ファンタジー小説一覧
妖精女王の逆鱗に触れた人間が妖精を見ることができなくなって久しい。
そんな中、妖精が見える「妖精に愛されし」少女エマは、仲良しの妖精アーサーとポリーとともに友人を探す旅の途中、行き倒れの青年貴族ユーインを拾う。彼は病に倒れた友人を助けるために、万能薬(パナセア)を探して旅をしているらしい。「友人のために」というユーインのことが放っておけなくなったエマは、「おいエマ、やめとけって!」というアーサーの制止を振り切り、ユーインの薬探しを手伝うことにする。昔から妖精が見えることを人から気味悪がられるエマは、ユーインにはそのことを告げなかったが、伝説の万能薬に代わる特別な妖精の秘薬があるのだ。その薬なら、ユーインの友人の病気も治せるかもしれない。エマは薬の手掛かりを持っている妖精女王に会いに行くことに決める。穏やかで優しく、そしてちょっと抜けているユーインに、次第に心惹かれていくエマ。けれども、妖精女王に会いに行った山で、ついにユーインにエマの妖精が見える体質のことを知られてしまう。
「……わたしは、妖精が見えるの」
気味悪がられることを覚悟で告げたエマに、ユーインは――
心に傷を抱える妖精が見える少女エマと、心優しくもちょっとした秘密を抱えた青年貴族ユーイン、それからにぎやかな妖精たちのラブコメディです。
文字数 122,885
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.09.06
この世界では、緑の髪は災いを招く「呪いの子」と呼ばれていた。
緑の髪の子が生まれる時、災害が起きると言われている。
緑の髪の子は本当に災いを招くのだろうか・・・
緑の髪の子に隠された真実とは・・・
剣と魔法の世界で、拓は謎に立ち向かう。
文字数 441,216
最終更新日 2023.10.22
登録日 2022.04.04
三百年前にこの国を襲った魔物の群勢。
それを指揮した魔女が黒髪に血の瞳、そして稀少な闇魔法使いだったと言われ、それ以来この国ではそのいずれかの要素を備えて産まれた子は忌み子として恐れ迫害されてきた。
十数年前、そんな国に全ての条件を持った子が生まれ落ちた。
フィーネ・オラシオン。
オラシオン公爵家の次女にして生まれながらの嫌われ者。
対する姉のセレナ・オラシオンは聖女として国の人気者であり、その物腰の柔らかさと闇をも包む優しさに誰もが敬服した。
罵倒と嫌がらせの中、フィーネは姉のお陰で辛うじて健やかに日々を送っている。初恋の人さえ冷たい眼差しを向けてくるけれど、それでも姉がいれば耐えられると思っていたのに……。
私のささやかな幸せさえ奪うというの?
それならいっそーー。
これは姉妹の愛とその二人を愛する者の「アイ」の物語。
※思いつきなので気まぐれ更新のゆるふわ設定です。カテゴリをファンタジーと恋愛で迷い中。
文字数 11,674
最終更新日 2021.11.18
登録日 2021.11.15
「お姉様、パウル様と私は婚礼の誓いをささげ合いましたの。私たちは既に夫婦となったのです。パウル様は私のことを気に入ってくださったの」
私の婚約者であるパウルは、妹のリアと結婚したようです。
リアは私の婚約者を奪えて喜んでいるようですが、いつまで喜んでいられるかしら。
私はリアに感謝しています。厄介払いが出来ましたもの。
外面だけ良い嫉妬深い婚約者、わがままで欲しがりな妹……よくお似合いです。
文字数 6,729
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.18
勝手に才能無しの烙印を押されたシェイド・シュヴァイスであったが、落ち込むのも束の間、彼はあることに気が付いた。『俺が見えているのって、人の能力なのか?』
自分の特別な能力に気が付いたシェイドは、どうやれば魔法を覚えやすいのか、どんな練習をすればスキルを覚えやすいのか、彼だけには魔法とスキルの経験値が見えていた。そのため、彼は効率よく魔法もスキルも覚えていき、どんどん周りよりも強くなっていく。
最初は才能無しということで見下されていたシェイドは、そういう奴らを実力で黙らせていく。魔法が大好きなシェイドは魔法を極めんとするも、様々な困難が彼に立ちはだかる。時には挫け、時には悲しみに暮れながらも周囲の助けもあり、魔法を極める道を進んで行く。これはそんなシェイド・シュヴァイスの物語である。
文字数 135,031
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.02.06
ブラコンシスコンな幼い姉弟のお話。
ご都合主義のSS。
可愛い系男子のつもり。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 3,033
最終更新日 2024.02.07
登録日 2024.02.07
まだ年若い神父レヴィンは、鋼のような肉体を持つ傭兵ブラントに、男に抱かれる快楽を教え込まれ悦がり狂いながらも苦悩していた。
ある時、噂を聞き付けた国王に目をつけられたレヴィンは、ブラントと共に捕らえられ蹂躙されてしまう。
神父は傭兵に弄ばれるの続きです。
