ファンタジー シリアス小説一覧
オズワルド魔法学院には名物令嬢が存在している。
妖精学の権威であるテルフォード教授のひとり娘アルマだ。
頭脳明晰で魔法の知識も豊富な彼女の元には、たびたび厄介な相談事が持ち込まれる。
「私、もっと研究をしていたいのだけれど……」
もて過ぎて人間関係を壊しがちな少年。
行方不明になった姉を探している少女。
禁術にハマってしまった友達を止めたい後輩……。
仲間と一緒にそれらの事件の調査をしていくうちに、自然とアルマは、自分自身と向き合うこととなる。
調査からはじまる、恋と呪いと祝福の話。
サイト、カクヨムにて先行公開しております。
文字数 100,060
最終更新日 2022.06.08
登録日 2022.05.17
聖暦二○○○年、四月二日。
とある島国・弐本の片隅で、一人の男の子が誕生した。
彼の名は、丹太ノ村 株縫志 (にたのむら かぶぬし)。
生まれつき人間を超越した才を持っていた株縫志は、若くして様々な成功を経験していく。
それゆえ、「株縫志は人々や社会から称賛される人生を歩んでゆく」と、誰もが思っていたのだが……。
※無意味な固有名詞などが多い傾向があります。ご了承下さい。
文字数 13,244
最終更新日 2022.05.29
登録日 2022.05.28
【もしも願いが一つ叶うなら、あなたは何を望みますか?】
事故によって亡くなった少女は、異世界へ行き、魔王を倒してほしいという依頼を受ける。魔王を倒せば、何でも一つ願いを叶えてくれるようで――
文字数 7,708
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
高校の入学式当日、烏丸九郎(からすまくろう)はクラス全員の集団異世界転移に巻き込まれてしまった。ザイリック239番と名乗る魔法生命体により、異世界のチームとのデスゲームを強要されてしまう。対戦相手のチームに負けたら、その時点でクラス全員が死亡する。優勝したら、1人につき26億円分の黄金のインゴットがもらえる。そんなルールだった。時間がない中、呑気に自己紹介なんか始めたクラスメート達に、「お前ら正気か。このままだと、俺達全員死ぬぞ」と烏丸は言い放った――。その後、なぜか烏丸は異世界でアイドルのプロデューサーになったり、Sランク冒険者を目指したりすることに……?(旧タイトル『クラス全員が異世界に召喚されてデスゲームに巻き込まれたけど、俺は俺の道を行く』を改題しました)
文字数 390,086
最終更新日 2022.05.06
登録日 2021.04.17
主人公西久保尊はトラックに轢かれて目が覚ますと赤ん坊だった!?
しかも自分がいた日本ではなくそこは剣と魔法の世界だった
尊はそんな世界で15年もの月日が流れ尊は騎士学校という所で魔物に闘うために入学をする。
ただその時入学式の途中で魔物の襲撃が起きてしまう。
尊は魔物達が壊した天井から落ちてくる瓦礫の下敷きなりそうだった女の子を庇い意識不明の重症になってしまう。
重症になった尊はそのまま近くにいた闇医者に運ばれてしまう。
闇医者から手術を受け一命を取り留めた尊。
だがそれはただの手術ではなく心臓が潰れていた尊に入学式に襲撃をかけた魔物の心臓を移植した。
そして目を覚ました尊は闇医者から魔物の心臓を移植し魔人になったと教えられる。
それを聞いた時尊は現実が受けいられなくなってしまう、 そんな尊をみた闇医者は魔人達が魔物を倒す組織魔斬を進められる、その時尊は魔物を倒すため魔斬に入り魔物をこの世から消すため進んでいく物語
文字数 19,127
最終更新日 2022.04.24
登録日 2022.04.21
かつて天才魔術師として戦っていたクリス・ガーランドは、ある事件をきっかけに力を封じられてしまい、魔術師達の同盟を追放されてしまう。田舎で慎ましく暮らしていたクリスだったが、一人の女性との出会いが彼を再び戦いへと誘う。魔法の使えない体となった彼に残された武器は、不死身の肉体と銃であった。
小説家になろう及びカクヨムでも同作品を掲載中です。
