西洋小説一覧
「あなたみたいな人と、婚約したくなかった……!」
婚約者ヴィルヘルミーナにそう言われたルドガー。しかし、ツンツンなヴィルヘルミーナはそれからすぐに事故で記憶を失い、それまでとは打って変わって素直な可愛らしい令嬢に生まれ変わっていたーー。
もともとルドガーとヴィルヘルミーナは、顔を合わせればたびたび口喧嘩をする幼馴染同士だった。
ずっと好きな女などいないと思い込んでいたルドガーは、女性に人気で付き合いも広い。そんな彼は、悪友に指摘されて、ヴィルヘルミーナが好きなのだとやっと気付いた。
想いに気づいたとたんに、何の幸運か、親の意向によりとんとん拍子にヴィルヘルミーナとルドガーの婚約がまとまったものの、女たらしのルドガーに対してヴィルヘルミーナはツンツンだったのだ。
記憶を失ったヴィルヘルミーナには悪いが、今度こそ彼女を口説き落して円満結婚を目指し、ルドガーは彼女にアプローチを始める。しかし、元女誑しの不器用騎士は息を吸うようにステップをすっ飛ばしたアプローチばかりしてしまい…?
元遊び人・今不器用騎士×元ツンデレ・今素直令嬢のラブコメです。
※R18要素のある話には「※」マークをつけます。
※ムーンライトノベルズにも掲載しています。
8/19追記
完結しました~!
たくさんの方に読んでいただけたみたいで、嬉しいです。
お付き合いいただきありがとうございました!
文字数 100,397
最終更新日 2023.08.19
登録日 2023.08.12
自分でもうさんくさいと思う外面を貼り付け、今日もアカデミー棟にあるアルサム=ベルガの研究室を訪れる。無視されるのも重いため息を吐かれることももう慣れた。けれどそれは人付き合いが苦手な彼が私を遠ざけるために取る態度であり、根は悪い人ではないこともとっくに気づいている。だから今日も『とある目的』を達成するため、彼に話しかけるのだ。※『「お姉様だけズルい」が口癖の妹の可愛いワガママ』に登場する妹・メリッサの数年後のお話。本作だけでもお楽しみいただけます。
文字数 12,296
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.18
文字数 5,082
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.05
親が決めた相手と11歳の時に結婚した伯爵令嬢、エマ。しかし16歳になっても、いまだに一度も夫に会った事がない。よほど妻に興味がないのか、例えそうだとしても社交界へデビューする日にはエスコートしてくれるはずだと思った。けれど他の女性をエスコートするからと断られてしまう。それに耐えかねて夫の領地まで会いに行けば、宿屋の軒先で女の人と揉めている夫とばったり出会ってしまい……。
文字数 7,519
最終更新日 2023.07.29
登録日 2022.08.31
約三ヶ月前、ブランケ伯爵家からバウムガルテン公爵家へと嫁いだリリア。伯爵令嬢から公爵夫人へ。幸せな新婚生活を送って──は、いなかった。リリアは、その理由も教えられず、外との接触を断たれ、王都のバウムガルテン邸の敷地内しか出歩くことを許されていない。その上、夫は自分を愛していないらしい。とリリアは思う。初夜、「君には触れない」と言ってきた、アルトゥール・バウムガルテン。リリアより四つ上、弱冠二十歳の現バウムガルテン公爵は、そう言った。リリアはそれから、数えるほどしか夫と顔を合わせていない。自分はなぜここにいるのだろう。そう思って過ごす日々──が、一変する。
「愛している、リリア」
真っ昼間だというのに突然夫が帰ってきて、意味の分からないことを言い出した。曰く、自分は呪われていて、その呪いは愛する者に触れる、または自分が愛情を向けていると知られると、愛するものが死んでしまうというものだ、と。そしてその呪いが解けたのだと。
今まですまなかった、そう言われて、そうだったのですねと言えるような心境を、リリアは持ち合わせていなかった。
「ならば、本当に私を愛してくださっているのなら、これからの三ヶ月で、私を愛していることを証明してくださいませ」
そして、アルトゥールからリリアへの、『愛の証明』が始まった。
文字数 106,459
最終更新日 2023.07.20
登録日 2023.06.05
魔力を安定させるために、アルファがオメガと番になる世界。
運命の番なら、魔力が増えて安定もするのだが、ニコル・フェザーストンはそうではない。魔力の相性は良いものの、魔力安定剤の役目の代わりに、実家のあるオーガスト領を支援してもらうという政略目的で、侯爵家の跡継ぎであるブラッドリー・アマーストと結婚する。
ニコルを気遣うブラッドリーに、いつしかニコルは本物の愛を抱く。
だが、結婚生活を始めて五年後。
運命の番エリアル・キャボットが現われて――。
