身分差の恋小説一覧
国王が処刑された。革命派のリーダーであるガスパルは、セリーヌに金を渡し、国王派のランベール伯爵をおびき寄せようとした。セリーヌとランベールは秘密の愛人関係にあったが、セリーヌはランベールの愛を信じられないでいた。それゆえに取引に応じたのだったが、セリーヌの予想に反して、ランベールが姿を現す。「わざわざ死にに来たのか? 生きるのを諦めたか?」と問うガスパルに対し、ランベールの答えは……?
文字数 3,837
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.28
【この腐った社会をぶっ壊す!】
貴族社会の国に生まれたリリーは庶民出身の魔女。
家族の手助けもあり、なんとか魔法学校に通って魔女になれたけど、貴族出身の魔女や魔法使いからの嫉妬や嫌がらせにストレスがたまる毎日。今日も一日の疲れを癒すために兄が経営するドリンクバーへ足を運ぶと、やたら見た目を気にする貴族出身の魔法使いから「一緒に仕事をしないか?」と声をかけらる。
貴族出身でありながら、彼もまた「この国をぶっ壊す」という野望を胸に抱いていた。
「裏切りは無しよ、お貴族サマ」
「もちろんだよ、エリートさん」
これは、物騒な夢を抱いた魔女が、貴族の男と貴族出身の相棒魔女に振り回されながら、悪魔退治したり、願い事を叶えたりと色々とがんばる物語。
文字数 44,232
最終更新日 2021.03.05
登録日 2021.01.02
孤児院の院長補佐をつとめる主人公ローズ。
彼女はある日、かつて孤児院でともに過ごした初恋の男性に引き取られる。 家族として迎え入れられたわけではなく、跡継ぎを生むための道具として買われたのだ。
反発する彼女だったが、孤児院の子どもたちを人質にとられてしまい、道具としての生き方を余儀無くされてしまう。
そんなある日、彼女は初恋の彼を支えるはずの家令に誘拐されかける。その時彼女を守ったものは、初恋の彼が密かに仕掛けておいたとある魔法で……。
長い時をこえて、ようやっと想いを重ね合わせた、我慢強いがんばり屋の女性と不器用な魔法使いの恋物語。
この作品は、長岡更紗さま主宰 第二回ワケアリ不惑女の新恋企画参加作品です。
この作品は、小説家になろうにも投稿しています。
文字数 8,109
最終更新日 2021.04.06
登録日 2021.04.06
誰に好かれようと心がなびかなかった一国の王子エイド。そんなエイドがただの村娘であるリダに出会い、恋に落ちる。冷徹の仮面がはがれ、リダを溺愛するエイド。しかし、リダは自分の身分ではふさわしくないとエイドを拒み続ける。それでも諦めないエイドにリダの心は揺れるが、リダにはエイドに言えない秘密があった……。
文字数 5,235
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.06.21
魔法大国と謳われる国の田舎の村に生まれた双子の私。
ちょっと特殊な家系に生まれた私達がある日連れていかれた先はとあるお貴族様の屋敷だった。
そこで知り合った王子とか公爵子女とかと仲を深めたり喧嘩したり落とし穴を掘って最終的に頭の上にたんこぶを作ったりしながら日々を過ごしている。
魔法学校に入学してからは普通の友達もできた。
けど、楽しい日々の中でも私は周りにいる天才達を追い越す為に努力した。努力だけは絶対に怠らなかった。
そのおかげで周りと肩を並べられるまでになった。それでも私は勉強や魔法を頑張った。努力は続けた。だって私の目標は天才達と肩を並べられるようになる、じゃなくて「追い越すこと」だから!
そんな魔法学校卒業後、喧嘩ばかりで私の天敵な公爵子息とは別々の道を歩むことになる。これでやっと顔を合わせずにすむ、と両手をあげて万歳三唱したのも束の間、仕事で訪れる先々で何故か顔を合わせる日々が待ち受けていて。
中々切れない悪縁に地団駄を踏む日々が待っていたとは......。頼みますから、誰かこの悪縁切ってもらえませんかね?
