中学生小説一覧
** そんなとこ誰も行かない、誰も来ないからこそボクの逃げ場だった。だからこそ、ボクだけが、その穴と出会えた。ボクはそこから人生が変わったんだと思う。 **
裕太。おとなしい子。いじめに巻き込まれるから、と友人を自分から遠ざけられる優しい子。
でも、大人は当てにならない、とわかるくらいの聡明さは持っている子。
偶然?必然?何が作用したのだろうか、彼は穴を見つけた。彼だけが見つけられる場所で。
中学3年のときから、彼のちいさな冒険は始まった。日常+放課後のダンジョン。
(不定期連載になります)
文字数 734,328
最終更新日 2021.11.12
登録日 2020.10.18
「元おっさんの幼馴染育成計画」のほのぼのとした小話集です。本編既読推奨。ほのぼのしたくなったら更新します。
※この作品は別サイトにも掲載しています。
文字数 37,229
最終更新日 2022.11.27
登録日 2021.10.03
病弱な兄の代わりに妹である月城紫音が兄の学園へ。女だとバレないよう男装をするが、兄の親友であり同居人である夜桜蒼炎に初日で女だとバレてしまう!?女嫌いな蒼炎に「失せろ」だのひどい言葉をかけられるもまわりに女だと見つかりそうになったら助けてくれたり…。ある日をキッカケに「お前は俺から離れるな」と溺愛されちゃったり。そんな彼はヴァンパイアだった。どうやら紫音にも蒼炎に話していない秘密があるようで……?
文字数 27,842
最終更新日 2023.07.07
登録日 2023.07.06
この春三月に十二歳になったノアは、学校には行かずアロマダウジングの研究をしている叔父の所で助手をしながら過ごしている。
アロマダウジングは、香りを使って人の記憶を呼び覚まして、探しものや、日常のちょっとした困りごとの相談にのるのが普段の仕事だ。アロマダウザーはその専門家のことだ。
初級クラスだと、落とし物や、迷いペットを探したり、中級クラスだと、恋愛相談や友だち関係の相談などを担当する。上級クラスになると、時空を超えての探しものや、困りごとの相談にのることもできるようになる。
アロマダウジングの創始者で、研究相談所の「アロマダウジング ラボラトリー ルーム」通称ラボームを主宰している、ノアの叔父は、上級クラスのさらに上、特級クラスらしいといわれている。
ある日、ちょっとした手違いから、ノアは、上級クラスのアロマダウジングをしてしまう。
もともと素質はあったので、なんとかきりぬけることはできた。
ところが、その時に、時空を超えたところにいるもう一人の自分の行動がこちらにいる自分に影響を与え、その逆もまたあるのだという、叔父が提唱している「時空双子(ときそらのふたご・じくうそうし)」の理論を実体験することになった。
ノアは、アロマダウザーとしての自分の将来に思いをはせるようになるのだった。
文字数 45,266
最終更新日 2023.09.07
登録日 2023.07.21
お正月だからって、喜んでいる人ばかりじゃないんだからねっ…
今の私たちにはお正月なんか関係ないもん! そもそも私はお正月が好きじゃない。
1月1日の朝に美代はそう言い切ったけれど、本当の理由はそれだけじゃないし……。
今日がこんなに憂鬱なのは、受験生という理由だけじゃなくて、この日が何の日なのかみんな覚えていないんだもん……。
そんなちょっぴり拗ね気味の美代の前に、お隣の幼馴染みの隆君がひっそり帰省から帰ってきていて…。
特別な1日になった二人のほっこり物語です。
(表紙画像はCanvaサイトの著作権フリー画像を使用しております)
文字数 6,252
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.12.16
※カクヨムにて、バレンタインSS(内容はバレンタイン要素皆無ですが……)として投稿した企画~投稿まで3時間で行った即興SSです。
