ライト文芸 すれ違い 小説一覧
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52件
1
可愛げがないって言われた私の、五年目の恋。
三十路を目前に控えた志保は、付き合って五年になる恋人・達也との関係に、どこか不安を抱えていた。
気が強くて、可愛げがない――そう言われた言葉が、ずっと胸に引っかかっている。
本当は結婚だってしたい。
でも、彼の好みは自分とは正反対で、どうしても自信が持てない。
そんな中、些細なことがきっかけで二人は大喧嘩をしてしまう。
いつもだったら何気ないメッセージを送れば仲直りできるのに、今は連絡ひとつ送れないまま、時間だけが過ぎていく。
――このまま、終わってしまうのかもしれない。
強がりで素直になれない彼女と、想いをうまく伝えられない彼。
すれ違い続けた五年目の恋が、静かに揺れ動く。
2
ある妻と夫
結婚三十年になる夫婦の呟き。
妻視点と夫視点で書いています。
病気を表す言葉が出てきますので、苦手な方はご遠慮ください。
3
元カレは隣の席のエース
東京で燃え尽きたアラサー女子が、地元の市役所に転職。
新しい人生のはずが、配属先の隣の席にいたのは――
十四年前、嘘をついて別れた“元カレ”だった。
冷たい態度、不器用な優しさ、すれ違う視線と未練の影。
過去を乗り越えられるのか、それとも……?
恋と再生の物語が、静かに、熱く、再び動き出す。
過去の痛みを抱えた二人が、地方の公務員として出会い直し、
心の距離を少しずつ埋めていく大人の再会ラブストーリー。
4
やさしい風が吹く丘の上で待つ君と、この心を共に言葉にできたなら
*この小説は「やわらかな風が吹く丘の上で待つ君に、この言葉を音にして届けられたら」のパラレルワールドバージョンです。一部の話が重複しています。
◇あらすじ◇
音を失った主人公の東條美咲と、光を失った南川作。
美咲は聴覚障害を抱えながらも健常者と対等に生きようと奮闘し、想いを伝える音声認識ツール「ポケモジ」の開発に挑んでいた。ある日、美咲と親友で手話通訳者の絵里は、マッサージ師として自立して生きる元天才球児の作と出会う。
絵里は作に惹かれるが、作と美咲は同じ痛みを知る者同士として深く共鳴していく。
親友の想いを知り恋に臆病になる美咲と、愛する人と対等でありたいと願う誇り高き作。そして、二人の特別な絆に疎外感を抱く絵里。
三人の想いが交錯する中、不器用な恋の行方は。互いの欠落に寄り添い、心の声を届ける感動のヒューマンラブストーリー。
◇登場人物◇
東條美咲
28歳
音を失った主人公。聴覚障害者。親しみやすく誰にでも親切に接するが、どこか人を寄せ付けない雰囲気がある。その奥底には障害者だからこそ健常者と対等になろうとする意識がある。仕事では毅然としている反面、プライベートな感情表現(特に恋愛)には極端に臆病。「どうせ自分の本当の言葉(声)は届かない」という諦めが根底にあり、傷つく前に自ら壁を作ってしまう。
西原絵里
28歳。主人公。手話通訳の資格保持者。美咲の親友にして最大の理解者。作に惹かれていく。
二人が心を通わせれば通わせるほど「自分には視覚も聴覚もあるのに、二人の間にある特別な絆(領域)には入れない」という健常者としての残酷な疎外感を抱く。
南川作
光を失った主人公。23歳。高校野球ピッチャー、ドラフトで有名球団入りが決まっていたが最後の試合で折れたバットが顔面を直撃し、視力を失う。
マッサージ師として自立し、自分の足で立とうとする誇り高さを持っている。そのプライドゆえに「美咲の重荷になりたくない」「同情されたくない」と意地を張り、素直に助けを求められない。彼の葛藤は「愛する人と対等でいられないことへのもどかしさ」。
新谷孝雄
美咲の上司であり「ポケモジ」プロジェクトマネージャー。美咲を障害者扱いせず、一人の社員としてドライにみている。
滑川行司
営業部役員。新谷のプロジェクトが進んでいるのをよく思っていない。過去セクハラ事件を起こしたことがあるが、うやむやになった。それによりセクハラをしてもまたうまく誤魔化せると思っていた。
5
ジキタリスの花 ──ずっとあなたが好きでした──
いじめと家庭で居場所を失った少年・相模明彦を救ったのは、美術部の先輩・佐伯光宏と、毒にも薬にもなる花ジキタリスだった。
「待っている」――その約束は初恋になった。
けれど再会した大学で、先輩は彼を忘れていた。
傷と嫉妬を抱えたまま医師となり、再び結ばれた二人は、赦しと執着のはざまで、愛を問い直していく。
初恋編・恋人編で描く、痛みごと抱きしめる救済の物語。
本作は、【癒しの手、壊した手──愛と赦しの、その先へ】を中心としたシリーズのスピンオフ作品となります。
6
勤務中にカリカリ梅を食べていたら、臭いと言われました。
俺の隣に座る同期・松葉 楓は、勤務中にカリカリ梅を食べている。
他のおやつは分けてくれても、カリカリ梅だけは絶対に分けてくれない。
別に欲しいわけじゃない。
だけど、隣なら気になるだろ?
