異類婚姻譚小説一覧
まだこの世界に来てからコンビニに行ったことが無いという同居人で吸血鬼のアイズさん。これはそんな彼女が俺と共にコンビニに行くという、ただそれだけの日常の話である。
文字数 2,799
最終更新日 2023.04.17
登録日 2023.04.17
イギリス人と日本人のハーフとして生きてきた、普通の女の子アシエリス。
けれどある日、ボランティアクラブの出張研修旅行で訪れた不思議な神殿の門をくぐり、やって来たのは──異世界テアラキア。
……って、ちょっと待ってちょっと待って?!
私が皇女って、どういう事ーーー?!?!
魔法が存在する世界の大陸一の魔法帝国リオニアの、帝位継承権第1位なんて、聞いてない!!!
私は普通の女の子ーー!!!
そんなアシエリスの叫び虚しく、あれよあれよという間に、次期女帝としての異世界生活が始まる。
突然変わった日常に、ファンタジックな驚きと、ワクワクの冒険が待っているのかと思いきや……アシエリスに忍び寄る魔の手が?!?!
地球へと隠れ暮らすようになった訳。
隠されたアシエリスの前世の秘密。
平穏無事な毎日とは言い難いけれど、しょうが無い。
帝国も家族も、まとめて私が守りましょう!
これは少女アシエリスが、異世界で奮闘したり、大人へと成長しながら、仲間と共に強大な敵立ち向かい、恋を知る………そんな物語。
文字数 49,881
最終更新日 2023.04.05
登録日 2022.08.24
──心意気を見よ。
死神タナトスの祖である父ローレンスが他界し、アメリアは正式に後を継ぐ。
無論、父の監視役である死神ヒュプノスのイポリトとの同居生活も引き続く。アメリアはイポリトの性の奔放さ、マナーの悪さに呆れ返っていた。
父の居ない生活に少しずつ慣れたある日、アメリアはイポリトと共に冥府の最高神ハデスに呼び出される。彼女は管轄区で連続殺人を犯す霊の回収を頼まれる。
[全三章。一章全十四節構成、二章全十一節構成、三章全十一節構成。以下下巻に続く]
【ランゲルハンス島奇譚シリーズ】
・ランゲルハンス島奇譚(1)「天使は瞳を閉じて」
・ランゲルハンス島奇譚 幕間(1)「天使と悪魔」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(1)「バンビとガラスの女神」
・ランゲルハンス島奇譚(2)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(上)」←当作品
・ランゲルハンス島奇譚(3)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(下)」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(2)「もう一人の天使」
以上の順でご覧になるとより楽しめるかと思います。
*「小説家になろう」でも掲載して居ります。
文字数 185,986
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
文字数 970
最終更新日 2023.04.19
登録日 2023.04.19
人間と妖怪が共存する大江戸の町。人間の中には稀に異能を持って生まれてくる者がいる。比奈(ひな)は、異能の中でも万物を癒す力を持っていた。そのため幼い頃から狙われ続けていたが、父が連れてきた法力僧の守護を受ける代わりに、父によって金儲けの道具にされていた。だが彼女はその生き方を仕方ないと受け入れており、城の番方(警備のこと)の仕事をしている兄の神流(かんな)は、その事に頭を悩ませていた。
ある日、将軍の息子、黎明(れいめい)が神流の悩みを聞く。二人は身分違いだが、昔、神流が黎明を刺客から守ったことをきっかけに、交流を持つようになった。黎明は神流から比奈のことを聞き、その日の夜、会いに行く。そこから、黎明と比奈の交流が始まった。
文字数 44,122
最終更新日 2019.05.30
登録日 2018.11.25
山奥にある小さな村。日照りが続いていて作物がうまく育たず、苦労していたこの村で一番の働き者である一太郎は、雨を降らすことができるという旅装束の青年に、雨を降らせてほしいと頼む。その願いの対価は命の次に大切なものを差し出すこと。一太郎は、かまわないと返事をする。その日の夜から雨が定期的に降るようになり、豊作を迎えたとき、青年が再び一太郎の前に現れる。対価をもらいにきたと。
