魔術小説一覧
*第2章、完結。
「ローザ・ブラックデル! 貴様のような性悪令嬢は、不要だ!」
という、婚約者の怒鳴り声を聞いた瞬間、ローザは、とんでもない前世の記憶を思い出して、混乱に陥った。
(前世が邪神って、どういうことよ…)
理不尽な縁談を押し付けようとする強欲な養父母を捨てて、使用人たちと一緒に隣国に逃れたローザは、あろうことか、前世で自分を殺したらしい皇子と再会することになるのだけど…
周囲の者たちに、なぜかひたすら愛され、慕われまくる、(元)邪神令嬢ローザの、騒がしい日常のお話です。
拙作「捨てる王子あれば、拾う皇子あり?」の続編となります。
拙作「災禍の令嬢ヴィヴィアンは、普通に無難に暮らしたい」「惨歌の蛮姫サラ・ブラックネルブは、普通に歌って暮らしたい」と、同じ世界、同じ時代のお話ですが、それぞれの主人公が住んでいる国は異なっています。
【主な登場人物】
ローザ・ブラックデル…前世持ちの令嬢。元邪神。
マーサ……侍女。ローザの乳母でもあった。
リビー……若い侍女。
ポージー……若い侍女。
ネイト……若い従者。
ルーベン……従者
アルダス……侍従長。
ゲイソン……料理長。
アデラ……菓子職人。
アレクシス皇子……隣国の第三皇子。
テオ……アレクシス皇子の秘書。
ゲブリル・リバーズ……ローザの元婚約者。
ルーシェ……ゲブリルの恋人。
文字数 52,981
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.27
名門貴族クレイスター家の令嬢として生まれたアリスは、優しい母親と双子の弟と妹と一緒に、幸せに暮らしていた。しかしある日、国家魔術師の父が失踪したことで、生活は一変してしまう。財産を没収され、屋敷も小さな別荘一つだけ。使用人たちを養うこともできず、四人だけになってしまった。
母親は家族を守るため日々激務をこなす。アリスも、お仕事の邪魔にならないように弟と妹の面倒を見ていた。生活は変わってしまったけど、それでも懸命に生きて、少なからず幸せを感じていた。
「私、早く大きくなってお母様の仕事を手伝いたい!」
そう思っていた彼女に、またしても悲しい出来事が起こる。
頑張り過ぎた母親が過労で倒れ、そのまま二度と目覚めなかった。
残されたアリスは悲しみながらも、母親に代わり二人の家族を守ることを決意する。
そして彼女は出会う。
人生を大きく変えてくれる偉大な師匠に。
文字数 57,057
最終更新日 2021.06.21
登録日 2021.06.14
「困りました……」
侯爵令嬢リリーエン・リュシリュー(愛称リリ)は強靭な精神を持つ何事にも動じない令嬢だった。好きでもない王太子との婚約も、超高難易度の王太子妃教育も、婚約者の浮気も、婚約者と浮気相手の誹謗中傷も全てリリは微笑をたたえて流してきた。例え国家転覆の危機があろうともその程度でリリは動じない。そんな彼女が困ってしまっていた……
それは突然だった。わけも分からず魂魄が王太子の浮気相手ルルーシェ・ルミエン(愛称ルル)と入れ替わってしまった。はたして陰謀か、事故か。だけどリリはそんなことでは動じない。変わってしまったものは仕方ないとルルとしての生活を謳歌する図太いリリ。
そんな日々の中で触れ合う新たな家族と友人たち。しかし次第に判明していく魂魄置換に纏わるリリの秘密と王家を狙う陰謀。その時リリは自分の大切なものを守るために立ち上がる。
果たして、黒鋼の強靭な精神を持つリリが困ったこととは?
転生ヒロインとの魂魄置換に関わる陰謀の顛末は?
