ミステリー要素あり 小説一覧
41
ほの明るいグレーに融ける
【第7回BL小説大賞奨励賞受賞】
つまらないケンカで家を飛び出した恋人が、その後ほかの男に監禁されて死んだーー。そのトラウマから、真剣な恋愛をする気になれない和臣の家に転がり込んできたのは、チャラ男のナギサ。彼は宿代として身体を預け、そのまま居座った。
かつての恋人・綾人とは真逆のナギサの言動に戸惑いつつも、なぜか強く追い出せない和臣。
そしてある報道をきっかけに、彼は綾人とナギサの驚くべき関係に気づくのだった。
2019年11月13日 完結しました。
お表紙は松本コウさんに描いていただきました。 (Twitter@oyakoukoudesu1 )
感想数 6
文字数 59,063
最終更新日 2019.11.13
登録日 2019.10.30
42
花の檻
東京で連続して起きる、通称『連続種死殺人事件』は人々を恐怖のどん底に落としていた。
それが明るみになったのは、桜井鳴海の死が白昼堂々渋谷のスクランブル交差点で公開処刑されたからだ。
唯一の身内を、心身とも殺された高階葵(たかしなあおい)による、異能復讐物語。
刑事鬼頭と犯罪心理学者佐伯との攻防の末にある、葵の未来とは………。
Illustrator がんそん様 Suico様
※ホラーミステリー大賞作品。
※グロテスク・スプラッター要素あり。
※シリアス。
※ホラーミステリー。
※犯罪描写などがありますが、それらは悪として書いています。
感想数 17
文字数 90,905
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.02.28
43
富士さんと朝日
感想数 0
文字数 5,303
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.12.06
44
〖完結〗二度目は決してあなたとは結婚しません。
15歳の時に結婚を申し込まれ、サミュエルと結婚したロディア。
ある日、サミュエルが見ず知らずの女とキスをしているところを見てしまう。
愛していた夫の口から、妻など愛してはいないと言われ、ロディアは離婚を決意する。
だが、夫はロディアを愛しているから離婚はしないとロディアに泣きつく。
その光景を見ていた愛人は、ロディアを殺してしまう...。
目を覚ましたロディアは、15歳の時に戻っていた。
毎日0時更新
全12話です。
感想数 16
文字数 12,316
最終更新日 2020.09.14
登録日 2020.09.03
45
雨を切り取る 〜男は傘を差さない〜
《雨塔家》
長男:智哉(ともや)
次男:疾風(はやて)
三男:由良(ゆら)
四男:思音(しおん) ← 主人公
長男子息:大我
大我の幼馴染み:湯川由利(ゆかわゆり)ーー前作『雨を切り取る 0 〜男の子は雨靴を履かない〜』の主人公。名前変わってます。鋭意、変換中です。2度目! ごちゃごちゃしてます。申し訳ありません!
登場人物は進むに従ってどんどん増える予定。
時系列もぐちゃぐちゃです。
今回も見切り発車なので、週一くらいで更新します、あぁ(泣き崩れる)!!
文字数 5,484
最終更新日 2026.07.21
登録日 2026.07.02
46
嘘破りの徳二
小さな神社で発見された首つり死体。他人の嘘を見破ることのできる徳二が調査に動き出す。
感想数 0
文字数 19,692
最終更新日 2020.05.01
登録日 2020.05.01
47
黒山羊は香辛料を処方する
異世界風BL。2億5千万年後の香辛料売り×山村の美少年。
閉鎖的な山村で育ったクーリオは、父の目を盗んで街の市場に行き、危ない目に遭う。それを救ったのは香辛料売りの少年イェだった。13歳になったある日、クーリオはイェに再会するが……?
