姉妹 小説一覧
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1
妹に恋をしたと言ったのはあなたでしょう?
伯爵家の長女サラディアには同じ年のフイリップを彼氏に持ちいつかは結婚を考えていた。
だが、あるお茶の席でフイリップは妹のメリアンナと付き合いをしているとサラディアに告白をして別れる事になった。
サラディアは妹が受けるはずだった縁談を引き受ける事になった。
誤字脱字がありますが、よろしくお願いします。
更新不定期です。
2
婚約者が選んだ妹は、私の作品を自作と偽る「天才」でした―今さら新作を頼まれても、もうお断りです―
婚約者が選んだのは、「天才デザイナー」と称賛される妹だった。
けれど、その服を設計していたのは、姉のオディール。
図案を描き、職人と相談し、仮縫いで修正を重ねても、発表されるのは妹の名前ばかりだった。
婚約を解消されたあとも、家族は当然のように言う。
これからも、妹のために描き続ければいいと。
オディールは、その仕事を断った。
引き継ぎを終えて工房を去り、北部で自分の名前による服作りを始める。
新しい仲間と、自分の話を聞いてくれるバスティアン。
仕事も、休日も、彼と過ごす時間が楽しみになっていく。
一方、姉がいなくても困らないはずの実家では、新作の相談が滞り始めていた。
色を選び、華やかに紹介するだけでは、次の一着は生まれない。
妹の才能を褒めていた婚約者も、誰が設計していたのかを説明できなかった。
戻ってくれば、すべて元どおり。
そう考える家族と元婚約者に、オディールが差し出す図案は、もうない。
やがて問われ始めるのは、妹が自分の名前で積み上げた実績と、その才能を見抜いたつもりでいた婚約者の信用だった。
3
妹を選んだ夫へ。私は母の家に帰ります
結婚三周年の食卓で、夫の隣に座っていたのは妹だった。その胸には、亡き母の首飾りまで掛かっている。
「君より似合うから、今夜くらい貸してやればいい」
首飾りを取り戻し、離縁を申し出たエレナ。夫は署名を拒み、屋敷の馬車を使うことさえ許さなかった。
エレナは結婚指輪を旅費に替え、母の故郷へ向かう。
祖母の家は、もう売られた。そう聞かされていたのに、懐かしい玄関で家政婦が告げた。
「ここは、あなたのお家ですよ」
夫に隠されていた相続の知らせ。そして、祖母の机に残された、エレナの筆跡の手紙。
――もう会いたくありません。
そんな手紙を書いた覚えはない。
家と財産を取り戻すために動き始めたエレナは、幼い頃、この庭で一緒に遊んだユリウスと再会する。
4
私を好きだといった婚約者候補が、いつの間にか姉と恋仲になっていた
シャルディネ伯爵家の次女・ルエナは、十五歳でデビュタントを迎え、その年の「ファルセイラの薔薇」に選ばれる。
姉のシエンナは家を取り仕切る強い女性で、社交界の価値観に反発し、ルエナを過保護に守っていた。
ルエナは姉を楽にしたいという思いから、女好きの噂があるゲイル・ディーセル公爵との結婚を望む。
姉に反対されながらもゲイルとの関係を育むルエナだが、結婚を間近に控えた夜会で、シエンナとゲイルが二人きりでいるのを見てしまい──。
5
【完結】あの日の私を、まだ許せない
二度の婚約破棄。
そのどちらも、婚約者が妹ティアを好きになったことが原因だった。
それでも伯爵令嬢アリアは、妹を恨んでいない。むしろ誰よりも大切にしている。
彼女が許せないのは、幼い頃に一度だけ「ティアさえいなければ」と思ってしまった自分自身。
そんなアリアに、公爵令息カインから婚約の申し込みが届く。
自分だけを見てくれる彼に惹かれながらも、アリアは怖かった。
また妹を選ばれたら。
今度こそ妹を憎んでしまったら。
「私は、幸せになってはいけない」