これはリリがルルと入れ替わって過ごした楽しい日々を綴った物語。
注)陰謀はパセリです。キャラクター達はみな明るいので暗い話にはなりません。
※ この作品は「小説家になろう」に先行して作品を掲載しています。
※ アルファポリスでは加筆修正と後書きコントを変更して掲載しております。
※ 「小説家になろう」で改題をしたのに伴い題名を変更しました。
※ 第14回ファンタジー小説大賞参加作品です。
文字数 340,814
最終更新日 2021.09.17
登録日 2021.08.22
《簡潔なあらすじ》
魔法使いの頂点である〝魔女〟
そして〝凡才〟の二つ名と共にその称号を持つ〝ルルロア・アルラウネ・アークライト〟
その生涯は挫折と後悔を何度も繰り返すものながらも、彼女は決して諦めなかった。
〝凡才〟という何もない二つ名を笑い誇って魔女は旅の果てへと進んでいく。
《少し長いあらすじ》
とあるエルフの集落に生まれた少女はある出来事をきっかけにエルフという種族のおぞましさを知り、外の世界に旅立つ事を決意する。
それがその先の未来を後悔だらけのものに変える選択だとは気付かずに……。
旅路の果て、絶望と対峙した彼女はそれでも折れずに向かっていく。
━━私は物語の勇者でもなければ英雄でもない……才能の乏しいただのエルフだ…………けれどそれは諦める理由にはならない。
――――絶対に助けてみせる。
これは凡庸な一人のエルフが醜く足掻き、分不相応な願いへと手を伸ばしていく過程の話。
少女の挫折と苦難を記した成長譚。
大切な人達との出会いと別れ、そして自らの非力さを呪った魔女の間違いだらけの回想だ。
文字数 516,257
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.01.26
いつか聖域者(パラディン)になる!
俺を見捨てた奴らも、馬鹿にする奴らも全部踏み台にして、俺が最強だって認めさせてやるんだ!
魔術師の名門エメロード家の次男として生まれたリンテンス。
彼は類まれなる魔術の才能を持ち、幼い頃から神童と呼ばれていた。親や周囲からの期待も高く、最初から成功が約束されたような人生。ゆくゆくは魔術学校に通い、最高位の称号である聖域者に至ると誰もが思っていた。勝ち組街道まっしぐらに思われたが、ある日突然悲劇は起こる。
一筋の雷がリンテンスに落ち、十一種の属性が扱えた魔術が、雷属性一つしか使えなくなってしまった。名門の生まれで一属性しか使えない魔術師などゴミ同然。家族は手の平を返すように彼を見捨て、離れた別荘へと追いやる。
神童から出来損ないになったリンテンスは、一人ぼっちで絶望の淵にいた。自死すら考えた彼を救ったのは、聖域者の称号を持つアルフォース。
アルフォースに才能を見出されたリンテンスは、彼の弟子となり、自分を見捨てた家族や周囲を見返すために再び立ち上がる。
これから始まるのは、一度全てを失った少年が努力と秘めたる力で成り上がり、最強の聖域者となる物語。
そして彼は、彼の元に集った仲間たちと共に、世界の存亡をかけた戦いに身を投じていく。
※ざまぁは遅めです
文字数 134,973
最終更新日 2020.12.18
登録日 2020.10.04
四十歳手前の冴えない武器屋ダンテ。
彼は亡くなった両親の武器屋を継いで今日も仕入れにやってきていた。
その帰りに彼は山道を馬車ごと転げ落ちてしまう。更に運の悪いことにそこを山賊に襲われた。
だがその落下の衝撃でダンテは記憶を取り戻す。
自分が勇者の仲間であり、賢者として多くの魔の力を行使していたことを。
そして、本来の名前が地球育ちの優吾であることを。
記憶と共に力を取り戻した優吾は、その圧倒的な力で山賊を討伐する。
武器屋としての自分は死んだと考え、賢者として生きていくことを決める優吾。
それは前世の魔王との戦いから三百年が経過した世界だった――。
文字数 92,402
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.07
王女様にお会いして前世の記憶が蘇ったルチア。ここは乙女ゲームの世界……、ではあるけれど、すべてのシナリオが終わったあとの時代だった。そして、王女様は前世で萌え倒したヒロインのお孫様!
