切ない小説一覧
アエテルニアは母の再婚をきっかけに、6歳のとき、吸血公と密かに呼ばれているヴァルキュリア家の養子となった。
義父は母のことを愛するゆえに、母が他の男と作った子であるアエテルニアを憎んだ。アエテルニアは義父を刺激しないように、実父から受け継いだ蛍石色の瞳を長く伸ばした前髪で隠すようにした。
なるべく人目につかないようにひっそりと暮らすアエテルニアに、唯一話しかけてくれる相手がいた。それは、ヴァルキュリア家の長男であるテオドアだった。
母の死後、アエテルニアは唯一の頼れる存在であるテオドアを心の拠り所にするが、アエテルニアがΩであると知ったテオドアは、アエテルニアに情愛を感じていた。
文字数 41,234
最終更新日 2023.11.22
登録日 2023.10.23
――ねぇ、佐々。僕と出逢ってくれて、ありがとう。
生まれつき声を出せない青年。
柳瀬秋
彼はある日。クラスメイトの三人に目を付けられ……
⚠胸キュン注意報!!!
【とにかく一途な爽やか男子✕声を出せない大人しめ男子】
※性被害に関連する描写が作中に含まれます。苦手な方はお気を付けください。また、これらは小説上の演出となっており、犯罪・差別等を助長するものではございません。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ございません。
※表紙絵:ACサイト様より引用
文字数 27,582
最終更新日 2023.11.22
登録日 2023.09.13
たまに夢を見る。
駅の改札から逃げ惑う人々。
" 〇〇が無事で "
私の腕の中でどんどん冷たくなっていくーー。
" 本当によかったぁ "
ーーの腹部から流れ出る血。私はハンカチで力一杯抑える。だけど、止まらない。
" ずっと怖くて言えなかった "
寒い時に握るとカイロの代わりになって暖かいーーの手。今は信じられないほど冷たいーーの手が出血部を抑える私の手を握った。
" おれはずっとお前のことが "
その夢を見た後は酷い喪失感に苛まれる。それはまるで、大切な何かを忘れてしまったような感覚。
それでも、
「かーわーいーいー!どの服もミリアたんにピッタリ!端から端、みんなちょうだい!」
という騒がしい父に、
「あははは!今日も寝坊したんだって!お嬢様!」
「ま、俺たちは昨日の夜から今まで飲んだくれてるんだけどな!」
「よっ!人でなしー!」
「ちげぇねぇ!ぎゃははは!」
毎日飲んだくれる領民達に囲まれて幸せな日々を送ってます。
文字数 23,959
最終更新日 2023.11.21
登録日 2023.11.21
《あらすじ》
カトラレル家の長男であるレオナルドは双子の弟のミカエルがいる。天真爛漫な弟のミカエルはレオナルドとは真逆の性格だ。
カトラレル家は懇意にしているオリバー家のサイモンとミカエルが結婚する予定だったが、ミカエルが流行病で亡くなってしまい、親の言いつけによりレオナルドはミカエルの身代わりとして、サイモンに嫁ぐ。
愛している人を騙し続ける罪悪感と、弟への想いを抱き続ける主人公が幸せを掴み取る、オメガバースストーリー。
《番外編 無垢な身体が貴方色に染まるとき 〜運命の番は濃厚な愛と蜜で僕の身体を溺れさせる〜》
番になったレオとサイモン。
エマの里帰り出産に合わせて、他の使用人達全員にまとまった休暇を与えた。
数日、邸宅にはレオとサイモンとの2人っきり。
ずっとくっついていたい2人は……。
エチで甘々な数日間。
ー登場人物紹介ー
ーレオナルド・カトラレル(受け オメガ)18歳ー
長男で一卵性双生児の弟、ミカエルがいる。
カトラレル家の次期城主。
性格:内気で周りを気にしすぎるあまり、自分の気持ちを言えないないだが、頑張り屋で努力家。人の気持ちを考え行動できる。行動や言葉遣いは穏やか。ミカエルのことが好きだが、ミカエルがみんなに可愛がられていることが羨ましい。
外見:白肌に腰まである茶色の髪、エメラルドグリーンの瞳。中世的な外見に少し幼さを残しつつも。行為の時、幼さの中にも妖艶さがある。
体質:健康体
ーサイモン・オリバー(攻め アルファ)25歳ー
オリバー家の長男で次期城主。レオナルドとミカエルの7歳年上。
レオナルドとミカエルとサイモンの父親が仲がよく、レオナルドとミカエルが幼い頃からの付き合い。
性格:優しく穏やか。ほとんど怒らないが、怒ると怖い。好きな人には尽くし甘やかし甘える。時々不器用。
外見:黒髪に黒い瞳。健康的な肌に鍛えられた肉体。高身長。
乗馬、剣術が得意。貴族令嬢からの人気がすごい。
BL大賞参加作品です。
文字数 110,437
最終更新日 2023.11.21
