動物 小説一覧
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文字数 494
最終更新日 2025.09.22
登録日 2025.09.22
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婚約者と姉が浮気をしていて、それをみた瞬間、力が制御できなくなるエレノア。
知っている力が、知らない力みたい…
私の力って…何?…誰か教えてほしい…
文字数 17,880
最終更新日 2025.09.19
登録日 2024.12.08
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こんにちは藤咲美来(ふじさきみらい)です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
9月4日
「動物とロボットと妖精と」
公開しました。
短編小説、読切になっています。
🍞🥐🥯
「パン、焼き上がりました。カレー屋さんのご長男(カレーパン)メロンの心変わり(メロンパン)ジャムの討論会(ジャムパン)いかがですか」☕️
学校帰りに立ち寄る、小さなパン屋さん。
大きな八重桜の、木の傍のパン屋さんには、
ユニークで美味しいパンを作る動物たちと、心優しいロボット店員「八重さん」がいた。
毎日のようにパン屋さんに行く少女は、ある日の出来事をきっかけに、動物たちのことを知り、動物たちやロボットと深く関わり、笑って、泣いて、助け合っていく。
たまに見かけるおばあさん。おばあさんはいったいどこから?
不思議な縁が紡ぐ優しいファンタジーです。
ぜひお読みいただきコメンとなどいただけると、
とても嬉しく励みになります。
今後ともよろしくお願いいたします。
文字数 5,447
最終更新日 2025.09.04
登録日 2025.09.04
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辰吉は当年生まれの若い化け狸。
化け狸として今日も今日とて修業に励むが、いつもぐうぐうと腹を鳴らしてしまい、師匠である老狸からは「なっとらん」と叱られてばかり。
此度も見事に腹が鳴り、師匠から怒られてしまう。情けないやら悔しいやら腹が減ったやらで、辰吉はやけ食いに走る。
好物の柿を食らっていると、そこに現れたのは一人の童女。
「人間は狸と見たら見境なく狩る、危険な相手だ。捕まったら最後、毛皮にされるか……もしくは狸鍋にされて食われてしまうぞ」
そのような師匠の教えを思い出した辰吉は、恐怖のあまりばったりと倒れてしまう。
(こうなったら、このまま死んだふりを決めて、相手が油断したところで逃げ出そう)
そのように考える辰吉の狙い通り、童女は心配そうにつぶやく。
「死んじゃった……?」
しめしめと、辰吉は内心でほくそ笑むも、その時またもや腹が鳴る。柿を食ったばかりだというのに!
死んでいないと気づいた童女は、辰吉を抱きかかえて走り出す。
そして、そのまま、童女――つまり恐ろしい人間の――家へとやって来てしまった辰吉。狸鍋まっしぐらかと思いきや、どうにも人間たちの様子がおかしい。童女もその家族も、皆優しいのだ。
師匠の言葉と、実際の人間と。果たしてどちらが本当なのか――。
やがて人里に危機が迫ったとき、辰吉はいかなる決断を下すのか――。
食いしん坊でビビりな化け狸が奮闘する、創作日本昔話。
※作中で災害(噴火)の描写があります。ご注意ください。
※表紙は、かんたん表紙メーカー2を使用して作成しました。
文字数 68,420
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.06.25
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わたし、小日向(こひなた)ゆには、元気で明るくて髪の毛がふわふわなことが自慢の中学一年生!
ある日の放課後、宿題をし忘れて居残りをしていたわたしは、廊下で変わったコウモリを見つけたんだ。気になってあとを追いかけてみたら、たどり着いた視聴覚室で、なぜか同じクラスの玖波(くば)くんが眠っていたの。
心配になって玖波くんの手を取ってみると……なんと、彼の夢の中に引きずり込まれちゃった!
夢の中で出会ったのは、空に虹をかけながら走るヒツジの列車と、人の幸せを食べてしまう悪いコウモリ・「フコウモリ」。そして、そんなフコウモリと戦う玖波くんだった。
玖波くんは悪夢を食べる妖怪・バクの血を引いているらしくて、ヒツジの車掌が運転する〝夢見列車〟に乗ることで、他人の夢の中を渡り歩きながら、人知れずみんなの幸せを守っているんだって。
そんな玖波くんのヒミツを知ってしまったわたしは、なんと、夢の中でフコウモリ退治のお手伝いをすることになってしまって――?
これは、みんなを悪夢から守るわたしたちの、ヒミツの夢旅の物語!
