キャラ文芸小説一覧
ほかの人には見えない黒い影を見てしまう特異体質の女子大生、兎々村璃々は休学中。
突然降って沸いたお見合い話で出会ったのは、黒い影の狐(元・神さま?)を頭に乗せた笑顔の青年で──
文字数 185,800
最終更新日 2018.12.24
登録日 2017.11.30
【簡単あらすじ】周りから忌み嫌われる下女が、不遇な王子に力を与え、彼を王にする。
★シリアス8:コミカル2
【詳細あらすじ】
50人もの侍女をクビにしてきた第三王子、雪晴。
次の侍女に任じられたのは、異能を隠して王城で働く洗濯女、水奈だった。
鱗があるために疎まれている水奈だが、盲目の雪晴のそばでは安心して過ごせるように。
みじめな生活を送る雪晴も、献身的な水奈に好意を抱く。
惹かれ合う日々の中、実は〈銀龍の愛し子〉である水奈が、雪晴の力を覚醒させていく。「王家の恥」と見下される雪晴を、王座へと導いていく。
文字数 331,181
最終更新日 2024.04.20
登録日 2023.12.31
大正あやかし契約婚 帝都もののけ屋敷と異能の花嫁
レンタル有り時は大正。あやかしが見える志乃は親を亡くし、親戚の家で孤立していた。そんなある日、志乃は引き立て役として生まれて初めて出席した夜会で、由緒正しき華族の橘家の一人息子・桜虎(おうこ)に突然求婚される。彼は絶世の美男子として名を馳せるが、同時に奇妙な噂が絶えない人物で――警戒する志乃に桜虎は、志乃がとある「条件」を満たしているから妻に選んだのだ、と告げる。愛のない結婚だと理解して彼に嫁いだ志乃だったが、冷徹なはずの桜虎との生活は予想外に甘くて……!?
文字数 120,100
最終更新日 2024.02.15
登録日 2024.02.15
あやかしと人間が共存共栄している世界で、宮瀬カレンにはあやかしの特徴が見当たらず、人間の面が強いのだろうと思って、比較的あやかしの少ない地区の孤児院でひっそりと暮らしていた。
両親が、あやかしの異能を持っている人たちだったのかすら覚えていないカレン。彼女が物心つく頃に亡くなっていて、天涯孤独の身の上となっていることもあり、ご先祖にあやかしがいたとしても一般的なあやかしだろうと自他ともに思っていたのだが、どうも違っていたらしい。
あやかしのエリートのみが通うことの出来る“あやかし学園”に通うことが許されたことで、あやかしの部分が、カレンは強いのだとわかるのだが……。
文字数 10,367
最終更新日 2022.01.06
登録日 2021.12.31
十八年間モテた試しが無かった俺こと童定春はある日、幼馴染の藍良舞に告白される。
校内一の人気を誇る藍良が俺に告白⁈
これは何かのドッキリか?突然のことに俺は返事が出来なかった。
不幸は続くと言うが、その日は不幸の始まりとなるキッカケが多くあったのだと今となっては思う。
その日の夜、小学生の頃の友人、鴨居常叶から当然連絡が掛かってきたのも、そのキッカケの一つだ。
話の内容は、強制憑依アプリという怪しげなアプリの話であり、それをインストールして欲しいと言われる。
頼まれたら断れない性格の俺は、送られてきたサイトに飛んで、その強制憑依アプリをインストールした。
まさかそれが、運命を大きく変える出来事に発展するなんて‥。当時の俺は、まだ知る由もなかった。
文字数 80,217
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.10.27
う、嘘でしょ。
こんな生き物が、こんな街の真ん中に居ていいの?!
私の目の前に現れたのは二本の角を持つ鬼だった。
バイトを首になった私、雪村深月は新たに見つけた職場『赤星探偵事務所』で面接の約束を取り付ける。
その帰り道に、とんでもない事件に巻き込まれた。
鬼が現れ戦う羽目に。
事務所の職員の拓斗に助けられ、鬼を倒したものの、この人なんであんな怖いのと普通に戦ってんの?
この事務所、表向きは『赤星探偵事務所』で、その実態は『赤星陰陽師事務所』だったことが判明し、私は慄いた。
鬼と戦うなんて絶対にイヤ!怖くて死んじゃいます!
