歴史ファンタジー 小説一覧

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ジャンヌ・ダルクがいなくなった後

オルレアンの乙女と呼ばれ、祖国フランスを救ったジャンヌ・ダルク。 彼女がいなくなった後のフランス王家 シャルル7世の真実の愛は誰のものだったのか… シャルル7世の王妃マリー・ダンジューは 王家傍系のアンジュー公ルイ2世と妃アラゴン王フアン1世の娘、ヨランの長女として生まれ、何不自由なく皆に愛されて育った。 マリーは王位継承問題で荒れるフランス王家のため、又従兄弟となるシャルルと結婚する。それは紛れもない政略結婚であったが、マリーは初めて会った日から、シャルルを深く愛し、シャルルからも愛されていた。 『…それは、本当に…?』 今日も謎の声が彼女を追い詰める…
歴史・時代 完結 短編 R15
文字数 40,956 最終更新日 2025.11.24 登録日 2025.11.02
2

秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~

秘花~王太子の秘密と宿命の皇女~
☆俺はお前を何度も抱き、俺なしではいられぬ淫らな身体にする。宿命という名の数奇な運命に翻弄される王子達☆ ―俺はそなたを玩具だと思ったことはなかった。ただ、そなたの身体は俺のものだ。俺はそなたを何度でも抱き、俺なしではいられないような淫らな身体にする。抱き潰すくらいに抱けば、そなたもあの宦官のことなど思い出しもしなくなる。― モンゴル大帝国の皇帝を祖父に持ちモンゴル帝国直系の皇女を生母として生まれた彼は、生まれながらの高麗の王太子だった。 だが、そんな王太子の運命を激変させる出来事が起こった。 そう、あの「秘密」が表に出るまでは。
BL 完結 長編
感想数 0 文字数 175,071 最終更新日 2022.11.24 登録日 2022.10.24
3

大和型戦艦4番艦 帝国から棄てられた船~古(いにしえ)の愛へ~

大和型戦艦4番艦 帝国から棄てられた船~古(いにしえ)の愛へ~
東北大地震が発生した1週間後、小笠原清秀と言う青年と長岡与一郎と言う老人が道路巡回車で仕事のために東北自動車道を走っていた。 この1週間、長岡は震災による津波で行方不明となっている妻(玉)のことを捜していた。この日も疲労困憊の中、老人の身体に異変が生じてきた。徐々に動かなくなる神経機能の中で、老人はあることを思い出していた。 長岡が青年だった頃に出会った九鬼大佐と大和型戦艦4番艦桔梗丸のことを。 ~1941年~大和型戦艦4番艦111号(仮称:紀伊)は呉海軍工廠のドックで船を組み立てている作業の途中に、軍本部より工事中止及び船の廃棄の命令がなされたが、青木、長瀬と言う青年将校と岩瀬少佐の働きにより、大和型戦艦4番艦は廃棄を免れ、戦艦ではなく輸送船として生まれる(竣工する)ことになった。 船の名前は桔梗丸(船頭の名前は九鬼大佐)と決まった。 輸送船でありながらその当時最新鋭の武器を持ち、癖があるが最高の技量を持った船員達が集まり桔梗丸は戦地を切り抜け輸送業務をこなしてきた。 その桔梗丸が修理のため横須賀軍港に入港し、その時、長岡与一郎と言う新人が桔梗丸の船員に入ったが、九鬼船頭は遠い遥か遠い昔に長岡に会ったような気がしてならなかった。もしかして前世で会ったのか…。 それから桔梗丸は、兄弟艦の武蔵、信濃、大和の哀しくも壮絶な最後を看取るようになってしまった。 ~1945年8月~日本国の降伏後にも関わらずソビエト連邦が非道極まりなく、満洲、朝鮮、北海道へ攻め込んできた。桔梗丸は北海道へ向かい疎開船に乗っている民間人達を助けに行ったが、小笠原丸及び第二号新興丸は既にソ連の潜水艦の攻撃の餌食になり撃沈され、泰東丸も沈没しつつあった。桔梗丸はソ連の潜水艦2隻に対し最新鋭の怒りの主砲を発砲し、見事に撃沈した。 この行為が米国及びソ連国から(ソ連国は日本の民間船3隻を沈没させ民間人1.708名を殺戮した行為は棚に上げて)日本国が非難され国際問題となろうとしていた。桔梗丸は日本国から投降するように強硬な厳命があったが拒否した。しかし、桔梗丸は日本国には弓を引けず無抵抗のまま(一部、ソ連機への反撃あり)、日本国の戦闘機の爆撃を受け、最後は無念の自爆を遂げることになった。 桔梗丸の船員のうち、意識のないまま小島(宮城県江島)に一人生き残された長岡は、「何故、私一人だけが。」と思い悩み、残された理由について、探しの旅に出る。その理由は何なのか…。前世で何があったのか。与一郎と玉の古の愛の行方は…。
ライト文芸 完結 長編 R15
感想数 5 文字数 61,139 最終更新日 2024.03.31 登録日 2024.03.31
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沈黙の街 渦の記憶