文字数 7,881
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.30
木精と水精の住む村、しかし木精の少年は病に倒れ、林檎の木となり、水精の乙女を見守り続ける。
この作品はPixiv、小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
文字数 2,044
最終更新日 2023.08.19
登録日 2023.08.19
文字数 1,500
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.16
時は大正
浦野家にはある秘密があった。
直系の女子にのみ発症する呪い———人魚の呪い。
人魚の肉を喰らったが故の呪いは、一族の女の命を蝕んでいった。
齢十六を数える頃に発症し、やがて死んでいく。
呪いは、いつまで続くのか。
解けることは、ないのだろうか。
浦野咲はこの一族の直系の女子だ。十六の誕生日が近付くにつれ夢見が悪くなる。
不気味な夜の海。誰もいない夜の海を毎夜夢見る。
そして十六になる日の明け方に見た夢は…
悪夢にうなされ目覚めた咲が、目にしたのは…
※BL作品の『八百比丘尼の孫は異世界で恋をするか』と根っこの設定が同じですが、世界線は全く別になります。主人公の性別違いで話を作っており、血縁関係にはありません。設定は似ていますが別物としてお楽しみください。
※エブリスタ様・小説家になろう様に投稿済みの作品です
文字数 69,613
最終更新日 2023.01.28
登録日 2022.05.18
【人外✕少女と植物療法】
森の中に一人で住むリリーは、亡き父の後を継いで薬草相談所を営んでいる。
ある日、古めかしい動く甲冑のムーンと出会った。昔は人間の兵士だったというムーンは、森を彷徨う甲冑になり、生き続けているという。
持ちつ持たれつで共に暮らすようになったリリーとムーン。様々な症状を抱えてやって来る患者に薬草を処方しながら穏やかに暮らしていく。
人外✕少女のほのぼののんびり薬草ライフ。
主要登場人物は二人のみ。
中編です。
※現実に近い異世界が舞台です※
※魔法やモンスターなどは出てきません※
※現実の国などとは一切関係ありません※
※植物は実在するものですが、用法など真似しないで下さい※
「カクヨム」掲載先→https://kakuyomu.jp/users/dogking828/works
「小説家になろう」掲載先→https://ncode.syosetu.com/n3369hu/
文字数 88,341
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.10.24
※本編完結済み。
朝の来ない、明けない夜の国――極夜国――
霧に閉ざされた夜の国に住むのは、石人と呼ばれる妖精たち。
月の光を糧に生きる彼らは、左右どちらかの瞳に宝石を宿して生まれてくる。
彼らは探す。石に導かれ、魂の片割れ、すべてを捧げるべき存在――半身――を。
これは業深き石人たちと、彼らに関わる者たちが紡ぐ物語。
※ 章ごとに主人公が変わります。各章が少しずつリンクするDQ4構成。
黒玉の章→ミオソティス(女主人公) 王道少女小説風
蒸着水晶の章→ヘルメス(男主人公) ボーイミーツガールの冒険譚
藍玉の章→マーレ(男主人公) 童話ベースの少々メリバ風
変彩金緑石の章→ミラビリス(女主人公) 微SF
前日譚→ファートゥム(男主人公) バッドエンド
百花の章→マレフィキウム(男主人公) 導かれし者たち
※ ★印のついているお話にはイラストがあります。必要ない方は挿絵機能をOFFにしてください。
※ 全5章+前日譚。百花の章で本編は完結。
※ 参考文献 アンデルセン/矢崎源九郎訳(1967) 『人魚の姫 アンデルセン童話集Ⅰ』 新潮社
※ 「小説家になろう」「pixiv」にも掲載しています
※ 第2回「マグネット!」小説コンテスト銀賞受賞(権利は返却されています)
文字数 726,655
最終更新日 2023.04.29
登録日 2020.01.03
世にも恐ろしいギザギザの歯を持って生まれた私。
人は私をギザ歯の悪役令嬢と呼んだ。
けれどそんな私にも唯一の理解者である許嫁の彼が居た。
でも……そんな彼にまで突然の婚約破棄を告げられてしまう!
傷心の私は魔族の国に辿り着き、新たな出会いを果たします!!