一度は辞めようと思ったその仕事だけど、超絶イケメンの所長が現れ、ミーハーな私は彼につられて働くことに。
はじめは石を投げることしかできなかった私だけど、式神を手に入れ、徐々に陰陽師としての才能が開花していく。
文字数 253,579
最終更新日 2024.05.01
登録日 2023.03.26
あやかしの王子の婚約者に突然選ばれることになった三觜天音。どこで見初められたのかもわからないまま、怒涛の日々が待ち受けているとは思いもしなかった。
全22話。
文字数 19,851
最終更新日 2024.01.21
登録日 2023.12.31
後宮の隠し事 嘘つき皇帝と餌付けされた宮女の謎解き料理帖
レンタル有り旧題:餌付けされた女官は皇帝親子の願いを叶えるために後宮を駆け回る〜厨でつまみ食いしていた美味しいご飯を作ってくれていたのは鬼とうわさの皇帝でした
【第6回キャラ文芸大賞で後宮賞を受賞いたしました🌸】
応援いただいた皆様、お読みいただいた皆様、本当にありがとうございました。
【2024/03/13 発売】改題&加筆修正
「後宮の隠し事〜嘘つき皇帝と餌付けされた宮女の謎解き料理帖〜」
笙鈴(ショウリン)は飛竜(フェイロン)皇帝陛下が統治する仙皇国の後宮で働く下級女官。
先輩女官たちの虐めにも負けずに日々仕事をこなしていた笙鈴だったが、いつも腹を空かせていた。
そんな笙鈴の唯一の楽しみは、夜しか料理を作らず、自らが作った料理は決して食さない、謎の料理人・竜(ロン)が作る料理であった。
今日も竜の料理を食べに行った笙鈴だったが、竜から「料理を食べさせた分、仕事をしろ」と言われて仕事を頼まれる。
その仕事とは、飛竜の一人娘である皇女・氷水(ビンスイ)の身辺を探る事だった。
氷水から亡き母親の形見の首飾りが何者かに盗まれた事を知った笙鈴は首飾り探しを申し出る。
氷水の身辺を探る中で、氷水の食事を毒見していた毒見役が毒殺されてしまう。毒が入っていた小瓶を持っていた笙鈴が犯人として扱われそうになる。
毒殺の無実を証明した笙鈴だったが、今度は氷水から首飾りを盗んだ犯人に間違われてしまう。
笙鈴を犯人として密告したのは竜だった。
笙鈴は盗まれた氷水の首飾りを見つけられるのか。
そして、謎多き料理人・竜の正体と笙鈴に仕事を頼んだ理由、氷水の首飾りを盗んだ犯人とは一体誰なのかーー?
文字数 125,413
最終更新日 2024.03.13
登録日 2022.12.11
神野三咲は、赤城夜見という幼なじみの男の子がいる。
その子とは同じ高校にも行けて、順風満帆かと思いきや。
「もう遊びに来ないでくれ」
彼が十六歳となった日に、彼からそう言われ、いきなり疎遠になった。
何度訪ねても出てこず、学校でも見かけず、しびれを切らした三咲は彼が外に出てくるまでまちぶせすることにした。
なんとか会えたと思い、彼に触れると、彼は痛がって離れてしまう。
その時に、三咲は代々優秀な祓い師を輩出した家系の末裔であり、先祖返りを果たした歴代最強と言われるほどの力を持つ祓い師であったこと、夜見はすべてのあやかしの頂点に立つと言われる鬼神だったことを知った。
そんな夜見にとって一番の天敵は三咲であったため、離れようとしていたが、三咲はそれは耐えられなかったため、なんとか一緒にいられる方法を模索する。
文字数 57,945
最終更新日 2023.02.18
登録日 2022.12.27
大正時代―――和菓子屋『千年屋(ちとせや)』
千年続くようにと祖父が願いをこめ、開業した和菓子屋だ。
孫の俺は千年屋を継いで只今営業中(仮)
和菓子の腕は悪くない、美味しいと評判の店。
だが、『千年屋安海(ちとせや やすみ)』の名前が悪かったのか、気まぐれにしか働かない無気力店主。
あー……これは名前が悪かったな。
「いや、働けよ」
「そーだよー。潰れちゃうよー!」
そうやって俺を非難するのは幼馴染の有浄(ありきよ)と兎々子(ととこ)。
神社の神主で自称陰陽師、ちょっと鈍臭い洋食屋の娘の幼馴染み二人。
常連客より足しげく通ってくる。
だが、この二人がクセモノで。
