日常 小説一覧
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この世界では、
変なことは起きる。
わりと頻繁に。
でも、誰も気に留めやしない。
朝、天気予報が未来の失敗を告げても、
玄関の箒が足にじゃれてきても、
「遅刻するなぁ。」で一日が始まる。
理由なんて聞いても、だいたい「そういう仕様です」と返される。
この短編集が描くのは、
世界が少しだけ壊れていることに
もう慣れてしまった人たちの日常だ。
サクッと読める。
だいぶ変。
でも、なぜか分かる。
読み終えたあと、
自分の生活を数えてみてほしい。
電車、仕事、帰り道――
ひとつくらい、
説明できないものが混ざっているはずだ。
まぁ、説明出来るものなんて良く考えれば無いと等しいか。
文字数 12,973
最終更新日 2026.01.25
登録日 2026.01.06
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就活全滅で「自分には社会性がない」と思い込む凛は、遠縁の親戚に紹介され、昭和レトロな巨大団地・さくらヶ丘第一団地の『管理人見習い』として住み込みで働くことに。しかしその団地には、中庭の「靴鳴らし」、エレベーター表示盤に棲む狐など、団地限定あやかし達が当たり前のように暮らしていた。
最初は逃げ腰の凛だったが、すねた空き部屋や、ベランダの風鈴が告げるSOSなど、人とあやかしのトラブルに巻き込まれながら、少しずつ『共同体』に関わる勇気を取り戻していく。◇◇◇キャラ文芸大賞で奨励賞に選んでいただきました。ご投票いただいた皆様、本当にありがとうございました!
文字数 70,549
最終更新日 2026.01.25
登録日 2025.12.30
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高校2年生の春、私たちの物語は動き出したーーー。
優しくて明るく、恋愛に少し鈍感な主人公ひなたと仲良し5人組のわちゃわちゃ感や、少し甘酸っぱくも切ない恋愛模様が描かれる最初の作品。
ーーーキミは誰と恋をする?ーーー
☆登場人物☆
・朝日 ひなた(あさひ ひなた)♀
明るくて誰にでも優しい高校2年生。
恋愛面に関しては鈍感。
みんなの事を誰よりも大切に想っている。
・加賀美 瑠夏(かがみ るか)♂
いつも強気で口が少し悪い。
幼馴染のひなたを誰よりも大切に想うが、素直になれずよく1人で葛藤してる。
中学の頃荒れていた時期があったけど、ひなたの存在に救われそこから恋心を自覚する。
天音とは仲が良いものの、彼に対して嫉妬が垣間見える。
・九条 天音(くじょう あまね)♂
面倒見がよく誠実なお兄ちゃんタイプ。
困ってる人がいれば優しく手を差し伸べる。
高校1年生の頃にひなたと瑠夏と出会いそこから友達だけど、最近ひなたに対しての気持ちを自覚。
態度などあまり表には出さないけど、周りからは結構わかりやすい。
・櫻井 悠理(さくらい ゆうり)♂
普段は落ち着いていて茶化したり軽口を叩いたりするが、時たま真面目な雰囲気をかもし出し、考えが誰よりも大人的。
ノリが良くて絡みやすい。
3人の恋愛模様を楽しみながら、時にちょっかいを出しつつ見守る。
・水樹 蛍(みずき ほたる)♀
明るく活発で少し気が強いけど思いやり深い女の子。
後にひなたの親友となり、みんなのお姉さん的存在に。
男子3人にも臆することなくハキハキと意見を言う。
ひなた達の恋愛模様を悠理と共に優しく見守る保護者的ポジションにつく。
・朝日陽翔(あさひはると)♂
ひなたの実の兄。
社会人2年目の22歳。
ノリが良く誰とでもすぐ仲良くなれる陽キャ。
でもひなたの事を1番に大切に思ってる。
家事全般こなせるスパダリ兄。
彼女は今いない。
ひなた達の恋模様を楽しんで見守ってる。
文字数 138,831
最終更新日 2026.01.25
登録日 2025.10.11
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♢♢♢
「ごめん。別れて欲しい」
結婚間近と信じていた四年越しの恋人から突然の別れを告げられた佐木詩鶴、27歳。
二十代の内に結婚して第一子を出産、三十半ばには三人の子供と夫と幸せな家庭を築く──
そんな夢を打ち砕かれた詩鶴は、出産特化型マッチングサービスへの登録に踏み切る。
♢♢♢
20XX年、婚活市場はここ数年ですっかり様相を変えていた。
それはある日本人研究者が新たな遺伝子解析法を発表したことに端を発する。
出生率0.49。
未曾有の少子化の中、その研究結果は大きな希望として世間を賑わせた。
〈vita〉と名付けられたその遺伝子解析システムは、妊娠・出産成功確率が高い相手を遺伝子レベルで分析することを可能にする。
実用が可能になり次第、大手の結婚相談所やマッチングアプリ運営会社は、こぞってそのサービスを導入し始めた。
恋愛?そんな夢みたいなものは後回し。
より効率良く沢山の子供を産む為の、前例のない取り組みだった。
この最新鋭のサービスを取り入れた企業では、利用者が大幅に増加しているという──。
♢♢♢
妊娠成功率だけで選んだ詩鶴の見合い相手は、人気作家の瀬尾基。
「結婚するなら、君がいい」
仕事を理由に結婚相手を探していた基だったが、見合い中にそんな事を言い出した。
愛なき結婚で始まった二人の行く末は──?