感想数 0
文字数 24,307
最終更新日 2024.06.24
登録日 2024.06.24
48
JAPAN・WIZARD
東京 練馬銀座商店街にある「賀茂探偵事務所」。そこは、普段の日常に起こる一様々な事件の依頼を請け負う探偵事務所。しかし、その探偵事務所には世の中に起こる〝不可思議な事件の謎〟を解明してくれるという噂がありちょっとした都市伝説的な存在にもなっている。
主人公・津守 真(ツモリ シン)は探偵事務所で助手をやっている青年。自称〝名探偵〟と名乗っている友人・賀茂 悠太(カモシゲ ユウタ)と一緒にいろんな依頼を受けながら二人で事務所を経営していた。一見、普通の人に見えるが実は本物の魔法使い。シンとユータは自分が魔法使いだという正体を隠しながら人間界で活躍している。しかし、この二人には立場があべこべで推理力が乏しいユータに代わって助手のシンが事件の謎を解明しているのであった。
日本を舞台に二人の魔法使いシンとユータが人間界で起こる怪事件に挑む。
イギリスの名作「ハリー・ポッター」の世界観を描いた怪奇魔法探偵バディストーリーにして日本版のオリジナル作品。
感想数 0
文字数 209,835
最終更新日 2025.06.10
登録日 2024.07.31
49
公爵令嬢、死の運命を見たので原因を探った結果、国が崩壊しかけました
公爵令嬢の私は、ある日突然、自分が刺されて死ぬ未来を“予知夢”で見てしまった。
原因も犯人も分からないまま、ただ一つ気になったのは、
私が「公爵令嬢」ではなく、“とある会社の娘”として狙われていたこと。
運命を変えるために動き出した私だったが、調べるほどに領地で起きている奇病と、自分の家の事業に不穏な繋がりが見えてくる。
そしてその先にあったのは、想像もしなかった事実だった。
死の未来を回避しようとした結果、国を揺るがす問題に踏み込んでしまう公爵令嬢の物語。
他サイトにも掲載しています。
感想数 0
文字数 61,351
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.05.26
50
手手転、手手天、手手転天。
防犯カメラの設置作業の息抜き中、何とも珍しい光景に出会った。
便所に設置された黒いスピーカーから雅楽が奏でられている。
振り向けば、道路を跨いで鳥居、その向こうの地獄の石段を老若男女が登る。
直線。立石寺の約五分の一程の段数でも気を抜けない。
脚と肺の苦痛が参拝者を襲っても、赤錆に塗れた手摺り付きの欠けた石段に一度踏み入れば、周囲の目と背後の開放感に圧倒される。
万が一に怯えながら頂上の平地に到達しても安心や達成感など湧き上がらない。
「二度と登らない」と白茶色の土に吐き出した直情は、顔を上げた瞬間乾燥する。
まだある。その先が隋神門。その先の道を歩んで漸く漆塗りの本殿へと辿り着くが、その時には既に真面な顔にはなっていない。帰る時の事を思えば尚更。
迂回する道は葛折の山道と東参道、駐車場に繋がる比較的楽な坂道があるが、後者らは表参道からは遠く、其方から訪れた者には忌避感を誘う。
死ぬ予定は無い。
今回は迂回して葛折の山道から本殿へ向かう。
緑灰茶の三色の世界に飛び込むと、鳩が岩に石を積んでいた。
豆を与えると翼を広げて、灰と茶の地面に散らばった豆に飛び込む。拍子に積んだ石を崩した。無数の軽い音に驚き、少し項垂れると散った石を再び積み始めた。
再度豆を放る。無限ループ。飽きた。
項垂れる鳩を横目にその場を去った。
七曲と言っても一桁と油断すれば損をする。そんな坂を越えて神社へと続く二つの鳥居と賑わいを目に安心を得る。
茶屋がある。
窓の張り紙に甘酒が下町の酒屋産の米麹で造られていると記述されている。
揚げ餅と甘酒を頼むと、馬が高い声で鳴いた。
薄紙に包まれた揚げ餅と紙コップに注がれた甘酒を乗せた黒い盆を受け取り、木製の長椅子に腰を落とす。
缶の甘酒は舌触りが水っぽく、糖分の主張が強くジュースに近いが本場の甘酒は如何に。
米の香りが鼻腔を通る。水っぽさは無く甘味は薄い。この様な味を世では上品と呼ぶのだろう。胃がぐわぁっと温まる感触が心地良い。
抱擁感のある熱と喉越しに美味いと何度も呟く。