文字数 73,344
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.07.31
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くるみは中学一年生。
中学校の下見に来た春休み、校舎の窓から降ってきた粉を浴びてから、くしゃみをするとネコに変身する体質になってしまった。
困ったくるみは、登校途中に拾った妙なチラシに希望を託し、校内奥にある小屋へとやってきた。
そこにいたのは、茶髪の男子フウマ、見た目が幽霊な瞳子(とうこ)、科学部員である蛍(ほたる)。
三人はくるみをつかまえようとしてきて……!?
文字数 60,129
最終更新日 2025.08.24
登録日 2025.07.30
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長編小説「トゥーリとヌーッティ」のトントゥの女の子トゥーリと小熊の妖精ヌーッティの日常を描いた短編集です。
北欧フィンランドを舞台に繰り広げられる二人の活躍(?)をお楽しみください。
長編小説を未読でもお楽しみいただけると思います。また、話数は多いですが、お好きな章からお読みいただけます。迷われたら「ヌーッティ危機一髪」「戦場のモホコ」をぜひ。トゥーリとヌーッティがどんなキャラクターなのか一番わかりやすいと思います。
*フィンランド語はフィンランド人の友人に校正をしてもらいました。
*『ノベルアップ+』『小説家になろう』にも掲載中のお話です。
文字数 293,649
最終更新日 2025.08.23
登録日 2021.07.11
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※注意:恋をしている語り手はクジャクです!
植物園のアイドルである白クジャクの「オレ」は、ある日、飼育スタッフのサクラにひと目惚れ。美しい羽を広げ日々アピールしている。
だけどある日、サクラの前に「本物の国民的アイドル」が現れた。長身でクールで、人間で――オレとはまるで違う、コウキという男。
さらに、突然の本社異動でサクラが園からいなくなると知った日。羽を広げても届かない想いがあふれ出す。
自由に飛ぶことができないオレ。愛するサクラの元へ、羽を広げ植物園というカゴから飛び出した。
オレ様キャラの白いクジャクの、まっすぐで、ちょっぴり笑える恋の物語。
文字数 15,737
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.06.15
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無口で目つきが鋭くちょっと近寄りがたいクラスの優等生、天狐慧(あまぎ けい)。
彼女の正体は、人間と妖怪の血を引く半人半妖の化け狐だった!
その秘密を偶然知ってしまった化狩友理(かがり ゆうり)は、ふわふわな毛並みの動物を愛でることが大好きであるゆえに、慧の極上の毛並みに一目惚れ。
そして始まる、慧をモフモフしくてたまらない有理と絶対モフモフされたくない慧のモフモフを賭けたゆるい戦い——。
本当はモフモフだけど全然モフモフになってくれない慧をあの手この手で化かして思う存分モフモフする、学園ゆるモフ物語。
文字数 10,696
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.08.15
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人間に化ける事ができる子ギツネ達。彼らが人間の世界で見つけたものは…?
短編集となっています。
「子ギツネは、都会の少女に恋をした」
子ギツネの太郎は、都会から来た佳奈という少女に恋をします。
佳奈のピンチに、太郎は…。
「恋するキツネは、お人好しの花嫁となる」
村でも一番のお人好しと言われる正太郎。そんな彼の元に美しい花嫁が訪れます。でも、彼女の正体は…。
「気弱な子ギツネは、人間の兄妹に勇気を教わる」
気弱なキツネ・草太。でも、人間の兄妹を助けるために…。
「「友達」の正体は?」
タヌキに会うのが怖くて人間に化けた光太郎。人間の男の子と仲良くなるものの、彼の正体は?