そう思い続けてきたアリアが、カインや家族との対話を通して、少しずつ自分の人生を選び始める。
妹を憎む姉の物語ではない。
大好きな妹だからこそ傷つけることを恐れ、過去の自分を許せなくなった少女が、もう一度幸せを望むまでの物語。
6
万年最下位だった聖女候補、5年目にして採点システムそのものが壊れていたと気づく
五年連続最下位——それがフィアの聖女選抜での成績だった。
実の姉は本命候補として誰もが認める存在。妹のフィアは「才能がない」と憐れまれながら、大聖堂の片隅で患者を治し、帳面に記録をつけ続けていた。支えてくれたのは、五年間報告書を届け続けてくれた下級神官のレオだけ。
ある日、採点を管理する魔導具の故障により、五年間の本当の得点が明らかになる。 最下位だったはずのフィアの得点は——全候補生の中で、最も高かった。
得点の真実、姉との関係、そして「聖女の座」よりも大切なもの。 フィアが最後に選んだのは、明日も帳面を開くこと。
7
愛する夫の子を妊娠した愛しい妹
リナリスは伯爵夫人である。
夫のライナスと結婚して5年。未だに子供ができなくてリナリスは悩んでいた。
そんなある日、リナリスと仲の良い5歳年下のサキュナスがやってきて、ライナスの子を妊娠したといいーーー。
8
【完結】姉への対抗心で私と結婚した夫に、さようなら。
姉の駆け落ちで、代わりに姉の婚約者だった公爵子息と結婚した私。
五人の子供にも恵まれ、私は夫に愛されていると信じていた。
けれど、夫の書斎で見つけた一通の報告書が、八年間信じてきた幸せを覆していく。
※二章は本編の番外編で、ラブコメです。
9
わたしの家の“変わったルール”
この家には“変わったルールがある”。そう、他の家にはないルールが…。
※主人公のまいちゃんが理不尽に“お仕置き”を受ける物語です。 苦手な方はご注意くださいませ。
10
「妹と結婚するから、君は妹の侍女として一緒に嫁いでくれ」と婚約者に言われました。では、妹の世話役も辞めます
伯爵令嬢エレナは、幼い頃から妹ロザリーの身支度も予定も手紙も整えてきた。
婚約者ヴィクトルと妹が親しくなってからも、二人の予定を合わせ、足りない言葉を補うのはいつもエレナだった。
そんなある日、ヴィクトルから告げられる。
「ロザリーと結婚する。君は妹のことを一番よく分かっているのだから、侍女として一緒に嫁いでくれ」
侯爵邸にはすでに、妹の寝室の隣にエレナ用の侍女部屋まで用意されていた。
妻としてはいらない。
けれど、妹の世話役としては今までどおり働いてほしいらしい。
ならば婚約だけでなく、その役目も終わりにしよう。
「では、妹の世話役も辞めます」
エレナは妹の鍵と予定帳を返し、本当に何もしなくなる。
すると、今まで当然のように分かり合っていたはずのロザリーとヴィクトルの会話が、少しずつ噛み合わなくなっていく。
一方エレナは、隣国使節団で、これまで「妹の世話」だと思っていた能力を初めて仕事として評価される。
そしてそこで出会ったのは、「君なら分かるだろう」と求めるのではなく、エレナ自身に「あなたはどうしたいのですか」と尋ねる男性だった。
11
【完結】幸せだったあの日私は貴方を忘れる事にしました
薬師を父に持っ姉妹がいた。
妹のマーガレットは幼い頃から父の仕事を見て興味を持ち学園を卒業した後父親の仕事を手伝っていた。
姉のエリザベスは洋服の店員を勤め姉妹はそれぞれの生活をしていた。
ある日、薬を届けに城内にある騎士が務める場所で医務室に来たマーガレットは一人の騎士が怪我を負い治療の手伝いで騎士のスティーブンと出会った。
スティーブンとは何度か会い父親から婚約を薦められたスティーブンはマーガレットと婚約を結ぶ事になった。
