時代小説 小説一覧
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【完結】伊達騒動秘録 ~ 左近、影に潜む。友と猫が見た伊達の闇~
アルファポリスの第11回 歴史・時代小説大賞 奨励賞を授賞した作品です。
【あらすじ】
江戸時代初期、仙台藩伊達家で起こったお家騒動「伊達騒動(寛文事件)」。その渦中、伊達屋敷に二人の男が料理人として仕官する。一人は吉良左近、もう一人は今川徳松。元は取り潰された某藩の浪人で、今は共に伊達家の厨房で腕を振るう。
左近は普段、ぼんやりとして掴みどころがなく、「昼行灯」と揶揄されるほど。しかし、その実態は幕府から伊達家の内情を探るべく送り込まれた凄腕の密偵だった。妻の千代は、そんな左近の全てを受け入れ献身的に支える。
一方、徳松は左近の無二の親友。明朗快活な美丈夫で、屋敷の女中たちから熱い視線を送られるが、本人はどこ吹く風。何よりも猫と、そして親友の左近と過ごす時間を大切にしている。
千代は実の兄である徳松に対してはなぜか素っ気ない。
伊達藩では、幼い藩主・伊達亀千代(後の綱村)の後見人である伊達兵部宗勝と、藩の実権を握ろうとする家老・原田甲斐らの対立が噂され、不穏な空気が漂っていた。
左近は料理人として日常に溶け込みながら、密かに情報を収集し、騒動の真相に迫ろうとする。
徳松は、親友である左近の時折見せる鋭い眼光や謎の行動に気づきつつも、詮索することなく彼を見守る。
しかし、伊達家を揺るがす大きな陰謀が動き出す中で、徳松もまた、その渦に巻き込まれていく。
猫好きが高じて屋敷内外の猫と心を通わせる徳松が、思わぬ形で事件解決の糸口を見つけることも。
騒動が激化するにつれ、左近の密偵としての任務は困難を極めていく。
親友である徳松との関係、そして愛する妻・千代への想いの間で葛藤しながらも、左近は己の信念と使命を貫こうとする。
やがて、藩主毒殺未遂疑惑、重臣たちの暗闘、そして幕府をも巻き込む刃傷沙汰へと発展する伊達騒動。
そのクライマックスで、左近と徳松は、それぞれのやり方でこの未曾有の危機に立ち向かうことになる。
果たして二人は、巨大な陰謀の真相を暴き、伊達家を、そして自らの大切なものを守り抜くことができるのか。
感想数 22
文字数 126,936
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.12
282
<日本書紀演義シリーズ> 斑鳩炎上(いかるがえんじょう)643
643年冬、大和朝廷の軍勢が突如、斑鳩宮(いかるがのみや)を襲う。
斑鳩宮の主・山背王(やましろのおう)は、抵抗も逃亡も諦め、
斑鳩宮に火をつけて自害の道を選ぶ。
意識が遠のいていくなか、かつての最愛の妻・斉明(皇后)との幸せな生活を
思い出した山背王は・・・・
日本古代史の中でも謎が多い斑鳩宮襲撃・山背王自害事件をモデリング。
感想数 0
文字数 17,249
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.08
283
中山道板橋宿つばくろ屋
時は天保十四年。中山道の板橋宿に「つばくろ屋」という旅籠があった。病床の主にかわり宿を守り立てるのは、看板娘の佐久と個性豊かな奉公人たち。他の旅籠とは一味違う、美味しい料理と真心尽くしのもてなしで、疲れた旅人たちを癒やしている。けれど、時には困った事件も舞い込んで――? 旅籠の四季と人の絆が鮮やかに描かれた、心温まる時代小説。
感想数 12
文字数 211,571
最終更新日 2019.09.23
登録日 2018.04.02
284
花なき鳥
相添はん 雲のあはひの 彼方(をち)にても──
安政六年、小姓仕えのために城へ上がった大谷武次は、家督を継いで間もない若き主君の帰国に催された春の園遊会で、余興に弓を射ることになる。
武次の放った矢が的にある鳥を縫い留めてしまったことから、謹慎処分を言い渡されてしまうが──
感想数 0
文字数 40,513