________________________
【STORY】
――赤は、非難。
――青は、嫉妬。
――黒は、殺意。
…………
……
私には、他人の感情が”色”になって視える。
日常は色に塗れて――それは、周りに渦巻く様々な醜い感情が私にはわかってしまうということでもあって。
あの日を境に、私は人との関わりを避けるようになった。
でも、そんな私の前に「彼」は現れたんだ。
色を持たない男の子は、私に微笑んで言う。
さあ、顔をあげてごらん。
セカイは、キミが望むほど優しくはないかもしれないけれど。
それでもきっと、キミが思う以上には楽しいものだから――。
文字数 5,799
最終更新日 2019.02.21
登録日 2019.02.15
『なんで、アイツの顔見えるんだよ』
相貌失認(そうぼうしつにん)。
女性の顔だけ上手く認識できないという先天性の病を発症している少年、早坂翔(はやさかしょう)。
夏休みが終わった後の八月。彼の前に現れたのは、なぜか顔が見える女の子、水瀬茉莉(みなせまつり)だった。
他の女の子と違うという特異性から、次第に彼女に惹かれていく翔。
中学に進学したのち、クラスアート実行委員として再び一緒になった二人は、夜に芳香を強めるという匂蕃茉莉(においばんまつり)の花が咲き乱れる丘を題材にして作業にはいる。
ところが、クラスアートの完成も間近となったある日、水瀬が不登校に陥ってしまう。
それは、彼女がずっと隠し続けていた、心の傷が開いた瞬間だった。
※第12回ドリーム小説大賞奨励賞受賞作品
※表紙画像は、ミカスケ様のフリーアイコンを使わせて頂きました。
※「交錯する想い」の挿絵として、テン(西湖鳴)様に頂いたファンアートを、「彼女を好きだ、と自覚したあの夜の記憶」の挿絵として、騰成様に頂いたファンアートを使わせて頂きました。ありがとうございました。
文字数 122,072
最終更新日 2020.08.05
登録日 2020.06.06
文字数 15,718
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.11
私ブラックミストパープルになったんだったわね!それならば!精通したばかりの子を
頂こうかしらね!
文字数 811
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.10.09
好きな人と行くと
両思いになって
結ばれる場所があるらしい。
その場所へ行くと
☆。.:*・゜
憧れの宮野くんと一緒に
夢の世界で暮らすことになった。
その世界は、夢だけど
現実のような感覚の世界。
元の世界に戻る方法は
『好き』を伝えあうこと。
宮野くんのことがずっと好き。
だけど宮野くんはきっと――。
ピュアラブファンタジー❤
☆。.:*・゜
☆登場人物
小松 結芽(こまつゆめ)
ほんわかしている小柄な女の子。
自分から話しかけるのが苦手。
花や動物が好き。
↓♡
宮野 陽希(みやのはるき)
不良っぽいけど実は優しい。
運動が得意で料理も上手。
アイドル顔のイケメンで
モデルもしている。
新井 星斗(あらいせいと)
いつも静かに本を読んでいる。
インテリ系イケメン。
知識が豊富でゲーム好き。
普段はひとりでいることが多い。
水無月 葵(みなつきあおい)
積極的で明るい性格。
結芽と小さな頃から仲良し
同じ歳だけど、結芽のお姉さん的な存在。
☆。.:*・゜
恋と友情のお話
文字数 28,074
最終更新日 2023.08.25
登録日 2023.07.31
昇降口の廊下側でアイツを待つ。
アイツ、今どんな顔してるだろ?
そんなに仲良くしてるわけでもない女子から告白された時の中学生男子の顔。
迷惑そうにはしないだろう。あたしの幼馴染みはそういう奴だ。
じゃあ……うれしそうに?
