すれ違い小説一覧
前世の祖母にように花に囲まれた生活を送りたかったが、その時は母にお金にもならないことはするなと言われながら成長したことで、母の言う通りにお金になる仕事に就くために大学で勉強していたが、彼女の側には常に花があった。
老後は、祖母のように暮らせたらと思っていたが、そんな日常が一変する。別の世界に子爵家の長女フィオレンティーナ・アルタヴィッラとして生まれ変わっても、前世の祖母のようになりたいという強い憧れがあったせいか、前世のことを忘れることなく転生した。前世をよく覚えている分、新しい人生を悔いなく過ごそうとする思いが、フィオレンティーナには強かった。
そのせいで、貴族らしくないことばかりをして、家族や婚約者に物凄く嫌われてしまうが、思わぬ方面には物凄く好かれていたようだ。
文字数 174,973
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.07.30
娘を自動車事故で喪い、その加害者を同じく轢死させた高階朔(たかしな さく)(32)は、死刑判決後の再審中にあり、衛生係として拘置所に従事していた。
同所には少年死刑囚に確定された天川透(あまがわ とおる)(21)がおり、年若ながら虚構を映した瞳でたたずむ彼が気に掛かり、趣味である短歌、『連歌』を通じ彼とささやかな交流をはかろうとする——。
胸糞、鬱展開、ヒューマンドラマ要素が高いですが、周囲の親族、刑務官などとの関係性も長い年月を通して描きながら、
"爽やか誠実元消防士×陰キャ儚い情念隠し系"の、
年齢も罪を負った背景も違う、突きつけられた死をただ待つのみの鎖ざされた世界で出会ってしまったふたりが至上の甘い魂の結びつき、昇華を迎えるまでを辿りました。
最後の最後に奇跡のキスシーンまで書(描)いてます。
囚人の処遇、量刑や裁判、自由度、各種職務内容などにフィクションを多分に含み、世界観に重きを置いて描いています。
文字数 96,552
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.14
↑↑BL大賞投票お待ちしてます♡↑↑
十年間ひそかに片想いしていた、兄の婚約者・エドゥアルド公爵が亡くなった。
と思ったら、禁忌破りの蘇生魔法?「僕の推し、ユーリィ」?さらには抱き締められて?「君は一年以内に死ぬ」――?
第二王子でしかないわたしのために、十二個もあるという「死亡ふらぐ」を壊していくことに。
ところで、公爵は突然わたしに甘い言葉を掛けたり触れてきたりするようになりましたが、わたしの「アレ」がばれたわけではありませんよね?
……はい? 「始まりの魔法遣いたち」が拓いたフセスラウ国が、「びいえるげえむ」の舞台ですって?
自らを「悪役」と称する、あなたはいったい誰ですか。「テンセイ」「すろうらいふ」とは、どんな魔法呪文ですか。
たとえ「主人公」や「黒幕」や「キョウセイリョク」が立ちはだかろうと。使命を持たないわたしに、特別な未来と愛をくれたから――大団円までの筋書きを、演じきってみせましょう。
◇ ◇ ◇
君は僕にはじめて優しくしてくれた。
君は私に独りで抱えなくていいと言ってくれた。
君が誰を好きでも、君を守り抜こう。
これは君の物語だ。
……ところで、この台詞言ってみてもいいかな?
