キャラ文芸 現代ファンタジー小説一覧
羊の手。
それは十六歳から十八歳の間に発症する奇病の俗称。
左手の甲に羊の頭のような黒い痣が出た者は、痣が黒から赤くなり、また黒くなった日にこの世から消滅する。
西出かな。十六歳。
バーチャルリアリティーゲームの中で出会った青年、きよはるとゲーム内で何気ない会話をして別れる、そんな日常を受験勉強の息抜きにしていた彼女の左手に、ある冬の日の朝。
羊の手が現れる。
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文字数 5,069
最終更新日 2021.11.24
登録日 2021.11.24
日本のとある山の奥深くに【獄の森(ごくのもり)】という、それはそれは恐ろしい森がある。
そこに捨てられた男児を森に住む鬼達が拾い、食料として育てることにした。
しかし、育てているうちに愛着が湧いて食べられなくなってしまった!?
そこで、鬼の一族の長が提案した《村の決まり》。それは、なんと、『田吾作自身が食べてもいいよと言った場合のみ、皆で食べてやろう』というとんでもないもので……。
その決まりに振り回される田吾作はある日、謎の転校生に出会う。
そこから始まるドタバタ日常物語。
田吾作どん、食べちゃ……
「ダメです」
文字数 16,323
最終更新日 2021.01.31
登録日 2020.12.02
尾道 神様の隠れ家レストラン
レンタル有り旧題:尾道神様のレストラン〜神様の料理人と探しモノ〜
「大事な思い出」を探す者だけが辿り着ける、広島・尾道の神社の中にある不思議なレストラン「招き猫」。
なんとそこは”神様と契約した一族”が営むレストランで、「魔法のメニュー」があるという――。
祖母の実家があった尾道に久しぶりに舞い戻ってきた野一色彩梅は、大学生になる直前の春休み、ひょんなことからそのレストランを訪れることになる。
人間でありながら神様でもある、若きイケメン店主の園山神威と実はあやかしな店員たち。そして訪れるお客様は人だけでなく、あやかしたちもだった!?
不思議な縁が織りなす、美味しい「探しもの」の旅をどうぞ。
※第3章で出てくる「千光寺の宝玉伝説」は実在する伝説です。なお、宝玉が海に沈んだ後からの話は私の創作になります。
あらかじめ、ご了承ください。
文字数 300,089
最終更新日 2022.02.21
登録日 2019.12.01
文字数 6,922
最終更新日 2023.02.19
登録日 2023.02.16
ごく普通の市内の高校に通う高校2年生の青年。いろは。
いろはは登下校中何度も黒猫を見かけるようになる。
そして、黒猫とは別にバス停でバスをずっと待っているおじいさんを何度も見かけるようにもなる。
どうしても疑問を晴らしたくなったいろはは、ある日ふとおじいさんの後を着いて行こうと思い立つ。その追いかけた先には、何度も見かけた黒猫の姿があった。
そして、そこには夕焼けと共に開かれる秘密の世界へと通じる道が存在した。
文字数 1,443
最終更新日 2021.01.02
登録日 2020.12.31
アヤカシの式神を持つ九十九課アラサー刑事が上司の命令でアイドルユニットに潜入調査!?
