ファンタジー すれ違い 小説一覧
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1
「更新は、いたしません」〜白い結婚五年目、満了まであと三十日〜
結婚して五年、アメリアが夫オズワルドと交わした会話は、用件だけだった。
「妻は、よくできた調度のようでいてくれればいい」と言われた契約結婚。それでも五年、家政も、社交も、領地の調停も、夫の妹の支度も、アメリアは全部きちんと回してきた。契約とは、果たすものだから。
満了の三十日前の朝、夫は手紙の束から顔も上げずに言った。「更新の書類、いつものように任せていいか」
「更新は、いたしません」
その日から、伯爵家の何かが毎日ひとつずつ止まっていく。夫が五年間、見ようともしなかったものの形に沿って。
隣領の伯爵レナードだけが、満了の「その後」の話をしたがっている。
あと三十日。アメリアは指折り数えて、満了の日を楽しみに待っている。
2
去りし令嬢の、その後の静けさ
声を荒げることも、言い返すこともなく、
彼女はただ静かに、その家を去った。
残された者が気づくのは、いつも後になってから。
——彼女が毎日していた、名もない献身の重さに。
婚約者の、夫の、家族の「当たり前」を支えていた手が消えたとき、
失われたものの輪郭が、ようやく見えてくる。
ざまぁを声高に描かない。すれ違いと、後悔と、再会の余韻で読ませる。
静かな情がじんわり効く、一話完結の短編集。
※S01「捨てられ令嬢」のアルファポリス最適化分割。
※アルファ読者向け:関係性・感情の機微・余韻を最優先。
3
「モブでいいので地味に生き延びます」と言ったはずが、聖女の影武者に選ばれました
過労死の末、辺境の小村で「今世こそ定時退社の平穏なモブ人生」を満喫していた元営業職のミレイ。
だが突然神殿に拉致され、失踪した本物の聖女オデットの身代わりに仕立て上げられてしまう。
魔力も神聖力も完全なゼロ。バレれば即座に首が飛ぶ絶体絶命の環境で、ミレイが武器にしたのは――前世の激務で培った「死んだ魚のような真顔」「鉄壁のビジネス笑顔」「相手の深読みを誘う相槌」だけ!
刃を突きつけてくる狂犬聖騎士団長には眉間を見つめて「胆力」と戦慄させ、
過労死寸前のエリート官僚にはタスク管理マトリクスを差し入れて涙を流させ、
冷酷な美貌の教皇にはコスト削減案をぶつけて懐刀としてロックオンされる。
「現場の衛生管理をしただけです」「相見積もりを取っただけです」
本人は一刻も早く退職(逃亡)したいだけなのに、現実的な解決策を繰り出すたび、周囲の勘違いで「奇跡を使わず現世を救う真の聖女」として勝手に評価が爆上がりしていき――!?
4
決して戻らない記憶
恋人だった二人が事故によって引き離され、その間に起こった出来事によって片方は愛情が消えうせてしまう。カクヨム様でも公開しています。
5
百年越しの求愛譚【R18】★濃密なる官能ダークファンタジー★警告★非常にハードな描写アリ〼★大丈夫な方のみお読み下さいませ。
★警告★ 本作の性描写は、非常に【ハードかつ強引】です。
主人公の独占欲と執着心が強すぎるあまり、ヒロインに対する過激な行為がが多々含まれます。
●優しく甘い純愛だけを読みたい方●ヒロインへの手荒な行為が苦手な方」
は、ブラウザバックを強く推奨いたします!!
★歪で★暴力的で★それでも抗えない快楽と愛の形が許せる方のみ、先へお進みください。
◆政略結婚。白い結婚歴100年。王妃に嫌がらせで性行為を仕掛けるが、王妃に溺れて行く王様の物語◆
※ 脇役のBL表現もあります
※バトル有り、最強聖女な主人公の物語。
★AIは、アルファポリスの誤字脱字チャックできる校正AIを補助として利用しております。
スピンオフ
●龍王の花嫁候補
●鬼姫の婚活★のんびり更新中★
●正妻への劣情
●鬼神の創
6
偽聖女は、不要とされた
聖女選定の日。
選定で敗れた少女は、自分を「偽物」だと思い込んだ。
圧倒的な光を放つ新聖女。
優しい辺境伯。
感謝してくれる兵士たち。
誰も彼女を追い詰めてはいなかった。
――それでも少女は、静かに壊れていく。
これは、「不要とされた」のではなく、
自らを不要だと思い込んでしまった少女の物語。
「不要とされた」シリーズ第四弾。
7
破滅エンドでぐうたらしたい悪役令嬢、すべて「自己犠牲」と解釈される〜田舎でパン屋を開きたいだけなのに、なぜか国中から聖女として崇められていま
前世で過労死した社畜OLの私が転生したのは、乙女ゲームの悪役令嬢エレナ。
「今世こそ絶対に働きたくない!」
固く誓った私の目標はただ一つ。ヒロインをいじめて王太子から婚約破棄され、たっぷりの慰謝料をもらって田舎でパン屋を開き、一生ぐうたら寝て暮らすこと。
そのために完璧な「悪役令嬢」を演じている……はずなのに、なぜか全てが明後日の方向へ転がっていく。
ヒロインに嫌がらせのワインをかければ「毒虫から命を救ってくれた!」と涙ながらに崇拝され。
王太子の政務の邪魔をして書類を破り捨てれば、「不正条約から国を救うため、自ら泥を被ってくれた!」と激重な愛情を向けられ。
適当に放った魔法で天才魔術師から土下座され、気づけば冷徹な宰相にまで執着される始末。
「違うの、私はただ早く帰ってフカフカのベッドで寝たいだけなの!」
悲痛な叫びも虚しく、私の悪意(のつもり)はすべて奇跡的な確率で「尊き自己犠牲」へと変換され、勝手に悪人が自滅し、好感度はカンスト状態へ。ついに国中から「生きた聖女」として崇められるようになってしまい……!?