登録日 2023.10.14
貧しい家庭に育ち、さらに第二性がオメガである御影 駿(みかげ しゅん)は、スクールカーストの底辺にいた。
そんな駿は、思いきって憧れの生徒会書記・篠崎(しのざき)にラブレターを書く。
だが、ちょっとした行き違いで、その手紙は生徒会長・天宮司 伊織(てんぐうじ いおり)の手に渡ってしまった。
駿に興味を持った伊織は、彼を新しい玩具にしようと、従者『金曜日の少年』に任命するが、そのことによってお互いは少しずつ変わってゆく。
文字数 69,904
最終更新日 2023.11.21
登録日 2023.11.11
文字数 1,034
最終更新日 2023.11.20
登録日 2023.11.20
『存在しない心に、恋をした。』
自我を持たないAI(人工知能)×その研究者
人間が使うあらゆる機器に人工知能が搭載されるようになった、少し未来の日本。
人工知能が人工知能を作り始めたこの時代で、この最先端の技術(テクノロジー)開発に従事する研究者、樋口万理(ひぐちばんり)は、これを更に進め、デザインや設計から組立まで、人工知能が全てを作成する人型(ヒューマノイド)ロボットの研究を手掛けている。
いくつかの試作と研究を経て、完成と呼べるものになるはずの人型ロボットの計画には、樋口の予定していなかった男性器の搭載がデザインされていた。
人工知能が生殖器官を求めたことに戸惑う樋口だったが……
文学フリマ大阪11で頒布した「アモル・エクス・マキナ」の本編再録です。
この作品は、ムーンライトノベルズ、エブリスタ、カクヨムにも掲載しています。
文字数 100,215
最終更新日 2023.11.20
登録日 2023.10.31
「生存戦略! ちゃんと『フツーの子』に擬態するんだ」
いじめられていた少年は、気がつくと生まれ変っていて別の生が始まっていた。
断片的な過去の記憶。辛く悲しい前世の記憶。
次の人生は同じ轍は踏まないぞと、前世の自分とは違う生き方をしようとする。
だが、運悪く入学したのは前世と同じ高校で……。
前世の記憶、失われた遺書、月命日に花を手向ける教師。その先にあるのは……。
テーマ:
「断罪と救済」「贖罪と粛清」
関係性:
元カースト1位でいじめていた
影がある社会科美形教師×
元いじめられていた美術部平凡
生存したい前世記憶あり平凡
※いじめなどの描写が含まれます。
かなり暗い話ですが、最後に掬い上げるような救済はあります。
※夏芽玉様主催の現世転生企画に参加させていただきました。
※性描写は主人公が未成年時にはありません。
表紙はpome様(X@kmt_sr)が描いてくださいました。
文字数 64,927
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.10.29
ルガート王国の王太子ラファエルが15歳を迎えたとある日。
王都を離れ郊外へ視察に訪れている途中、襲撃を受けてしまった。
部下が身を挺して逃がしてくれたものの、途中でラファエル自身も兇者の手により矢を受け、薄れゆく意識の中で印象的だったのは紫の双眸だった。
目覚めるとラファエルがいたのは小さな小屋でマリア―ナと名乗る美しい紫色の瞳を持つ村娘に介抱をされていたらしい。
最初は警戒をしていたラファエルだったのだが、親身に世話をしてくれるマリアーナへ徐々に惹かれていく。
一週間もすればラファエルも動ける様になり、城へ戻る前マリアーナへ自身の身分を明かし、そして共にこれからを生きて欲しいと告白をする。
ラファエルの告白にマリア―ナは受け入れる。
そうしてこれから幸せになろうとするのだが……。
この作品は『忘れられた王妃様は真実の愛?いいえ幸せを探すのです』のスピンオフのお話になります。
王妃であるエヴァとの初顔合わせより七年も昔のお話です。
ルガート国王ラファエルの王太子時代、15歳の少年が体験する苦い、ややビター過ぎる初恋のお話となります。
設定は緩い?ちょっと切なく重めなお話です。
文字数 16,311
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.10.28
こちらでは百合作品をメインに集めています。
私自身がバトエン厨なので、基本的に暗い話が多いです。
地雷の方はお気をつけください…。
ハピエンルート的なものを考えてはいるのですが、完成させるまでの力が足りません…
ですが、いつか出せたらいいなとは思っています。
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誰かの好みに刺さりますように!