◇ ◇ ◇
転生者に展開を変えられる側視点の、魔法と万年筆による、コーカサス風異世界ファンタジーBLです。
文字数 13,148
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.31
ヴィリディアン・ダブラルには、厄介な幼なじみがいるのだが、彼女の家族がしばらく寝込むことになった間に目まぐるしい変化が訪れていた。
それによって、ようやく彼女に関わらなくて済むことになりそうになったのだが、面倒な人間は彼女だけではなかったようだ。
それを痛感していくことになったことで、ヴィリディアンは自分がいかに幸せなのかを身を持って知ることになるとは思いもしなかった。
文字数 25,418
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.28
イヴォンヌ・ロカンクールは、自分宛てに届いたものを勝手に開けてしまう姉に悩まされていた。
それも、イヴォンヌの婚約者からの贈り物で、それを阻止しようとする使用人たちが悪戦苦闘しているのを心配して、諦めるしかなくなっていた。
それが日常となってしまい、イヴォンヌの心が疲弊していく一方となっていたところで、そこから目まぐるしく変化していくとは思いもしなかった。
文字数 17,836
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.29
森の中の草むらで、10歳くらいの女の子が1人で眠っていた。彼女は自分の名前がわからず、それまでの記憶もあやふやな状態だった。
そんな彼女が最初に出会ったのは、森の中で枝が折られてしまった若い木とそして時折、人間のように見えるツキノワグマのクリティアスだった。
そこから、彼女は森の中の色んな動物や木々と仲良くなっていくのだが、その森の主と呼ばれている木から、新しい名前であるアルテア・イフィジェニーという名前を与えられることになる。
彼女は様々な種族との出会いを経て、自分が何者なのかを思い出すことになり、自分が名乗る名前で揺れ動くことになるとは思いもしなかった。
文字数 181,810
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.08.05
家業の花屋で働くエリオットは、数日に一度、街から離れた精霊の祭殿へ花を配達している。そこで神官長を務めるユフィは、エリオットの幼少期からの憧れの人。しかし貴族の生まれで、人々から『神の使い』とまで囁かれる彼に、自分のような庶民が近づくなど恐れ多いと思いを押し殺してきた。
一方で、エリオットに対して並々ならぬ想いを募らせていたユフィ。告白されようと露骨なまでのアプローチを繰り返すも、無垢で鈍感なエリオットは気づいてはくれない。ユフィには自ら恋心を打ち明けられない理由があって――――?
大国・ジェスリンの建国神話に名を残す『精霊の街アウレロイヤ』で、精霊の御子を巡るもどかしいまでの恋劇が、幕を開ける。
文字数 50,182
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.09
侯爵家の長女として生まれたウィスタリア・レルヒェンフェルトは、ウェールズという国で、王太子の婚約者となるのにもっとも相応しいと国中のほとんどの人たちに思われていた。
そんな彼女が必死になって王太子の婚約者になろうとしていたのは、想い人のため。それだけだった。
それが、蓋を開ければ、王太子が選んだのは別の令嬢だった。選ぶことも王太子が、好きにしていいと言われていたが、ほとんどの者がなぜ、そちらを選んだのかと不思議に思うが、その理由は本人しか知らないままとなる。
王太子が選んだ婚約者の暴走に巻き込まれ続けるウィスタリアだが、そんな彼女が婚約したのは、誰もが婚約したがらない子息だった。
彼女は妹のことを溺愛していたが、王太子と婚約できなかったことで、色々とありすぎて数年ほど会えずにいただけで、すっかり様変わりしてしまうとは思いもしなかった。
更には、運命の人とすれ違い続けていることにウィスタリアは中々気づくことができなかった。
文字数 119,896
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.09.04
侯爵令嬢のセーラは、1人崖から海を見つめていた。大好きだった父は、2ヶ月前に事故死。愛していた婚約者、ワイアームは、公爵令嬢のレイリスに夢中。
さらにレイリスに酷い事をしたという噂まで流されたセーラは、貴族世界で完全に孤立していた。独りぼっちになってしまった彼女は、絶望の中海を見つめる。
“私さえいなくなれば、皆幸せになれる”
そう強く思ったセーラは、子供の頃から大好きだった歌を口ずさみながら、海に身を投げたのだった。
一方、婚約者でもあるワイアームもまた、一人孤独な戦いをしていた。それもこれも、愛するセーラを守るため。
そんなワイアームの気持ちなど全く知らないセーラは…
龍の血を受け継いだワイアームと、海神の娘の血を受け継いだセーラの恋の物語です。
ご都合主義全開、ファンタジー要素が強め?な作品です。
よろしくお願いいたします。
※カクヨム、小説家になろうでも同時配信しています。
文字数 82,237
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.04
王宮の文官として働いているノーナは、自称魔女から惚れ薬を手に入れる。彼は好きな人にそれを使おうとするが……間違えて残虐無慈悲の狼騎士、シルヴァに魔法がかかってしまった!
