時代小説 小説一覧
921
やせっぽち浪人の一芝居
江戸時代中期。
病み上がりでやせっぽちの浪人、滝本蒼介は気が付けば全財産は銀一匁のみとなっていた。口入れ屋からは、面が死にそうという理由で断られる日々を送っていたが、旅籠清田屋の主人、善右衛門に倅の善太郎と勘違いされてしまう。善右衛門は欠落(行方不明)になっている倅の『善太郎』を探していた。倅が夢枕に出て来て、すでに亡くなっている可能性があるという。下手人をおびき寄せるため、善太郎と顔が瓜二つの蒼介に、倅の振りをして旅籠清田屋に入ってほしいと懇願され、同じ長屋の大工・雪太郎と愛犬の茶介と共に、清田屋に潜入する事になった。蒼介の一芝居がはじまる。
感想数 1
文字数 55,134
最終更新日 2026.08.29
登録日 2025.05.30
922
幕末陰傳 ぬらりひょん
人と妖の境はどこにある?
井桁屋の若だんな壽太郎が突如として剣の道に目覚めた。
だがそれは昼行燈とも評される壽太郎を人外の剣鬼へと変貌させてしまった。
そんな主人を諌めんと店の小僧・亀吉は意を決し壽太郎に詰め寄った。
瘴気をまとい人を捨てていく壽太郎。
一命をかけて諌める亀吉を救ったのは、人外の壽太郎と手合わせを求める仁王像のような男だった…
男との死合いの中、人外の妖へと変じながら剣を振るう壽太郎の身を案じる亀吉。
果たして壽太郎に亀吉の思いは通じるのか?
感想数 1
文字数 21,606
最終更新日 2025.10.17
登録日 2025.09.28
923
蒼き月夜に輝く美しき桜のように
感想数 2
文字数 10,652
最終更新日 2024.08.28
登録日 2021.07.10
924
大清西部劇
感想数 0
文字数 16,665
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.10.13
925
仕込みちゃん
明治維新。口減らしのため身売りされ、舞妓ちゃんを目指すことになった胡桃。
置屋におる姐さんら、綺麗なおべべ着とるさかい立派に見えるけど、中身足りひんし考える力あらへんの。そやさかい芸だけやのうて春を売っとる――そらもう遊女やえ。いっぺん下の世話してもうたら、飼われることしかできひん。
そうならへんためには芸と教養の両方が必要やと気付き試行錯誤する。
* * *
ボイスノベルを楽しめるよう、キャラごとに声を分けています。耳で楽しんでいただけると幸いです。
https://novelba.com/indies/works/937878
感想数 0
文字数 11,931
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.02.28
926
出雲屋の客
短篇です。江戸堀留町の口入屋『出雲屋』は、乳母奉公と養子縁組ばかりを扱う風変わりな口入屋だった。子を失い、横暴な夫に命じられるまま乳母奉公の口を求めて店を訪れた佐和は、女店主の染から呉服商泉屋を紹介される。
店主の市衛門は妻を失い、乳飲み子の香奈を抱えて途方に暮れていた。泉屋で奉公をはじめた佐和は、市衛門を密かに慕うようになっていたが、粗暴な夫の太介は香奈の拐かしを企んでいた。
夫と離縁し、行き場をなくした佐和を、染は出雲屋に雇う。養子縁組の仕事を手伝いながら、佐和は自分の生きる道を少しずつ見つけて行くのだった。
感想数 6
文字数 36,711
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.06
927
菊花と桜花の恋文
代筆屋を営む私の元に、大店の旦那が手紙をもってやってきた。
それは、菊乃からの手紙。
旦那から受け取った扇子に書かれた返歌を読み、私は向かう。
愛しいあの子の元へ……
感想数 1
文字数 10,138
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
928
灘の情
一艘の舟に乗り込んだ登勢。
時は明治に変わり、人の情も変わりつつある。
揺らめく舟は変わりゆく時代への客人を乗せ、灘の波間を行く。
ーー賊を捕まえるのが官憲(そちら)様の仕事では?