晴れて婚約者になったマーガレットはスティーブンの体を気遣い毎日が幸せだった。
姉のエリザベスとスティーブンが同じ学園の同級生だったと知ったマーガレットはいつもと変わらない生活を続けある日見てはいけないモノを見てしまった。
更新が不定期ですがよろしくお願いします。
誤字脱字があります。
12
[完結]婚約破棄してください。そして私にもう関わらないで
妹ばかり溺愛する両親、妹は思い通りにならないと泣いて私の事を責める
婚約者も妹の味方、そんな私の味方になってくれる人はお兄様と伯父さんと伯母さんとお祖父様とお祖母様
私を愛してくれる人の為にももう自由になります
13
妹を選んで婚約破棄した婚約者は、平民になる現実を理解していなかったようです
跡継ぎとして育てられた私には、将来を約束された婚約者がいた。
――けれど彼は、私ではなく「妹」を選んだ。
妹は父の愛人の子。
身分も立場も分かったうえでの選択だと思っていたのに、
彼はどうやら、何も理解していなかったらしい。
婚約を破棄し、妹と結ばれた彼は、
当然のように貴族の立場を失い、平民として生きることになる。
一方で、妹は覚悟を決めて現実に向き合っていく。
だが彼だけが、最後まで「元に戻れる」と信じ続けていた。
これは、誰かが罰した物語ではない。
ただ、選んだ道の先にあった現実の話。
覚悟のなかった婚約者が、
自分の選択と向き合うまでを描いた、静かなざまぁ物語。
14
だって私は可哀想だから
伯爵令嬢クラリッサには義妹メロディがいる。
メロディが家に来てからクラリッサは両親の愛情もお友達も宝物も全て奪われた。
そんなメロディの次なるターゲットはクラリッサの婚約者アベルだったが…
メロディには誰も知らない秘密があった。
15
捨てた私と、拾った貴女
婚約解消から地獄が始まりました。
婚約解消した姉。
婚約者を奪った妹。
二人の運命は、真逆の方向に動き出す。
侯爵家を一人で支え、王太子の執務まで肩代わりし、「いい子でいれば報われる」と信じていた姉は全てを捨てた。
家も、爵位も、婚約者も。何もかも。
姉から奪い取ったはずだった。
家も、爵位も、婚約者も。何もかも。
──姉のいなくなった侯爵家に残ったものは、何もなかった。
地べたから這い上がり飛び立つ姉。
何もかもを失い、転落していく妹。
真逆に進んでいたはずの運命は、しかし、ゆっくりと交差していく。
捨てた姉と、捨てられた妹。
二人の令嬢が辿り着く場所とは。
全二章九話完結(約二万字)・一日二回更新。
16
姉妹の中で私だけが平凡で、親から好かれていませんでした
四姉妹の上から二番目として生まれたアルノレアは、平凡で、親から好かれていなくて……。
17
【完結】お姉さまの幸せだけ約束された世界で私が幸せになる方法
姉クラリスを家族と共に虐げている妹のアンナは、この世界が姉クラリスが幸せになるための世界だと気付いてしまった。
自分には絶対に不幸になる結末しかない世界を幾度となく経験してきたアンナは、毎回不幸度合いを減らすべく奮闘し続けてきた。
今回の人生も、いつもと同じと思っていたアンナだったが何やら少し、いつもと違うようで……。
18
【完結】さよなら私の初恋
私の婚約者が妹に見せる笑顔は私に向けられる事はない。
初恋の貴方が妹を望むなら、私は貴方の幸せを願って身を引きましょう。
さようなら私の初恋。
19
【完結】二人ともお幸せに…私は、妹のかわりに婚約します。
子爵家の姉妹、長女のセレニティ、次女のフローラル二人の姉妹には同じ子爵家の幼なじみのユリウス幼い頃からいっも一緒に遊んでいた。
セレニティとユリウスの婚約は幼い頃から決まっていた。
ユリウスはセレニティの初恋だった…結婚をしてユリウスを支えるとセレニティは勉強や礼儀作法を頑張った。