意図せず悪を討つ爽快な「無自覚ざまぁ」と、周囲の重すぎる愛が交差するアンジャッシュ的すれ違いコメディ。
果たしてエレナは、念願のぐうたらスローライフを手に入れることができるのか?
8
「あなたは母の代わりじゃない」と拒まれ続けた継母が去った後、実母の命日の白い花が、十二年分遺されていた
母を亡くした年、屋敷に来た継母リーゼロッテを、わたし——クラーラは一度も母と呼ばなかった。
「あなたは母の代わりじゃない」。そう言って拒むたび、彼女は静かに頷くだけで、決して母の座を求めなかった。
父が亡くなり、後ろ盾を失ったリーゼロッテは、何も言い残さず屋敷を去る。せいせいした、と思っていた。
けれど、彼女が消えた屋敷で、わたしは見つけてしまう。実母ユーリアの命日に毎年供えられていた白い花の、十二年分の包み紙。実母の故郷料理を古参女中から書き取った、継母の筆跡の覚書。そこには実母の名で「クラーラの好物・薄味に」と記されていた。
わたしが「母を奪おうとしている」と憎んだ人は、わたしのために、亡き母を生かし続けていた。母の代わりになろうとしなかったのではない。なってはいけないと、ずっと自分に禁じていたのだ。
気づいたときには、もう、白い花を渡す相手はどこにもいなかった。
9
悪女と断罪されたので花の薬師になりました
「聖女を害した罪によりーーここに婚約破棄を宣言する」
平民の母を持つ皇太子の盾として、婚約者になったアリス。
政略結婚だったけれど、二人は愛を育んできた。
しかしーー
皇太子の元へ聖女が舞い降りたことで、運命の歯車は狂い始める。
皇太子との決闘を申し込む隣国訳あり皇子。
婚約者への未練を抱えて奔走する皇太子と、訳あり皇子ーーそれぞれの愛と成長の物語が始まりを迎える。
新天地での三歳の獣人と九尾との出会い。
母の残したカフェのスローライフかと思えば医療人員不足で薬師ライフもスタート!
♢♢♢
短編と長編版両方出来るように構成してますので、長編になる可能性もあります。
コメントをくださると励みになりますので、もし面白いと少しでも思っていただけましたらくださると嬉しいです🌸
♢宣伝♢
『消滅した悪役令嬢』がコミックシーモア様にて先行配信開始いたしました。
店舗での販売は5月の予定となっております♪
もし宜しければみてくださると嬉しいです!
10
チート魔法で推し活無双 ~推しを救うつもりが推しに溺愛されてます~
「推しが苦しんでいるッ!」
異世界転生して一年。
右も左も分からない世界で、夢も希望も見出せずにいた出古内ラナン(通称:デコ)はある日、国宝級反則イケメンの魔王様と出会う。
その出会いにより、チート能力【創造魔法(概念:推し活)】が覚醒したデコは、さっそく作成したミニぬいを魔王様に納めていただこうと、情熱的なプレゼンを開始する。
しかし、恋愛経験ゼロの魔王様は、それを本気の告白と勘違い!
