ループ小説一覧
愛する婚約者の心を奪った令嬢が許せなくて、嫌がらせを行っていた侯爵令嬢のフィオーラ。
その行いがバレてしまい、婚約者の王太子、レインヴァルトに婚約を破棄されてしまう。
そして、その後フィオーラは処刑され短い生涯に幕を閉じた──
──はずだった。
目を覚ますと何故か1年前に時が戻っていた!
しかし、再びフィオーラは処刑されてしまい、さらに再び時が戻るも最期はやっぱり死を迎えてしまう。
そんな悪夢のような1年間のループを繰り返していたフィオーラの4度目の人生の始まりはそれまでと違っていた。
もしかしたら、今度こそ幸せになれる人生が送れるのでは?
その手始めとして、まず殿下に婚約解消を持ちかける事にしたのだがーー……
4度目の人生を生きるフィオーラは、今度こそ幸せを掴めるのか。
そして時戻りに隠された秘密とは……
文字数 156,230
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.01.25
『異世界に転生したから悪役令嬢も王子も他の皆も巻き込んで、このループから抜けだすついでに世界も救います!』
パサリと本が足元に落ちた。真っ黒な装丁からしてロクなものではないだろうと思ってはいたが、中を見て想像以上だったと思い知る。
(こ、これは……こ、攻略本……しかも手書き……)
真っ黒な本の正体はアリスによる、アリスの為の『花冠』の攻略本だった。
恐る恐る本を拾い一ページ目から順に読んでいく。最初は浮かれた自分の文章だ。大好きな物語の中に転生した事を純粋に喜んでいるのだが、パラパラとめくっていくと、どんどん文章が不穏になってくる。残酷なバッドエンドもいくつか踏んでいたようで、そのページには血のような黒いシミまでついている。
何よりもっと恐ろしいのは、一つのエンドが終わるとまた始まるのだ。新しいルートが。
「て、転生してる上にループしている……⁉」
※大好きなゲームの世界に転生してしまったちょっぴりお花畑でチートな少女アリスの運命に抗う異世界転生ストーリー!
※タイトルを変更いたしました。旧タイトルは『当て馬好きの私は、どうやらヒロインには向いていないようです。』です。ご迷惑をおかけしますが、今後ともよろしくお願いします!
この作品は小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも掲載されています。
文字数 959,259
最終更新日 2021.03.03
登録日 2020.11.01
カーヌス神聖王国の国王は代々、ドラゴンを召喚する力を受け継ぐ。
十三代目国王、エセキアスは表向きは好青年を演じていたものの、実は自己中心的で狂暴な人物だった。
そんなエセキアスの花嫁になったルーナティアは、嫁いだその日の夜に、自分が望んだ花嫁じゃなかったという理由で、後遺症が残るほどひどい暴力を受ける。
その後エセキアスの暴政によって、信頼は失われ、国民は暴動を起こした。
するとエセキアスは逆上し、ドラゴンの力で、カーヌスの首都ブランデを火の海に沈め、国民を虐殺する。
炎に追われ、塔の最上階まで追い詰められたルーナティアは、そこから身を投げるが、目覚めると、結婚式の前日まで時を遡っていた。
動揺するルーナティアに、魔王の使者を名乗る鴉が話しかけてきて、魔王の居城に来るようにうながしてくる。
狂王エセキアスを止めるため、ルーナティアは魔王になって奮闘する。
116話で完結します。
文字数 330,790
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.02.04
貴族の虚栄と勇者への嫉妬の感情に振り回され、悪魔に囚われた主人公。魂ごと消滅したはずの彼は、なぜか14歳の自分に巻き戻っていた。目の前に浮かぶのは、透明な板に書かれたメッセージ。
《 あなたは求道者になりました。正しい行いをし、徳を積むことで求道者のレベルが上がります。悪しき行いを避け心を鍛えてください。 》
強さも権力も持っていた。しかし、それでは足りなかった。自分だけのレベルアップで、破滅の未来を変えていく。
文字数 11,328
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.03.03
ある日突然『自分が殺される』記憶を思い出した女子高生の九条泉。どうやらここは『死にゲー』の世界らしく、ゲームの主人公は泉が密かに片想いをしていた幼馴染みだった。しかも幼馴染みは繰り返す世界の中で色んな女の子と結ばれていた。いくら平行世界の出来事とはいえ、自我を持ってしまったヒロインのひとりとしては幻滅だ。
「これからどうしよう……」傷心中の泉に声をかけてきたのは学園の王子様だったけれど、なんだか様子がおかしい。
病んでるヒーローに(前世から)殺したいほど愛される女の子のラブコメです。
※タイトル通りの内容です。
※小説家になろう様でも掲載中
文字数 42,496
最終更新日 2021.03.03
登録日 2021.02.21
レティシアは前世の記憶を持ったまま、公爵令嬢として生を受けた。
そこは、前世でプレイした乙女ゲームの世界。しかもヒロインである妹を苛める悪役令嬢として。
このままでは断罪されてしまう。
そして、悪役令嬢は運命に抗っていく。
*****
読んでくださってる方々、ありがとうございます。
完結はしましたが、番外編を書く可能性のため、完結表示は少し延期します。
文字数 72,610
最終更新日 2020.07.13
登録日 2020.06.17
私、アイリス・クラウディアは、10歳から15歳までをずっとループしている。
それは、10歳の時に出会う王子様に恋をして、そして毎回断罪されるからだ。
ずっと、好きだった王子様に、毎回何をどうしても断罪されてしまう私は、今回決意した。
もう王子様なんかいらない!
