恋愛 異世界小説一覧
10名の令嬢で3年もの間、争われてーーいや、押し付け合ってきた王太子妃の座。
ここバラン王国では、とある理由によって王太子妃のなり手がいなかった。
いよいよ決定しなければならないタイムリミットが訪れ、公爵令嬢のアイリーンは父親の爵位が一番高い自分が犠牲になるべきだと覚悟を決めた。
しかし、仲間意識が芽生え、アイリーンに押し付けるのが心苦しくなった令嬢たちが「だったら自分が王太子妃に」と主張し始め、今度は取り合う事態に。
そんな中、急に現れたピンク髪の男爵令嬢ユリア。
ユリアが「じゃあ私がなります」と言い出して……?
全6話で終わる短編です。
最後が長くなりました……。
ストレスフリーに、さらっと読んでいただければ嬉しいです。
ダ◯ョウ倶楽部さんの伝統芸から思い付いた話です。
文字数 12,848
最終更新日 2024.02.15
登録日 2024.02.11
乙女ゲームの設定では悪役令嬢だった公爵令嬢サエナリア・ヴァン・ソノーザ。そんな彼女が行方不明になるというゲームになかった事件(イベント)が起こる。彼女を見つけ出そうと捜索が始まる。そして、次々と明かされることになる真実に、妹が両親が、婚約者の王太子が、ヒロインの男爵令嬢が、皆が驚愕することになる。全てのカギを握るのは、一体誰なのだろう。
※初めての悪役令嬢物です。
文字数 191,372
最終更新日 2021.11.26
登録日 2021.01.16
学園では首席を争うほど優秀なエルーシアは、家では美人で魔術師の才に溢れた双子の姉の出涸らしと言われて冷遇されていた。魔術師の家系に生まれながら魔術師になれるだけの魔力がなかったからだ。そんなエルーシアは、魔力が少なくてもなれる解呪師を秘かに目指していた。
だがある日、学園から戻ると父に呼び出され、呪いによって異形となった『呪喰らい公爵』と呼ばれるヘルゲン公爵に嫁ぐように命じられる。
自分に縁談など来るはずがない、きっと姉への縁談なのだと思いながらも、親に逆らえず公爵領に向かったエル―シア。
不安を抱えながらも公爵に会ったエル―シアは思った。「なんて解除のし甲斐がある被検体なの!」と。
呪いの重ねがけで異形となった公爵と、憧れていた解呪に励むエル―シアが、呪いを解いたり魔獣を退治したり神獣を助けたりしながら、距離を縮めていく物語。
他サイトでも掲載しています。
文字数 157,890
最終更新日 2023.12.08
登録日 2023.10.21
「シンディーのことは、恋愛対象としては見てないよ。それだけは信じてくれ」
夫のランドルは、そう言って笑った。けれどある日、ランドルの幼馴染みであるシンディーが、ランドルの子を妊娠したと知ってしまうセシリア。それを問うと、ランドルは急に激怒した。そして、離縁を言い渡されると同時に、屋敷を追い出されてしまう。
──数年後。
ランドルの一言にぷつんとキレてしまったセシリアは、殺意を宿した双眸で、ランドルにこう言いはなった。
「あなたの息の根は、わたしが止めます」
文字数 39,364
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.06.21
前世プレイしていた乙女ゲームの世界に転生した主人公。一モブなはずなのに、攻略対象の王子に迫られて困ってますっ。
謎のつがい制度と設定ガバガバな運営のせいで振り回されながらすごす学園生活
ちょっとだけR18あります。
【完結保証】
つがい 男性 ハデス
女性 ペルセポネ
↑自分でもわからなくなっているので補足です
書きたいものを好きに書いております。ご都合主義多めです。さらっと雰囲気をお楽しみいただければ。
文字数 61,976
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.02.15
「カトリーナ・アークビショップ。私はそなたとの婚約を破棄する!」
侯爵令嬢カトリーナはオリヴァー第二王子に婚約破棄されてしまうが、何故か正気を失ったオリヴァーは廃嫡されてしまう。一方正妃クリスティンに気に入られていたカトリーナは?
