時代小説 小説一覧

1,013
281

春雷のあと

春雷のあと
番頭の赤沢太兵衛に嫁して八年。初(はつ)には子が出来ず、婚家で冷遇されていた。夫に愛妾を迎えるよう説得するも、太兵衛は一向に頷かず、自ら離縁を申し出るべきか悩んでいた。 その矢先、領内で野盗による被害が頻発し、藩では太兵衛を筆頭として派兵することを決定する。 太兵衛の不在中、実家の八巻家を訪れた初は、昔馴染みで近習頭取を勤める宗方政之丞と再会するが……
歴史・時代 完結 短編
感想数 1 文字数 41,026 最終更新日 2022.05.24 登録日 2022.04.20
282

藺相如と愉快な仲間たち

藺相如と愉快な仲間たち
趙の恵文王の配下に藺相如という男がいた。 全4話。3話以降は6/1以降にUP予定。気長にお待ち下さいまし。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 19,642 最終更新日 2022.06.22 登録日 2022.05.19
283

叢雲の糸

江戸の最下層で生きる夜鷹のお初の、結ばれることのない情愛。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 1,652 最終更新日 2026.02.03 登録日 2026.02.03
284

不沈の艦隊

「国力で劣る我が国が欧米と順当に建艦競争をしても敗北は目に見えている」この発言は日本海軍最大の英雄うと言っても過言ではない山本権兵衛の発言である。これは正鵠を射ており、発言を聞いた東郷平八郎は問うた。「一体どうすればいいのか」と。山本はいとも簡単に返す。「不沈の艦を作れば優位にたてよう」こうして、日本海軍は大艦巨砲主義や航空主兵主義などの派閥の垣根を超え”不沈主義”が建艦姿勢に現れることになる 。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 1 文字数 14,559 最終更新日 2025.10.16 登録日 2025.06.25
285

西郷隆盛と白鳥温泉「地獄」の蒸気

西郷隆盛が、二度の島流しの中で、悟り、白鳥温泉で、大久保利通への思いを馳せた情景を描きたかったです。めっちゃ短編です。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 12,776 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.28
286

からくり幻燈 お江戸損料屋異聞

舞台は文政年間、八百八町が最も華やいだ時代の江戸。  両国広小路に近い長屋で、貸し物屋(損料屋)『九十九屋(つくもや)』を営む慎蔵(しんぞう)は、江戸のあらゆる階層に生活道具を貸し出し、回収する日々を送っている。  しかし、彼には人知れぬ「裏の顔」があった。回収した古道具の中から「人の執念」が染み付いた品を選び出し、特製の凸凹レンズを組み合わせた「からくり幻燈機」で、その持ち主の歪んだ本性を障子に投影して眺める――。そんな覗き見の悦楽に耽る、倒錯した観察者だったのである。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 20,255 最終更新日 2026.05.20 登録日 2026.05.19
287

本所深川幕末事件帖ー異国もあやかしもなんでもござれ!ー

本所深川幕末事件帖ー異国もあやかしもなんでもござれ!ー
異国の気配が少しずつ忍び寄る 江戸の町に、一風変わった二人組があった。 一人は、本所深川一帯を取り仕切っているやくざ「衣笠組」の親分・太一郎。酒と甘味が大好物な、縦にも横にも大きいお人よし。 そしてもう一人は、貧乏御家人の次男坊・佐々木英次郎。 精悍な顔立ちで好奇心旺盛な剣術遣いである。 太一郎が佐々木家に持ち込んだ事件に英次郎が巻き込まれたり、英次郎が太一郎を巻き込んだり、二人の日常はそれなりに忙しい。 剣術、人情、あやかし、異国、そしてちょっと美味しい連作短編集です。 ※話タイトルが『異国の風』『甘味の鬼』『動く屍』は過去に同人誌『日本史C』『日本史D(伝奇)』『日本史Z(ゾンビ)』に収録(現在は頒布終了)されたものを改題・大幅加筆修正しています。 ※他サイトにも掲載中です。 ※予約投稿です
歴史・時代 完結 長編
感想数 1 文字数 103,819 最終更新日 2025.07.08 登録日 2022.05.22
288

