恋愛 騎士小説一覧
男爵令嬢マリーリ・フィーロは怒りに震えていた。なぜなら、婚約者が真っ昼間から浮気をしていたからだ。しかもその相手は一番の親友だったというおまけつき。
「そっちがその気なら、こちらから婚約破棄させていただきます!!」
マリーリは持ち前の気丈さで婚約破棄を突きつけつつも、ショックから逃げるようにその場をあとにする。
だが帰宅途中で、久々に地元に帰ってきた幼馴染で騎士のジュリアス・バードに引き止められ……?
じゃじゃ馬で気が強いもののメンタル豆腐な男爵令嬢と人見知りで無愛想で寡黙な幼馴染騎士との物語。
※イチャイチャや甘々8割、シリアス2割
※カクヨム、小説家になろうにも公開中
※第15回恋愛大賞にエントリー中です!開催中はポチッと応援していただけると嬉しいです!!
文字数 223,980
最終更新日 2022.02.04
登録日 2020.12.21
「君のことを愛することだけは許して欲しい。表には出さない。心の中だけで良いから」
腹違いの妹に婚約者を盗られたディアは修道院に行くことが決まっていたが、ある騎士からの求婚で彼と結婚することになる。だが、父親への復讐を止めて愛に生きることにした騎士にただひたすら溺愛される話。
※恋愛大賞にエントリーし忘れましたので、3月上旬に完結させる予定です。
文字数 18,941
最終更新日 2022.02.02
登録日 2022.01.30
騎士からメイド転職も悪くない! 今日から私は公爵家お嬢さま付き騎士メイド!
俺より強い女子だからイヤダ? ふざけないで! そんな『入り婿』は要りません!
ブランシュ男爵家のひとり娘、凛とした顔立ちをした栗毛の女子ロゼールは20歳。
女傑とうたわれるレサン王国騎士隊所属の騎士である。そんなロゼールは、魔物には無類の強さを誇るのは勿論、同じ隊の男子騎士も試合でバッタバッタとなぎ倒す実力の持ち主。
あまりにも強い為、『入り婿』を迎える為のお見合いも、相手に会う事さえなく、断られ続けた。
父オーバンがようやくセッティングしたお見合いも、ロゼールが相手の失礼な物言いをとっちめ、あえなくご破算に。
しかし女性当主を認めない王国の方針の為、「入り婿が必要だあ!」と怒る父は、
ロゼールを無理やり結婚させる為、修道院で、花嫁修行、行儀見習いをする事を命じた。
ラパン修道院へ入って花嫁修業をするロゼールは、
『オーガスレイヤー』と噂される美貌の公爵家令嬢ベアトリス・ドラーゼと、
運命の出会いをするのであった……
文字数 77,451
最終更新日 2022.01.31
登録日 2021.12.19
和平の証として隣国の王太子の元へ嫁ぐことになった妹と共に、第一王女ライラはメイドとして一緒に国を出ることになった。それもこれもライラが身分の低い獣人との間に生まれた子供だったからだ。我儘な妹とそんな妹に甘い両親、妹が私と一緒に隣国に行きたいと駄々を捏ねた結果、妹と共に隣国に行くことになってしまった。
これは騎士×獣人王女のハッピーエンドまっしぐらのラブストーリーです。
文字数 1,787
最終更新日 2022.01.30
登録日 2022.01.30
婚約者に冤罪をかぶせられて、婚約破棄された令嬢は見方を得て復讐する気になりました。
文字数 45,984
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.10.02
マーガレット・ルクスブルは幼き頃より騎士のエリオットに恋をしていた。しかし、成長したマーガレットは結ばれることのない幼い恋は諦めて、家のために侯爵家令息と婚約をする。
ある日、エリオットは魔王の討伐隊に志願して家を出ていってしまった。そして魔王を打ち倒し、帰って来た彼だが、ともに旅をした聖女との婚姻が噂され、マーガレットは忘れて久しい恋心を思い出してしまう。
そんな彼女の前にエリオットが訪れて……。
伯爵家に仕える騎士と彼に憧れる令嬢のお話。小説家になろうさんでも掲載。
文字数 7,123
最終更新日 2022.01.25
登録日 2022.01.25
ある日、互いをまだ知らない騎士と侍女は、とある魔道士が仕掛けた実験中の部屋に捕らわれてしまう。この部屋のドアを開けるために魔道士が残した鍵とは?