文字数 5,043
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.20
裏切られたので、徹底的に復讐するお話。
ご都合主義のSS。
かなり暗くて、かなり悲しくて、双子以外全員自分勝手で、ざまぁとか言ってられないお話。
スカッとはしない。読後感絶対悪い。何があっても大丈夫な人にしかお勧めできません。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,638
最終更新日 2024.01.10
登録日 2024.01.10
池に突き落とされた衝撃で前世を思い出したアイリーン。対岸まで泳いでやっとのことで岸に上がった彼女は、隠れてイチャコラする婚約者を目撃してしまう。そして、そのお相手は恋愛相談をしていた侍女ジュリだった!
体型のことで散々馬鹿にされた彼女は、ダイエットをして見返すことに。しかし、引きこもった領地でも新たな展開がーー
文字数 61,935
最終更新日 2022.12.12
登録日 2021.12.31
ざまぁ有り。
ご都合主義のSS。
ドアマット系ヒロインが保護されて幸せになるお話。
または加害者がさらっとこの世から退場するお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,302
最終更新日 2024.01.14
登録日 2024.01.14
文字数 74,984
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.20
王国一の発言権を持つノーフォード公爵家のひとり娘、セシール・グレース・ノーフォード令嬢は王太子テオドール・ウィラー・アルベーリアの婚約者のはずなのに……
「わたくし、まるで居ないようね」
婚約者を空気の様に扱い、学園ではどうやら可憐だと評判の伯爵令嬢を寵愛している様子、婚約破棄も間近だと噂され……
「わたくしもう疲れてしまいましたの。
婚約解消も視野に入れなくてはね……」
自己評価低めの自分では全く気づいていない完璧令嬢です。
設定ゆるめです。
2022.12〜改稿致します。
文字数 152,582
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.02.23
絶対にゆるさない!!
婚約者に浮気されたあげく婚約破棄されたリリアーナは復讐を誓った!
…が、一週間で飽きてしまいました。
だって復讐するということは今後もずっと彼のことを思いながらあれこれ考えて行動していかなければいけないということでしょう?
うん、無理。そんな労力使いたくないわ。
結婚する前にダメ男だと分かってよかったと思うことにしましょう。
さっぱりと心を切り替えて新しい幸せを見つけようとするリリアーナの前に別れたはずの婚約者が現れ…
どういうこと⁉
文字数 16,057
最終更新日 2024.03.24
登録日 2023.11.18
公爵令嬢のフレアは、第一王子エンリケに婚約破棄を言い渡される。彼はいつも運命の人とやらを探して、浮気三昧だった。
才色兼備で非の打ち所のない婚約者として尽くしてきたフレア。それをあざ笑うかのような仕打ちだった。
だが、これをきっかけにエンリケ、そしてブランデルの破滅が始まる――すべては、フレアの手中だったのだ。
R15は保険です。別サイトでも掲載しています。
総計十万字前後のお話です。おまけ込で完結しました。
文字数 108,162
最終更新日 2022.01.02
登録日 2021.12.09
短編を集めました。新作を書いた時はこちらに随時更新していきます。
①王太子殿下の心変わり
②彼は分かっていなかった
③「君を愛することはない」
④妹は生まれた時から全てを持っていた。
文字数 31,687
最終更新日 2024.03.02
登録日 2024.03.01
断罪された乙女ゲームの悪役オードリー、が売られたその後。
前世を思い出したけど、冤罪じゃなく普通に悪事を働いていたから、その後は何が何でも誤魔化して生きるしかないよね、みたいな緩い話。予告なく性描写が出ます。
文字数 20,660
最終更新日 2023.10.28
登録日 2023.10.28
【一途勇者×短命聖女】
新章『余命2年』より じわじわタイトル回収中(*´з`)
「オレと結婚してくれ!!!」
聖女エレノアは慰問先の田舎街で少年ユーリからプロポーズを受けた。エレノアは20歳の侯爵令嬢、ユーリは10歳の農夫の息子。エレノアは埋まらない差があることを理解しつつも彼のプロポーズを受け入れた。婚約破棄されて間もない彼女には、少年ユーリの真っ直ぐな愛がとても眩しく見えたのだ。
とはいえこれは夢。叶わぬ幻想であることも理解していた。後にこの出来事は甘酸っぱい思い出となって互いの記憶の引き出しにしまわれるだろうと――そう思っていたのだ。
しかし、2人は苦難の末に結ばれ永久の愛を誓うことになる。『追想の勇者』ユーリ・カーライル。これは彼が生涯思い続けた女性、聖女・エレノア・カーライルの愛と生き様を描いた物語である。
※他サイトでも連載中です。更新ペースは同じです。
※更新ペース:週1~2(土日祝を予定!)