こいつらが連れてくる客といえば―――人間ではなかった。
コメディ 時々 和風ファンタジー
※表紙絵はいただきものです。
文字数 182,512
最終更新日 2022.02.28
登録日 2021.12.30
某グルメサイトでも「不味い」「最低」「素材の味を殺しきっている」と散々な酷評を受ける綾樫小春さんの「風鈴食堂」。それでも店の前の小さな駐車場にはやけに立派な車が止まり、お客様が絶えることがありません。
とっても優しそうで美人なお兄さんの小春さんは今日も笑顔でお客様にひたすら美味しくない冷めてしまったお料理を提供するのでした。
文字数 48,892
最終更新日 2022.01.31
登録日 2021.12.30
特になんの盛り上がりも無く、ひたすら日本料理中心の家庭料理を作る話です。
※ファンタジーカテゴリにしていましたが、こっちの方が相応しい気がしてキャラ文芸にカテゴリ変更しました。
材料や調味料の分量はほとんど「適当」のため、レシピとしても活用できません。華やかな料理よりも地味な田舎料理と酒の肴系が多いです。
主人公は異世界から来たウルフマンですが、ただの作者の趣味で、一般人設定でも問題ない内容となっております。
色々設定は作ってますが、活用する予定はあまりありません。
元々はブログでも作ろうかと自炊飯画像を撮り始めたのですが、小説の形式にした方が面白そうかな?(自分が)と思ったためにこんな話になってしまいました。
出来上がった料理画像とワンセットの話のため、完全不定期掲載です。ご了承ください。
※ ※ ※ ※
地球には時々、異世界から落ちてくる者たちがいる。
それは『鬼』『河童』『天狗』『化け猫』『狼男』『吸血鬼』『半魚人』などなど、太古から妖怪やモンスターなどと言われていたファンタジー世界の住人だった。
中にはエルフやドワーフなど人間と大きな差も無く、自然と人間と混じり合って暮らしていた種族もいる。
彼らは現代では世界規模の条約によって保護され、一般人には気付かれないように暮らしている。
日本では太古から彼らとの付き合いが深いという理由で、いくつかの神社が国から保護を任されていた。
とある県、とある市にある稲荷神社。
その神社の裏側、広い境内の中に建つ『おいなり荘』もそんな保護施設の一つだ。
そこで暮らす狼男(ウルフマン)の駒井ビクターが、日々自炊するだけの物語。
※R15指定は念のためです。特にそういった方向にするつもりはありませんが、飲酒や喫煙シーンは出てくると思います。
文字数 96,692
最終更新日 2021.08.29
登録日 2019.08.01
つくづくワルと縁がある、朝霧ユイ23歳。父親はヤクザの組長。そんな実家を嫌って日本を飛び出したはずが、ひょんな事からルーマニアのマフィアと暮らす事に?!この男がまた性欲旺盛。そもそもセックスに後ろ向きの女が付き合えるのか?
訳アリでクセの強い登場人物達が繰り広げる、シリアスなのにコメディ要素溢れるテンポ良いストーリーです。
朝霧ユイあるところに悲劇あり?いえいえ。全員まとめて幸せにします!
※旧タイトル「エメラルドグリーンの誘惑」(他サイトにて旧題で公開中)をR作品として再投稿したものです。
※内容は全てフィクションです。登場する家、組織、人物は全て架空のものとなります。
※「大嫌いは恋の始まり」のキャラが一部登場します。設定をそのまま使用している箇所もありますので、より楽しみたい方は是非ご一読を!
文字数 544,732
最終更新日 2023.11.25
登録日 2022.12.26
あやかし狐の京都裏町案内人
レンタル有り「今日からわたくし玉藻薫は、人間をやめて、キツネに戻らせていただくことになりました!」京都でOLとして働いていた玉藻薫は、恋人との別れをきっかけに人間世界に別れを告げ、アヤカシ世界に舞い戻ることに。実家に戻ったものの、仕事をせずにゴロゴロ出来るわけでもなく……。薫は『アヤカシらしい仕事』を探しに、祖母が住む裏京都を訪ねることに。早速、裏町への入り口「土御門屋」を訪れた薫だが、案内人である安倍晴彦から「祖母の家は封鎖されている」と告げられて――?