重複なろ
文字数 7,939
最終更新日 2023.03.07
登録日 2023.03.07
クラリス・ヴィアッカは女だてらに弓騎兵隊の部隊長だ。長弓一筋に生きてきた彼女は、ある日竜騎兵隊のエリート、シャトリンに交際を申し込まれる。
直接口をきいたこともほとんどない彼からの突然の申し出に戸惑うクラリスだったが、サリュート人を母に持つシャトリンには、驚くべき秘密があった。
注:いずれR18展開(濡れ場ババーン)になりますので、ご注意ください。エブリスタにも投稿中です。
文字数 89,616
最終更新日 2019.06.16
登録日 2019.06.02
祖父の命により、陰陽師、安倍晴明に弟子入りすることとなった、千代。
人並み外れた力を持つ彼は、いつも哀しい微笑をたたえていた。
文字数 45,400
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.08.06
桜のアヤカシと自殺志願少女の切ない恋物語。
自殺未遂表現があります。ご注意ください。
エブリスタとマルチ投稿です。
文字数 13,283
最終更新日 2018.06.30
登録日 2018.06.30
カクヨム、アルファポリス同時掲載。
召喚者の病弱日誌―治療魔法師だから後衛だと思っていたんですが!ー
に載っている絵本や映画の纏め。
妖精と召喚者、転移者、御使い等と呼ばれる人間が登場すると思しき、作中に出る絵本等を纏めました。
創作から実際に存在するモノまで混在しています。
童話ジャンルには適さない表現が多々有りかと存じます。
文字数 7,304
最終更新日 2022.08.27
登録日 2022.08.27
化かしていた人間に正体がバレてしまったきつねの物語。
おじいさんに救けてもらったきつねが、恩返しのためにおじいさん息子に化けていたが、本物の息子が帰ってきたことによって正体がバレてしまった。そのままおじいさんの家を後にしたきつねだったが、おじいさんの子孫を見守ることは止めなかった。
そうして現代、気づかれないように見守っていたきつねだったが、カモフラージュのために化けていた人間の家族に正体がバレてしまった。
昔話や民話の二次創作、というテーマのショートショートの賞に応募しようと思ったら〆切が去年でした。とはいえかなりの創作要素が多いので一次創作にしています。異類婚姻譚は癖(へけえええええ!!!!)です。
新潟県に伝わる「キツネの恩返し」という昔話を参考にして書いています。もう!
カクヨムとノベルアップにも投稿しています。
文字数 4,882
最終更新日 2022.02.25
登録日 2022.02.25
この世界は神の王ルミナスによって創造された。
ルミナスは生命を誕生させる上で四つの季節を創った。
その四つの季節の名は春、夏、秋、冬。
春、命が宿る季節。
夏、命が育っていく季節。
秋、命が最も輝く季節。
冬、命が眠りにつく季節。
四つの季節を作ることで生命をより豊かにすることにしたルミナス。
あらゆる命を守るためにルミナスは四季の神を誕生させた。
四季の神とはルミナスから四季の力を与えられた四人の神のことをさす。
四季の神は自らが宿す季節を迎えるとき人間界に降り季節を呼び起こし次の季節が来るまで約九十日間人間界で過ごす。
それがルミナスから与えられた使命。
いま一神の神、夏の王ゼインが夏の季節を呼び起こすために人間界に降りたつ。
何百年もの間自らの城で次の季節が来るのを待っていたが、今年は何を思ったのか城からでて人間の街に赴くことにしたゼイン。
そこで一人の青年アレンと出会う。
偶然か運命の悪戯かその出会いが二人の人生を大きく変えた。
身分も性別も超えた二人の純愛物語。
文字数 106,325
最終更新日 2024.02.03
登録日 2023.10.27
池に身を投げた女が白蛇になったという伝説がある池に、俺は狩りにやって来た。
しかし、池のほとりに倒れていたのは、着物を着た女。
人を襲う獣に食われてはならぬと思い、抱きかかえて家に連れ帰る。
目を覚ました女は、息を飲むほどに美しい女だった。
文字数 3,795
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.08
──魂の叫びを聴け。
ある島に漂着した青年は記憶を失っていた。
クチバシ医者(ペスト医師)のマスクを被る青年は島の住民である半獣人のパーンに助けられ、そこが夢魔が治める島、ランゲルハンス島だと知らされる。
青年はひょんな事から島主ランゲルハンスと知り合い、クチバシ医者と名付けられた。