沈黙の街 渦の記憶
「これ、役所(役場の地図記号)じゃない?」 ​エトルリア語の古典碑文「マリアーノの円盤」の画像を見つめ、ライターの文香(ふみか)は突拍子もないひらめきを口にした。 古代言語の研究者・榊(さかき)は呆れ果てるが、文香の妄想は止まらない。 ​螺旋状に並ぶ難解な古代文字は、もしや「等高線」なのではないか? 文字の形を現代日本の「地図記号」に置き換え、手作業で地形図を起こしていく。                すると、不完全ながらも、日本のどこか「お茶の産地」に酷似した、海と川に囲まれた美しい丘陵都市の姿が浮かび上がり――。 ​ 挿絵あり 第1章画像 マリアーノの円盤の釈文(パブリックドメイン資料) 第2章の作中の画像はAI生成ツールを用いて作成・出力したものです
ライト文芸 完結 長編
感想数 0 文字数 15,078 最終更新日 2026.08.24 登録日 2026.07.17
5

紅蓮の島にて、永久の夢

紅蓮の島にて、永久の夢
美貌の軍人であり貴族でもあるアレクサンダーは、順調に出世し、美しい婚約者との結婚が決まっていた。 だが、周囲の邪悪な姦計によって、結婚式の日に拉致され、異国の島の宮殿に幽閉される。 さらに彼を陥れた憎い男たちに手酷い調教を受け、〝女〟として身体を作り変えられ、やがて宮殿の主でもある異国の王子に凌辱される。 アレクサンダーの国によって祖国を滅ぼされた王子は、その憎しみをアレクサンダーにぶつけ、彼を徹底的に辱め、男娼に落とそうとする。 身体を変えられ、日々過酷な調教を受けながらも、誇りを失わないアレクサンダーだったが、やがて彼は秘められた真実を知る……。 ※ この作品は(当然ながら)完全なフィクションで、歴史ファンタジーですが、作中の雰囲気を高めるために、現在では不適切な言葉も使用しています。抵抗がある方はご遠慮ください。  十八歳未満の方もご遠慮ください。  
BL 完結 長編 R18
感想数 4 文字数 238,836 最終更新日 2025.10.12 登録日 2023.08.16
6

車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜

車にはねられて死んで気づいたらツンデレイケメンや新選組と共に霊界の裁判所で仕事をさせられてた話〜松山勇美の霊界異聞奇譚〜
20歳の松山勇美は和食レストランで働く令和のフリーター。両親は「近藤勇のように強い子に育って欲しい」との願いから彼女に「勇美」と名付ける程の新選組オタクだった。新選組を始め幕末の歴史を幼い頃から叩き込まれ、柔道も習った勇美は心身共に強くまた正義感に溢れ、常に周囲に対する思い遣りの心を忘れない人間だった。しかし、横断歩道を渡っている最中トラックにはねられそうになった知人を助けようとして急死してしまう。 気がつくと目の前に大きな扉があり、中には白い服を着た大勢の人間がいた。戸惑っていると「裁きの間」と書かれた部屋に呼ばれ、青いダンダラ模様の羽織を着た二人の男に出会う。 一人は切長の瞳が涼しげなクール系イケメン。もう一人は強面で眼光の鋭い大男。その二人は死後の世界ー霊界ーを訪れる死者を、生前の行いから「天国行き」か「地獄行き」かに決定する裁判長と補佐官だった。 「こちらはここ霊界を収めている局長、近藤勇殿である。私は小野たかむら。近藤局長の補佐をしている」 「近藤勇っ?!」 両親から新選組の話を聞いて育った勇美は目の前にいるのがその近藤勇本人だということに仰天。何が何だか分からない内に勇美の裁きが進行。だが、近藤勇による自身の判決を聞いた勇美はあまりの結果に驚愕する。 勇美の判決は?小野たかむらは何者なのか?勇美が近藤の補佐を務めることになる理由とは?そもそも何故、近藤勇が死後の世界で裁判長をしているのか? 「霊界」の秘密が徐々に明らかになり、同時にこの世界の存在を脅かす程の危機が彼らに迫るーー 多くの謎に包まれた死後の世界を舞台に、個性溢れる補佐隊員と新選組隊士達が平安を始め、現代の令和まで様々な時代を駆け回り、ドタバタを繰り広げる笑いあり涙ありの霊界お仕事ファンタジー開幕! ※実在する人物について史実に基づいてはいますが、作品の雰囲気に合わせる為かなり脚色をしています。 ※死後の世界について、参考にはしましたが宗教観は殆どありません。 ※新選組の知識がそれなりにある方を対象とした作品です。新選組の歴史を軽く頭に入れた上で読んで頂けると幸いです。
キャラ文芸 完結 長編
文字数 186,831 最終更新日 2024.03.23 登録日 2024.02.05
7

聖マリアの穢れ子 - 背徳の婚約者と禁忌の恋。祈りと毒と執愛の宗教ミステリー -

聖マリアの穢れ子 - 背徳の婚約者と禁忌の恋。祈りと毒と執愛の宗教ミステリー -
十七世紀後半・中部イタリア、トスカーナ大公国のとある街で、薬草店「サンタ・ヒルデガルド」を切り盛りするキアラ。十二世紀に、薬草と医療の書で名を残した聖女ヒルデガルトの書物を手がかりに、人々の不調と向き合うのが日常だ。  彼女には、子どもの頃に「大きくなったら結婚しよう」と誓い合った幼馴染のゼノがいた。身寄りのない彼はキアラの家で育ったが、ある日、何も告げずに姿を消した。  十年後、キアラは思いがけない形でゼノと再会する。  髪を染め、夜会では女たちの輪の中心で、口説き文句を飛ばして場を沸かせるその青年は、かつての無邪気なゼノとはまるで別人だった。置き去りにされた約束と、なかったことにされた年月。素直に喜べない再会の裏で、ゼノは大きな秘密を抱えていた。  華やかな上流社会の陰で、教会の闇や腐らない聖人の遺体、禁忌の愛、毒殺のゴシップが謎となって積もっていく。  恋と幼馴染の秘密と宗教ミステリーが絡み合う、死に彩られた恋愛譚。 ★★毎週(月)更新予定★★ ※ 本作は十七世紀後半のイタリア半島を想定しておりますが、フィクションのため史実準拠ではありません。実際の歴史とは異なる点が多々ございます。創作表現としてご容赦いただければ幸いです。 ꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖꙳✧˖°⌖ 参考文献(※随時追加) ・「聖ヒルデガルトのヒーリングレシピ」 キラジェンヌ株式会社 ・「ヒルデガルトの精神療法 35の美徳と悪徳」 フレグランスジャーナル社 ・「聖ヒルデガルトの医学と自然学」 ビイング・ネット・プレス ・「修道院の薬草箱」 フレグランスジャーナル社 ・「聖ヒルデガルトの『病因と治療』を読む」 ポット出版プラス ・「聖人崇敬の歴史」 名古屋大学出版会
ミステリー 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 117,166 最終更新日 2026.08.31 登録日 2026.03.16
8