文字数 6,879
最終更新日 2026.01.24
登録日 2025.06.08
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2026/01/09 「3泊4日の青春」よりタイトルを変更いたしました。検索などでヒットしなくなる可能性があります。申し訳ありません。
天才的な頭脳を持つ高校生・平島ハルキは、弟であるショウと、自作車椅子で旅行に出ることになった。二人の旅行の行方は? これは、だいぶコメディチックで、ちょっと感動する冒険の前日のお話——ロードノベルしか書けない小説家の、ロードノベル人情譚開幕!
全13回予定
(Aiは校正を除いて使用していません。)
この小説は、法令により禁じられている行為や、非道徳的行為を推奨するものではありませんが、たまには遠出をしてみるのもいいかもしれないと思っています。
文字数 10,110
最終更新日 2026.01.24
登録日 2025.12.02
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妻に先立たれ、息子まで亡くした老人は、息子の妻である若い未亡人と二人きりで古い家に残された。
「まだ若い、アンタは出て行って生き直せ」――そう言い続けるのは、彼女の未来を守りたい善意であり、同時に、自分の寂しさが露見するのを恐れる防波堤でもあった。
しかし彼女は去らない。義父を一人にできないという情と、家に残る最後の温もりを手放せない心が、彼女の足を止めていた。
昼はいつも通り、義父と嫁として食卓を囲む。けれど夜になると、喪失の闇と孤独が、二人の境界を静かに溶かしていく。
ある夜を境に、彼女は“何事もない”顔で日々を回し始め、老人だけが遺影を直視できなくなる。
救いのような笑顔と、罪のような温もり。
二人はやがて、外の世界から少しずつ音を失い、互いだけを必要とする狭い家の中へ沈んでいく――。
文字数 28,285
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.24
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気まぐれ短編集。一話完結。少し読んでみる?
得意分野…生き物以外の擬人化(?)、BL、男主人公など。性描写もあり。
少し変わった世界観のものが多いかも。
性描写がえっち過ぎたのでR18にします(笑)
それ以外の短編は普通です。
文字数 46,763
最終更新日 2026.01.24
登録日 2024.06.17
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文字数 10,084
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.24
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※こちらの作品は改稿したものです、以前掲載した作品があまりに齟齬だらけだったので再投稿します。完結しています※
「日生くんでしょ、僕、染崎紫ノ」
「……えっ!? 紫ノくん!?」
幼い頃アンドロイドと揶揄われいじめられていた親友と再会した俺は、紫ノくんのあまりの容姿の変わりように、呆然とした。美青年、その言葉はまるで、紫ノくんのために作られたみたいだった。
恋に敗れ続ける俺と、小学生の頃から一途に俺を好きでいてくれた紫ノくん。
本当は同じ中学、同じ高校と一緒に通いたかったけど、俺の引っ越しをきっかけに、紫ノくんとは会えずじまいでいた。
電車を降りて、目の前の男がICカードを落とした人が居たから拾ったら、手首を掴まれて、強制連行……!?
「俺はずっと、日生くんが好きだよ。終わりまで、日生くんが好きだ」
紫ノくんの重い愛。でもそれは、俺にとっては居心地が良くて——?