ほら、また始まった。
カリカリという心地よい音と、漂う少し酸い香りが——。
7
【完結済】執着の四重奏(カルテット)ずっと親友だよと笑う俺。だが背後の美少女たちは、俺を一生飼い殺す檻を完成させていた
「俺たちは、ずっと最高の親友だよな?」
あの日、俺が無邪気に笑って言ったその一言が、すべてを終わらせる合図だった。
幼馴染の美少女4人。
清純で、優しくて、俺のことを誰より理解してくれている自慢の友人たち。
だが、俺が「親友」という言葉を口にした瞬間、彼女たちの瞳から光が消えた。
壊れたのは、俺か。それとも、彼女たちか。
「……うん、そうだね。ずっと、ずっと、一生離れない親友だよ」
微笑む彼女たちの背後で、俺を飼い殺すための檻が完成していく。
友情という名の甘い仮面の下で煮えくり返る、逃げ場のない執着包囲網。
一度足を踏み入れれば、もう二度と外の世界には戻れない。
これは、無自覚に彼女たちを絶望させた俺と、
愛という名の呪縛で俺を閉じ込めようとする、手遅れな4人の美少女たちの物語。
8
夏服と雨と君の席
葉山シンジは時々悪い夢を見る。
大切な人が亡くなる夢だ。
両親、親友はその夢の通りに亡くなった。
高2の初夏の事。
大好きな彼女が学校で血を流して死んでいる夢を見る。
なんとしても彼女を守りたい。
しかし、予知夢だなんて彼女はきっと笑って信じてくれないだろう。
シンジが取るべき行動は、一つだった。
9
幸せには向日葵の色をのせて
人生でもっと最悪な中学二年生の六月にタイムスリップをしてしまった、坂口泰也。
同じ地獄が同じ匂いで同じだけ、あの時にように広がっている。
あの時自分を殺してくれなかった神の悪戯に、彼は深い絶望を覚えた。
しかし、同じでないものが一つだけ。
再度歩む人生の中、自分だけが知らない少女が彼の家族の中にいる。
彼女は一体、誰で何者なのか。
なにが目的なのか。
本当にここは過去なのか。
10
18年愛
声を失った青年と、かつてその声に恋をしたはずなのに、心をなくしてしまった女性。
18年前、東京駅で出会ったふたりは、いつしかすれ違い、それぞれ別の道を選んだ。
そして時を経て再び交わるその瞬間、止まっていた運命が静かに動き出す。
失われた言葉。思い出せない記憶。
それでも、胸の奥ではずっと──あの声を待ち続けていた。
音楽、記憶、そして“声”をめぐる物語が始まる。
ここに、記憶に埋もれた愛が、もう一度“声”としてよみがえる。
54話で完結しました!
11
白雪妃の物語
童話『白雪姫』がモチーフです。継母が主人公です。
王妃様に先立たれて困っていた国王様は、小鳥の歌に導かれて小人達の家にやってきました。その家で出会った白雪のような肌と黒檀のような髪の美しい人に心を奪われ、新しい王妃様としてお城に迎えました。
めでたし、めでたし。……本当に?
