小説一覧
女神の言葉によれば、私はガチャの抽選により異世界に転生できるという。
その世界は「エクストリア」と呼ばれ、五百年前の魔王と魔族の侵略で荒廃した世界で、今でも安定した国のない世界だった。
そして僕はグランタリア大陸のラバネス半島にある、ブリタニス王国のディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスとして転生する。
九年が経った頃、シオンが執務室へ行くとナブラスト王国軍が国境に迫っているという情報が飛び込んできた。
そのことで父上であるディルメス侯爵は敵軍を迎撃するため、侯爵軍を率いて国境にあるロンメル砦へと出発していく。
留守を任された執務長のジョルドは、領地の資金繰りに頭を悩ませ、そこでシオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。
この食器が領都ディルスで大ヒットとなり、ディルメス侯爵領全域へと広がっていった。
そして、その噂はブリタニス王国内の貴族達から王宮にまで届いて、シオンと父上は一緒に王城へ向かうことになる。
領地の資金繰りを改善しようと発明した『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していき……
《この物語は自重を知らない転生貴族のシオンが、スキル『創造魔法陣』を用いて、色々なモノをどんどんと発明をしていき、グランタリア大陸の国々に驚きと震撼を与えて、国々に幸せをもたらしていく物語である》
文字数 4,861
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
宮廷に仕えていた下級貴族のヴェロニカは、母の遺言により亡き祖父と師弟関係にあったフェラレーゼ伯爵家に身を寄せた。
幼い頃、兄のように慕ったガイウスはフェラレーゼ伯爵家の当主となっていた。
王家のお茶会で披露される焼き菓子を任されていたヴェロニカは早速キッチンでその才能を発揮する。
人当たりが良く陽気なヴェロニカは誰からも好かれる素晴らしい女性だった。
王家からも、貴族からも、領民からも、聖職者からも好かれていた。
「あの女……っ」
只一人、ガイウスの妻ソレーヌを除いては。
女騎士として功績をあげた後に、夫に先立たれ、年下のガイウスと再婚したソレーヌは不妊に悩んでいた。
実は前の夫との間に息子アレクシウスがいたが、その難産と直後の戦闘で深い傷を負ったことが原因だとされていた。
アレクシウスは修道騎士を目指しており、ガイウスの養子になることを拒んでいる。
「あの頃のちっちゃなヴェロニカを思い出すよ。可愛かったんだ」
ガイウスがヴェロニカを見つめる。
それは兄のようなあたたかな慈愛の眼差しに違いない。
それでも、ガイウスはヴェロニカを迎えてからというもの可愛い幼児の姿を思い描くようになった。
ヴェロニカ……
夫婦二人の穏やかな幸せを、よくも……
だからソレーヌは命じたのだ。
ヴェロニカが誰からも軽蔑され、その幸せが壊されるように。
「ヴェロニカ。私の代わりにガイウスの子を産みなさい」
文字数 1,262
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
仕事を辞めて自暴自棄になっていた佐々木が黒ギャルの茉莉に拾われて同棲がスタートするが…。
文字数 2,444
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
ジョンは、11歳の誕生日に双子の兄弟と入れ替わって、代わりにある試験を受けて欲しいとお願いされた。
日本の小学校に通うジョンにとって、それは聞いたこともない世界で受ける試験だった。
文字数 505
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
ジュエリー王国の王女、コウカク・マナークは、
王(父)などのわがままで、王宮から追放されてしまった。
王族だと周りにばれないように、仮名してダイヤと名乗った。
独りぼっちでいたのだが、出会った魔物と仲良くなった。
そして14歳になり、魔物使いに育った。
彼女は魔王と人間と仲良くしたいと思い、魔王の元へ目指す。
文字数 2,014
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
家族を事故で亡くし荒んだ日々を送る陽人は、新学期初日、「病死した女優が生き返った」という話を耳にする。
心を落ち着かせようとするも、放課後の帰り道で「その女優さんを生き返らせたの、私なんだ」と話す同じ高校に通う少女、光里と出会う。
「あなたが生き返らせたい人は、だれ?」
正体不明の能力を持つ光里との奇妙な高校生活の中で、陽人は自身の気持ちに気づいてしまい……
そして、光里が抱える「秘密」とは――。
文字数 18,877
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
文字数 5,296
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
文字数 1,082
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
孤独とは。
意味を調べてみると
1 仲間や身寄りがなく、ひとりぼっちであること。思うことを語ったり、心を通い合わせたりする人が一人もなく寂しいこと。また、そのさま。
2 みなしごと、年老いて子のない独り者。
らしい。
私はこれに当てはまるのか?