戦国転生・内政英雄譚 ― 豊臣秀長の息子として天下を創る

戦国時代に転生した先は、豊臣秀吉の弟にして名宰相――豊臣秀長の息子だった。 現代では中世近世史を研究する大学講師。 史実では、秀長は早逝し、豊臣政権は崩壊、徳川の時代と鎖国が訪れる。 ならば変える。 剣でも戦でもない。 政治と制度、国家設計によって。 秀長を生かし、秀吉を支え、徳川の台頭を防ぎ、 戦国の終わりを「戦勝」ではなく「国家の完成」にする。 これは、武将ではなく制度設計者として天下を取る男の物語。 戦国転生×内政改革×豊臣政権完成譚。 (2026年6月28日記) 小説家になろう及びカクヨムでの連載に集約することにし、こちらでの投稿は休載とさせていただきます。 楽しみにしていただいていた読者様には大変申し訳ありません。
ファンタジー 連載中 長編 R15
感想数 3 文字数 358,753 最終更新日 2026.06.22 登録日 2026.01.16
9

黄金郷の白昼夢

黄金郷の白昼夢
美貌の伯爵アベルは反逆者としてとらえられ、かつての親友であったバルトラ公爵に凌辱される。 「黄金郷の夢」の番外編です。 激しい性描写があるのでご注意ください。 ※この作品は「黄金郷の夢」をお読みいただいた方なら最初からおわかりですが、番外編であり、一種のパロディです。最初からお断りしておきますが、この物語は、〝もしも〟のお話です。ご了承のうえでお付き合いください。
BL 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 149,531 最終更新日 2022.09.05 登録日 2022.02.15
10

浮世も常々、狐に甘い

時は江戸。九尾狐の曙は日々、人々の生活に溶け込み、人の世を無為に眺めて暮らしていた。だがある日、曙は売れない浮世絵師の淀屋庄助に出会う。不器用ながらも夢を追い続ける庄助の姿に曙は少しづつ惹かれていき、いつしか彼の夢を応援するようになる。庄助の夢に協力する度に二人の距離は縮まっていくが、相容れぬ妖と人間という立場によって二人の関係に暗雲が立ち込める。二人はこの世の荒波を乗り越えられるのか。  優しく前向きな浮世絵師×面倒見のいい流離の九尾の狐
BL 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 39,744 最終更新日 2026.08.11 登録日 2026.03.22
11

泥中に燃ゆ

中原がまだ一つの王朝として定まらぬ、遥かなる昔。 漢の始祖・劉邦には、史書に決して記されることのない“異能”があったという。 人の心を惹き寄せ、抗えぬ恋慕と執着を呼び起こす香り。 見つめられれば思考は溶け、声を聞けば心は縛られる―― それらを備える者は「帝王の印」を宿すと、密やかに語り継がれてきた。 その印は祝福であると同時に、呪いでもあった。 欲望を煽り、愛と狂気を同時に引き寄せるがゆえに、 持つ者は守られ、奪われ、弄ばれる宿命を背負う。 延喜四年、卯月。 辺境の村・琢県で続く二日二晩の難産。 産屋を満たす、かすかで甘美な馨りは、 やがて後に「劉備玄徳」と呼ばれる男の誕生を告げる兆しだった。 彼は王として生まれたのではない。 ただ、抱かれ、求められ、守られ、縛られる存在として―― 多くの男たちの想いと欲に翻弄される運命を、最初から背負っていた。 これは、 覇を唱える英雄たちの物語ではない。 英雄たちに愛され、欲され、囚われる “劉備玄徳・総受け”のための三国志BL幻想譚である。 泥中に沈み、なお燃え続けるものは、 王の器か、それとも――愛という名の業か。 歴史の裏に咲く、耽美と宿命の物語 『泥中に燃ゆ』、ここに開幕。 漢の始祖・劉邦にまつわる“帝王の印”の口伝。 その血と香りを巡り、時代の胎動の中で運命が再び動き出す。
BL 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 284,489 最終更新日 2026.09.03 登録日 2026.01.26
12