私は執事のシキのことが好きになりました。
そう思ってるのに、今度は王子が私を諦めてくれません?
*****
『悪役令嬢はヒロインのR18フラグを叩き折る』の改定版です。
文字数 124,859
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.07.19
辺境伯であるブレフトの妻であったアマリア。互いに深く愛し合い幸せな日々を過ごしていたが。…ある日突然アマリアは殺されてしまった。気づいたら転生して元夫ブレフトの友人の侯爵夫妻の娘ユスティーナになっていた。程なくしてユスティーナはブレフトと再会を果たすが…。彼にアマリアの生まれ変わりだと中々言い出せずにいるユスティーナ。生まれ変わった今でもユスティーナは彼を愛している。もう一度彼の妻になりたい。だが現実はユスティーナは6歳、元夫ブレフトは29歳。23歳の年の差がある。しかも彼のそばにはユスティーナの転生前のアマリアを殺したあの女の姿があった。
文字数 47,500
最終更新日 2020.10.12
登録日 2020.08.11
公爵令嬢シャーロットは暗雲たる気持ちで目を開けた。これで三回目だからだ。二回殺され、殺される度に過去に戻っているシャルロット。
三度目の人生。今度こそ殺されずに生き抜いてみせる。
一回目は処刑され、二回目は毒殺された。
一回目は何も知らず、二回目は想いを、気持ちを諦められなかった。
だけど三回目。さすがに期待なんてしない。希望なんて抱かない。
二回の死を経て、公爵令嬢シャーロットは令嬢としての幸せを掴むことを諦めた。
三回目の人生こそ好きに生きさせていただくわ!町娘でも村娘でも、好きなことをして生きていくんだから………!
これは公爵令嬢シャルロットが自由を求め、必死に生きようとする話
文字数 67,176
最終更新日 2020.08.21
登録日 2020.06.11
nanaで投稿した声劇用台本です。
声劇用だと1分半、黙読だと1分ほどで読めます。
台本の使用、一人称の変更、言い回し、方言などの変更は自由ですが、台本の世界観を壊すような大幅なアレンジはご遠慮下さい。
ツイキャス、リスポンライブ、spoon等でご使用の際には樹(いつき)の台本を使ったと口頭で紹介して頂けると嬉しいです。
またYoutube等の動画投稿の際に樹のツイッターアカウント@ituki_0505 を記載して頂けると嬉しいです。
台本を使用した際、ツイッターのDMかメールにご一報頂ければ、私のツイッターアカウントから宣伝させて頂いております。
使用報告は強制ではございませんが、報告していただけると今後のモチベーションにも繋がります。
文字数 3,153
最終更新日 2019.12.25
登録日 2018.09.25
煌びやかな灯りがともされた、大きなホールに、一際大きく響く声が広がっていきました。
「モカ、君とは婚約破棄をさせてもらう。そして、俺はこの、ストロベリー=ラペチーノと婚約をする!」
ああ、これを聞くのにも、もう飽きてしまったほどの回数を私はループを繰り返して来ました。
「わかりましたわ。モカ=キャラメルは、この婚約破棄を受け入れますわ」
「え」
わたくしがあっさりと承諾いたしましたので、元婚約者様は拍子抜けしたような顔をなさっておいでです。
さて、忙しくなりますわね。わたくしはこの婚約破棄の瞬間に巻き戻され、五年後の二十歳の誕生日を過ぎたあたりで、必ず死んでしまうというループを繰り返しておりますので、今度こそはこのループ人生から抜け出したいものです。
※他サイトでも投稿しております。
※推敲はしておりますが、誤字があるかと思いますので、その際は遠慮なくご指摘ください。
文字数 134,259
最終更新日 2020.07.19
登録日 2020.06.17
タイトル通り。連載の気分転換に執筆しました。
※なろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、pixivに投稿しています。
文字数 10,151
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.06.09
「君に話しておかなければならないことがある」
そして語り始めた王子は、己の呪いによって、この世界はディアーナが不幸な結末を迎えるたびにループしていると言った。
遊戯の神の悪戯によって乙女ゲームが組み込まれた世界は、悪役令嬢ディアーナが幸せにならなければ次こそループできずに終末を迎える――
ヒーローがヤンデレ+ヘタレ+ちょいクズ。
この話は小説家になろうにも投稿しています。(なろう側にはR18該当の話はありません)
文字数 24,394
最終更新日 2019.01.21
登録日 2019.01.20
公爵令嬢ノエルには大嫌いな男がいる。ジュリオス王太子だ。彼の意地悪で傲慢なところがノエルは大嫌いだった。
ある夜、ジュリオス主催の舞踏会で鉢合わせる。
「踊ってやってもいいぞ?」
「は?誰が貴方と踊るものですか」
ノエルはさっさと家に帰って寝ると、また舞踏会当日の朝に戻っていた。
そしてまた舞踏会で言われる。
「踊ってやってもいいぞ?」
「だから貴方と踊らないって!!」
舞踏会から逃げようが隠れようが、必ず舞踏会の朝に戻ってしまう。
もしかして、ジュリオスと踊ったら舞踏会は終わるの?
それだけは絶対に嫌!!
※ざまあなしです
※ハッピーエンドです
☆☆
全5話で無事完結することができました!
ありがとうございます!
文字数 6,527
最終更新日 2020.08.24
登録日 2020.08.23
若き将校ミカルには大切な少女がいる。皇子の婚約者である公爵令嬢、ロザレインだ。
誰より傲慢で誰より気高く、そして誰より美しい彼女のことを、ミカルは妹のように可愛がっていた。
あるときミカルは気づいてしまう。自分が死ぬと、時間は巻き戻るということを。
何も知らずに微笑む少女を前にミカルは願う――――もしもやり直せるのなら、今度こそ幸せになってくれますように。
※『小説家になろう』様において同名の作品を掲載中です
文字数 181,780
最終更新日 2020.09.23
登録日 2020.09.09
公爵令嬢フランチェスカ・ヴィヴィアナは既に何回目かの婚約破棄騒動に挑んでいた。この流れは既に知っているものである。なぜなら、フランチェスカは何度も婚約破棄を繰り返しているからである。フランチェスカから婚約破棄しても、王太子であるユーリスから婚約破棄をされてもこのループは止まらない。
そんな中、フランチェスカが選んだのは『婚約を継続する』というものであった。
ループから抜け出したフランチェスは代わり映えのない婚姻生活を送る。そんな中、ある日フランチェスカは拾い物をする。それは、路地裏で倒れていた金髪の少年でーーー
文字数 7,649
最終更新日 2020.11.23
登録日 2020.11.22
密かに想い慕っていたお嬢様が、冤罪で処刑される。
何も出来ず、ただ見ていることしか出来ない私に向かって、あなたは微笑んだ。
恋い慕う乙女のように。
これから殺されるというのに、何故あなたは美しく微笑むのか。
その理由が、私には分からなかった。
※約3,600文字 1話完結
※カクヨム・なろう転載
文字数 3,583
最終更新日 2020.08.29
登録日 2020.08.29
「誤解があるなら言ってくれ。君の口から真実が知りたい」
正直、この台詞も聞き飽きました。ですが侯爵令嬢たるもの、微笑みは絶やしてはなりません。たとえ、一連の会話や仕草まで暗記しているとしても。
ループ8回目の人生、またも婚約破棄からやり直しです。
同じ過ちは繰り返しません。避けられない未来があるのだとしても、運命に抗ってみせましょう。
皇太子との婚約破棄で領地追放となったセラフィーナ、他国で女官生活を始めます!