次は揚げ餅。自宅の醤油とは明らかに違うこの抱擁感のある甘い香りは宛ら香水で永遠に嗅いでいたい。
しかし咀嚼する程、舌と胃が不快感を得た。食感と海苔の味は悪くないが、油濃さが辛い。
ともあれ神社で食べる事で味の評価も擁護される。情報を調味料にするのも案外楽しい。
突然鋭い雨粒に撃たれた。歯磨き粉臭にペトリコールと鉄が混じる。寒い。
早急に帰宅すれば早々に固定電話から「森の熊さん」が流れた。
寒い。ストーブの電源を入れる。
画面に発信者の名は無い。番号も無い。受話器を取らずにいると留守番電話に変わり、待機中の音楽が流れた。
寒い。
窓が割れた。今更ストーブが低い音を出した。全く、どうかしている。
寒い。焦るのは私の方だ。暑い。
文字数 14,377
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.25
51
暗殺された最強勇者は婚約者の病弱王女の身体で目覚め、自分を殺した犯人と彼女を眠らせた毒の王宮を拳で暴く
王宮復讐×TS身体共有バディ
目を覚ましたら、俺は婚約者の身体の中にいた。魔王との決戦の最中に暗殺された俺が、王女リリィの中で息をしている。状況を確かめようと、自分の身体に触れた、その時――「変態! どこを触っているんですか!!」
頭の中で怒鳴ったのが、その婚約者だった。
ほとんど話したこともなかった王女と、ひとつの身体に、二人。
文句を言い合うしかなかった。
夜通し殴り合った魔王との、最後の一撃。
それを、何者かに後ろから奪われた。
誰が、なぜ。――必ず暴く。そう決めた矢先、気づいてしまった。
この王宮は、おかしい。
甘く冷たい香り。毎朝の薬湯。
誰も声を荒げず、誰も「嫌だ」と言わない。
怒りも悲しみも、静かに眠らされた場所。
「私……嫌だと思う前に、いつも眠くなっていたんです」
寝たきりだったはずのリリィの身体は、何かが抜けたように軽い。
まるで、ずっと薬で眠らされていたのが、解けたように。
その夜、刺客が来た。
脆いリリィの身体。それでも俺は、床を滑り、毒の刃すら捻じ伏せる。
斬られた痛みは、リリィにも走る。それでも彼女は、声を殺して耐えた。
動けない王女と、死んだはずの俺。
痛みを分け合いながら、少しずつ、本物の相棒になっていく。
誰が、俺を殺したのか。
なぜ、リリィは眠らされてきたのか。
この国を覆う、甘く冷たい眠りの正体は――。
「いつか、お前自身の口で言えるようにしてやる」
動けなかった王女と、暗殺された勇者。
眠りのように美しいこの王宮で、俺たちは初めて、声を上げる。
「嫌だ」と、拳を握るために。
感想数 0
文字数 7,215
最終更新日 2026.06.14
登録日 2026.06.13
52
汚された初恋
今世間を最も騒がせている連続殺人鬼は取調室で信じられないことを供述した。
連続殺人鬼曰く、女優の天ヶ瀬牡丹が偽物で本物はその偽物と友人に殺されたという。
自分だけがその事実を知っている。
この犯人の言うことは本当なのか、それとも嘘なのか。
事件の真相をあなたは知る覚悟があるか。
感想数 0
文字数 637
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
53
きっと、妻が全てを知っている。
若い頃、飲み会の解散後に失踪してから、15年間ずっと行方知らずだった友人。
感想数 0
文字数 3,388
最終更新日 2022.03.11
登録日 2022.03.11
54
夏に飲み込まれた君は
四年前の夏。ひとりの少女は、突如として姿を消した。
それはまるで炭酸の泡のように。
消える運命だったかのように。
なんの知らせもなく消えた。
過疎化の進む小さな港町、
全校生徒60人の高校、
たいして人の来ない夜の夏祭り、
苔の生い茂った神社、
全部全部欠けることなくあるのに
彼女だけがそこには存在しないのだ。
彼女は本当に消えたのか、
それとも殺されたのか。
これは、
変えることのできない運命の中で
彼女の結末を探す
4人の少年少女たちの物語。
《不定期更新》
一気に話を更新する時もあれば
全く更新しなくなる時もあります。
御理解よろしくお願いします。
感想数 0
文字数 2,459
最終更新日 2022.07.20