だがそれはユリウスに対して全て無意味だと気付いてしまった。
更新不定期ですがよろしくお願いします。
20
私の夫は妹の元婚約者
私の夫ミラーは、かつて妹マリッサの婚約者だった。
そんなミラーとの日々は穏やかで、幸せなもののはずだった。
けれどマリッサは、どこか意味ありげな態度で私に言葉を投げかけてくる。
「ミラーさんには、もっと活発な女性の方が合うんじゃない?」
挑発ともとれるその言動に、心がざわつく。けれど私も負けていられない。
最近、彼女が婚約者以外の男性と一緒にいたことをそっと伝えると、マリッサは少しだけ表情を揺らした。
それでもお互い、最後には笑顔を見せ合った。
まるで何もなかったかのように。
21
五歳の私が、取り替えられた妹をこっそり取り替え直した。20年後、「私が本物の娘です」と泣く子が来たので、鑑定書を全員の前で開いてあげた
出張から戻った土曜の夜、玄関に妹のスニーカーがなかった。
「菫が、うちの子じゃないかもしれない。」
私の留守中、一人の女子大生が母の足にすがり、「私が本当の娘です」と泣いたという。手には、退院の日に妹の枕元から消えていた、祖母の誂えたベビーリング。
紺の小箱を開けたとき、五歳の夜がよみがえる。母のコートの下から見た、赤ちゃんを抱えて入ってきた入院着の女。隣の部屋まで妹を迎えに行った、自分の腕にかかる重さ。
翌日、妹は大学で私の婚約者を叩き、警察署にいた。彼の上着を肩にかけて隣に座っていたのは、あの名乗り手。
「いつまでその偽者を妹って呼ぶつもり?」
その夜、妹はぬいぐるみを抱えて私のベッドにもぐりこみ、「もし本当に違ったら」と言いかけた。
「もしもはない。」
理由は、まだ言えない。鑑定の結果が出るのは、3日後。
全9話。
22
公爵家の次女ですが、静かに学園生活を送るつもりでした
王国でも屈指の名門、アルヴィス公爵家。
その家には、誰もが称賛する完璧な令嬢がいた。
長女ソフィア・アルヴィス。
美貌、知性、礼儀、すべてを備えた理想の公爵令嬢。
そして──もう一人。
妹、レーネ・アルヴィス。
社交界ではほとんど名前も出ない、影の薄い次女。
姉ほど目立つわけでもなく、社交の中心にいるわけでもない。
だが彼女は知っている。
貴族社会において──誰が本当に優れているのか、というのは……静かな場面でこそ分かるということを。
王立学園に入学したレーネは、
礼儀作法、社交、そして人間関係の中で、静かに周囲を観察していく。
やがて──
軽んじていた者たちは気づく。
『公爵家の妹』が、本当はどんな令嬢だったのかを。
これは、静かな公爵令嬢が学園と貴族社会で評価を覆していく物語。
23
両親から謝ることもできない娘と思われ、妹の邪魔する存在と決めつけられて養子となりましたが、必要のないもの全てを捨てて幸せになれました
伯爵家に生まれたユルシュル・バシュラールは、妹の言うことばかりを信じる両親と妹のしていることで、最低最悪な婚約者と解消や破棄ができたと言われる日々を送っていた。
一見良いことのように思えることだが、実際は妹がしていることは褒められることではなかった。
更には自己中な幼なじみやその異母妹や王妃や側妃たちによって、ユルシュルは心労の尽きない日々を送っているというのにそれに気づいてくれる人は周りにいなかったことで、ユルシュルはいつ倒れてもおかしくない状態が続いていたのだが……。
24
正妃から側妃になった私の話
ーーずっと、あなたの隣で生きていくのだと思っていた。
王太子アルノルドとの婚儀を控えていたマリアベル。ある日、父から正妃の座を妹リリアベルに譲り、自身は側妃として嫁ぐ様に言われてしまう。
ほとぼりが冷めるまで領地に行くように言われるが……
25
私は愛する人と結婚できなくなったのに、あなたが結婚できると思うの?
