ミステリー小説一覧
将来がかかったピアノコンクール目前に、世界一幸福な養子と周りから羨まれる青年が失踪。
特定屋としてアングラサイトで活躍するサライ(18)は、失踪理由を探るように依頼を受ける。
依頼者は、イタリア一の富豪にして有名美術鑑定士のロレンツォ・ディ・メディチ(45)。
失踪したのは、彼の息子アンジェロ(18)だ。
かくゆうサライも、イタリア全土で起こっている修道士殺害事件の容疑者として、無実の罪で未成年収容所に収監されていた。
ロレンツォの依頼を断れば、長い囚人人生が待っている。
依頼を受ければ、権力者の駒にされる。
ロレンツォにフィレンツェの館に連れていかれたサライは、絨毯に引きずられた跡を見つける。
そして、絵だらけの不思議な部屋へと入り込む。
絶体絶命の中、サライの推理が始まる。
文字数 192,720
最終更新日 2024.04.03
登録日 2024.02.03
高校生作家の深木志麻が一年後の二〇二三年六月六日に死ぬと宣言して本当に志麻は死んでしまう。その死因はわからなかった。一年後の八月七日、文芸部員の松崎陽花、樫原実歩、藤垣美星、白樺真木、銀杏小夏は、志麻の遺言書に沿って彼女の死因をテーマにした小説の朗読を定例会で行う。最も優れた小説を書いた者に志麻の未発表原稿と文芸部会長の地位を得ることになる。天才深木志麻の後を継ぐのは誰かーー?
文字数 50,733
最終更新日 2024.04.03
登録日 2023.07.26
モノノケが見えることで狂人扱いされてきた少女、四辻茉莉。彼女は最愛の両親とペットを亡くし、自らも命を絶とうとしていた。そこに現れた謎のシルクハットの青年、鴨公宏。彼は茉莉の自殺を止め、あろうことか自身が経営するモノノケ専用ダンスクラブ『モノノケダンスフロア』のスタッフとして彼女をスカウト!?
茉莉とモノノケ達が織り成す笑いあり涙ありの痛快ヒューマンドラマ。ラブもちょっとあったりなかったり...
文字数 57,155
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.03.31
高校卒業と同時に山梨から東京へ出てきた朔良と未依は共に暮らしていたが、堅実に働く未依に比べ、朔良は日銭を稼ぐように暮らしていた。将来の目標も定まらないままの暮らしに、未依は不満を覚えている。
ある日、朔良は雑貨屋LoOpで未依への誕生日プレゼントにメビウスのデザインをした指輪を購入した。高額な品に未依は困惑したが、大切にしようとサイズ直しに店を訪れる。センスの良さに惹かれた未依が店をやりたいという朔良の夢を相談すると、オーナー波柴は起業セミナーへの参加を勧めた。
◇目次
プロローグ
一章 サトザクラ
二章 エドヒガン
三章 オオシマザクラ
四章 ソメイヨシノ
文字数 37,838
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.04.01
一話完結。
案内役は、記録天使ユメガタリヲス。
【永遠の原っぱを走ろう】
私の高校には、少し変わった行事がある。
それは、かつてこの学校の生徒だったカップルが飼い犬とともに自殺した――その慰霊のための儀式だ。
演劇部の私は、今年その進行役:霊媒者に抜擢された。
滞りなく進行していく儀式。
その時、私の体に異変が起こる。
【木が歩く林の森】
おれ・卓己は、友人の信也、恋人の陽子とともに、真夜中の『林の森』に入る。
そこはアレ界隈ではかなり有名な心霊スポットで、かつて連続猟奇殺人鬼・林が三十人を惨殺した場所だった。
この森の奥では、夜毎、林によって木に戻された村人たちが夜行するという。
【地球侵略! 謎の宇宙モニュメントを破壊せよ】
高校入学直後――おれと謙二は、新入生を集めた親睦会キャンプに参加する。
だがそこに集まったおれたち以外の多くは、ケプラー1652bから地球侵略にやってきた先遣隊のヤツらだった。
地球人であるおれたち五人は、異星間の転送装置を破壊するため、山のてっぺんを目指す。
【トーマス・エジソンの電話機】
私・結月は、亡くなった恋人・義之からかかってくる電話に悩まされていた。
義之は、私に新しい彼氏ができたことに納得していない。
私は新しい彼氏の笹田さん、バイト仲間の霊能者・村木さんとともに、幽霊となった義之と対峙する。
【路地裏ツマビラカ】
ホラー映画が好きなぼく。
ある夜、幼なじみのイタルが女子高生を殺した。
現場から逃走し、彼はぼくに助けを求めてくる。
町では『病み医者』と呼ばれる元精神科医による連続殺人が話題になっていた。
【あなたが手を振り、終わりが始まる】