文字数 18,668
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.04.24
この世界は時間と空間で出来ているというのは社会常識、一般常識のように捉えられている。
が、実際に時間という概念を明確に意識させられたことはあるだろうか。
これは時間に教えられ、奪われ、与えられた男子高校生が類稀なる才を持つ仲間たちと問題を乗り越える波乱万丈の物語。
文字数 80,819
最終更新日 2020.01.23
登録日 2019.12.20
【あらすじ】
ボロ神社の主神である「瑞穂」は、妖の医者として働くことで何とか生計を立てていた。
だが診療所の経営は赤字すれすれ、バイトはすぐに辞めてしまい、色んな意味でとんでもない患者ばかりがやってくる…それでも日々あやかしの治療に励む彼のところには、ぶっ飛んだ人の娘や、怠け者の猫又、我が道をゆく妖狐たち、美人な水神姉妹といった奇妙奇天烈な者たちが集まってきて、次第に頼もしい仲間となってゆく。
そして、ある事件をきっかけに「瑞穂」は過去の記憶を取り戻し、その闇と対峙することになるのだが―。
カクヨム、なろうにも掲載。
文字数 76,404
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.02.14
人と人の間でまことしやかに囁かれている都市伝説の一つ。
『願いが叶う民宿』
誰が言い始めたのか分からないその民宿では、一人の少女と時計の頭をした人間がひっそりと営んでいるとか。
誰もが泊まりたいと思うが、そもそも見つけることすらほぼ不可能と言われている民宿。
しかし、実際に泊まったと報告が上がっているので存在はしているのだろう。
さぁ、今日もまた願いを叶えたい人間が迷い込んで来たようだ。
文字数 4,805
最終更新日 2023.09.27
登録日 2023.09.25
狐坂恭は、極度の人見知りで動物好き。
それゆえ、恭は大学院の博士課程に進学し、動物の研究を続けるつもりでいたが、家庭の事情で大学に残ることができなくなってしまう。
おまけに、絶望的なコミュニケーション能力の低さが仇となり、ことごとく就活に失敗し、就職浪人に突入してしまった。
そんなおり、ふらりと立ち寄った京都の船岡山にて、恭は稲荷狐の祖である「船岡山の霊狐」に出会う。
そこで、霊狐から「みなしごになった稲荷狐の里親になってほしい」と頼まれた恭は、半ば強制的に、四匹の稲荷狐の子を押しつけられることに。
無力な子狐たちを見捨てることもできず、親代わりを務めようと奮闘する恭だったが、未知の霊獣を育てるのはそう簡単ではなく……。
京を舞台に繰り広げられる本格狐物語、ここに開幕!
エブリスタでも公開しています。
文字数 74,959
最終更新日 2023.01.31
登録日 2022.12.23
彩歌市社会福祉協議会が運営するデイサービスで働く介護士の有栖川香恋は、訳あり物件で一人暮らしを始めた。
なかなかのボロアパートにも前向きに喜ぶ楽天家の香恋。
しかしその訳あり物件にいざ足を踏み入れてみれば、和室のど真ん中で、電気も点けずにこちらへ向いて土下座して待っていた和服姿の男性。
非常に腹ペコらしいその男性は、香恋好みのイケメン貧乏神だった。
貧乏神の得意技は節約、家事、そしてマッサージ!
住めば貧乏になってしまうというデメリットはあるものの、家賃も格安のこの物件を気に入っていた香恋は、貧乏神との同居に踏み切る事に。
「あれ? あれ? 無い。財布が無い!」
「あぁ、早速出てしまいましたか。私のご利益です」
悲しそうな貧乏神の早速のご利益? にも楽天的な香恋は、この同居生活で何を失って何を得るのか。
二人の恋の結末、その後に出会う彩歌市民との個性的なエピソードは、疲れたあなたを癒してくれる……かも知れません。
※なるべくストレス無く読めるように、読みやすさを重視、サクサク読めるお話となっておりますので勉強、家事、日常の隙間時間にぜひ(*´╰╯`๓)♬
文字数 53,214
最終更新日 2023.01.09
登録日 2022.12.01
最強チートロリコン執事が小学生公女様を守護る現代ロリコンファンタジー!
そのロリコン、最強につき――!
欧州の小国、聖ソレイユ公国第三公女、
『アンジェリク・ド・ラ・ソレイユ』は小学六年生だ。
その執事を務めるのはロリコンとして有名な『真上白』。
世界経済に影響を与える新エネルギー『ヌーヴェルコロニウム』を巡る陰謀に巻き込まれたアンジェリクたちは、公国を守るために巨悪と対峙するのだが――。
少女を守るため、ロリコン執事は愛刀・都牟刈の鯉口を切る。
やがて人類史の闇に葬られてきた存在が姿を現し、世界終末時計の針が動き始める――!
世界に張り巡らされた陰謀のなか、
子供では居られない少女たちの戦いが、今、始まる――!
文字数 104,342
最終更新日 2022.12.20
登録日 2022.12.20
朔夜蒼紗(サクヤアオサ)はこの春大学生になった。彼女は平穏な大学生活を望んでいた。しかし、そこで出会った個性豊かな人々によって彼女の大学生活は平穏とは言い難いものとなっていく。
「よく見るとあなた、可愛い顔よね。決めた、これは運命の出会い。今日から私と一緒に行動しなさい。」
同じ学科のコスプレ好きの美女とそのお連れのイケメンとの出会い。
「あなたは幽霊が塾に通うことをどう思いますか。」
アルバイト先の塾で出会った先生と謎の生徒たち。なんと、生徒たちは幽霊でケモミミと尻尾が生えていた。
彼女は果たして、自分が思い描いたような平穏な大学生活を送ることができるのだろうか。
2018.11.26完結しました。副題~幽霊だって勉強したい~をつけました。
引き続き、「朔夜蒼紗の大学生活②~死神は退屈を持て余す~」の連載を開始します。
よろしくお願いします!