夜明けの空を探して

【土方歳三、蝦夷地にて戦う】 新選組「鬼の副長」と謳われた土方歳三。新政府軍と徳川残党軍との戦が激しくなる中、彼の姿は蝦夷地――今の北海道にあった。 ※本作品は一部史実を基にしたフィクションです。多分に作者の創作がございます。 ※本作品は以前、カクヨム様にて掲載した即興小説となります。
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,078 最終更新日 2022.05.27 登録日 2022.05.27
289

『潮が満ちたら、会いに行く』

4000年前の縄文時代の日本、筋ジストロフィーに罹った少年と、同い年の主人公とその周りの人たちを描いた作品です。 北海道入江・高砂貝塚で発見された遺骨を元に、書きました。 何故、筋ジストロフィーに罹った彼は、生きる事を選んだのか。周りの人たちや主人公が身体的に発達していくのにもかかわらず、絶望せず、生き抜いたのか。 そして、村の人たちは何故、彼を村の一員として埋葬したのか。 歴史・病気・心理・哲学的思考を元に考えた、私の古代の誇大妄想です。 ですが、少しでも事実が含まれていたらうれしい。そんな物語です。
歴史・時代 完結 長編
感想数 1 文字数 582,001 最終更新日 2023.02.21 登録日 2023.02.21
290

幕末羽毛組見聞録

幕末羽毛組見聞録
時は幕末。 新撰組以外にも、幕府を守るために暗躍し血を流した部隊があった。 その名も「羽毛組」 ただしその部隊の構成員は、毛や羽を持つ人ならざるもの、たちだとか… 彼らの運命や如何に!
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 7,252 最終更新日 2024.06.07 登録日 2024.05.24
291

梁山好漢綺伝

梁山好漢綺伝
水滸綺伝に登場する好漢たちの、本編では描き切れなかった物語を描く短編集。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 40,199 最終更新日 2025.12.24 登録日 2025.09.23
292 レンタルあり

東海道品川宿あやめ屋

東海道品川宿あやめ屋
時は文久二年。旅籠「つばくろ屋」の跡取りとして生まれた高弥は、生家を出て力試しをしたいと考えていた。母である佐久の後押しもあり、伝手を頼りに東海道品川宿の旅籠で修業を積むことになったのだが、道中、請状を失くし、道にも迷ってしまう。そしてどうにか辿り着いた修業先の「あやめ屋」は、薄汚れた活気のない宿で――美味しい料理と真心尽くしのもてなしが、人の心を変えていく。さびれたお宿の立て直し奮闘記。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 3 文字数 287,955 最終更新日 2020.10.22 登録日 2019.07.01
293

『甲斐の信玄』

かの有名な、甲斐の戦国武将、武田信玄に関して、短編小説を書き綴ってみました。上手くまとまりました。ですが、結構、謎も多い人物だったようです。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 1,859 最終更新日 2022.05.02 登録日 2022.05.02
294

ー重装弓騎兵戦記ー 蒙古兵は眠れない。

重装弓騎兵とは、元寇の時活に躍した武士たちの兵種。 弓を持った重装騎兵は、日本以外に存在し無い、稀な兵種です。 その何が恐ろしいのか?蒙古側の視線からお送りします。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 693 最終更新日 2022.05.30 登録日 2022.05.30
295

百人の侍

百人の侍
盗賊に悩まされる村があった。 その村が護衛のために侍を募集したところ、思いがけず百人集まった。 その中には大した理由もなく「なんとなく」で参加した者もいる。 その侍・安倍蒼生は、なんとかこの戦いに参加したちゃんとした目的を持とうとした……
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 1,506 最終更新日 2025.05.07 登録日 2025.05.07
296

『剣客』

私が書いた、江戸の町での、ある闇夜の剣客の斬り合いを描いた掌編です。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 723 最終更新日 2022.05.01 登録日 2022.05.01
297

死者の見る夢

時は戦国時代。占い師の助言に従い旅に出た夫婦は、命を救った男の用心棒として伊勢へ行くことになる。その男は恨みを買い、命を狙われる身であった。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 419,007 最終更新日 2024.01.28 登録日 2023.01.08
298