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 71,711
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.05.31
「はよう、摘み」襦袢のすそから差しだされた素脚には梅が咲きこぼれていた……
それは、病というには美しすぎた。
幼くして日本舞踊の華と称えられた娘・雛牡丹は病に倒れ、日舞の道を閉ざされる。
それは、才能があるものだけが罹患する《才咲き》という奇病であった。この病に侵されると、身体の一部に植物が根づき、花を咲かせる。それは桜や梅であったり、芭蕉であったりする。だが花が咲けば咲くほどに患者は衰えていき、やがては命を落とすのだ。
故に患者は、その花が咲かぬうちに莟を摘まねばならない。
雛牡丹の邸の下働きだった《僕》は、彼女の花を摘むことになる。
脚から梅のこぼれるその病を「美しい」といったことから、《僕》は雛牡丹に気にいられ、側務めに択ばれるが――――
これは驕慢に華であり続けた娘と、華に惚れた《僕》の物語である。
谷崎潤一郎さまの《春琴抄》のオマージュです。著作権保護期間が2016年に終了しているため、二次創作のタグはつけておりません。
素晴らしい小説に敬意を捧げて。
《春琴抄》をご存知ではない御方にもお楽しみいただけるように書かせていただきました。なにとぞ、広い御心にてお読みいただけますよう、よろしくお願いいたします。
* こちらはカクヨムさまにも投稿しています
文字数 8,848
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.10
文字数 98,439
最終更新日 2022.03.25
登録日 2021.12.08
文字数 4,696
最終更新日 2023.11.01
登録日 2023.11.01
魔法大国、ウラノス国の第一王女 アルテミス・アスターは闇属性であった。
死にたいと嘆く彼女は今日も1人大河の崖に行く。
ある日であった青年 アヴィオール・アレクシスは貧乏伯爵家の長男だった。
彼は光属性であり伯爵家の革命児。
──彼は彼女に恋をした。
文字数 2,574
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.14
魔物によって塔の中に幽閉されてしまったルビー王女。
王女は恋をしたいお年頃。
美形な魔物のボスに愛されてしまうことを想像したり、救助隊の金髪近衛兵長がくることを望んだり。
しかし、現実は儚いもので救助に来たものは子どものちんちくりんだった。
文字数 64,445
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.04.18
文字数 160,921
最終更新日 2021.01.29
登録日 2021.01.11
これは、社会の頂点にいた貴族女性が、最も卑しい職とされる剣闘士としての道を自ら選ぶ物語。
『サクラ』
それが私のもう一つの名前。
貴族の娘として生まれた女は、親の決めた相手に嫁ぎ、跡継ぎを成して家の繁栄のために我が身を捧げる。
それこそが親のためであり、家のためでもあるのだと、父に教えられた。
だから私、セクスティリアは、おしとやかに、慎ましく。なるべく名門貴族や大富豪の目に留まるよう、淑女であれ、と。
そんな風に、淑女たるよう教育され生きてきた私が、奴隷や娼婦と同等に忌避される剣闘士をめざすことになる。
それは、とある男性二人との出会いがきっかけだった。
文字数 79,559
最終更新日 2022.01.05
登録日 2021.12.05
リイナの雇い主ロナルドは、魔術協会の会長というエリートで屋敷ではいつも憎まれ口ばかり。だが、素直じゃない優しさを見せるロナルドのことをリイナは長い間想っていた。だがある時、ロナルドが雲の上の存在だと突き付けられたリイナは……。
※『堅物監察官は、転生聖女に振り回される。』のサイドストーリーとなっておりますが、こちらだけでも楽しめるようになっております。
文字数 11,465
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04
「はじめまして! ご主人様!」
近未来のある日、サラリーマンの響 恭平の元にメイドアンドロイドの「アミィ」がやって来た。
アミィは家事が苦手でドジなメイドアンドロイドだったが、恭平はありのままのアミィを受け入れ、そんな恭平をアミィは慕っていく。
しかし、アミィはふとしたきっかけでもうひとつの人格を発現させ、それを境に二人の関係が大きく動き出すことになった。
そして、恭平とアミィは様々な人間やアンドロイドとの出会いや別れを通じて、人間とアンドロイドという間柄ながら、少しずつ愛を育んでいく。
温厚なアミィと勇猛なアミィ。二人のアミィと恭平達の物語の規模は次第に大きくなり、やがて世界を巻き込んだ事件へと発展する。
無差別にアンドロイドを蝕む謎のウイルス、メイドアンドロイドを狙う黒い影、そしてその裏に潜む二人の男と一人の女の因縁に、恭平達は巻き込まれていく。