偶然起きた密室事故に戸惑いつつも、ふたりはその場の空気に流されていく。
***
Twitterで流れてきた「#語彙力のない言葉攻め」スロットメーカーさんを、友人と通話しつつ泣くほど笑いながら回し、出てきたセリフから発想+出られない部屋で妄想しました。しかしなぜか語彙力ある騎士になってしまった気がします。おかしいな。
※ ←R回です。苦手な方、18歳以下の方はご遠慮ください。
文字数 11,787
最終更新日 2022.01.24
登録日 2022.01.23
エストーン王国の第一王女エミーリア・カティミラは、とある事情でとあるルビーを探していた。
ある日、騎士の一人であるクローシィ・ジャンプティがルビーの嵌め込まれた剣を持っていると耳にし、クローシィに剣を見せてほしいと頼みに行く。
その際、すったもんだの末に、クローシィを脅かすとんでもない事実が判明して──!?
文字数 11,161
最終更新日 2022.01.18
登録日 2021.12.01
細く長く連載を続けてきました『年下騎士は生意気で』が十か月以上をかけてようやく完結しましたので、最後までお読みくださった方々に深く感謝しつつ、番外編の短いお話をいくつか書かせていただきます。
本編は、喧嘩ばかりしていた女騎士のアイリーネと後輩騎士のフィンが、密命により新婚夫婦を演じて二人で旅することになってしまい……といったお話だったのですが、「読んだけど思い出せない」という方や、未読の方に向けて、もう少し詳しく本編をご紹介するものも載せてみましたので、よろしければどうぞご覧になってください。
☆番号がついていないタイトルはすべて一話完結です。
☆R18なお話と、そうじゃないものがあります。
☆更新は不定期ですが、五話~十話くらいで終わる予定です。(※十個のお話を書くことにしました。少し長めのものは分割して載せることがありますので、総話数はそれよりも多くなります。(2021年2月16日) )
☆こぼれ話、前日譚、後日譚などがありますが、各話の並びはあまり時系列に沿いません。
☆表紙はじめ各イラストは庭嶋アオイさんご提供です。
☆エブリスタに『恋は遠い夜空で輝く星』の掲載を始めました。(2022年11月24日)
文字数 152,552
最終更新日 2022.01.16
登録日 2021.01.16
ディアヌ・モリエールの妹であるエレーヌ・モリエールは、とてもワガママな性格だった。
両親もエレーヌの意見や行動を第一に優先して、姉であるディアヌのことは雑に扱った。
ある日、エレーヌの婚約者だったジョセフ・ラングロワという騎士が仕事中に大怪我を負った。
全身を包帯で巻き、1人では歩けないほどの重症だという。
エレーヌは婚約者であるジョセフのことを少しも心配せず、要らなくなったと姉のディアヌに看病を押し付けた。
ついでに、婚約関係まで押し付けようと両親に頼み込む。
こうして、出会うことになったディアヌとジョセフの物語。
文字数 30,124
最終更新日 2022.01.16
登録日 2021.12.13
騎士のお家柄へ嫁ぐことになった。
真面目で寡黙な旦那様?
お義母様っ素敵!
子爵令嬢が、騎士とのお見合い。マザコンと噂の相手だけど?