千里眼を持つおれ(42歳)は大金持ちだ。
ふとしたきっかけでJK・萌花と知り合ったおれは、彼女に交際を申し込む。
だが彼女は『彼氏がいる』という理由でそれを断り続けていた。
そんなある日、おれは千里眼を使い未来を見る。
未来の映像の中で――萌花の彼氏は、飛行機事故の炎に包まれていた。
文字数 138,843
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
決められた曜日、決められた時間に、丘の上の教会の告解室に行くと、どんな人間であっても神の導きを授かることが出来るという。
街で起こった残虐な連続殺人事件。被害者は若い女性ばかり。
事件を追っている刑事たちは、町はずれの小さな教会を訪れる。
刑事が会いに来たのは、赤い瞳の艶やかなシスター。この刑事は難しい事件が起こると、必ずここを訪れるというのだが……。
中編小説です。
なお、この物語はフィクションです。実在する人物・団体等とは関係ありません。
文字数 63,815
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
【あらすじ】
酔っ払った先輩(男)にキスされた須藤理人(すどうりひと)は、そのせいか?頭痛と吐き気に襲われトイレに駆け込んだ。痛みに悶える須藤の頭には見覚えのある景色が浮かび、幽霊らしき声に「早く……来て」と呼ばれてしまう。どうしてだか焦燥に駆られた須藤は、一人でその場所へと向かうことにした。
しかし、向かった先で須藤が見つけたのは牧野葵(まきのあおい)の死体だった。須藤はそこで葵の"最期の願い"を叶えた後、気を失ってしまう。
──警察で目を覚ました須藤。その横には加護啓示(かごけいじが)やる気満々で待ち構え「第一発見者こそが犯人なのだ!」と決めつけてきて……
文字数 15,757
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.28
ある年の夏。俺は十五年ぶりに栃木県日光市にある古い屋敷を訪れた。某大学の芸術学部でクラスメイトだった岡滝利奈の招きだった。かつての同級生の不審死。消えた犯人。屋敷のアトリエにナイフで刻まれた無数のXの傷。利奈はそのなぞを、ミステリー作家であるこの俺に推理してほしいというのだ。俺、利奈、桐山優也、十文字省吾、新山亜沙美、須藤真利亜の六人は、大学時代にこの屋敷で共に芸術の創作に打ち込んだ仲間だった。グループの中に犯人はいるのか? 俺の脳裏によみがえる青春時代の熱気、裏切り、そして別れ。懐かしくも苦い思い出をたどりながら事件の真相に近づく俺に、衝撃のラストが待ち受けていた。
《あなたはすべての伏線を回収することができますか?》
文字数 27,701
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
「託した未来、揺るがない希望」
銃社会と化した2025年の日本。
フランスからの帰国早々、高校生の流雫(るな)は出迎えた澪(みお)と共にとある少女の襲撃事件に遭遇し、助ける。その半日後、アルスは彼女と全く同じ少女をパリの空港で目撃する。それはフランスの新宗教、太陽騎士団の聖女アリスだった。
翌日、流雫は前日助けた少女と再会する。彼女の名はプリィ。流雫がフランス人だった頃、何度か遊んだ仲だった。
そのプリィが告げたのは、アリスは自分をベースとしたクローンと云う事実だった。しかし、そのクローンのデータが流出していることが発覚する。
日本とフランス、2つの国を跨ぐサスペンスアクション。技術と宗教倫理に挟まれる人工生命体の在り方とは。6発の銃弾で、大きな陰謀に立ち向かえ。
文字数 70,990
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.02.29
"安田栄一"が取引先へ向かう途中に、庭先に筆で書かれた文字を貼りだす不気味な家があった。
その文字は難解な四字熟語など一応意味のある言葉だったが、
ある日今までとは全く違う謎の文章を貼りだす。
意味不明な行動を繰り返すこの家を訪ねることになった栄一。
少しずつ家の主をことを知っていき、なぜこんな行動をするのかを推理していく。
その理由とは?
そして庭先に貼りだされた文章には一体どういう意味があるのか?
文字数 13,994
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
森口さやがオーナーのさや荘へようこそ!さや荘に住むと恐怖のどん底に突き落とされるかもしれない!