これはそんな一時代の一瞬を切りとった情景を描いた短編時代小説です。
感想数 0
文字数 4,026
最終更新日 2026.05.12
登録日 2026.05.12
929
花筏
恋をしていたと、気付かないふりをして、自覚した頃には手遅れになっていた…。恋を恋だと認めない意地っ張り青年と、薄幸の身の上の少女の、もう取り返しのつかない青春の物語。江戸と明治、大正を混ぜたなんちゃって世界観でご覧ください。
感想数 0
文字数 16,860
最終更新日 2021.07.14
登録日 2019.03.17
930
神隠しにあってしまいました。
感想数 3
文字数 171,549
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.01
931
幾年も溺れる現に醒めない季節
江戸時代末期、新吉原遊廓。
穏やかな春のある日。
大店の廻船問屋《中臣屋》の手代・千歳(ちとせ)は、母から「夢夏(ゆめか)が待ってるから裏茶屋へ行っといで」と伝えられる。
夢夏は薬問屋の息子で、千歳より六つ下、弟のように接している子だ。妹の《もも》の恋する相手でもある。
「裏茶屋といえば、密会の場だが?」
不審に思いつつも、千歳は裏茶屋へ向かい――……。
ーー
好きだった。
それは、嘘じゃない。
好きだから、一緒になりたかった。
一緒になって、いつまでも愛し合えると思ってたんだ。
あの季節までは。
――
『桜に酔いし鬼噺』『はるなつ来たり夢語』の後の話になりますが、
こちらだけでもお楽しみいただけます。
感想数 0
文字数 97,914
最終更新日 2022.03.19
登録日 2022.02.07
932
天保戯作者備忘録 ~大江戸ラノベ作家夢野枕辺~
時は天保年間、老中水野忠邦による天保の改革の嵐が吹き荒れ、江戸の町人が大いに抑圧されていた頃の話である。
戯作者夢野枕辺は、部屋住みのごくつぶしの侍が大八車にはねられ、仏の導きで異世界に転生して活躍する筋書きの『異世界転生侍』で大人気を得ていた。しかし内容が不謹慎であると摘発をくらい、本は絶版、当人も処罰を受ける事になってしまう。
だが、その様な事でめげる夢野ではない。挿絵を提供してくれる幼馴染にして女絵師の綾女や、ひょんなことから知り合った遊び人の東金と協力して、水野忠邦の手先となって働く南町奉行鳥居甲斐守耀蔵や、その下でうまい汁を吸おうとする木端役人と対決していくのであった。
感想数 0
文字数 113,560
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.05.28
933
東へ征(ゆ)け ―神武東征記ー
日向の皇子・磐余彦(のちの神武天皇)は、出雲王の長髄彦からもらった弓矢を武器に人喰い熊の黒鬼を倒す。磐余彦は三人の兄と仲間とともに東の国ヤマトを目指して出航するが、上陸した河内で待ち構えていたのは、ヤマトの将軍となった長髄彦だった。激しい戦闘の末に長兄を喪い、熊野灘では嵐に遭遇して二人の兄も喪う。その後数々の苦難を乗り越え、ヤマト進撃を目前にした磐余彦は長髄彦と対面するが――。
『日本書紀』&『古事記』をベースにして日本の建国物語を紡ぎました。
感想数 1
文字数 1,986
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.05.21
934
桜さくら
※注)江戸時代、遊郭吉原を舞台にしておりますが、時代考証、話し言葉などは大きくアレンジしています。江戸をモチーフとした異世界だととらえてくださいましたら幸いです。
* * * * * *
花のお江戸に、恋の花火が打ち上がる。
吉原の太夫 雪桜太夫
芳町の陰間 狐
江戸の絵師 喜多川歌磨
悲しみの町から始まる恋は、幾重にも絡まりすれ違う。
それでも、真っ直ぐに恋をした。
血を吐くように激しくて、真綿の様に優しい恋。
愛の形は姿を変え、やがては空に舞い上がる。
* * * * * *
他サイトにて2008年に完結した作品の焼き直しです。
感想数 0
文字数 1,797
最終更新日 2025.09.06
登録日 2025.09.06
935
Murders Collective(マダーズ・コレクティブ)
感想数 0
文字数 25,303
最終更新日 2021.11.26
登録日 2021.05.04
936
現代版狂言集
日本の伝統のうちの一つである狂言を現代風に訳してみたらどうなのか書いてみたショート小説になります。
感想数 0
文字数 1,009
最終更新日 2024.04.03
登録日 2024.04.01
937
東洲斎写楽の懊悩
江戸の版元である蔦屋重三郎は長崎にてエゲレス人シャーロック・カーライルと出会う。類まれなる画力を持つシャーロックを重三郎は東洲斎写楽として売り出すことにした。しかしそこには陰謀があった。徳川幕府の過去とローゼンクロイツの企みが交差するとき運命という歯車が動き出す!