美形攻め……染崎紫ノ(そめざきしの)
平凡受け……田手日生(たでひなせ)
文字数 50,388
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.23
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あらすじ
1979年夏、東京下町。
夜遅くまで残業した隼人は、妊娠九か月の妻・瞳のために出産準備品を抱えて帰宅する。昼に受けた瞳の親友からの電話に背中を押され、「待っている人がいる」という思いだけを支えに家路を急いでいた。
しかし、いつもならすぐ開くはずの玄関は静まり返り、鍵は掛かっていない。中に足を踏み入れた瞬間、隼人は鉄と体液の匂いが混じる異様な空気に包まれる。乱れた靴、転がるスリッパ、そしてどこにも感じられない瞳の気配。
夏の夜には不自然な冷気が、闇に沈んだ室内から滲み出していた。
隼人は、日常が音もなく崩れ落ちたことを悟り、取り返しのつかない異変の始まりに立たされる。
文字数 10,441
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.22
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文字数 39,141
最終更新日 2026.01.24
登録日 2025.05.07
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3月13日、深夜の台所。
バターと砂糖と焦げた小麦粉の匂いが充満する中、私は絶望していた。
隣では、レズビアンの姉が彼女のために直径30センチの巨大ハート型クッキー(物理攻撃力高め)を焼いている。
一方、私が練っているのは、歪な形のトリュフ(見た目は泥団子)。
バレンタインに「幼馴染」という関係に甘えて逃げ出した私が、ホワイトデーに「逆チョコ」で起死回生を狙うなんて、正気の沙汰じゃない。
でも、姉は言う。
「何もしないで指くわえて見てるだけの女より、重い女の方がマシよ。少なくとも、傷痕は残せるわ」
これは、甘くて苦くて、ちょっと胃もたれする、女たちの戦いの記録。
文字数 13,133
最終更新日 2026.01.24
登録日 2026.01.19
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忙しい日々の中でも、ちょっとだけ癒しの時間は必要。
ほのぼのとしたショートショートをまとめてみました
「社長と少年」
仕事も家庭も順調だったジョージ。だけど、それがだんだんうまくいかなくなっていき…。そんな時に、一人の少年と出会う。
年齢を超えた友情物語です。
「正反対な2人」
これまでダメンズばかりと付き合ってきた瑛菜。友達の薦めでお見合いをすることになる。ところが、お見合い相手の相原和仁とは何もかも正反対。ガッカリする瑛菜。だが、和仁はそこがいいと言って…?
ほのぼのとした日常系の物語です。
「嫌いだった部長を、ほんの少しだけ好きになった瞬間」
仕事でミスをして、部長にこっぴどく叱られた直也。イライラしながらも先方に謝りに行く。そこで知った部長の意外な素顔とは…。
「元カレと結婚するあなたへ」
元カレの婚約者に呼び出された真貴。自分とは何もかも正反対な彼女を見て、真貴はやっと元カレの気持ちに気がつく。
「嫁が知った姑の秘密」
美しいが厳しい姑。果穂はなんとか認められようと日々努力をしていた。そんなある日、姑の知ってはならない秘密に果穂は…。
「ずっと一緒にいたい人」
幼馴染みの俊和のことがずっと好きだった咲子。
だが、市長の息子との縁談が持ち上がったことで2人の関係が変わっていく。
咲子が結婚したいのは…。
文字数 13,835
最終更新日 2026.01.24
登録日 2025.12.20
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主の気まぐれSS集です。
一応R-18作品もありますので、ご注意ください。
登場人物は無論ショタです。異論は認めません。
もちろんエロなしの普通の小説も入れる予定です〜
基本BLですが、他のジャンルもあるかもです。
構想はあるものの短すぎて小説にできない物語をたまに書きます。
「ショタがいろんなものに襲われる」編の人たちもたまに登場します
オリジナルストーリーです。
文字数 54,046
最終更新日 2026.01.24
登録日 2022.03.09
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西園寺小花は、生まれたと同時に母親を亡くし、母方の祖父母に育てられた。同じように二つ年上の兄、千隼も小花と一緒に祖父母に育てられていたのだが、西園寺グループの社長であり、父親である西園寺勝利に引き取られ、小花は千隼と引き離されてしまう。
同じ兄妹なのに、自分だけが母方の祖父母に預けられた小花は深く傷ついたが、自分に見向きもしない父親を諦め、自分は西園寺家に必要のない人間なのだと思う事にした。