文字数 360,170
最終更新日 2022.04.13
登録日 2022.04.12
かつて3つの種族による巨大な戦争が起こった。民族間の些細な対立が引き金となって始まった10年にもわたる戦いは大陸中を巻き込み多くの犠牲を産み出したが、そんな泥沼の戦争の果てに「バビロン」と呼ばれる巨大な連邦が誕生する。そんな世界で待ち受けるのは多くの出会いや戦い、そして巨大な陰謀であった。これは自由に生きようとする者達による波乱に満ちた旅路の物語。
小説家になろう及びカクヨムでも掲載中です
文字数 232,806
最終更新日 2022.04.10
登録日 2022.04.10
いかに皇太子であろうとも、追放されればクズも同然だ。
裏切りの果てに命を狙われ追われ続け、いつのまにか異国に1人。俺はあてどなくさまよい歩いていた。いっそ死んで楽になりたいと思うが、俺のために死んだ者を思えばできるはずもない。すべてに行き詰まり、疲れ果てた俺の前に、襲われる1人の少女があらわれて……
カクヨムにも投稿しています。
文字数 148,628
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.02.16
「無能は追放だ!」
主人公のリクトは仲間を陰から支え、Sランクパーティに導いた立役者。しかし彼はこの世界で唯一魔力がゼロなことに加え、ステータスも凡人だったことから『無能』の烙印を押され、勇者パーティの追放を命じられてしまう。
ではなぜ彼が立役者なのか。それは彼に≪反転≫というユニークスキルがあるからだ。
この能力は敵のステータスを反転させるというもので、上級モンスターであればゴブリンやスライムなどの低級モンスターと同じステータスにすることが可能。そのためリクトの所属していたパーティはどんな強敵と出会っても楽々倒してきたのだ。
助けてもらっていたとは知らず、自分たちは強いと勘違いしてしまった残りのパーティメンバーは後悔することになる。そしてのちに没落してしまった彼らはリクトに逆恨みし、この世から追放しようと誓うのだった。
これは追放された少年が、同じく無能と呼ばれ追放された者たちとパーティを組んで魔王を討伐し、自分たちの評価を反転させる物語。
※爽快感のあるざまぁではないと思います。
文字数 385,964
最終更新日 2022.03.30
登録日 2022.02.01
英雄の両親を持つ男爵令嬢のサラは、十歳の頃から冒険者として活動している。優秀な両親、優秀な兄に恥じない娘であろうと努力するサラの前に、たくさんのメイドや護衛に囲まれた侯爵令嬢が現れた。「卒業イベントまでに、立派な冒険者になっておきたいの」。一人でも生きていけるようにだとか、追放なんてごめんだわなど、意味の分からぬことを言う令嬢と関わりたくないサラだが、同じ学園に入学することになって――。
※残酷な描写は予告なく出てきます。
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムに掲載中です。
※106話完結。
文字数 585,448
最終更新日 2022.03.23
登録日 2021.08.25
繁栄と発展を続け、秩序と均衡が管理された平和な世界。
そこに生きるカイト・フロイントという少年は、育ての親であるリンクス・フロイントと暮らしていた。
何も変わらない、退屈であるが平穏な日々を送る中、カイトは一人の少女と出会う。
少女の名はヴィア・ラクテアといい、その少女はリンクスが持つ力を探し求めていた。
それと同時に、暗躍する一つの影の存在があった。
彼らもまた、リンクスの力を追い求めており、そして彼らこそが世界を脅かす存在でもあった。
亡霊と呼ばれる彼らは「ファントムペイン」と名乗り、ヴィアは彼らを止める為にリンクスの力を求めていたのだった。
ヴィアの目的を知ったカイトは、やがて混乱と戦火の渦に呑み込まれることとなる。
その中で、自身に託された願いと課せられた使命を知ったカイトは、果たして何を思い、何を求めるのか。
少年と少女の出会いが、全ての始まりだった。