文字数 6,566
最終更新日 2022.01.14
登録日 2022.01.08
処女を捨てなければいけない姫君と、彼女に愛された新人騎士の恋物語。
王家唯一の女子であり、聖女候補のベアトリクス姫。
彼女には聖女になりたくないという悩みがあった。弟アルフレッド王子を守るため、王宮から遠く離れた神殿には行きたくなかった。
聖女にならずに済む唯一の方法「純潔を散らし、処女を捨てる」ことを目指すベアトリクス。
そのため多くの男を誘惑してきたが、男達は彼女の立場に怖じ気づき、行為が最後まで行くことはなかった。
そんな日々を送る中、ベアトリクスは新人騎士ランドルフに恋をしてしまう。
処女を早く捨てることと、恋心との間でベアトリクスは板挟みになる。
一方、ランドルフもベアトリクスに惹かれていくが、武功を立てたわけでもない一介の騎士と姫という身分差に思い悩み……。
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
文字数 107,103
最終更新日 2022.01.13
登録日 2022.01.06
死んでしまった田舎令嬢ノンナは好きな人にどうしても会いたくて幽霊になってしまう。未練のあるノンナは霊感のある騎士ロレンシオと出会い、成仏するために思い残したことを実行していくことに。けれどその中にはエッチな未練もあり──。
【押しに弱い美貌の騎士×パワフル破天荒令嬢】全48話。
※ムーンライトノベルズでも公開中
文字数 100,132
最終更新日 2022.01.13
登録日 2021.12.20
【完結しました!】
敵国ゾーンに占領される前に隣国ノーザンランド帝国へ逃亡した少女は亡き祖父の意思を引き継ぎ立派な帝国騎士になる。しかし、少女の秘められた力を狙い敵国の魔の手が襲いかかる。
度重なる敵からの危機をくぐり抜け、いつしか傍で支えてくれたノーザンランド皇帝と恋に落ちる少女。
少女の幸せは長くは続かない、少女の力には秘密があったのだ。真実を知った少女は愛する人への想いは捨て、神から与えられだ天命を果たすために決意をする。
長編小説予定
第4章から戦闘シーンに入るため残虐シーンが増えます。
主人公の恋愛要素は第8章から動き出します。
第11章かはR15含みます、タイトル部に※をいれます。苦手な方は飛ばして下さいね。
関連作品
「騎士の家の子になった王女は義兄に愛されたい」リーリラ姫、リンダ姫とダリルが登場します。第12章関連の為数話追加しました。
文字数 545,395
最終更新日 2022.01.10
登録日 2021.02.27
聖女である姉へレーナは毎日祈りを捧げる聖女の仕事に飽きて失踪してしまった。置き手紙には妹のアメリアが代わりに祈るように書いてある。アメリアは仕方なく聖女の仕事をする事になった。
文字数 10,323
最終更新日 2022.01.09
登録日 2022.01.07
王女カトリーヌは、婚約の王子から冤罪をかけられて婚約破棄をされた。やった! あちらからの破棄なら慰謝料も取れるし、ようやく国に帰れるわ! そう思っていたのに、婚約者はわたくしを地下牢に閉じ込めて一生仕事だけさせると言い出した。逃げようとするカトリーヌを守って騎士が死んだ時、王族の血族のみが使える魔法で過去に戻る。
過去に戻ったカトリーヌは、今度こそ幸せになれるのか?!
文字数 151,020
最終更新日 2022.01.06
登録日 2021.12.11
オージェ伯爵が王都へ出張中、領地にあるオージェ伯爵邸が襲撃された。留守を任されていた伯爵邸の使用人達はほぼ皆殺し。唯一生き残ったのは、一年前に異世界から来たばかりのメイド・伊沢由佳だけだった。
どうして伯爵邸が襲撃されたのか。その事件に巻き込まれた由佳。事件以来、男性に怯える彼女を支えるのは、襲撃された伯爵邸で彼女を見つけたアンリという女顔の年下騎士だった。
【必ずお読みください】
・r18には※マーク
・ヒーローとのr18シーンは後半
・中盤までにヒーロー以外からの凌辱/強姦等、性的暴力が複数回出てきます。苦手な方はプラウザバック推奨
・処女喪失はヒーロー以外
・ムーンライトノベル様にも掲載中
文字数 404,125
最終更新日 2022.01.05
登録日 2018.07.01
お人好し()な騎士と、偽カタブツ侍女のすれ違いラブコメディ。
アメリーは新人に煙たがられる嫁き遅れ堅物侍女。
その恋人である騎士・セドリックの浮気の噂が職場で一気に広まった。
セドリックが会いに来て言いにくそうにしていたので、「事情は聞いたわ。」と文句も言わずアメリーは引き下がったけれど…――?
加筆修正して、ムーンライトさんにも投稿しています。
文字数 20,730
最終更新日 2021.12.30
登録日 2021.12.24
自分の婚約破棄が噂になるなんて。
幼い頃から大好きな婚約者マシューを信じたいけれど、素直に信じる事もできないリナティエラは、覚悟を決めてパーティー会場に向かいます。
文字数 23,153
最終更新日 2021.12.26
登録日 2021.12.19
「俺は愛する人を見つけた、だからお前とは婚約破棄する!」
ソフィア・クラリスの婚約者である
デイモンドが大勢の貴族達の前で宣言すると
周囲の雰囲気は大笑いに包まれた
彼を賞賛する声と共に
「みろ、お前の惨めな姿を馬鹿にされているぞ!!」
周囲の反応に喜んだデイモンドだったが
対するソフィアは彼に1つだけ忠告をした
「あなたはもう少し考えて人の話を聞くべきだと思います」
彼女の言葉の意味を
彼はその時は分からないままであった
お気に入りして頂けると嬉しいです
何より読んでくださる事に感謝を!