文字数 14,042
最終更新日 2022.04.23
登録日 2019.12.11
これは宇宙のどこかにある不思議な世界の話である。
ここ、惑星【ギガアース】には精霊が存在し、人々は精霊の恩恵を得て様々な魔法を使う事ができている。
そのため、精霊は何よりも優先され、精霊を害する者は世界の敵と認定されてしまう。
世界の敵と認定された者の末路は野盗か、精霊信仰のない魔族領に逃げ込むかのどちらかしかない。
そして、この世界で二十歳の成人と同時に神から職業を授かる。
そこで主人公はとある職業に覚醒した。
その職業とは『精霊使い』。
これに立ち会った神官はその場で主人公を取り押さえ、国王の前に突き出した。
「精霊様を使うだとッ!! 立場を弁えんかッ!! 貴様を人間の領域から追放するッ!! 精霊様を使い、精霊様の怒りに触れられてはかなわんからなぁッ!!」
そうして主人公は精霊使いという職業に覚醒しただけで人間の住む領域から魔族の住む領域へと追放されてしまう。
そして散々痛めつけられ、主人公は魔族の領域へと棄てられた。
《君、精霊使い? ボクの力使う?》
「く、黒い……精霊……?」
果たしてこの黒い精霊はなんなのか。
そして精霊使いの力はなんなのか。
これは職業だけで人の領域を追放された主人公の復讐劇である。
文字数 156,496
最終更新日 2022.10.24
登録日 2022.07.08
この異世界に来たのはもうだいぶ昔だ。
冒険者として働いていたきたが最近は楽に稼げるようになってきた。
暇つぶしで奴隷を買って売るを繰り返してきたけど今日買った奴隷はえちえちだった。
文字数 2,556
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.04.03
第2王子に冤罪で婚約破棄された、公爵令嬢アリシア。
「たとえ公爵令嬢でも、王子である俺に婚約破棄されたお前にもう価値はない!」と言われたが…?
文字数 11,915
最終更新日 2024.01.24
登録日 2023.12.15
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
文字数 79,426
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.11.03
「私は、ユミエラとの婚約を破棄する!」
学院卒業記念パーティーで、婚約者である王太子アルフリードに突然婚約破棄された、ユミエラ・フォン・アマリリス公爵令嬢。
家族にも愛されていなかったユミエラは、王太子に婚約破棄されたことで利用価値がなくなったとされ家を勘当されてしまう。
しかし、ユミエラに特に気にした様子はなく、むしろ喜んでいた。
これまでの生活に嫌気が差していたユミエラは、元孤児で転生者の侍女ミシェルだけを連れ、その日のうちに家を出て人のいない森の奥に向かい、森の中でカフェを開くらしい。
「さあ、ミシェル! 念願のスローライフよ! 張り切っていきましょう!」
王都を出るとなぜか国を守護している神獣が待ち構えていた。
どうやら国を捨てユミエラについてくるらしい。
こうしてユミエラは、転生者と神獣という何とも不思議なお供を連れ、優雅なスローライフを楽しむのであった。
一方、ユミエラを追放し、神獣にも見捨てられた王国は、愚かな王太子のせいで混乱に陥るのだった――。
なろう・カクヨムにも投稿
文字数 199,072
最終更新日 2021.03.23
登録日 2020.07.19
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。
この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。
ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。
少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。
更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。
そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。
少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。
どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。
少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。
冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。
すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く…
果たして、その可能性とは⁉
HOTランキングは、最高は2位でした。
皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°.
でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )
文字数 200,088
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.03.23
とある国では初代王が妖精の女王と作り上げたのが国の成り立ちだと言い伝えられてきました。
稀に幼い貴族の娘は妖精を見ることができるといいます。
王族の婚約者には妖精たちが見えている者がなる決まりがありました。
お姉様は幼い頃妖精たちが見えていたので王子様の婚約者でした。
でも、今は大きくなったので見えません。
―――そんな国の妖精たちと貴族の女の子と家族の物語
※童話として書いています。
※「婚約破棄」の内容が入るとカテゴリーエラーになってしまう為童話→恋愛に変更しています。
文字数 22,348
最終更新日 2021.06.27
登録日 2021.05.30
【こう見えても実は俺、異世界で生まれたスーパーハイブリッドなんです。――覚醒編――】
十九歳に成長した霧島悠斗は、自分の出生の秘密を聞かされた。
その後、地球存亡の危機を知った彼は、その日を境に加速的に覚醒していくのだった。
【あらすじ】
霧島悠斗は十九歳の誕生日間近、幼馴染(影浦悠菜)とその母親(影浦沙織)から、かなりぶっ飛んだ話を聞かされた。
その母子と彼の母親(霧島啓子)は、悠斗が生まれる前からの友人でもあり、その頃から家族同然の付き合いをしていたのだが、実は沙織が異世界(エランドール)で意図して誕生させた子供が悠斗だと言う。
沙織は以前、子供の出来なかった啓子の願いを叶える為に、彼女の子供として悠斗をこの世界に連れて来たのだった。
その後、異世界人の二人は悠斗の幼馴染とその母親になりすまし、異世界人と地球人との混合種(ハイブリッド)である彼を、これまでずっとその事実を隠したまま保護観察していたのだ。
突然のカミングアウトに戸惑う悠斗ではあったが、思い当たる節も幾つかはあったのだ。
視界の片隅に現れる家族の位置情報や、瞬発的に身体能力が上がったりと、まるで自分の身体に何か別の何かが居る様な感覚。
その告白を境に悠斗のそれらの能力は目まぐるしく成長し、更に新たな能力が次々と芽生え始めた。
そんなある日、悠斗は地球存亡の危機を知り困惑する。
保護観察をしていた異世界の二人は、悠斗の保護の為エランドールへ行かないかと打診してきた。
だがこれまで知り合った人達や、育ったこの世界を絶対に護ると心に決めた時、悠斗の能力が遂に覚醒する。
そしてそれは、彼の間近で保護観察を続けていた異世界人達であっても想定外であり、誰もが驚く程の超混合種(スーパーハイブリッド)だったのだ。
【登場人物】
霧島悠斗:啓子の染色体と異世界人数名の染色体を使用して、異世界《エランドール》で創られた混合種。
霧島啓子:悠斗の母親。染色体提供者の一人。
霧島圭吾:悠斗の父親
霧島愛美:悠斗の妹
影浦沙織:悠斗が生まれる前からの啓子の知り合い。悠菜の母親。エランドールではルーナ。染色体提供者の一人。
影浦悠菜:沙織の一人娘。悠斗の幼馴染。エランドールではユーナ。染色体提供者の一人。
セレスティア・リリー・カルバン:エランドールの将軍。ラ・ムー王の血族。染色体提供者の一人。
鈴木茂:悠斗の同級生。高校に進学してからの友達。
五十嵐未来:悠斗の同級生。
西園寺友香:悠斗の同級生。
文字数 421,553
最終更新日 2022.05.02
登録日 2022.04.18
海崎理緒は16歳の時、酔っ払いの喧嘩に絡まれて電車のホームに突き落とされてしまった。
目が覚めたら、知らない場所で知らない人に助けられていたが…どうも様子が違う…
それから一年後、理緒は知らない世界でただ一人、冒険者として安い賃金でその日暮らしの毎日を送っていた。
そんなある日、偶然誘拐犯から子供を助けたところ、子供に懐かれてそのまま子守を依頼されるが、保護者からは不審者扱い。これで保護者の顔さえ見ずに済めば、可愛い子供に懐かれて平和なのに…というところから始まるお話。
