児童書 小説一覧
321
午前0時の校内放送
怖いけれど最後まで引き込まれるサバイバル•ホラー小説
ハラハラ•謎•友情•勇気を中心にしました。
322
星降る村のパン屋さん
両親を亡くし、ひとりぼっちになった12歳の少女リゼット。
パン屋を営んでいた家は閉ざされ、村からパンの香りも、人々の笑顔も消えてしまう。
そんなある夜、夢に現れた祖母から“星の小麦”という不思議な種を託されたリゼットは、星空に願いをかけながら小さな畑を耕し始める。
風や雨に悩まされながらも、彼女の真っ直ぐな想いはやがて村の人々の心を動かし、かまどに再び火が灯される。
焼き上がったのは、星の焼き目が浮かぶ奇跡のパン。
香りとともに、忘れかけていた温もりが村に広がっていく——。
希望とやさしさが繋がっていく、星降る夜のハートフルファンタジー。
323
このセカイで僕が見つけた記憶
ある日、テンはひょんな事から記憶のセカイへと飛ばされてしまう。
いろんな感情と記憶が混じり合ったセカイ。
何度も何度もその記憶を見ていく。そして、そのずっとずっと奥にある記憶のセカイ。
そこで、テンはとある記憶に出会うーー
324
早いものはなぁに?
早いものはなんでしょうか?
早いってどういう事でしょうか?
325
[完結済]ボクの小説日記2
前作「ボクの小説日記」の続編ホラー短編集です。
前作主人公ボクの他にカノジョが登場します。
解説オチもボクとカノジョが会話して解説ショーを送りします。
326
きずな食堂へようこそ!
中学生のナオキは両親の離婚の危機や経済的な問題から放課後に近くの子ども食堂に通うようになる。
子ども食堂では様々な境遇の子供たちが集まっていて、ナオキはそこで出会った仲間たちと徐々に打ち解けていくが、ある時子ども食堂の運営が危ぶまれていることを知り……
327
オオカミ男子の恩返し~セレブ男子は地味子ちゃんに夢中♡~
「ボク、ぜったいに強くてカッコイイ最高の男になる。
そしたら、なずなちゃん、ボクと結婚してください」
「え。うーん……、わかった。いいよ!」
それは、かわいい幼稚園児の、その場限りの約束、のはずだったのに……。
平穏な中学校生活を送る小田なずな(中2)。
そんななずなの前に現れたのは、
超セレブなイケメン男子・成瀬航海(なるせ わたる)。
なずなの婚約者を名乗り、財力と愛情をなずなに注ぐ成瀬。
とにかく戸惑い、拒絶しつつも、次第に成瀬に惹かれていくなずな。
ちょっぴり変わり者&不器用な2人の恋の結末は……?
328
鳥絵ガール
取り柄がない普通の女の子のお話。
ペットショップに就職した野子は、1羽の鳥に出会い人生が変わってゆく。
そして起こる奇妙な体験談の数々。
野子の不思議な体験談をご覧ください。
1話完結・全4000文字
異世界雑魚ぴぃ冒険たん(ファンタジー)著者の気まぐれ作品
329
【完結】ぼくンちの女の子【短編】
僕のウチには女の子がいる。
僕にしか見えない女の子だ。
黒い髪。
白い肌。
それに真っ赤な唇。
赤い振り袖を着て、すっごくえばってるんだ。
330
おとなりさんはオカン男子!
