ぬいぐるみ小説一覧
「あなたの祖父が続けてきた仕事を引き継いでほしい」
就職浪人中の飛鳥馬見介(あすまけんすけ)にとって、その提案は願ってもない話だった。
その祖父の仕事とは——いわゆる探偵業。しかし調査対象は人ではなく、意志を持ったモノ「付喪神」による案件を専門とした特殊の中でも特殊な仕事であった。
そして、この仕事を行う上で重要となのは、必ずバディと共に行動しなければならないということ。見介のバディとは、祖父が20年前に買い与えてくれたぬいぐるみであった。
「改めてよろしくな、相棒!」
突然会話ができるようになったレッサーパンダのぬいぐるみ、みっけと共に、見介の探偵稼業が始まる。
文字数 2,938
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
女子高生である陽菜には、大切なお友達がいる。
それは、ぬいぐるみの『ちゃっぴー』だ。
友達が一人もいなかった彼女にとって、ちゃっぴーの存在は唯一の救いだった。
しかし、そのぬいぐるみがある日、陽菜の前から姿を消し──。
文字数 4,786
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
文字数 1,996
最終更新日 2023.01.05
登録日 2022.05.11
前世の事は、今はもうあまり覚えていない。
長く長く、独りでいすぎたからだ。
薄っすらと覚えているのは、日本という国で、毎日朝早くから夜遅くまで働いていた、という事だけ。
推測になるけど、恐らく私の身に何かが起こって、私は死んでしまったとだと思う。
死んで、これも推測だけど、前世とは違う別世界に転生した。……んだと思う。
それはいいんだけど。
……なんでなの?
なんで私はせっかく転生したにも関わらず、“ぬいぐるみ”に転生なんかしちゃったの?
私、前世でよっぽど悪い事でもしたの?
気が付いたら、私はぬいぐるみで、路地裏に捨てられていた。
見えないけど、スースーするから背中の糸がほつれて、綿が出てる事は何となく分かる。
ぬいぐるみだから、身体は一ミリも動かせない。
声も出せないし、目を閉じる事も出来ない。
発狂する。
発狂するよ、私。
もうやだ。
何年何年もこの薄汚れた路地裏に転がっているだけの毎日なんて。
もう消えたい。
いっそのこと、この世界から消滅したい。
そう願い始めた頃――――
「…………おや?これはこれは……面白いもんが落ちてるね」
一人の魅惑的なお姉さんが、私を拾ってくれた。
そして何の因果か、クリス様と出会って溺愛される事に……?!
ちょっと待って!!
私、人間じゃないんですよ?
“ぬいぐるみ”なんですよ~~?!
○注意、★マークはR18シーンがあります。
文字数 18,378
最終更新日 2021.06.23
登録日 2021.05.22
たびたびの療養を繰り返しながら、やっと完成することが出来たので、書籍化の前に掲載してみたいと思います。・・・
「あの人が自ら自分の人生を転げ堕ちて行くのを止めなかったのはね、私を幸せに出来なかった罪を許せなかったからなの。だから、自分で自分を傷つけて傷つけて、来る日も来る日も自分の心を傷つけ続けて、私の傷よりも沢山の傷を負うことで、あの人は自分自身を責め続けたの」
「それが、さっきの・・・?」
「あの人はね、私に許してほしかったの。私を幸せに出来なくてごめん・・・って・・・」
直美が驚いたのは、自分がずっと抱いていた違和感である夏樹の堕ちて行った真実よりも
今、直美の目の前で、その真実を語った京子にだった。
文字数 654,070
最終更新日 2024.03.13
登録日 2023.06.04
事故から女の子を庇って異世界に転生したケント。
転生特典のスキルは、あんまり強そうじゃない【ぬいぐるみテイム】でした。
でもこれがびっくり。
いろいろな動物やモンスターの“ぬいぐるみ”が呼びだせるし、しかも呼びだした“ぬいぐるみ”は動くことができたのです。
そして何よりも、ふかふかもふもふで触り心地も抱き心地も最高でした。
そんな【ぬいぐるみテイム】を持つケントが暮らすことにしたのは、深い森の中にあるエルフの村。
自堕落で無気力だけどちょっぴり天才なリルと、元気いっぱいで頑張り屋さんのミルという幼女エルフ双子姉妹をはじめ、エルフのみんなと森の奥でスローライフします。
村の問題も、たまーに出てくる悪い奴も、全部ぬいぐるみパワーで吹き飛ばして、楽しい仕事と美味しい食事で満たされる異世界生活のはじまりはじまり~。