こちらは健全です。
どうにも恋愛要素が薄いので、カテゴリを恋愛からファンタジーに変更しました。
筆者の妄想から出た自己満足の一品で、設定も緩いです。
共に楽しんで頂けたら嬉しいです。
のんびり更新予定です。
文字数 98,478
最終更新日 2021.12.25
登録日 2021.07.17
そこは魔術が実在し認知されている日本。ある日銃声と共に浜屋当摩の平凡な日常は終わりを告げる。
当摩の特異体質に目をつけたクラスメイトの黒崎神奈は、学園一、いや日本一の美女。
そして本物の魔術、アークマジックを使う世界三大魔女の一人だった。当摩は彼女の使徒になることになり。異世界と日本を股にかけた冒険の日々が始まる。
魔術のかかったゲームブックで異世界に行くと、そこではエッチなイベントが目白押し。モンスターを狩ったりエッチをしたりすると、魔力が上がってより強く? 最底辺冒険者から成り上がれ!
神奈は魔力アップの修行と称し、当摩にフリーセックスをさせていた。気が付けばこれハーレムじゃね?
これはわりと真面目に世界征服を企む最強の魔女と、のんびり生きたい平凡男子の冒険ラブストーリー。
ほぼ同名タイトルでノクターンに連載しているエロライトノベルのエッチシーンカット版です。
冗長なエッチシーンをカットすることでテンポ良くストーリーが楽しめるかと思います。
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 94,018
最終更新日 2023.10.18
登録日 2023.09.20
魔法少女ピュアハメは愛と正義の魔法少女である。他者からの愛を受け取って戦う彼女のエネルギーは、愛する者の精液。今日も幼馴染と近所の公園で青姦もといエネルギー補給に勤しんでいたはずが、全ては敵の催眠が見せる幻だった!
「幼女の憧れ魔法少女が膣内射精大好き変態女のはずがない。偽物め!」と歪んだ義憤を撒き散らして怪人化した男(元ピュアハメ大好きオタクくん)に捕まり、催眠で身体の自由を奪われ何度もアヘらされる魔法少女の明日はどっちだ!
文字数 12,452
最終更新日 2021.12.18
登録日 2021.12.18
魔術を使える人間は魔術師とならなければならない世界で、うっかり魔術師会お尋ね者のとある“魔法使い”と出会い、ひょんなことから師弟関係を結んだ少女の、修行と恋の物語。
美しい白銀の髪を持つ少女はかつて、日本という国で過ごす一人の女性であった。その事を思い出したのは、今住まう現世でも希少価値の高い“魔術”をうっかり発動させてしまったからで――
がちむち魔法使いの師匠(年齢不詳)×ひらがな遣いの弟子(精神年齢はアラフォー)の長きに渡る駆け引き恋のお話。
※第一章はヒロインの幼女期です。Rシーンは成人してから。
※他サイトにも掲載中。
文字数 157,043
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.01.28
下っ端が上司に色々お世話されるお話が書きたくて思いつくままに書きました。
精霊がいて魔法がある世界です。
本編完結しました。
長編を書き溜めている合間に思いついてしまって書いた後日談をアップします。
全部で10000文字いかないくらいです。
無自覚に絶倫な副隊長と(元?)下っ端のCPはまた思いついたら書くかもしれないので完結から連載中に戻しました。
少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。
※ 視点がコロコロ変わります。
※ R18作品です。予告なくそういう表現が入ります。
文字数 28,017
最終更新日 2024.02.12
登録日 2023.10.12
名門貴族アクアマリノ家に生まれながら、魔力が少ないノーチェ。