登録日 2022.07.20
55
【完結】カエルレア探偵事務所《下》 〜ねじれ鏡の披露宴〜
2021年から始まった探偵物語は、
2024年、マウトが明かした衝撃な事実で急展開を迎えた。
遥が30の歳を迎える6月10日。
その期日までに遥が翔太を殺さなければ————
「極秘披露宴?」
「ええ。興味あるでしょう?」
2028年。
期日を迎えるこの年、遥と涼子が探るは雅楽。
古のしきたりに翻弄された二人は、今度も窮地を免れない。
舞台は京都、三越邸。
遥と涼子、ついに決裂?
冥界vs黄泉の行方は?
九条は最狂施設に挑む!
正真正銘のラスト。彼らに待ち受ける、結末とは。
※こちら全3部作の3部作目、
1、カエルレア探偵事務所《上》 〜始まりの花〜
2、カエルレア探偵事務所《中》 〜アクビスの里〜
に継ぐ、続編になります。
感想数 0
文字数 207,022
最終更新日 2024.03.03
登録日 2024.02.20
56
愛脳中毒
世の中に疲れた紀田聖
お金欲しさに臨床試験の被験者となる
昔好きだった奏に偶然であってまた恋に落ちる
人生に色がついていく感覚に心躍る毎日
そんな時奏とは全く違うタイプのヨンこと真由に好きだと告白される
自分の人生の奇跡
しかしコウキが参加した臨床試験には秘密があった
謎の研究機関√が若者を集めて行なっている恐ろしい人体実験
コウキがたどる人生のラストとは?
感想数 0
文字数 22,683
最終更新日 2024.07.10
登録日 2024.07.02
57
薔薇と少年
路地裏のレストランバー『執事のシャルール』に、非日常の夜が訪れた。
夕べ、店の近くで男が刺されたという。
警察官が示すふたつのキーワードは、薔薇と少年。
常連客のなかにはその条件にマッチする少年も、夕べ薔薇を手にしていた女性もいる。
ふたりの常連客は事件と関係があるのだろうか。
アルバイトのアキラとバーのマスターの亮一のふたりは、心を揺らしながら店を開ける。
事件の全容が見えた時、日付が変わり、別の秘密が顔を出した。
感想数 1
文字数 26,350
最終更新日 2022.12.30
登録日 2022.12.24
58
いつか君に巡り逢える
感想数 0
文字数 58,602
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.01.16
59
帝不在の平安後宮〜それでも私が入内する理由〜
左大臣家の一の姫として生まれた千景にとって、入内することは避けられないことだった。それでも初恋の人、橘惟久が忘れられず、千景は一夜を共にする。
けれど都では、帝が行方不明になっている、という噂でもちきりだった。千景はこれで自分の入内話が消えるのではないか、と浮かれていたが、その矢先、惟久との関係が祖母に知られてしまい、なぜか入内話が進んでしまう。
入内しても変わらぬ帝の不在。そんな中、懐妊してしまう千景。
様々な思惑の中、千景を救ってくれたのは……。
感想数 4
文字数 109,316
最終更新日 2026.02.11
登録日 2025.12.21
60
それは、君に贈るキセキ
「幼なじみとか、昔の話だし。親しくもないやつからこんなんもらったって、キモチ悪いだけじゃん。」
片思いする幼馴染み・蒼にラブレターを渡したところ、教室で彼が友達にそう言っているところを聞いてしまった宮野雛子。
傷心の彼女の前に現れたのは、蒼にそっくりな彼の従兄・茜。ひょんなことから、茜は雛子の家に居候することになる。突然始まった、片思いの人そっくりな年上男子とのひとつ屋根の下生活に、どぎまぎする雛子だが、
どうやら彼には秘密があるようで――。
※完結済み。
感想数 0
文字数 78,636
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.11.22
61
【続編】第二側妃様付きの侍女は嘘を見抜く~転生した元プロファイラーは行動心理学でチートしながら悪を暴く
「婚約破棄を繰り返す男」
白皙の美青年が婚約破棄を繰り返すのはなぜなのか?元プロファイラーの主人公が、青年のしぐさや言葉から嘘を見抜き、1枚の絵に秘められた想いを解き明かす。
「赤い羽根付き帽子の女」