ヒロインそっくりで死ぬほど可愛い王女様を、侍女として陰に日向にお守りします!
しかしここは18禁ゲームの世界。乙女ゲームさながらの婚約者選定期間というものがある。複数の候補者たちと交流を深め、一人を選ぶのだ。しかも18禁(二度言った)。あんなことやこんなことまでしちゃう王女様の婚約者選定を脇役として眺め、相談にも乗る立場なんて……、複雑だけど本望です!
……と思ったら、なぜか年下王子様に迫られて!? 王女様と魔術の研究が大好きな転生脇役令嬢の未来はどっちだ!
がっつりR18描写がある回には※をつけています。
ムーンライトノベルズ様にも投稿しております。
◇2019/02/05 HOTランキング35位になりました!
読んでくださった方々、ありがとうございます! 続きを頑張って書きたいと思います。
文字数 26,195
最終更新日 2019.02.28
登録日 2019.01.31
神聖歴二千三百年、異世界コル・カロリ。そこに一人の男が降臨した。
これは、彼の旅の物語。終着の見えない物語。
そして諸々の大いなる悲しみと苦悩を纏う物語である。
文字数 278,375
最終更新日 2021.12.26
登録日 2021.12.08
全9話。離婚経験済みの高位貴族×貴族に研究の後援を受ける魔術師。
魔術師であるラディは、貴族であるノックスに後援を受け、安価な金属から純金を生成する研究を続けている。
ノックスは若い研究者や芸術家などを支援しては大成させ、関連事業を興しては成功させる傍ら、私生活では妻の不貞による離婚を経験しているような男だ。
ラディを懐に入れ、戯れに触れてくるノックスを、不思議と突き放さずに衣食住を担保してもらう日々を続けていた。
ある日、ノックスから「近々、君の後援を打ち切ろうと思っていてね」と告げられる。
ひと月以内に研究の成果を出すか、愛人になるか。
二択を迫る男は、これまでよりも接触を増やす、と宣言し、ラディの唇を奪うのだった。
※小説の文章をコピーして無断で使用したり、登場人物名を版権キャラクターに置き換えた二次創作小説への転用は一部分であってもお断りします。
無断使用を発見した場合には、警告をおこなった上で、悪質な場合は法的措置をとる場合があります。
自サイト:
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誤字脱字報告フォーム:
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文字数 43,870
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.09.06
とある山奥の道場に、大賢者の後継が暮らしていた。
かつて世界を救った英雄の一人、煩悩を捨て去り悟りを開くことで大賢者と呼ばれた男の教えは、現代にも受け継がれていた。
当代の大賢者(候補)であるアンセルは、三人の弟子たちともに厳しい修行の日々を送る。
慕ってくれる巨乳の弟子……煩悩。
スキンシップ多めで活発な獣人の女の子……煩悩。
刺激的な服装のエルフ……煩悩!
煩悩を捨てた大賢者?
そんなわけない!
日々無自覚に誘惑してくる弟子たちに戸惑い、煩悩と戦い続けていたアンセル。そんな彼の下に、王都から第三王子ロールがやってくる。
彼から依頼によって、いわくつきの魔導具【大罪法典】を回収する旅に出ることに。
アンセルは誓った。
この旅が終わったら……俺、賢者辞めるわ。
小説家になろうで先行公開中
文字数 57,429
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.07.29
幼馴染を庇って死んでしまった翔。でも、それは神様のミスだった!
創造神という女の子から交渉を受ける。そして、二つの【特殊技能】を貰って、異世界に飛び立つ。
『創り出す力』と『奪う力』を持って、異世界で技能を奪って、どんどん強くなっていく
はたして、翔は異世界でうまくやっていけるのだろうか!!!