※ラウラが主役の短編「大魔女だった町娘は前世の敵に迫られています」も合わせてお読みいただきますと、より楽しめるかもしれません。世界観は共通です。ゆくゆくは、あの人も出てきます。
文字数 99,440
最終更新日 2021.01.06
登録日 2020.12.18
――ああ、まただ。
「ジュリア!君との婚約を破棄する!」
もう何回目になるだろう…。
私はこの光景を繰り返し見ているのだ。ジュリア・フローレス公爵令嬢に危害を加えられた被害者リリー・イーストンとして。
これは乙女ゲームのシナリオという確定の未来の中でそれでも悪役令嬢に幸せになって欲しいヒロインの物語。
※他サイトでも連載しています。
文字数 9,516
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.02.16
「お前、勇者のくせに役に立たねえから、今日限りでこのパーティークビな」
魔王討伐のために結成されたパーティー《エスペランサ》の一員であるアルトは、突然パーティーのリーダーであるニスタによって、アルトを庇った聖女ラノ共々追放されてしまった。
しかし彼らを追放後、《エスペランサ》は魔王討伐に失敗し、全滅。
生き残ったニスタも狂人化の呪いを受け、ラノを殺してしまう。
ラノが目の前で殺され、意識を失ったアルトだったが、気が付けば追放会議に巻き戻っていた。
想い人であるラノを救うと決意するアルト。
繰り返される時間の先に、彼を待ち受けるものは――
全7話
2話以降、毎日6:00更新です♪
※残酷描写ありは保険
※頭空っぽにして読んでね!(←逃げ)
表紙イラストの可愛い女の子は、picrewコンペイトウメーカー様よりお借りしました♪
文字数 10,032
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.01.26
ミアは孤児だ。男爵家に引き取られたが、召使のように働かされ虐げられる日々が続いたが、今度は教会に引き渡され、塔の頂上で神に祈りを捧げる聖女として軟禁された。
軟禁とは言え、男爵家よりも待遇が良く安堵していたが、本物の聖女が現れてミアのことを魔女と呼んだ。
ミアはこの国に災いをもたらす魔女として、不作や災害、戦争などを引き起こしたと民衆の反感を買い火あぶりの公開処刑されることになる。
彼女は処刑される際に笑い声をあげた。それを人々は、後に魔女の泣き声と呼ぶことになる。
だが、ミアは死んでいなかった。目が覚めたらそこは孤児院で、自分の身体が小さくなっていることに気付く。人生のやり直しが出来るかもしれない――……そう考えたミアは、絶対に男爵家の人と会わないことを決意する。
しかし、既に歯車は回っていて――……。
※ミアが幸せを掴むために頑張る話です。
文字数 12,212
最終更新日 2020.06.21
登録日 2020.06.14
王国王女アリエヴィラールはこの国で唯一の【宝剣セーブ・ザ・クイーン】の力を使用できる人物。
それは婚約者である勇者の冒険をセーブし、死んだ時にその地点からロードをすることができる力だった。
この力を軽く考えていたアリエヴィラールだが勇者が死ぬと記憶を受け継いだ上で彼女も一緒に戻ってしまうことに気づきパニックとなる。
何度も何度も同じタイミングで勇者が死ぬため、理由を調査した所、勇者が同じパーティの支援職の少年ユートを追放したすぐ後に死んでしまうことが分かった。
ユートを追放させないように勇者に物を言うが、それでもあの手この手で追放して、その後死んでしまう。
さすがのアリエヴィーラルもブチ切れ、様々な手段で追放を回避していく。
「私が絶対ユートを追放させない!」
アリエヴィラールは勇者の追放を阻止してループする未来を乗り越えることができるのか。
文字数 16,505
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.17
魔王を倒して世界を救った勇者リクトは褒美として王様から何か望みはあるかと聞かれた。行商人の息子だった彼は夢だった自分の店が欲しいと言おうとした時、この瞬間から自分は21回目のループをしていることを思い出した。
店を持つことになると一緒に旅をしてきた4人の中から誰かが嫁になった。しかし、繰り返してきた記憶の中では全員ヤンデレであって全員5回ずつ嫁にしたがどう足掻こうとバットエンドにしかならなかった!
もうあんな結末はごめんだと願いはないと言って逃げるように国から出ていたリクトは全ての地位を置捨てて行商人として生きていく事を決意する。
しかし、彼は知らなかった。彼女たちが秘めていた執念がどれほど恐ろしいかを…………
文字数 11,304
最終更新日 2020.07.09
登録日 2020.03.26
※本作は『トンネルを抜けると異世界であった。~タクシードライバーのちょっとエッチな救世主日誌~』の続編です。
ヒトミをタクシーに乗せて現世に戻ってきた佐藤健太だったが、その直後、トラックと正面衝突して、ヒトミもろとも命を落としてしまう。無の中を漂う健太の意識に、タクシーの声が語り掛けてきた。
『主殿、異世界転移ができたのだから、異世界転生ができない理屈はあるまい?』
再びサンガリアへと舞い戻った彼の魂はなんと、最愛の女エリウと自分の間にできた男子『タケル』として転生を果たしたのである。
愛しい母や十人の異母姉たちと共にすくすくと育つタケル。だがある日、家族が暮らす館がゴーマ軍の襲撃を受け、何のチート能力も持たないタケルはあっけなく殺される。ゴーマ軍の陣頭には、タケル同様異世界転生を果たしたヒトミの姿があった。
今度こそ一巻の終わりかと覚悟を決めたタケル。しかし彼はロンディムの一室、つまり転生前の健太の姿で目を覚ます。何だ夢か、と胸を撫で下ろし、エリウと愛を確かめ合った後、ヒトミをタクシーに乗せて、健太は再び現世へと戻る。前夜見た夢の話をタクシーに語って聞かせると、タクシーはそれが単なる夢などではなく、世界がループしているのだと告げた。
『一度の射精の精液に含まれる、二億とも三億とも言われる生殖細胞――つまり精子の中で、卵子に到達し受精できるのはたった一つ。言い換えれば、何億通りもの可能性が残されていたことになる。次こそは強力なチート能力を持って転生し、このループを抜け出すことができるかもしれないぞ』
膣内射精からやり直して転生したタケルは強力なチート能力で今度こそ死を回避できるのか? 敵として転生したヒトミの運命は?