中学一年生の白石ツバサは、部活見学の時にソフトテニス部のコートでキラキラ輝いていた二年生・王寺先輩に一目惚れ。友達の春と共にテニス部に入部することに。
偶然龍之介が大のお菓子好きで「お菓子作りが得意な家庭的な子がタイプ」という話を耳にして、自分とは正反対のタイプだと落ち込む。
そんな時、ひょんなことから最近越してきたお隣さんが、同じクラスのクールなイケメン甘崎君であることが判明。
なんと彼には弟が四人いて、他界した母と忙しい父の為に、家事を一手に担う「オカン男子」だったのだ。クラスでのクールで真面目な姿とは全く違うエプロン姿の彼に初めは驚くツバサだったが、何かと世話をやく真白と徐々に距離を縮めていき……。
331
書き換えオーダーメイド
「こういう風に進んでほしい。」、「こういう風に終わって欲しかった。」物語に対してそう思ったことはありませんか?そんな願いを叶えてくれる不思議なお店があるという。自分の願った通りに物語を書き換えてくれるそうだ…。中学一年生の古山 栞はひょんなことからその不思議なお店「琥珀堂」と店主だという青年、縁と出会う。そこで栞は物語の書き換えを通して、誰もが知っているお話の誰も知れない別のストーリーに出会っていく…。
332
夢✕恋グラフィティ
【第2回きずな児童書大賞エントリー作品】
中学1年生の御井悠花(ゆうか)は、学年トップの優等生。
小学生の頃から親に言われるまま塾、家庭教師と勉強漬けの毎日を送っていた。
「将来は良い大学に行ってお医者さんになるのよ」毎日のように、母親から言われてきたそのセリフ。悠花にとってはそれが普通。当たり前の日常だった。
しかし、そんな時。
「俺達と一緒に楽しいことしない?」
同じクラスの真田唯月(いつき)が関わり始めたことで彼女の日常は大きく変わり始めるー。
333
ツインズSPY!!
双子の怪盗じゃない怪盗、何を盗む?
神出鬼没で変幻自在、巷でウワサの怪盗ノットは、夜の小学校に侵入し、警官を振り切ってドッチボールを盗み出した。
その正体は、双子で小学四年生の神木志音と怜音。双子は実は怪盗じゃない。国際共創組織CREO(クレオ)のジュニアスパイだった。
双子のミッションは、世界管理機構EDEN(エデン)が仕掛ける、子どもをロボット化させてしまうロボチップをついているものを盗み、破壊すること。
今夜も大泉刑事とその娘で少女探偵の大泉愛菜と追いかけっこが始まるけれど、どうやらヘンテコな状況になって……?
334
明石・星空時計の十日間
正しい時間って本当にひとつだけ?――明石の空と時計をめぐる物語。東京から「時のまち」明石へ引っ越してきた小学六年生の水野ひよりは、夏休みの自由研究に日本標準時を選ぶ。答えを調べて簡単に終わらせるつもりだったが、天文科学館の倉庫で不思議な星空時計と、偉そうに話す小さなフクロウ・テンに出会う。さらに、古い観測ノートには「七月三十一日、明石の時間が一分なくなる」と書かれていた。クラスメイトのナナ、星に詳しい少年ソラとともに、ひよりは子午線、太陽の南中、世界の時差、星の動き、ずれていく時計を調べ始める。しかし、正しい答えはいつも一つとは限らず、記録や時計さえ間違うことがある。そしてノートを書いた少女の過去と、消える一分の謎が少しずつつながっていく。時間に厳しいひよりが、明石の空と時計を通して、「正しさ」と「人を待つ時間」の意味を知っていく、夏休みの十日間の学びと冒険の物語。
335
名のないぬいぐるみの冒険
とても大切にされていたパンダのぬいぐるみ。
ある日、駅に置いてけぼりにされてしまう。
パンダは持ち主の女の子のことが大好きだった。
パンダは再び女の子に会いたいと、強く願った。
女の子が探しに来てくれることを。
そんなある日、女の子を待っていたパンダの元に、星が降ってきた。
雲ひとつない、綺麗な夜空だった。
「僕、動ける!!」
置いてけぼりにされた、パンダのぬいぐるみの冒険の始まりです。
336
きのこのこのこ、なにのこ?
森にぽこんと生まれた、ちいさな「きのこのこのこ」。
出会うのは、ねむる子、おこる子、わらう子、かなしい子……
でも、自分は「なにのこ」なのか、まだよくわからない。
じぶんって、どんな存在だろう?
こたえをあせらず、「いまのままのわたし」を見つめる、
静かでやさしい成長の物語。
337
討って出る! -2-
飼い主のトウイが、林間学校へ行くと言う。
心配になったジブンは、ひそかに 着いていくことにした。
まさか、そこで あんなことに 巻き込まれるとは…
338
拳法家 ウーミンリン
この作品はフィクションです。
中国の誰も寄りつかない洞窟に、拳法家 ウーミンリンは一人 必殺拳の
習得にはげんでいました。
ミンリンには、絶対に倒さなければならない相手がいました。
その名は、ベイチェンホという男でした。
はたして、ミンリンはチェンホを倒すことができたのでしょうか?