現世へ戻る方法は記憶を取り戻し、島主から逃れる事。クチバシ医者は生活の基盤を作る為、荒れ地で花屋を営みつつ記憶を取り戻そうとしていた。
島の住人であるパーンや人魚、眼無しの女ニエ、魔女キルケーと関わりつつ、毎晩見る壮絶な夢を手掛かりに記憶を想い出す。そんな日々を過ごしていた。
しかし平穏な日々がある事件によって破られる。
クチバシ医者は恩人であるパーンを救う為に旅に出る。
【ランゲルハンス島奇譚シリーズ】
・ランゲルハンス島奇譚(1)「天使は瞳を閉じて」←当作品
・ランゲルハンス島奇譚 幕間(1)「天使と悪魔」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(1)「バンビとガラスの女神」
・ランゲルハンス島奇譚(2)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(上)」
・ランゲルハンス島奇譚(3)「シラノ・ド・ベルジュラックは眠らない(下)」
・ランゲルハンス島奇譚 外伝(2)「もう一人の天使」
以上の順でご覧になるとより楽しめるかと思います。
*「小説家になろう」「カクヨム」でも掲載して居ります。
文字数 217,598
最終更新日 2020.01.21
登録日 2020.01.21
※小説家になろうから移設中!
赤き血の眷属『紅血人(フェルベ)』と青き血の眷属『蒼血人(サキュロス)』の間の100年にも及ぶ戦争。
だけどそんな長きにわたる戦争も終わった今日。
俺は国境付近で青い髪の少女アセナと出会った。
さかのぼること二年前、晴れて【霊象獣(クレプタン)】から人々を守る【守護契約士】なった俺ことアンシェル。
だけどある時、自分のミスで大先輩に大けがを負わせてしまったんだ。
周囲の人々は気に病むなと言ってくれたけど、俺はいたたまれない日々を過ごしていた。
でもそんなとき出会ったのが、そう……アセナだったんだ。
敵国のスパイに追われていたので一時保護しようとしたんだけど、どういうわけか渋り始め、事情を聞かないことを条件に俺は二人は護衛契約を結んだ。
まぁ……確かに惚れた腫れたの話じゃないといったらウソになる。
ただの色恋沙汰だったら、どんなに良かったことか。
案の定、彼女には秘密があって……。(全48話)
文字数 100,463
最終更新日 2023.01.19
登録日 2023.01.14
口は悪いが、困っている相手を見捨てられない姉御肌な主人公。
貧乏暇なしで、彼女は今日も畑を耕して薬草を育てている。
ある日彼女のもとに現れたのは、以前に助けたダンゴムシ。
来てくれたのはありがたいけれど、虫のままではありがた迷惑。イケメンか美少女になって出直しておいで。そんな彼女の戯言を真に受けたダンゴムシは、本当に美少女に変身して侍女を志願してきた。
「え、平凡地味娘に侍女として仕えたいってどういうことですか。お姫さまみたいな美少女にお嬢さまって呼ばれるとか、ちょっとした苦行なんですけど!」
もちろん主人公の叫びはスルーされ、世話焼き美少女との共同生活が始まったのだが、なぜか望まない逆ハーレムの道を突き進むことになり……。溺愛も度を過ぎれば愛に溺れるのだとか。
分相応をモットーに贅沢は望まない主人公(実は寂しがり屋)と、そんな彼女をひたすら甘やかしたい親切で押しの強いおしかけ侍女(百合希望)のお話。
文字数 4,140
最終更新日 2020.05.02
登録日 2020.05.02
桜が世界を滅ぼす。
唐突に判明した不可思議な事象により、世界中の桜は伐採されることになった。 主人公である「僕」が住む町の桜もまた切り倒されることになる。
伐採作業が行われた日、「僕」はつぼみのまま切られてしまった桜の枝を持ち帰った。 翌朝「僕」は、桜の花の上で眠る小さな少女を見つける。
たとえ世界が滅ぶことになったとしても、彼女の側にいたい。そう決めた僕は、彼女を自宅に匿うことにして……。 寂しがりやな「僕」と無垢な「さくら」が織り成す恋物語。
扉絵は、あっきコタロウさまのフリーイラストをお借りしております。
この作品は、エブリスタ及び小説家になろうにも投稿しております。
文字数 4,298
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14
王妃さまはいつものように鏡の間で世界で一番美しい人は誰かと問いました。
帰ってきた答えは『白雪姫』。
王妃さまは食い下がりますが、なぜか鏡の様子がおかしいようですよ?