何にも興味を持たないはずのシルヴァは、魔法の効果が切れてもノーナを気にしてきて……?
高位貴族で出世頭の騎士×身分のせいで見下されながらも仕事では有能な文官
魔法のない世界で唯一の魔法(惚れ薬)を手に入れた主人公の、ドタバタすれ違いラブコメファンタジー。
第12回BL大賞に応募しています。
※表紙イラストはpicrewのおさむメーカーを使用しております。
文字数 36,123
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.25
※以前掲載したものを大幅修正・加筆したものになります。重複読みにご注意下さいませ。
あらすじと登場人物は随時追加していきます。
あらすじ
聖女として国を救い王都へ戻ってみたら、全てを失っていた。
最後の浄化の旅に出て王都に帰ってきたブリジット達、聖騎士団一行。聖女としての役目を終え、王太子であるリアムと待ちに待った婚約式を楽しみにしていたが、リアムはすでに他の女性と関係を持っていた。そして何やらブリジットを憎んでいるようで……。
リアムから直々に追放を言い渡されたブリジットは、自らが清めた国を去らなくてはいけなくなる。
登場人物
ブリジット 18歳、平民出身の聖女
ハイス・リンドブルム 26歳、聖騎士団長、リンドブルム公爵家の嫡男
リアム・クラウン 21歳、第一王子
マチアス・クラウン 15歳、第二王子
リリアンヌ・ローレン 17歳、ローレン子爵家の長女
ネリー ブリジットの侍女 推定14〜16歳
文字数 27,764
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.31
ヘンリエッタは学園の卒業を半年後に控えたある日、縁談を打診される。
それは王国の第二王子殿下からの勧めであるらしく、文には王家の金色の封蝋が見えていた。
そんな事ってあるだろうか。ヘンリエッタは第二王子が無理にこの婚約を推し進めるのであれば、一層修道院にでも駆け込んで、決して言うがままにはされるまいと思った。
それもその筈、婚約話しの相手とは元の婚約者であった。
元婚約者のハロルドとは、彼が他に愛を移した事から婚約解消をした過去がある。
あれ以来、ヘンリエッタはひと粒の涙も零す事が無くなった。涙は既に枯れてしまった。
❇短編から長編へ変更致しました。
❇R15短編にてスタートです。R18なるかな?どうかな?
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りしておりますが、皆様別人でございます。
❇相変わらずの100%妄想の産物です。史実とは異なっております。
❇外道要素を含みます。苦手な方はお逃げ下さい。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」。
❇例の如く、鬼の誤字脱字を修復すべく公開後から激しい微修正が入ります。
「間を置いて二度美味しい」とご笑覧下さい。
文字数 73,517
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.21
──意地っ張りで不器用な私の想いに気づいて。
私には動物たちの声が聞こえる。
今日も救いを求めてやってきた動物たちの怪我や病気におまじないを掛けて治してあげる。
「痛いの痛いの飛んでゆけ」
おまじない1つで皆元気になるんだ。
ドキドキしながら入学した魔法魔術学校で、私は彼と出会った。
動物たちは素直に心を伝えてくれるのに、あなたは何を考えてるかまるで分からない。
──ねぇ、私の心に気づいているの?
◇◆◇
拙作、太陽のデイジーの数年後の話。
前作と今作の登場人物たちはあまり関係ありません。
前作を読まなくても楽しめるように描いておりますが、太陽のデイジーをお読みくださったほうが世界観がわかりやすいかと思います。
無断転載転用禁止。
Do not repost.