一人っ子で両親はもうこの世に居ない。
親戚と呼べる人はもちろん居るが疎遠と言えば疎遠。
だけど仕事もバリバリしてるし、友達だっている。悩みだって相談出来るし、愚痴だって聞いてもらえる。推し活だって大忙しだ。
毎日忙しいし疲れるけど、幸せだと思える。
まぁ、幸せなんて自分の物差しだから、他人から見たら『家に帰っても一人でしょう?可哀想』って思われてるかもしれないし、『恋人も居ないなんてつまらない人生ね』と思われているかもしれない。
ちなみに人並みに恋愛も経験し、彼氏だっていた。今、居ないだけ。
三十三歳。人から見れば孤独。そんな私と死にたがりのうさぎの物語。
※現実世界のお話ですが、整合性のとれていない部分も多々あるかと思います。突っ込みたい箇所があっても、なるべくスルーをお願いします
※「死」や「病」という言葉が多用されております。不快に思われる方はそっと閉じていただけると幸いです。
※会話が中心となって進行していく物語です。会話から二人の距離感を感じて欲しいと思いますが、会話劇が苦手な方には読みにくいと感じるかもしれません。ご了承下さい。
※第7回ライト文芸大賞エントリー作品です。
文字数 1,602
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
九月。
学生の青四季海(あおしき・かい)は、去年まで、女性相手の売春(手と口だけで、挿入はなし。そのため童貞)を繰り返していた。
しかし今は気心の知れた女性だけを相手に、彼女たちの欲求不満を鎮めるべくほぼ無料で奉仕をしている。
海の手と口で体を満足させられる女性たちとは別に、海の同級生に、「委員長」というあだ名の女子、鮎草亜由歌がおり、彼女は海に恋慕していた。
一方で、海は義理の姉(母の再婚相手の連れ子)であるなるみに、以前から淡い恋心を抱いている。
空虚な心と性欲を強める体を持て余しながら、最後の一線を越えないままに女たちの欲望を処理し続ける海。
そんな中、なるみへの気持ちを胸に秘め続けていた海は、彼氏持ちのなるみの手で射精させられてしまう。
変わっていく気持ち、新たに得るもの、気づいていくもの。
海はやがて、ある女性と初体験を迎える。
ままならない心と体を与えられて、彼らは時に慰めあい、自分の価値を垣間見ていく。
文字数 114,866
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
何でも完璧でないと気が済まない性格の白崎壱矢は、完璧を求め子供の頃から何にでもチャレンジしてそれら全てを身に付けて来た努力家。おかげで高校生になった彼は右に出る者は居ないぐらいの成績を残すようになり、同時に「我が道を行く」男になっていた。
そんな完璧な壱矢を悩ます存在が現る。壱矢の隣の席になった黒田美月はいつもボーッとしていて何に対しても無気力。完璧でないと気が済まない壱矢にとっては輪を乱す邪魔な存在だった。
果たして壱矢は自分のパーフェクトライフを崩さずに高校生活が送れるのか?