仮面舞踏会でひときわ注目を集めていた伯爵の美しき愛人が遺体で発見される。どうやら舞踏会から帰宅した直後に居直り強盗に襲われたらしいのだが、一つの疑問が浮かび上がる。ーーーーなぜ彼女は靴を履き替えたのか?
「過去を捨てた老人」
元軍人の老人が殺害された。偽名を使い、過去を隠して生きてきた老人の背負っていた決して赦されぬ罪が明らかになる。
後宮で起こった毒殺事件を解決した、『第二側妃様付きの侍女は嘘を見抜く~転生した元プロファイラーは行動心理学でチートしながら悪を暴く』の侍女&騎士様ペアのその後の短編×3話。
無事に婚約した二人が新たな事件を解決していきます。
この話だけでも大丈夫ですが、できましたら前作より読んでいただけるとよりわかりやすいかと思います。
もう侍女ではなくなってしまい、看板に偽りありになってしまいますが、同じ主人公のためタイトルはそのまま使いました。
感想数 0
文字数 21,164
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.12
62
ラズベリーシガレット
感想数 0
文字数 4,526
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.23
63
20kHz
見た目、中身共にクールで、気品を漂わせている、お嬢様タイプの女子大学生、中田亜美子(なかたあみこ)は、その佇まいとは裏腹に、今まで母子家庭で育ってきており、苦労を重ねて生きてきた。また、そんな亜美子には、幼なじみで、亜美子に密かに想いをよせる、緒形浩一(おがたこういち)という友達もいた。
そんな亜美子のヘッドホンから、ある日、男の人の声が聞こえる。ヘッドホンの故障ではないかと、男の人の声を不審がる亜美子。しかし、それは故障ではなく、「トシ」と名乗る男から、亜美子に対して無線での通話を申し出るものであった。そして、トシは、自分は1985年の人間で、亜美子の暮らす2015年、トシにとっての未来へ、通話していると亜美子に語りかける。始めはそのことを信じていなかった亜美子であったが、トシの残した証拠(1985年の新聞とトシのサイン)を目の当たりにし、トシの言うことは本当であると、亜美子は思い知らされる。
その後、トシと亜美子は仲良く話すようになり、通話にもコミュニティネームとして、「20kHz(キロヘルツ)」という名前をつける。(ちなみに、これはトシの発案で、超音波のヘルツ、という意味であった。)また、その頃から亜美子の気持ちに、変化が訪れていた。通話の向こうのトシに、徐々に惹かれていく亜美子。そして、今まで生活に苦労し、恋をして来なかった亜美子にとって、それは「初恋」と呼べるものであった。
そんな亜美子の様子を、気にかける浩一。そして、亜美子はクリスマスイブの日、トシに、
「明日、クリスマスの日に、会いたい。」
という旨の申し出をする。それは、亜美子にとっては明日だが、トシにとっては30年後となるため、約束が果たされるか不安になる亜美子。そんな中、トシを信じて待ち続けてきた亜美子であったが、ついにトシが来ることはなかった。
さらに、
「この通話、終わりにしませんか?」
と、亜美子はトシに告げられてしまう。一方的にトシに別れを告げられ、ショックを受ける亜美子。またこれが、亜美子にとっての初めての「失恋」であった。
そんな中、年が変わり、2016年、亜美子は成人式に出席していた。年をまたいでも亜美子のトシへの気持ちに変わりなく、落胆した様子の亜美子。そんな亜美子を見かね、浩一は亜美子に、声をかけるのであった。
その声に元気づけられ、亜美子は何とか成人式を終える。そして、式が終わり家に帰った後、亜美子は母より、
「大事な話があるの。」
という旨のことを告げられる。それは、亜美子が今まで気になっていたが、亜美子からも、そして母からも語られることのなかった、亜美子の父親に関することであった―。
感想数 0
文字数 39,711
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.05.08
64
語るに乏しい僕の祖父
高校生 ✕ 平行世界 = 新時代の情報戦争
平凡な男子高校生がこの世に実在する謎を追う!