文字数 103,424
最終更新日 2022.03.22
登録日 2021.08.20
とある事情により、冒険者としての夢をあきらめ、王都の冒険者ギルドのサポーターとして日々を過ごす青年、ディラルド・アッシュ。新人を補佐するサポーターとしての日々にそれなりに満足はしていたものの、ややどこか物足りないものを感じていた。
そんな折、新人の少女が王都のギルドにやってきた。その少女は魔術師としての才能があるものの自分に自信を持てずにいた。その少女にサポーターとしてつくことになったディラルド。
少女はディラルドの導きによって、徐々に冒険者としての自信をつけていく。ディラルドは、そんな少女を見て自分が新人だった頃の夢を強く思い出す。
しかし、ディラルドには夢を追うことのできない理由があって――。
これは夢をあきらめた青年とギルドの新人、そして、優秀なギルドの冒険者たちが織りなす物語である。
文字数 15,496
最終更新日 2022.03.19
登録日 2018.12.30
現世に地獄を作り出し、君臨した魔王
そして、聖剣を手に立ち向かうハヤト
戦いの末に広がる世界
悲しみは消えず、
新たな絶望を手にした
絶望色に染まる黒薔薇の咲くこの大陸で、希望は一体あるのだろうか?
文字数 8,332
最終更新日 2022.03.14
登録日 2019.08.29
※この作品には過激な表現(特に下ネタ)が豊富に含まれているため、注意してください。(下ネタ度:100%)
【あらすじ】
毎朝出題されるクイズになんの気無しに答えている父親。ある朝、出題されたお題に答えると衝撃的な事実が発覚⁉︎
親父は唇だし、母さんはASMR?さらに金髪は天パ!セミは交尾!初体験はニワトリだってぇ⁈あと一応言っとくが俺はシスコンではない!そんでそんでテレビに映るおっさんはもう一人の父親???俺の人生一体全体どうなってるんだよおおお!!
コレは、何処にでもいるフツーの男子高校生が、『ちんちん満足の会』会長になる物語です。
『桑田少年の品定め』『ゴールデンクラッカー⭐︎大介』の続編!かつ、品定めシリーズ最終章!
《完結済》
全24話完結!
7話ぐらいからバトルします。
文字数 78,680
最終更新日 2022.03.11
登録日 2021.10.01
私の集落は突然一人の男に襲撃された。私の夫が殺される。男は私を見つけ出した。私も殺すのだろう。まだ、私の赤ちゃんには気づいていない。待って私の赤ちゃんだけは、やめて。私の赤ちゃんだけは殺さないで!
※濃厚暴力描写、残虐描写。グログロ! 胸糞! ごみくず! 痛くしてごめんね!
どんでん返しサイコホラー! ジャンル分類不可能!
文字数 3,805
最終更新日 2022.03.09
登録日 2022.03.09
※この作品には過激な表現(特に下ネタ)が豊富に含まれているため、注意してください。(下ネタ度:100%)
【あらすじ】
舞台は2018年の日本
少年はセイレイに出会う。
セイレイは言った。
「世界を救え」と。
武器はたった一つ…
『股間』
コレは、何処にでもいるフツーの男子高校生が、『股間』で世界を救う物語です。
《完結済》
5話から四天王登場⁈
先生の女性器に閉じ込められた友人を救い出すことはできるのか!?!?
文字数 29,576
最終更新日 2022.03.09
登録日 2021.08.02
20XX年、地球上の大地が集結すると予言された。そして、その1年前のある日とあるクラスにて脅迫声明が届いた。
『君たち40人の中から4人の犠牲を選べ』
脅迫の一言から始まった 神ノ蔵 レイジ のダンジョンマスターとしての生活。
やって来るのはチートスキル!勇者!? 異世界人!!??
過ぎる毎日は死と隣り合わせの日々。
そしてその先にある
声の主の真意とは?
迫り来る新時代の背後に蠢く魔王の正体とは?
ここに、人類と魔王とダンジョンマスターの戦いが幕を開ける。
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
表紙が追加されました!