文字数 97,066
最終更新日 2019.04.28
登録日 2018.04.12
αとの結婚を断り続けて来たメレディスは、父にアレクセイ = マスロフスキーと言うαの男と結婚するように命令されてしまう。彼は、『血の番人』と言う恐ろしい二つ名を持つ国の賢者だった。
文字数 39,087
最終更新日 2020.11.06
登録日 2020.10.16
転生と転移
それは現状を保てなくなる可能性が世界に現れたときに、別世界から招いた住人により解決する策。
しかし、それを統括し実行する天界で抗争が勃発した。
多くの専任が亡くなり、多忙に見舞われた女神はとある決断をした。
銀の短剣で自身を貫き、天界全ての穢れを背負う事。
次世代に明るい未来を託す為に、自決すると。
儀式の最中に不具合が生じて、金の短剣も突き刺さった女神。
これにより特質的な異世界転生をしてしまうのだった。
文字数 76,163
最終更新日 2024.04.04
登録日 2024.01.05
かつて栄華を誇ったゲロムスの魔術師。彼らは滅び、魔術は力無き人間達へと受け継がれていった。
対魔術師を専門とする自警団「ファレオ」に属するミーリィ・ホルムとダス・ルーゲウスは、ある日ポンという少年と出会う。彼は新ダプナル帝国とその国教である「ヘローク教団」に追われており、彼を守ろうとした彼女達もそれに巻き込まれていく。
この邂逅は、世界を変える戦いに彼女達を誘うことになるのだった。
ツイッターにて執筆背景的なものを語る「ゲロムスの遺児の裏側」もやっております。骨の髄までゲロムスの遺児を楽しみたい方はそちらもどうぞ。
この作品はカクヨム・小説家になろう・アルファポリス・エブリスタ・pixivで掲載中です。
文字数 85,957
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.05.31
誰でも魔術が使える世界で、たった1人魔術が使えない、ドスケベで野心家な少年―フィリ・シュバルージェがいた。
フィリは魔術が使えないせいで両親どころか、家の使用人にまで蔑まれ、おまけに妹に虐げられてきた。
そんな彼がマリエス帝国魔術師学院の入学試験で恥をかいたことをきっかけに、父であるラスマ・シュバルージェ伯爵によって家を追放される。
明け暮れたフィリは小さな街―ポーリンにて餓死するのを待つ身となった。
そんな彼の前に、パンツ、もとい、1人の美少女が現れた。
少女の名前はセレス・イスフォード。イスフォード侯爵家の現当主であり、帝国屈指のS級魔術師でもある。
やや、いや、かなり性格が残念なせいで、自分で旅をして旦那を探す羽目になったセレスはフィリを見つけてわくわくして声をかける。
それはフィリがセレスの好みの顔だけでなく、フィリの唇にはS級魔術を発動させる力があるって分かったからだ。
フィリを拾ったセレスは試しにフィリとキスしてみたら、なんと心底からフィリに惚れてしまった!?
自分のキスの効果を知ったフィリは密かに抱いた野望を燃え上がらせる。
それは女の子とえっちなことをしながら、最強のS級魔術師になって、帝国を掌握することである。
セレスの力でマリエス学院に転入したフィリの活躍を聞いて、父のラスマがやってきた。
「ごめん、俺が間違っていた。お願い、帰ってきて。お前の妹は弱すぎて、嫁の貰い手がなく、跡取りに困っているんだ」
「性格に問題があるんですよ! いらないならどっかに売りさばいてください〜」
――これは少年がキスで、女の子たちを惚れさせ、いけないことをしながら彼女らを利用して、最強のS級魔術師として帝国の頂点に君臨するまでの、少し、いや、かなりえっちな物語である。
※アイコンと挿絵はななめーかーより。
文字数 132,498
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.01.15
貧民街で生まれ育ったオラシオン。彼女は呪術師として、ひとり生計を立てていた。ある日、自分は皇帝の娘であり、母親は元宮廷魔術師であったことを知る。皇族として迎え入れられるとともに、皇帝から後宮の呪いについての調査を依頼された。
カクヨムでも公開しています。
文字数 78,163