感想数 0
文字数 101,551
最終更新日 2025.09.11
登録日 2025.09.10
938
女髪結い唄の恋物語
今は昔、江戸の時代。唄という女髪結いがおりました。
ある日、唄は自分に許嫁がいたことを知ります。一体、唄の許嫁はどこの誰なのでしょう?
これは、女髪結い唄にまつわる恋の物語。
(実際の史実と多少異なる部分があっても、フィクションとしてお許し下さい)
感想数 0
文字数 116,446
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.05.30
939
幸せにいたします作戦
山下ともゆきの娘は苦手の人から逃げるため、幸せにいたします宣言。未来からきた勝夫は喜んで引き受け、帝国の勝利作戦なる
感想数 0
文字数 806
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.17
940
幾千年の夜を超え~貴方を刻む時空の旅~
高校生の朔那には昔から頻繁に見る夢があった。その記憶の中にいる二人は酷く傷ついた男女の二人。夢の中の男の人はいつも泣いていた。愛おしそうに女性を抱きながら泣く彼の涙をぬぐってあげる前に、いつも夢は覚めてしまう。手をのばせば、消えてしまう。そんな夢を頻繁にみるようになったある日、朔那が住む村で神隠しが起こっていることを知る。神隠しなんてただの与太話だと思っていた朔那だったが、学校からの帰り道に自分が神隠しにあってしまう!目覚めた場所は見慣れない場所で、異形まで現れる始末。そんな異形に襲われそうになっていた朔那を助けたのは鬼狩りを知ていたという夕霧と牟義と名乗る兄弟だった。そんな二人に連れられ鬼狩りの里に身を寄せることになった朔那。そこで鬼と言われる存在が恐れられていることを知る。そんなある日、水浴びに出かけた朔那は一匹の鬼と出会う。その鬼は夕霧達から聞いていた鬼とは大きく異なっていて普通の人に見えた。その鬼に会った日から、朔那は彼が忘れられなくなり、こっそりと水浴びに通うようになる。次第に距離が縮まる二人だったが、二人の想いとは裏腹に人と鬼との争いは激しさを増していく。
高校生の時に書き出したお話です。ちょっと暗めのお話かも?
感想数 0
文字数 5,004
最終更新日 2020.04.15
登録日 2020.04.13
941
江戸心理療法士(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品)
(時代小説新人賞最終選考落選歴あり、別名義、別作品) 死の間際、陰陽師の師が「そちの出自のことを知りたくば、江戸の智徳殿にお会いするのだ」という言葉と江戸へ向かえというせりふを遺したために京を旅立つ伊左衛門。
江戸について早々、“狐憑き”の女性に遭遇し老女に襲いかかろうとするのを取り押さえる。彼女は大店の内儀であり成り行きから“治療(じょれい)”をすることになる、彼の除霊は、後世いう心理療法のことだった――
感想数 0
文字数 78,834
最終更新日 2024.05.29
登録日 2024.05.28
942
柿ノ木川話譚1・狐杜の巻
お城の姫様が狙われた。従者は賊を城外へとおびき出し、わざと姫の良く目立つ羽織と共に川に飛び込む。
それっきり従者は帰って来なかったが……。
翌日川下のあばら家に住む孤児が川から流されてきたらしい傷を負った青年を見つける。
その驚くほど美しい青年は、自分の記憶が一切ないという。
お武家様のような言葉遣いや端正な物腰とは裏腹に、草鞋を編んだり山野草を食べたりする彼はいったい何者なのか。
平和に生きてきた孤児たちは、その青年を拾ったことでお城のお家騒動に巻き込まれることに。
『柿ノ木川話譚』第一弾。
『柿ノ木川話譚2・凍夜の巻』https://www.alphapolis.co.jp/novel/793477914/50879806
『柿ノ木川話譚3・栄吉の巻』https://www.alphapolis.co.jp/novel/793477914/398880017
『柿ノ木川話譚4・悠介の巻』https://www.alphapolis.co.jp/novel/793477914/642880356
※地名・人名はフィクションです。
感想数 0
文字数 131,824
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.10
943