魔法のあるファンタジー世界でのオメガバースものです。
R15表現、R18表現も入れるのでご注意ください。その時は書いておきます。
※他の投稿サイトでも、重複公開しています。
文字数 175,626
最終更新日 2023.07.17
登録日 2019.11.09
文字数 46,087
最終更新日 2023.06.29
登録日 2023.05.15
まだこの世界に神が沢山いた頃。
『我が君』『我らが君』
そう、守護神と定めた神を呼び慕い、時に神の求めに応じて神の花嫁を出す国があった。
テュティは王の娘にして、数えで六つの時、此度の神の花嫁に選ばれた。
けれど、テュティが数えで十七を迎えようとするある時、婚姻は破棄された。
突如起こった轟音と閃光によって、テュティの嫁ぐ『我が君』『我らが君』はおろか、今まであった凡その神の気配がすべて消えてしまった。
神が去った後。
残されたのは、なにがしかがあったと思わしき、変わり果てた大地と、今まで盲目に神に縋っていた人々。
残虐なテュティの実の兄は、この機に己を神と立てる計画をまことしやか、父王に吹き込む。
新たな神となる為には、前の神から花嫁を奪う必要がある。
実の兄妹での契りは絶対の禁忌。神はもういない。
そんな中で、テュティはある決断をする。
これは、神に棄てられた巫女姫の決断と、確かな恋の物語。
文字数 31,936
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
響歴1432年。七大国家により世界の陸地は八割近く統治されていた。その列強の中に一カ国だけ、七大国家にありながら首都を大陸に持たない島国があった。その名はランタニア王国。双翼の獅子を模った紋章を掲げ、鋼鉄の騎士団と高威力の火砲に支えられた強靭な軍隊を率いる国家元首は……可憐なる乙女であった。
これは、後の歴史学者によって『法の女王』の異名を授かることとなるソフィ―リス・マリーベル=ランタニアの、30年に及ぶ治世を記した歴史書の断片である。
文字数 22,281
最終更新日 2023.06.09
登録日 2018.09.17
勇者の家系に生まれた幼馴染から誘われパーティーを結成し苦楽の旅に出てしばらく、己と勇者以外は女性の仲間で構成されて行きその見目の良さからも誰からも憶えの良い一団となるが、しだいに周りの仲間たちから不当に疎まれ始める。
パーティーの不和を懸念した勇者は、あれこれといわれなき理由を付けて追放を宣言。
誰よりも信頼していた幼馴染に裏切られて落ち込むものの、これをバネに成り上がりを決意する。
他の仲間のせいで今まで日の目を見る事が無かったが、元々パーティーの実質的主力として活躍していたのもあって飛躍的にその評判を伸ばしていった。
だが、その反対に彼を失った勇者達はあらゆる敵に苦戦するようになってしまったのだ!」
※この物語の主人公は、自信過剰でナルシズムを抱えてて自己中心的で特定の女性に対してだけ紳士的なゲスな性格をしているうぬぼれ屋です。苦手な方はご注意を。
文字数 23,969
最終更新日 2023.06.02
登録日 2023.05.28
クレタ島の迷宮に棲むミノタウロスとテセウスの戦い。かも知れない偽ギリシア神話。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+、アルファポリスにも掲載しています。
文字数 7,289
最終更新日 2023.05.29
登録日 2023.05.29
「ああ、もう限界だ......なんでこんなことに!!」
応接室の隙間から、頭を抱える夫、ルドルフの姿が見えた。リオンの帰りが遅いことを知っていたから気が緩み、屋敷で愚痴を溢してしまったのだろう。
三年前、ルドルフの家からの申し出により、リオンは彼と政略的な婚姻関係を結んだ。けれどルドルフには愛する男性がいたのだ。
『限界』という言葉に悩んだリオンはやがてひとつの決断をする。
文字数 6,895
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.05.24
(第一部)どうせ逃げられないのなら
森で暮らすイルセは、記憶喪失の王子様を拾ってしまった。
端正な美貌をその傲岸不遜さで台無しにするその男は、ドラゴン討伐に旅立った、ウェストラント王国の第一王子にして、最強の勇者アーレントだった。
記憶を取り戻すために、迎えとともに国に帰るアーレントは、指輪を渡してイルセに囁く。
「迎えに、来る」
「は、ははははいっ。お待ち、しております」
けれどイルセは、逃亡した。
なぜならば、勇者の記憶を奪ったのは、何を隠そう、イルセ本人だったのだから。
イルセには、勇者アーレントから逃げなければならない大きな秘密があったのだ。
追ってくるアーレントに、イルセは覚悟を決める。