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.05.10
『聖騎士団長・レーナクロード・シルヴェストルは、異世界の少女と恋に落ちた』。
巷で囁かれていたそんな噂によるものなのかそうでないのか、幼馴染であり婚約者でもあるレーナクロードから婚約解消を申し出られたエリシュカ・アーデルハイド。
けれど彼女は、その申し出にあっさりと頷いた。
そうしてその話はそこで終わった――そのはずだった。
しかし、目が覚めたら三月経っていたという異常事態に見舞われたエリシュカは、その元凶がレーナクロードだと聞き、『異世界の少女』と旅に出たという彼を連れ戻すことを決意する。
それが別れた婚約者に、無様に追いすがるような真似に見えると承知の上で。
文字数 59,131
最終更新日 2023.03.25
登録日 2021.05.30
王都の危機が予言され、『賢者』に王都への召集令状が出された。けれど『賢者』は代理として弟子を差し出し、自身は辺境から出てこなかった。
『賢者の弟子』、そして『賢者代理』として現れたのは、認識阻害の術式をまとった怪しい少女――アマネ=アステール。
予言にピリピリする王都で『賢者代理』を務めることになったアマネは、ただひとつの目的のついでに王都を救う。
『賢者』から彼女を頼まれ、そしてうっかり彼女の秘密を知った『聖騎士』とのんびり暮らしながら。
文字数 20,317
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.08.09
奨学金をもらってバイトをしながら魔術学院で学ぶ少女カティは、ある仕事を持ちかけられる。
それは休暇の間、あるお金持ちの家の坊ちゃん・マティアスの世話係をするというもの。
そのマティアスはいろんな意味で手が早く、おバカで、同級生を殴って魔術学院を休学中との噂で……
でも、カティは大金に目がくらんでその仕事を引き受けてしまう。
ところが実際のマティアスは穏やかで人懐っこく、子犬のようにカティに懐いてくる。
噂は本当なのか? マティアスが抱える問題は? 無事にお金を受け取るために、カティは何をすればいいのか…?
信じられるものはお金だけ!
そんな少女が金と恋を掴むサクセスストーリー⁉︎
※旧タイトル「明日花咲くカタリーネ」
文字数 85,447
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.05.20
仮想空間で活動する4人のお話です。
1.カールの譚
王都で生活する鍛冶屋のカールは、その腕を見込まれて王宮騎士団の魔王討伐への同行を要請されます。騎士団嫌いの彼は全く乗り気ではありませんがSランク冒険者の3人に説得され嫌々魔王が住む魔都へ向かいます。
2.サトシの譚
現代日本から転生してきたサトシは、ゴブリンの群れに襲われて家族を奪われますが、カール達と出会い力をつけてゆきます。
3.生方蒼甫の譚
研究者の生方蒼甫は脳科学研究の為に実験体であるサトシをVRMMORPG内に放流し観察しようとしますがうまく観察できません。仕方がないので自分もVRMMORPGの中に入る事にしますが……
4.魔王(フリードリヒ)の譚
西方に住む「魔王」はカール達を自領の「クレータ街」に連れてくることに成功しますが、数百年ぶりに天使の襲撃を2度も目撃します。2度目の襲撃を退けたサトシとルークスに興味を持ちますが……
文字数 867,614
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.07.24
先王の忘れ形見である公爵は黒獅子公と呼ばれ、数々の武勲をあげ、叔父である現王の内政も助けるなど、生来の顔の良さも手伝って完璧王子の名を欲しいままにしている。一方、名門筆頭侯爵家の娘でやはり完璧なザ・令嬢の名を轟かせていながら社交界に全く興味がなく、魔術の向上に余念がないアリアンナ。二人とも結婚には興味がないものの、周囲からの圧は重く、いつの間にか花嫁選抜が始まり否応なく距離が縮まっていく内に、お互いを意識するようになっていく。
※ 『小説家になろう』様にて連載中『カクヨム』様にも掲載致しました。