正反対の性格の二人が交わった時、どんな化学反応が起きるのか。壱矢と美月の成長ラブストーリー。
壱矢視点と美月視点の二つあります。
視点が切り替わる時に話の一番上に◯◯sideと表記してあります。
文字数 10,614
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
中学一年生の市原清は、一人暮らしになった祖母と住むために家族全員で阿河町へ引っ越してきた。都会に慣れていた清にとってはつまらないものだったが、実際に田舎の風景を前にして、物珍しさから一人で探検に出る。
特に気になったのは「サンジン様」と呼ばれる山だ。山にはサンジン様という神様がいて、人々を見守っているという。静かな山を散策中に小さな祠を見つけた清が祠に挨拶をしていると、ふいに誰かに呼ばれた。なんと、すぐ傍の洞穴から少女が助けを求めていた。
少女はサチと名乗った。初めての場所、初めての友人、清はすぐサチと仲良くなった。サチは隣の仲尾町出身だと言っていた。
ある日サチと別れるのが名残惜しく、山を出たところのコンビニへ行こうと提案したところ、サチは山から出られないと発言し、風とともに消えてしまった。翌日、再会出来た彼女に問いただすと、彼女はただの人間ではなく、ずっと昔にサンジン様へ捧げられた生贄だったと告げられる。清以外の人間ではサチを視ることすら出来ないらしい。山から出ようにも結界が張られているように弾かれてしまうとサチは言った。
清は山から出たいサチの手助けをしようと決意する。
文字数 2,004
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
目が覚めたらゾンビになっていた
自分が誰かもわかず 外はゾンビだらけ
不思議と人間を食べる気はおきない 普通の食事で大丈夫だ
まぁゾンビになってしまったものは仕方ない
こうなったらゾンビライフを楽しもう!
文字数 2,017
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
東日本橋の会社に勤める賢一は、時を問わずに現れ、解像度を増していくビジョンに戸惑う。職場近くの弁当屋で知り合った近所の保育士、美砂と、今はない掘割をめぐる散策を重ねるうちに、ビジョンがかつて運河のほとりで暮らしていた少女の姿だとわかっていく。
偶然によって集まり、また散っていく人たち。美砂とその同僚、高校の同級生、職場の先輩と関わるうちに、賢一は自身の来し方を振り返る。その中で、賢一は自分と美砂に託された、小さな役割を知っていく。
文字数 63,277
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
ライラック・シェリアスルーツ。
それは、所謂通り名。
彼女の本名を知る人は限りなく少ない。
「結婚するなら、わたくしよりも強くて、迷うことなく本名をすらすら言ってくれる人が良いわ」
ライラック、もとい、本名「フローリア・レネ・シェリアスルーツ」のささやかな願いは、叶うことなく一方的な婚約を結んだ相手から婚約破棄されてしまった。
婚約破棄の舞台は、卒業パーティーの予行演習の場所にて。
まぁそれならそれで良いか、とあっけらかんとしつつシェリアスルーツ侯爵家、次期侯爵となるために日々励んでたある日、いきなり王宮へと召集されてしまう。
「シェリアスルーツ家次期当主ともあろうものが、婚約破棄されたからと新たな我が婚約者を虐めるとはなにごとか!」と怒鳴りつけられるが身に覚えがない。
「はて、おかしなことだ。彼女はずっと次期当主としてあちこち駆けずり回っていたが」
――助けを出してくれたのは、「鮮血の悪魔」と呼ばれている王弟殿下!?
婚約破棄され、次期当主として立つべく奮闘していたおっとり令嬢、マイペースに頑張ります!!
文字数 6,186
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
令嬢フィリアの占いは六割しか当たらない。
彼女は子供の頃、運命の人を三度も占ってしまい、三人の男性を待ち続けていた。
二十歳の誕生日までに誰か一人でも見つけなければ親の決めた相手と結婚させられてしまうのに、占いに出た「黒髪の騎士」「仮初めの使用人」「偽りの王子」たちは待てど暮らせど誰も現れない。
そんな折に侯爵家へ赴任して来たのは、代々使用人を務めて来た一族の「黒い髪の執事」だった。なんか色々違うけど、多分きっとこの人だ!