「子ギツネがくれた贈り物」
妻のために畑のイチゴを守る作太郎。
ある嵐の日、作太郎達は驚く光景を目にする。
「君といつか見た星空」
高校を卒業した日。島本大樹は、かつて住んでいた田舎町へと向かった。ある決意を固めて…。そこには、かつての友が住んでいる。でも、彼は…。
「偽りの告白 真実の気持ち」
大店の家に代々仕えるキツネの一族。若き光太郎の仕事は、若旦那である清之助の影武者。清之助の代わりにお見合い相手を手酷くフッてきた。だが、吉野結里花だけは違った。彼女に本気の恋をした光太郎は、清之助として会い続けるが…。
「子ギツネと老夫婦」
老夫婦と子ギツネのほっこりした話です。
老夫婦のために、孫に変化する子ギツネのジュン。でも、老夫婦は…。
「恋を知った子ぎつね 」
人間の男性に恋をした子ぎつね。でも、彼は都会から来た女性に恋をしていた…。
ちょっとせつない話です。
「子ギツネは考える」
人間が大好きな子ギツネのケン太。
人間に化けて、毎日のように村の子供達と遊んでいる。でも、母ギツネからは叱られてしまった。人間は怖い生き物と聞いてショックを受ける子ギツネ。
近所に住むショウゴからは、自分で考える事が大切だと言われる。そんな時に、人間にイタズラしようとしているキツネ達を見かけて…。
文字数 21,503
最終更新日 2025.08.18
登録日 2024.06.08
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300~400字程度、日常&切なめ中心ショートショート。
BLっぽいものが多いですが、そうでないものもあります。
通勤中、寝る前、スキマ時間に。じんわりした時間をどうぞ。
◆シリーズ
👻【おばけとカフェと、オーナーと】:自殺志願者だった「私」がオーナーに拾ってもらい、カフェバイトになる話。現代。
🐉【竜と神子】:竜と、それをお祀りする神社の神子のお話。いつかどこかの日本。
🍄【異世界置き去られ】:異世界転移したのだけど置き去りにされてしまった青年と、末の王子様。ファンタジー。
🐰【うさうさルームメイト】:獣人の国に留学した「僕」と、ルームメイトの兎のお話。ファンタジー。
内容は繋がっていたりいなかったり、再登場するときは設定が変わっていたり色々ですが、どこから読んでもOKです。
※Xに載せている掌編集をまとめていきます。
※Xに載せるときはページメーカーで1Pにするために調節していますが、こちらでは調節していないため若干内容が異なります。
文字数 32,035
最終更新日 2025.08.16
登録日 2025.01.17
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六十代を迎え、派遣の家庭教師として細々と生計を立てている主人公。気分転換も兼ね、秩父の低山に登ることを思い立つ。
標高550メートルの山頂に立ったあと、舗装された林道を歩いて下山していた彼は、ふと雑木林にアナグマの姿を見つける。
斜面を慎重に下って近づくが、アナグマはすでにいなかった。仕方なく林道へ戻ろうと登り始めたとき、足を滑らせて穴に落ち、頭を打って気を失ってしまう。
目を覚ますと、そこは貉(むじな)たちの宴の場だった。貉とはアナグマのことである。
彼らは主人公に「見たい夢を見せてやろう」と告げ、主人公はそのまま眠りにつく。
再び目を覚ますと、彼はさっきの林道に立っていた。
気を取り直して下山を始めた彼は、若い女性登山者と出会う。彼女は、大学時代に付き合っていた恋人にそっくりだった。しかも彼女は、自分こそがその恋人だと言う。
訝しみながらも共に下山するふたりは、途中の無人小屋で休憩を取ることになる。
小屋の中で、ふたりは、会えなかった年月を埋めるように語り合い、そして、かつてのように抱き合った。
・・・数年後、山奥の空き家で白骨死体が発見される。
文字数 45,565
最終更新日 2025.08.06
登録日 2025.08.05
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そうだ旅に出よう!
