会いを求めて夏のビーチにやって来た。
そこへ現れる、三人の男子大学生たち。
友情と恋愛。お互いに傷付け、傷付けられて大人への階段を登って行く若者たち。
甘く切ないひと夏の青春ラブストーリーです。
文字数 17,003
最終更新日 2024.03.24
登録日 2024.03.17
不治の病を発症した嫁の脳を冷凍保存してから、三十年もの時が経ってしまった。六十となった私は現在、一人の女性と共に生活している。そんなある日の夜更けに、一本の電話がかかってきた。それは嫁の脳の冷凍を委託している研究所からで――。
※小説家になろう様、カクヨム様にて重複投稿しております。
文字数 9,942
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.02.26
幼い頃人魚の少年に会った梨花。成長して高校生になってからも、その面影を探し続けていた。友人関係に思い悩む中、彼に似た人に出会う。投げやりに肌を重ね、自暴自棄になっていた時に、再び人魚の彼に再会する――。
文字数 16,083
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.26
「潔癖症」かつ「汚物愛好趣味」のある男には交際相手の女性がいる。彼女は気立ての良い美人と評判だが、男は彼女に一抹の愛情も抱いていなかった。ただ、彼女の汚物を得たいがために交際を続けている。
文字数 9,104
最終更新日 2023.11.15
登録日 2023.11.15
文字数 70,579
最終更新日 2023.09.05
登録日 2023.08.14
この世界には女性しかいない。彼女たちは性行為の最中に氣を用いて相手の子宮に自らの遺伝子を叩き込む。そうやって子を産み増やしてきた。
女性だけの世界でも極道と呼ばれる世界は存在する。抗争に敗れれば地位も名誉も金もそして尊厳すら奪われる。これは血よりも濃いつながりで結ばれた”侠花”と呼ばれる極道に生きる少女達の愛と戦の物語。
文字数 4,733
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.18
私の彼氏と妹の婚約者が逆だったらよかったのに──。私は今日、妹の婚約者を家に招いた。彼に似合うお茶と花を用意して、二人きりのお茶会をする為に。妹への裏切りだということはわかっている。でも、最期の思い出に貰っても良いでしょう? ああ、彼は私の想いに気づくかしら?
※小説家になろう、pixivにも同作品を投稿しています。
文字数 4,086
最終更新日 2023.03.28
登録日 2023.03.28
高校時代1年先輩だった、涼しげな容姿で物静かな「彼」こと相原幸助。
愛らしい容姿だが、利己的で共感性が薄い「私」こと天野真奈美は、周囲から孤立していたが、「彼」がいればそれでいいと思っていた。
8年の交際の後、「彼」と結婚した真奈美は、新婚初夜、耳を疑う言葉を聞く。
◇◇◇
この短編を下敷きにして書きました。そこそこ長編になる見込みです。
『ごきげんよう「あなたは一番見るべきものを ちゃんと見ていましたか?」』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/566248773/193686799
文字数 109,325
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.10.25
主人公は過去に囚われて、何に関しても期待していなかった。
大事な友人や会社の同僚に助けられながら、どう変わっていくのか。
どんな人にもある心の闇。どう立ち向かっていくのか。
文字数 135,713
最終更新日 2022.10.15
登録日 2022.10.10
あらゆる病を治す万能免疫細胞が友達の体から見つかった。
他サイトにて完結公開済です。
残酷描写、重い展開あり。感染症・グロ注意。
テーマは願いです。メイン登場人物3人それぞれの願いがどうなったか、注目してみてくださいね。
全10話、毎日20時更新。
文字数 13,536
最終更新日 2022.01.29
登録日 2022.01.20
高校に通う麻衣香の人生は、両親の死亡事故により急転する。
両親から愛されながら育てられてきた麻衣香だったが、両親の死後は姉の麻美、弟の公太にいびられる生活に変わり、学校でも小弓に上納金としてお金を巻き上がられる毎日が続いた。
麻衣香が小弓にバイト代を上納金として支払っているのを知った麻美は、バイト代を全部取り上げるようになる。
上納金を払えなくなり頭を抱える麻衣香に、公太は体を売ってお金を稼がないかと持ち掛ける。
渋々承諾した麻衣香だったが、いざ現場に向かうと恐怖と喪失感から体を売るのが嫌になり断ったが、止まらなくなった男性たちに犯されてしまう。
ショックで呆然自失となった麻衣香は、雨の中を夢遊病患者のようにさ迷い歩いた。
そんな麻衣香に救いの手を差し伸べたのは、麻衣香のバイト先であるコンビニに時々買い物に来るホームレスのカヤだった。
どことなく亡くなった父に雰囲気が似ているカヤに、麻衣香は心を開き始めるが、自分が置かれている状況は明かさずに、いじめやいびりを受けていない女子高生を演じた。
文字数 55,055
最終更新日 2022.01.20
登録日 2021.08.28
桐野にとって、己の美学を貫き通すことだけが人生の意味だった。