お江戸浅草占い草子

「占」の一字を掲げるだけの男は、なぜ人の嘘も過去も言い当てるのか。 江戸・浅草寺の参道裏。路地の片隅で、小さな「占」の看板を掲げる一人の占い師がいた。 失せ物、浮気の疑い、名付けの相談―― 持ち込まれる悩みに、彼は筮竹を鳴らしながら、こう告げる。 「ちょいと、観てみますか」。 だが彼が本当に見ているのは、卦ではなく、依頼人自身が語らなかった小さな綻びだ。着物の縫い目、金の使いみち、ふとした言葉の端々――占いという体裁を借りて、彼は人の噓と真実を静かに暴いていく。 そして時折、彼の元にも過去の影が届く。「此怨未忘」――差出人のない一通の封書。無名の占い師は、いったい何者なのか。 江戸の人情と粋が息づく浅草を舞台に描く、全十話の連作時代小説。隙間時間で読める一話完結形式です。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 8,590 最終更新日 2026.07.16 登録日 2026.07.07
299

狗ト柘榴

狗ト柘榴
ある夜。池のそばで黒い馬に出会った小夜。親に捨てられ「おいていかないで」と泣く小夜を背中に乗せ、馬は柘榴の木が生い茂る村にある寂れた屋敷へと連れていく。 屋敷に着いた馬は小夜に正体を明かす。馬は姿形にとらわれない異形の存在だった。自らを「狗」と呼ぶ異形に小夜は次第に惹かれていくが……。 ※読み切り短編
歴史・時代 連載中 短編 R15
感想数 0 文字数 2,313 最終更新日 2025.05.05 登録日 2025.05.05
300

瓦礫の国の王~破燕~

時は戦国時代。 舞台は北朔の国、燕。 燕は極北の国故に、他の国から野蛮人の国として誹りを受け続け、南東に位置する大国、斉からは朝貢を幾度なく要求され、屈辱に耐えながら国土を守り続けていた。 だが、嫡流から外れた庶子の一人でありながら、燕を大国へと変えた英雄王がいる。 姓名は姫平《きへい》。後の昭王《しょうおう》である。 燕国に伝わりし王の徴《しるし》と呼ばれる、宝剣【護国の剣】に選ばれた姫平は、国内に騒擾を齎し、王位を簒奪した奸臣子之《しし》から王位と国を奪り戻し、やがて宿敵である斉へと軍勢へ差し向け、無二の一戦に挑む。 史記に於いて語られることのなかった英雄王の前半生を描いた物語である。
歴史・時代 完結 長編
感想数 1 文字数 122,826 最終更新日 2022.05.21 登録日 2022.05.01
301

らぁめん武侠伝 ――異聞水戸黄門――

らぁめん武侠伝 ――異聞水戸黄門――
格之進と八兵衛は水戸への帰り道。ある日中国・明からやって来た少女・玲華と出会う。 麺料理の材料を託された玲華の目的地は、格之進の恩師・朱舜水が在する水戸だった。 旅する三人を清国の四人の刺客「四鬼」が追う。故郷の村を四鬼に滅ぼされた玲華にとって、四人は仇だ。 しかも四鬼の本当の標的は明国の思想的支柱・朱舜水その人だ。 敵を水戸へは入れられない。しかし戦力は圧倒的に不利。 策を巡らす格之進、刺客の影に怯える玲華となんだかわからない八兵衛の珍道中。 迫りくる敵を迎撃できるか。 果たして麺料理は無事に作れるのか。 三人の捨て身の反撃がいま始まる! 寒山時代劇アワー・水戸黄門外伝・第二弾。全9話の中編です。 ※表紙絵はファル様に頂きました! 多謝! ※他サイトにも掲載中
歴史・時代 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 36,965 最終更新日 2022.06.01 登録日 2022.05.25
302

雪の果て

雪の果て
 月尾藩郡奉行・竹内丈左衛門の娘「りく」は、十八を数えた正月、代官を勤める白井麟十郎との縁談を父から強く勧められていた。  家格の不相応と、その務めのために城下を離れねばならぬこと、麟十郎が武芸を不得手とすることから縁談に難色を示していた。  ある時、りくは父に付き添って郡代・植村主計の邸を訪れ、そこで領内に間引きや姥捨てが横行していることを知るが──
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 8,426 最終更新日 2024.05.31 登録日 2024.05.15
303

忍者の子

忍者の子
時は戦国時代、戦乱の舞台の裏側には全て忍者達の活躍があった。そんな逆説的戦国ストーリー
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 64,092 最終更新日 2023.08.10 登録日 2021.11.04
304