文字数 3,954
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.04.20
「最初に生まれた姫を、魔王に嫁がせなければならない」
かつて人間と魔族の和解のために結ばれた約束から、数十年が経ち。姫として生まれたリーレンは、最初から、魔族への生贄として育てられた。
ついに魔の森へ入り、魔族と出会うリーレン。「恐ろしく、残忍で、醜い姿をした」と言われる魔族。ところが実際に触れ合う魔族は、書物の表記とはいささか違うようで。
家族に愛されなかった生贄姫が魔王に愛され、愛するお話。
文字数 6,134
最終更新日 2021.02.06
登録日 2021.02.06
シーラは国立魔法研究所に勤める魔法使い。
十歳から魔法の勉強して早十五年。もう二十五歳。
残業を終えてボロアパートに帰ってきた時に、上から血だらけの猫が落ちてきた。
言葉をしゃべる猫との不思議な生活。突然の仕事。謎の失踪。
女の子というには、ちょっと歳を食ってしまったシーラの明日はどっちだ!
「小説家になろう」で連載していた作品です。
誤字などの修正をしつつ適度に更新していきます。
文字数 27,592
最終更新日 2018.03.20
登録日 2018.03.13
「運命の恋」とやらを見つけた第二王子のせいで、婚約を解消されてしまった主人公。当て馬はもう勘弁と、新しい婚約者候補の紹介を断り、教会で余生を過ごすことに決める。ところが突然聖女っぽい力に目覚めてしまい、再び注目を浴びることになってしまった。しかも教会のお偉方は、金の亡者で聖女を都合良く使う始末。
不本意に過ごしていたある日、教会は暴徒の襲撃を受ける。作物が不作で村人たちが飢えに苦しんでいるにもかかわらず、いつも通り贅沢に過ごす、教会上層部の姿勢が怒りを買ったのだ。
もはやここまでと覚悟を決めたのもつかの間、今度は側仕えの神官にさらわれてしまう。実は彼の正体は、ヘビ族の王子さまで長年彼女に恋い焦がれていたのだという。実は聖女自身も彼のことを憎からず思っていて……。口が悪く気が強い聖女さまと、乱暴なようでいて自己評価が低い臆病者でヤンデレなヘビのおはなし。
この作品は、小説家になろうにも投稿しております。
扉絵は、あっきコタロウさんが配布されているフリーイラストを使用しています。
文字数 7,555
最終更新日 2020.04.20
登録日 2020.04.20
その強大な力で乱世の世と化した龍族の世界を抑えめ王となったアレク。
平和な世となり皆が心から笑うようになった。この力をこれからはその笑顔を守るために使おうーーと決意を新たにした。のだが……
"あなたの力は平和な世では脅威でしかない。消えてください"
ある日の寝静まった夜に長年自身を支えてくれた家臣によって裏切られた。
「もう誰も信じぬ……」
命からがら逃げ仰せたアレクは、森の中で1人、そう誓う。
しかしーー
「大丈夫ですか?」
血を流し森の中で横たわるアレクに1人の少女が話しかける。
疑心暗鬼の龍王と人間の少女による純愛物語が今始まる。
文字数 6,394
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.07.30
婚約者がある日「妖精の祝福」を受けた。
つまり、自分との婚約は自動的に解消ということだ。
それが妖精を信仰するこの国の決まりであるので。
色々あって人間不信気味に陥った主人公が、元婚約者の突撃を受けたりしつつ、新しい幸せをつかみ取る(予定の)お話です。
※この作品は、「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 3,447
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04