文字数 300,767
最終更新日 2023.12.22
登録日 2019.12.25
彼女はとても楽しそうにオンノベの話をする。
そんなところもとても愛おしく思う。
友達以上恋人未満というか両片想いの大学生の男女がオンノベ中心の雑談をしている話(この世界では流行は起こっていません。気になる方はご注意下さい)。どっかに似たキャラがいますが、あれに続けるのは内容的にどうだろうと思うので同一かどうかは想像にお任せしますって事で(おい)。もし消えたらすみません。
カテゴリ恋愛にするには作中で進展しない……というか、番外を除いて時間軸も特に決まってないし、場合によっては話同士に矛盾まで出るので、リセットがかかるというか、パラレルというかそういう感じなので、ちょっと違うだろうということで。途中でふらふらカテゴリ変わるかもしれない。
なお作中キャラの意見は、イコール作者の意見そのままではありません。
この話は、あらかじめ暇を見て下書きを登録しておいて、新しく更新する時間がないときに予約するためのものです。よって不定期更新です。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/498328566
文字数 21,148
最終更新日 2024.04.19
登録日 2019.12.20
調理の専門学校を卒業した桃瀬菜々美は、料理しか取り柄のない、平凡で地味な21歳。
生まれる前に父を亡くし、保育士をしながらシングルで子育てをしてきた母と、東京でモデルをしている美しい妹がいる。
『甘味処夕さり』の面接を受けた菜々美は、和菓子の腕を美麗な店長の咲人に認められ、無事に採用になったのだが――。
結界に包まれた『甘味処夕さり』は、人界で暮らすあやかしたちの憩いの甘味堂で、和菓子を食べにくるあやかしたちの婚活サービスも引き受けているという。
戸惑いながらも菜々美は、『甘味処夕さり』に集まるあやかしたちと共に、前向きに彼らの恋愛相談と向き合っていくが……?
文字数 121,989
最終更新日 2021.01.31
登録日 2020.12.30
京都式神様のおでん屋さん
レンタル有り旧題:京都式神様のおでん屋さん ~巡るご縁の物語~
ここは京都——
空が留紺色に染まりきった頃、路地奥の店に暖簾がかけられて、ポッと提灯が灯る。
『おでん料理 結(むすび)』
イケメン2体(?)と看板猫がお出迎えします。
今夜の『予約席』にはどんなお客様が来られるのか。乞うご期待。
平安時代の陰陽師・安倍晴明が生前、未来を案じ2体の思業式神(木陰と日向)をこの世に残した。転生した白猫姿の安倍晴明が式神たちと令和にお送りする、心温まるストーリー。
※2022年12月24日より連載スタート 毎日仕事と両立しながら更新中!
文字数 105,713
最終更新日 2024.02.15
登録日 2022.12.24
坂本小牧はある日はまっていたゲームの世界に転移してしまった。
――という妄想で忙しい。
アルファポリス内の話では初めてキャラ名表に出してみました。キャラ文芸ってそういう意味じゃない(爆)。
最初の方はコメディー目指してるんだろうなぁあれだけど的な話なんだけど終わりの方はベクトルが違う意味であれなのでどこまで出すか悩み中。長くはない話なんだけどね。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
文字数 4,653
最終更新日 2018.06.13
登録日 2018.06.08
※表紙画アイコンは『アイコンメーカー CHART』と『画像加工アプリ perfect image』を使用し製作しました。
❶この作品は『女装と復讐は街の華』の続編です。そのため開始ページは《page.480》からとなっています。
❷15万文字を超えましたので【長編】と変更しました。それと、未だどれだけの長さのストーリーとなるかは分かりません。
❸ストーリーは前作と同様に《岩塚信吾の視点》で進行していきますが、続編となる今作品では《岡本詩織の視点》や《他の登場人物の視点》で進行する場面もあります。
❹今作品中で語られる《芸能界の全容》や《アイドルと女優などの比較》等は全てフィクション(および業界仮想)です。現実の芸能界とは比較できません。
❺毎日1page以上の執筆と公開を心掛けますが、執筆や公開できない日もあるかもしれませんが、宜しくお願い致します。※ただ今、作者の生活環境等の事由により、週末に纏めて執筆&公開に努めています。
文字数 279,641
最終更新日 2024.05.06
登録日 2022.07.16
聖歴1878年、メイズラント王国。産業革命と領土の拡大に伴って、この国は目覚ましい発展を遂げていた。街にはガス燈が立ち並び、電話線が張り巡らされ、自動車と呼ばれる乗り物さえ走り始めた。
しかしその発展の陰で、科学では説明不可能な、不気味な事件が報告されるようになっていた。
真夏の路上で凍死している女性。空から落ちてきて、教会の避雷針に胸を貫かれて死んだ男。誰も開けていない金庫から消えた金塊。突如動き出して見物客を槍で刺し殺した、博物館の甲冑。
かつて魔法が実在したという伝説が残る国で、科学の発展の背後で不気味に起きる犯罪を、いつしか誰かがこう呼び始めた。
「魔法犯罪」と。
メイズラント警視庁は魔法犯罪に対応するため、専門知識を持つ捜査員を配置した部署を新設するに至る。それが「魔法犯罪特別捜査課」であった。
◆元は2008年頃に漫画のコンテを切って没にした作品です。内容的に文章でも行けると考え、人生初の小説にチャレンジしました。
文字数 695,864
最終更新日 2024.05.08
登録日 2022.02.14
真国の皇后として後宮に迎え入れられた蔡怜。美しく優しげな容姿と穏やかな物言いで、一見人当たりよく見える彼女だが、実は後宮なんて面倒なところに来たくなかった、という邪魔くさがり屋。
家柄のせいでら渋々嫁がざるを得なかった蔡怜が少しでも、自分の生活を穏やかに暮らすため、嫌々ながらも後宮のトラブルを解決します!