文字数 277,445
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.05.16
人気ゲームの主人公の幼馴染だったっていうだけでもう十分。僕はモブなので慎ましく、過去の人間として君とかかわらないように生きようって決めたのに……
テオフィルは人気RPGのファーストシーンを目の前に、前世を思い出す。ここが、ゲームの世界で、自分はモブ……そして、幼馴染がその主人公であるアルフレート・エルフォルクだったことを。
互いに『アル』、『テオ』と呼び合う仲の二人だったが、勇者として選ばれたアルフレートは村を離れて暮らすことが決まる。ずっと一緒にいられると思っていたのに、そんな思いもむなしくアルフレートに「迎えに行くから、待っていて」と約束され別れを告げられたテオフィル。
その数年後、テオフィルは魔法の才能があると発覚し伯爵家の養子になるが、弟が生まれ自分の存在理由を見失ってしまう。そんな中、勇者となり公爵家の養子になったアルフレートを夜会で見かける。しかし、別世界の人間になってしまったアルフレートに話しかけることはできずにいた。
そのまた数年が経ち、テオフィルはアルメヒティヒカレッジに入学する。だがそこで再会したのは――?
なんで、ここにいるの!? 今頃、世界を救う旅に出てるんじゃなかったの!?
旅に出ているはずのアルフレートは、なぜか編入生として学園へ。しかも、ほとんど世界の危機をどうにかした……というようなことを言う。
おかしい。だって、アルフレートは、この学園に編入してくるはずないのに!!
「勇者の権力を使って、入学させてもらったんだ。約束、覚えてるよね。テオ」
十一年後に再会した幼馴染の勇者は執着心バリバリの爽やかヤンデレになっていて――!?
※幼少期から、数年ほどを書いてから、学園生活に入ります(結構時間が、ポンポン飛びます)
※◆印の所はR18描写が入っています
※毎日0:00に更新です!!
※他作品も同時連載中です
文字数 39,562
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.10.28
僕の恋人には、幼馴染がいる。
そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。
──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。
幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け
安心してください、ハピエンです。
文字数 784
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.31
名家の子息である秀斗(しゅうと)は、SubでありながらハイランクのDomすら従える珍しいSubだ。ある日、幼い頃から秀斗を支え続けているDomの雅峯(まさみね)が可愛らしいSubの女の子と親しげにしている所を見たことで、秀斗は彼に恋をしていたことを自覚する。恋を自覚した秀斗は色んな方法で雅峯を落とそうとするが少しも上手くいかなくて……――。
「僕が可愛くて従順なSubだったら、貴方は僕を好きになってくれた?」◻️独自解釈・オリジナル要素が含まれます。◻️穏やか執着年上攻め×自信家だけど攻めが好きすぎて弱気になる受け
文字数 5,218
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.31
――愛が憎しみに変わったのはいつだったろう。
鬼の首領、王暁《ワンシャオ》は、幼馴染であり、かつて愛を誓った末に裏切られて離別した鄭貫明《テイグァンミン》と戦場で対峙して敗れた後、何者かが放った弓矢によって命を落とした――筈だった。
しかし目が覚めると、後に王暁が鬼と化したきっかけとなる、とある事件が起きる少し前の過去に何故か戻っていた。
「暁暁?」
優しく愛称で名前を呼ぶ鄭貫明に、王暁は、――俺を裏切った癖に! と、最初は戸惑いと大きな怒りの感情を抱き、どうせならと、鄭貫明のことを散々利用してやるつもりで接するが、何やら王暁の経験した過去と、微妙にではあるものの状況が違っていることに気づく。