339
②『星の魔法使い〜るなとお月さまシリーズ〜』
小さな町の片隅に住む、
るなは、幼い頃から夜空の星に憧れを抱いていた。
ある日、星の魔法使いから、満月の夜に願いが叶うという話を聞いたるなは、人々の絆を願う気持ちを込めて、その夜に願いをかけた。
魔法使いから授かった特別な魔法の粉を手に、
るなは町中に散りばめ、人々に優しさと思いやりの心を広めていく。
やがて、町は憎しみや争いのない穏やかな場所へと変わっていき、るなの願いが実現されていく。
最終的に、
星の魔法使いとの再会を経て、るなは自分の力が町の変化につながったことを実感し、これからも人々への思いやりの心を忘れずに
生きていこうと決める。
今では、満天の星空を見上げるたびに、
るなの心は幸せな安らぎに包まれていくのだった。
340
背伸びだとしても,私だって恋がしたいっ
高校生になったばかりの七海。
ある日,わくわくと期待一杯で登校する日々を送っていると,うっかりクラスメートの男の子に迷惑をかけてしまい……?
笑って許してくれたその男の子は,なんと昔引っ越してしまった幼馴染みだった。
昔と同じように接してくれる,距離の近い凪雪にどきどきしてしまう七海。
次第に子供っぽい自分がコンプレックスに感じるようになってしまった。
それでも友達に慰められながら,真っ直ぐに恋をしていく初めての恋愛の話。
341
学習魔法(マジカルラーニング)!~天使ラジエルの機械の書~
二〇四〇年。
生徒は機械の生徒手帳ラジエルを所有。
これには学習意欲を高めるためにテストで正解した答えを投影するXRシステムがあった。
絶好の――バトルアイテムだ。
☆
全28話の予定です。
342
わすれないロボット
町の発明家が作った小さなロボットには、特別な能力があった。それは「どんなつらい記憶も忘れない心」。
ロボットは町を歩き回り、誰にも言えなかった痛みや、見過ごされた涙を集めて記憶し続ける。しかし人々は「もう忘れたい」「思い出させないで」と、ロボットを避けるようになる。
ある夜、一人の少女がロボットに打ち明けた言葉をきっかけに、ロボットは重要なことに気づく。同じような痛みが何度も繰り返されていることを。
「忘れることで、また同じ過ちが繰り返される」
ロボットの記憶は光となって空に昇り、人々の心を静かに照らし始める。やがて人々は理解する――痛みを「なかったこと」にするのではなく、記憶することで未来を守ることができるのだと。
記憶することの大切さ、そして被害者の声に耳を傾けることの意味を描いた、12歳から大人まで読める現代の寓話。
343
少年と蛇の守り神
一年前に大好きだったおばあちゃんを亡くした少年・ゴンジャは、あるときおばあちゃんのお墓参りで、神隠しに遭う。その後おばあちゃんと友だちだったと言う少女の姿をした蛇神・ミシャと、自分を神隠しに合わせた龍神・サイルと友だちになり、平穏な夏休みを過ごしていたゴンジャに次々に不可解な出来事が起こる。
344
一人ぼっちになりたくて
2016年12月。
18歳のケントは、ヨーロッパへ向かう。
一人ぼっちになりたくてはじめた旅。
そのはじまりは、コペンハーゲンだった。
345
ダブルエース
滋賀県立姉川高等学校。
この姉川高校で、磯野春季《いその はるき》は神童と呼ばれる不動のエースピッチャーとして、甲子園を何度も沸かせてきた。
しかし、春季は長年の過労がたたり、決定的な故障により、念願であったプロ選手になることなく、選手生命が絶たれることになった。
それから十数年の時が経った。
三田村咲《みたむら さく》という新たなエースを迎えたことにより、春季が引退して以降、しばらく甲子園から遠ざかっていた姉川高校は、再び甲子園大会に出場した。
しかし、その初戦。
8回まで完璧に抑えていた咲は、ついに、9回で捕まってしまう。
ノーアウト満塁。一打で同点もしくは逆転という危機的状況。
そんな盤面で、監督である、かつての神童――監督となった春季が下した決断は、まさかの、女子マネージャーを救援投手にすることだった!?