どうせ逃げられないのなら──。
「隷属も、生贄もお断わりよ」
「たたき伏せてやる。お前は、俺の獲物だ」
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シリアス調溺愛ラブコメです。
(第二部)どうせ捨てられないのなら 全八話
勇者アーレントの妹、最強の治癒魔導士アンジェリカが主人公です。
この想い、どうせ捨てられないのなら──。
文字数 33,831
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.20
リアスタや大公家の婚約破棄騒動に関するお話とレベリア伯爵家のお家騒動に関する話です。
これは1話完結方で1話ずつストーリーが変わっています。
カクヨム、なろうにも載っています。
どちらもそれぞれレベリア伯爵家のお家騒動とリアスタヤ大公として分けられています。
文字数 4,898
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.16
世界に突如現れた化け物を倒すハンターとして働く僕は、活動の中で武器職人であるオリビアさんを助ける。そして、その縁からオリビアさんのお店をよく使用することになる。今日も、修理を頼んでいた愛銃を受け取りに彼女のお店へと向かうのだが……
文字数 1,968
最終更新日 2023.04.04
登録日 2023.04.04
私が仕えるお嬢様は1度も外に出たことがないため、とても好奇心が強いお方だ。そのため、今回のように途轍もないことを言ってくることがある。
文字数 848
最終更新日 2023.03.29
登録日 2023.03.29
「私との婚約を破棄してください!」「え、無理」婚約破棄を断られた私がどうにか婚約を破棄しようとするお話。
文字数 2,536
最終更新日 2023.03.26
登録日 2023.03.26
バディを組んでそろそろ1年の暗殺者の俺とスナイパーの彼女。数々の難しい依頼を達成し『最強』として名を馳せる俺たちだったが、そろそろバディ契約の更新の日が近づいてきて……
文字数 2,655
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.03.24
憧れの騎士、アレックスと恋人のような関係になれたリヒターは浮かれていた。まさか彼に本命の相手がいるとも知らずに……。
文字数 13,880
最終更新日 2023.03.22
登録日 2023.03.22
王国の花と謳われる美姫シダリーズは、エマンシュナ王国教育局の役員として片田舎のエラデール地方を訪れた。目的はこの地に学校を建てること。ところが、閉鎖的なこの地に味方をしてくれる者はいない。
頼る宛てもなく困り果てたシダリーズのもとへ、名士ギイ・ルマレが現れる。粗野な言動の中に気高さを秘めた、危険な匂いのする男だ。
剛気なシダリーズは顔の広いギイを利用して任務を果たそうとする。しかし――
「報酬なら、あんたがいいな」
ギイは獲物を狩るようにシダリーズに近付いた。
果たすべき使命と初めての恋心のあいだで揺れるシダリーズ。
そしてギイもまた、暗い秘密を抱えていた。
互いに惹かれ合いながら近付けないふたりの、じれったい恋の闘争。
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈シダリーズとギイ篇〉
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【作者註】
※〖エブリスタ〗〖ムーンライトノベルズ〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
文字数 99,755
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.02.25
ある日、僕はいきなり殺し屋にナイフを突き付けられた。多分、僕はこのまま殺されてしまうのだろう。だが、殺し屋さんの様子が少しおかしいようで……。
文字数 4,092
最終更新日 2023.03.09
登録日 2023.03.09
家族に追放され貴族という身分を失った私は、ある事をきっかけに姉の婚約予定だった王子様に求婚されました。私のことを追放した家族に復讐して幸せになる物語。
文字数 2,818
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.03.05
伯爵令嬢の私は婚約予定だったヒルガーン侯爵と幸せに暮らしていたのですが、ある日、妹に寝取られました。お前らは絶対に許さない。そうだ!私に想いを寄せてくれている妹の専属騎士に手伝ってもらって復讐しよう。
文字数 2,074
最終更新日 2023.03.03