人工知能が進化し続けるこれから先の未来に、本当に起き得る人間とアンドロイドの関係を軽快なタッチで書いたライトSF。
※本小説は、小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 41,315
最終更新日 2020.07.18
登録日 2020.06.18
バルム暦823年。
大陸の中央部を統べる大国、バルム王国の支配者は、国王ではなく宰相たるアディール公爵。その暴力的とも言える悪政で、貴族は元より人民にも怨嗟の声は拡がってきていた。
公爵と、彼が溺愛する孫娘〜リーファ=アディールの我儘により国庫は疲弊し、民は重税に喘ぎ、各種使役に駆り出される貴族達の不平が頂点に達っし、本来孫娘の婚約者たる王太子が不平不満を纏め上げ、遂に魔王とも呼ばれた公爵一族を倒したのだった。
…表向きは。
その仔細を愉しげに観ていたのは運命神ウノガルス。
「次はどうしようか。この生まれを弄って…、後は、そうだね」
リーファは幼少期へと舞い戻る。
これは魔王(宰相)の孫娘と呼ばれた少女のやり直し人生の物語。
文字数 14,864
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.01.28
15年前、魔王は勇者に倒された。
魔王の娘レモネッラ・ド・セッテマーリは、護衛の騎士を務めるジュキエーレ・クレメンティと幼馴染みで愛し合っている。しかし二人は、魔界の姫と護衛の騎士という身分の違いから、お互い恋心を隠してきた。
人間界の王子と政略結婚させられることになったレモネッラは結婚式の前日、
「一緒に魔王城から逃げよう」
とジュキエーレを誘うが、彼の答えは、
「護衛としてあなたを守り続けるが、一人の男としては愛さない」
というものだった。
レモネッラはショックを受けるが、ジュキエーレの言葉の裏には彼の苦悩とレモネッラへの深い愛情が隠されていたのだった……。
文字数 26,532
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.05.08
生まれつき重い障がいのある女性と有名アーティストの男性とのシンデレラ・ストーリーです。
(作者自身も障がいありで気軽に妄想小説につきあってくれたらうれしいです。)
文字数 49,211
最終更新日 2021.07.20
登録日 2021.07.20
フラウは平民の少女だったが、貴族へのあこがれから貴族の学校へ入学した。憧れのお茶会で優雅なひとときを送りたいと思っていたフラウ。しかし実際の貴族のお茶会は格付けと陰口ばかりで、優雅さなんてひとつもなかった。
せめて一度だけでも優雅なお茶会を楽しんでみたいと思っていたフラウは綺麗なバラ園に迷い込む。そこには謎めいた男性がいて、フラウは彼からお茶会に誘われる。
実はその男性こそ、この国の第一王子だったのだが…!?
これは身分の違う二人の、恋の始まりの物語。
※この小説は他の小説投稿サイトにも投稿してます。
文字数 5,990
最終更新日 2022.10.24
登録日 2022.10.24
貧乏貴族のダリアは、国一番の魔法学校の副首席。首席になりたいのに、その壁はとんでもなくぶあつく…。
ある日謎多き少年シアンと出会い、彼が首席とわかるやいなや強烈な興味を持ち粘着するようになった。
クセの多い登場人物が織りなす、身分、才能、美醜が絡み、陰謀渦巻く魔法学校でのスクールストーリー。
文字数 21,167
最終更新日 2021.02.01
登録日 2020.06.04
文字数 4,325
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.03
私は、自分以外の女性を見た事がない。
侯爵家の令嬢メロディ。何不自由ない生活を送りながらも、屋敷から一歩たりとも出る事のない生活を14年間送って来た。
死んだ母にも、愛されていなかったコンプレックスがあるメロディは、ある日、生意気な執事のアイザックの隙をつき、屋敷を抜け出し街へと出かけるが、そこで衝撃の体験をする。
文字数 5,059
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.16
蛮族ダニアの女王ブリジットに拾われて彼女の情夫となったボルド。
彼の1日はブリジットを癒し、愛することに終始します。
そんなボルドをかわいがり、溺愛するブリジットとの愛の日々をお楽しみ下さい。
『蛮族女王の情夫《ジゴロ》』の番外編であり、
本編では多くを描かれることのなかった情夫の日常を描きます。
短編集であり、各話独立をしているので、どこから読んでもお楽しみいただけます。
本編は戦記物でもありが苛烈な作品でありましたが
こちらは甘々に仕上げており、1話1話も短くなっておりますので
緩やかなお気持ちでお気軽にお読みいただけましたら幸いです。
文字数 154,052
最終更新日 2024.02.17
登録日 2023.11.15