その女子マネージャーとは、春季の娘・夏季《なつき》だった――
父の叶えられなかった夢を継ぐため、夏季は、野球選手となり、甲子園の土を踏む。
目指すは、甲子園優勝。そして、女子選手としてのプロ球界入り。
夏季の挑戦が、始まった。
(第1回児童書大賞エントリー作品)
346
ボクの妹は空を飛べない。~父さんが拾ってきたのは“人間”の子どもでした~
「今日から、この子はお前の妹だ」
鳥人族の少年、ハヤブサ。長く里を離れていた彼の父、鳥人の族長が拾ってきたのは人の子。森でさまよっていたとかで、ボッロボロのガッリガリの幼い女の子。
「人の子が、ボクの妹!?」
「この子の世話は、お前にまかせた」
父親に、無理やり人の子を押し付けられたハヤブサ。
「なんで、ボクがお世話しなくちゃいけないんだ!」
それも、よりにもよって、人の子なんて!
鳥人と人は仲が悪い。森は鳥人のもの。野は人のもの。そう太古の昔に神々が定めたのに。人は自分たちを神の末裔だとか言って、世界を自分たちのものへと作り替えていく。鳥人の森を奪っていく。
そんな、憎くて、大っきらいな人の子の世話。
イヤでイヤでしょうがないのに、人の子はハヤブサにとっても懐いて……?
「……少しだけだからな。ちゃんとお世話しないと、父さんに怒られるからな」
しぶしぶ、人の子の世話をするハヤブサ。
鳥人の兄と人の子の妹。どんだけ嫌っても、ずっと自分を慕って懐いてくる人の子。ハヤブサたちに出会う前、心を砕かれ声を失うような目に遭った人族の少女。
「メドリは、ちょっと翼をなくしただけの女の子だ」
少女に「メドリ」と名付けたハヤブサ。彼と、彼の仲間、そして他の鳥人たちも、メドリを受け入れ始めた。――けれど。
彼女が手にする薄桃色の勾玉。森に突き立てられた剣。彼女を求める人の皇子。
メドリには、なにか秘密があるようで――!?
はるか昔、神々の時代が終わり、人の時代が始まる少し前の世界の物語。
347
狸と狐の好き嫌い
嫌うけど離れられない
好きだけど嫌いたい
素直になれない二人のショートなショートな日常です。
348
ふんわりにゃんこの童話集
ふんわりにゃんこの書いた童話を集めました。
349
七不思議係、はじめました
小学六年生の朝倉湊は、クラスでいちばん目立たない男子。
ある日、担任から「七不思議係」に任命される。
仕事は、学校に伝わる七つの怪談を調べ、危険な噂をなくすこと。
しかし、湊が調べはじめると、怪談はただの怖い話ではなかった。
夜に鳴るピアノ。
名前を呼ぶ放送室。
ひとりでに開く図書室の貸出カード。
消える卒業アルバム。
誰も使っていないはずの三階トイレ。
校庭に残る八人目の足あと。
そして、まだ語られていない最後の七不思議。
そのすべては、昔この学校にいた子どもたちが、大人に言えなかった「助けて」の合図だった。
湊は、転校生の美空、怖がりだけど観察力のある大地と一緒に、七不思議の真相を追っていく。
やがて三人は、二十年前に学校で起きた“ある事件”と、湊の母が隠してきた過去にたどり着く。
怖いのは幽霊じゃない。
本当に怖いのは、助けを求める声が、なかったことにされることだ。
350
わんわんのお里2
みんなに会いたくて、時の湖を旅して、願いが叶うという対岸に辿り着いたペットのわんわん。でも時の湖のある場所は、死後の世界。わんわんはどうやって飼い主のおかあさんに会えるのか。
351
キミに贈る星空ブレスレット
美琴はアクセサリーデザイナーを目指す中学一年生。
おじさんがやっているアクセサリーショップ「レインボー」で放課後の時間を過ごしている。
学校での生活が上手くいっていない美琴にとって「レインボー」で過ごす時間は唯一自分らしくいられる時間だった。
けれど、そんな「レインボー」に年上のバイトの男の子、瞬が入ってくる。
態度も口も悪い瞬の登場で、美琴は自分の大切な空間が壊されたように感じる。
そんな中、美琴はひょんなことから瞬が年をごまかしてバイトをしていることを知ってしまう。