文字数 95,549
最終更新日 2024.05.04
登録日 2023.12.29
私、リゼア・モロロフ侯爵令嬢には公爵令息のルークス・ラゼルという婚約者がいた。
新国王の即位のパーティーで若き国王であり暴君のテッカ・レブンジーに見初められた私は、ルークスとの婚約を強制的に解消させられ陛下と婚約させられてしまう。
それなのに陛下は私の友人であり、侍女として採用されたシラージェの事も愛するようになる。
「リゼア、君には側妃になってもらう。結婚前に、まずは君が使える人間かどうか確認するから見習いとして公務をこなしてほしい。これは王命だ。逆らえば家族がどうなるかわかってるよね?」
逆らうことも出来ず側妃見習いとして働いていたある日、陛下の愛を独り占めしたいシラージェが私を自殺に見せかけて殺そうと計画している話を聞いてしまう。
望んでもいない結婚をさせられそうな上に殺されるだなんて絶対に御免だわ!
※6月4日に完結予定です。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※独特の世界観です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物など、その他諸々は現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
文字数 26,181
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.05.26
ここは竜人の王を頂点として、沢山の獣人が暮らす国。
厄災を運ぶ、不吉な黒猫─────そう言われ村で差別を受け続けていた黒猫の獣人である少女ノエルは、愛する両親を心の支えに日々を耐え抜いていた。けれど、ある日その両親も土砂崩れにより亡くなってしまう。
不吉な黒猫を産んだせいで両親が亡くなったのだと村の獣人に言われて絶望したノエルは、呼び寄せられた魔女によって力を封印され、本物の黒猫の姿にされてしまった。
けれど魔女とはぐれた先で出会ったのは、なんとこの国の頂点である竜王その人で─────……
「やっと、やっと、見つけた────……俺の、……番……ッ!!」
えっ、今、ただの黒猫の姿ですよ!?というか、私不吉で危ないらしいからそんなに近寄らないでー!!