生首絵師 骸語り
夜見彦は、御上の命で晒し首を専門に描く絵師。
そんな夜見彦には特技があった。それは、斬り落とされて首だけになった骸と、口がきけること。
今宵も小塚原で晒された生首たちは、夜見彦に己の生き様を語り始める。
感想数 0
文字数 66,650
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.05.21
944
【完結】木漏れ日茶屋の老夫婦は、かつて幕府最強の影でした
江戸の北端、険しい峠にひっそりと佇む『木漏れ日茶屋』。
そこを営むのは、のんびりと団子を焼く、人の良さそうな源兵衛とおせきという老夫婦でした。
しかし、彼らの正体は、かつて将軍家直属の隠密組織を束ね、徳川の世の闇を統べた伝説の「元・影の頭領夫婦」。
隠居して静かな余生を送るはずが、峠を越える旅人に降りかかるトラブルを、圧倒的な実力と老獪な知恵で、誰にも気づかれぬうちに解決していくことに。
最強の二人が繰り広げる、隠密スキル全開のドタバタ茶屋コメディ時代劇。今日も峠には、騒動と美味しい団子の香りが漂います。
文字数 16,212
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.02
945
おまさの歩 本郷将棋料理屋
本郷竹町の一角に八一屋という見世がある。将棋盤の升目の数にちなむその見世では、酒肴のほかに将棋も楽しむことができる。
亡くなった父から将棋の薫陶を受けた娘のおまさは、棋書に親しんでめきめきと腕を上げる。
母とともに八一屋を切り盛りするおまさのもとに思いがけない話が持ちこまれる。当時、江戸にはほかにもいくたりか女将棋指しがいた。その競いに加わらないかという誘いだ。
おまさは競いに参加する。四人で行われた競いは厳しい戦いだったが、おまさは父から教わった天空の城の囲いを用い、二度にわたって勝利を収める。その様子はかわら版に載って名が揚がる。
そんなおまさの前に、またしても強敵が現れる。傍流ながら、将棋家の血を引く若者だ。御城将棋に出ることになったおまさは必死に戦うが、果たしてその結果は……。
将棋と料理と人情、三つ揃いのデビュー作!
感想数 0
文字数 53,943
最終更新日 2026.02.13
登録日 2026.02.13
946
『私記長篠合戦』
織田軍と徳川軍の連合隊が、長篠城郊外の設楽原にて、武田勝頼率いる武田軍と睨み合い、信長の画策した鉄砲隊が、勝頼を打ち破った話を、私記的に書いたものです。原稿用紙4枚程度でまとまりました。第9回歴史・時代小説大賞にエントリーいたします。大賞を狙いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
感想数 0
文字数 502
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
947
春のあけぼの
長州・松下村塾。
そこには、秀才と名高い久坂玄瑞を悩ませる「困りごと」があった。食客・冨永有隣の、所構わぬ放尿という悪癖である。 その都度、黙々と水を汲み、壁を洗い流すのは、松陰の末の妹・文。 陰気で口数が少なく、まるで「植木鉢」のようだと文を評していた久坂だったが、ある奇策を講じて彼女を助けたことから、二人の距離が静かに動き出す。
のちに夫婦となる二人の、瑞々しくも不器用な出会いを描いた幕末短編。
感想数 0
文字数 4,073
最終更新日 2025.12.31
登録日 2025.12.31
948
首切り女とぼんくら男
―― 江戸時代
由比は、岩沼領の剣術指南役である佐伯家の一人娘、容姿端麗でありながら、剣術の腕も男を圧倒する程。
そんな彼女に、他の道場で腕前一と称させる男との縁談話が持ち上がったのだが、彼女が選んだのは、「ぼんくら男」と噂される槇田仁左衛門だった………………
領内の派閥争いに巻き込まれる女と男の、儚くも、美しい恋模様………………
文字数 47,634
最終更新日 2021.01.15
登録日 2021.01.15
949
峠のキツネ
福井県若狭地方に伝わるキツネにまつわる民話や伝説をもとにした小話です。
昔々、若狭の国の「峠小僧」と呼ばれる小キツネは人をだまして宴会のお土産をくすねたり、娘を亡くした女性の前に女の子の姿で現れてお菓子をせしめたりの悪戯をしていました。ある時、その地域のお殿様が見回りに来られました。子ギツネはまたもやイタズラを企んでいるのでしょうか…?