文字数 109,587
最終更新日 2021.08.10
登録日 2021.04.26
マルト王国、王立魔術研究所に所属する魔術師のエマ・マーレイは、今人生最大の悩みに直面していた。──童貞の精子がほしい。エマの研究には、どうしても必要なのだ。後輩のクリスに協力してくれるようにお願いしたけど、了承してもらえない。
あの手この手でなんとか精子を手に入れようと頑張る、地味で真面目だけど、どこかずれてるエマのお話。
※「不妊」というワードが出てきます。不快になる方は避けてください。でもお話にはあまり関係ありません。
文字数 20,746
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.28
「今の君、上層部の陰謀に巻き込まれてるぽいから、潜入任務する体でしばらく学術都市に身を隠して」
上記の理由から、ラース・バルトは学術都市の治安維持を条件に名門校で匿われることになった。
彼は魔術を極めた者「魔導師」の一人であり、その中でも最年少魔導師として有名な天才少年である。
そんなラースだが、偽造硬貨事件がきっかけで、有力者から命を狙われてしまう。彼は返り討ちにする気満々だったが、上司に「冤罪で投獄されても困るし」と止められ、結局根回しが済むまで身を潜めることに。
そうして彼はシスティリア神国最大教育機関——学術都市ラプラスへと赴く。
都市人口約二千万人。うち七割が学生で構成されている都市は、表に出せない闇を抱えていた。
人身売買に犯罪組織との癒着、危険な魔導書の取り引きから、未来を予知できる千里眼を巡った抗争といった奇妙な事件まで勢揃いの学術都市で、ラースは憲兵では手に負えない凶悪犯罪者達を取り締まることに。
「まあ、給料分は働くか」
こうして、表向きは学生として過ごし、裏では魔導師として、相手の魔術に干渉し魔法陣を壊すことができる「破壊眼」を用いて、ラースは学術都市の様々な事件に関わっていく。
戦闘は楽勝。学業もほぼ余裕。仕事をしつつも、人生で初めての学園生活をなんやかんや楽しむ天才少年の話。
※小説家になろう様にても掲載中です
文字数 43,104
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.04.27
リリアン・ホワイト・ツールスハイト公爵令嬢は、わずか16歳で斬首刑にて死刑になったはずだった。目を覚ますと、死ぬ前に戻っていた。婚約者のシェル殿下は、子爵令嬢のアウローラにべったりで、この際、婚約解消していただき、リリアンは医療茶葉認定医として自由に生きていきたいと思っていたのに、殿下は、急にリリアンに気があるそぶりで、前世とは違ったシナリオで生活が始まった。分岐点ごとに、兄のグラナードに相談しながら、慎重に生きている。前世ではダンスパーティーに盛大にアウローラに葡萄ジュースをかけて、殿下にひどく叱られたのに、今生ではアウローラが叱られている。今生では、アウローラが悪役令嬢なのかしら?アウローラが口にした「呪ってやるわ」という言葉でアウローラの正体は?……というシナリオで、楽しく書かせていただきました。
魔術・亡霊・ホラー要素あります。残酷なシーンがあります。
*ホラーに応募したいと書き直しをしたのですが、どうやら、一度、投稿した物は変更できないようなので、ファンタジーとして適応されるようです。
取り敢えず、最後まで準備ができたら、解放します。ホラー要素が強くなりすぎるので、ソフトにしてラストは同じにします。
文字数 75,450
最終更新日 2023.02.12
登録日 2022.02.20
異世界に君臨する魔王……彼は殺され、その後別の世界へと転生した。
魔術もない魔族もいない、代わりに科学と人間に溢れた世界で、魔王は第二の人生を謳歌する。
そんな中、一人の少女に一目惚れした魔王はまさかの告白。
人間の少女に夢中な魔王は、あらゆる手を使って彼女を手に入れようと画策する。
「俺は、お前のことを好きになった! 恋人として付き合え!!」
つまらないと思っていた人間の体、しかし目的を手に入れた魔王は、意図せず集まってくる仲間たちと共に学校生活を謳歌する!