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.05.27
285
僕は千駄木の書生〜明治浪漫は薫風と馬糞と共に⁈〜
時は明治。富国強兵の足音が響く東京・本郷の書生宿には、理想を吠える金欠青年と、彼らを叱り飛ばす女傑の女将がいた。
そんな喧騒を飄々とすり抜け、銀座の街へと「銀ブラ」に繰り出す一人の自称・書生。
文明開化の匂い、憧れの「あいすくりん」、そして愛すべき人々……。
洒脱な語り口で綴られる、小粋な一日の物語。
夕闇に包まれた千駄木の自宅へ帰り着いたとき、彼を待っていたのは――。
明治の風と香りを閉じ込めた、貴方に開いて貰いたい玉手箱。
感想数 0
文字数 2,622
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.23
286
武田の鬼に転生した歴史嫌いの俺は、スキルを駆使し天下を見る
ある日、『俺』は戦国時代に飛ばされた。
《山本晴幸(浪人)》という名のもとに、訳も分からぬまま乱世に生きることを強いられた俺は、とある国の一端で鬱々たる日々を過ごしていた。そんな最中、一人の若き天才君主との出会いによって、『歴史』は俺を乱世の表舞台へと突き動かしてゆく。
そんな俺を影で嘲笑うかのように、『歴史』は少しずつ確実に、狂い始めるのだった。
これは、戦国時代の名だたる武将へと転生を果たした『俺』が、与えられた【3つの術】を駆使し、かつて生きた太平の世を夢見ながらも『歴史』という名の運命に抗う物語。
さあ、乱世に誘われし現代人たちよ。
百年の戦国乱世に抗え。
感想数 0
文字数 16,058
最終更新日 2026.07.28
登録日 2026.07.23
287
伝九郎は留守にて候
その極意は凡技に宿り、凡技は極意へ至る一本の参道となる。
さらなる剣の道の高みを求め、江戸留学を希望した武次郎であったが、向かったのは国の外れにある豊かな自然に囲まれた農村だった。
思いがけぬ出会いのなかで、武次郎は己を知り、人と剣の道を知る。
※山本周五郎作『内蔵允留守』(およそ三十枚の短編)原案。
感想数 0
文字数 41,027
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.06.05
288
子檀嶺城始末―こまゆみじょうしまつ―
「真田対徳川なら絶対に徳川が勝つに決まってるから真田は見限る。でも徳川軍の一員として戦場に出て痛い思いをするのはまっぴら御免。だから『徳川に味方する宣言』だけしておいて、終戦まで主戦場から離れた山城に引きこもる作戦」
を実行に移した杉原四郎兵衛。
ところが、戦から半月ほど経過したのに「勝ったはずの徳川」からの使者が来ない。
それもそのはず。実は徳川軍はあっさり負けてしまっていたのだ!
やがて、四郎兵衛たちの籠もる山城に、真田の若殿が率いる一軍が迫り来る。
兵糧もやる気も尽きた四郎兵衛たちの運命や如何に。
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※今作は、旧作【子檀嶺城戦記】をリライトしたものとなります。
旧作をお読みいただいた皆様も、改めてご一読いただければ幸いです。
----------✂----------
真田昌幸が「占拠」する信州上田城へ向かって、徳川軍が攻め寄せる。
上州沼田の領有権争いから持ち上がった真田と徳川(&北条)の闘争は、真田の本拠地での大規模戦闘に発展した。
昌幸の嫡男・源三郎信幸は、父に命じられた通りに伏兵部隊を率いて支城へ詰めた。
同じ頃、二十名ほどの男たちが、主戦場から遠く離れた子檀嶺(こまゆみ)岳の古城に入った。塩田平の地侍・杉原四郎兵衛の一党である。
真田と徳川の圧倒的戦力差から徳川軍が勝つと予想した四郎兵衛は、
「徳川に身方する」
と吹聴しつつも古城からは一歩たりとも出ず、
「勝利するであろう徳川軍からの勧誘」
を待つという消極的策戦を取ったのだった。
しかし半月が過ぎても、徳川からの迎えは現れない。
それもそのはずで、真田勢に敗れた徳川勢は、すでに東信濃から撤退済みだった!