描いてくださったのは『Afragi』さんです!(作者のツイッターから追うことができます)
とても綺麗でやんちゃなゼーレちゃんと困っているレイジくんをありがとうございます!
◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾️◆◾
Twitter @Seidenki_youkai
静電気妖怪で検索しても出ると思います。
文字数 288,302
最終更新日 2022.03.07
登録日 2021.11.21
統一歴XXXX年。VRMMORPG『ダイイングフィールド』が人気を博した。
このゲームが流行った理由として『終末戦争』なるものがある。
主人公、鈴屋泰斗もこのゲームに魅せられたうちの1人であった。
彼は『終末戦争』を無敗で勝ち続け”覇王”と呼ばれるまでになった。
そんな彼の居場所であったダイイングフィールドのサービスが終了する噂を聞く。
彼はゲームの中でもそのことに気を落とし、項垂れていた。
気がつくと彼は現実の家でもない、ゲームの自分の国でもないどこか知らない場所にいた。
見た目はゲームのアバターのはずなのに何かが違う。
ログアウトも運営に連絡もできない。
謎々だらけの現状。
そんな時、彼が取った行動とは・・・?
文字数 136
最終更新日 2022.03.02
登録日 2022.02.07
少年はひたすら逃げた。突如変わり果てた街で、死を振り撒く異形から。そして逃げた先に待っていたのは絶望では無く、一振りの希望――魔剣――だった。 逃げた先で出会った大男からその希望を託された時、特別ではなかった少年の運命は世界の命運を懸ける程に大きくなっていく。
なれば〝ヒト〟よ知れ、少年の掴む世界の運命を。
銘無き少年は今より、現想神話を紡ぐ英雄とならん。
時き継幻想(ときつげんそう)フララジカ―――世界は緩やかに混ざり合う。
【概要】
主人公・藤咲勇が少女・田中茶奈と出会い、更に多くの人々とも心を交わして成長し、世界を救うまでに至る現代ファンタジー群像劇です。
現代を舞台にしながらも出てくる新しい現象や文化を彼等の目を通してご覧ください。
文字数 4,083,415
最終更新日 2022.02.26
登録日 2018.05.23
禁呪はなぜ禁呪なのか?
誰が?
どの様に定めるのか?
人間が過ぎた力を持つ魔法を編み出した時、天界から1人の女神が遣わされる。その者の使命は死ぬ事。そして、魔法を禁呪と定める事にあった。
文字数 3,263
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.02.05
文字数 147,491
最終更新日 2022.02.01
登録日 2020.12.01
本来この世界に存在しなかったもの。
ここではない異世界からやってきたもの。
そんなものをこの土地【ケイオス】では“イレギュラー”と呼ぶ。
イレギュラー達は【ケイオス】では存在しえなかった概念、技術、魔法などを持ち込んできてはこの世界の秩序を何度も壊し、世界を崩壊寸前のところまで追い込んだ。
そんな“イレギュラー”達を捕獲、研究、保護をするための組織【サプレス】では、不定期的に召喚されるイレギュラー達を捕獲しては、研究、保護などをしてこの世界の秩序を守っている。
そんな異世界にイレギュラーとして召喚されたWeb小説家の夢見連《ゆめみれん》は【サプレス】で出会った、心を読むことができるイレギュラーの少女リード・ハーテに一目ぼれする。
全く笑顔を見せず、いつも暗い顔でいる彼女を心の底から笑えるぐらい幸せになれるよう、今日も今日とて彼女のために小説を書く。
このあまりにも殺伐とした異世界で……
文字数 8,192
最終更新日 2022.01.31
登録日 2022.01.27
男は、ある国の第一王子として生まれた。
皮肉にも、誰からも敬われる筈の”それ”は奇形にて産まれ落ち、誰からも嫌悪される十字架を背負うこととなる——。
救国シリーズ第1弾、1人の騎士の誕生譚。
文字数 15,454
最終更新日 2022.01.14
登録日 2022.01.13
僕は思うんだ。勇者が残したものは平和なんかじゃない。神が望んだことは調和なんかじゃない。
人間同士が争い、殺し合う地獄だったんじゃないのかと。
僕は工兵。昔で言うところの中級魔導士だ。
工兵は人を殺さない。道を作ったり、壁に穴を開けるのが仕事だ。
工兵は戦わない。戦争が長引くにつれて、魔導士の数も減ったからだ。
工兵は守られる。彼ら下級兵士と違って、代えが効かないからだ。
僕は自らの手を汚すことなく生きてきた。そして、これからもそうするはずだった。
あの日あの瞬間、彼女と出会うまでは。
P.S. 感想待ってます
文字数 6,615
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.03
主人公フィルが住まう街は、永世中立都市《ショールバード》。
人口百万人を超すこの街では、日夜、数多の事件が引き起こされていた!