一部の人間から差別と迫害を受け続ける魔王様の苦境に、デコは立ち上がる。
だけど、デコが作れるのは推し活グッズのみ……。
力になりたいと願ったはずの魔王様や魔族に逆に助けられながら、デコは図らずも人間と魔族の架け橋的存在になっていく。
魔王様の素晴らしさ、推しがいる生活の豊かさを広めたいデコが、悪しき人間の思惑や他の魔族の陰謀に巻き込まれながらも、魔王様たちと絆を深めていく物語です。
ベタな展開で、くすっと笑える話を目指しています。「下らないけど元気が出るな」と思っていただけたら幸いです。
※ 本作は小説家になろう、カクヨムにも重複投稿しています。
11
紫炎の鎖 ―名付けた小さな悪魔は、やがて私の隣に立った―
これは、願いから始まった物語―― そして、まだ終わっていない。
魔王として即位した日、副魔王クロエから指輪が返された。
辞意であることは、疑いようがない。分からないのは、理由だけだ。
幼い頃から、隣にいた。
「私は、陛下の持ち物ではありません」
視察団への襲撃、王座を狙う噂、そして貴族院の暗躍。
紫炎の騎士団の六名を従え、王は敵の正体を追う。
だが、宮廷が揺れるほどに、隣に立つ者との距離が変わっていく。
銀髪の魔王エルシド×金髪の副魔王クロエ。魔界を舞台にしたBLダークファンタジー。本編完結済み・改稿しながら順次公開。
※作者による原案・設定・構成をもとに、AIを本文制作・推敲に利用しています。
12
必要ないと言われたので、私は旅にでます。
「必要ない」
墓守のリリアはある日突然その職を失う。
そう命令を下したのはかつての友で初恋相手。
社会的な立場、淡い恋心、たった一言ですべてが崩れ去ってしまった。
自分の存在意義を見失ったリリアに声をかけてきたのは旅芸人のカイだった。
「来る?」
そうカイに声をかけられたリリアは、旅の一座と共に世界を巡る選択をする。
────────────────
2025/10/31
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞をいただきました
お話に目を通していただき、投票をしてくださった皆さま
本当に本当にありがとうございました
13
『悪役』のイメージが違うことで起きた悲しい事故
ある男爵が手を出していたメイドが密かに娘を産んでいた。それを知った男爵は平民として生きていた娘を探し出して養子とした。
娘の名前はルーニー。
とても可愛い外見をしていた。
彼女は人を惹き付ける特別な外見をしていたが、特別なのはそれだけではなかった。
彼女は前世の記憶を持っていたのだ。
そして彼女はこの世界が前世で遊んだ乙女ゲームが舞台なのだと気付く。
格好良い攻略対象たちに意地悪な悪役令嬢。
しかしその悪役令嬢がどうもおかしい。何もしてこないどころか性格さえも設定と違うようだ。
乙女ゲームのヒロインであるルーニーは腹を立てた。
“悪役令嬢が悪役をちゃんとしないからゲームのストーリーが進まないじゃない!”と。
怒ったルーニーは悪役令嬢を責める。
そして物語は動き出した…………──
※!!※細かい描写などはありませんが女性が酷い目に遭った展開となるので嫌な方はお気をつけ下さい。
※!!※『子供が絵本のシンデレラ読んでと頼んだらヤバイ方のシンデレラを読まれた』みたいな話です。
◇テンプレ乙女ゲームの世界。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾もあるかも。
◇なろうにも上げてます。
14
人間の番(ツガイ)とマホウ族の嫁
「あの……私、いつ帰れますか?」
「帰らないよ? ずっと一緒」
「え?」
「え?」
彼はさも当たり前のようにあっけらかんと答えてくれるし、私もそんな風に言われてしまったからどこか言葉を間違ったかと思ってしまう。
「帰らない、じゃなくて、帰りたいんです」
「だから、もう帰らなくていいの、俺の番なんだから。それに、両親と国にも了承は得ているはずなんだけど……」
勝手に私のことを好きになって家族から引き離し、どこかの偉い人にまで承諾とったりなんかして本当に自分勝手すぎる。
それに契約だかなんだか知らないけれど、だからってあんな――――……あんな恥ずかしくて怖くて悲しいことまでしないといけなかったなんて、もっともっと聞いてない!
勝手に話を進めて、何様なの。
シエルの顔が見えないように後ろを向いた。
「なんでそっち向いちゃうの!?」
「私はあなたのこと好きじゃない」
「知ってる、だから好きにさせる」
「そんなのできるわけないよ」
「できる、絶対できる」
力で勝てるわけなんかないじゃない。
無理やり振り向かされて、無理やりキスされて、無理やりまた優しく抱きしめられた。
小さなアパート兼食堂に住む私、さくら
地球と日本を守り続ける部族、マホウ族の王・シエル
ずっとずっと昔から続く、二人のすれ違いの想い
そして、ずっとずっと大切にしたかったシエルの想い
さくらを守ると決めた時から、
世界一不器用な男が、世界一強くなった。
イチャイチャバタバタ物語。
【注意】
※番という設定上、性的な描写を含みます。
また、物語の一部に流血表現があります。
苦手な方はどうぞお控えください。
15
【完結】あなたは優しい嘘を吐いた
浄化し損ねた魔物に子を孕まされたローズ・アストリッドは、穢れた聖女として人々に疎まれながら暮らしていた。愛娘プラムをアカデミーの初等部に入学させるため、多額の報酬が出る討伐遠征に名乗り出たローズは、そこで女たらしの騎士フランと出会う。
軽々しいフランの態度を適当に躱していたローズだったが、面白がった騎士団長が二人に一緒に住むことを提案してきて……
◇シンママ聖女x訳あり騎士