社会人東子、大学生北穂、高校生紗南のきょうだいが日本全国を旅するゆる〜い物語。
春は満開の桜で心癒やされ、夏は海に行き、秋は紅葉を眺め、冬は雪と触れ合う。
日本にはまだまだ知らない土地や食べ物、様々な魅力に溢れている。
スマホを見ているだけではわからない、だから今日も旅に出る。
見たことない景色をこの目に焼き付けるために。
《作中主なロケ地》
・キツネの村と春の会津→宮城蔵王キツネ村、鶴ヶ城
・春だけど雪を見たい→立山黒部アルペンルート、東尋坊
※作中の風景、土地、交通事情等取材当時のものです。現在とは異なる場合があります。
文字数 88,368
最終更新日 2025.07.29
登録日 2025.04.28
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「いつかこの空に降りてみたいな」
犬さんは言った。
「きっとどこまでも青く、澄んでいるに違いないよ」
岬の下にのぞく空へと降りてみたい犬さん。
猫さんも犬さんの案に、のりのりだ。
けれど犬さんは重くて、猫さんのようにうまくは雲を飛び移れないかもしれない……。
文字数 1,466
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.07.26
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ペットが飼いたかった私は、学校卒業を期にどうぶつ歓迎を謳うアパートに暮らすことにした。
だけど、そのアパートには秘密があった。
文字数 2,970
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.04.30
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王立学院魔法科特待生のアラベラは自身のパトロン(支援者一族の一人)であり婚約者であるジェイクが見知らぬ女性と親しくしている姿を見てしまった。
後編は7/25の朝7:30公開予約済みです。
※ご都合主義
※話を短く纏める努力中につき、出来る限りコンパクトに、を目指しました。
※実在の動物風の架空の想像上の動物が登場します。
※作中の階級や敬称は架空のものです。作者の勝手な創作によるものですので広い心で受け止めて頂けると幸いです。
※無断転載及び転用等はご遠慮ください。(おまじない)
文字数 5,912
最終更新日 2025.07.25
登録日 2025.07.24
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文字数 88,089
最終更新日 2025.07.20
登録日 2025.06.17
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昔々あるところに、一人の可愛い女の子が住んでいました。
その子はいつも真っ赤なビロードの頭巾を被っているので、赤ずきんちゃんと呼ばれていました。
そんな赤ずきんちゃんのそばにはいつも一匹の狼がいました。
子狼の時に赤ずきんが拾ってからずっと一緒で、二人は大の仲良し。
赤ずきんのことが大好きな狼。
そんな狼は叶わぬ願いがありました。
短編6話です。
R15は保険です。
他サイトでも掲載しています。
文字数 6,749
最終更新日 2025.07.09
登録日 2025.07.07
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文字数 410
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.07.08
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兵庫・神戸で出会った、小さな命と家族の12年
愛知県知多半島ののどかなブリーダーの元で生まれた、小さな黒いネザーランドドワーフの男の子。後に「くろのすけ」と名付けられるそのうさぎは、やがて運命的な出会いを果たします。それは、里帰りで知多を訪れていた出口家の母・ききとの出会いでした。小さな体を震わせながらも好奇心いっぱいのくろのすけと、その愛らしさに心を奪われたきき。ペットショップでの一瞬の触れ合いが、新たな家族の始まりを告げます。こうして、くろのすけは遠く離れた兵庫県神戸市にある出口家へ、一員として迎えられることになりました。見知らぬ土地、初めての人間との暮らし。ケージの中で丸くなっていたくろのすけが、少しずつ新しい環境に慣れていく様子が、彼自身の視点から細やかに描かれます。優しくて時に慌てん坊な父・ゆう、愛情深く世話好きな母・きき、やんちゃ盛りの長男・とも(小学3年生)、そして天真爛漫な長女・さの(年中)。それぞれの個性を持つ出口家のメンバーとの触れ合いの中で、くろのすけは「家族」の温かさを知っていきます。
物語は、一章あたり3ページ程度の短いエピソードを積み重ねるショートストーリー形式で進行します。ケージの中でのまどろみ、部屋んぽでの家具の探検、家族の膝の上での安眠、おやつをねだる仕草、時折のトイレの失敗やかじり行為といった日常の「あるある」から、季節ごとの変化(お正月、夏休み、クリスマスなど)や、体調の微妙な変化まで、くろのすけの目に映る世界の全てが愛情深く描写されます。時間の経過と共に、小学3年生だったともが中学生に、年中だったさのが小学生へと成長し、彼らのくろのすけへの接し方や遊び方も変化していきます。思春期を迎えたともが、かつてのように手荒くなくなり優しく撫でるようになったり、さのが読み書きを覚えてくろのすけに話しかけたり。家族それぞれの成長と人生の節目が、くろのすけの「ぴょん生」と並行して描かれることで、物語に深みが増します。
うさぎの平均寿命とされる12年間をかけて、くろのすけが出口家にもたらしたかけがえのない喜び、癒やし、そして家族の絆がいかに深まっていったかが描かれます。元気いっぱいの若かりし頃から、少しずつ動きがゆっくりになり、体調に変化が見られるようになる晩年まで。生あるものの短い「ぴょん生」の輝きと、それが人間に与える影響。最期の瞬間まで家族に愛され、看取られるくろのすけの生涯を通じて、読者は命の尊さ、家族の愛、そして日常の中に存在する小さな幸せを改めて感じることでしょう。愛知県知多で始まり、兵庫県神戸で紡がれる、一匹のうさぎと人間の家族の、温かく、時に切ない、愛に満ちた12年間の記録です。
文字数 142,910
最終更新日 2025.07.05
登録日 2025.06.24
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雨の日、偶然出会った小さな柴犬の子犬。
その首には、少し汚れた赤い首輪がついていた。
家では犬を飼ったこともない。
それでも放っておけなくて、彼女はそっとその子を抱きしめる――。
心にぽつりとあいた空白を、ふたりで少しずつ埋めていく。
あたたかな時間と、静かな別れを描いた、ひとりと一匹の、ちいさな奇跡の物語。
文字数 1,127
最終更新日 2025.06.16
登録日 2025.06.16
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ぴょんぴょん くるくる 踊るウサギさんの足にはいつだってピンクのトゥシューズ
ある日ウサギさんのトゥシューズが魔法のトゥシューズだと思ったキツネのお嬢さんが、トゥシューズを欲しがったので、欲に目のくらんだ支配人がウサギさんから取り上げられてしまいます。
ピンクのトゥシューズがなくなって、踊れなくなってしまったウサギさん。あのピンクのトゥシューズはほんとうに魔法のトゥシューズなの?