文字数 171,983
最終更新日 2024.01.31
登録日 2022.12.19
鬱蒼と茂った森の中にある神社。霊験あらたかなその場所の近くには、不思議な店があった。
昼間は人間が、夕方になるとあやかしや神々が遊びに来るその店は、なんでも出てくるところだった。
料理や駄菓子はもちろんのこと、雑貨や食器、鍋や文房具まである。そして食料も――。
中性的な面立ちでアルビノの店主と、一緒に同居している左目に傷を持つマスターと呼ばれる男、そして猫三匹。
二人と三匹をとりまく店は、今日もそこに佇んでいる。
もしもその店に入ることができたなら――その人生をやり直してみませんか?
一話完結型のオムニバス形式の話。
★夕闇の宴はあやかしサイドの話です。
文字数 76,345
最終更新日 2023.01.20
登録日 2019.09.05
\2024/3/11 3巻(完結巻)出荷しました/
\1巻2巻番外編ストーリー公開中です/
【アルファポリス文庫さまより刊行】
【第3回キャラ文芸大賞 特別賞受賞】
―薬膳ドリンクとあやかしの力で、貴方のお悩みを解決します―
生真面目な26歳OLの桜良日鞠。ある日、長年続いた激務によって退職を余儀なくされてしまう。
行き場を失った日鞠が選んだ行き先は、幼少時代を過ごした北の大地・北海道。
昔過ごした街を探す日鞠は、薬膳カフェを営む大神孝太朗と出逢う。
ところがこの男、実は大きな秘密があって――?
あやかし×薬膳ドリンク×人助け!?
不可思議な生き物が出入りするカフェで巻き起こる、ミニラブ&ミニ事件ストーリー。
文字数 428,515
最終更新日 2024.03.13
登録日 2019.12.10
アルビエン・グロッサム伯爵──通称ドクロ伯爵は読書が好きだ。
だが大好きな読書ができない夜がたまにある。それはドクロになっている間。
彼は満月の夜になると、呪いでドクロになってしまうのだ。ちなみに体はどこかへ消える。
そんなドクロ伯爵の楽しみは、ドクロの時だけできる行為、領地内の人々の様子を見ること。
「ああ、彼女は今夜もまた来ない彼氏を待っているのだな」
「幼い子供が夜更かししてるぞ」
「あそこはまた夫婦喧嘩か、やれやれ」
それをけして覗きと言うなかれ。ドクロ伯爵はそれを高尚な趣味と信じて疑わないのだから。
そして今夜も彼は目にする。ドクロ伯爵はそれを目撃するのだ。
「……また人が死んでいる」
それは連続殺人。殺人鬼による無差別殺人。
全てを見通せるドクロ伯爵の目からすら逃れるその者を……犯人を捜すべく、ドクロ伯爵は今日も目を光らせる。
──目、無いんですけどね
===
※筆者より注意書き※
本作品はホラーでも推理物でもありません。
あくまでキャラが濃いキャラ文芸、気楽に読めるラノベです。
特別深い話はございません、淡々と話は進みます。
あらかじめご理解いただきました上でお読みいただきますようお願い致します。
※注2※
舞台・年代は近世ヨーロッパ(イギリス)風な感じ(1800年~1900年くらい)、でもオリジナルで実在しない世界となります。パラレルワールド的な。
あまり時代考証とか考えずに気楽に読んでいただければと思います。
(つまり、筆者が細かいあれこれ考えるのが面倒、と)
文字数 90,005
最終更新日 2024.02.01
登録日 2023.12.30
あやかしが支配階級として君臨する帝都。
人間の少女、桜子は、妖狐族の家に引き取られて虐げられながら暮らしていたが、売られそうになる。
危機を助けたのは、あやかし族の皇子、京也だった。
『運命の番』といい、天狗皇族には伴侶を溺愛する性質がある。桜子は京也の運命の番だった。
「きみは、かわゆい。しかも、俺の運命の番なのだ。結婚しよう!」
京也は芥川龍之介を真似して恋文を書くような、妄想癖持ちの文筆家だ。
流行小説のゴーストライターでもあり、一言でいうと変人である。