◇ゆるゆる異世界(魔法あり)
タイトル変更しました。
16
親友だと思っていた男友達が女だった件
ある日突然、地方へ飛ばされた高校生・朝比奈蒼。
気づいたら自分が存在がこの世界から消えていた。
途方に暮れる蒼を助けてくれたのは、容姿端麗で王子様のような高校生・神代玲央。
イケメンなのに親切すぎる玲央の家に居候することになったり、新しい高校へ転入したり知らない土地で暮らすことに。
だが、蒼の知らなかった。
なぜか男役と女役という文化。
なぜか男性がみんな華奢で中性的な顔立ち。
なぜか女子たちの距離が近い。
「男同士でそんなに距離近いの、おかしくないか?」
「そうかな? 普通だけど?」
蒼だけがこの世界の常識を勘違いしたまま、周囲との認識は少しずつズレていく。
そして蒼はまだ知らない。
この世界には、本当の意味での「男性」は自分しかいないことを――。
クールで完璧だと思われている玲央は、なぜか蒼の前では距離感がおかしい。
甘えん坊な妹・愛李や個性的なクラスメイトたちとの毎日。
主人公だけが真実に気づいていないけど、何かがおかしいと思い始めた。
現代日本の並行世界で始まる、学園ラブコメディです。
※ 表紙絵は生成AI(ChatGPT)で作成しました。
17
ある男の回顧録《完結》
ここに、ある男の遺した回顧録がある。
彼らは何を思っていたのだろうか。
(見事に男しか出てませんが、BL作品ではありません)
18
【中編】婚約者は嘘つき!……そう思っていましたわ。
【中編/第19回ファンタジー小説大賞参加中】
「マーティン様、今、わたくしと婚約破棄をなさりたいと、そうおっしゃいましたの?」
愛されていると信じていた婚約者から、突然別れを告げられた侯爵令嬢エリッサ。
理由も分からないまま社交界の噂に晒され、それでも彼女は涙を見せず、誇り高く微笑んでみせる。
――けれど本当に、あの別れの裏には“何も”なかったのだろうか。
そんなエリッサに手を差し伸べたのは、従兄である第二王子アダム。
新たな婚約、近づく距離、揺れる心。
だがエリッサは知らない。
かつての婚約者が、自ら悪者になってまで隠した「真実」を。
捨てられた令嬢? いいえ、違いますわ。
わたくしが、未来を選び直すの。
勘違いとすれ違いから始まる、切なくて優しい恋の物語。
19
その婚約破棄、巻き込まないでください
公爵令嬢の婚約者である王子に、あのセリフを言われたら詰み。
絶対に巻き込まれたくない男爵令嬢の戦いがそこにある――
このところ、貧乏貴族の娘であるミントは、公爵令嬢からはきつく当たられ、その婚約者である王子にはなぜかつきまとわられている。
このままでは、「貧乏娘が身の程もわきまえず婚約者のいる王子に言い寄った」という状況が出来上がってしまい、二人の婚約破棄騒動に巻き込まれてしまうのでは……!?
どうにかしたい、とミントが相談したのは怪しい毒草マニアのお師匠様。
彼らに飲ませてしまえと取り出してきた薬は……
※「アリスと魔法の薬箱」と同一世界観です。
※作中の薬の効用はフィクションです。
20
契約結婚で初恋を買ったのに、嫁が甘えてくれず経理を始めたんだが
借金を背負わされ、魔術契約によって逃げ場を奪われた令嬢クラリス。
彼女を救うため、対魔法騎士団長アルベルト・レイグランは契約結婚を選んだ。
命がけで初恋を手に入れた――はずだった。
だが。
「では、経理を担当しますね」
なぜか嫁は甘えてくれない。
それどころか、屋敷の帳簿を握り、財務改善を始めてしまう。
距離は近いのに、なぜか噛み合わない。
だが少しずつ、その関係は変わっていく――。
契約から始まる、すれ違い×勘違いラブコメファンタジー。
※甘くなるまで少し時間がかかります
21
ひどくされても好きでした
目の前で最愛の彼を奪われたミケは、敵の将軍パチドの中に、彼の指や目が組み込まれていることに気づいてしまう。孤独な戦いで心が傷だらけのミケは、死ぬ前に優しかった彼を感じたくて、酷くされても毒で侵されてもパチドに惹かれてしまう。パチドの方は、さんざん嬲ってしまった後に、徐々にミケとの過去を想い出し、自責と嫉妬と愛しさに懊悩する。そんなパチドとミケが徐々に距離をつめていくお話。
モブにSM色の強い登場人物が出ますが、基本的に(ミケを拷問してしまう最初のほう以外)、パチドは少々焦らし好きな程度でソフトです。R18系は3部(見出しの29以降になります)からで、※を付けます。ヒロインがひどい目に合うのがお嫌いな方は、見出しの29~47当たりの※を飛ばし読みしていただければ、普通にファンタジーの戦記物枠に近いと思います。
22
【完結】目覚めたら異世界で国境警備隊の隊員になっていた件。
【2024年9月9日完結、全40話、ブロマンスファンタジー】
才智正哉(さいち・まさちか)は社会人一年生の会社員。ある日、真っ暗な闇の中で嘆く赤髪の青年の夢を見てから目を覚ますと異世界にいた。しかも、夢で見た赤髪の青年ゼノンの体に意識を宿した状態で。
仲間に事情を訴えてもまともに取り合ってもらえず、仕方なく『ゼノン』として過ごすことに。国境警備隊の任務について教わるうちに仲間たちと次第に打ち解けていく。
時折見る闇の夢で少しずつゼノンと交流し、入れ替わる前の記憶が欠落していることに気付く。元の体に戻るためには、まず記憶を取り戻さねばならない。
人情に厚く涙もろい隊長、隊長至上主義の班長、無愛想で油断ならない同僚、重い過去を持つ人懐こい同室の同僚、世話焼きな家政夫、心配性の優しい軍医、ワケあり腹ペコ魔術師に囲まれ、慣れない異世界で悪戦苦闘する青年のお話。
★1話と39話に挿し絵追加
★カクヨム掲載作品を加筆修正
★2024/09/06〜ホトラン入り感謝!