神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー

神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー
若く美しいカルナック城主オリヴィエは、従者トリスタンとともに狼に襲われている騎士を助けた。彼はフランス王シャルル七世に仕えるリッシュモン大元帥の使者で、二人に「オルレアン包囲戦への参戦」を求める。オリヴィエは二つ返事で快諾するが、トリスタンには出生の秘密と大いなる野望があった。 ジル・ド・レ伯爵と悪霊サラセンに導かれ、トリスタンはジャンヌ・ダルクを破滅させる陰謀に巻き込まれていく。 アレクサンドル・デュマ・フィス(小デュマ)の未邦訳小説「Tristan le Roux/赤髪のトリスタン」を底本にしています。原作は1850年刊行の近代フランス文学で、著作権保護期間である「死去から70年」以上経過しています。 ※表紙画像はPicrew「病み系男子メーカー」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
歴史・時代 完結 長編
感想数 4 文字数 1,481 最終更新日 2022.05.30 登録日 2022.05.30
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百鬼夜行絵巻 ―室町怪異譚―

百鬼夜行絵巻 ―室町怪異譚―
「描けば、現れる――」 京の夜に蠢く、忘れられた妖たち。 絵師の筆が封じたはずの百鬼が、いま、都に甦る。 室町時代中期、絵師・土佐光信の弟子・矢代練之介は、封印された古絵巻を開いたことで、現実世界に妖怪を呼び寄せてしまう。 絵と現実が交差する中、練之介は“封絵師”として、己の命と魂を賭して、妖たちと向き合っていく――。 歴史×妖怪×芸術。 一枚の絵に宿る“闇”と“哀しみ”を描く、室町怪奇幻想譚。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 16,485 最終更新日 2025.05.31 登録日 2025.05.30
14

天翔ける巫女~レコンキスタ失われた愛を求めて

天翔ける巫女~レコンキスタ失われた愛を求めて
異世界美人聖女様セシリアに恋した異世界神様のラファエルは、セシリアが謀略により殺されてしまったことにより、怒って異世界そのものを消滅させてしまう。 時は過ぎ、ニッポン人として転生したセシリアは、美子(みこ)はやはり美しく成長する。才色兼備と言われるほどの目を見張る美しさ、だが美子は生まれながらにして霊感を持ち、この国の将来を憂いていたのだ。 近い将来、きっと何かが起こる。 おそらく前世の聖女様の記憶がどこかに残っていて、不思議な力が使えるようになっていたのだが、美子はそれに気づかずにいる。 ある時、赤い国からの侵略ミサイルが襲い、美子は将軍様の妾として献上されるために連れ去られてしまう。 ミサイルによりかろうじて生き残った美子の親兄弟、親戚、友人すべてが赤い国によりなぶり殺しにされてしまう。 悲しみに暮れている美子のもとを、異世界の神ラファエルが訪れ、美子の願いによりニッポンの過去の歴史を変えるべく、歴史書を手渡し、共に過去へと行く。 もし過去を変えることができ、不幸な未来が回避できたら、ラファエルの妻になるということを約して時間旅行ができるようになる。 ただし、美子が過去の時間旅行へ行けるときは、将軍様のお召しがない時に限る。過去に行っている間に、将軍様よりのお召しがかかった場合、強制的に引き戻される。なぜなら現在の夫は、将軍様だから、将軍様の妾といえども妻であることには変わりがなく、夫が時間旅行のカギを握っている。 過去を変えることができるのは、ニッポン人であった美子にしかできない。 ラファエルは異世界の神だから、ニッポンの神ではないからだ。 はたして美子は過去を変えることに成功するのか? 天翔ける巫女ミコ 時代考証頑張ります!
歴史・時代 連載中 長編
文字数 32,324 最終更新日 2023.06.30 登録日 2023.02.09
15

灯影、そして君の面影【完結】

それは明治15年。 長崎の佐世保の街で警察官の片山圭と商家の跡取り息子の山神蒼は出会い、正反対の2人が惹かれ合う。 ⚠️完全創作ですので、時代錯誤な描写や設定が多々ありますのでご了承ください。 場所や時代、人物も完全創作ですのでご了承ください。
BL 完結 短編
文字数 21,523 最終更新日 2026.08.05 登録日 2025.10.31
16

神を殺した花嫁は、騎士が捧げる執愛こそが運命なのだとまだ知らない

神を殺した花嫁は、騎士が捧げる執愛こそが運命なのだとまだ知らない
ネザフはある時気がついた。 願いが叶うなら、世界が滅んでもかまわない。裏切り者として殺されたって本望だ。 神を殺してしまえばいい! 神子の花嫁でありながら、侵略者と密通したネザフ。 ところが、念願を果たし、今まさに処刑されようという時、ひとりの男に救われた。 異国の騎士シド。ネザフが全てを売り渡した、侵略者だった。 「俺がこの地に導かれたのは、お前に出会うためだ」 甘い言葉なんて信用しない。けれどネザフは改めてシドの愛撫に応えた。もちろん利用するために。 シドだって、わたしを利用しているだけのはずなのだから、お互いさまよ。 ところが、情熱的な睦言を繰り返すシドの瞳はいつでも真剣で、触れる手は優しい。 ——どうしてこんなにあらがいがたいのだろう。 ネザフはいつしか、騎士が捧げる執愛に翻弄されはじめる 神を殺した花嫁✖️狂信的な侵略者 注意:シリアスです〜!また少々残酷なシーンあり、ちゃんと溺愛されてますが、いつものような陽気なハッピーエンドでもありません!なんていうの?メリバ?そんな感じです 他のサイトにも掲載しています
恋愛 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 25,823 最終更新日 2026.06.12 登録日 2026.06.05
17

剣舞踊子伝

剣舞踊子伝
上級武官の一族である司春蕾は、下級文官として王宮に仕えることになった。ある日、兄の婚姻の儀で顔を隠して剣舞を披露すると、その美しさに春蕾が女だと勘違いした、上級武官で将軍の雷飛龍に自分の妾になるよう迫られる。一度はその手を逃れた春蕾だったが、今度は男の姿で出会ってしまい、剣舞の踊り子が誰なのかと迫られ…
BL 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 57,642 最終更新日 2024.03.16 登録日 2023.10.10
18