文字数 74,484
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.04.24
【続編考え中】
小さな頃から一緒にいるクマのぬいぐるみを片手に家を出て、冒険者を目指す少年のお話。
【あらすじ】
魔力が少なく、自分で攻撃魔法を放つ事が出来ない落ちこぼれ。
自分には、剣の才能も魔法士の才能もない。
文官になれる程の頭脳もない。
自分には何が出来るか模索する。
そこで見つけたのが魔法陣を描くことだった。
自分で描いた魔法陣を駆使して、狩りをして行く物語。
※戦うクマさん
※クマさんは保護者
※設定ふんわり
※独自設定あり
※ご都合主義
※R15は保険
◇◇◇
【HOT女性向けランキングに載りました!ありがとうございます♪】
2022.9.01 100位
2022.9.02 97位 → 86位 → 77位
2022.9.03 67位 → 65位
文字数 53,373
最終更新日 2022.10.29
登録日 2022.08.27
中流貴族シーラ・カロンは、ある日勘当された。理由はぬいぐるみ作りしかしないから。
戸惑いながらも少量の荷物と作りかけのぬいぐるみ1つを持って家を出たシーラは1番近い町を目指すが、その日のうちに辿り着けず野宿をすることに。
暇だったので、ぬいぐるみを完成させようと意気込み、ついに夜更けに完成させる。
疲れから眠りこけていると聞き慣れない低い声。
なんと、ぬいぐるみが喋っていた。
天真爛漫娘✕ワケアリぬいぐるみのドタバタ冒険ファンタジー。
※この作品は小説家になろう・ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 68,568
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.08.31
【見習い錬金術士とうさぎのぬいぐるみたちが描く、スパイス混じりのゆるふわ冒険!情報収集のために、お仕事のご依頼も承ります!】
「……襲われてる! 助けなきゃ!」
錬成アイテムの採集作業中に訪れた、モンスターに襲われている少年との突然の出会い。
人里離れた山陵の中で、慎ましやかに暮らしていた見習い錬金術士ミミリと彼女の家族、機械人形(オートマタ)とうさぎのぬいぐるみ。彼女たちの運命は、少年との出会いで大きく動き出す。
「俺は、ある人たちから頼まれて預かり物を渡すためにここに来たんだ」
少年から渡された物は、いくつかの錬成アイテムと一枚の手紙。
「……この手紙、私宛てなの?」
少年との出会いをキッカケに、ミミリはある人、あるアイテムを探すために冒険を始めることに。
――冒険の舞台は、まだ見ぬ世界へ。
新たな地で、右も左もわからないミミリたちの人探し。その方法は……。
「討伐、採集何でもします!ご依頼達成の報酬は、情報でお願いできますか?」
見習い錬金術士ミミリの冒険の記録は、今、ここから綴られ始める。
《この小説の見どころ》
①可愛いらしい登場人物
見習い錬金術士のゆるふわ少女×しっかり者だけど寂しがり屋の凄腕美少女剣士の機械人形(オートマタ)×ツンデレ魔法使いのうさぎのぬいぐるみ×コシヌカシの少年⁉︎
②ほのぼのほんわか世界観
可愛いらしいに囲まれ、ゆったり流れる物語。読了後、「ほわっとした気持ち」になってもらいたいをコンセプトに。
③時々スパイスきいてます!
ゆるふわの中に時折現れるスパイシーな展開。そして時々ミステリー。
④魅力ある錬成アイテム
錬金術士の醍醐味!それは錬成アイテムにあり。魅力あるアイテムを活用して冒険していきます。
◾️第3章完結!現在第4章執筆中です。
◾️この小説は小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
◾️作者以外による小説の無断転載を禁止しています。
◾️挿絵はなんでも書いちゃうヨギリ酔客様からご寄贈いただいたものです。
文字数 667,272
最終更新日 2023.09.28
登録日 2022.07.02
文字数 8,024
最終更新日 2019.05.02
登録日 2019.04.22
少年マンガ『ペガサスジュエル』の悪役キャラクターが大好きな夢咲心花。
しかし、幼い頃から「女の子らしくない」と周りに馬鹿にされていたため、堂々と好きということが言えずにいた。
そんなある日、昔のいじめっ子、五十嵐環奈に呼び出されて……?