文字数 32,882
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.12.17
ソルシエレ男爵令嬢は霊が視える。そのせいで騒動に巻き込まれて影武者や王城の謎など王家や王族の秘密を知ってしまう。それに伴い王宮で視えるお仕事を依頼されて翻弄されるソルシエレ嬢。人付き合いが苦手なツンな女の子と強面護衛騎士とのゆっくり恋愛です。恋愛は後半になりますのでゆっくり話が進みます。久振りの作品ですので修作です。生暖かく読んでもらえたら幸いです。
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拙者の拙作をお読み下さり心から感謝しております。
宣伝をすみません。
拙者の作品がコミカライズしていただきました。
一迅社様 アンソロジーコミックより発売中
『溺愛令嬢は旦那さまから逃げられません…っ♡ アンソロジーコミック』
婚約破棄のご利用は計画的に
漫画:北村シン 原作:たちばな樹
いまなら、コミカライズされた単品の電子版が30%OFFで11/30〜12/13までキャンペーンをしております。もしご興味がありましたら検索していただけたら嬉しいです。原作はムーンノベルのR-18なので、読める方が限られてしまうかもしれませんが。R無しもなろうさんに置いてありますのでお目を通してもらえたら幸いです。
まだまだ、霊感令嬢〜は続きますのでよろしくお願いします。
文字数 92,041
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.11.14
※当作品は全話執筆済み&予約投稿完了しています。
夫婦円満でもない生活が続いていた中、旦那のレントがいきなり離婚しろと告げてきた。
不倫行為が原因だと言ってくるが、私(シャーリー)には覚えもない。
どうやら騎士団長との会話で勘違いをしているようだ。
だが、不倫を理由に多額の金が目当てなようだし、私のことは全く愛してくれていないようなので、離婚はしてもいいと思っていた。
離婚だけして慰謝料はなしという方向に持って行こうかと思ったが、レントは金にうるさく慰謝料を請求しようとしてきている。
当然、慰謝料を払うつもりはない。
あまりにもうるさいので、むしろ、今までの暴言に関して慰謝料請求してしまいますよ?
文字数 15,490
最終更新日 2021.12.23
登録日 2021.12.18
今年も実習と言う名の魔術師裏試験が始まる!そんな下級魔術師の実習に今年はなんとエリートである騎士団の副団長がやってきた。花形である騎士団から何故?疑問に思いつつも上級魔術師のクランは先輩としてエリート騎士の実習を請け負うが…
最初から騎士はグイグイきて最後には絆されてしまうお話です。ムーン様に投稿した物を恋愛分野に改変してあります。R15です。
文字数 13,665
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.12.22
訳あって男装をして竜騎士をしているユーリは、バレたくない後輩レオラムに男装をしている事がバレて週一回の彼女のフリをする事になるがー
文字数 512
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.08.19
私ヒマリ=ファールドとレン=ジェイムスは、小さい頃から仲が良かった。
五年前からは恋仲になり、その後両親をなんとか説得して婚約まで発展した。
私たちは相思相愛で理想のカップルと言えるほど良い関係だと思っていた。
だが、レンからいきなり婚約破棄して欲しいと言われてしまう。
「俺には最愛の女性がいる。その人の幸せを第一に考えている」
この言葉を聞いて涙を流しながらその場を去る。
あれほど酷いことを言われってしまったのに、私はそれでもレンのことばかり考えてしまっている。
婚約破棄された当日、ギャレット=メルトラ第二王子殿下から縁談の話が来ていることをお父様から聞く。
両親は恋人ごっこなど終わりにして王子と結婚しろと強く言われてしまう。
だが、それでも私の心の中には……。
※冒頭はざまぁっぽいですが、ざまぁがメインではありません。
※第一話投稿の段階で完結まで全て書き終えていますので、途中で更新が止まることはありませんのでご安心ください。
文字数 11,568
最終更新日 2021.12.14
登録日 2021.12.10
父王の望みのために、王妃であった母は処刑され自身も廃位の末に流刑地に送られたセレネ。
このまま、流刑地でひっそりと生涯を終えると思っていた彼女は、ある日行き倒れを見つける。
行き倒れていた青年は、セレネを姫と呼び、嫌な思い出ばかりの王城に連れて行くと言い出した。外からやって来た彼のせいで、静かだったセレネの生活は否応なく変化を始めて……。
文字数 40,159
最終更新日 2021.12.12
登録日 2021.12.11
今日は「魔女の子」「呪われた女」「史上最悪の悪女」の称号をもつ悪女が討伐された日であり新エバダリア帝国軍による革命成功の日でもある。そのためその日は帝国中の人々が祝い、大々的な祭りが行われる。
悪女の名前はエリザベス・キリルシア。この悪女のせいで旧エバダリア帝国の国庫金は底をつき、民が貧しい思いをしたという。さらには癇癪し放題の醜女だという噂もある。
本当にそうであったのか?果たして真実は…?