処女姫Ωと帝の初夜

処女姫Ωと帝の初夜
αの皇子を産むため、男なのに姫として後宮に入れられたΩのぼく。  七年も経っても、未だに帝に番われず、未通(おとめ=処女)のままだった。  幼なじみでもある帝と仲は良かったが、Ωとして求められないことに、ぼくは不安と悲しみを抱えていた・・・  『紫式部~実は、歴史上の人物がΩだった件』の紫式部の就職先・藤原彰子も実はΩで、男の子だった!?というオメガバースな歴史ファンタジー。  歴史や古文が苦手でも、だいじょうぶ。ふりがな満載・カッコ書きの説明大量。  フツーの日本語で書いています。
BL 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 7,916 最終更新日 2022.09.18 登録日 2022.09.18
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【完結】孔明の嫁選び、逆に見習え

【完結】孔明の嫁選び、逆に見習え
 ひょんなことから三国志の世界へと飛んでしまったギャル、黄月ルナ。運良く優しい老人に拾われ、老人の娘として生活する。そんなある日、背の高い若い男が訪ねて来て、彼との縁談が持ちあがる。  ルナは持ち前の明るさと度胸、奇抜さと勢いでこの世界を生きて行く。 ※この作品は三国志をモデルにしたフィクションです。史実上の人物や出来事とは一切関係ありません。史実や演義とは異なる部分が多々あります。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 199,131 最終更新日 2025.04.26 登録日 2024.12.22
20

最後の騎士 ~第六聖女遠征の冬~

最後の騎士 ~第六聖女遠征の冬~
これは、〈神の奇跡〉が伝承と化し、騎士が銃火に消えつつある戦場の物語。 二百年前に起こった、〈東からの災厄〉と呼ばれる壊滅的な戦災を経てなお、滅びゆく大陸を二分する〈教会〉と〈帝国〉は、その覇権を巡り争っていた。 雪荒ぶ北の〈帝国〉の地で、男たちはそれぞれの意志を胸に、戦場に臨む。 闘争に理由などない。しかし人は闘争に意味を求める。国家の大義、神への信仰、騎士の誇り……。憎悪、快楽、渇望……。他がため、そして己のため……。 それらは渦巻く意志となり、戦場に際限なき血を求める。 そして、〈教会〉の若き月盾の長と、〈帝国〉の騎士殺しの黒騎士の邂逅は、一つの時代の終わりを告げようとしていた。 ーーーーー *6人の視点人物による群像劇です。前線での戦闘を軸に話が展開するため、暴力描写が非常に多くなります *架空の世界を舞台としているため異世界ファンタジーに分類していますが、基本的に近世ヨーロッパの史観に基づいた世界です。魔法は過去の伝承程度に留まり、人間以外の異種族やモンスターは登場しません。 *後日譚『愚か者たちの戦場 ~狂悪なる黒竜の女王と、皆殺しの聖女~』 https://www.alphapolis.co.jp/novel/61509528/493718647
ファンタジー 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 289,360 最終更新日 2021.05.02 登録日 2019.12.27
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死者達の教養授業~鈴音先生の特別講師編!

死者達の教養授業~鈴音先生の特別講師編!
八百比丘尼~鈴音先生の不思議授業!の特別講師編です。鈴音先生に招かれた特別講師の先生方が、様々なテーマで自身の体験を元に語ってくれます。先生方の生きざまが、色々な悩みを解決してくれますよ!時折鈴音先生も面白い講釈をしてくれたりします。私の代表作、【八百比丘尼~鈴音先生の不思議授業!】の中編バージョンか、長編バージョンを読んで頂ければ、更に面白さが深まる事請け合いです!何卒よしなにお願い致します→https://kakuyomu.jp/works/1177354054922399527
キャラ文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 74,385 最終更新日 2026.07.03 登録日 2026.06.02
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西遊記龍華伝

西遊記龍華伝
ー少年は猿の王としてこの地に君臨したー 中国唐時代、花果山にある大きな岩から産まれた少年は猿の王として悪い事をしながら日々を過ごしていた。 牛魔王に兄弟子や須菩提祖師を殺されその罪を被せられ500年間、封印されてしまう。 500年後の春、孫悟空は1人の男と出会い旅に出る事になるが? 心を閉ざした孫悟空が旅をして心を繋ぐ物語 そしてこの物語は彼が[斉天大聖孫悟空]と呼ばれるまでの物語である。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 877,973 最終更新日 2026.08.30 登録日 2022.04.16
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コンバット ~戦闘・忠誠心~

コンバット ~戦闘・忠誠心~
はるか古代の日本。 まだ日本が倭国と呼ばれていた頃、 神様が日巫女(ヒミコ)という巫女を使って治める国、邪馬台国が存在した。 一方、近未来の日本では、謎の巨大犯罪組織による誘拐事件が立て続けに発生する。 事件解決を困難と見た日本国政府は、誘拐事件解決のための専門部隊を設立する。 日本を舞台に、時空間の枠を超えた、神様と悪魔の最終決戦が今始まる。  
SF 完結 長編
感想数 0 文字数 83,576 最終更新日 2026.08.24 登録日 2026.08.21
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歴史のif妄想集