魔術結社や裏ギルド、マフィアに憲兵隊、そして、各国の思惑が蠢く陰の世界。混沌とした事件の大海を、彼女は狡猾に掻き分ける!!
チートは無し!ざまぁ皆無!ハーレム滅亡しろ!!《異世界人》に強キャラヒーロー等、愉快な悪友達を巻き込む”異世界クライムサスペンス”がここに爆誕!!!
文字数 3,263
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.12.08
“リュウランゼ”と呼ばれる、大陸の人間を襲う“バグ”と呼ばれる化物を退治する職業があった。そんな死神と同一視される程の存在の中で、同業者からもあまりの強さに嫌われる通称“ジャンク・ボンド”。何と、飛び切りの美女だったりするのだが、血を浴びても顔色変えずにバグを一刀両断するクールビューティーだったりする。ある日、見届け人(リュウランゼが仕事を完遂したかを見届ける役)のレッドという男と組まされることから、物語が始まる。レッドは、ジャンク・ボンドという噂を知らず女と組まされたためか、そんな彼女の魅力的な尻を追い掛けるために、見届け人として仕事を請けた。それなのに……。化物も彼女が簡単に倒してくれると思ったのに。世の中そんなに甘くない。結局、どの登場人物よりも、走ったり、跳んだり、慣れない刃物を振り回すハメに――。しかも彼女の持っていた日本刀が、とても性格が悪く(何と喋るどころか、触れた者の体を乗っ取り、好き勝手に動いたりする)、レッドも揉め事に巻き込まれてしまう。その他胸もデカいが態度もデカい“回収屋”のユズハもレッドを振り回す。チート? 転生? ハーレム? 日常? そんな言葉知りません。 ……あ。一応、主人公はレッドです。多分。
小説家になろうでも投稿しています。だいたい、昼頃投稿していきます。
文字数 184,106
最終更新日 2021.10.27
登録日 2021.09.05
ある日、竜殺しは少女に出会った。自分とは違う何処までも純粋な色をした白い髪が風に靡いている。絹のような肌に何処かの王族と言われてもしっくりくるような整った顔立ちをしているが、纏っている服装は街で働いている平民ならば誰でも買うことができるものだ。服が容姿に負けている感が拭えないが、少女は気にした様子はない。
そんな少女が竜殺しに対して指を指し、宣言する。
「貴方、私と一緒に国盗りをしなさい」
「いや、何でだよ」
文字数 442,602
最終更新日 2021.10.25
登録日 2020.07.30
私は侍女のサラサ。辺境伯のヴィル様が大好きな女の子。毎日のように告白してもそれが叶うことはない。それでもいつも私はヴィル様にこの想いを伝えているの。だけどそんなある日、ヴィル様に縁談が舞い込んできた。それは貴族の美しいお嬢様。そして、そのお嬢様は前世の記憶を持っているって言うの! 悲しい過去を持つヴィル様がかつて愛した女性なんだって! そして幸せだった日々は脆く崩れていって……
文字数 94,371
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.09.30
二一世紀半ば、予測された彗星の衝突に備え、人類は世界中で巨大な地下都市の建設を進めていた。その建設現場の一つに伊東 旭という名の少年もいた。
時は流れ、西暦二三〇〇年──二三世紀最後の年、最年少の特異災害調査官・星海 朱璃は黒焦げになった筑波山で奇妙な光景を目撃する。何故か円形に延焼を免れた空間。その中心で眠っていたのは二五○年前の旧文明が崩壊した日、東京で赤い巨竜と戦い人類を救った英雄・伊東 旭に瓜二つの少年。
接触した生物の記憶を保存し、電気刺激によって再現するナノマシン的な特性を持つ微粒子・魔素。それに汚染され、空想が徘徊し想像が人を殺すようになった世界。わずかに残った人類は地下都市に潜み、今も辛うじて生き延びている。
二人の出会いと互いに芽生えた感情が、この状況に変革をもたらし、そしてそんな奇跡を嘲笑うかのように、大いなる悪意もまた動き出す。
※本編で省いたエピソードを短編化した番外編「人竜日記」も連載しています。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/238840451/417551853
文字数 552,520