廃城で孤立し、事態を知る手段もなく、不安に苛まれる四郎兵衛に耳に、銃声が聞こえた――。
天正十三年(1585)閏八月。
後の世に、第一次上田合戦と呼ばれる戦の裏側で起きた、ほんの数日間の「反乱」の顛末。
感想数 1
文字数 59,349
最終更新日 2021.06.27
登録日 2015.02.07
289
辻占
推理要素のある時代物
感想数 0
文字数 13,440
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.15
290
海に咲く蓮よ
【現在一時的に連載停止中】
父を殺したのは誰だ──…?
時は1396年、室町時代。
九州探題に任命された渋川 満頼は父、渋川 義行を殺した少年を探していた。
かつて父も就任した九州探題長官の地位。
父を殺した犯人、そしてその真実を知るため、その地位に登り詰めた満頼が出会ったのは北九州海域で名を馳せる、女光龍率いる海賊、海蓮水軍だった。
父を殺したのは一体誰なのか。
室町時代の九州北部を舞台に巻き起こる、九州探題×倭寇の異色のバディが織り成す歴史ミステリー。
****
【注意】この作品はフィクションです。
一部、史実に対して独自の解釈、捏造があります。ご了承ください。
大筋はもう決まっていてお固め文のシリアスで行こうと思っていたのですが、多分2、3話目からふざけ始めます。基本ギャグに走りがちな人間なので……!
感想数 1
文字数 23,732
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.05.29
291
さすらいの怪力武士、織田信菜に仕える
「腹が……減った」
最後に何かを口にしたのは何日前だっただろうか。
世は戦国時代。
俺は主を失ったさすらいの武士である。
つまるところ無職だ。
三郎丸と名乗っている。
力に自信はあるので、なんとか武功を示したいところなのだがな……。
このあたりは、織田家の領地だ。
当主の信長は、うつけ者として有名らしい。
うつけ者であれば、名家の出身ではない俺でも雇ってくれるかもしれない。
そんなことを考えつつ、道を進んでいく。
ちょうど、織田家と今川家の武力衝突の場面に出くわした。
織田家が劣勢だ。
少女が窮地に陥っていたので、俺は織田家に加勢した。
そして……。
「いい? 三郎丸とやら。あなたは間違って覚えているようだから、教えてあげるわ!」
少女がそう言って、腰に手をあてる。
何やら偉そうなポーズだ。
「この尾張の当主は、この私。織田信菜よ!」
感想数 1
文字数 2,433
最終更新日 2021.06.01
登録日 2021.05.31
292
関西桃産太郎
関西地方のとある場所で、おじいさんとおばあさんが大きな桃を拾い、持ち帰った。
その桃から男の子が産まれ、2人は太郎と名付け可愛がった。
スクスクと成長した太郎は、自分の産まれた理由や意味が桃の流れてきた川上にあるのではないかと思い、おじいさんと共に川の源流に向かう。そこで太郎が見た物とは・・・
※小説家になろうでも連載中です
感想数 3
文字数 58,011
最終更新日 2022.06.05
登録日 2022.03.13
293
縁は風のごとく
感想数 0
文字数 1,820
最終更新日 2026.04.27
登録日 2026.04.27
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下級武士の名の残し方 ~江戸時代の自分史 大友興廃記物語~
~本作は『大友興廃記』という実在の軍記をもとに、書かれた内容をパズルのように史実に組みこんで作者の一生を創作した時代小説です~
武士の親族として伊勢 津藩に仕える杉谷宗重は武士の至上目的である『家名を残す』ために悩んでいた。
大名と違い、身分の不安定な下級武士ではいつ家が消えてもおかしくない。
そのため『平家物語』などの軍記を書く事で家の由緒を残そうとするがうまくいかない。
方と呼ばれる王道を書けば民衆は喜ぶが、虚飾で得た名声は却って名を汚す事になるだろう。
しかし、正しい事を書いても見向きもされない。
そこで、彼の旧主で豊後佐伯の領主だった佐伯權之助は一計を思いつく。
感想数 0
文字数 103,958
最終更新日 2021.06.15
登録日 2021.05.23
295
辻のあやかし斬り夜四郎 呪われ侍事件帖
旧題:夜珠あやかし手帖 ろくろくび
あなたのことを、首を長くしてお待ちしておりましたのに──。
+++
今も昔も世間には妖怪譚がありふれているように、この辻にもまた不思議な噂が立っていた。曰く、そこには辻斬りの妖がいるのだと──。
団子屋の娘たまはうっかり辻斬り現場を見てしまった晩から、おかしな事件に巻き込まれていく。
町娘たまと妖斬り夜四郎の妖退治譚、ここに開幕!