「……ノエルは、俺が竜だから、嫌なのかな。猫には恐ろしく感じるのかも。ノエルが望むなら、体中の鱗を剥いでもいいのに。それで一生人の姿でいたら、ノエルは俺にも自分から近付いてくれるかな。懐いて、あの可愛い声でご飯をねだってくれる?」
「……この周辺に、動物一匹でも、近づけるな。特に、絶対に、雄猫は駄目だ。もしもノエルが……番として他の雄を求めるようなことがあれば、俺は……俺は、今度こそ……ッ」
王様の傍に厄災を運ぶ不吉な黒猫がいたせいで、万が一にも何かあってはいけない!となんとか離れようとするヒロインと、そんなヒロインを死ぬほど探していた、何があっても逃さない金髪碧眼ヤンデレ竜王の、実は持っていた不思議な能力に気がついちゃったりするテンプレ恋愛ものです。世界観はゆるふわのガバガバでつっこみどころいっぱいなので何も考えずに読んでください。
※ヒロインは大半は黒猫の姿で、その正体を知らないままヒーローはガチ恋しています(別に猫だから好きというわけではありません)。ヒーローは金髪碧眼で、竜人ですが本編のほとんどでは人の姿を取っています。ご注意ください。
文字数 246,045
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.07
「女性の中で一番愛しているのはきみだけど、すべての人間の中で一番好きなのは、アデラかな」
婚約者のネイトは何の悪びれもなく、そう言って笑った。
ネイトの元恋人から、どうしてネイトと別れたのかを聞かされたエリンの心が揺らぐ。けれどネイトは、僅かに残る想いを見事にぶった斬ってくれた。
「ねえ、ネイト。わたし、公爵令嬢なんですよ。知っていましたか?」
文字数 21,141
最終更新日 2022.04.13
登録日 2022.03.23
義妹のせいで一家は崩壊の危機にあった。
愛情を注ごうが教育を施そうが義妹はわがままに育ち、何でも自分の思い通りにしようとした。
でもそんな義妹だから縁談が罠だとは気付かない。
これは義妹を合法的に追い出すために仕組んだことだから。
文字数 13,231
最終更新日 2024.02.16
登録日 2024.02.14
幸せな結婚生活はただの幻想でした。
夫のリオンは私に隠れ、見知らぬ女性と関係を持っていました。
夫の不貞に気づいたのは、結婚三年目のことでした。
文字数 10,109
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.03.01
婚約破棄を免罪符にして毎回責めてくる婚約者。
さすがにウンザリした彼女は受け入れることにした。婚約者に何を言っても、多少の暴言を吐いても彼女は悲し気な顔で赦していたから。
この日もつまらない矜持を剥き出し臍を曲げて「婚約破棄」を言い出した。彼女は我慢ならないと言い出して婚約破棄を受け入れたのだ。
「あぁ……どうしよう、彼女を怒らせてしまった」
実は彼は婚約者であるベルティナ・ルーベンス伯爵令嬢をこよなく愛していた。
文字数 16,982
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.02.28
家族とひとりだけ姿が違うことで醜いと虐げられていた女の子が本当の家族に見つけてもらう物語
文字数 11,346
最終更新日 2023.10.23
登録日 2023.10.21
「お願いお姉様、私に婚約者を譲って!」
いつも通りの我儘を通そうとする妹がそう言いかけた時、事態は急変する。
駆け寄った瞬間に足が縺れて盛大に転げた。
頭を強打した彼女はそのまま意識を失い、目覚めた時に「なんてことを」と猛省するのだった。
文字数 11,976
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.12
病気で短い人生に幕を下ろした天道凛音。なんの因果か、記憶を持ったまま異世界で第二の生を受ける。どうやら自分は大国の姫として生まれたらしい。しかし、その直後血飛沫と悲鳴が全てを塗り潰す。…腹違いの兄が、第一王子で王太子の兄と、父王と、正妃である母、姉姫二人を殺し回ったのだ。どうやら他の王族も同様に殺し回ったらしい。そうして無理矢理王位についた兄は、しかし私のことは殺さなかった。「気紛れだ。命は助けてやるよ。…その代わり、俺を楽しませろ」そう一言言って、優しく頭を撫でた後、どこかに行ってしまう兄。多分即位を宣言するのだろう。うわぁ。修羅場じゃん。ということで、生き残るために兄に媚を売りたいと思います。え?復讐?王位継承?なにそれおいしいの?私は兄王様に溺愛されてどこかいいところに嫁いで幸せになるのよ!目指せ兄王様攻略!小説家になろう様でも掲載されていただいております。
文字数 97,487
最終更新日 2020.10.10
登録日 2020.10.10
尊敬できる部分が何一つない第一王子殿下との婚約は不本意なものだった。
その第一王子がよりにもよって第二王子殿下の婚約者と浮気したことが判明する。
これはもう王家の一大事であり、理性の欠片もない第一王子が責任を取らされるのも当然だった。
そして第二王子と婚約することになり、今度こそ幸せになるために最善を尽くすことになる。
文字数 11,913
最終更新日 2024.02.19
登録日 2024.02.18
クリスティナ・ファンファーニ伯爵令嬢は7歳の誕生日を迎えその数ヶ月後、魔力測定の儀式をする為教会へ行った。
教会には同じ年頃の良家の子息子女が集まっていた。
この日集まった者達の中で最も身分の高い公爵家の嫡男を目にした瞬間……
あ、今日って私がマクシミリアン様に一目惚れした日だ!