そのためには手段を選ばず、邪魔する者は排除してきた。 己の感情も。
この美学がある限り、桐野にとって怖いものはなかった。
そんな桐野に国から与えられた任務は、ある女と国の秘宝を盗み出すことだった。
毎週金曜更新予定
文字数 24,267
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.09.10
あの日すれ違った留学生との出会いは限りなく必然に近い偶然だった。
教室の隅で読書を嗜む私の前に突如として現れた、見慣れない銀髪と異国の匂いを漂わせるロシア人留学生。少年の清純な微笑みに垣間見れる妖艶な瞳に耽溺した私は....__。
少年に魅せられた「私」の内面を描いた短編の耽美小説です。
文字数 373
最終更新日 2021.09.25
登録日 2021.09.25
文字数 30,984
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.07.02
【第12回ドリーム小説大賞奨励賞ありがとうございました】
大人になってから自分が共感覚者であることに気づいた水絵は、
衝撃のあまり勤め先を辞め、家業のバーを切り盛りしながら、大学院に通う二足のわらじ生活を送っていた。
そんなある日、キラキラオーラを振り撒く同年代の龍平が客としてバーを訪れ、水絵の生活が一変する。
自分が何者なのか、共感覚とは何かを模索し悩む水絵と、自分が何者だったかわからなくなってしまった龍平。
境遇の似た二人は、次第に互いのことが気になる関係になっていくが、
龍平には決して水絵とは交わることが出来ない大きな秘密があった。
■共感覚とは?
共感覚とは「ひとつの感覚の刺激によって、別の知覚が不随意的に起こる」現象のこと。
音を聴くと色が見えるという【色聴共感覚】や、文字を見ると、そこにないはずの色が見える【色字共感覚】が代表的。
何らかの共感覚を持つ人の割合は
以前は2万人に1人と言われていたが、近年は23人に1人という報告もある。
■一部、大人向けの表現や行動があります(※あり)
■共感覚者は各々、感覚の捉え方には個人差があります。作中で描かれる水絵の共感覚の世界は、あくまでも一例です。
■Illustration いーりす様@studio__iris
文字数 228
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.30
偉大な魔法使いのデュッカは突然、魔法が使えなくなってしまう。
弟子のハロルドとカメレオンのロメンはそんなデュッカのことを心配していた。
デュッカは自分の魔法を取り戻すために、ハロルドとロメンを連れて冒険の旅に出る。
果たしてデュッカは元の魔法使いに戻れるのだろうか?
ちょっぴりエッチで泣かせるギャグコメディー満載の菊池の冒険ロマン小説です。
ダラダラと書きますので、恋人との待ち合わせや、すっぽかされた時にでもお読み下さい。
文字数 1,362
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.17
文字数 10,373
最終更新日 2020.10.21
登録日 2020.10.17
ありふれた平凡な日々から受け取った衝動をそのまま唄にしました。こんな唄が誰かに届いたら嬉しいです。
「ノベルアップ+」様でも掲載中です。
文字数 846
最終更新日 2020.10.07
登録日 2020.10.05
高二の冬、男はオレにライフルの銃口を向けてこう言った。
「なあ、生きるってゆうのは死ぬことなのか?」
すべてはそこから始まった。
駅前のおはぎ屋屋台への意味不明な突然のダイブ、蜂蜜まみれのオレの前に現れた謎の女との逃避行、村上春樹、桃色クローバーZ、メキシコ革命、バチカン、マッカーサー、キリストの遺伝子、待ち受ける意外にスケールの大きな顛末と意外な結末とは。
スラップスティックに疾走する青春恋愛ハードコア暴力小説が紡ぐ、真実の命の物語り。
文字数 15,985
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.06.22
文字数 490
最終更新日 2020.04.22
登録日 2020.04.22
人間とはなんて儚くて愚かなのだろうか。
時に、学生という一時の身分に熱を浮かせて悠々自適に生きる奴らは特に愚かしく感じられる。
一番人を愚かにそして儚くさせる学生時代を強く生きる彼女。
この物語は、彼女から見る世界を描いたものである。
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作品に登場する人物の思想をより生々しく描きたいため、後半から所々人間の体で事を表現する場面がいくつか出てきます。(R指定もの)
その様な表現が出てくる話は、゛※ ゛マークをつけています。
大変汚らしいかもしれませんが、それもこの小説の味だと思ってくだされば幸いです。
※本編では、些細な事もその人自身にとって大きな問題である。というのを大袈裟に表すことを念頭に置いて描いていますので、常識外れな人物のみの登場となっております。ご了承ください。
文字数 8,995
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.12.14
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