いやいや、よけいな想像して勝手にヘコむなんて訳わかんない。
焦ってる自分に気付かないふりを決め込んでると、ようやくアイツが現れた。
文字数 7,005
最終更新日 2021.08.28
登録日 2021.08.28
文字数 8,535
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.10.11
どうしよう、と思っていると、お母さんが「早苗」と呼んだ。私は顔を上げた。
親の離婚を聞いた女の子とその同級生の話。よくあるような家庭問題を暖かなラストにすることを目指しました。
暗い話ではありません。爽やかめ。
※この作品はカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
文字数 4,269
最終更新日 2018.04.20
登録日 2018.04.20
仲の良い女の幼なじみがいた。
小さい頃から遊んでいたのに、急にアイツはよそよそしくなった。
まるでオレがいないもののように……。
文字数 4,808
最終更新日 2022.03.14
登録日 2022.03.13
文字数 7,506
最終更新日 2019.05.07
登録日 2019.05.06
転校してばかりの主人公、元住空凪は中学二年の夏に何度目かの転校である中学校にやってきた。そこで出逢ったのは、綺麗だが周囲の同級生とは一切交わろうとしない孤高の美少女、時見結心だった。
担任の先生に強引に任され、空凪は結心と同じ園芸委員になるのだが……。
二人の少女の運命が交わる時、特別な……初恋の花が開花する。
文字数 7,295
最終更新日 2023.03.23
登録日 2020.06.25
顔出しNGで動画投稿活動をしている中学一年生のアキとミモザ、
動画の再生回数がどんどん伸びる中、二人の正体を探る人物の影が……。
果たして二人は身バレしないで卒業できるのか……?
走って歌ってまた走る、元気はつらつ少女のアキと、
悩んだり立ち止まったりしながらも、健気に頑張るミモザの、
イマドキ中学生のドキドキネットライフ。
男子は、甘く優しい低音イケボの生徒会長や、
イケメン長身なのに女子力高めの苦労性な長髪書記に、
どこからどう見ても怪しいメガネの放送部長が出てきます。
※12/31のお昼の更新で完結です(最終話まで投稿予約済)
文字数 79,990
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.11.27
文字数 2,170
最終更新日 2020.03.11
登録日 2020.03.11
夏休み最終日の夜。翔太は宿題のプリントを無くしたことに気がつく。クラスのグループチャットでコピーさせてくれる人を探すがなかなか見つからない。もうダメだと諦めかけたときスマホが鳴る。「私持ってるけどコピーする?」連絡をくれたのは意外な人物で…。
中学生の甘酸っぱい恋愛を描いた短編作品!
文字数 5,897
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.21
大学の野球グラウンドの前で再会したのは、母方の祖父母に招かれ、田舎を訪れた春休みに一度だけ遊んだ、一つ年上の板倉大輔だった。
毎年選抜高校野球の時期になると思い出していた。ダムに沈むことが決まった村での、最後の六日間。下手くそな野球少年の大輔と、故郷を離れる間際の大人達との、何とも適当で楽しい空き地ベースボールをして過ごした日々のことを。
「大事なのはどこで何をするかじゃない。誰と好きなことをするかだ」
祖父の言葉と、とうもろこし畑の思い出を胸に、再会後の大輔との恋に戸惑いながらも、文緒は好きなことに向かって進む。
*「二週間のエール」に登場する、岸司の仲間・桂の、女子軟式野球同好会を作る原点となったお話です。
文字数 114,401
最終更新日 2018.07.05
登録日 2018.03.30
小学校の卒業式。卒業生として壇上に立った少年、若林透真は「プロサッカー選手になる」と高らかに宣言した。そして、中学校のサッカー部で活躍し、プロのサッカーチームのユースにスカウトされることを考えていた。進学した公立の中学校であったが、前回大会で県ベスト8まで出ている強豪だ。そこで苦悩しながらも、成長していく物語。
文字数 6,740
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.05.03
文字数 5,781
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.02.26
「消滅転生!!」「封印!!」お札を使ってあやかしと対峙。
霊感魔法少女「有瀬レイカ」。
生まれつき霊感があり、見えない者が見える少女。魔法については、1分時間を止める力と、元に戻すことができる力を持つ。
同級生で片思いのあやかし使いの神社の息子で伝説の札を持つ「妖牙タイジ」に誘われ、あやかしカウンセラーをはじめることに。
かわいいモフモフ二匹、あやかし使いの中学教師や美少女のトイレの華絵さん、人体模型つくもがみのジンもメンバーに加わり、「あやかし相談所」を発足する。
縁結びのムスビさんの少し甘い初恋の話。
現代妖怪にはたくさんの種類がいて、オレオレサギサギ、カロー(過労)、ストレッサー、ホーキ(放棄)に出会い、赤と青の札を持って立ち向かう。
闇に包まれた謎の美形若手男性教師、夜神怪(やがみかい)は敵か味方か。
怪しい影を潜ませ何か目的を達成しようと近づいてくる。光と影が交差する場所を探しているようだ。その場所には特別な道ができるらしい。
中学生のレイカとタイジ、先生二人の正体と恋にも注目!