文字数 8,989
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.27
ぬいぐるみが好きな橋野は、自分の部屋にぬいぐるみをたくさん置いて愛でていた。
ぬいぐるみ好きの橋野がぬいぐるみを通じて、大切な友を見つけるというストーリー。
文字数 928
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.18
そんなに怖くないホラーの掌編&短編をまとめました。
思いついたら書き足します、気軽に楽しんでいただければ嬉しいです。
文字数 4,044
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.04.02
文字数 1,429
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
文字数 1,326
最終更新日 2021.11.09
登録日 2021.11.09
やあみんな、ボクの名前はププ。真っ白色のネコのぬいぐるみさ!
ぬいぐるみはおしゃべりなんかしないって? そう、ボクはご主人であるリトルレディ、ピリカの魔法でおしゃべりしたり動けたりできるようになったんだ。すばらしいだろう?
だけど、たった一つだけ…ボクにはゆずれないもの、頼みたいことがあったんだ。
それはなんだって? それはね、このボクのお話しを読んでくれればわかるさ。
笑いあり涙ありのステキな冒険譚だからね、楽しめることは間違いなしさ!
+++
此方は小説家になろうにて投稿した小説を修正したものになります。
土・日曜日にて投稿していきます。
6話完結の短めな物語なのでさくっと読んでいただけるかと思います。ヒマつぶし程度でご一読いただければ幸いです。
第1回きずな児童書大賞応募作品です。
文字数 13,763
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.15
いつもお仕事で忙しいお母さん。
いい子でいようとする、りょうくん。
お母さんが三歳の誕生日にくれた「くまのくま吉さん」は、僕のお父さんだった……。
文字数 5,435
最終更新日 2022.02.04
登録日 2022.02.04
ある日、魔法を使う夢を見た。夢から覚めても、魔法が使えるようになっていたが……。
文字数 215
最終更新日 2021.08.17
登録日 2021.08.17
文字数 8,197
最終更新日 2023.03.15
登録日 2023.03.15
五分読書のショートホラー作品。
突然やってきた転校生は、痩せぎすで薄汚い格好をしていた。
異様なのは、ツギハギだらけのクマのヌイグルミを持っている事だ。
亡くなった母親の形見だ。
先日、教師にDSを取り上げられたクラスのリーダー格である翔陽は納得がいかない。
母親が死んだかなんだか知らないが、特別扱いが気に入らない。
その日から、翔陽は取り巻きを従えて、転校生の喜一を執拗にいじめる。
精神安定剤であるヌイグルミを取り上げると、喜一は奇声を発し混乱する。
その事を、楽しんでいた。
ある日、ヌイグルミを蹴り飛ばし、必死に追いかける喜一が車にはねられ死んだ。
それから、翔陽の身の回りでは、奇妙な出来事が起こる。
どれほど、ヌイグルミを捨てても、翔陽の元へと戻ってくるのだ。
そして、意識を失い、喜一が死んだ瞬間の映像を何度も見させられる。
文字数 5,987
最終更新日 2020.11.01
登録日 2020.11.01
家の近くの霊園は近隣住民の中ではただのショートカットルートになっている。
当然私もその道には慣れたものだった。
ある日バイトの帰りに、ぬいぐるみの素体(ぬいを作るためののっぺらぼう状態)の落とし物を見つけた私は……
ぬいの話です
文字数 9,717
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.29
久しぶりに実家に帰省した雫(しずく)は、両親に命じられて断捨離をする。そして、押し入れの段ボールに入っていたぬいぐるみのニャミィを見つける。子どもの頃の自分がニャミィをどんなに大切にしていたか、雫は思い出した。
文字数 1,961
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.05.27
普通じゃない場所に迷い込んでしまったお話。
よくイヤな夢を見るので、お話にしてみました。
他サイトにも掲載しています。
文字数 921
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.04.03
手違いで死んだ僕を転生させてくれると、女神様は言った。
転生先はどんなものでも良いと。なんなら無生物でもかまわないそうだ。
「なら、僕はぬいぐるみになりたいです」
「えっ?!」
文字数 1,260
最終更新日 2023.03.25
登録日 2023.03.25