可愛い王女様が世界一美しい人となったとき、「継母」は一つの決断をした。
人名はドイツ語の色名を元にしています。
12
「四半世紀の恋に、今夜決着を」
赤ちゃんからの幼馴染との初恋が、ずっと、心の端っこにある。
高校三年のある時から離れて、もうすぐ25歳なのに。
そんな時、同窓会の知らせが届いた。
吹っ切らなきゃ。
同窓会は三か月後。
私史上、いちばん綺麗になって、けじめをつけよう。
13
男批判の女 男として生きる~今を頑張る~
吉田のぞむは、男になって一年が経った。
元々、容姿は整っていたし、体も筋肉質だった。
見た目だけなら、最初から“守る側”の男だった。
けれど――
一年前は、その体の使い方を知らなかった。
のぶこを助けたあの日を境に、
少しずつ、自分の立ち位置を理解していった。
今では、ガールズバーで欠かせない存在になっている。
ママ
「のぞむくん、ご指名よ〜」
のぞむ
「はい、かしこまりました〜」
女だった頃とは逆に、
頼られる側。
守る側。
外見は変わっていない。
変わったのは、覚悟だけだった。
14
宵待ちビストロ Lumière(ルミエール)~送信できなかった想いが、夜を照らす
──送信できなかったメールは、まだそこに残っていた。
中学時代、藤倉理仁(ふじくら りひと)と桐谷湊(きりたに みなと)は、何気なくいつも一緒にいた。
しかし、互いの気持ちに気づくことなく、卒業後は別々の道を選ぶ。
理仁 は進学校へ進み、そのまま都会で忙しく働くようになった。
湊 は中学卒業と同時に料理人の道へ進み、修行を積み、やがて 「Lumière(リュミエール)」 という小さなビストロを開く。
二人は、それ以来一度も会うことはなかった──あの夜までは。
30歳になったある日、疲れ果てた理仁が偶然入ったビストロ。
そこで厨房に立っていたのは、かつての親友・湊だった。
懐かしさと気まずさが入り混じる再会。
積もる話もあるはずなのに、どうしても踏み込めない距離。
──その夜、湊はふとスマホを開き、未送信のメールを見つける。
そこには、15年前の「伝えたかった気持ち」 がそのまま残されていた。
「もし、あの時このメールを送っていたら、俺たちは違う未来を選んでいた?」
静かな夜のビストロで、時間を超えて交差するふたりの想い。
過去に置き忘れた恋心は、まだ消えていなかった──。
切なくて、温かい。
大人になったからこそ気づく、"初恋の続き" の物語。
15
初恋Voidタイム
初恋が叶う確率は8%しかないらしい。
「よく頑張ってきたんだと思うよ。力抜いてやろう」
君にそう言われたことが、今も私の胸のなかに残っている。
この話は、離れ離れになり、大人に近づきながら、お互いに恋を埋めようとする話。
※表紙イラスト/ノーコピーライトガール様(https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl)
16
三十五センチ下の○○点
女って、すぐにムクれる、キレる、俺にとっては面倒な生き物でしかない。でも月見里百合子という女性は、びっくりする程おおらかで、なんかいつもニコニコしている?!
この女性の怒りのツボってどこにあるの? 面白いので観察してみるとに。大陽渚の三十五センチ下には未知の世界が広がっていた?
人との距離感がテーマの恋愛物語三作目です。
月見里百合子の精神的な半径三メートル圏内の世界を描いた【半径三メートルの箱庭生活】、社内恋愛を繰り返してきた黒沢明彦の【手をのばしたチョット先にあるお月さま】
17
コイシイヒト
ずっと忘れられない人いますか?
その人にもう一度会えたら、、
あなたはどうしますか?