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.03
『酒池肉林王と7番目の天使』の番外編を集めたものになります。
本編完結。
本編でカットしがちな日常や主人公・ヒロイン以外のキャラの話など、ストーリーに関わっていない話はこっちに書いておきます。
本編は残虐描写ありですが、こっちでは大してありません。
性描写はあります。
一応シリアスタグも付けておきますが、コメディ気味になる気がします。
文字数 254,856
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.02.19
頑張り過ぎな転生トラックに跳ねられた私は、愛読していた小説の世界へ。
転生先は族滅予定の悪役貴族。
何とか主人公に取り入って助かりたいものの、身分と状況がそれを許さない。
――助かる道がないというなら、血濡れた道を斬り開こう。
これは家族救済のためならどんな手段もいとわない転生者が、原作知識を片手に悪役と正義の味方を反復横とびする物語である。
※本作は、カクヨム、小説家になろう、アルファポリス、に投稿しています。
文字数 115,370
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.08.14
同種の殺害は永遠の罪である。それは、この世界にかつて存在した神が言った言葉だ。例えば、人間が人間を殺せば、その殺人者の魂は輪廻転生の輪からはずされ、二度と生まれ変わることはできない。殺意とはあるきっかけで偶然発生するもので、それをコントロールできない弱い者が罪を犯す。かつて人間は共に助け合い、文明を開花させてきた。時には戦争が起こり、殺し合いが起こった。しかし、その汚れた魂は浄罪師によって処分され、罪人の魂はこの世に戻ってこれないようになっていた。しかし、300年ほど前に突然浄罪師は消えた。理由は不明。噂では反逆者に封印されたとか。
神といっても過言でない存在の浄罪師が消えた世では、汚れた魂はそのまま生まれ変われるようになり、まるで生物濃縮のように罪が重なり、いつしか殺人は当たり前のように起こるようになった。中には人間とは思えないほど凶暴化し、人を食らう悪魔のような者も生まれた。
人々は彼らをこう呼んだ「囚われのカルマ」。前世から持ち込んだ罪を背負って生まれた哀れな生物。彼らはその残酷な定めに抗えず、ひたすら罪を重ねるのだ。意思とは関係なく止めどない殺意にさいなまれ、いつかは誰かに殺される運命。
だが、人間もバカじゃない。罪を持たずに生まれてきた者達で巨大な組織「アンダーグラウンド」を作り、「囚われのカルマ」達を牢獄に監禁し始めた。彼らは街に散らばる罪人を捕まえ、地下牢獄に閉じ込めている。このおかげで何とか人々は地上で生活ができるようになっていた。しかし、死と隣り合わせの生活。治安は最悪である。しかも自分がいつ殺意を発症させるか分からないのだ。汚れた魂をもって生まれてくると、遅かれ早かれいつか必ず、殺意が芽生え、人を殺す。
魂の清潔さを知れるのはこの世には神である浄罪師とその使徒である「死神」しかいない。
死神は人の魂の情報をすべて知っている。飼い主である浄罪師が不在の今、彼らはアンダーグラウンドの人々と手を組み、汚れた魂狩りに協力していた。
死神の好物は汚れた魂。彼らにとって、アンダーグラウンドの保有する地下牢獄は格好の餌場だ。年中殺し合いが行われ、汚れた魂が楽に手に入るのだから。
死神と手を組んだ人類の行く末は、、、彼らに希望の光は見えるのか。
文字数 11,302
最終更新日 2021.10.11
登録日 2021.09.06
文字数 7,539
最終更新日 2021.10.10
登録日 2021.08.14
余命一週間の誰からも愛される少女と、もう愛してくれるものがいなくなった、家出少年の話。
舞台は、西洋の田舎町。町のはずれの森で、一人暮らしをする少女に、悪魔がささやいたことが始まり。
同じあざを持つ者と出会えば死ぬ。
科学の発達した現代で、鼻で笑ってしまうような悪魔のささやき。でも、ささやいているのは悪魔。悪魔が存在するのなら・・・
同じあざを持つ、愛される少年と、愛されない少女の話。
2つの世界を交互に連載していきます。
悪魔にもてあそばれる人間の少年少女の結末は?