そのためずっと冷遇されていたのだが、そこから救い出すかのようにノーチェと結婚をしてくれたのが、紅蓮魔法騎士団の若きエース──獣人のカリマだった。
しかし彼は同情で結婚しただけであり愛情はない言う。故に二人が夜をともにしたこともなければ普段から交流もない。
そうして夫婦関係も持つことなく二年の月日が立ったものの、このまま彼に養われてばかりではいられないと、唯一得意だった錬金術を活かしてコツコツと貯金をしてきた。
ようやく独り立ちの準備が整ったその日の夜、ノーチェはさっそくカリマに離婚を切り出したのだが──
彼は「だめ、僕から離れるなんて、絶対だめ」と泣きながら何らかの術を発動させた。
魔力が少なく不憫な境遇にあった錬金術師と凄まじい魔力を持つが凄惨な生い立ちの獣人魔法騎士の夫婦が、おまじないをきっかけに少しずつ絆を深めていこうとする話。
※獣人ですがガチの獣ではないですm(_ _)m
※ちょっとヒーローが子供っぽいかもしれません
※四章構成予定で、Rシーンには★をつけます。
※ムーンライトノベルズにも投稿しています。
文字数 177,122
最終更新日 2023.07.25
登録日 2022.08.22
「どうしてこうなった」
十歳のある日、この日僕は死ぬ事が決定した。
地水火風四つの属性を神とする四元教、そのトップであり、四元教を母体とする神法国家エレメンタリオの法皇を父とする僕と三人の子供。
法皇の子供は必ず四ツ子であり、それぞれが四つの元素に対応した魔法の適性があり、その適性ランクはSクラスというのが、代々続く絶対不変の決まり事だった。
しかし、その決まり事はこの日破られた。
破ったのは僕、第四子である僕に出るはずだった地の適性ランクSが出なかった。
代わりに出たのは鉱石魔法という、人権の無い地の派生魔法のランクS。
王家の四子は地でなければ認められず、下位互換である派生魔法なんて以ての外。
僕は王族としてのレールを思い切り踏み外し、絶対不変のルールを逸脱した者として、この世に存在してはならない存在となった。
その時の僕の心境が冒頭のセリフである。
こうした経緯があり、僕としての存在の抹消、僕は死亡したということになった。
そしてガイアスという新しい名前を授けられた上で、僕は王族から、王宮から放逐されたのだった。
しかしながら、派生魔法と言えど、ランクSともなればとんでもない魔法だというのが分かった。
生成、複製、精錬、創造なども可能で、鉱石が含まれていればそれを操る事も出来てしまうという規格外な力を持っていた。
この話はそんな力を持ちつつも、平々凡々、のどかに生きていきたいと思いながら旅をして、片手間に女の子を助けたり、街を救ったり世界を救ったりする。
そんなありふれたお話である。
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カクヨムと小説家になろうで投稿したものを引っ張ってきました!
モチベに繋がりますので、感想や誤字報告、エールもお待ちしています〜
文字数 66,513
最終更新日 2023.09.20
登録日 2023.08.19
「第一王子殺害未遂でリディア・クローバーを死刑に処する!」
ゴーシュラン王国の聖女であったリディア・クローバーは、謂われなき罪で死刑判決を下された。
(嫌よ、死にたくないわ……こんな無実の罪で処刑されるなんて!)
死んでしまうのだと絶望していた時、とある二人の人物の尽力で死刑から追放処分となる。
「いいかい?君は表向きは死刑となる。だが、実際は国外追放処分だ」
何とか王国を抜け出した彼女の前に半妖精だという一家が現れ、彼女の人生は一変する。
「ここで暮らすと良い。聖女だった頃のことは忘れて、ゆっくりしなさい」
慈愛に満ちた人々の優しさに触れ、リディアは明るさを取り戻していく。
しかし、リディアを謂われなき罪に陥れた者たちの陰謀に再び巻き込まれ、翻弄されていく。
(もう誰かに利用されるなんて御免よ。私は王国のおもちゃじゃないわ!)