現代文で書かれた歴史関連本で出合った珍説・異説から妄想したストーリーの数々です。 三英傑と通称・生駒吉乃(いこまきつの)様関連のネタ多め。 全くの作り事なので、時代考証的におかしな箇所もありますし、歴史上の人物を単なるストーリー上のキャラクターとして扱っています。 学校の授業で習う歴史のお勉強には、全く役に立ちません。 但し、日本史の通説を知らないと読みこなせない仕掛けはあります。 (お勉強もがんばってね!) そして、チャットノベル形式多めです。 上記を踏まえて、お読み下さい。 【ゲーム・マンガ・映画・声劇などの脚本家・シナリオライター・原作者さんへ】 この作品を参考にしたり、そのまま使ったりする場合、事前にご連絡下さい。 基本的には、作品使用料や原案料をいただきます。 無断使用の場合は、著作権侵害となります。
大衆娯楽 連載中 短編
感想数 0 文字数 13,930 最終更新日 2025.04.13 登録日 2025.03.14
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冬王と鞠姫

 元弘三(1333)年春。畿内周辺では鎌倉幕府を倒すべく様々な勢力が兵を挙げていた。その一方、鎌倉近郊では人間が変化した化け物『異形』が人々を苦しめていた。  鎌倉で異形退治をしていた少年冬王は、ある夜、異形に襲われそうになっていた鞠という少女を助ける。ところが鞠は、危険な目に遭ったにも関わらず、冬王に異形を殺さないよう頼んできた。何でも彼女は異形を元の人間に戻せると言うのだが…。  2014年執筆。2022年改稿。  小説投稿サイト『小説家になろう』にて同時掲載中。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 41,110 最終更新日 2022.12.25 登録日 2022.12.23
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アンナ・アナクトル

アンナ・アナクトル
 1340年4月6日、トレビゾンド皇帝、バシレイオスが急死した。死因は新皇帝たるエイレーネー・パレオロギナから調査中であるとの発表がなされたが、人々は隠された真実を悟る。エイレーネーは子供ができないことを原因に夫に離縁された女だ、彼女が皇帝を殺したのだろう、と。  ひとまずエイレーネーを受け入れた市民ではあるが、その治世には混乱が続き、人々は新たなる皇帝を求める。  こうして、トレビゾンドは帝国最後の女帝を迎え入れることになった。正当なるメガス・コムネノスの血筋を血を引く女帝の、戦争と栄光の日々の行方は…!? *トレビゾンド帝国の歴史は不明な点が多いため、筆者独自の解釈や妄想等が多く含まれております。 *この物語では史実で存命の人物が故人であったり、史実と異なる立場にいたりしますが、そういうものとして受け入れて頂けると幸いです。 *二話以降は受験が終了次第、投稿の予定です。*四話あたりから、近親者(いとこ)への恋愛を含みます。苦手な方は避けてください。 *この物語ではアンナ・アナクトルの誕生を1310年ごろとして書いております。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 2,608 最終更新日 2025.08.29 登録日 2025.08.29
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化物と雪

化物と雪
むかしむかし。 醜い姿のせいで村人から化物と呼ばれ忌み嫌われている男がいた。 そんな寂しく生きる男の元に、謎多き1人の娘が訪ねてくる。 その娘はとても優しく、美しかった。たとえ人でなくてもいいと思うほどに──
ライト文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 16,337 最終更新日 2024.03.30 登録日 2024.03.20
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旅する神様御一行

神社に祀られ、神様に昇格した徳川家康(イエヤス)、坂本龍馬(リョウマ)、そして、ミチザネ(菅原道真)。危機に見舞われた現代の人間世界を危惧した三柱の元ニン(元人間)の神様は、苦しむ人間を助けることを出雲大社の「神有祭日本神様会議」で提案。しかし、その他の神様達から賛同を得られず、挙句の果てに人間の姿にされる始末。そして、現代の人間となった元カミ(元神様)三人衆は旅に出るのであった。
キャラ文芸 連載中 長編
感想数 0 文字数 1,639 最終更新日 2021.02.06 登録日 2021.02.06
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北の大地

時は室町時代。 とある村に住んでいた地狐のセイは、親友レラの死をきっかけに、 レラの父親が住んでいたウスケシに向かう。 津軽海峡で溺れた聟はウスケシのとある村で治療師をしているミナという少女に助けられる。 ただ、ミナには自分の體を犠牲に、傷を癒すという特殊な能力があった。 ミナが住むコタンの村長、コシャマインに迎えられたセイは、コタンの人達とアイヌの様々な文化を経験していく。 しかし、昨年起こった和人による、アイヌ青年殺傷事件で、アイヌの人達は、和人に対し不信感が募っていた。 そして、コシャマインを筆頭に、和人と戦が起きてしまう。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 15,469 最終更新日 2024.04.14 登録日 2024.04.14
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戦国Re:verse ― 織田信長編《紅蓮の覇者》

戦国Re:verse ― 織田信長編《紅蓮の覇者》
現代の大学生で、戦国シミュレーションゲームを制作していた僕…相馬 蓮は、ある夜、突如として光に包まれ、戦国時代へと飛ばされる。 そこで出会ったのは――若き美少女の姿をした「織田信長」。 凛とした覇気と圧倒的なカリスマを放ちながらも、恋愛に不器用で、孤独を抱えた少女。 僕は彼女に気に入られ、城に連れ帰られるが、家臣たちからは「うつけ」と嘲られる。 それでも信長の背中を支えると決めた僕は、やがて桶狭間、比叡山、本能寺へと続く、紅蓮の歴史に巻き込まれていく。 史実は史実のままに――だが最後に訪れるのは、誰も知らない「Re:verse(逆転)」の結末。 炎に包まれた本能寺の果てで、信長は現代へと甦る。 紅に染まる覇者と、異世界から来た青年。 ふたりが選ぶ未来は、戦国を超えて――。 ※この物語は、YouTubeで配信中の楽曲をベースに作成しているものです。良かったら楽曲の方も聴いてみてくださいね♫ 👉 https://www.youtube.com/@bontenmaru-z1v
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 154,137 最終更新日 2025.10.30 登録日 2025.08.29
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覇王の影、狂信の刃