登録日 2023.03.03
シリウスは地味で平凡なオメガである。人に胸を張れることといえば、家族仲がいいことくらい。それでも優秀な婚約者と肩を並べても恥ずかしくない何かを手に入れたくて、得意の薬学を極めることにした。学園に認められゼミ入りをし、今度は国に認められた。嬉しくて、早くこのことを伝えたくて、婚約者の元へと駆けた。けれど聞こえてきた声は冷たいものであった。
文字数 8,047
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.25
空舞う船の発達により世界の距離も少なくなる中、魔鉱学の学徒として外遊をする青年ユーリは洞窟国家「光芒の国」へと向かう空舞う船の渡り賃が足りず途方に暮れていた。
そんな中、光芒の国へと向かう同行者を探している人物がいると話を持ちかけられる。とても偏屈だというその人物の名前は――。
異世界を舞台にした探偵物語。
※小説家になろうにも掲載中。
文字数 2,374
最終更新日 2023.02.10
登録日 2023.02.09
殺戮少女と呼ばれた少女がいた。アリス。神の名の下に裁きを下し、殺し、西方の地を渡り歩く。
その正体は、正真正銘、神の遣いであった。
使命を以て、銃を持ち、その手で人を殺し続ける。表情には笑みを携えながら。幼き少女は、人を、殺し続ける。
彼女を守る者がいた。ユキト=フローレス。銀の剣を手に、数多の死地を乗り越え、ソレでもアリスの側に身を置き続ける。
人間。
彼は――家柄以外は――普通の青年である。人並み外れた剣才と、冷静な性格で、アリスの常勝無敗を支え続ける。
アリスの幸福は何処にある?
ユキトの願いは何処へ行く?
聖なる外道の果てに、彼らは、何処へ辿り着くのだろうか?
神々の黄昏を――。そう。見るまでは。
© 2022 黒砂糖。
※転生タグは最終盤で重要な役割を果たします。
文字数 138,087
最終更新日 2023.01.24
登録日 2022.12.13
魔王は絶大な力を以て魔界を制していた。
古より長く続く天界と魔界の戦い、
終わりの無いこの戦いに魔王は嫌気がさしていた。
今、そんな魔王の興味の矛先は人間だ。
人間は面白い。
魔族や天族と違い、絶対な悪でも絶対な善でもない。
魔王はそんな人間を観察するため、無用な殺害を禁じた。
そんな魔王に反旗を翻す者達の策略によって魔王は命を落とす。
そして気が付いた時、魔王は人間の子供へと転生していたのだ。
文字数 28,476
最終更新日 2023.01.15
登録日 2022.12.01
※小説家になろうから移設中です!
二年前、気弱な少年ミナト=ルトラが人々の安全を守る守護契約士になった理由は、幼い時吸血種という怪物に故郷が滅ぼされ、自分を助けてくれた人に憧れたからだった。
一風変わった先輩達、温かい人々に囲まれ、人を護るという情熱を注ぐ日々を送っていたある日。
有角種の少女アルナと出会い、協会に雨宿りさせたことを機に二人は友達になる。
料理上手で、笑顔が可愛く、でもどこか神秘的な彼女に彼はいつしか恋に落ちていた。
彼女との出会いから一ヶ月ぐらいしたある日。町では《雨降りの悪魔》なる怪人が現れる。
その最中先輩で狼人種のハウアがミイラの腕を持ってきたことでミナトの運命の歯車が狂いだす。
その日雨の中、彼は怪人の正体を見てしまう。倒れていたのはハウアの知人ヘンリー教授。
そして犯人はなんと……。
文字数 132,994
最終更新日 2023.01.09
登録日 2023.01.06
俺、エルスには魔王の記憶がある。ただ、記憶があるというだけで、特別な力が使えるとか、膨大な魔力があるとか、強い肉体を持つとか、そういうことはないただの魔法科高校に通う男子高校生だ。
この魔王の記憶から、どれくらいの時間が経っているのかはわからないが、どうも俺の記憶の知識と現在の一般知識には差異があるみたいだ。
ただでさえ魔王なんていう忌み嫌われ恐れられた記憶を持っているというのに、まだ知られていない知識を持っているなんて知られるわけにはいかない。
世間に知られることなく、俺は平和な学園生活を過ごしてやる。
※他サイト掲載
文字数 8,649
最終更新日 2023.01.08
登録日 2023.01.07
二つの王国が戦乱にあった頃。
小さな島国イノイル王国の王女キセは王都を遠く離れ、海の女神の神官として祈りを捧げながら暮らしていた。
ある日、そんな彼女の暮らす神殿へ月神を思わせるような美貌の青年が現れる。
青年は敵国エマンシュナ王国の王太子テオドリックと名乗り、キセにこう告げた。
「あんたを俺の妻にする」
テオドリックは驚くキセの唇を奪い、神殿から連れ出した。
戦乱を終わらせ、自らが玉座に就くために。――
敬虔な王女と野心に燃える王太子。平和を願うふたりの、慈愛と情熱の軌跡。