小西施

小西施
道士の風遼は、星雀という精怪と怪事解決の旅をしている。 ある日二人は行き合った女性より、嫁ぎ先の家が怪しげな賊に狙われているという依頼を受けるが――。 ※ゆるゆる道士とツンデレ人外のバディものです ※変換上、鰐の妖怪を【だ】としています ※こちらは約26000字の短編になります。連作短編にしてみたいなと構想しております
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 26,051 最終更新日 2024.06.29 登録日 2024.06.28
305

神護の猪(しし)

あんたはなア、貴族の血を継いでるさかいに……」 そう語った婆やは既に亡くなり、男は退屈の日々を過ごしていた。そんな折、彼は夜の街の中に見慣れないバーを見かける。光に導かれるままに中へと入ると、そこには女が佇んでいた。 「あなたには、話しておかなくちゃ……」 彼はいつしか眠りに落ち、目が覚めるとそこは奈良時代の日本であった。女は、自身の正体が幾千年と生きる狐であることを明かすと、父について徐に語り始める。父とは、かの大悪人、弓削道鏡であった。  
SF 完結 短編
感想数 0 文字数 30,742 最終更新日 2024.02.13 登録日 2024.02.13
306

【完結】吉良上野介~名君は如何にして稀代の悪役になったのか~

吉良上野介。 源氏の流れをくむ名門高家。 彼は、「松の廊下」で赤穂藩主の浅野内匠頭から切り付けられるという刃傷事件に遭遇するも軽傷ですんだ。 加害者の浅野内匠頭は切腹の上に御家断絶。 残された家臣たちは浅野家断絶により流浪に身に転落した。 頼りになる親族がいれば話は別だろうが、そうでない者は露頭に迷うしかない。 家臣たちは「主君の仇討ち」を決意した。
歴史・時代 完結 短編
感想数 9 文字数 28,520 最終更新日 2022.06.28 登録日 2022.05.31
307

たばこの日

たばこの日
1月13日「たばこの日」に寄せて書いた短いお話です。 1946年に「ピース」が初めて発売されたことで愛煙家が制定したといわれています。
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,048 最終更新日 2024.01.24 登録日 2024.01.24
308

わんこそば烈伝

時は江戸時代。盛岡藩にある蕎麦屋、百八屋(ひゃくはちや)にて、前代未聞のわんこそば大会が開催されようとしていた…。空腹で二日酔いの男、五郎七(ごろしち)が百八屋を訪れてきたことから、ありとあらゆる人間模様が渦巻いてゆく。これは、己の限界に挑戦し続けた、人間たちの物語である。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 23,127 最終更新日 2021.06.03 登録日 2021.05.30
309

上方びいどろ

上方びいどろ
 今は昔、暴れん坊の姫がおりまして。  破局から始まる時代劇。時は元禄、京で生まれた公家の三女、瑠璃(るり)姫は大坂道頓堀で、歌舞伎役者や花街のお兄さんお姐さんの細工物を細々と作りながら裏ではくノ一として暴れている。その瑠璃にぐいぐい迫る江戸から赴任してきた同心のふりをした与力の百沙衛門(ももざえもん)二人を取り巻く温かい周りの大人たちと一匹のトラ猫が恋の行方を見守ります。  元禄時代の京都や大阪を舞台にしますが、史実や事実、関西弁(ほんとうにむずかしい)の違和感には目をつぶってください。宜しくお願いします。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 1 文字数 246,316 最終更新日 2026.08.08 登録日 2025.04.27
310