覇王の影、狂信の刃
主人公である影井薫(かげい かおる)は、信長の側近としてその光の最も近くに立つ者であった。薫は信長に対して、単なる忠誠心を超えた異常な感情を抱いていた。それは、愛とも敬意ともつかぬ狂気的な執着であり、信長の存在そのものが薫の人生の全てだった。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 2,479 最終更新日 2024.08.25 登録日 2024.08.24
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そして戦いの果ての地で……

聖女は戦いを生き延び、そして名を捨て新たな人生を歩む。 名もなき神の犬は、その御名の許に暗躍する。 英雄とともに戦う近衛兵は、新たな戦いへと身を投じる。 戦場へ向かう孫を見送る老兵は、ついに自らの戦いの終わりを悟る。 物語の主人公になろうとした少年は、その果てに闇を彷徨う。 ……これは戦争の時代を生き、その果ての地で生きる者たちの物語。
ファンタジー 完結 ショートショート R15
感想数 0 文字数 8,366 最終更新日 2021.08.22 登録日 2021.08.22
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小野小町が現在日本に~歌に惹かれ恋焦がれ~

小野小町が現在日本に~歌に惹かれ恋焦がれ~
夜の帳が下りた、東京の片隅。喧騒からは少し離れた、古いレンガ造りの建物の横に、23歳の木山タカオは立っていた。彼の隣には、小さなアンプと、開けられたギターケース。その中には、数枚の小銭と、手書きの「木山タカオ - 届く歌を求めて」というサイン。 タカオは、いつものように、どこか物憂げな表情でアコースティックギターの弦を爪弾く。彼の歌声は、夢と現実に折り合いをつけられない自分自身の、中途半端な焦りをそのまま映し出していた。 冷たい夜風が、彼のデニムジャケットの襟を揺らす。タカオは、いつか古典の授業で聞いた、その儚い歌を思い浮かべた。 “花の色は うつりにけりな いたづらに……” その一首が、彼自身の、色褪せていく日々と重なった。タカオは、自然と、その歌に自分だけの、少し寂しげなメロディーを乗せ始める。 “Hana no iro wa, utsurinikerina, itazurani……” 彼の指が、弦の上を滑る。歌声は、彼自身の心から、夜の空気へと溶け出していく。 その時だ。 演奏の途中、ひとりの女性が立ち止まる。 タカオは、彼女を見た瞬間、時間が止まったかのような錯覚に陥った。 黒髪。白い肌。しかし、何よりも彼を硬直させたのは、彼女が纏っているものだった。 現代の服ではない。それは、何重にも重ねられた、豪華絢爛な絹の衣――十二単(じゅうにひとえ)。紅、紫、金、緑……。夜の街灯の下で、その鮮やかな色彩は、まるでそこだけが平安時代の宮廷であるかのように、異様な存在感を放っていた。 彼女の瞳には、千年の時を超えて語り継がれてきたような、深い哀しみが宿っている。 タカオは、驚きと混乱でギターを弾く手が止まりそうになったが、歌を止めることはできなかった。 彼女は、じっとタカオを見つめている。彼女の瞳は、タカオの歌声の奥にある、彼自身の魂を見つめているようだった。 そして、彼女は静かに、しかし、その場の空気を一瞬にして変えるような声で、呟いた。 「……わが歌……」 その瞬間、タカオの指が完全に止まった。 千年の時を越えて、小野小町が現代に現れた。彼女自身の詠んだ歌が、“音”として、目の前の若者の声で蘇ったのだ。十二単の豪華な色彩が、夜の東京の街角で、静かに、そして圧倒的な違和感を持って、二人の運命の出会いを告げていた。
ライト文芸 連載中 短編
感想数 0 文字数 42,177 最終更新日 2026.05.07 登録日 2026.03.19
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吉野の雪を踏む

河内源氏アンソロジー「河内源氏大鑑」に寄稿したものです。発刊から一年以上経ちましたのでウェブ公開いたします。 源平合戦、奥州へ落ち延びる義経の吉野山でのお話です。 義経を騙す悪僧、それに気づき奔走するも義経から疑われる忠臣・佐藤忠信。 三大狂言の一つ、「義経千本桜」から着想を得た作品です。
キャラ文芸 完結 短編
感想数 0 文字数 10,124 最終更新日 2021.12.07 登録日 2021.12.07
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みちのくニーベルング 奥州黄金奇譚