生死のループを精子で切り抜ける、お下劣異世界転生ファンタジー、ここに爆誕。
文字数 106,034
最終更新日 2020.12.17
登録日 2018.09.28
ループする世界で、何度も何度も悲惨な目に遭う悪役令嬢。
愛しの婚約者や仲の良かった弟や友人達に裏切られ、彼女は絶望して壊れてしまった。
何故、自分がこんな目に遇わなければならないのか。
「貴方が私を殺し続けるなら、私も貴方を殺し続ける事にするわ」
壊れてしまったが故に、悪役令嬢はヒロインを殺し続ける事にした。
全ては望んだ結末を迎える為に──
※主人公が闇落ち?してます。
※カクヨムやなろうでも連載しています作:皐月乃 彩月
文字数 19,061
最終更新日 2018.07.19
登録日 2018.07.15
小さな街の階段を登った上にある小さな寂れた公園に二人の男女が隣合って座っていた。
彼らは「もし、今日を繰り返しているとしたら」という会話をしていた。
※エブリスタにも掲載しています。
文字数 1,737
最終更新日 2021.02.01
登録日 2021.02.01
男爵令嬢、ジュリア・フローレンス・ミンター。彼女は伯爵家の令息、コリー・ユージーン・ブロムリーと婚約している。
王家が主催していたダンスパーティー。そこにコリーと共に参加したジュリアは、一曲コリーと踊ると壁の花になった。それから暫く、煌びやかな世界を堪能していたが、婚約者の姿が見えないことに気付いて探しに行く。
コリーが誰かと話しているのに気付いて、その部屋を覗き込むとコリーと女性が唇を合わせている場面を目撃してしまう。
呆然としているジュリアに、第三王女であるイーディスはニヤリと口角を上げて、彼女に自分の物を持たせると騎士を呼んでこう言った。
「私の物を奪おうとしているの! こいつを捕らえてちょうだい!」
こうして罪を被せられたジュリアは、次々にあられもない罪を更に重ねられ、処刑された。それを笑って見ているイーディスとコリー。
ジュリアは呪いの言葉を最期に残し――この世を去った、はずだった。
死後の世界で神様に色々と話を聞いてもらい、神様は彼女に選択肢を与えた。生まれ変わるか、ループするか。
――ジュリアは、ループすることを選択し、彼らに復讐をすることを胸に誓う。目覚めた彼女がまず口にしたこと――それは。
「絶対に許さない……!」
復讐心に燃え上る、男爵令嬢の物語。
文字数 5,671
最終更新日 2020.12.19
登録日 2020.12.18
転生した世界で、罰ゲームの如く何度もループしている令嬢アマリリス。
同じ男に殺されるバッドエンドから抜け出せません。もうこうなったら…!
文字数 1,403
最終更新日 2020.11.24
登録日 2020.11.24
「勇者アラン。お前を、国王暗殺未遂の罪で死刑とする!」
勇者アランは魔王を討伐し、国に帰還した。しかし、アランは身に覚えのない罪を着せられて死刑判決を受けてしまう。
時間が戻ればいいのにーー。
アランがそう願った瞬間、彼は裁判前夜にループしていた。
死刑から逃れるため、何百回もループを重ねた末にアランが出した答えとは?
心優しい勇者の復讐が、今始まる。
文字数 3,403
最終更新日 2020.10.04
登録日 2020.10.04
五角関係にふりまわされるあほに振り回される主人公。馬鹿っぽい話。(※重複投稿作品)へび
文字数 6,783
最終更新日 2020.08.23
登録日 2020.08.21