人間に一目惚れした魔王の、恋愛物語を描くストーリー。
頑張れ魔王!
小説家になろう、ノベルピア、カクヨムでも連載しています!
文字数 217,883
最終更新日 2024.03.15
登録日 2022.08.29
ヨナーク伯爵家の令嬢アリシアは幼い頃に顔に大怪我を負ってから、霊を視認し使役する能力を身に着けていた。顔の傷によって政略結婚の駒としては使えなくなってしまったアリシアは当然のように冷遇されたが、アリシアを守る守護霊の力によって生活はどんどん豊かになっていった。しかしそんなある日、アリシアの父アビゲイルが亡くなる。次に伯爵家当主となったのはアリシアの妹ミーシャのところに婿入りしていたケインという男。ミーシャとケインはアリシアのことを邪魔に思っており、アリシアは着の身着のままの状態で伯爵家から放り出されてしまう。そこからヨナーク伯爵家の没落が始まった。
文字数 13,156
最終更新日 2021.09.15
登録日 2021.09.13
【第二章随時開始予定】かつて世界を作ったのは神様だった。長い年月をかけて人類は進化し、神様の力がなくても生きて行けるようになった。その所為で神様への信仰を忘れ、現代では神様もほとんど残っていない。
そんな中、生まれてすぐに川に捨てられた王子のアクトは、運よく水の女神ウルネが住まう湖にたどり着いた。ウルネの元ですくすくと育ったアクトは、母親思いの真っすぐな男に成長していく。穏やかで幸せな日常が、いつまでも続いてほしいと思う日々。しかし、その平穏はいずれ終わる。
信仰を失った神様は、存在を保つことが出来なくなるからだ。
十五歳になったアクトは、自分を助けてくれた母親に恩を返すため魔術学園への入学を決意した。自身が強くなり、女神の存在を世界に再認識させるために。
これは神に育てられた子供が神を救い、世界を救う物語だ。
文字数 53,815
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.19
かつて魔神が復活しそして一人の魔術師と共に消えた後の世界。
そこは更なる魔術の衰退が目立つ見るも無惨な世界だった。
そこに降り立ったのは一人の少女。彼女の名前はフォルトナ・スノーリア。かつて魔神を倒し、そして英雄と呼ばれる存在になった彼女は一体なにを思うのか。それはまだ彼女自身も知り得ない。そんな彼女は今日も今日とて魔術を歩む。
※カクヨムの方で書いていた作品、「魔術師見習いの魔法邂逅」こちらの作品は投稿が更新されていませんが、その続編という内容になります。
前作を読んでいなくても楽しめる作品にしたいと思っています。
文字数 40,333
最終更新日 2021.11.20
登録日 2021.10.25
リリアナ・ベルファストは帝国最高貴族であるベルファスト侯爵家の一人娘として生まれた。幼少期から美しく聡明で才能豊かだった彼女は、皇太子レオンハルトと政略結婚することになった。
しかし、卒業パーティー当日、レオンハルトはリリアナに突然婚約破棄を宣言した。理由はリリアナが国家反逆罪や魔術禁呪罪など数々の重罪を犯したという証拠が出てきたからだという。
実際にそれらの罪を仕組んだのはレオンハルトが密かに愛していた下級貴族令嬢エレーナ・カーティスだった。エレーナは自分よりも上位で美しく才能あるリリアナを憎んでおり、彼女からレオンハルトを奪うことが目的だった。
文字数 5,127
最終更新日 2023.03.17
登録日 2023.03.17
1000年前、竜人族と人間族の間で戦争が起こった。
貴重な動力源である魔力を得るために、魔力の源である精霊の寵愛を受ける竜人族を狩る人間族と、それに対抗する竜人族。戦争は凄惨を極め―――とはいかなかった。早々に、人間族の大魔道士ルルスインカが竜人族の王『竜王』を人間領に封印し、人間族は強大な魔力の貯蓄庫を得たために竜人族を狩る必要はなくなったのである。
戦争は収まった―――かに見えた。