文字数 1,590
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.06.13
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孤独に生きてきたアヒルがある日卵をみつける。卵から孵った雛は、アヒルをママだと思い込むが……。
ほっこりしたいあなたへ、優しい短編をどうぞ。
文字数 5,213
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.07
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*第8回ほっこり・じんわり大賞エントリー中です*中学2年の夏、不登校になった少年・賢(けん)は、心を閉ざしたまま祖母の住む山あいの村へと預けられる。
人の気配もまばらなその土地で、彼は一匹の白い猫と出会う。左耳に小さな欠けのあるその猫は、どこか人のような目をしていて、賢は「サクラ」と名付ける。
人と関わることを恐れていた賢は、言葉を持たないサクラとの静かな時間を通じて、少しずつ心をほぐしていく。
やがて村の少年・良二との出会いも、彼の閉ざされた世界に新しい風を吹き込んだ。
しかし、季節の終わりに訪れた台風の夜、良二が行方不明となる。
必死の捜索の中、サクラは命をかけて賢たちを守り、そして――姿を消した。
その夏、賢は「誰かとつながることの強さ」と「失うことの痛み」を知った。
そして、サクラが残してくれた温もりを胸に、再び自分の足で教室の扉を開ける決意をする。
ひとりぼっちだった少年が、猫と出会い、心を取り戻すまでの、やさしくて静かな再生の物語。
文字数 15,413
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.06.02
73
文字数 3,458
最終更新日 2025.05.28
登録日 2025.05.28
74
動物が登場する一話完結の短編集です。ゆるいものが大半ですが、たまにホラー風味強めな話もありますので、御注意ください。
文字数 77,817
最終更新日 2025.05.27
登録日 2021.09.02
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アキラというハリネズミのぬいぐるみ。
UFOキャッチャーの景品としてこの世に誕生する。
UFOキャッチャーの中では日々、仲間たちと外の世界に出られることを夢みて語り合う。
どんな人にとられるのか?どんな家に行くのか?どんな遊びをしてもらえるのか?を、日々、仲間たちと語り合う。
しかし、毎日、そんな仲間たちとの別れが訪れる。
明日も語り合う時間が来ると思っていた仲間が、ある日突然、UFOキャッチャーのアームに拾われて別れの瞬間が訪れる。
見送る仲間も、拾われていく仲間も
複雑な感情を抱きながらその瞬間を見守る。
仲間たちと毎日、外の世界へ行く夢を語り合う時間、外の世界に行く憧れ。
どっちつかずの感情を抱きながら、アキラも仲間たちも日々の時間を過ごしていた。
そんなある日、アキラにも仲間との別れの時が訪れた。
文字数 6,354
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.04.13
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柔らかな春の日差しが、迷路の様な生垣を縫う様に降り注ぐーー
黒猫を追いかけて摑まえると、王子様がいたーー
猫獣人の国ネルザンドに異世界転移したルカは恋愛事情が異なる世界に困惑しながら、セオドール王子と繰り広げる学園ラブコメディ
R-18は★表記しています
フィクションです、猫に与えてはいけない食べ物(例:食パン)とかあります、ご注意下さい。
番外編 ゲンタの呟き 更新しました
【続編】異世界転移したら猫獣人の国でした〜魔石食べたらチートになりました〜 公開しました。そちらも楽しんで頂けましたら幸いです。
初投稿です、一言でも感想頂けたら励みになります。
宜しくお願い致します。
文字数 44,888
最終更新日 2025.04.10
登録日 2024.02.29