謎を残して死去した祖父と、純粋な思いで真実に向かって突き進む孫が「あの世」と「この世」を結ぶ。秋田県で平行世界に振り回される人々の混乱と絆を描いた物語。
僕は亡くなった祖父の言葉に導かれ、この世界の秘密を知る──。
Web小説長編の処女作です。
【あらすじ】
「家さ、帰りてえな」
祖父が亡くなる直前に発した言葉は矛盾している。祖父の最期は自宅で迎えたはずだ。
孫の廣之は祖父の発言で覚えた違和感の答えを知るべく、祖父の軌跡を辿っていく。オカルト好きな同級生の山近を始めとする仲間の力を借りながら、数々の新事実を発見していく廣之だが、祖父の謎は深まるばかり。
祖父は双子だった? 性格が急変した? 大人たちが祖父を遠巻きにしていたのには相応の理由があった?
自分が知っている祖父と、周りが知らない祖父に戸惑うばかり。それでも、「真実を知りたい」という廣之の探究心は誰にも止められなかった。廣之は祖父の謎に対して非協力的な大人たちや、次々と襲いかかる過酷な現実にも怯まず、自分の信念を貫き歩み続ける。
果たして、本当の祖父はどんな人物だったのか。そして、思いがけず知ってしまったこの世の真実とは──!?
※縦読み推奨。
※以前アルファポリスで公開していた同作品の改稿版です。
感想数 0
文字数 129,660
最終更新日 2024.08.08
登録日 2021.08.31
65
冥途でメイド、始めましたっ!【冥途のメイド喫茶シリーズ(1)】
最近、巷を騒がせている連続暴行事件。その事件を追って、篤志と洋平はとある病院へと訪れた。その帰り道、洋平は公園のトイレで物音を聞き、駆けつけてみると洋平のクラスメイトである少女の姿が。しかも、倒れていた! その少女に気を取られていると、後ろから棍棒で殴られ、洋平は命を落とした。そして、死後の世界で目にしたのは「血の池」でも「針の山」でもなく、フリフリの衣装を身にまとった少女たちが「おかえりなさいませ、ご主人様」と元気に客を迎える『メイド喫茶』だった。
感想数 0
文字数 18,344
最終更新日 2019.06.06
登録日 2019.05.23
66
消失モノクローム
神川アリスの双子の妹、リアスはカリスマモデルだ。
そんな彼女に言い寄ってきたのは、イケメンモデルのRyo。
Ryoに言い寄られたことで、リアスは他のモデルたちからやっかみを受ける。
そんなリアスに助けの手を差し伸べてくれたのは、撮影スタッフとして働いている中村優斗だった。
そんなリアスとシンクロするかのように、姉のアリスもまた夏休みの始まるその日、クラスの女の子たちから嫌がらせをされる。
そして、そんなアリスを助けるのは、同じクラスメイトの桜井一樹だった。
二人は同じ速度で恋をしていく。
二人は同じ速度で息をしている。
笑って、泣いて、時には喧嘩もして。
彼女たちは二人で一つだった。
そんな彼女たちの秘密が暴かれるとき、待っているのはちょっとだけ悲しい真実。
切なくて、愛おしい、そんな二人の物語。
※リアスはカリスマモデルですが、芸能界ものではありません。
*********************
更新情報はこちら!