ずっと昔、人間と動物たちがご近所同士で暮らしていた頃の物語です。
感想数 0
文字数 4,644
最終更新日 2025.03.17
登録日 2025.03.14
950
辰巳芸者 胡蝶
辰巳深川ーー。
四季折々の風情が息づく江戸・深川
芸者・胡蝶は、辰巳芸者として日々座敷に上り、人々との縁を大切に生きていた。
武家、町人、職人、子供たち…… 喜びも悲しみも、この町には人の数だけ物語がある。
季節の移ろいとともに紡がれる、人情、粋、そして江戸の暮し。
慌ただしい世の中だからこそ、ほっと心が和らぐ……
江戸情緒あふれる連作人情譚
感想数 0
文字数 25,121
最終更新日 2026.09.20
登録日 2026.07.18
951
邪気眼侍
時は太平、場所は大江戸。旗本の出である桐野政明は『邪気眼侍』と呼ばれる、常人には理解できない設定を持つ奇人にして、自らの設定に忠実なキワモノである。
或る時は火の見櫓に上って意味深に呟いては降りられなくなり、また或る時は得体の知れない怪しげな品々を集めたり、そして時折発作を起こして周囲に迷惑をかける。
そんな彼は相棒の弥助と一緒に、江戸の街で起きる奇妙な事件を解決していく。女房が猫に取り憑かれたり、行方不明の少女を探したり、歌舞伎役者の悩みを解決したりして――
やがて桐野は、一連の事件の背景に存在する『白衣の僧侶』に気がつく。そいつは人を狂わす悪意の塊だった。言い知れぬ不安を抱えつつも、邪気眼侍は今日も大江戸八百八町を駆け巡る。――我が邪気眼はすべてを見通す!
中二病×時代劇!新感覚の時代小説がここに開幕!
感想数 2
文字数 109,158
最終更新日 2025.12.31
登録日 2023.05.30
952
半蔵門の守護者
半蔵門。
江戸城の搦手門に当たる門の名称である。
由来は服部半蔵の屋敷が門の側に配されていた事による。
それは蔑まれてきた忍びへの無上の褒美。
しかし、時を経て忍びは大手門の番守に落ちぶれる。
既に忍びが忍びである必要性を失っていた。
忍家の次男坊として生まれ育った本田修二郎は、心形刀流の道場に通いながらも、発散できないジレンマを抱える。
彼は武士らしく生きたいという青臭い信条に突き動かされ、行動を起こしていく。
武士らしさとは何なのか、当人さえ、それを理解出来ずに藻掻き続ける日々。
奇しくも時は八代将軍吉宗の時代。
時代が変革の兆しを見せる頃である。
そしてこの時代に高い次元で忍術を維持していた存在、御庭番。
修二郎は、その御庭番に見出され、半蔵門の守護者になるべく奮闘する物語。
《連作短編となります。一話四~五万文字程度になります》
感想数 0
文字数 77,316
最終更新日 2025.08.26
登録日 2025.05.31
953
はるなつ来たり夢語
江戸時代末期・新吉原遊廓。
そのほど近くに養生所をかまえる医者・夏樹(なつき)は、ある日の往診帰り、猫を追いかけ、小見世(こみせ)の『いすゞ屋』へと導かれる。
猫を抱き上げ、艶やかに笑うのは、部屋持女郎・春日(かすが)。彼女は夏樹が助けられなかった患者の姉だった。
申し訳なさと心苦しさを抱え、思わず泣いてしまいそうな彼に、春日は「泣きたいなら泣けば良いさ」と声をかける。
客が来ないと嘆く彼女は「わちきを助けると思って」「医者は人助けするもんだろ」と更に言葉を投げかけた。
誰に対しても分け隔てなく優しく、必ず期待に応えようとする性格の夏樹は、春日を《助けよう》と登楼することを決める。
《誰にでも》優しい医者の《特別》は気まぐれに。
ーーー
『桜に酔いし鬼噺』に登場する医者・夏樹の話となりますが、こちらのみでもお楽しみいただけます。
参考文献は、近況ボードに記載しております。
感想数 2
文字数 174,515
最終更新日 2022.01.02
登録日 2020.11.11
954
第25号駆逐艦「卯月」参ル!
