言葉小説一覧
ある夏の日。小学2年生のサラは、お母さんに「言葉を正しく使いなさい」と注意されます。いじけたサラは、公園で午後5時までの家出をすることに……。そこで出会ったオバケとの、言葉遊びの物語。
文字を読むのに慣れてきた子ども達、読書に挑戦したい子ども達、読み聞かせを聞くのが好きな子ども達を思い浮かべながら書いた作品です。
読書を通して学びがあればと考えて綴りました。
※文章は子ども向けですが、大人の方の読みやすさも考慮して漢字を使っております。
文字数 7,373
最終更新日 2021.11.01
登録日 2021.11.01
#言葉
*俺が尊敬する伊集院光がテレビ番組「100分de名著」の司会で言った言葉が「言は風波なり」。言葉は風や波の様に現れて影響を与えて消える虚しい流体。風や波を固体のように手でしっかりとつかめる人はいない。ありえないことはありえる。ありえることはありえない。二面性はコイン表裏で同体。
#現実化
*50年前に壁掛けテレビやテレビ電話は夢だった。しかし2022年現代では夢は現実化した。「こうなったらいい」や「こうなったらイヤ」という二面性を持つ夢のコインは現実化する。現実化する物は夢を見た物だけ。現実化しない物は夢を見ない物。悪夢を現実化したくなければ悪夢を見るな。
この文章は俺のツイッターでのつぶやきを転載しました。
この文章は俺のブログ「やくおもぶろぐ」と投稿サイトの「note」と「カクヨム」と「ノベリズム」と「アルファポリス」と「ノベルアッププラス」にも掲載しています。
文字数 387
最終更新日 2022.03.21
登録日 2022.03.21
『万能の話者』――それはあらゆる言語を瞬時に理解・話せるようになる力。この世界には、『加護』と呼ばれる神様からの贈り物を受け取る人がいて、万能の話者の加護は現在、人間の少年ウードが保有している。
竜族の少女、ガウは訳あって人間の姿で街外れの森に住んでいる。
彼女は最後の竜。同族は既に死に絶えてしまった。
彼らの住む世界はあまねくゼルスタン王国が支配し、その版図は広大。
ここは、最後の竜であるガウにはひどく居心地の悪い世界。
万能の話者であるウードにとっても、快適な世界だとは言い難い。
『私はね、作ろうと思うんだ、居場所。単純でしょ? ないなら――作る』
――これは、言葉の力と竜の力でやがて世界を変えてゆく、少年と少女の物語。
文字数 426,197
最終更新日 2022.03.07
登録日 2022.02.07
その世界には魔法が掛かっていた。何かひとつ願う。もし、その願いと同じことを誰かが望んでいる時、その願望は叶えられるという魔法だ。今よりもっと世界が柔らかく、可変的である時代、人の意識によって世界は変えられ易かった。
一人の少年がいた。彼は魔法によって姿を変えられていた。彼の住む大陸では魔法は禁忌だった。あまりに人の願望が叶えられ易く、悉く人を不幸に陥れる行為だったからである。彼は、故郷を飛び出し、魔法とは何かを知る旅に出る。
※ ※ ※
この物語はまだ完成していません。第七章まで載せて頂こうと思います。このお話は「破滅の町」に続く三作目の長編ですが、「破滅の町」に現れる魔物の、起源及びその正体について迫ろうとする目的がありました。
あのお話を書いていく間は、その世界の背景に切り込むことはできませんでした。ですが「エントランスホール」執筆時に思ったより早くその背景が明確に判ってきたので、「破滅の町」を書き直す際も、逆に輸入する形でその世界観を入れ込んであります。
なお、この作品はまだ未完成なので、二通りの姿に変わる可能性があります。そして完成するのは何年も先の予定です。さらに、ここに載せていただく分は、「破滅の町」のその後の展開も含み、前作品のネタバラシがありますので、申し訳ありませんが、留意をお願いいたします。
文字数 127,536
最終更新日 2022.02.22
登録日 2021.12.29
文字数 14,254
最終更新日 2021.11.25
登録日 2021.11.25
宣伝会議賞への愛♡歴史ある賞の話が主な内容です。
『今年、誰がいちばん言葉に愛されるか。』
宣伝会議11月号1,300円の本の表紙の、言葉です。この月刊誌勉強になるので、エッセイで熱く語っている。
※ 無断転載、二次創作を禁止します。
文字数 2,000
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.17
文字数 7,978
最終更新日 2021.05.07
登録日 2021.05.01
文字数 772
最終更新日 2020.10.13
登録日 2020.10.13
ー 詩のような 歌詞のような
言葉を並べた 唄が作りたかった
悲しいだけの世界じゃない
綺麗な世界があるって 言葉にしたかった
例え 苦しいだけで終わったとしても
僕の世界は こんなに素敵だったんだって
君に伝えたかった ー
僕の普通は誰かの異常で誰かの普通は僕の異常だ。
けれど、それは、いけないことなのか?
普通に生きることは、許されないことなのか?
ただ、それが普通として生まれただけ。
ただ、それを普通に生きてきただけ。
大勢の普通から外れた人は、否定されなければいけないのか?
拒絶を、受け入れねばならないのか?
そんな疑問を押し殺して生きるのが“社会”というなら、僕は未来に希望なんて持たない。
明日に夢を抱かない。
そんな世界なんて、僕はいらない。
だから、書くよ。
自分自身が、そんな世界の一部にならないように。
悲しい世界を作らないように。
僕は書くよ。僕のために。
文字数 3,754
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.03.29
「辞・書 Q(ジ・ショック)」──作品を書くにあたって、間違えやすい言葉などを調べていくうちに、これは初心者の作家さんの教本みたいになるのではないかと思い、作ってみました。
お役に立てれば、幸いです。
※物語ではありません。
文字数 3,045
最終更新日 2020.10.23
登録日 2020.10.23
人形はくりかえし、くりかえし声もなくくりかえします。
人の言葉だけ知った言葉だけ。呪いをくりかえし。
そしてくりかえし、
人形は願い事をするのでしょうか?
文字数 849
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.08.13
文字数 6,495
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.05.10