18
最後の一粒は甘くなくていい
八年前に別れた彼と、もう一度会うことになった。
きっかけは、二人で通っていた小さな菓子店の閉店。店主から預かったのは、彼が作ったチョコレートコスモスの花の型だった。
六粒のチョコレートを分け合った日曜日。言えなかった「そばにいてほしい」。仕事と母の世話の間で、互いの気持ちを確かめないまま選んだ別れ。
十月一日、店の最後の日。懐かしい作業音と甘い香りの中で、二人はようやく、あのころの本音を口にする。けれど、八年という時間は、それぞれの暮らしを変えていた。
「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」。
三つの花言葉に重ねて描く、忘れられない恋と、ひとりの明日を迎えるための、ほろ苦い短編。
19
汽笛と菫
彩明高校軽音楽部に所属する立花蒼依は、自身がフロントマンを務めるバンドが絶頂期を迎える中で、恋人、泉菜々子の中途失聴を理由に音楽を辞めてしまう。
菜々子の為、表現の場を音楽から文芸へと転進させた蒼依は、編入した文芸部にて、天才男子高校生作家伊野静華と出逢う。美しい顔をした静華は、自分が同性愛者であることを蒼依へ告げる。片や蒼依は、菜々子に言われた「神奈川県で一番の賞を取ってきて」という約束を果たす為に、執筆活動にのめり込んでいく。
友情、才能、恋愛、挫折、表現、失聴、言葉、渇望、理解。がむしゃらに足掻き続けた二人の男の、駆け抜けるような一年を描く青春小説。
20
義理の妹が結婚するまで
両親の離婚をきっかけに大きな傷を負った主人公の新目文也と、その義妹の夢子。彼らはそれぞれが異性に対する不信を抱いていたが、生活の境遇は全くの正反対。そんな立場の違いが、互いを遠ざけていたのだ。
とある春休み。両親が新婚旅行で家を空けると、それをきっかけに義妹の夢子が大胆な行動を取るようになった。今まで秘めていた兄への想いが抑えきれなくなってしまったのだ。
そんな義妹の気持ちに触れるうち、兄もまた少しずつその在り方を変えていく。取り巻く環境は次第に渦を巻き、彼らを物語へと誘って行く。
果たして彼らは、心の傷と決別し前を向くことが出来るのだろうか?
不器用な兄妹の王道青春ラブストーリー。
21
月の引力と潮の満ち引き
お互い気になっているのになかなか距離が縮められない…
そんなふたりの物語。
22
あなたとの距離
片想いの相手は幼馴染のあなた
23
アフタヌーン、わたしの瞳に映るのは
高校二年生、3月……。
未香(みか)は進路に迷っていた。
成績は問題ないのに、将来やりたいことを見つけられない。
親の仕事を継ぐ親友、壮大な夢を掲げる幼なじみ。そんな彼らと比べてひとりだけ置いてけぼり。
進級したらクラスが別れてしまうかもしれない。
そんな不安も重なって、焦燥感を感じている日々だった。
わたしは、どこへ向かえばいいんだろう……。
そんな中出会ったひとりの女性。
彼女は花蓮(カレン)。未香の良き理解者であり初恋の相手にもなった。
しかしながら、未香はまだ気づかなかった。
――わたしたちは、出会ってはいけなかった。
彼女らの思い出が結ばれるとき、運命のいたずらが交錯する。
・・・
ここは<カフェ・サクラ>。
あたたかな空間の中、大きな桜の木がわたしたちを見下ろしている。
出会いと別れの大切さを実感するために……。
24
僕の二度目の恋と彼女の初恋は、卒業式まで実らない
採用試験に合格し、母校である私立森苑学園へ、教師として戻ってきた、新堂尊。尊はこの森苑学園で一人の少女に出会い、恋をした。
少女の名前は、古城灯里。灯里は尊と子供の頃に会った事があり、その時からずっと尊を想ってくれていたらしい。
尊は灯里の気持ちを知っているが、今は教師と生徒。彼は灯里への気持ちを、彼女の卒業まで隠し通そうと胸に誓う。
卒業まで、一年。尊は灯里の心を自分に向けたまま、灯里を狙う大会社の御曹司から彼女を守り切り、幸せな卒業式を迎える事ができるのか?