半妖精や妖精の力を借りて、彼女は王国の陰謀に立ち向かう。
「さあリディア、行こうか。君を苦しめた奴を地獄に落としてやろう」
※他サイトにも掲載中です。
文字数 56,056
最終更新日 2022.06.11
登録日 2022.06.06
わたくしリィナ=ユグノアは小さな頃から病弱でしたが今は健康になり学園に通えるほどになりました。しかし殆ど屋敷で過ごしていたわたくしには学園は迷路のような場所。入学して半年、未だに迷子になってしまいます。今日も侍従のハルにニヤニヤされながら遠回り(迷子)して出た場所では何やら不穏な集団が・・・
強制的に修羅場に巻き込まれたリィナがちょっとだけざまぁするお話です。そして修羅場とは関係ないトコで婚約者に溺愛されています。
文字数 7,225
最終更新日 2022.10.20
登録日 2022.10.20
銀の髪が美しい青い瞳の少年。彼が成人の儀を迎えた日の朝すべてが変わった。
喜びと悲しみを分かち合い最後に選ぶのは愛する者の笑顔と幸せ───
漆黒の王が心を許したのは人の子。大切な者と心つなぐ恋のお話。
…*☆*…………………………………………………
他サイトにて公開しました合同アンソロジー企画の作品です
表紙・作画/作品設定:水城 るりさん
http://twitter.com/ruri_mizuki29
水城 るりさんのイラストは、著作権を放棄しておりません。
無断転載、無断加工はご免なさい、ご勘弁のほどを。
No reproduction or republication without written permission.
…*☆*…………………………………………………
【公開日2018年11月2日】
文字数 17,848
最終更新日 2018.11.02
登録日 2018.11.02
突然、魔導士により召喚された、ごく普通の大学生の乃亜(ノア)は何の能力も持っていないと言われ異世界の地で捨てられる。危険な森を彷徨いたどり着いた先は薔薇やガーベラが咲き誇る美しい庭だった。思わずうっとりしているとこっそりとパーティーを抜け出してきたライアンと出会い.....
文字数 53,290
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.01.30
美少女性奴隷と幸せに暮らすため、おっさんは異世界で成り上がる!
平凡なおっさんサラリーマンの峰山真夜は、ある日、自室のドアが異世界につながっている事を知る。
異世界と日本を行き来し、異世界では商売を、日本ではサラリーマンの二重生活を送る。
日本で買ったアイテムを異世界で高額転売し金持ちになり、奴隷商人のススメに従って美少女性奴隷サラを購入する。
愛する奴隷サラと幸せに暮らすため、おっさんサラリーマン・ミネヤマは異世界で貴族を目指す。
日本ではかなえられなかった立身出世――成り上がりに邁進する!
文字数 122,048
最終更新日 2020.06.11
登録日 2019.12.06
転落事故で前世を取り戻したジェネヴィエーヴは、この世界に「原作」があることを思い出す。
このままでは数年後には愛する婚約者から婚約破棄を言い渡され、その上、悪霊の呪いによって身を亡ぼすことが決まっていた。何とか命の危機を回避するため、呪いを解こうと奔走するが、破滅的な体力のなさを誇る彼女にとって一筋縄にはいかなかった。呪いを抑え込むために、ヒロインである光の乙女を懐柔し、ジェネヴィエーヴを嫌悪する婚約者のクラレンス殿下には早々に婚約解消を提案したところまでは良かったものの、中々思うように進展せず・・・。
他の投稿サイトにも掲載しています。
文字数 336,557
最終更新日 2023.10.31
登録日 2022.05.20
第11回ネット小説大賞一次選考通過作品。
「愛するアデラの代わりに生贄になってくれ」愛した婚約者の皇太子の口からは思いもしなかった言葉が飛び出してクローディアは絶望の淵に叩き落された。
元々18年前クローディアの義母コニーが祖国ダレル王国に侵攻してきた蛮族を倒すために魔導爆弾の生贄になるのを、クローディアの実の母シャラがその対価に病気のクローディアに高価な薬を与えて命に代えても大切に育てるとの申し出を、信用して自ら生贄となって蛮族を消滅させていたのだ。しかし、その伯爵夫妻には実の娘アデラも生まれてクローディアは肩身の狭い思いで生活していた。唯一の救いは婚約者となった皇太子がクローディアに優しくしてくれたことだった。そんな時に隣国の大国マーマ王国が大軍をもって攻めてきて・・・・
しかし地獄に落とされていたシャラがそのような事を許す訳はなく、「おのれ、コニー!ヘボ国王!もう許さん!」怒り狂ったシャラは・・・
怒涛の逆襲が始まります!史上最強の「ざまー」が展開。
そして、第二章 幸せに暮らしていたシャラとクローディアを新たな敵が襲います。「娘の幸せを邪魔するやつは許さん❢」
シャラの怒りが爆発して国が次々と制圧されます。
下記の話の1000年前のシャラザール帝国建国記
皇太子に婚約破棄されましたーでもただでは済ませません!