森口さやは微笑みを浮かべた。 上下黒色のスカートスーツに身を包みそして、真っ白なエプロンをつけた。 それからトレードマークの赤リップをたっぷり唇に塗ることも忘れない。うふふ、美しい森口さやの完成だ。 さやカフェで美味しいコーヒーや紅茶にそれからパンケーキなどを準備してお待ちしていますよ。 さやカフェに来店したお客様はさや荘に住みたくなる。だがさや荘では恐怖が待っているかもしれないのだ。さや荘に入居する者達に恐怖の影が忍び寄る。 一章から繋がってる主人公が変わる連作ですが最後で結末が分かる内容になっています。
文字数 75,404
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.02.28
望んだ記憶だけを消すことができる技術「記憶消去方」。
この、記憶消去方を開発していたエンジニアの一人であった筧葉子(かけいようこ)が、ある日突然自殺した。
葉子の死を苦痛に感じていた婚約者の仁平薫(にへいかおる)は、記憶の一部を消すことで、気持ちを切り替え前を向こうとしていた。
そんな彼の元に、心の傷をえぐるかのように、葉子とよく似た容姿を持つ少女、柚乃(ゆの)が現れる。
すべての記憶を失っていると自称する彼女は、しかし、なぜか薫の名前だけは覚えているのだという。
また、柚乃の頭の中には、誰のものかわからない他人の記憶が宿っていて?
同じように薫の頭の中にも、他人の記憶がいつの間にか宿っていたのだった。
なぜ、他人の記憶が二人の頭に宿っていたのか?
はたして柚乃は何者なのか?
次第に謎が紐解けていく中、薫の元に葉子からの遺言(ゆいごん)が届いた。
※表紙イラストは、SKIMAを通じて知さまに描いていただきました。ありがとうございました。
文字数 136,074
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.02.28
手塚は過去のトラウマにより人の顔を見ることができず、手だけで人を判別する。そんな彼が手首持ち去り事件に遭遇し、事件を解決する歪な一人称小。
泊まっていた宿で殺人が起きる。左手が切断され持ち去られていた。見た瞬間、手塚のもう一つの人格が芽生えた。
犯人が自分と同じだと思い、他人格と共に事件を捜査する。
崖までの道のりに足跡があったことから、犯人が手を崖から手首を投げ捨てた可能性に思い当たり激怒する。暴れた手塚はみんなに取り押さえられ、拘束された。
次の日、第二の殺人が起きる。今度は右手首が持ち去られていた。
手塚は掃除道具部屋で閉じ込められていたので犯人ではないと思われていた。しかし、掃除道具を使用しての脱出方法を指摘され、犯人扱いされる。激高した手塚はまた、別の方法で拘束される。
三日目、また殺人が起きる。
文字数 145,727
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.02.01
星新一さんのショートショートに憧れて、8才の時に書いたお話です。少し手を加えました。
主人公が待ちに待った林間学校に行って、いろいろなことが起きるストーリーです。
文字数 1,939
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.30
狙った獲物は逃がさない。
そう噂され、見る者全てを魅了するアフロディーテ嬢。国の誰よりも注目を集める彼女には誰もが考えもしない別の顔があった。
文字数 9,433
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.01.04
「貴方は人を殺したことがありますか?」
字良雪花は、目の前の男に対して淡々と問いかけた。その男は彩葉丹空門という名のミステリー作家であると同時に、躊躇いなく人を殺せる犯罪者でもあった。
彩葉丹は絶対に自ら手を汚さず、証拠も残さない。彼の犯罪を示唆するのは、彼がデビュー当初から連載している蛍雪シリーズのみ。
字良は殺された両親の仇を討つために彩葉丹の担当編集者として接近した。本当に彼が犯人なのか、それとも別の黒幕がいるのか。字良は彩葉丹の完全犯罪の真相へ迫る。
しかし、彩葉丹の周囲では殺人事件が絶えず、二人は次第に不可解な事件に巻き込まれていく。
呪われた作家と、その作家に殺意を抱く編集者。
愛憎入り乱れる二人の背後に、巨大な影が迫り来る。
※不定期更新です。
文字数 84,962
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.01
海外ドラマの中でも大好きな刑事ドラマやサスペンスドラマにありそうな展開を詰め込んだ小説です。もはや私の性癖みたいなものが詰め込まれている物語です。ぜひお楽しみ下さい。
*この作品は5年前に書いたものをリライトしたものです。
あらすじ
ある日起きたら指名手配犯。主人公アンドリュー・パーカーは事件を解決するため、奔走する。
文字数 10,812
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.03.23
「孤独だとしても、立ち上がれ」
銃社会と化した2025年の日本。
高校生の流雫(るな)と澪(みお)は、池袋のコスプレイベントで銃撃事件に遭遇し、犯人を仕留める。その2人に近寄る、アウロラと名乗る少女、悠陽(ゆうひ)。悠陽は事件について、自律型AIがGMを務める大人気MMO「エグゼコードクラウド(EXC)」のオフ会での対人トラブルが引き金になったと話す。
その一方、ユーザーがロストしたハズのアバターがNPCとなって復活し、かつての持ち主やそのフォロワーを襲撃する事件がEXC内で発生。プレイを始めたばかりの澪も遭遇する。
その数日後、イベントで悠陽に絡んでいた男が線路に飛び込み自殺をし、悠陽は学校帰りに何者かに襲われる。
EXCで何が起きているのか?ゾンビと呼ばれるNPCアバターの目的は?そして、AIを崇拝したい連中の目的とは?