25
春を疑った日、杏は咲いた
十八年前、杏の花の下で交わした約束。
「医者になって戻ってきたら、話したいことがある」
そう告げて町を去った幼なじみ・久瀬朔也は、約束を果たさないまま長い歳月を過ぎて突然帰ってきた。
祖父が残した診療所と、人々が感謝の証として一本ずつ植えてきた杏林を手放そうとしていた伊吹野莉都。ところが朔也は「春まで売らないでほしい」と頼みながら、その理由を語ろうとしない。
疑い、すれ違い、信じることを怖がる二人。
やがて一冊の「杏林帳」が、十八年間隠されていた想いを明らかにしていく。
葉より先に花を咲かせる杏のように、臆病な恋がようやく春を迎える、再会と再生の物語。
26
やわらかな風が吹く丘の上で待つ君に、この言葉を音にして届けられたら
音のない私と光のない君。優しい嘘が招いた、切なすぎる純愛物語
完璧なアプリが伝え損ねたのは、たった一つの「好き」だった。
音のない世界を生きる美咲と、光のない世界を生きる作。そして二人を繋ぐ親友の絵里。
聴覚に障害を持つ美咲は、音声を文字化し「誰が話したか」を識別する画期的なアプリの開発に挑んでいた。そんな彼女たちの前に現れたのは、過去の事故で光を失い、深い絶望を抱えた青年・作だった。
真っ直ぐな絵里は作に惹きつけられ、作はかつて暗闇にいた自分を救ってくれた「言葉」の主である美咲に強く惹かれていく。
しかし、親友の幸せを心から願う美咲の「優しすぎる嘘」が、三人の運命の歯車を少しずつ狂わせていく。
相手を想うからこそ本音を隠し、すれ違う心。
言葉を正確に伝えるためのアプリが完成したその時、皮肉にも一番大切な「LOVE(好き)」の記録だけがシステムの狭間で消え去り、取り返しのつかない悲劇へと繋がっていく――。
結末を知るほどに涙が溢れる。
これは愛する人を失う未来から始まる、切なくも美しい「ビターエンド」の純愛物語。
どうか、不器用なほどに優しい三人の青春と、丘の上に吹くやわらかな風を見届けてください。
27
好きになんてならなければ良かった
努力を重ね、評価と役職を手に入れてきた三輪。
称賛の少ない現場で、結果だけを積み上げて出世街道を進んでいく。
その過程で、かつて支えだった同僚・賢治との関係は静かに軋み、やがて断ち切られる。
居酒屋「のんき」での一夜、残された一枚の付箋が、三輪の選択を決定づけた。
仕事の現実、他者との距離、過去に残した感情。
手放せなかったものと向き合いながら、三輪は新たな場所へ進む。
アイスクリームや何気ない朝食に残る記憶とともに、
一人の働く人間が、自分の人生を引き受けていく物語。
28
ひめごと
あ
29
PARISで…
世界中を旅することが大好きな主人公アーチは、風が心地よい季節…パリにいた。
カフェで相席になった男性ユーゴから、思いがけない流れで宝くじを1枚プレゼントしてもらうことになる。
ところが彼からの提案で『もし、キミが当たったらコーヒーをごちそうして。でもオレが当たったら…オレの恋人になって』という。
大きな賭けに出たユーゴに最初は戸惑うアーチだったが、なぜか少しだけ面白いなと…ワクワクしている自分もいた。
結果は一ヶ月後…。
結果が出るまではお互いを知るためにも毎日カフェで同じ時間に会うことになるのだが…。
2人の結末は…アーチの本当の気持ちは…。
自由に生きる楽しさと、恋の両立…を考える女性のLove story♪
※公開済の『Cafeサージ』の物語から1年後のスピンオフ作品。
30
Forever Friends
大学の弓道部のOB会で久々に再会するナカヨシ男女。
彼らの間の友情とは!?