慶応四年三月、薩摩藩邸にて

慶応四年三月。桜には早く、しかし名残の雪が江戸の空を淡く舞う。薩摩藩邸、田町。灰色の空の下、西郷隆盛は黙して待つ。頬に残る薩摩の陽射しは、ここでは通じぬ。彼はこの地で、幕臣・勝海舟を迎えようとしていた。 勝は、どこか滑稽なほど急いでいた。懐に忍ばせた書簡は、徳川慶喜の意思を綴ったもの。「江戸を守りたい」と書かれたその筆跡に、勝はかつて見た将軍の瞳を思い出していた。栄華を捨て、命を捨て、それでもなお人々の暮らしを想う男。その影を背負いながら、勝は雪を踏みしめる。 会談は、言葉少なに始まった。 西郷は軍略を持つ男であり、血を流すことに慣れた男である。それでも、その大きな掌は震えていた。江戸に火を放てば、十万の命が消える。それは敵ではない。女や子ども、老いたる町人、彼らの炊事場、火鉢、布団、書物――ただの日常が、黒煙に包まれる。 「おいは……江戸を焼きたくはない」 そう語った西郷の声は、低く、確かだった。勝はそこで初めて、この男が真に恐れているのは戦の勝敗ではなく、人心の断絶であると知る。幕が下り、新たな時代が来る。そのことは避けられぬ。だが、西郷もまた未来を見ていた。武ではなく、誠意で国を結び直す覚悟が、彼の背にあった。 ふたりは語る。 江戸という町の美しさを。 人々が炊き立てた飯の匂いを。 火消しの纏が立つ火の見櫓を。 明日も、明後日も、生きていく人々の鼓動を。 「戦に勝つことと、この国を守ることは、別の話でごわす」 西郷が言ったとき、勝は静かにうなずいた。 そして春雪の中、ふたりの男は、歴史に残る選択をする。 それは、刀を抜かずして成された、もっとも激しい戦い。 己の名を捨てる覚悟と、時代を超えて語り継がれる、沈黙の勝利だった。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 16,482 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.31
311

満月に飛んだ曾お祖父ちゃんの零式艦上戦闘機 ~時を越えて~

満月に飛んだ曾お祖父ちゃんの零式艦上戦闘機 ~時を越えて~
 曾お祖父ちゃんの祖国、日本へやってきた「サクラ」だったが、日常に疲れビルの屋上から飛び降りて自殺しようとしていた。ふと、見上げると綺麗な満月が見える。  そして、父と祖父から伝え聞いた、あの曽祖父の『零戦』の話。太平洋戦争時に起きた奇跡の物語が今、始まる。  あの満月の夜にブーゲンビルで「タマラ」が見た曽祖父の『零式艦上戦闘機』。それは、「タマラ」と「サクラ」を、国と時代を超えて結びつけた。  「サクラ」はそのまま、ビルから飛び降りて、曽祖父の元へ旅立つのか?  「自殺と戦争」、「日本とブーゲンビル」、「満月と零戦」……。  時間、場所、人種、国籍、歴史、時代が遠く離れた点と点が繋がる時、 一つの命が救われる…。あなたの手で…。  国と時代を超えた、切なくも希望に満ちた歴史ファンタジー。  あの曽祖父の操縦する『零戦(ゼロ戦)』が、ひ孫「サクラ」の人生を救う……。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 9,310 最終更新日 2022.05.31 登録日 2022.05.29
312

三匹が奔る

三匹が奔る
故郷を離れて悶々と浪人生活を送る山田仁左衛門長政、名門細川家の御曹司でありながら義憤により家を捨てた細川与五郎興秋、そして、ひとり剣の道を究めようと邁進する孤高の剣客「巌流」佐々木小次郎。三人の若者がひょんなことから人探しをするシャム人オインに出会ったことで、物語は動き始める。さる九州の有力大名が南蛮人らと密かに手を組み、人身売買を行っていることを突き止めた三人は、彼等にさらわれたオインの想い人サララックを助けるため、敢然と立ち上がる。無鉄砲で熱い三人が繰り広げる爽快無比な一大冒険活劇、ここに開幕!
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 100,969 最終更新日 2025.05.25 登録日 2025.05.06
313

日本の奥深く 歴史 古代から令和への壮大な軌跡

この壮大な書籍は、日本の複雑で多様な歴史を綿密に解き明かします。古代から令和時代に至るまでの日本の変遷を、豊かな文化的遺産、政治的動乱、経済的発展、社会的変革という観点から詳細に探求しています。本書は、日本の歴史が現代の社会、政治、経済、文化にどのように影響を与えているかを明らかにし、それらが未来にどう影響を及ぼすかを考察します。 縄文時代の生活から、平安時代の宮廷文化、武士の時代、明治維新の革新、戦後の高度経済成長、そして現代の課題まで、日本の軌跡は多様で魅力的です。各時代の社会的、政治的、文化的側面は、精巧な解説とともに紹介されており、日本の歴史に新たな光を当てます。 また、この本には、歴史的な出来事と現代の日本社会の相互作用に関する深い洞察が含まれています。日本の歴史が現代社会の構造、価値観、挑戦にどのように影響を与えているのか、そしてそれが日本の将来の方向性にどのように影響を与えるのかを探ります。 美しいイラストと写真が豊富に盛り込まれており、読者は日本の歴史を視覚的にも楽しむことができます。この本は、歴史愛好家、学生、日本に興味のあるすべての人々にとって、貴重な資料となるでしょう。
感想数 0 文字数 32,484 最終更新日 2024.01.10 登録日 2024.01.10
314