23
天使な狼、悪魔な羊
私の生まれた世界では、世界地図を買ってもすぐに国境線が変わり、侵略やクーデターで頻繁に新しい国が興るほど、世界中の国が何年も飽きること無く戦争を繰り返している。
私は白魔法しか使えない『白い渡り鳥』になって2年。
あちこちで戦争が行われている世界を、渡り鳥のように旅しながら治療をするのが仕事だ。
黒魔法も剣も使えない私は護衛を連れて旅していたが、その護衛は立ち寄った街で別れることになって困り果てていた。そんな時、私はある戦場跡で満身創痍の目付きの悪い男を見つけた。
そこから始まるほのぼのとした旅の時間と、コメディとシリアスが何となく入り交じる、主人公の山あり谷ありな物語。
※ムーンライトノベルズさんの方でも同作品を投稿中です。
24
苺の檻 ~魔王軍が企てた「お仕置き」は、疲弊した聖女を高級ドレスで無力化する極秘任務だった~
「えいっ☆(キュルン♪)」――って、ここ血みどろの最前線なんですけど!?
凄惨な戦場で桜色の防壁を張り続ける聖女エリカ。
彼女は超大真面目だが、実は魔力を消費するとお腹がペコペコになって頭がぽやぽや化するポンコツ聖女だった!
味方に酷使され限界を迎えた彼女の前に現れたのは、戦場ですべてを塵に帰すと恐れられる、黒鉄の魔王軍突撃隊長・レオンハルト。
誰もが死を覚悟した瞬間――冷徹なる武人は大真面目に大勘違いした。
「この健気な少女は、人間に脳を焼き切られるまで酷使されたのだ(※ただの空腹です)」
激怒した彼が下した「お仕置き」とは、極上の苺タルト(自腹)で彼女を優しく『無力化』する過保護な監禁生活だった!
目覚めたエリカは「私は屈しません!」と丸椅子を構えて抵抗するものの、お腹の虫には勝てず、タルトを一口食べて涙目で一言――。
「お、おいちいです……(悔しいですけど!)」
これは、義務を剥がされたあほ可愛い聖女が、甘美な檻の中で胃袋を掴まれ、幸福な囚人となるまでの救済ラブコメ。
「あっちに戻ってもお腹が空くだけです。……だから私、ここにいます」
今すぐ、世界一安全で美味しい檻の扉を開けてみませんか?
25
お飾りの私を愛することのなかった貴方と、不器用な貴方を見ることのなかった私
ディスコミュニケーションが生み出す悲劇に閉じ込められた、あわれな三つの魂の物語。
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わたくしはお飾りの妻、名ばかりの侯爵夫人でした。
思いもかけない求婚のお申し出に、あの女嫌いの「氷の貴公子」エルネスト・タシトゥルヌ様のお心を射止めたのだと有頂天になったのはつかの間。旦那様には他に愛する方がいらっしゃったのでございます。
それでもわたくしどもは表向き理想の夫婦として社交界に君臨しておりました。旦那様にとって唯一無二のあのお方が、わたくしを庇って生命を落とされた、あの日までは。
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ビッチ×クズ×ヤンデレ製造機
それぞれに弱くて脆い心、ドロドロした醜い欲をかかえたままの三人が懸命に生きながらすれ違い、運命に流される様をご照覧あれ。
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四宮迅さん(https://twitter.com/4nomiyajin)に表紙イラストを描いていただきました。
実物はA4サイズの大作で、透明感のある絶妙な色遣いといい繊細なタッチといい、見れば見るほどうっとりしてしまうほど美麗ですがサイズの制約があるのでこちらが限界です( ノД`)
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読んでくださってありがとうございます<(_ _)>
別作品のネタを考えていて唐突に思い付きました。わりとありがちな何番煎じかのテンプレです。児童に対する性虐待や性暴力の表現が一部にあります。露骨な性表現はありませんが、苦手な方はご自衛ください<(_ _)>
以前アルファポリスに掲載していた別名の作品を構成を見直し、大幅に改稿したらほとんど別作品になりました。微妙にBL要素があります。
26
私、メイドになります!~時空を越える愛を添えて~
高校3年の冬、晴野すみれは両親と弟を交通事故で一気に亡くす。
大学進学も絶望的かと思われた矢先、すみれへ救いの手を差し伸べたのは、世界的にも有名な青龍コンチェルンの長・青龍 司。
突然降って湧いた、夢のような豪邸生活。
だが、タダで良くして貰うなんて、庶民のすみれには到底耐えられない!