(二作目→ https://www.alphapolis.co.jp/novel/284186508/398634218)
感想数 0
文字数 139,599
最終更新日 2025.01.31
登録日 2022.05.02
296
水戸藩御前仕合
感想数 0
文字数 2,049
最終更新日 2026.05.29
登録日 2026.05.29
297
雲の帰る山
戦国時代にたった一晩で消え去ってしまった家がありました。
飛騨内ケ島家。
世界遺産で有名な白川郷を領していた家です。
何故内ケ島家は滅びてしまったのか?
その最後を生き残った和尚の目線で物語にしてみました。
※この話は史実を参考にしていますがフィクションを含んでいます。
実際とは違うという事も多々ある事とは思います。
感想数 0
文字数 4,340
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.29
298
籠釣瓶(かごつるべ) ~歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべ さとのえいざめ)」より~
江戸時代後期、野州佐野の豪農・佐野次郎左衛門は篤実な人柄だったが、商売のために江戸に出た時、吉原で八ツ橋という花魁をひと目見たことにより、その運命を変える。
八ツ橋に岡惚れした次郎左衛門は、八ツ橋の常客となり、ついには身請けの話までするようになる。
八ツ橋は身請けの話は聞いたが、なかなか返事をしない。
身を揉むような思いの次郎左衛門は、八ツ橋の養父・釣鐘権八に会う。
権八は語る――八ツ橋には繁山栄之丞という間夫(情人)がいる。身請けの話を受けないのはそのため、だ――と。
だから栄之丞を斬れと、懐中の脇差を手渡した。
これこそ、妖刀・村正「籠釣瓶(かごつるべ)」だと言いながら。
【表紙画像】
豊原国周, Public domain, ウィキメディア・コモンズ経由で
感想数 0
文字数 10,605
最終更新日 2026.06.01
登録日 2026.05.28
299
氷の沸点
「狐に幸運、人に仇」の続編。
親戚同士で幼馴染の久尾屋の娘、千陽(ちはる)と、天野 夏以(なつい)は仲が良く初恋同士でもあった。
しかし、恋心が芽生える前から結婚はできないからね、とお互いの両親から言われ続けて年頃を迎える。
薬師見習いとして久尾屋に奉公に上がった夏以は、恋焦がれる千陽に婚約者がいる事を知る。
婚約者の遠原 和葉(とおはら かずは)、本名を天野 桂樹(あまの けいじゅ)。そして入れ替わったもうひとりの人物。
関わる者の過去、繋がりにより急展開していく四人の人生。(狐憑き)の呪いは続くのか。
遠原 和葉目線、天野 桂樹目線、祥庵目線(他、人物目線)と、様々な人物のストーリーが交錯していきます。
伏線回収系ストーリー
36話完結。
(※二十歳以下の登場人物の年齢に三歳足すと現代の感覚に近くなると思います。)
感想数 0
文字数 108,235
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.10.01
300
異聞平安怪奇譚
時は平安……日ノ本は荒れ魑魅魍魎が跋扈し乱が起こり崩壊しかけた。
煌びやかな京の外は魔境。
血風が舞い、悲哀と怨嗟が渦巻く闘いの連鎖ーー陰謀深く、妖は定命の者を嘲笑う。
後世にて英雄と呼ばれる男達が現れ、熾烈な戦いの日々を送る。
正統派アクション伝奇!ここに開演!
ノベルアップ+様の歴史・時代小説大賞において、最終選考落選!残念無念!