https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/129494952
小説家になろう カクヨムでも記載中です
文字数 102,988
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.05.24
円状大陸の中心部にある空に浮く島には、神々の国がある。女神の子であるニニリナは、空島にある学園でアルトリニア王国の王子であるアルトリウスと出会い、恋をして、恋人同士になって、卒業と同時に降嫁した。つつがなく王となった優しい夫のアルトリウスの愛をニニリナは疑ったことはなかったけれど――あるとき、そこに疑念が生じて……?
※ちょっとしたスパイスていどに敵キャラクターが出てきて成敗されますが、ざ/ま/ぁという感じではないです。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 13,405
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.06
ハロー私は腐女子です。木に転生したよ。木ぃーー?!
同人誌ってどこに売ってますかねえ?(命題)
最初は魔樹だったんだけど、いつの間にか聖樹として崇められちゃった。
私の養分は水・光・BLです。BL必要。BLください。ぶっちゃけ誰か目の前でまぐわってくれんかね?ただしホモカプに限る。
こんな聖樹たんの前で様々な事情を抱えた男たちが契るなんか!
御神木の前でウホッ!
≪CP一覧≫
騎士×神官/使用人×貴族/魔法剣士×重戦士/銃剣士×魔術師/ショタ×ショタ/拳士×異世界人/
【主人公カプは】聖王×聖樹/聖樹×聖王【リバです】
⭐表紙ロゴはロゴデザイナーの香月淑人様&香月ミツほ様(@kadukimitsu)に依頼しました。むちゃくちゃ素敵に仕上がりました。ありがとうございます!
文字数 277,160
最終更新日 2023.05.09
登録日 2020.11.30
高校2年の夏、男だった俺が女になった…。
正確には俺だけでなく、春町に住む住人だけが全員性別が入れ替わったのだ。
初めは皆んな戸惑いながらも、性別が入れ替わったHを楽しむカップルや夫婦。
女になった俺も、男になった彼女に押し倒されて、無理矢理Hをした。
すれ違いで、男になった彼女とは別れ、俺は進学せずに、女になった自分を誰も知らない本州最西端の山口県に逃げる様に就職した。
工場の事務員となったが、そこにいた父よりも年上の妻子持ちの社長に恋してしまう…。
ちょっと切ないファンタジックラブストーリー。
何故、春町の住人だけ性別が入れ替わったのか?
そこには大いなる陰謀と謎が隠されていた…!