文字数 8,222
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.18
文字数 5,265
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.18
社会人(25)× 社会人(25)
学生時代恋人同士だった二人が、現在はセフレとして過ごしています。
二人とも、現在は女性と付き合っています。
攻め
芦原 謙吾(アシハラ ケンゴ)
映画関連会社の営業。文学部出身。
182cm
読モ経験者。性格は見た目に反し穏やか。
受け
渡瀬 未樹(ワタセ ミキ)
出版者編集。経済学部出身。
171cm
高校までは陸上競技選手。
喘息、過呼吸持ち。性格はやや激情型。
文章の練習用に書いたものなので、中途半端な部分で終わっています。
現在は単話ですが、続きを書けたらと思っているので、シリーズとしています。
2022.5.4.
カテゴリーをR-18へ変更。該当話には※がついてます。
文字数 12,923
最終更新日 2023.11.18
登録日 2022.01.31
ラーズヘルム王国の王弟リューウェイクは親兄弟から放任され、自らの力で第三騎士団の副団長まで上り詰めた。
王家や城の中枢から軽んじられながらも、騎士や国の民と信頼を築きながら日々を過ごしている。
国王は在位11年目を迎える前に、自身の治世が加護者である女神に護られていると安心を得るため、古くから伝承のある聖女を求め、異世界からの召喚を決行した。
異世界人の召喚をずっと反対していたリューウェイクは遠征に出たあと伝令が届き、慌てて帰還するが時すでに遅く召喚が終わっていた。
召喚陣の上に現れたのは男女――兄妹2人だった。
皆、女性を聖女と崇め男性を蔑ろに扱うが、リューウェイクは女神が二人を選んだことに意味があると、聖者である雪兎を手厚く歓迎する。
威風堂々とした雪兎は為政者の風格があるものの、根っこの部分は好奇心旺盛で世話焼きでもあり、不遇なリューウェイクを気にかけいたわってくれる。
なぜ今回の召喚されし者が二人だったのか、その理由を知ったリューウェイクは苦悩の選択に迫られる。
召喚されたスパダリ×生真面目な不憫男前
全38話
こちらは個人サイトにも掲載されています。
文字数 142,276
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.10.31
俺は突然光に包まれたあと、
前世の記憶が俺に染み込むように、とても自然に融合した。
そう、俺は前世日本で生きていた記憶がある。
しかも、この世界は前世、妹がはまっていた乙女ゲームの世界で、その中の悪役王子である第一王子に転生してしまったのである。
ーーーーーー
悪役令嬢とは、思い合っているけれどお互いの勘違いによる切ない恋を繰り広げ、側近とは、君主として絶対的に慕われているにも関わらず、主人公だけ気付かない。孤独と戦いながらも自国民を前世の知識や絶対的能力で救い、時には親の敵への復讐を繰り広げる王子の物語。
ーーーーーー
文字数 77,840
最終更新日 2023.11.17
登録日 2022.03.15
ある日、出会ったその人は、白くて細くて美しい人だった。
宮野啓太は気付かぬうちにその人に惹かれていく。
その人は、かなえさんと言うらしい。
登場人物/メモ
宮野啓太(みやのけいた)…31歳/土木関係、ガテン系
綾瀬かなえ(あやせかなえ)…39歳/喫茶店オーナー
綾瀬優人(あやせゆうと)…31歳/同級生、建設関係、ガテン系
綾瀬義人(あやせよしと)…29歳/IT企業、エンジニア
綾瀬孝人(あやせたかと)…18歳/高校生
文字数 42,273
最終更新日 2023.11.17
登録日 2023.10.08
一応異世界転生してた僕のスキルを囲いこみたい王室に政略結婚をさせられたものの、一年で離婚になりました!