みちのくニーベルング 奥州黄金奇譚
「ジパングはカタイの東1500マイルに浮かぶ広大な島国だ。莫大な黄金を産出し、王の宮殿は金でできている」 マルコ・ポーロ著 東方見聞録より 西暦1689年日本。徳川泰平の江戸時代。東北を旅した漂泊の俳諧師、その名を松尾芭蕉。 後の世に奥の細道として知られる芭蕉の旅には、ある秘密が隠されていた。 江戸を出発して22日目の那須湯本。不自然な旅が続く。芭蕉は弟子の曾良を問い詰めた。 裏で糸を引いていたのは旧知の徳川光圀。光圀の狙いは奥州に隠された藤原の黄金と呼ばれるものであった。 与太話と一笑に付した芭蕉に那須の殺生石が静かに語りかける。 そして芭蕉は知る。黄金がもたらす力と、呪いを。 アテルイ、安倍貞任、奥州藤原、源義経。 繰り返されてきた奥州の悲劇。その影に存在した呪われし黄金。悲しき歴史に終止符を打つのは人か、鬼か。 これは山々が深き霧に沈む国(ニーベルング)の物語。 事実と虚構が織りなす一大スペクタクルロマン、ここに開幕!
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 33,284 最終更新日 2020.03.19 登録日 2020.01.30
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神を創った男 ~歴史の闇に埋もれた真実~

神を創った男 ~歴史の闇に埋もれた真実~
王に仕える書記官が粘土板で撲殺された! かつて無い忠臣を失った王は、すぐさま犯人の特定を急ぎ幾人かの容疑者を浮かび上がらせる事に成功はしたものの、肝心の証拠が揃っておらず断定する事まではできない。 待ちかねた王は、怪しい人間全員の処刑を命じようとしていた……。 一方で、そのような混乱期に長旅の休息地として立ち寄った一人の若き神官が、成り行きで事件解決の協力を迫られることとなり…… 紀元前二千年の古代を舞台にしたクライムサスペンスが今、始まる!! 【主な登場人物】 サオシュヤント……今作の主人公。神官を名乗ってから月日は経つが経歴が無い為"若き神官"と呼ばれることがしばしば。二十九歳。長旅を繰り返している。 ガヨーマラタン……サオシュヤントが立ち寄った地域に住む部族の長。早い話が王である。臣下を亡くした事により事件の解決を命令する。 マツヤ……ハラズム族の集落にて偶然サオシュヤントと知り合って以来、意気投合する若者。 アンギラス……ガヨーマラタンに仕えていた書記官。王の書庫で撲殺されている所を発見される。南からやって来た民族との噂がある。 アルダーン……遠い異国から定期的にやって来る商人。珍しい香料を持つ。 アトラム……ガヨーマラタンの支配する地域に住む魚売り。アンギラスを嫌っている。 スィヤマク……ガヨーマラタンの息子。次期国王と目されている少年。 !!ATTENTION!!  この作品は年代ものを扱っておりますが資料が少ない為、進行につきましては完全オリジナルとさせていただきます。聞き慣れた地名、人名につきましては完全スルーでお願いします。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 486 最終更新日 2021.09.19 登録日 2021.09.19
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会社に就職するってどんなかんじなんだろう?会社員って不安しかないんだけど…

会社に就職するってどんなかんじなんだろう?会社員って不安しかないんだけど…
就活しているその学生は将来の悩みや不安に苛まれていた。なぜか渋沢栄一さんと会うことになって、いろいろとヒントをくれる。そんなストーリーです。
現代文学 連載中 短編
感想数 0 文字数 1,386 最終更新日 2020.05.06 登録日 2020.05.06
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戦国時代にタイムスリップ?武器なし 知識なし 度胸なし 高校生の天下取り!!

主人公・・・勝吉はクラスメイトに いじられていた。 「ホンマお前は、武将みたいな名前やな?」 「誰が武将じゃ!」 そんな、くだらない事を言い合う 毎日を過ごしていたのにまさか、 こんな事になるなんて・・ 人生ガラリと変わる戦国へ! ナヨナヨの高校生が、天下統一を目指す? かもしれない物語! 主人公・・勝吉(かつきち)→勝昌(かつまさ)      政信・・・(同盟領主)      直幸・・・(元敵対領主 家臣)
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 7,608 最終更新日 2026.05.19 登録日 2024.04.06
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エディアメモリアル

エディアメモリアル
本作は、ヒロイン《エディア》と親友《カリス》が、地質時代を彷彿とさせる《ダンジョン生物群》を冒険していくファンタジー作品。 ほんのりと、微百合要素も含まれています。 登場するモンスターは、古生物 × ファンタジーを掛け合わせた空想生物のデザイン。 太古の海や大地からそのまま抜け出してきたような存在たちが、物語の随所で生態系として息づいています。 古生物や多様な生態系に興味がある方、図鑑や攻略本を眺めるのが好きな方には、特に刺さる部分があるかもしれません――。 【あらすじ】 少女《エディア》は、生まれつき不治の病《原生病》を患っていた。 その事実を知らされたのは、十四歳の誕生日――余命一年を宣告された日だった。 普通の少女として過ごしてきた日常と未来は、その瞬間に崩れ落ちる。 絶望する彼女に希望を示したのは、親友《カリス》だった。 「《不死の植物?》なら、治るかもしれない」 それは《ダンジョン生物群》の原生階層最深部に存在すると言い伝えられる幻の万能薬。 真偽は不明。それでもエディアは、その可能性にすべて賭けることにした。 「離れたくない」と同行を選んだカリスとともに、二人は未知の深層を目指す。 ――これは、ただ生き延びる物語ではない。 限られた時間の中で、何を見て、何を選び、どう生きたか。 少女の生涯を刻む物語でもある――
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 13,501 最終更新日 2026.01.14 登録日 2026.01.14
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暁のマリーと三銃士

暁のマリーと三銃士
フランス革命時代にタイムスリップした少年と少女が革命と言う時代の波に奔狼されながらも出会った人々に助けながら自らの意思で革命の時代を生きていく物語
SF 連載中 長編
感想数 0 文字数 63,261 最終更新日 2026.03.14 登録日 2025.03.18
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