オトナのキュン( *´艸`)
てゆーか、成長がない^^;
こともないか(笑)
31
《完結》運命の人は誰なのか 大概は後になって気づく
「あれぇ?飛び降りるの?」逃亡中の八木新一が、ビルの屋上で、人生を終わらせようとしていた女性・今川博子と出会う。最初は、彼女をからかうように、ふざけた真似をしていたが、やがて、自らの犯行と悲劇を、即興の芝居で演じ始めた。
やがて、博子はそんな八木の芝居に、いつしか引き込まれていく……。
32
若と忠犬と黒瀬組 ─ 進路の決まらない僕と一緒にいる幼馴染 ─
黒瀬組の家で育った律と蓮は、血は繋がらなくても互いの生活の一部だった。 学校でも家でも、律が行けば蓮がついてくる。それが当然で、疑う余地もなかった。 しかし夏の事件で、蓮が見せた激しすぎる感情に律は初めて足を止める。 あれは“家族”の怒りなのか、それとも――。 境界線を知らないまま育った二人が、自分でも気づかなかった想いに触れた時、日常は静かに形を変えていく。
33
かごしま物語 Ⅰ
かごしま物語 Ⅰ
34
【完結】猫缶の開け方もしらないくせに
足音が重くなり、缶を開ける秒数が変わった日。この家の何かが壊れ始めた。
三万匹に一匹のオス三毛猫が記録する、不器用な人間たちの静かな日常。
私の名前はミケ。三万匹に一匹しか生まれないオスの三毛猫であり、この家の「管理者」である。
世話係の男(ユウキ)がキャットフードの缶を開ける速度は5秒。トイレの砂は週に2回替わる。彼のなで方は70点。過不足のない、悪くない家だった。
しかしある日、家に「知らない花のにおい」をまとった女(サヤ)がやってきたことで、私の完璧な日常にさざ波が立ち始める。
靴を脱ぐ順番、声の高さの変化、不規則になる足音、そして微かに漂う緊張の汗のにおい。
人間たちは言葉で隠し事をしているつもりらしいが、猫の耳と鼻をごまかすことはできない。私はいつも通り棚の上から、彼らが発するわずかなサインを静かに分類し、記録していく。
変わらない平穏を望むミケの視界の端で、人間たちの関係は少しずつ、しかし確実に変容していく。
匂いと音で人間たちの心の機微を読み解く、誇り高くも愛らしい猫の視点で描かれる、静かで少し切ない同居の記録。
35
さよならといえたら
言えなかった言葉だけが、残っている。
閑静な漁師町にすむ、章太郎と僕。
僕は君の特別でありたい。けれど、君の特別になれるのは友達としてだけ。
それを一番解っているのは、僕だった。
だからこの手紙は、海へ。
君への想いを沈黙させるための、遺書にも似た恋文。
“間に合わなかった恋”の短編、他にもあります。
36
午後は消えない
七年ぶりに地元へ戻った朝倉は、図書館でかつて想いを寄せていた水野遥と再会する。
変わらない笑顔に安堵する一方で、彼女の言葉や振る舞いには、わずかな“ずれ”があった。
同じ説明を繰り返す。約束を思い出せない。名前がすぐに出てこない。
やがて朝倉は、遥が日々の出来事を手帳に書き留めることで、失われていく記憶をつなぎとめていることを知る。
「書いておけば、あとでわかるので」
彼女と過ごす時間の中で、朝倉もまた記録を書き始める。
だが、書くことで残せるものと、どうしても書けないものがあることに気づいていく。
記録と記憶のあいだで揺れながら、二人は同じ時間を持ち続けようとする。
それでも、こぼれ落ちていくものは止められない。
書けなかったことは消えていく。
それでも、確かにそこにあった午後は――消えない。
37
想い出に変わるまで
学生時代の恋人と若くして結婚し、若くして未亡人になってしまった玲。代わり映えしない彼女の日常に、思わぬ方向から転機が訪れる。カクヨム、小説家になろうからの転載作品です。
38
アリクイさん相談室 case4 親子関係
親なのに分かってくれない
なんで親の言う事を聞けないのか
子と親は何故かいつも
すれ違います。
「なんで?」と悩みますが、、
今回もアリクイさんに相談案件です。
今回は親子関係についてです。
39
あの人は私を名前で呼ばない
離婚した私は高校からの友人と連絡を取る。私を慰める会と称した飲み会で再会したのは高校時代一目惚れしたあの人。その気持ちはとっくになくなっていると思っていたのに、高鳴った胸にそうではなかったのだと気付く。でも、やっぱりあの人は私を名前で呼ばない。他の友人のことは名前で呼ぶのに……。
※「小説家になろう」さんの方でも投稿していました。
※完結しました。
40
鬼隠る
とある国の美しい里。そこで暮らす王の候補、真澄と従者の柊矢。
長い間結界に守られ平穏を保っていたが――。
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