すみれは青龍家の『メイド』となり、住み込みで働く決意をするのだが──!?
過去に司はすみれと逢ったことがあるというのだが、一向に思い出せない。
(きっと昔、逢ったというその女の人は、私とは違う、誰か……)
微かな胸の痛みと共にメイド生活は幕を開けた。
イケメン旦那様・司と、イケメン無愛想執事&百戦錬磨のメイドたちの中で、すみれは一人のメイドとして成長してゆく。そして否応無しに司に惹かれてゆくのだが……
司には、昔から想う女性がいた──!?
その上、司の未来には、絶望的な運命が用意されていると知る。
青龍邸に広がる巨大な庭に息づく秘密、尽きようとしている司の命運。
この報われぬ愛のために、何をすればいい……!?
過去と未来が交錯する現代ローファンタジー。
時空(とき)をも越える愛は、果たして、二人の未来を救えるのか。
※女主人公ですが3人称で進む小説であり、視点は時折、変わります。
※ハッピーエンドです。
*★*────*★*────*★*────*★*────*★
この作品はもともと私の書いた二次小説が元となっておりますが、元ネタとなる原作とはかけ離れた現代ファンタジーパロであり、独自設定がまったく原作と異なるものです。
その為、キャラの名前を変えてオリジナル化致しました。
元のキャラの外見的特徴なども廃し、表紙絵も、昔、当作品の表紙を手がけておられたタコライス様(旧PN:めあり様 pixiv:ID:1419667)に、新たに描き下ろして頂きました。
サークル名:あんず庵
執筆者名:ゆめむ(pixiv:ID:20621483)
二次同人ではこの名前で活動しております。
無断転載ではなく、ゆめむ本人による投稿ですのでご安心下さい。
なお、ここに掲載する分は、全年齢版とします。また、この話の元となる同人誌版の話については、現在、ネットの何処にもアップされておりませんし、今後も予定は御座いません。
この話の無断転載・無断使用を禁じます。
(いずれ他サイトにも掲載する予定ですが、現在はアルファポリスのみで公開しております)
27
嘘もつき通せば真実になる―誰かを守ると決めた時、また一つ嘘を重ねた―
「どうせつく嘘なら、誰かのためになる嘘の方がいいに決まってる」
そう嘯いて、真実を嘘で塗り固め、全ての罪を背負って人間界に追放された神――キース。
贖罪の方法を探すため、人間に紛れて暮らす中で、
神であるが故に気づけなかった想いを知り、その想いは日を追うごとに募っていく。
だが同時に、彼が自ら離れると決めた存在もまた、
彼を傍に取り戻すため、新たな嘘を重ねながら足掻き続けていた。
全てはお互いの中にある、たった一つの『真実』のため。
「納得なんてしていません。えぇ、しません、絶対に」
「思ったんだ。要因じゃなく、原因をなくせばいいんだって」
積み重ねられた嘘が、やがて『偽りの真実』となり、
神ですら変えられない歴史となっていくのか、それとも──。
守りたかったものは同じだった。
でも、いつしか見ている方向を違えてしまっていた。
本当は、あの頃のように傍で笑っていたい、ただそれだけだったのに。
※表紙のみAI作成※
28
愛する夫を生き返らせるため、姉を殺して時を戻しました
ーー愛する男を取り戻す為に時を戻す妹。妹を守ろうと生きて来たのに嫉妬に苦しむ姉。想いあってるのにすれ違うーー
孤児院育ちのカリンは19歳になったある日、アリアドネ・シャリレーン王女から自分は彼女の双子の妹だと伝えられた。アリアドネは神聖力を持つ美貌の聖女として戦利品のように扱われ、3度の結婚をしていた。カリンは彼女に頼まれ、彼女の4度目の結婚相手セルシオ・カルパシーノの元に代わりに嫁ぐ事になる。その1年後、パレーシア帝国のルイス皇子によって、カルパシーノ王国は滅ぼされた。夫セルシオを失ったカリンは、彼を取り戻す為にルイス皇子とアリアドネを生贄にし魔術で時を戻す。カリンは再びセルシオと出会う前に戻り、愛する夫との感動の再会を果たす。セルシオは、最初から重すぎる愛をぶつけてくるカリンに戸惑いつつも、彼女を愛おしく思っていた。回帰前より早くセルシオと出会えたが、ルイス皇子にも出会してしまい一目惚れされてしまう。聖女に憧れを抱いていたルイス皇子にとって、純粋無垢なカリンは夢のような理想の女だった。ルイス皇子は帝国の皇子である自分の妻になる方がカリンにとっても幸せだと決めつける。彼はカリンの優しさに漬け込み彼女を騙し、帝国に連れて去ってしまう。一方、アリアドネは極度の男性恐怖症と、神聖力がほとんど消えてしまったという悩みを抱えていた。彼女はカリンの脅威的な神聖力の強さに、自分が彼女の為に創られた存在だと察してしまい深く傷つく。それでも、シャリレーン王国の姫として生まれた誇りを持ち、祖国に戻りを国を建て直そうと必死に戦っていた。
29
断罪の果てに
また私は同じ運命を辿るのだろうか……?