あれ?なんで私そんな事知ってるの?
それに、誰?マクシミリアン様って??
『お前の望みはなんだ?』
神様の言葉が脳内で再生される。
『マクシミリアン様と初めて出会ったあの日に戻って、出来るなら人生をやり直したいです』
そう返した女性の姿は16、17歳くらいだろうか。淡く色素の薄そうな金の髪は肩の長さでざんばらに切られ、覇気のない痩せこけた、けれど溢れそうに大きな紫色の瞳をした美しい顔。
薄汚れた牢に繋がれ涙を流す姿は悲壮感が漂う。
これは私だ。
そう思った瞬間に全身を悪寒が駆け巡る。
少し遠くに見える銀色の髪を視界に入れた瞬間に私の思考は停止する。恐怖を感じるのに目の裏を焼く程の憎しみを感じるのに。
一番感じたのは染み入る程の愛しさと悲しみだった。
文字数 77,327
最終更新日 2019.02.21
登録日 2019.01.30
あなたの事はもういりませんからどうぞお好きになさって?
レンタル有り婚約を交わして5年。
伯爵令嬢のミリアベル・フィオネスタは優しい婚約者を好きになり、優しい婚約者である侯爵家の嫡男ベスタ・アランドワと良い関係を築いていた。
二人は貴族学院を卒業したら結婚が決まっていたが、貴族学院に通い始めて2年目。
学院に「奇跡の乙女」と呼ばれる女性が入学した。
とても希少な治癒魔法の力を持った子爵令嬢である奇跡の乙女、ティアラ・フローラモはとても可愛らしい顔立ちで学院の男子生徒の好意を一身に受けている。
奇跡の乙女が入学してから、婚約者であるベスタとのお茶の時間も、デートの約束も、学院での二人きりで過ごす時間も無くなって来たある日、自分の婚約者と奇跡の乙女が肩を寄せ合い、校舎裏へと姿を消したのを見てしまったミリアベルは行儀が悪い、と分かってはいても二人の姿を追ってしまったのだった。
文字数 269,172
最終更新日 2023.09.29
登録日 2022.10.10
「ディアナ王女、私が君を愛することはない。私の番は彼女、サギニなのだから」
「違います!」
私は叫ばずにはいられませんでした。
「その方ではありません! 竜王ニコラオス陛下の番は私です!」
──番だと叫ぶ言葉を聞いてもらえなかった花嫁の話です。
※1/4、短編→長編に変更しました。
文字数 92,604
最終更新日 2021.04.15
登録日 2020.12.31
この世界は小説「愛しのリリィ」の世界だ。リリィは王子レクスと皇子セオと愛と友情を育みながら、この世界を闇に落とそうとする組織と戦う。そして物語の中盤にてリリィはレクスを選び、セオはそんな二人を祝福し、自身の国へと帰る。しかしセオは実は呪われており、呪いによって闇の力に飲み込まれていき、リリィとレクスの敵となる。そして最後、「リリィ・・・最後に君の顔を見れて良かった。」そう言って死んでしまう。
小説を読んだときは絶望した。やめて!何で振られた上に殺されなくちゃいけないの!?酷くない?!と泣き叫んだ。そしてその願いが通じたのか何なのか、私は、愛しのリリィの世界に生まれ変わったのだが…
何ですでに振られた時点!しかも私は侍女!?
これは自分の幸せよりも、不幸になってしまうセオの為に奮闘する侍女アリシアの物語。
文字数 59,441
最終更新日 2022.08.09
登録日 2021.05.20
実の娘同士がやりあってたら実の父親は大変だろうなっていう話
婚約破棄ってしちゃダメって習わなかったんですか?