妹の画策で、第一王子との婚約を解消することになったレイア。
理由は姉への嫌がらせだとしても、妹は王子の結婚を妨害したのだ。
レイアは妹への処罰を伝える。
「あなたも婚約解消しなさい」
26
妹によるお姉ちゃん開発日記
妹の蜜柑が姉の柚子の身体をそういう意味で開発するお話です。
27
妹なんだから助けて? お断りします
美しく聡明な令嬢エリーゼ。だが、母の死後に迎えられた継母マルグリットによって、彼女の人生は一変する。実母が残した財産は継母に奪われ、華やかなドレスは義姉たちに着られ、エリーゼ自身は使用人同然の扱いを受ける。そんなある日――。
28
(完)イケメン侯爵嫡男様は、妹と間違えて私に告白したらしいー婚約解消ですか?嬉しいです!
私は学園でも女生徒に憧れられているアール・シュトン候爵嫡男様に告白されました。
図書館でいきなり『愛している』と言われた私ですが、妹と勘違いされたようです?
全5話。ゆるふわ。
29
妹のことを長年、放置していた両親があっさりと勘当したことには理由があったようですが、両親の思惑とは違う方に進んだようです
シェイラは、妹のわがままに振り回される日々を送っていた。そんな妹を長年、放置していた両親があっさりと妹を勘当したことを不思議に思っていたら、ちゃんと理由があったようだ。
※全3話。
30
【完結】あなたの『真実の愛』、利用させていただきます
【全話投稿済み】
父に命じられ、婿候補の令息との顔合わせに勤しむエレノアと、自分の美しさを保つために『真実の愛』を求める妹のリリア。
「お姉様の婚約者が、私の『真実の愛』のお相手だったのね」
そう思い込んだリリアは非常識な行動で、次々にエレノアの婚約者候補を奪っていく。
リリアが『真実の愛』のためにわたくしを利用するのであれば、わたくしもリリアを利用させていただきます。
そして五人目の候補であるアレクシスがやって来る日。
今度こそ『真実の愛』に違いないと思い込み行動するリリアと、それを受け入れるアレクシス……
しかし、彼は婿入りするべくエレノアとの交流も変わらず続けていた。
なかなか成就しない『真実の愛』にしびれを切らしたリリアは──
★★
覗いてくださり、ありがとうございます(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
全24話 7時19時更新
最終話まで投稿済みです。
31
可哀想な病弱令嬢を演じ続けた妹は、もう誰にも愛されない
病弱を理由に義兄であるミハイルへ執着し、婚約まで邪魔し始めた妹ユリアナ。
家族は何年も彼女を支え続けてきたが、ある一言をきっかけに姉イリーナの情は完全に消え失せる。
それは……。
※複数のサイトに投稿しています。
32
妹が真の聖女だったので、偽りの聖女である私は追放されました。でも、聖女の役目はものすごく退屈だったので、最高に嬉しいです【完結】
「お姉様、よくも私から夢を奪ってくれたわね。絶対に許さない」
私の妹――シャノーラはそう言うと、計略を巡らし、私から聖女の座を奪った。……でも、私は最高に良い気分だった。だって私、もともと聖女なんかになりたくなかったから。
退職金を貰い、大喜びで国を出た私は、『真の聖女』として国を守る立場になったシャノーラのことを思った。……あの子、聖女になって、一日の休みもなく国を守るのがどれだけ大変なことか、ちゃんと分かってるのかしら?