MMOを引き金に、それに纏わる様々な思惑がリアルで殺人事件を引き起こす。たった6発の銃弾で生き延び、事件の真相を掴め。
サスペンスアクションの最高傑作、開幕。
文字数 62,849
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.29
向日葵(ひまわり)のクラスに転校して来た久和津月帆(くわづげっぽ)は、自己紹介でいきなりこう宣言した。
「僕は誰とも一緒に食べません」
その理由がわからず、彼のことを気にかける向日葵だったが、ある晩、月帆が異形のものと会食しているのを見てしまう。
折しも、彼女の周りを怪しい男がうろつき始め、平凡な海辺の町に人狼の影が跋扈する。
これは偶然なのか、それとも転校生が何かを連れてきたのか。
やがて向日葵は、頑なに孤食を遂行する彼が背負う昏いものを知って――
異形との会食を運命づけられた少年と、その秘密を知ってしまった少女の幻想青春ホラー。
文字数 15,971
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.29
恐怖の同窓会が始まります。
オレンジ色の提灯に灯る明かりが怖い! 泊まりの同窓会に行った亜沙美は……ここから抜け出すことが出来るのか!帰れるの?
東京都町田市に住んでいる二十五歳の亜沙美は最近嫌な夢を見る。 オレンジ色の提灯に明かりがぽつんと灯りオレンジ色の暖簾には『ご飯屋』と書かれた定食屋。 包丁を握るわたしの手から血がぽたりぽたりと流れ落ちる。この夢に何か隠れているのだろうか? 学生時代のわたしと現在のわたしが交差する。学生時代住んでいたあるのは自然だけの小さな町に同窓会で泊まりで行った亜沙美は……嫌な予感がした。 ツインテールの美奈が企画した同窓会はどこか異様な雰囲気が漂っていた。亜沙美に次々恐怖が迫る。 早く帰りたい。この異様な世界から脱出することは出来るのか。 最後まで読んで頂けるとわかって頂けるかもしれないです。 よろしくお願いします(^-^)/
文字数 102,861
最終更新日 2024.03.28
登録日 2024.02.15
警視庁きっての刑事だった新井傑はとある事件をきっかけに退職した。助手の小林と共に、探偵家業を始める。伊豆に休暇中に麦わら帽子を被った少女に出会う。彼女を襲うボーガンの矢。目に見えない犯人から彼女を守れるのか、、新井傑の空白の十年が今解き放たれる。
文字数 57,184
最終更新日 2024.03.28
登録日 2023.05.01
文字数 2,472
最終更新日 2024.03.27
登録日 2023.03.14
祖母の葬式で、弟が祖母の肉を食べた。
祖母は『好きな人が出来たら、私の肉を食べると良いよ』と話していた。
その翌日、弟は歩けなくなった。
生前、祖母はこうとも話していた――『でも生はいけないよ。ちゃんと焼いて食べないとね。私は本当は人魚なんだよ』と。
車椅子となった弟の樹を助けるために、姉の泉は治療法を探す。
その途中で二人の先生と出会う。真面目な佐伯と、掴み所が無い森谷。
先生達は「原因は寄生虫ではないか」と話す。
樹のように歩けない患者が他にも居るらしく、先生達はその原因を探っていた。
先生達が知る患者の一人は、真空パックで送られてきた何かの肉を食べたらしい。
泉達は先生達と協力して、祖母が話した『人魚』について調べていく。
そして祖母がかつて住んでいた集落を訪ねる。
その集落で、人魚の血筋にあたる姉妹と出会う。
姉の渚は「私と結婚して、生まれた人魚の赤ん坊の肉を食べれば治る」と話す。
文字数 85,601
最終更新日 2024.03.27
登録日 2023.12.27
実力、人気ともに日本トップクラスの女子フィギュアスケート選手がいた
誰もが知るその選手の名は夕凪華(22歳)
最近は、若手たちの台頭もあり、勢いが衰えていると噂されていたが、今年の全日本で過去最高の演技を見せ見事優勝した
――――――しかしあくる日、彼女は死体で見つかる
状況から自殺とされたが、同じくスケート選手で友人の広瀬咲は華の死因に違和感を抱く
さらに咲と華の姉である夕凪氷翠は亡くなる前日に華自身からとあるメモ書きを渡されていた
そのメモは果たしてどんな意味をもつのか?
華は本当に自殺なのか?
華が遺したメモ書きを頼りに彼女の軌跡を追ううちに、彼女が抱えていた闇が見え始める‥‥‥
文字数 5,243
最終更新日 2024.03.26
登録日 2024.03.07