Twitter → @akari_takadono
感想数 0
文字数 17,932
最終更新日 2019.04.01
登録日 2019.03.26
67
怪異探偵 國村八柳の言行録
――その男、怪異にして怪異に非ず。
太古の昔に封じられた筈の怪異をその身体の中に宿し、日ノ本の国に生まれた青年、國村八柳。彼は探偵業を営む傍ら、帝都に蔓延る悪鬼羅刹を、その力をもって滅ぼし続けてきた。人でありたいと願いながらも、永遠にそれが叶わない苦悩を振り払うかの様に。そんな彼の元に今日もまた、一件の依頼が舞い込む――
感想数 0
文字数 1,251
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.06.01
68
名探偵が弟になりまして
中1のこころは小柄ながら空手・柔道・合気道で天才的な才能を持つJC。けれども彼女はとある理由から、自分のその「強さ」を疎むようになっていた。
そんなある日、両親の再婚によってこころに義弟ができることに。
その彼はなんと、かつて「名探偵」と呼ばれた天才少年だった!
けれども彼――スバルは自分が「名探偵」であったという過去をひどく疎んでいるようで?
それぞれ悩みを抱えた義姉弟が織りなすバディミステリ!
感想数 0
文字数 50,294
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.07.08
69
町娘が川に洗濯に行くと美青年が流れてきました。
町娘のリズは体の丈夫さと力持ちが自慢。ある日川に洗濯に行くと仕立ての良い服に綺麗なペンダントを身に着けた美青年が流れてきた。
慌てて引き上げると、腹部に刺し傷が。意識が戻ったが記憶が曖昧な彼の身元を探すリズ。また、怪しい男が彼の事を探していてーー。
こんな導入ですが意外とシリアスです。架空のヨーロッパ風の町を舞台にした物語。魔法などは出てきません。
感想数 0
文字数 10,329
最終更新日 2020.01.18
登録日 2020.01.14
70
見つけた、いこう
春、一人の女子大学生の遺体が川の沿岸で見つかった。被害者の身体には痣があり、暴行を受けた末に殺されたのではないかとニュースで報道された。容疑者である交際相手、橘可那人は既に行方不明となっており、事件の真相は明らかにされないことが予想された。しかし、容疑者及び被害者の関係を知る友人は、橘可那人は人を殺すような人間ではないと信じ、独自に調査を進める。橘可那人の周囲の人間に話を聞くと、彼を取り巻く不思議な出来事を知ることになる。
感想数 0
文字数 123,638
最終更新日 2023.08.02
登録日 2023.07.15
71
ひねもすのたりのたり
刻は大正浪漫華やかしり頃。
東京市に居を構える文具店の跡取り息子、戸鞠恋之助は父の形見である万年筆をお婆から譲り受けた。
そこから少年恋之助の摩訶不思議な物語がはじまった。
他投稿サイトへあげていたものを大幅加筆修正しておくる付喪神「みょん」と陰陽師恋之助のモノノケ退治!