その上、ずっと長い間、鄭貫明に裏切られていたと思っていた王暁だったが、やり直す過去の中で再度俯瞰して事実を見つめ直してみると、鄭貫明がまだ年若い少年でしかなく、言葉足らずの不器用な真面目堅物ゆえに、ただひたすらにから回ってしまっていただけであるということに思い至ってしまう。
――過去を変えられるかもしれない。いや、変えてみせる。
父や同郷の友、優しい姉。無念の内に亡くなっていった皆が生き残り、幸せになれる世界を目指し、王暁は決意を新たに若き日をやり直すことを決める。
※中華風異世界のオメガバースBLです。
※魔法は存在しませんが、内功という気の力で傷を治したりふっ飛ばしたりすることができます。
※ 乾元《アルファ》 、坤澤《オメガ》、中庸《ベータ》と作中では表記しています。
※過去編(やり直し前)はシリアスですが、本編にあたるやり直し後については大団円のハッピーエンドです。
※イラストは、ユタリ様です。
文字数 52,046
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.07.16
『本の虫令嬢』
こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか?……もう随分前の事で忘れた。
私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名前はフェリックス・ハウエル侯爵令息。彼は私より二つ歳上の十九歳。いや、もうすぐ二十歳か。まだ新人だが、近衛騎士として王宮で働いている。
私は彼との初めての顔合せの時を思い出していた。あれはもう十年前だ。
『お前がマーガレットか。僕の名はフェリックスだ。僕は侯爵の息子、お前は伯爵の娘だから『フェリックス様』と呼ぶように」
十歳のフェリックス様から高圧的にそう言われた。まだ七つの私はなんだか威張った男の子だな……と思ったが『わかりました。フェリックス様』と素直に返事をした。
そして続けて、
『僕は将来立派な近衛騎士になって、ステファニーを守る。これは約束なんだ。だからお前よりステファニーを優先する事があっても文句を言うな』
挨拶もそこそこに彼の口から飛び出したのはこんな言葉だった。
※中世ヨーロッパ風のお話ですが私の頭の中の異世界のお話です
※史実には則っておりませんのでご了承下さい
※相変わらずのゆるふわ設定です
文字数 29,144
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.14
「吸血鬼がどうやって仲間を増やすか知ってる?」高校二年生の璃久はそんな質問をしてくるちょっと不思議なクラスメイトの瑠夏をいじめっ子から助けた事をきっかけに仲良くなり、次第に恋人のような関係になっていく。その年の夏はほとんどの時間を二人で過ごし、幸せの絶頂期にあった璃久だったがしかし、夏休みの終わりと共に瑠夏の突然の死によって幸せな日々さえも終わってしまう。やがて七年の末に異世界に呼ばれた元人間の璃久と吸血鬼による復讐劇が始まる。
「元人間の眷属」×「吸血鬼」のすれ違い両片思いの話。以下の要素にご注意下さい。
※恋愛感情の無いモブ×受けの匂わせ描写、モブレ未遂
※暴力的な表現
文字数 101,551
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.18
さまざまな問題を乗り越え、ヴィンセントの許で穏やかな日常を送る莉音に、ある日、1通のハガキが届く。
それは、母の新盆に合わせて上京する旨を記した、父方の祖父母からの報せだった。
遠く離れた九州の地に住む祖父母の来訪を歓迎する莉音とヴィンセントだったが、ふたりの関係を祖父に知られてしまったことをきっかけに事態は急変する。
莉音と祖父、そして莉音とヴィンセントのあいだにも暗雲が立ちこめ――
『ひろいひろわれ こいこわれ』続編
文字数 8,613
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.29
ある日異世界で目覚めたカレンは、聖女の才能がないと言われ外に追い出されそうになる。騎士のブラッドに騎士団で働かせると言われ、カレンは騎士団で使用人の仕事を得る。一見怖そうだが親切なブラッドにカレンは淡い恋心を抱く。だがブラッドは聖女セリーナの護衛騎士で、セリーナに恋しているとの噂。
別の騎士エリックは第三王子で、自由奔放で恋多き男。カレンに何かとちょっかいを出してくるが、彼の本心は見えない。