文字数 9,229
最終更新日 2021.12.11
登録日 2021.12.10
セーデン侯爵家の令嬢ユリアとラウラは仲良のよい姉妹だ。
清楚で神々しい姉のユリアにはクヴィスト侯爵令息ラグナルという婚約者がいる。
活発で可憐な妹のラウラにはホルンルンド公爵令息クリストフェルという婚約者がいた。
「『君の素行には看過し難い問題がある』って、はあぁっ!?」
上記の通り、侯爵令嬢らしからぬ活発ぶりが仇となり、婚約を破棄されたようだ。
「あれからラウラは手に負えないのです。助けてください」
そう言われてしまえば、セーデン城の騎士として放ってもおけない。
「ねえ! 誰か! こぉんなに可愛いのよッ!? 今のうちだけよ!!」
男漁りに目覚めてしまおうと、騎士にとっての姫君には変わりはない。
おかしな噂が広まる前に、盛り場から連れ戻さなくては。
「ありがとう、ダグ。私たちだけの秘密ね」
「……」
俺はセーデン城の騎士、ダグ・ダール。
愛しの姫君が嫁いでしまう前に、ここはひとつ、いいところを見せなくては。
文字数 3,919
最終更新日 2021.12.11
登録日 2021.12.11
「貴様とは婚約破棄だ!アシュリー・バレンティア!」
夜会での婚約破棄を突然前触れもなく叫び出すこの方は、私の婚約者フレッド・バーグナ伯爵令息様。
隣にいるふわふわの赤い髪の可愛い方はアニエスご令嬢。
「貴様のような冷たい陰険な女は今日限りだ!」
両親の決めた婚約者に婚約破棄されると、もう一組婚約破棄された男女がいた。
どうやら、婚約破棄をご令嬢に言い渡されたらしい。
そして、婚約破棄された者同士、鬱憤を晴らすように飲み明かすと、朝にはベッドの中に二人でいた。
一体何故こんなことに!?
しかも、婚約破棄された騎士のリュード様に結婚を申し込まれて……!
一体何故こんなことになりましたかねー!?