恋愛ゆっくり、ざまあなし、ハッピーエンドです。
カクヨムにも同じものをアップしています。
文字数 4,096
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
パーティを追放されてしまった俺。
しかも片思いだったパーティメンバーはリーダーの愛人だった。
その上借金の一括返済まで迫られて、俺はもうどうにもならなそう。
そんな時、俺は池のほとりで子猫を拾った。
そうだ、こいつを池に投げ込んで自作自演の猫救出動画でバズれば儲かるんじゃないか!?
だけど。
「ギャー!? ゴボゴボあばばぼえーっ」
池の中で子猫は少女に変身したのだった。
子猫の正体はダンジョンから抜け道で地上に逃げ出してきたワーキャットだったのだ!
っていうかこの猫を吸うとダンジョン内でしか使えないはずの魔法スキルが使えちゃうんですけど!?
猫(少女)を吸えば吸うほど強くなる!
なにこれ!?
さらにさらにひょんなことで現代兵器でモンスターをぶち殺しまくる過激派テロ組織の標的にされた俺達は、戦いの中に巻き込まれるのだった……。
文字数 19,086
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
人でないモノが視える青年・宇津保は霊に取り憑かれていた。そんな時、一匹の犬に体当たりをされた。それにより霊は離れ、犬こと雨太の飼い主である比嘉と出会うこととなる。
図書館で資料を探していた宇津保はまた霊に取り憑かれていたところを雨太に助けられる。子どもの霊と本を探していて、比嘉が図書館で働いていたことを知る。
ある日、大学からの帰り道に雨太が現れた。比嘉に悪霊が取り憑いてしまったようで――。
文字数 2,635
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
祖母の遺品を整理していると、小さな筒を見つけた真埜月乃。その筒の中から出て来たのは、一匹の純白の狐だった。
管狐であるつね吉に気になっている人・上祢の情報収集をしてもらうか悩む月乃。月乃の好きな人がどんな人か興味本位で学校にやって来たつね吉の策略(?)により、月乃は上祢もあやかしが視えることを知る。そして、二人は交流を持つようになった。
ある日学校にて、月乃は上祢があやかしに襲われているところに遭遇して――。
文字数 3,512
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
「子供を産めない妻はいらない」
妻である私にそう吐き捨てた夫は使用人と関係を持った。
彼女を新しい妻にして子供を産ませるのだという。
絶望した私を慰めてくれたのは、その使用人の兄だった。
文字数 2,993
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
はじめてのバイト代で、父親を買った。三月、まだ肌寒い晩だった。
観音通りとかいう妙な名前で呼ばれる売春通り。その奥の方で、街灯から少し外れた薄暗闇に、父親は立っていた。目の前まで行くと、父親は軽い感じで目を上げ、俺の顔を見て、静かに瞬きした。
少しくらい同じろ、と思った。
文字数 1,019
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
幼馴染みの4人の小学生。マナブの一言で、禁止されている森へピクニックに行く事になった。大人には内緒の、子供達だけの秘密のピクニック。月夜に出かけるのには、ある理由があったから。
文字数 2,043
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
それは一目惚れだった。
冷酷非道の血まみれ皇帝と呼ばれる男に、恋をしたのだ。
伯爵令嬢マリア・フォークロスは、娘を高値で売り付けたい父に皇妃になれと言われ、育てられてきた。
とはいえ簡単には妃どころか婚約者候補にすらなれるはずもなく、皇帝と近くで言葉を交わす機会さえろくに得られない。しかしながら、とあるパーティーで遠目から眺めた際――どうしようもなく好きになってしまったのだ。
皇帝陛下の、最愛になりたい。
皇帝に冷たい視線を向けられつつも、マリアは恋心のままに文を綴る。
自分の恋が叶わぬものだという現実に見て見ぬふりをして。
※本作は『社交界のコソ泥と呼ばれる似非令嬢に課されたミッションは、皇帝陛下の初恋泥棒です(https://www.alphapolis.co.jp/novel/6211648/759863814)』の前日談ですが、単体でもお楽しみいただけるはずです。