「忍の似面絵」 ~深層北斎の真相~

最近入門した鉄蔵の絵に、春章は釘付けになった。 春章は鉄蔵を逃がすまい、取り込むべしと考えた。 決して飼殺そうなどと考えてのことではない。春章は鉄蔵から絵を学ぼうと考えたのだ。 何故なら、その絵が春章に「家康の似面絵(につらえ)」を思い出させたからだった。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 13,489 最終更新日 2025.11.18 登録日 2025.09.16
315

日本征覇への道 日ノ本形成

日本征覇への道 日ノ本形成
 崇神帝より始まる、「日本征覇」によって、日ノ本が形づくられる歴史を描きます。  縄文期に他民族国家であった日本列島が、|日本《ヤマト》となり、2600年以上の長き歴史を繋ぐ、最長国家となったのか。その原因は、「教育」を、武器としたことです。  「日本征覇」の経緯は、国府が設置されていった経緯であり、「日本征覇」達成は、国分寺建立の結果であります。「国府」が“政治”の拠点であり、「国分寺」は“教育”の拠点だったのです。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 42,061 最終更新日 2025.07.02 登録日 2025.05.01
316

小豆磨-あづきとぎ-

小豆磨-あづきとぎ-
『小豆磨─あづきとぎ─の事』  すがたは見えづ 川縁にて小豆を洗う如き  しよきしよき と音が聞ゆる  此れ小豆洗いの仕業と云ふ
ホラー 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 15,888 最終更新日 2025.01.12 登録日 2025.01.12
317

腐った竜に古豪の虎が牙をむくとき(第二話 表に見える陰と陽)

腐った竜に古豪の虎が牙をむくとき(第二話 表に見える陰と陽)
 この物語は江戸時代中期におきた小判にまつわる事件をモデルとした物語です。全体の構成は『第一話 似て非なるもの』、『第二話 表に見える陰と陽』、『第三話 点と線が面に見えるとき(予定)』となっています。この物語を書く進むにつれ迷い悩むことがあります。それは当時の複雑な覇権争いの世界をどのように表現するかに尽きます。  今回の第二話は、すでに公開した第一話からつづくもので『主人公の多嘉良両断斎が第一話で起きた出来事によって事件の闇を解き明かす』という建付けです。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 16,404 最終更新日 2025.02.23 登録日 2025.02.05
318

『仏と修羅〜 闇聴き玄信救済帳〜』

『仏と修羅〜 闇聴き玄信救済帳〜』
江戸・桜田門。 證誠寺の住職・玄信は、説法は不得手だが、人々の声に耳を傾ける心優しき坊主だ。 だが、その穏やかな仮面の下には、血塗られた過去を持つ元凄腕忍びの顔があった。 ある雨の夜、寺に駆け込んだ傷だらけの娘・お絹。 彼女が目撃したのは、江戸の経済をも裏で操る恐るべき忍び集団「黒蜘蛛衆」の非道な行いだった。 弱きを救うため、玄信の中で封印していた元忍びの血が騒ぎ始める。 優しい坊主か、修羅か――。大江戸の闇に潜む影を、異色の破戒僧が討つ! 痛快エンタメ時代活劇、ここに開幕!
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 68,991 最終更新日 2025.05.12 登録日 2025.05.11
319

春の遠出の日

春の遠出の日
達磨長屋の手習算術所
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 2,736 最終更新日 2026.05.31 登録日 2026.05.31
320

壬生の狼 芹沢暗殺ッ!!

壬生の狼 芹沢暗殺ッ!!
新選組結成にまつわる事件と、筆頭局長芹沢鴨暗殺劇を中心に書いた幕末時代小説 一説には、新選組の隊士の中に女性がいたという説が存在します それをネタに、沖田総司を少女として設定しています
歴史・時代 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 50,170 最終更新日 2025.10.06 登録日 2025.08.02
1,013