祖父母と叔父夫婦が営む「定食屋まなか」を手伝いながら、小花は健やかに成長した。だが、中学三年生の秋、今まで小花に見向きもしなかった父親は、彼女の進路に口出しをしてきた。
志望校を無理矢理変えられ、他の兄姉も通っているエスカレーター式の名門『周央学園』に通う事になった小花は、そこで今まで知らなかった様々な秘密を知ることになる。
文字数 184,311
最終更新日 2026.01.23
登録日 2021.12.31
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幼い頃に父親に連れ去られた結崎流斗は、一流の怪盗となるべく英才教育を受け、やがて国際犯罪組織『オリュンポス』の一員として大怪盗『グラウクス』を受け継いだ。しかし十五歳の夏に、見事刑事である母親に逮捕され、保護観察処分で一般人として、私立高校栄凌学園に入学することを強制される。
入学して二ヶ月、普通の学園生活に馴染める訳がなく完全に孤立した形で通学をしていた流斗は、叔母で学園の英語教師の神北朱乃からその特異な経験と能力を買われ、学生が学園をより良く過ごすための活動を目的とした学芸特殊分室、通称分室へと強制的に所属させられる。
文字数 193,173
最終更新日 2026.01.23
登録日 2025.11.10
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垣原瞬(かきはら しゅん)は、恋に落ちるのは得意だが、愛を続けるのが苦手な高校生だ。
刹那的な高揚感を「恋」と信じ、その熱が冷めると、相手の心が自分に縛られていることすら面倒になる。彼は、そんな身勝手な恋愛と、後味の悪い別れを繰り返していた。「どうして、僕はいつもすぐに飽きてしまうんだろう?」その答えの出ない問いを、心のどこかで持て余しながら。
そんな彼の前に現れたのが、太陽のように笑う、前原美影(まえはら みかげ)だった。
誰に対しても平等で、自分の世界をしっかりと持つ彼女は、瞬にとって最高の「ゲーム」のターゲットに思えた。駆け引きを楽しみ、時間をかけて、この難攻不落の彼女を自分に夢中にさせてみせる。そう決意して、軽い気持ちで告げた「付き合ってほしい」という言葉。
しかし、彼女の返事は、瞬の完璧なシナリオを根底から覆す。
「いいよー!」
屈託のない笑顔と、秒速の承諾。恋愛というゲームの盤上から、いきなり突き落とされた瞬の、戸惑いと、焦り、そして、未知の感情の物語が、ここから始まる。
連絡を絶っても、他の女子と親しげにしても、美影は、決して、瞬が望む「恋人らしい」反応を見せない。嫉妬も、束縛も、涙もない。その、あまりにも穏やかで、どこまでも自由な彼女の姿に、瞬の心は次第に追い詰められていく。
いつしか彼は、自分がかつて軽蔑していたはずの、相手の愛情を試すような、惨めで、独善的な行動を繰り返すようになっていた。
「お前、本当に、俺のこと好きなのかよ!」
ついに、彼がぶつけた絶叫。それに対する彼女の答えは、瞬が今まで信じてきた「恋愛」という価値観そのものを、静かに、しかし、完全に破壊していく、深遠な哲学に満ちていた。
燃え上がるような一瞬の「恋」と、穏やかに育んでいく「愛」の、本当の違いとは何か。
過去の恋愛で深く傷つけた元カノとの対峙を通して、少年は、自らの未熟さと、本当の意味で誰かを大切にすることの重さを知る。
これは、回り道ばかりだった二人が、幾多のすれ違いと涙の先に、ようやく、二人だけの温かい木漏れ日を見つけるまでの、切なくて、どこまでも優しい、愛の物語。
文字数 151,796
最終更新日 2026.01.23
登録日 2025.06.17
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文字数 10,435
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.23
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【1/23 20:00頃開店】
こだわりすぎる独身男、今夜も「ちろり」で酒を飲むーー。
繁華街の片隅、喧騒から少し離れたところに佇む居酒屋「ちろり」。
営業マンの反町は、毎週金曜日、自分なりの酒とつまみの「正解」を導き出すため、この店ののれんをくぐる。
四十代半ば、独り身の寂しさと拗らせた自意識を抱える彼を癒やすのは、店主が厳選した酒と肴、そして店内に流れるどこか懐かしいヒット曲。
美味しいものとお酒、そして懐メロに浸る、おじさんのささやかな至福を綴る晩酌録。
※開店(更新)は作者が飲みたくなったとき。不定期連載。
文字数 23,321
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.18
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「あれは…妹が…アンリが欲しがったから…渡すしかなかったんです…。お父様、新しいドレスをお願いします。ドレスも宝石も欲しいと言われたら…姉として渡すしかなくて…」
お姉様は泣きながらお父様に伝えております。
いえ…私1つも欲しいなんて言ってませんよね?
全てはお姉様が要らなくなっただけですよね?