皇紀25世紀、和暦に直して昭和元年……いや、大正15年9月のことである。第一号駆逐艦神風より数えて25隻目の睦月型駆逐艦四番艦が竣工したのは、まだ昭和ですらない昔であった。いわゆる大正浪漫と称されるその時代は、而して決して浪漫で語られるような美的なだけではない時代であった。尤も、後世の人間は都合良く過去を改竄しがちであり、彼等にとって浪漫は美的な時代であるとした方が都合が良かったのだろう。
そんな、まだ電灯がガスで作られていた時代に生まれた彼女(艦艇は伝統的に女性とされる)が雪風、時雨と並び「幸運艦」と称されたのは、決して勝ち戦だったからだけではない。睦月型などの旧式駆逐艦は、よくかずあわせとして激戦区に放り込まれたり船団護衛のための消耗品とされることが多かったが、そんな中彼女卯月が護衛する船団は一隻たりとて脱落することがなく、結果として船団護衛の観点からすれば「幸運艦」と称されるに至ったわけである。
そんな彼女の生涯を、今日は見てみたいと思う……。
感想数 0
文字数 5,563
最終更新日 2025.11.16
登録日 2025.08.31
955
この恋、維新に捧げます 〜名もなき小藩の仲間たちで、本気で時代を変えにいった話〜
これは、誰にも知られていない維新の物語。
名もなき小藩・平賀藩。
のんびりとした田舎の学問所で出会った幼なじみたちが、
やがて時代を動かす――そんな、切ない革命の記録。
「好きと伝えることは許されない。
だからこそ、私たちは世界を変えたかった」
藩主の次男・伊三郎。家老の次女・紅(こう)。
剣を交わし、夢を語り、穏やかな未来を信じた仲間たち。
けれど、時代はそれを許さなかった。
想いを伝えられないこの時代に、終止符を打つ。
これは――弱小藩の、知られざる明治維新。
感想数 0
文字数 74,772
最終更新日 2026.07.11
登録日 2025.07.22
956
敗残者たち
平家滅亡,紀伊清水に逃れる。そこで平家のオババが道に迷った太郎,次郎と出会う。歳は5歳と3歳。炭焼きの父のところに行こうと道に迷ったのだ。血が濃くならないためにオババは太郎と次郎を連れて帰る。彼らは食べ物もない中で苦労を重ね,そして飢饉に遭い,それを乗り越えていく。そして子孫も増え,ある日その1人が盆に太郎と次郎の霊を慰めるための行事をしているのを見つける。それを太郎と次郎に知らせ,盆に太郎と次郎が現れ,皆に挨拶をする.太郎の方は清水に残り,次郎は途切れた家を復興しようと故郷に戻る.
感想数 0
文字数 30,803
最終更新日 2025.08.08
登録日 2025.08.08
957
名もなき赤備え(アルファポリス版)
とある足軽の家
感想数 0
文字数 2,350
最終更新日 2019.07.04
登録日 2019.07.01
958
花山座人情噺〜山猫組異聞外伝〜
江戸は浅草奥山の、見世物小屋の賑わいの、その中心は「花山座」。
中でも双子の軽業師右近と左近は、人とは思えぬ身のこなしと艶やかな装いで、江戸中の娘の憧れの的。
しかし、その2人には、人にはいえぬ秘密があった。
感想数 0
文字数 34,054
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.29
959
大航海時代 日本語版
日本にも大航海時代があった―――
関ケ原合戦に勝利した徳川家康は、香木『伽羅』を求めて朱印船と呼ばれる交易船を東南アジア各地に派遣した
それはあたかも、香辛料を求めてアジア航路を開拓したヨーロッパ諸国の後を追うが如くであった
―――鎖国前夜の1631年
坂本龍馬に先駆けること200年以上前
東の果てから世界の海へと漕ぎ出した、角屋七郎兵衛栄吉の人生を描く海洋冒険ロマン
『小説家になろう』で掲載中の拙稿「近江の轍」のサイドストーリーシリーズです
※この小説は『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』で掲載します
感想数 1
文字数 81,729
最終更新日 2019.12.16
登録日 2019.07.28
960
明治時代と同い年
明治天皇の崩御。そして時代は大正へ。
明治元年生まれの役人が、自身と共に時を重ねた「明治」という時代を回顧する。
「明治元年生まれの男が、明治45年に大正へと改元された時代の節目を迎えて、自分が生まれ育ってきた明治という時代の歴史的事件や出来事、世相などを振り返る」という体裁で綴る歴史小説。
■あらすじ
1912年7月30日、明治天皇が崩御された。
ほどなく、45年続いた明治という年号が、大正と改元される。
「私」は慶応4年、すなわち明治元年に生まれた。
つまり明治という時代と共に生きてきたと言っていい。
幕臣であった父の背中を見て育ち、明治政府の役人として働いてきた「私」が、
様々なキーワードをもとに明治時代を回想する。
そんな、ひとり語りの歴史物語。
※歴史の時系列に並んでいるわけではありませんのでご注意を。主人公が回想するに任せた内容なので、作中の時期が秋だったり冬だったりします。
※「小説家になろう」「カクヨム」「アルファポリス」「ネオページ」に同内容のものを投稿しています。
※この作品以外にもいろいろと小説を投稿しています。よろしければそちらもご覧ください。
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文字数 76,061
最終更新日 2025.11.28
登録日 2025.10.05