カレンはある事件をきっかけに聖女として目覚める。使用人から聖女になり、立場の違いに戸惑いながらも聖女として役目を果たそうと頑張る。ブラッドとの距離も徐々に縮まり、期待するカレン。
一方で聖女セリーナは、次第にブラッドに執着し始める。そしてエリックも聖女になったカレンに態度を変える──
ファンタジー世界を舞台にした、騎士と聖女のキュンとして切なくて最後幸せな気持ちになる物語。ハッピーエンドです。ヨーロッパ風ではありますが実際の歴史とは異なります。魔物が出てきますが戦闘は殆どありません。
性的表現が少しありますのでご注意ください。残虐表現はありません。
最終話まで執筆済みです。小説家になろう、カクヨムにも投稿。
文字数 57,808
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.23
鬼団長が統率する護衛専門の傭兵団の中で、主人公レネを中心に繰り広げられるお話です。この物語には『人』しか出てきませんが、多種多様な犬達の中に、一匹だけ猫が混じっている集団を想像してください。猫は自分を犬だと思い込んでいます。そして犬達も決してレネを猫扱いしません。無自覚な猫、試される犬達。そして猫にも容赦ない鬼団長。傭兵は危険なお仕事ですから猫は色々と大変な目に遭います(いつもギリギリの低空飛行)。章ごとに護衛対象が変わります。BLというよりはブロマンス的な要素が強めで甘味成分は少なめですが、暗い話でもありません。長編のシリーズものが好きな方におすすめ。こちらは他サイトの改訂版です。
文字数 1,116,829
最終更新日 2024.10.31
登録日 2023.10.17
伯爵令嬢のアイラは国主催のレセプションパーティーに強制的に参加させられる。そこで主賓である獣人の国王ウエンツと目が合った瞬間に拉致されてしまう。それからは国王の婚約者として扱われるのだが、アイラは自分の立場は国王がこの国に滞在している間だけの接待係(夜伽を含む)なのだということを知っている。この国から国王が出て行く時に捨てられるのだと……。一方国王は、番(つがい)が見つかり浮かれていた。ちゃんと周りの者達にはアイラのことを婚約者だと公言している。それなのに誰も信じてはいなかった。アイラ本人ですら自分は捨てられるのだと思い込んでいた。なぜだ!? すれ違ってしまった二人が両想いになるまでのパッビーエンドなお話。
文字数 25,033
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.22
侯爵家の一人娘メリッサは王太子クラリオンと婚約したものの、婚約者のクラリオンは一緒にいても口数もリアクションも少なく、いまいち気持ちが分からない。
家のためにも波風は立てたくないメリッサは、なんとか良い関係を築こうと努力するが、とうとうクラリオンから「一緒にいても、つまらない」と言われてしまう。
「それなら私が『おもしれー女』になればいいのでは?」そう思い立ったメリッサは、友人イレーヌの助けを借りて「おもしれー女」になることを決意する。(不定期更新)
文字数 4,089
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.29
ユージーンは悪事で財を成す一族に生まれながらも一族に馴染めず、それ故に嫌われ放置されている。唯一彼を気にかけるのは、ユージーンに与えられたたった1人の美しい奴隷、エリックだけだ。ユージーンは成人したら加虐趣味の貴族の元に無理矢理嫁がされることが決まっている。せめてそれまでの時間は、大好きなエリックと共に穏やかに過ごしたい。そんなユージーンのささやかな願いも虚しく、ある日一族の屋敷に騎士団の摘発が入り、そこでユージーンはエリックが一族の悪事を暴く為にやってきた潜入捜査員だった事を知る。混乱するユージーンは訳も分からぬまま家族の連座で肉刑を受け、犯罪奴隷に落とされてしまう事になり……。
奴隷のフリをしていた潜入捜査員×孤独で気弱な犯罪奴隷
※短編として書き始めた筈が収まりきらず無理矢理直したので、話数は少ないですが1話が長いです。
文字数 10,369
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.31
「好きだけど自由でいてほしい。自由でいてほしいけど傍にいてほしい。矛盾してるわ」