「朔夜蒼紗の大学生活②~死神は退屈を持て余す~」↓
https://www.alphapolis.co.jp/novel/16490205/579224814
※2018.12.12読みやすいように、修正、改稿をしていきます。話の内容は変わりませんが、話数などは変動するかもしれませんが、よろしくお願いします。
文字数 104,216
最終更新日 2018.12.12
登録日 2018.11.04
文字数 112,240
最終更新日 2021.10.29
登録日 2021.09.09
『白狐の王子サマ』かもしれない、あやかしと人間とのハーフの住み込みバイト良治郎とともに、舞は、ホテルのオーナー代理として、ひと夏の体験をする。親の都合で転校することになった古上舞は、クラスに馴染めないまま一学期を終えた。夏休みに大叔父の手伝いをする事になり訪れてみれば、そこは、あやかしのお客様が宿泊するビジネスホテルだった!? 摩訶不思議な、あやかしのお客様たちと過ごした思い出。
+:-:+:-:+
高校生の作文っぽい小説が書けないかな、と思って創作してみました(子供の作文とは、という事を考えていたのが着想です)。
文字数 12,398
最終更新日 2021.01.03
登録日 2020.12.31
文字数 6,438
最終更新日 2021.11.27
登録日 2021.11.23
よくあるラノベ展開?!「突然ですが私の秘書として働いてくださいませんか?」浮世離れした美形がある日契約書を持って現れて……
代々『霊感、霊視、透視、霊聴』という霊能力を掲げた占い師の一族、観音堂家のに生まれた妃翠。彼女には霊能力は授からず0感のままだった。だが、幼い頃から占いを好み特にタロットカードは数種類のタロットを組み合わせ独自の解釈をするようになる。対して長女、瑠璃は幼い頃から優れた霊能力を発揮。家族の誰もが妃翠には何も期待しなくなっていく。
平凡が一番平和で気楽だと開き直っていた妃翠に、ある日……この世の者とは思えない程の美形が、「私の秘書として働いてくれませんか? 報酬は弾みます」と契約書を携えて訪ねてくる。
どうして自分なんかに? 彼によると、
……ずば抜けた霊能力を誇る彼は、それを活かしてスピリチュアルカウンセラーという職業に就いているそう。ただ、その類稀なる容姿から、男女を問わず下心で近づく者が絶えず辟易しているという。そこで、自分に恋愛感情を抱かず、あくまで統計学。学業としての占いに精通している女性を探していたのだという。
待遇面であり得ないくらいに充実しているのを確認し、2つ返事で引き受ける妃翠。そう長くは続かないだろうけれど今の内にしっかり貯めて老後に備えようという目論見があったからだ。
実際働いてみると、意外にも心地良い。更に、彼は実は月読命でこの度、人間見習いにやってきたというのだが……?
男の秘密とは? 真の目的とは? そして彼の元を訪れる者は時に人間ではない時もあり……
文字数 66,428
最終更新日 2021.01.18
登録日 2020.11.30
古都・金沢、加賀百万石の城下町のお茶屋街で巡り会う、不思議なご縁。
雨の神様がもてなす甘味処。
祖母を亡くしたばかりの大学生のひかりは、ひとりで金沢にある祖母の家を訪れ、祖母と何度も足を運んだひがし茶屋街で銀髪の青年と出会う。
彼は、このひがし茶屋街に棲む神様で、自身が守る屋敷にやって来た者たちの傷ついた心を癒やしているのだと言う。
心の拠り所を失くしたばかりのひかりは、意図せずにその屋敷で過ごすことになってしまいーー?