奴隷の様な生活からの解放にひゃっほーってしながら冒険者やってみます!
今更追いかけてこないでください!
文字数 88,126
最終更新日 2023.11.17
登録日 2022.10.26
胸を打つあたたかな話から、ハイファンタジー、ホラーギャグ、センシティブまで。
あなたとリスナーのひとときに、心刺さるものがありますように。
基本的に短編~中編 台本。SS短編集としてもお楽しみいただけます。縦書き表示推奨です。
【ご利用にあたって】
OK:
・声劇、演劇、朗読会での上演(投げ銭配信、商用利用含む)。
・YouTubeなどへのアップロード時に、軽微なアドリブを含むセリフの文字起こし。
・上演許可取りや報告は不要。感想コメント等で教えて下されば喜びます。
・挿絵の表紙をダウンロードしてフライヤーや配信背景への使用可。ただし、書かれてある文字を消す・見えなくする加工は✕
禁止:
・転載、ストーリー改変、自作発言、改変しての自作発言、小説実況、無断転載、誹謗中傷。
文字数 81,517
最終更新日 2023.11.17
登録日 2020.10.17
某私立大学の四回生である清水京は、生物の追試を受けれなかった。アホだから時間を間違えてしまったらしい。
このままでは単位がヤバイので教授に平蜘蛛の如く謝って、なんとか三回生の試験の際にもう一度試験を受けられるようにしてもらい、まあ、なんとか事なきを得た。
とりあえず、一度だけ三回生の生物の講義に出て、試験範囲は確認しておこうと思った京は、たまたま前の席にいた超絶可愛い女子に範囲を聞いた。
たまたま、聞いた相手が綺麗な子だったのであり、それ以上でもそれ以下でもなかった。
はずだった...
しかし、本人たちの意思など構わずにもう恋は始まってしまっていたのかもしれない。
文字数 181,574
最終更新日 2023.11.16
登録日 2021.07.29
私を助けてくれた人…
七年前体の弱い私を彼が救ってくれた…
感謝を伝えるために彼に会いに行く。
彼に受けた恩返しに人を助けたい。
化術、人間語学、自然科学、推理学……
この日の為に多くの事を学んできた。
これは猫宮殿から出て人民を救いたいと切に願う猫王子の物語である。
文字数 14,369
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.11.10
「ヴィンセント・アーガイルは可哀想な男の子」
これは最愛の彼女の認識だ。クラスで虐められて居場所が無く、学校にも姿を現さない。どうにかして支えなければ、なんてきっと都合よく考えてくれている。
ヴィンセントはジュディ・フォレストのことを愛していた。唯一にして最大の障壁は、彼女が自分の担任であること。早く卒業して彼女に伝えたい、と昂る気持ちを胸に卒業式を迎えたヴィンセントの耳に飛び込んで来たのは、ジュディが結婚したという話で……
◆秋頃に書きたい教師x教え子の話の男視点
◇鈍いヒロインが知らぬ間に執着される話
文字数 7,248
最終更新日 2023.11.15
登録日 2023.09.29
文字数 8,642
最終更新日 2023.11.15
登録日 2023.11.05
両親の死後、ひとりぼっちになった少年は親戚によって両親が残してくれた僅かばかりの財産も奪われ、自身は奴隷商へと売られてしまう。少年の持つ美貌からただの『奴隷』ではなく『愛玩奴隷』として教育を受けることになるが──。
奴隷として生きる少年はひどい暴力と、劣悪な環境の中でも必死に生きていた。そんな少年が怪我をした意識のない青年を拾う。少年は自身もギリギリな中、看病を懸命におこなうが、青年は姿を消してしまう。
まったく違う世界に生きるふたりが出会い、別れた。ふたりの運命はそのまま交わることはないのか、それとも──。
騙されて奴隷落ちした少年と家族を殺され、若くして領主になった青年との恋のお話。
※ムナクソ、人死に、暴力などの表現が結構あります。苦手な方はご自衛ください。
※設定についてもふんわりなので、優しい目で見ていただけると嬉しいです。
文字数 57,608
最終更新日 2023.11.15
登録日 2023.10.18
ブルーク公爵家の長女に生まれた私は、幼い頃に母を亡くした。父に愛されたことなど一度もなく、父が後妻を迎えると、私は使用人用の住まいに追いやられた。
父はこの国で、一番力を持っていた。一国の王よりも。
国王陛下と王妃様を殺害し、王太子であるアンディ様を国王に据えた。両親を殺され、12歳で国王となったアンディ様は、父の操り人形だった。
アンディ様が18歳になると、王妃になるように父に命じられた。私の役割は、アンディ様の監視と彼の子を産むこと。