王を奪われた竜人族は、人間族に復讐に出た。怒り狂った彼らは、多くの街を破壊し、いくつもの国を壊滅に追い込んだ。今度こそ、戦争は凄惨を極めた。
やがて、人間族は立ち向かう気力を失い、その人間族を滅ぼす無益さに気がついた竜人族は攻撃を止めた。戦争は、一旦、終わった。
それからも、竜人族は忠誠を誓う王を探し求めた。だが、王の足取りは見つからない。
竜人族が王を探すうちに、封印した張本人であるルルスインカはこの世からいなくなった。残されたのは彼の子孫たちだけ。だが、子孫たちもルルスインカの『護り』のおかげで王の封印場所を喋らなかった。
それから約1000年。ルルスインカの子孫であるギルヴァート大公家の人間は、いまも竜王の封印を守り続けている。
かの大戦から1000年後、ギルヴァートの子であるルキシエンスは、当主である姉の命令で竜王封印結界の修復に赴いた。
そこで見たものとは―――。
一目惚れした恋愛初心者の青年魔道士✕1000年の眠りから目覚めた記憶喪失の竜王
※はR18指定の目印にしてください。入ってくるのは割と後の方になると思います……。
攻めのお姉さま夫婦は男女のご夫婦です。NL苦手な方はUターンをお願いします。
ストックが切れましたので、マイペース更新になります……。
文字数 57,820
最終更新日 2022.02.08
登録日 2021.10.01
王立魔術研究所で働く魔術師のアリアは、ある日偶然、同僚のオリバーが自分のことを「あばずれ。汚い。」と言っているのを聞いてしまう。アリアは言われっぱなしは我慢できない。ちょうど手元に持っていた魔道具を使って、オリバーにアリアの魅力を認めさせてやろうと、拘束する。なのにどんどん変な方向にいっちゃって……
文字数 11,300
最終更新日 2023.01.29
登録日 2023.01.26
伯爵令嬢ルイーザは、幼い頃から王太子妃を目指し血の滲む努力をしてきた。勉学に励み、作法を学び、社交での人脈も作った。しかし、肝心の王太子の心は射止められず。
そんな中、何者かの手によって大型犬に姿を変えられてしまったルイーザは、暫く王宮で飼われる番犬の振りをすることになり──!?
「わん!」(なんでよ!)
(『小説家になろう』にも同一名義で投稿しています。)
文字数 82,158
最終更新日 2019.06.05
登録日 2019.05.20
その筋ではそこそこ有名な魔法使い、魔導からくり師シャーロット。ある日突然、彼女のボロ工房に地上最強の生物『竜』が飛来する。恐怖で失神しそうになりながら対峙するシャーロットに竜は自分のためにからくりを作って欲しいと言うのだった。
近代風の魔法文明の国を舞台にしたお仕事ファンタジー。
文字数 111,666
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.03.01
かつて聖女と呼ばれた一人の女性は魔術の禁忌に触れたことから処刑されてしまった。そんな彼女は生前に人間と寸分違わぬ人形を作り出しており、主を失った人形たちは聖女の願いを叶えようと動き始めることになる。しかし、実は聖女が求めた禁忌の錬成に続きがあり、その結末に至ろうと数多の勢力が陰で動き出したのだった。そんな中で謎を解く鍵となる一人の呪文使いの継承を受けたのが日本で幕を閉じた転生者であった。小説家になろうでも投稿中
文字数 28,071
最終更新日 2019.01.25
登録日 2019.01.16
異世界に転生した一人の男がいた。
転生先はある貴族の家。
彼は前世での様々な後悔から、次の人生では全力で生きると決意する。
しかし、自分が魔術を使えないことを理由に、生まれてすぐに孤児院に捨てられてしまった。
絶望する主人公だが、些細な切っ掛けで新たなる可能性を思いつく。
それは魔術を使えない主人公にとって画期的なものだった。
名は『刻印術』。
主人公の道を切り開く一筋の光である。
文字数 3,938
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31