時間逆行を何度となく繰り返すアリシア。
婚約者であるイグニスに婚約破棄され断罪されるアリシアは、何時も同じ最期を迎えていた。
愛されてもいない男に身体を穢され、命を落とす運命を……。
30
Sランクパーティーを追放された心優しき幻術師、路地裏で『精神科医』をはじめます
「先生、助けてくれ……俺の心が壊れそうだ」
「(あ、僕を追放したリーダーだ)……なるほど。では、こちらのソファへどうぞ」
「お前の幻術はただの目くらましだ。Sランクの俺たちに寄生虫は必要ない」
国内最強と謳われるSランクパーティー『銀の天秤』。
そのリーダーである聖剣士の勘違いと、ドロドロの嫉妬によって、心優しき幻術師のシオンはパーティーを追放されてしまう。
底抜けにお人好しな彼は「みんなの足を引っ張っていたんだな」とあっさり納得し、冒険者を引退。王都の路地裏で、こっそりと顔を隠して『心療院(メンタルクリニック)』を開業する。
次々をやってくる心を病んだ患者を治療していくうちに深い闇を知り、解決へ導く。
これは、戦闘力ゼロ(と勘違いされている)の優しき幻術師が、最強の精神科医としての日常を描く物語。
主人公 シオン 職業 幻術師*物理的な攻撃力や防御力はない
ヒロイン アリア 職業 聖天の守護騎士(セイント・ガーディアン)*回復魔法も使える前衛
リーダー ガレス 職業 聖剣士*聖なる加護を得ているアタッカー
ヒロイン ミレイユ 職業 多種属性を操る魔法使い
31
異世界でTS幼女はおいしみを食べたい
気づいたら転生してた
気づいたら幼女だった
まぁいいや、とりあえずおいしみもとめて
えんやこらしていこう
ほんのりチートもあるし大丈夫やろ、わはは
勝ったな、おいしみ食べてくる
32
僕の婚約者は人生2回目なのかもしれない。
何をしても簡単にできてしまう。
だから、何をしてもつまらない。
公爵家の次男として生まれたルカディウス・エステルギアは、才能を隠し、周囲に合わせて生きることを選んでいた。
そんな彼が初めて興味を持ったのは、幼い頃から顔見知りだった侯爵令嬢、オリヴィエ・カッサンドラ。
侯爵邸で開かれたパーティーを抜け出し、木の上で昼寝をしていたルカディウスは、泣いていたオリヴィエから不可解な言葉を聞く。
「回帰だなんて……もう、あんな目に遭いたくない」
それからというもの、オリヴィエの言動が気になって仕方がない。
皇太子との婚約を恐れる彼女。 周囲から向けられる悪意。 そして、彼女を襲う事件。
――気づけばルカディウスは、彼女から目を離せなくなっていた。
「どうして僕は、こんなにも君のことが気になるんだろう」
退屈だった少年の世界を変えたのはーーー
33
軍事大国のおっとり姫
大陸一の軍事大国フレイローズ。
二十番目の末姫ルコットは、十六歳の誕生日に、「冥府の悪魔」と恐れられる陸軍大将、ホルガー=ベルツとの結婚を命じられる。
政治のせの字も知らない。
容姿が美しいわけでもない。
「何故あの子が!?」と周囲が気を揉む中、当の本人は、「そんなことより、今日のおやつは何にしようかしら?」とおやつの心配をしていた。
のほほんとした箱入りおっとり姫と、最強の軍人。
出会うはずのなかった二人は、互いに恋に落ちるも、始まりが政略結婚であるばかりに、見事にすれ違っていく。
これは、両片想いをこじらせた大陸最強夫婦が、マイペースに国を立て直していくお話。
(※小説家になろうにも掲載しています)
34
暁に触れる。【婚約破棄を“させた側”と王子の物語】
善悪反転。よくある婚約破棄モノのようで、全く異なる物語。
★★★
公爵令嬢エレナは、婚約者の第三王子アルクから突然の婚約破棄を告げられる。
「真実の愛を見つけた」と彼が手を取ったのは、男爵令嬢リリアナ。
エレナは、リリアナが純真無垢を装いアルクを誑かした悪女であると訴えるが、アルクは聞く耳を持たない。
……実際、リリアナは悪女どころか――敵国から送り込まれた潜入者だった。
リリアナの目的は、アルクの魂を暗黒神に捧げること。
これは孤独な王子と、彼を偽りの愛で騙す悪女の物語。
嘘と嘘が触れ合う時、そこに真実が生まれる。
★★★
※本作品は創作サイト、複数小説投稿サイトに掲載しています。
35
精霊たちの姫巫女
精霊の加護を受けた国の王家に生まれたセラフィナ。幼いある日、国が戦乱に飲み込まれ、全てを失った。
まだ平和な頃、国同士の決め事として隣の強国の第2王子シンが婚約者と定められた。しかし、全てを失ったセラフィナは重傷を負い、通りかかった導師に拾われ育てられ、そのまま穏やかに生活できるかに思われた。戦乱の真相の記憶が、国に戻ることも、隣国を頼ることもさせない。
しかし、精霊の加護を受けた国の姫は、その身に多くの力を秘め、静かな生活はある日終わりを告げる。それでもせめてものけじめとして婚約解消をするが、なぜか何の利益もないはずなのに、シンがそれを許さないと……。
人ならぬものたちに愛された姫と、戦いを常とする王子の落ち着く先は。
36
冒険者の原罪〜何故明るく真っ直ぐな少年の笑顔は消えたのか〜」
羅刹のような表情で、強大な黒きドラゴンに立ち向かう冒険者、タカヤ。明るく真っ直ぐで、笑顔の絶えなかった彼に、一体何が起こったのか?