両親の仇であるブルーク公爵の娘を、愛することなど出来るはずがない。けれど、私はアンディ様を愛していた。自分が愛されていないことも、愛されない理由も、愛される資格がないことも分かっている。愛されることなど、望まない。
父親がどんな人間かは、私が一番良く分かっている。父は母を、殺したのだから……。
彼に愛されなくても、彼を守るために私は王妃となる決意をする。王妃となってまもなく、アンディ様は愛する人を見つけたからと側室を迎えた。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
文字数 53,267
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.10.24
同じΩでも僕達は違う。楓が主役なら僕は脇役。αは僕を好きにならない……
オメガバースの終焉は古代。現代でΩの名残である生殖器を持って生まれた理人は、愛情のない家庭で育ってきた。
救いだったのは隣家に住む蓮が優しい事だった。
理人は子供の頃からずっと蓮に恋してきた。しかし社会人になったある日、蓮と親友の楓が恋をしてしまう。
楓は同じΩ性を持つ可愛らしい男。昔から男の関心をかっては厄介事を持ち込む友達だったのに。
本編+番外
※フェロモン、ヒート、妊娠なし。生殖器あり。オメガバースが終焉した独自のオメガバースになっています。
文字数 145,698
最終更新日 2023.11.14
登録日 2017.10.24
双葉結菜はある日、父に1週間後に顔も名前も知らぬ相手と結婚をするように命じられる。
周辺では有名な名家の生まれである結菜には、一切の選択の余地などない。
だからこそ、結菜は『恋がしたい』という願いを叶えるために、遊び男と名高い月城陽翔に『1週間だけ彼氏になってくれないか』と告白する。
恋人初日から初めてのことに溢れている世界に、結菜は凍え切っていた心を溶かし始める。
けれど、陽翔の行動に少しずつ違和感を感じ始めて………?
結菜の実家で明かされるは悲しき事実。
最後に決めた2人の選択とは………。
文字数 105,343
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.04.29
「お姉様、コレちょーだい」
無邪気な笑顔でオネガイする天使の皮を被った義妹のラテに、大好きなお人形も、ぬいぐるみも、おもちゃも、ドレスも、アクセサリーも、何もかもを譲って来た。
ラテの後ろでモカのことを蛇のような視線で睨みつける継母カプチーノの手前、譲らないなんていう選択肢なんて存在しなかった。
だからこそ、モカは今日も微笑んだ言う。
「———えぇ、いいわよ」
たとえ彼女が持っているものが愛しの婚約者であったとしても———、
文字数 18,993
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.11.05
◯義兄その1 レイちゃんが部屋から出てこなくなった。俺、避けられてる?
◯義兄その2 ライちゃんがめちゃくちゃ過保護になった。正しい兄弟の距離感って何だっけ?
◯唯一の友達 碧が俺に隠していることって何だろう?
◯俺 何か大切なことを忘れている?
歪な形に変わっていく菫の日常。
なんちゃって和洋折衷ファンタジーの世界観です。
優柔不断すぎて、あれ?この方が滾るぞ?という設定を足していきがちです。頑張って辻褄を合わせます。引き算の美学を学びたい…
10年ぶりに小説を書くので、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
固定カプです。
他サイトにも投稿していましたが、こちらで先に完成させる予定です。
文字数 38,278
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.06.20
人が第2のタイプ『カナリア』・『ケージ』・『ホーク』を持つ世界。
飛びぬけた才能を持ち、成功を約束されているとされる『ケージ』たちは、特有の疾患から唯一症状を緩和することができる『カナリア』を常に求めていた。
その声に癒され、執着し、『カナリア』本人が望まぬままに閉じ込め、時に傷つける。
人々を声で狂わせる『カナリア』であることを隠し、生活を送っていた添頼奏(そよりかなで)。
ある晩『ケージ』のツミとの出会いが、奏の人生を大きく変えていくことになる。
文字数 26,341
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.08.06