感想数 0
文字数 238,552
最終更新日 2025.08.23
登録日 2019.04.08
301
春雷のあと
番頭の赤沢太兵衛に嫁して八年。初(はつ)には子が出来ず、婚家で冷遇されていた。夫に愛妾を迎えるよう説得するも、太兵衛は一向に頷かず、自ら離縁を申し出るべきか悩んでいた。
その矢先、領内で野盗による被害が頻発し、藩では太兵衛を筆頭として派兵することを決定する。
太兵衛の不在中、実家の八巻家を訪れた初は、昔馴染みで近習頭取を勤める宗方政之丞と再会するが……
感想数 1
文字数 41,026
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.04.20
302
藺相如と愉快な仲間たち
感想数 0
文字数 19,642
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.05.19
303
叢雲の糸
江戸の最下層で生きる夜鷹のお初の、結ばれることのない情愛。
感想数 0
文字数 1,652
最終更新日 2026.02.03
登録日 2026.02.03
304
不沈の艦隊
「国力で劣る我が国が欧米と順当に建艦競争をしても敗北は目に見えている」この発言は日本海軍最大の英雄うと言っても過言ではない山本権兵衛の発言である。これは正鵠を射ており、発言を聞いた東郷平八郎は問うた。「一体どうすればいいのか」と。山本はいとも簡単に返す。「不沈の艦を作れば優位にたてよう」こうして、日本海軍は大艦巨砲主義や航空主兵主義などの派閥の垣根を超え”不沈主義”が建艦姿勢に現れることになる
。
感想数 1
文字数 14,559
最終更新日 2025.10.16
登録日 2025.06.25
305
西郷隆盛と白鳥温泉「地獄」の蒸気
西郷隆盛が、二度の島流しの中で、悟り、白鳥温泉で、大久保利通への思いを馳せた情景を描きたかったです。めっちゃ短編です。
感想数 0
文字数 12,776
最終更新日 2026.05.28
登録日 2026.05.28
306
からくり幻燈 お江戸損料屋異聞
舞台は文政年間、八百八町が最も華やいだ時代の江戸。
両国広小路に近い長屋で、貸し物屋(損料屋)『九十九屋(つくもや)』を営む慎蔵(しんぞう)は、江戸のあらゆる階層に生活道具を貸し出し、回収する日々を送っている。
しかし、彼には人知れぬ「裏の顔」があった。回収した古道具の中から「人の執念」が染み付いた品を選び出し、特製の凸凹レンズを組み合わせた「からくり幻燈機」で、その持ち主の歪んだ本性を障子に投影して眺める――。そんな覗き見の悦楽に耽る、倒錯した観察者だったのである。
感想数 0
文字数 20,255
最終更新日 2026.05.20
登録日 2026.05.19
307
本所深川幕末事件帖ー異国もあやかしもなんでもござれ!ー
異国の気配が少しずつ忍び寄る 江戸の町に、一風変わった二人組があった。
一人は、本所深川一帯を取り仕切っているやくざ「衣笠組」の親分・太一郎。酒と甘味が大好物な、縦にも横にも大きいお人よし。
そしてもう一人は、貧乏御家人の次男坊・佐々木英次郎。 精悍な顔立ちで好奇心旺盛な剣術遣いである。
太一郎が佐々木家に持ち込んだ事件に英次郎が巻き込まれたり、英次郎が太一郎を巻き込んだり、二人の日常はそれなりに忙しい。
剣術、人情、あやかし、異国、そしてちょっと美味しい連作短編集です。
※話タイトルが『異国の風』『甘味の鬼』『動く屍』は過去に同人誌『日本史C』『日本史D(伝奇)』『日本史Z(ゾンビ)』に収録(現在は頒布終了)されたものを改題・大幅加筆修正しています。
※他サイトにも掲載中です。
※予約投稿です
感想数 1
文字数 103,819
最終更新日 2025.07.08
登録日 2022.05.22
308
夜明けの空を探して
【土方歳三、蝦夷地にて戦う】
新選組「鬼の副長」と謳われた土方歳三。新政府軍と徳川残党軍との戦が激しくなる中、彼の姿は蝦夷地――今の北海道にあった。
※本作品は一部史実を基にしたフィクションです。多分に作者の創作がございます。
※本作品は以前、カクヨム様にて掲載した即興小説となります。
感想数 0
文字数 2,078
最終更新日 2022.05.27
登録日 2022.05.27
309
『潮が満ちたら、会いに行く』
4000年前の縄文時代の日本、筋ジストロフィーに罹った少年と、同い年の主人公とその周りの人たちを描いた作品です。
北海道入江・高砂貝塚で発見された遺骨を元に、書きました。
何故、筋ジストロフィーに罹った彼は、生きる事を選んだのか。周りの人たちや主人公が身体的に発達していくのにもかかわらず、絶望せず、生き抜いたのか。
そして、村の人たちは何故、彼を村の一員として埋葬したのか。
歴史・病気・心理・哲学的思考を元に考えた、私の古代の誇大妄想です。
ですが、少しでも事実が含まれていたらうれしい。そんな物語です。