災いを呼ぶと忌み嫌われるダークエルフの少年・キアル。
天才的な剣技を持つ刀使いの少女・サクナ。
タカヤへ密かな想いを寄せる弓使いの少女・ホルン。
仲間達との出会いの中で、タカヤが得た物は成長か、それとも。
これは1人の少年が、自分の弱さと向き合う物語。
37
金盞花が散って
僕には二人の兄がいた。
一番上の兄は、飢えている僕らのために色んなものを盗む。弱い者いじめが嫌いで、僕らのために戦うヒーローな兄が僕は大好きだった。
二番目の兄は、マフィアの愛人をしている。家に帰ってこず、何をしているのかわからない。僕らから搾取する側の味方をする兄が僕は大嫌いだった。
11歳の僕は、力もなくただ守られているだけの無力な存在。そんな僕が僕は……。
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小説家になろうでも掲載してます。
38
魔王討伐戦で亡国の女帝をナンパしたら、めちゃくちゃ重たく愛されている勇者の俺
300年前、魔王シュベリートは勇者レンと和平を誓い、停戦を結ぶ。レンは愛する姫と共に転生を選んだ。現代、弓使いの少年アルと癒し手の妹エルとして生まれ育つが、前世の記憶はない。ある日、王国の密偵エリルがアルに近づき、勇者を騙る詐欺師を討つ旅へ誘う。旅の中で二人は惹かれ合い、時空をつなぐ「魔鏡」を手に入れるが、帝国の戦争が勃発。アルは勇者の力を覚醒させ、シュベリートは和平を貫こうとする。だが、戦場で妹エルが囁く。「300年後、私を娶って」――愛と運命はどこへ向かうのか?
39
鋼将軍の銀色花嫁
呪われた両手を持つ伯爵令嬢シルヴィアが、十八年間も幽閉された塔から出されたのは、借金のかたに北国の将軍へ嫁がされるためだった。 何もかもが嫌になり城を逃げ出したが、よりによって嫁ぐ相手に捕まってしまい……。 一方で北国の将軍ハロルドは困惑していた。軍師に無茶振りされた政略婚でも、妻には一目ぼれだ。幸せな家庭を築きけるよう誠意を尽くそう。 目指せ夫婦円満。 しかし何故か、話し掛けるほど脅えられていく気がするのだが!?
妻には奥手な二十八歳の将軍と、身体の秘密を夫に知られたくない十八歳の娘の、すれ違い夫婦のお話。 シリアス、コメディ要素が半々。
40
いつか出会う君たちへ
瀬戸内海に面したある高校に通っていた少年。
彼は高校卒業を迎えたある春の日。
卒業小旅行としようと、自宅から高校の間を挟んでいるそこそこ高い山を歩いて帰ろうと考えた高3の少年、高遠遠矢。
山中で急な春の嵐に遭遇して近場の寺に避難した彼は、そこに先に避難していた少女に出会う。
まるで物語に出てくるような、とんがり帽子にステッキ、肩から羽織ったローブ。
魔法使いのようなその少女は、元の世界に戻るための雷を待っていると言い、少しばかりの会話を交わす二人。
そして少女は本当に春雷の中に消えて行き、そこ跡には一冊の分厚い手帳が残されていた。
彼女の落とし物かと手帳を開いた瞬間、遠矢はいまでない時間、ここでない場所に移動してしまう。
彼が行きついた先。
そこは、別の惑星と繋がった魔法が存在する世界。
元いた街であり、元いた高校であり……そして高校3年だった彼は、中学2年へと時間移動していた。
これは、異世界で新たな生き方を模索する少年と、彼を巡る数奇なめぐり逢いの物語。