高校一年生だと言っていた瞬は中学三年生だった。
嘘をついていることを黙っていろと言う瞬の気迫に押され了承してしまう美琴。
瞬のついた嘘が気になりながらも二人は少しずつ距離を縮めていき――。
352
ものもの
創作物語・童話
353
【完結】マシュマロ*クッキー*レモネード
お姉ちゃんが執着する初恋が、あたしをおかしくした――。
🍋2026/07/20完結
*あらすじ(結末を含む)*
愛佳は、大学進学のため一人暮らしを始めることとなった姉・友希から、執着しているという初恋の思い出の缶を預かる。
家から友希が欠けた初めての花火大会の日、愛佳はレモネードスタンドのスタッフの男性にひとめぼれをし、レモネードを買いに行く。すると、ひとめぼれをした人は、愛佳に対して「友希?」と問いかけてきた。なんと彼・拓海は、友希の初恋の人だったのだ。
愛佳は連絡先が書かれたカードを預かり、撮影した画像を友希に送信する。しかし、それがうまく送信できていないことにすぐには気づかなかった。拓海からの問い合わせでそのことに気づくが、友希が気づいていないせいにする。
愛佳は拓海に会うために、小児がん支援のためにとあちこちのイベントに出店しているというレモネードスタンドの手伝いに行った。
後日、愛佳は母から、友希が拓海に連絡をしていないと言っていたと聞かされる。そして、友希が母に対して〝連絡先を教えられていない〟ことを告げていないことと、九月になったら帰省する予定であることを知る。
もう限界だ、真実を伝えなければならないと考えた愛佳は、拓海に〝連絡先を教えられていなかった〟と告げる。
友希は帰省すると、連絡先を教えなかったのはわざとであるかを愛佳に問う。愛佳はきちんと送れていなかったという事実の部分だけを口にした。友希はそれ以上追及しなかった。
友希と拓海は、家族皆が揃った実家で再会することとなる。愛佳は逃げることなく家にとどまり、ふたりの再会を見守り、娘の恋に落ち着きを無くした両親に寄り添う。
時がたち、愛佳は高校へ進学した。愛佳は進学後も、友希と拓海が結婚をすると決まってからも、レモネードスタンドの手伝いを続けている。
そして、ふたりの結婚式の日。愛佳は記憶の彼方に追いやられていた、初恋の人と再会する。いつか友希と拓海のように笑っていられることを願いながら、帰ってきた恋の始まりにときめく。
354
影隠しの森へ ~あの夏の七日間~
小学六年の相羽八尋は自己肯定感ゼロ男子。
幼いころに母親を亡くした心の傷を抱えつつ、
大きな夢を抱いていたが劣等生という引け目
があって前を向けずにいた。
そんなある日、八尋はふとしたきっかけで
入ってはいけないと言われている『影隠しの
森』に足を踏み入れてしまう。そこは夏の間、
奥山から山神様が降りてくるという禁断の森
で、神様のお役目を邪魔すると『影』を取ら
れてしまうという恐ろしい言い伝えがあった。
神様も幽霊も信じていない八尋は、軽い気
持ちで禁忌を犯して大事な影を取られてしま
う。影、カゲ、かげ――。なくても生きてい
けるけど、ないとすごく困るもの。自分の存
在価値すらあやうくなってしまうもの。再び
影隠しの森に向かった八尋は、影を取り戻す
ため仲間と奮闘することになって……。
初恋、友情、そしてひと夏の冒険。忘れら
れない奇跡の七日間が始まる。※第3回きずな児童書大賞奨励賞受賞作品
※この物語はフィクションです。作中に登場
する人物、及び団体は実在しません。
※表紙画像はたろたろ様のフリー画像から
お借りしています。
355
笑う女
中学三年生のナツヒは、笑う女の幽霊に襲われかけていたところを、除霊師の後輩女子、梢に助けられる。
明るいナツヒは梢を知りたい、仲良くなりたいと思い近づくけれど....? 友情でホラーなショートショート。
356
Santa is…
「サンタさんなんて…」
ボクは去年のクリスマス。気づいてしまったんだ。
サンタさんなんていないんだってことに。
サンタさんは、本当にいないのでしょうか?
あなたはどう思いますか?