これは、不憫な桜子が溺愛され、才能を開花させていく和風あやかし・シンデレラロマンス。
別サイトにも投稿しています(https://ncode.syosetu.com/n9800ik/)
「第7回キャラ文芸大賞」で奨励賞をいただきました。ありがとうございました♡
文字数 115,018
最終更新日 2023.10.07
登録日 2023.09.28
全33話。10万文字。自分の意志とは無関係かつ突発的に「数分から数時間、下手をすれば数日単位で世界が巻き戻る」という怪奇現象を幼い頃から繰り返し経験しているせいで「何をしたってどうせまた巻き戻る」と無気力な性格に育ってしまった真田大輔は高校二年生となって、周囲の人間からの評判がすこぶる良い長崎知世と同じクラスになる。ひょんな事からこの長崎知世が「リセット」と称して世界を巻き戻していた張本人だと知った大輔は、知世にそれをやめるよう詰め寄るがそのとき、また別の大事件が発生してしまう。大輔と知世は協力してその大事件を解決しようと奔走する。
文字数 100,768
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.01.31
西園寺小花は、生まれたと同時に母親を亡くし、母方の祖父母に育てられた。同じように二つ年上の兄、千隼も小花と一緒に祖父母に育てられていたのだが、西園寺グループの社長であり、父親である西園寺勝利に引き取られ、小花は千隼と引き離されてしまう。
同じ兄妹なのに、自分だけが母方の祖父母に預けられた小花は深く傷ついたが、自分に見向きもしない父親を諦め、自分は西園寺家に必要のない人間なのだと思う事にした。
祖父母と叔父夫婦が営む「定食屋まなか」を手伝いながら、小花は健やかに成長した。だが、中学三年生の秋、今まで小花に見向きもしなかった父親は、彼女の進路に口出しをしてきた。
志望校を無理矢理変えられ、他の兄姉も通っているエスカレーター式の名門『周央学園』に通う事になった小花は、そこで今まで知らなかった様々な秘密を知ることになる。
文字数 161,376
最終更新日 2024.01.31
登録日 2021.12.31
「とらわれの華は恋にひらく」のスピンオフ短編です。本編終了後、10年ほど経った主人公たちの日常です。明と千早、それぞれの側から過去を回想した心情をつづります。少し大人向けの内容となっていますので、各自判断の上お読みください。
文字数 16,304
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.27
14歳の夏休みに、母が父と別れて田舎の実家に帰ると言ったのでついて帰った。見えなくてもいいものが見える主人公、麻美が体験する様々なお話。
完結しました。長い間読んで頂き、ありがとうございます。
文字数 117,665
最終更新日 2021.07.25
登録日 2019.11.27
紺紺(コンコン)は、亡国の公主で、半・妖狐。
不憫な身の上を保護してくれた文通相手「白家の公子・霞幽(カユウ)」のおかげで難関試験に合格し、宮廷術師になった。それも、護国の英雄と認められた皇帝直属の「九術師」で、序列は一位。
そんな彼女に任務が下る。
「後宮の妃の中に、人間になりすまして悪事を企む妖狐がいる。序列三位の『先見の公子』と一緒に後宮を調査せよ」
失敗したらみんな死んじゃう!?
紺紺は正体を隠し、後宮に潜入することにした!
ワケアリでミステリアスな無感情公子と、不憫だけど前向きに頑張る侍女娘(実は強い)のお話です。
※別サイトにも投稿しています(https://kakuyomu.jp/works/16818093073133522278)
文字数 198,140
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.12