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈キセとテオドリック篇〉
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ロマンスファンタジー漫画原作大賞【奨励賞】受賞作品
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【作者註】
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※性暴力に関する描写があります。
※〖エブリスタ〗〖ムーンライトノベルズ〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
文字数 591,400
最終更新日 2023.01.04
登録日 2020.07.11
領主家の長女ソフィは婚約者の心が妹にあることを悩んでいる。婚礼の当日に思い余って婚約指輪を投げ捨ててしまい、そのことから婚約者として不適と責められる。その時、ソフィの元に思わぬ人物からのメッセージが届けられ……。
全5話完結済み。※小説家になろうにも掲載
文字数 16,218
最終更新日 2023.01.03
登録日 2022.12.30
魔王討伐の為、異世界から勇者を召喚するように国王に命じられた国家魔術師が物申す話。
※小説家になろう、pixivにも同じ小説を投稿しています。
文字数 4,386
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.12.08
「まったく……ついてない」
思わずそうぼやいてしまうほどの貧乏な漁村に僕は生まれた。
人生2度目、異世界で人生やり直しをと思っていたのにまさかのこんな場所。
金持ちとは言わないからもっと平凡な人生を望んでいたのにと思い、どうにか改善できる手段を考えていた。
ある日、いつものように商人が村で獲れた魚を買いに来た。
それと同時にたまに面白いものを売ってたりするのだが……。
「これ、かわない?」
そう言って見せられたのはあのよく見慣れた『すり鉢』だった。
これがあれば――蒲鉾が作れるんじゃないか!?
雑魚が雑魚のままなら二束三文だが、美味しい蒲鉾にしちまえば付加価値が付いて儲かるのでは?
そう思って作って隣町で売ってみたが見事に売れずに挫折……。
「なんでだ……」
と、悩むだけはもったいない。
借金を抱えてまで勝手に買ったすり鉢の代金も払わなきゃならないのでここで折れるわけにはいかない。
そう思ってマーケティング!
したらば今は貴族や金持ちたちの間でカニがブームだそうで……。
「よしっ! カニカマを作って今度こそ、ひと儲けだ!」
文字数 9,440
最終更新日 2022.11.23
登録日 2022.11.23
当たり前だと思っていた日常は突如壊れた。いつものように帰ってくるだろうと思っていた夫は帰ってこなかった。夫の亡骸を見て悲しみに暮れる妻。そんな妻に夫が最後に遺したものは大切なたからものであった。
※昔「小説家になろう」で投稿していたものの、作品の出来に納得がいかず削除した作品のリメイク版です。
文字数 4,015
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.10.11
お父さまがかわいがるのはお母さまと似ている妹ばかり。ないがしろにされた私は私を愛してくれたお母さまの形見の首飾りが欲しかった。血のつながっていない妹は聖女になって、私をはめた。冤罪で処刑された私。ちがうの、あれは事故だったの。お母さまの首飾りが欲しかっただけ。処刑された私の目に最後に飛び込んできた聖女の妹の姿は――えっ?魔族!?
ルビーの首飾りの力で成人前に時が巻き戻った世界で、私は魔王崇拝者の妹の正体を暴く決意をする。その為には私の処刑を命じたドS王子や不仲な父親とより良い関係を築いていかなきゃ。そして見返してやるのよ。
嘘つきぶりっ子聖女を黙って見ているわけにはいかない。私が本物の聖女になってやる!
※姉妹の確執と、劣等感を抱えた主人公の成長物語です。
文字数 113,476
最終更新日 2022.09.28
登録日 2022.08.10
人質となり囚われの身になった王女と、王女の監視役となった名無しと呼ばれる騎士のお話。
不憫な人生を歩んできた二人は、徐々に心を通わせていくが、悲しい運命が待ち受けていて……。
※※
ざまあ展開はなし。
はっきりとした残酷描写はありません。
死は避けられないので、ハッピーエンドではないですが、心に残るようなお話を目指しました。
タグをご確認いただき、読んでいただけたら幸いです。
文字数 23,813
最終更新日 2022.09.07
登録日 2022.09.07