文字数 148,076
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.01.17
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
月神殿に仕え月光姫として大陸を加護していたユリは、ロナンデル王国の第二王子ジョセフの婚約者だった。だが王位を狙うジョセフは、兄の王太子マイケルを謀殺した。自分の娘で陽光姫ジェシカを王妃にして国の実権を握ろうとしていた太陽神殿の大神官ジャクソンと宰相ライリーは慌てた。ジェシカにジョセフを誑かさせて計画を続行しようとした。
文字数 9,133
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.10
【最終話。今ここに!】
この夜、会いたい人がいる。たったそれだけの事…。カジュアルファッション店のアルバイト店員のカズヤは「その夜」が近づくにもかかわらず、彼女であるルイコへのプレゼントを用意できていなかった。それは、その「モノ」との出会いが訪れていないだけではなく、相手に対しての「自信」の揺らぎに気づきだしていたからでもあった。その弱い変化に反発しようとすればするほど、感じたことのない深みに引き寄せられそうになる自分を救えるのはルイコ以外にない。一方、アパレルの製造部門で働くルイコは、大きなファッション・ショーに向けての仕事が佳境にあり、現場の指揮を執る上司の下、同僚とともに戦っていた。ただ一方で、彼氏であるカズヤに対する誠実な気持ちが彼女を追い詰めてもいた。そして、カズヤの下には美しい謎の女性ナナが現れ、ある目的を持って急接近する。「この夜」に翻弄される二人の試練とは?ナナの目的とは?予測困難なラストに向かい、想いはひた走る…。
※プロローグは読み飛ばし可能です。 ついに最終話。
【完結】
序章1.フット・ステップス
↓ページの下のほうに目次があります。
文字数 49,870
最終更新日 2019.08.28
登録日 2018.12.24
このたび、幼馴染みが裏切りまして。
将来を誓っていたのに……残念です。
文字数 1,268
最終更新日 2023.12.08
登録日 2023.12.08
平凡な高校生、アヤツジ・ケイトは、ひょんなことから命を落としてしまう。
そんな彼の前に、『神の使い』と名乗る人物が現れた。
彼は言う。「異世界転生と言うものに興味はないか?」と。
異世界転生――その響きに惹かれたケイトは、彼の提案を受け入れる――
「ヘイ、マリス!学習の時間だ」
『かしこまりました、マスター』
スマートフォンで全てを学習(ラーニング)!?異世界チート生活、始まります。
※この作品は、『小説家になろう』『カクヨム』『ノベリズム』でも投稿しております。
文字数 96,466
最終更新日 2022.01.23
登録日 2021.11.04
傾向:
有能ドS退魔師攻め×純粋おバカ悪魔受け
傾向: 隷属、尻尾責め、乳首責め、焦らし、前立腺責め、感度操作
悪魔のリュスは、年に一度人里に降りるサウィン祭に退魔師の枢機卿、ユジン・デザニュエルと無理矢理主従契約を交わさせられた。その結果次のヴァルプルギスの夜まで彼の下僕として地上の悪魔が起こす騒ぎを鎮める手伝いをさせられることになる。
リュスを従僕にしたユジンは教皇の隠し子で貴族の血筋を持つ教会屈指のエリートだけどリュスには素直になれず意地悪ばかり。
でも純粋でおバカなリュスに何だかんだ絆されていくのだった。
人の世界で活動するためにユジンのアレやコレやが無いとダメな体にされたリュスは果たして快楽に打ち勝ち無事にまた闇の世界に帰れるのか!?(ダメそう)
※あほエロ50%、ストーリー50%くらいです。
第10回BL小説大賞エントリーしてます。
励みになるので気に入って頂けたら11月中に☆、コメント、投票お願いします ↜( • ω•)Ψ
文字数 75,872
最終更新日 2023.04.24
登録日 2022.10.31
腹違いの妹を長年に渡りいじめていた罪に問われた私は、第一王子に婚約破棄され、侯爵令嬢の身分を剥奪され、塔の最上階に閉じ込められていた。
私が腹違いの妹のマダリンをいじめたという事実はない。
私が断罪され兵士に取り押さえられたときマダリンは、第一王子のワルデマー殿下に抱きしめられにやにやと笑っていた。
私は妹にはめられたのだ。
牢屋の中で絶望していた私の前に現れたのは、幼い頃私に使えていた執事見習いのレイだった。
「迎えに来ましたよ、メリセントお嬢様」
そう言って、彼はニッコリとほほ笑んだ
※他のサイトにも投稿してます。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
文字数 9,416
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.04.12