文字数 44,312
最終更新日 2021.12.08
登録日 2021.10.17
様々な災いから守りし加護を賜っている証として授かる“赤髪”。
その髪色を継承するのは血筋などではなく、神の気紛れで選ばれ与えられてきた。
“赤髪”が存在するのはこの世でたった一人。今代の“赤髪”が亡くなって次代となる魂を探していた時、天上界から下界を覗く神がひとつの魂に釘付けとなった。
「おぉぉぉ!?あの魂は!!」
かくして、神による選定で幸運にも選ばれた魂は“赤髪”を持ってこの世へと産み落とされることに。
けれどそんな“赤髪”が生まれたレント王国では、“赤髪”に纏わる真実をもはや遠い昔に流行ったお伽噺としてしか捉えておらず、むしろ不吉な色と忌み嫌われることに。
これは、そんな“赤髪”を溺愛する家族と使用人達に見守られながらすくすくと成長する少女ハッピーエンドの物語。
※設定ゆるゆる、作者都合の物語です。
※作者の衝動で突発的にR18要素が盛り込まれます。
文字数 41,786
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.05
貴族王族が集まるパーティーでの出来事。
いつものようにジェダル王子殿下が我がままで迷惑をかけていた。
私=シュリアーナは準伯爵家令嬢という家柄の人間なので、文句を言う権限など本来はない。
だが、皆が迷惑被っている中、我慢ができなかった。
この光景を偶然見ていた国王陛下が私のことを気にいってしまい、ジェダル殿下との婚約を求められてしまう。
お父様もお母様も泣いて喜ばれていた。
私は婚約という名目上、ただの教育係としてジェダル殿下のお側にいることになってしまう。
だが、そのことがジェダル殿下は気に喰わないらしく、誰の許可もなしに私に婚約破棄を命じ、更に口封じのために殺そうとしてきた。
どこまでも腐っているジェダルに殺されたと思った私だが、何故か目を覚ましたのだった。
※ゆるゆるな展開や設定が多いです
文字数 13,340
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.02
実は乙女ゲームの舞台になっている異世界にクラス転移した後、1人で飛び出してった現在スローライフ中の性別不詳っ子と、実は乙女ゲームの悪役だった自暴自棄な騎士様のお話。
一章は、性別不詳っ子が、推しへの愛を語るだけ。
二章は、騎士様視点とおまけ。
文字数 5,071
最終更新日 2021.12.06
登録日 2021.12.06
魔塔で怠惰に暮らしているエレノアは、王国では魔女と呼ばれている魔塔の長。
だが、そのダラダラとした生活は、突然終わりを告げる。
戦地から英雄として帰還した元婚約者のせいで。
「え? 婚約破棄されてなかった?」
連れ去られたエレノアは、怠惰な部屋で溺愛される。本人はそのことに気が付かないけれど。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 45,929
最終更新日 2021.12.04
登録日 2021.11.22
【王女side】
一目惚れした隣国の騎士と何がなんでも結婚したいと父王に頼み、念願叶って嫁ぐことが出来た王女マリーベル。
想い合う人がいると聞いてはいたけれど、美しく可憐な王女である自分と結婚した方がいいはず!と猪突猛進。
眉目秀麗で鍛えられた体躯の愛しい人と、子沢山で愛に溢れた家庭を作ることを夢見て輿入れとなった。
【騎士side】
幼馴染みでもあり長年の恋人と、そろそろ結婚の話を進めようと思っていた王太子専属騎士。
二ヶ月の予定を組み王太子の婚約者を迎えるべく隣国へと渡り、そこで運命の歯車は狂い出した。
【騎士の婚約者side】
幼い頃から恋をしていた相手が婚約者となり、「そろそろ結婚に向けて具体的な話をしよう」…そう言って恋人は王太子と共に隣国へと渡った。
寂しく思うも、二ヶ月もすれば戻ってくるのだと奮起しウェディングドレスの下見などで気を紛らせる日々。
まさか、その二ヶ月で波乱が巻き起こるなど思うわけもなかった。
※作者都合のゆるゆる設定。
※ヒロイン以外との関係あり。
文字数 23,551
最終更新日 2021.12.03
登録日 2021.12.02
「エリス・ブラットレイ!今夜をもって、お前と婚約破棄をする!」
婚約者から、いきなり婚約破棄された。
思いもよらぬその事態。そして、牢屋に連れて行かれるその時、腕を取っていた衛兵がこう言った。
「私たちがお助けします。どうかこのまま、今は何も言わずに従ってください」
彼らに連れていかれたその先では、思いもよらぬことが待っていて?!
※他サイトにも投稿しています。
文字数 8,040
最終更新日 2021.11.30
登録日 2021.11.28
王城のメイド達は、王立騎士団の部隊に熱い視線を送る。
「イグナス様…今日もかっこいいわ」
「あの凛々しいお姿。彼の腕に抱かれてみたいわ」
布巾を握りしめたまま、仕事の手を止めメイド達はうっとりしている。
一人、彼に目もくれないメイド、レニは指示された仕事をこなしていく。
※画策している人物がから回っているだけで、当事者はイチャイチャしてます。
文字数 5,392
最終更新日 2021.11.28
登録日 2021.11.28
「捨てられてしまったわね。あなたはあの女の王子様になり損ねたわ。」
「そんなものになりたかった訳ではない。」
そうだ王子様など。私は騎士だ、この結果が死が目の前まで来ている今でさえも。
「私は騎士だ。」
「そう、そう望むのね?」
文字数 1,634
最終更新日 2021.11.22
登録日 2021.11.22