楽しんでいただけると嬉しいです。
小説家になろう monogatary.comにも載せています。
文字数 50,775
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.09.26
生まれた瞬間から全ての生物には天恵(ギフト)が与えられる世界。
世界でただ1人天恵を持たず生まれてきたクーリエは30歳になったが冒険者として人類に敵対する天恵を授かった怪物達と日々戦闘を繰り返すが、ある時クーリエは怪物との戦いに敗れ命を落としてしまう。
自分の人生の辛さを嘆く彼だったが、なぜか彼は遠く離れた地で目を覚ましその身体には0歳まで若返るという消えないデバフが刻まれていた!?正体が掴めない天恵に潜む真実と可能性。
周りの人が当たり前のように使いこなすそれは、クーリエにとっては過酷以外の何物でもなかった。
そんな時、0歳まで退化するデバフはそれ以上の時間が巻き戻ると自分の実体すら消滅することだと告げられる!
デバフの解除の方法を探るべく彼は世界に向けて旅に出る。見たくもない現実が次々に襲いかかり、信じたくもない世界から告げられる真実が彼を襲う。その時彼が真に目にするものとは、導く答えとは!!
短い命を燃やし、戦う姿に何をみる? 命を削る男が繰り広げる戦闘と生き様で綴られた異世界ファンタジー!!
文字数 115,831
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.08.17
「何というか、あの娘……よく食べていたな」
和平のための使節団の一人、魔道具技師の少女シャルトルーズの食べっぷりに、砂の国の王バーガンディーはしみじみ呟いた。
シャルトルーズがよく食べるのは『悪意を感知する力』を行使するためらしい。ついでに毒も効かないようだ。
「このおかげで何でも食べられてお得なんですよ。腐った物も、味さえ気にしなければお腹だって壊しません!」
元気にそう言っていたシャルトルーズだったが、そういう問題ではない気がする。
これは砂の国の代替わりしたての王バーガンディーと、森の国から来た魔導具技師のシャルトルーズが、友情っぽいものを育みながら、国の騒動を収めるお話。
前半コミカル、中盤からシリアスなファンタジーです。
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 48,637
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.09.26
母が亡くなり、父が狂った。
狂人になり果てたラズライト帝国公爵家当主キュロス・グランデは、何をとち狂ったのか娘であるアルファルド・グランデに呪いをかけた。
腕に刻まれた呪い。
それは見るもおぞましく、見るに堪えない。
治療法は、帝国内には見当たらなかった。
呪いを取り除くため、アルファルドは年に一度、他国であるバレンタイン王国への外交で、父の目を盗んで、いち早く王国へと旅立った。
呪いを祓うために。
ーー
時を同じくして、バレンタイン王国王女マーガレット。
彼女は、純粋無垢でお転婆。
王女として、大切に育てられてきた。
だが、王女としての品はあまり無く、時折、王都へ一人繰り出して遊んでいた。
そんな中、彼女は一人の偉丈夫と出会い、王国の闇について知る。
これは二人の少女にまつわるお話。
なろうでも書いてます
文字数 35,861
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.09.07