※主人公は報われません。
※悲恋バッドエンドです。
文字数 6,980
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
「俺・・・【百花の王~愛と欲望の花園~】という乙女ゲームの世界に転生した?」
皇帝によって国を滅ぼされたとはいえ王女というブランドもあるが商品としての価値が高い事を示す為、一糸纏わぬ姿で舞台に立っている俺ことアマリリスは、奴隷商人の邸宅で開催されているオークションの最中に思い出す。
・前世の自分は警視だった事
・妹が学生時代に【百花の王~愛と欲望の花園~】という、読み書き計算といった一般教養に淑女としての振る舞い、古典に詩歌管弦、料理に裁縫といった家事全般だけではなく武力等といったパラメーターを伸ばしていく事で皇帝の目に留まり皇后、世継ぎを産んで次期皇帝の母を目指すゲームをプレイしていた事
・プレイアブルキャラは四人で彼女達は四季の名を冠する宮殿の女主である(春の宮殿、夏の宮殿、秋の宮殿、冬の宮殿)
・後宮に入った事により彼女達は本名ではなく花の名前で呼ばれている
・皇帝からの夜伽の指名が多くなると側室+宮殿の女主と皇帝を巡ってバトル開始
・側室+宮殿の女主とのバトルに勝つと相手が持っている資産全部が手に入る
・負けたら無一文で後宮から追放
・皇帝の寵愛を受けすぎた上で宮殿の女主とのバトルに負けたら戚夫人的な目に遭わされる
・後宮からの追放後、全体的にパラメーターが高かったら、或いは一部が突出していたらそれを活かした職業に就けるが、低かったら風俗関係の職業にしか就けない事
・ハッピーエンドは皇帝と結ばれて皇后になり【百花の王】という称号を得る事
・次期皇帝が名君になるか否かは母親であるプレイヤーのパラメーターにかかっている
決めた!
皇帝にも女の争いにも興味がない俺は暫くの間、後宮で世話になりつつお金様を貯める。そして頃合いを見計らって後宮を出て行く事を───。
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義です。
文字数 1,278
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
【あたしは、囚われの身】
十七歳の優里は家出少女だった。
橋の下、あと腐れのない場所を居場所にして日々を過ごす。
身を売ることで生きる価値を見出す日々。
ある日、橋の下から人がいなくなる。
突然の出来事に戸惑う優里であったが、目の前に現れた男によって連れ去られてしまう。
「目的はなに? お金なんてないよ」
「お金なんてどうでもいい。俺は君が従順になってくれれば満足だ」
どうせ、誰もあたしの叫びに答えはしない。
あたしに居場所なんてないのだから。
「一度は警告を出してるんだ。傷つくが出来なくなってしまう。
あたしの居場所はどこ?
さまよい歩き、今日も囚われる。
【あたしたちは夢なんか見ていられない】
文字数 4,848
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
叶わなかった少女の夢は新しい人生と共に訪れる生まれ付き病弱な少女が唯一持っていた夢である(外を歩いてみたい)を実現することなく命を落とす
それを見ていた神と名乗る者からもう一度新しい人生をプレゼントされる
こうしてか弱い少女の新しい人生が始まる
文字数 18,677
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
結婚して三年、あれほど愛していると言っていた夫の浮気を知った裕子。
それでもいつかは戻って来ることを信じて耐えることを決意するも、浮気相手からの執拗な嫌がらせに心が折れてしまい、離婚届を置いて姿を消した。
浮気を後悔した孝志は裕子を探すが、痕跡さえ見つけられない。
浮気相手が妊娠し、子供のために再婚したが上手くいくはずもなかった。
全てに疲弊した孝志は故郷に戻る。
ある日、子供を連れて出掛けた海辺の公園でかつての妻に再会する。
あの頃のように明るい笑顔を浮かべる裕子に、孝志は二度目の一目惚れをした。
R15は保険です
他サイトでも公開しています
表紙は写真ACより引用しました
文字数 1,983
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29