他サイトにも公開中。
文字数 119,615
最終更新日 2026.01.23
登録日 2025.12.29
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高校2年生のバレンタイン。
ミサキは、クラスの腐れ縁男子に「義理チョコ」として300円のチョコバーを渡す。
内心では「本命」のつもりだったが、プライドが邪魔をして言えない。
迎えたホワイトデー。
彼からの呼び出し。
期待一杯で向かった視聴覚室の裏で待っていたのは、感動の告白と……耐え難い「コンソメパンチ」の口臭だった。
「ムードとかないの!?」
怒りと笑いと胸キュンが入り混じる、しょっぱくて油ギッシュな青春ラブコメディ。
文字数 9,579
最終更新日 2026.01.23
登録日 2026.01.23
1312
簡単な恋愛エピソード集です。
恋愛経験そんなにない筆者ですので、深い話はありません……(多分)。
文字数 15,008
最終更新日 2026.01.23
登録日 2021.08.30
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2026年、友人Yから届いた年賀メールをきっかけに、眠っていた記憶がよみがえる。
ミニとの出会い、若き日を共にした車、音楽とともに走った時間、そして結婚を機に実家の車庫で眠らせることになった一台。忘れたつもりでいたその存在は、人生の節目ごとに、心の奥にあり続けていた。
過去を振り返り、物語として書き残そうとする中で、思いは次第に決意へと変わっていく。
もう一度、あのミニを走らせたい。
だが、長い眠りからの復活は簡単ではない。レストアに必要な資金、家族の理解、保管場所という現実的な課題が立ちはだかる。
それでも、長年積み立てたお宝や、妻の変わらぬ支え、不思議なほど噛み合っていく中で、復活への道が開けていく。
第2部「復活」は、クラシックミニの再生を通して、過去から現在へ繋がり始める物語である。
文字数 1,058
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.22
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わたしは、変わらぬ平穏な日常に埋もれていた。
ある日その日常は、打ち砕かれることになる。
かつてわたしが愛したおとこから送られてきた、ラブソングと共に。
エロスティックな表現があります。
文字数 18,749
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.13
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残業終わりの自販機前。
たった数分の会話が、恋のスイッチを押した。
新見美由は、仕事ができるけど恋には不器用な女性。
上司の新田由樹は、いつも冷静で大人で、隙のない人――のはずだった。
「落ち着かない顔も、かわいいな」
冗談みたいに軽く言われた一言が、胸の奥を甘く焦がしていく。
触れない距離なのに、視線だけで息が苦しい。
ただの上司と部下。そう言い聞かせるほど、近づいてしまう。
最初は新田が余裕で主導権を握っていた。
逃げ道を塞ぐように近くて、優しくて、ずるい。
けれど美由は気づいてしまう。
完璧に見えたその人は、実は“頼りない”瞬間を隠していただけだって。
弱さを見つけたとき、放っておけなくなった。
守られる側のはずだったのに、気づけば私が引っ張っていた。
甘くて、切なくて、戻れない。
社内の静かな夜、言葉だけで心がほどけていく。
これは、触れないまま熱を増し、立場も心も逆転していく――
“大人のじれ恋”オフィスラブストーリー。
文字数 13,043
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.22
1318
「あ、あなたなんか、大っ嫌いよ――!」
「ええ、知っています。でも私は好きですよ」
「~~~~~!!」
乙女ゲームの中の悪役令嬢、シルヴァーナ。彼女は皇太子の手の者によって暗殺される予定であった。しかし、当の暗殺者アルウィンは徹底的に彼女に傾倒していた。
何度嫌いだと言われても、出て行けと言われても、決して彼女の未来を諦めない。
例え――、いつかはここを去らなければならないとしても。
文字数 14,299
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.20
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広告会社の編集部に席を置いて約二十年。順調にキャリアを積み重ねてきたはずの上羽洋二郎(うえばようじろう)は、突然総務部総務課へ異動となった。いわゆる、島流しだ。その理由はわからない。異動先には総務部総務課歴三十年近くの戸倉重蔵(とくらじゅうぞう)が優しく迎え入れてくれた。西・渡辺・川瀬といった訳あり総務課先輩メンバーたちも、異動組。デザイン部の期待のホープ久島今日子(くしまきょうこ)も入社2年にして、なぜか総務課に異動。訳ありばかりのヒトクセありメンバーたち。そんな新しい同僚に囲まれての歓迎会は、恒例の「総務課昼メシ」。会社でサムギョプサルという破天荒な昼メシに、面食らう上羽。この物語は、総務部総務課メンバーたちによる、昼休み時間に繰り広げる昼メシがテーマ。そこからサラリーマンとしての生き方・考え方が変わっていく上羽。そんな物語です。
※この作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
文字数 9,800
最終更新日 2026.01.22
登録日 2026.01.22