カトラン帝国、由緒正しきディシュタルト公爵家の後継者、ベネデッタ・フォン・ディシュタルト小公爵は、夫婦の寝室でひとり、そう呟いた――。
「俺は、愛してもいないあなたと初夜を過ごしたくはありません」
マティルダ公爵家次男アトラス・ティン・マティルダは、妻となったベネデッタに向かって、そう言った――。
ディシュタルト公爵家の小公爵になる条件として、貴族男性、アトラスとの結婚を掲げられたベネデッタ。
いつかのパーティーにて、アトラスに一目惚れした彼女は突如として舞い降りた〝チャンス〟を迷いなく手にした。
一方、アトラスは、カトラン帝国の未来のため、そして家門の存続のために、名門貴族の後継者ベネデッタと結婚することを余儀なくされる。
アトラスにはほかに想い人がいたが、その想い人と自身の兄であるマティルダ小公爵が縁談を進めると聞き、絶望に苛まれたまま、ベネデッタと結婚した。
読めないベネデッタに翻弄されるアトラス。
生真面目で冷たいもののどこか可愛らしいアトラスに惚れ込むベネデッタ。
夫婦仲は冷えきっていたはずだったが、様々な出来事を通してふたりの仲は徐々に深まっていく。ふたりの間に交差する愛はなかったのに、運命の歯車は急速に回り始める。
遠いようで近い、近いようで遠い、拗れて、すれ違って、それでもなおそれぞれの形で互いを愛そうとするふたりの物語。
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―必読―
◆当作品はフィクションです。現実の人物、団体などとは関係ありません。
◆当作品は恋愛小説です。
◆「離婚」と謳ってはいますが、最初は結婚生活から始まります。
◆R18に該当する直接的な表現はございませんが、間接的な表現はございます。
◆ 作者並びに作品(登場人物等)に対する〝度の過ぎた〟ご指摘、〝明らかな誹謗中傷〟は受け付けません。
⇒現在、感想欄を閉鎖中です。
◆ 作品の転載、明らかな盗作等に関しては、一切禁止しております。
◆カクヨム様・小説家になろう様にも掲載中です。
以上、自衛をよろしくお願いいたします。
文字数 277,523
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.07.19
☆妖精のフェルリナは、悪いお后の命令で塔に軟禁される。お后はお世継ぎが欲しいがために妖精という精力剤が必要だったのだ。周囲の人を発情させてしまうフェルリナの警護に、ゼイツ准将という軍人が当たる。しかしフェルリナには人に言えない持病があって--。
☆スピンオフ4コマ漫画→夢沢とな→作品→「いぬになっちまった」
☆妖精=透明の裏設定: フェルリナは女の子の素直で可愛い気持ちの結晶なんです。つまり、本作を読んでくれる読者様がフェルリナなんです。っていう設定が当初あったんですけど、変かな( ´∀` )わからない……迷い中
☆
文字数 104,100
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.05.18
貴族令嬢のフィリアには婚約者がいる。
フィリアが望んで結ばれた婚約、その相手であるキリアンはいつだって冷静だ。
婚約者としての義務は果たしてくれるし常に彼女を尊重してくれる。
しかし、フィリアが望まなければキリアンは動かない。
婚約したのだからいつかは心を開いてくれて、距離も縮まる――そう信じていたフィリアの心は、とある夜会での事件でぽっきり折れてしまった。
婚約を解消することは難しいが、少なくともこれ以上迷惑をかけずに夫婦としてどうあるべきか……フィリアは悩みながらも、キリアンが一番幸せになれる方法を探すために行動を起こすのだった。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載しています。
文字数 46,708
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.13
仕方ないんだ。お前なら、この気持ちわかってくれるよな?醜い俺の欲望を、受け止めて、堰き止めてほしい。お願い、今だけだから。お前がいてくれれば、俺はきっと、あいつを忘れるから――。
◇◇◇