神様と双子の狐の神使、そしてひとりの女子大生が紡ぐ、ひと夏の優しい物語。
アルファポリス 2021/12/22~2022/1/21
※こちらの作品はノベマ!様・エブリスタ様でも公開中(完結済)です。
(2019年に書いた作品をブラッシュアップしています)
文字数 102,724
最終更新日 2022.07.14
登録日 2021.12.22
『美詞(みこと)、あんた失業中だから暇でしょう? しばらく田舎のおばあちゃん家に行ってくれない?』
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。
そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
◆『第3回キャラ文芸大賞』奨励賞をいただきました!ありがとうございました!
文字数 50,777
最終更新日 2020.10.04
登録日 2019.12.31
紡いで、繋いで、結んで、切ってーーー人と人を結ぶ縁は十人十色。
良縁もあれば悪縁もあり、袖を振り合うただそれだけで繋がる縁もある……ただしそれが幸福であるかはまた別の話。
人よりかなり見た目が恵まれていると自覚する少女、不動 深月。
その為に人目を惹き、男子に迫られ求められ、女子に妬かれ蔑まれ、苦労に絶えぬ日々を過ごす唯の女生徒。
ついには明らかに〝人ならざる者〟にまで目をつけられ、身も心も疲れ切っていた。
だがある時、出会った一人の少年が梓の世界を変える。
光のない目と表情を失くした顔、虚と表すべき謎の少年の指がが『ちょきん』と音を鳴らした瞬間、梓の常識は尽く変貌する。
人との関わりに興味も期待も失くし、異界の者共と暮らす少年と少女に縁が紡がれ、物語は始まる。
文字数 140,501
最終更新日 2023.02.23
登録日 2022.12.01
もしも天国にSNSがあったらの話です。信じるか信じないかはあなた次第。
ギャグをとにかく主役にして書いたものです。
文字数 106
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.31
満月の夜、住宅街を一匹の黒猫が慎重に歩いている。そろりそろりと道を抜け小さな公園にたどり着くと、そこには綺麗なブルーグレーの毛並みをした猫がいた。しかし、ブルーグレーの猫と黒猫には決定的な違いがあって……。
文字数 5,663
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.30
文字数 119,741
最終更新日 2018.11.30
登録日 2018.11.16
過疎化に苦しむ故郷にUターン就職した葦原瑞海は、持ち前のバイタリティを発揮して周囲の人々を巻き込みながら故郷の活性化を目指し奮闘する。瑞海の故郷である多雨野はその名が示すとおり雨が多く、そして日本古来の異形が棲む神聖な地であった…… 2月20日完結
文字数 110,203
最終更新日 2020.02.20
登録日 2019.12.18
【第六回キャラ文芸大賞 奨励賞】 & 【第一話完結】
福松友直はブラック企業に勤めているうちに精神を削られ、「どう生きても辛いなら好きなことをして辛い方がいい」という一つの結論を導きだす。
そんな福松にはドラマや映画で活躍する役者になりたいという燻っていた願望があったのだ。
とりわけ時代劇に心惹かれていた彼は、時代劇撮影のメッカである京都は太秦に赴き役者として研鑽を積もうと考えた。幸いなことに将来の時代劇俳優を育成するという名目で「梅富士撮影所」なる会社がスクールを開講していた。ところがいざ撮影所に入所した福松は衝撃の真実を知らされる。
「梅富士撮影所」は古から存在する妖怪変化の類いを、なんと役者として起用していたのである。
しかも、福松には普通の人間とは比較にならないほどの妖怪を操る力があることが判明して…
文字数 101,098
最終更新日 2023.03.12
登録日 2022.12.25
ミステリアスな雰囲気漂う美少女の野中さん。
ひょんなことから彼女が半妖であることを知ってしまった俺との、学園ラブコメ。
文字数 1,772
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.11.29
闇夜を駆ける少年は、
永い時を生きていく…。
鬼を心臓に宿す小太郎。
人間の中の悪意を食べ、生きている。
そんな小太郎の元に、桃太郎の子孫が現れた。
彼は、先祖がせん滅しそこねた、生き残りの鬼を探しているという。
彼らと戦う中、自分の存在について、悩み苦しむ小太郎。
そんな小太郎に、子孫の青年が下した決断は…。
日本を舞台にしたファンタジーです。
鬼や妖怪の解釈について、作者独自の設定があります。
過去編と現在編で物語を進めて行きます。
※過去編には、カニバリズム的描写があるので、苦手な方はご注意下さい。
文字数 42,506
最終更新日 2023.04.26
登録日 2023.03.24