文字数 100,408
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.11.10
宿題を忘れて大ピンチの所を隣の席の倉井に助けてもらった陽乃。お礼に、手伝ってほしいことがあると言われて……。
天真爛漫女子×気弱地味系男子。
甘い物が苦手な人でも楽しめる、ちょっぴり甘い恋のお話。
【2人の秘密はにがくてあまい】スピンオフ作品です。そちらを知らなくても楽しめる内容になっております。
(小説家になろう様でも投稿させていただいてます)
文字数 11,366
最終更新日 2020.01.12
登録日 2020.01.04
私の青春時代の話。
一個上の大好きな先輩を目で追う毎日。
女子中学生の脳内なんて、所詮こんなもんよ。
文字数 49,221
最終更新日 2019.10.27
登録日 2019.05.11
島シリーズ第1弾。普通な人生を送っていた名寄祭。祭はある事件をキッカケに、大変な目に?!
「こんな青春嫌ダァー!」
*未成年の飲酒、煙草は御遠慮下さい。この作品では、未成年者が飲酒、煙草を吸います。*
文字数 3,868
最終更新日 2020.05.25
登録日 2020.05.24
中学二年になった松本拓海は、仲良しグループの海斗と七海、美咲との四人で、自由に使えるお金を増やすための方法を考えてみた。
そして、高齢者をターゲットにした孫代行サービスをやってみようという話になった。孫代行とは、孫と触れ合う機会のない高齢者のもとに自分たちが出向いて、孫と過ごしている時間を疑似体験してもらうサービスのことだった。
拓海がリーダー役に指名され、懸命に四人をまとめる。決断力のない拓海には荷が重たいことだったのだが、密かに思いを寄せていた七海に格好の悪い姿を見せないために、懸命に頑張った。
四人は、協力しながらチラシを配り、連絡をくれた高齢者の家に出向いて孫代行を行った。客の数も次第に増え、四人が手にするお金の額も増えていく。
しかし、商売をしていることが学校にばれてしまった。四人は、親と一緒に学校に呼び出され、先生たちから、校則違反となる行為であり二度とやってはならないと言い渡される。
その最中に、孫代行を利用していた高齢者たちがその場に姿を現し、拓海たちがしていることは自分たちも望んでいることなのだと主張した。
その様子を目の当たりにした四人の親たちも拓海たちのやったことに対して理解を表し、ボランティアという形でなら孫代行を続けてもよいという結論になった。
その結果を受けて、拓海は、今後どうしていくべきなのかを考えた。高齢者たちと交流を図る中で生きていくうえで大切なことを学ばせてもらえているという思いがあり、孫代行は続けていきたかったからだ。
他の仲間ともそのことを話し合い、全員が孫代行を続けていきたいという思いを抱いていることを知った拓海は、今まで稼いだお金を使って、客になってくれた高齢者たちと自分たちの親を招いた食事会をやらないかと三人に提案した。
それぞれに対する感謝の言葉を口にしたうえで、今後も孫代行を続けていきたいという全員の思いを伝えて再スタートすることが目的だった。
そして、食事会の日がやってきた。拓海が、四人を代表して感謝の言葉と全員の思いを、集まってくれた高齢者たちと親に伝える。
その姿を目にした七海の胸に、拓海のことを頼もしく思う気持ちが芽生え始めた。
文字数 77,412
最終更新日 2020.04.03
登録日 2020.04.03