大学2年生の智暁は、食堂で幼馴染・蒼空の姿を発見する。蒼空が1浪の末、同じ大学に合格したことは知っていた。しかし、かつて自分が吐いた暴言を引き摺っていた智暁は、蒼空に声を掛けることができずにその場を立ち去ってしまう。蒼空に対する罪悪感ともどかしさを、恋人未満の関係にある壱星とのセックスで発散しようとする智暁。その時、偶然、壱星のかつての想い人の存在を知ってしまい……。
自己憐憫に浸るデリカシー0の主人公 × 儚げで健気(?)な美青年
+ 快活で真っすぐな幼馴染 の三角関係BL
◇◇◇
※以下、ネタバレにはなりますが地雷回避のための注意事項です。
・予告なく性的な描写が出てきます。
・ハッピーエンドですが、メリバ寄りかもしれません。
・主人公はダブスタでウジウジした性格です。愛のない行為もします。
・浮気、NTRのような展開もあるので、何でも許せる方のみお願いします。
文字数 19,438
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.28
ルクレツィア・ソラーリは、物心がつく前から大人というものに期待していなかった。その代表が、両親だった。
それが一変したのが、婚約者となることになった子息の父親だった。婚約者が年々残念になっていく中で、それでも耐えていた理由は好きな人がいたからだったのだが……。
文字数 13,592
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.30
R指定は成人指定になりました。
ご注意くださいませ。
実はとある星座同士の話を書きたくもあり
と、あらゆる好きな要素を混ぜ込みました。
(どの星座のお話か、分かる方いらっしゃれば是非
感想で言ってみて下さいネ(#^.^#))
適宜、プロフィールも更新していきますね。
何でも読めそうな方のみ、お読みください。
主人公
千代(せんだい)雪緒(きよつぐ)
成人済み 知りたい心に突き動かされやすい。
行動派ではあるものの、意外と小心者でもあったり。
祖父と2人暮らし。隣には伯母が住んでおり、バイトに
かり出されたりしている。
彼
天文サークルの幽霊部員。
ふと、急に現れる謎の人。
容姿は良く、人目を惹く。
かなりの愛煙家。
珍しく、ストックしてまで書いています。
それもそのはず、全然2人のお話が進まないからです(;'∀')
大まかな流れは考えているものの
細かく2人のアレコレまで考えるに至らない事が
多いので、ほぼその場の雰囲気で書いています。
文字数 60,448
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.09.11
新しい試みで創られた世界で、何度も生まれているとは知らず、双子の片割れとして生まれた女性がいた。
自分だけが幸せになろうとした片割れによって、殺されそうになったが、それで死ぬことはなかったが、それによって記憶があやふやになってしまい、記憶が戻ることなく人生を終えたと思ったら、別の世界に転生していた。
伯爵家の長女に生まれ変わったファティマ・ルルーシュは、前世のことを覚えていて、毎年のように弟妹が増えていく中で、あてにできない両親の代わりをしていたが、それで上手くいっていたのも、1つ下の弟のおかげが大きかった。
子供たちの世話すらしないくせにある日、ファティマを養子に出すことに決めたと両親に言われてしまい……。
文字数 105,791
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.09.11
師範が大好きでたまらない赤髪緑眼の三つ編み少年と、
無自覚鈍感なぼんやり銀髪メガネ師範が、
色々な意味ですれ違いながら
身も心も少しずつ分かり合うお話です。
少年はぐんぐん成長して青年になります、
あらかじめご了承ください。
お手数ですが、ルビの無い部分も師範は全て“せんせい”とお読みいただけると幸いです。
成長するショタと、その成長に喜んだり戸惑ったり寂しくなったりする大人が大好きです!!
そして、成長したショタに翻弄されてしまう大人もまた大好きです!!
隔日で奇数日に更新しています。
10/27が本編の最終話で、その後おまけが2回更新されて10/31に完結予定です。
色々と面倒な師範ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです♪♪
文字数 107,366
最終更新日 2024.10.31
登録日 2022.10.03