感想数 1
文字数 582,001
最終更新日 2023.02.21
登録日 2023.02.21
310
憑物
冴は、お代次第であらゆることを請け負うよろず屋だった。
よくある依頼は用心棒。
陸路で運ぶ荷を守り切るだけでなく、襲った野盗を皆殺しにすることで知られていた。
本編『龍神の娘』には入りきらなかったエピソードを、短編として公開します。
感想数 0
文字数 8,198
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31
311
幕末羽毛組見聞録
感想数 0
文字数 7,252
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.05.24
312
梁山好漢綺伝
感想数 0
文字数 40,199
最終更新日 2025.12.24
登録日 2025.09.23
313
東海道品川宿あやめ屋
時は文久二年。旅籠「つばくろ屋」の跡取りとして生まれた高弥は、生家を出て力試しをしたいと考えていた。母である佐久の後押しもあり、伝手を頼りに東海道品川宿の旅籠で修業を積むことになったのだが、道中、請状を失くし、道にも迷ってしまう。そしてどうにか辿り着いた修業先の「あやめ屋」は、薄汚れた活気のない宿で――美味しい料理と真心尽くしのもてなしが、人の心を変えていく。さびれたお宿の立て直し奮闘記。
感想数 3
文字数 287,955
最終更新日 2020.10.22
登録日 2019.07.01
314
『甲斐の信玄』
かの有名な、甲斐の戦国武将、武田信玄に関して、短編小説を書き綴ってみました。上手くまとまりました。ですが、結構、謎も多い人物だったようです。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
感想数 0
文字数 1,859
最終更新日 2022.05.02
登録日 2022.05.02
315
ー重装弓騎兵戦記ー 蒙古兵は眠れない。
重装弓騎兵とは、元寇の時活に躍した武士たちの兵種。
弓を持った重装騎兵は、日本以外に存在し無い、稀な兵種です。
その何が恐ろしいのか?蒙古側の視線からお送りします。
感想数 0
文字数 693
最終更新日 2022.05.30
登録日 2022.05.30
316
百人の侍
盗賊に悩まされる村があった。
その村が護衛のために侍を募集したところ、思いがけず百人集まった。
その中には大した理由もなく「なんとなく」で参加した者もいる。
その侍・安倍蒼生は、なんとかこの戦いに参加したちゃんとした目的を持とうとした……
感想数 0
文字数 1,506
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.05.07
317
『剣客』
私が書いた、江戸の町での、ある闇夜の剣客の斬り合いを描いた掌編です。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
感想数 0
文字数 723
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
318
死者の見る夢
時は戦国時代。占い師の助言に従い旅に出た夫婦は、命を救った男の用心棒として伊勢へ行くことになる。その男は恨みを買い、命を狙われる身であった。
感想数 0
文字数 419,007
最終更新日 2024.01.28
登録日 2023.01.08
319
お江戸浅草占い草子
江戸・浅草寺の参道裏。路地の片隅で、小さな「占」の看板を掲げる一人の占い師がいた。
失せ物探し、夫婦の悩み、子どもの名付け、寿命への不安――。日々持ち込まれる様々な相談に、彼は未来を言い当てるだけではなく、人がより良く生きるための「道」を示していく。
占いとは、人を縛るものではない。人を生かすためのもの。
時に厳しく、時に温かく、欲や迷いに向き合いながら、人々の背中をそっと押す無名の占い師。江戸の人情と粋が息づく浅草を舞台に描く、全十話の連作時代小説。
全10話。完結済みです。毎日20時頃に一話ずつ公開していきます。
感想数 0
文字数 8,590
最終更新日 2026.07.16
登録日 2026.07.07
320
狗ト柘榴
ある夜。池のそばで黒い馬に出会った小夜。親に捨てられ「おいていかないで」と泣く小夜を背中に乗せ、馬は柘榴の木が生い茂る村にある寂れた屋敷へと連れていく。
屋敷に着いた馬は小夜に正体を明かす。馬は姿形にとらわれない異形の存在だった。自らを「狗」と呼ぶ異形に小夜は次第に惹かれていくが……。
※読み切り短編
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文字数 2,313
最終更新日 2025.05.05
登録日 2025.05.05