サンタクロースを信じるAtelier Sfidaが送る
サンタにまつわるクリスマス・ストーリー3編
楽しんで頂けたら幸いです。
357
星のプランツガーデン
わたし、リィ。実はクロリバ星っていうところから地球にやってきた。
目的は、地球に生息する植物を絶やすこと。機密データが入っている隕石のかけらを回収すること!
隕石のかけらは日生薫教授が持ってる。
まずは、薫教授の息子、すばるがいる学園に空山里依(そらやま りい)として潜入だ!
すばるに近づくため、園芸クラブに入ったけど……
あれ? 地球の植物って危険なものじゃなかったのか?
それどころか、植物を育てるのっておもしろいんだが?!
358
君にぼくをくれてやる――はぐれ吸血鬼の王子様が、私のしもべになりました
中学一年生の空羽(そらはね)あいねは、クリスマスの夜、街中を疾走していた。
見上げればそこには、羽の生えた怪物が襲い掛かってきている。
なのに道行く人は誰もそれに気づいていない。
「私にだけ見えるんだ」
必死に逃げるあいねだったが、路地裏で無数の怪物たちに囲まれてしまう。
そこに現れたのは、吸血鬼の少年だった。
あいねを助けてくれた少年時雨は、そのせいで自分の帰るべき群れに捨てられてしまう。
そんな時雨をほうっておけず、家に連れ帰るあいね。
二人に間に少しずつ絆が生まれていく中、時雨は、あいねをまもるために自らしもべとなることを決める。
襲い来る怪異と、ボディガードのしもべ吸血鬼・時雨。
あいねを取り巻く怪異たちとのホラーアドベンチャーです。
359
無限プラネタリウム
プラネタリアン・望星くんと千世ちゃんのお話。
他サイトコンテスト(終了)参加作です。
登場人物名の由来は、『双子の星』(宮沢賢治)です。
自身の関連作は、エッセイ集『天地星空 言ノ葉ノ種』第6話「新説虚舟」です。「うつろ舟」について、作品が書けないかと考えていました。
「*」で囲われた個所と、最後のカギ括弧の台詞は、元の文章では、斜字体で表現しています。
360
【完結】マスカラ〼カラッポ〼ポーチ
私はある日、クラスメイトのコスメポーチを盗んだ。
その悪行が私の人生に太陽をくれるだなんて、これっぽっちも思わずに――。
💄2026/08/03全編修正しています。
*あらすじ(結末含む)*
メイクに興味があるものの、親の目を気にしてメイクできずにいた中学生の喜屋武マイコは、ある日、一晩借りるだけだから、と、コロンと落ちていたクラスメイトのポーチを盗んでしまう。
親が不在の間に盗んだポーチを使ってメイクをしてみるも上手くいかず、バレずに返す計画もまた失敗に終わったマイコは、ポーチの持ち主である久米ミサコに「顔を貸して」と言われて、罪滅ぼしのためにミサコの家へと行くことになった。
ミサコはポーチを盗ったことを少しも怒らず、メイクに興味があるんでしょ? とマイコの顔を彩っていく。もともとミサコはマイコのことを原石だと認識しており、だからメイクに興味を持っていることを知れ、実際にメイクをして、やはり原石だった、自分の直感は正しかったんだと喜んだ。
しかし、マイコの親はメイクを許さないだろうことを知るなり、クレンジングを用意し、罪人へからっぽのマスカラを渡すことにする。マイコがメイクすると宣言できるその日まで、無理にメイクをさせることはせず、けれどもメイクへの欲を膨らませるために、ブラシでまつ毛を撫でるふりをさせるためにだ。
マイコは宿題を真面目にこなした。今日も撫でたことを報告するために、ミサコの仲良しグループに混ざるなど、生活はどんどんと色を変えていく。
すっかりとメイクを楽しむクラスメイトと仲良くなった頃、マイコは親にメイク宣言をする覚悟を決め、仲良しグループの皆と共に彩った顔で帰宅。母に、いつもは隠していた心のすっぴんをさらけ出す。母は心底理解できてはいない様子だったが、条件付きでマイコの宣言を受け入れてくれた。
ポーチを盗んでがらりと変わった中学生活はあっという間に過ぎ、仲良しグループは進学と共にバラバラになる。けれど、メイクをきっかけに集まるのは変わらない。マイコは新たな居場所で原石を見つけると、少し前の自分と重ねながら、原石を彩りたいという欲を胸に、軽やかな一歩を踏み出した。