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/123874683
ドアマットヒロインって貴族令嬢としては無能だよね
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/988874791
婚約破棄する王太子になる前にどうにかしろよ
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/452874985
王太子を寝取って成り上がるヒロインなんてなれるわけがない
https://www.alphapolis.co.jp/novel/902071521/659875186
と何となく世界観が一緒です。
文字数 3,833
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
「僕は君の妹のジェリーと婚約を結ぶことにした。だから君とは婚約破棄だ」
伯爵令嬢サラの婚約者であるアイクは、彼女にそう告げた。
隣にはサラの妹であるジェリーの姿があった。
勝ち誇ったような笑みを姉に向けている。
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ、私がアイクを幸せにしてあげるから」
文字数 10,044
最終更新日 2024.03.07
登録日 2024.03.06
成金子爵家の令嬢だった私は、問題のある侯爵家の嫡男と、無理矢理婚約させられた。
その後、結婚するも、夫は本邸に愛人を連れ込み、私は別邸でひっそりと暮らす事に。
結婚から約4年後。
数える程しか会ったことの無い夫に、婚姻無効の手続きをしたと手紙で伝えた。
すると、別邸に押しかけて来た夫と口論になり、階段から突き落とされてしまう。
ああ、死んだ・・・と思ったのも束の間。
目を覚ますと、子爵家の自室のベッドの上。
鏡を覗けば、少し幼い自分の姿。
なんと、夫と婚約をさせられる一ヵ月前まで時間が巻き戻ったのだ。
私は今度こそ、自分を殺したダメ男との結婚を回避しようと決意する。
※架空の国のお話なので、実在する国の文化とは異なります。
※感想欄は、ネタバレあり/なし の区分けをしておりません。ご了承下さい。
文字数 56,519
最終更新日 2022.10.14
登録日 2022.09.17
黒狼の可愛いおヨメさま
レンタル有り書籍化致しました(完結)
レンタルも開始されましたので、よろしくお願いいたします。
本編:車に撥ねられた瞬間、異世界召喚された三野宮朱里。召喚されて異世界についた時にはすでに瀕死の重傷で「もう助からないだろう。捨て置け」と森に捨てられた朱里。そんな朱里の元へ狼獣人のルーファスが駆け付け、朱里を看病し自分の経営する温泉宿と料亭【刻狼亭】へ連れ帰る。番系ラブラブなお話です。
R18部分に関しましてはサブタイトルに※R18が入っております。
2020年3月30日……書籍化の進行に伴い、書籍化該当部分の1章~3章を引き下げ致しました。
※4章からの掲載になっておりますが、書籍化された部分では主人公アカリとルーファス等年齢が18歳・24歳になっております。
4章では元の掲載時の16歳と26歳となっておりますので、ご注意くださいませ。
時間を見て、書籍化された話に沿いながら変更をしていこうと思っておりますので、今しばらくお待ちください。
文字数 2,549,168
最終更新日 2022.02.16
登録日 2019.06.16
「その顔では抱けんのだ。わかるかシンシア」 侯爵令嬢シンシアは婚約者であるバーナビー王太子を暴漢から救ったが、その際顔に大ケガを負ってしまい、婚約破棄された。身軽になったシンシアは冒険者を志して辺境へ行く。そこに出会いがあった。
文字数 7,349
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.30
ある日婚約者の伯爵令息に王宮に呼び出されました。そのあと婚約破棄をされてその立会人はなんと第二王子殿下でした。婚約破棄の理由は性格の不一致と言うことです。
その後なぜが第二王子殿下によく話しかけられるようになりました。え?殿下と私に婚約の話が?
婚約破棄をされた時に立会いをされていた第二王子と婚約なんて無理です。婚約破棄の責任なんてとっていただかなくて結構ですから!
最後はハッピーエンドです。10万文字ちょっとの話になります(ご都合主義な所もあります)
文字数 200,424
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.03.02