感想数 0
文字数 12,798
最終更新日 2018.11.20
登録日 2018.11.16
72
繋がれた右手
目を覚ますと病院のベットの上だった。
包帯の巻かれた左手に痛みはないのに、綺麗なままの右手は何故か熱を伴う痛みがあった。
優しいはずの家族に感じる違和感。この違和感の正体はなんなのか。
ある事故がキッカケで病院に運ばれた僕。そのせいで記憶を失ってしまう。そして怪我をしている左手に痛みはないのに、綺麗な右手は時々激しい痛みに襲われる。看護師の梨奈さんに支えられ、何とか退院する。退院の直前に春田さんという看護師から、星空の写真集を貰う。未だ記憶の戻らないが、それでも僕のことを優しく見守ってくれる両親。僕はとても幸せな家庭で育ったのかと安心する。
そんな幸せを過ごす中、僕の部屋には写真集と同じ写真がある。僕のクローゼットには誰のかわからない子供服を見つける。庭にある物置には誰かのいた形跡を見つける。
そうだ。僕には妹がいたのか。その物置は妹の家だった。記憶を断片的に思い出す。続きを思い出そうとすると、誰かに右手を掴まれる。それを払い退けた時、全てを思い出した。妹を殺したのは僕なのだ。
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文字数 2,140
最終更新日 2020.08.08
登録日 2020.08.08
73
アルカンシエル
本と音楽をこよなく愛す高校生の僕は、唯一の親友であった【彼】の死以来、人と深く関わるのを避けるようになっていた。ある日、とある少女に取材を受けたことをきっかけに、【彼】の遺した謎を解いていくことになるが……
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文字数 48,007
最終更新日 2019.07.29
登録日 2019.01.04
74
偽夫婦お家騒動始末記
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
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文字数 97,411
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.05.29
75
隣の花は赤い
梅雨~冬
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文字数 152
最終更新日 2018.07.07
登録日 2018.07.07
76
Pretender Show
借金返済のためFPSをプレイしてデスゲームに身を投じるノエル。
多額の借金を抱えた多彩なメンバーたちとの関わりから、デスゲーム主催者の過去と狂気の真相へ巻き込まれていく。
ノエルはただセックスがしたかっただけなのに。
感想数 1
文字数 149,623
最終更新日 2025.01.16
登録日 2024.12.12
77
迷い込んだ森の中、消えゆくあなたに恋をした
―この空に誓う、必ず出会うと。
この地に誓う、ずっと忘れないと―
笹野彩音は病院で目を覚ます。
自分は行方不明だったらしいのが、その間の事が思い出せない。
ただ一つ覚えているのは
『約束する!この地のことも、凪のことも、絶対に忘れない!!どんなことがあっても、ずっと忘れない!!』
と誰かに約束したこと。
そして彩音は思い出す。
金烏荘《きんうそう》と呼ばれる山奥の宿屋で過ごしたことひと夏の思い出を。
そこで出会った凪という謎の少年への想いを。
これは山奥の土地に刻まれた、記憶と人ならざる者との物語。
※WEB投稿サイト「野いちご」編集部オススメ作品選出!
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文字数 76,494
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.02
78
僕の尊敬する人へ
主人公の僕が尊敬してやまない人。それは、クラスメイトの灰谷雄斗である。クラスメイト、親、教師、全ての人間から絶大な人気を誇っている人気者だった。そんな、彼を尊敬してやまない僕の周りで次々と事件が起こる。僕と彼だけの秘密を描いた物語。
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文字数 4,299
最終更新日 2022.02.24
登録日 2022.02.16
79
緑色の箱庭
温度のない友達との奇妙な友情。
*この作品はカクヨムに掲載しています。
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文字数 6,320
最終更新日 2022.12.28
登録日 2022.12.28
80
薬師と少女の物語―幸せへの路―
――残酷な過去、優しい現実。そして未来へ繋がる物語――
田舎にある村のタイニーゴでは、過去陰惨な事件があった。
事件の発端は村人の一人が見つけた野草<悪魔の食草(フォリーエルブ)>。
その被害者であるルーナは家族を亡くし、薬師のアランに引き取られる。
穏やかな日常を送り過去の傷を癒している最中、さらなる事件は起きた――。
……少女ルーナを中心に廻る恐ろしい事件と、その真相を解き明かしていく、ミステリー要素を含んだシリアスファンタジー。
感想数 1
文字数 52,138
最終更新日 2018.09.28
登録日 2018.08.25