案の定、シャノーラはよく理解していなかった。
聖女として役目を果たしていくのが、とてつもなく困難な道であることを……
33
ロクサーヌの疑心は水の底
ロクサーヌは婚約者に疑心を抱いている。
彼が妹ではなく自分を望んだのは、それが贖罪だからである。
あれは事故だった。
それなのに、彼は責任を感じてロクサーヌを引き受けてくれた。
ロクサーヌは、拭いきれない疑心を心の奥底に沈めている。そうまでしても、彼に惹かれていた。
十六歳のロクサーヌと十四歳のベティーナは、仲のよい姉妹である。
ラドラー侯爵家のパトリックと、バーランド伯爵家のルーファスとは、互いに婚約者を選ぶために交流していた。
初夏のある日、四人で湖水を遊覧していた時に事故が起こった。
それをきっかけに、ロクサーヌは婚約することとなる。
同時にベティーナも婚約するのだが、どうやら妹は、ロクサーヌの婚約者への憧れを捨てきれずにいるようだった。
❇こちらの作品は、カクヨム様でも公開致しております。
❇誤字脱字によるお目汚しがございましたら申し訳ございません。公開後に度々修正が入ります。間を置いてお楽しみ下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りする場合がございます。皆様別人でございます。
34
私と結婚するはずの勇者が妹の恋人になって戻ってきたので、あなたへの加護はもう祈りません
魔王を討ち果たし、王都に凱旋した勇者一行。勇者への褒賞は、〈聖剣の乙女〉である第一王女ウィノナとの結婚――のはずだった。
だが玉座の間で勇者が求婚したのは、共に旅をした第二王女ジュリア。「真の〈聖剣の乙女〉は私よ」と涙ながらに訴える妹に、宮廷中が喝采を送る。
幼い頃から、人形もドレスも人の心も、すべて妹に奪われてきたウィノナは、静かに告げた。
「承知しました。では本日この時をもって、加護の祈りを終えさせていただきます」
その瞬間、勇者が床に崩れ落ちて――。
二年間祈り続けた姉王女が、本当に待っていた「あの方」とは。
※「小説家になろう」にも掲載しています。
35
妹が公爵夫人になりたいようなので、譲ることにします。
シスターナが帰宅すると、婚約者と妹のキスシーンに遭遇した。
どうやら、妹はシスターナが公爵夫人になることが気に入らないらしい。
すると、シスターナは快く妹に婚約者の座を譲ると言って──
本編とおまけの二話構成の予定です。
36
姉妹同然に育った幼馴染に裏切られて悪役令嬢にされた私、地方領主の嫁からやり直します
第一王子との婚約が決まり、王室で暮らしていた私。でも、幼馴染で姉妹同然に育ってきた使用人に裏切られ、私は王子から婚約解消を叩きつけられ、王室からも追い出されてしまった。
失意のうち、私は遠い縁戚の地方領主に引き取られる。
そこで知らされたのは、裏切った使用人についての真実だった……!
悪役令嬢にされた少女が挑む、やり直しストーリー。
37
【完結】お見合いの失敗理由は妹が美し過ぎたせい。
エウニア王国の第一王女カロリーネは、美しく優秀だと評判の王女。ハイデスブルク帝国から「若き皇帝の皇后に」と望まれていた。
だが、肝心の皇帝が選んだのは三歳年下の妹、ユリアだった。
「私の妃になる女性は、ユリア王女」と言って憚らない。
確かに、ユリア王女は美しい。
父王から特に可愛がられていた。
そのせいか、他のきょうだいより少し……いや、かなり甘く育てられていたのだ。
「大国の皇后にはふさわしくない」と。
反対を押し切って、ユリアを皇后にした皇帝。
その後は……?
38
婚約破棄したい?あの、あなたの贈ったドレスを私が着てないのは、当たり前ですよ?
1話完結。短いです。
39
【完結】姉に婚約者を奪われ、役立たずと言われ家からも追放されたので、隣国で幸せに生きます
「リリーナ、俺はお前の姉と結婚することにした。だからお前との婚約は取り消しにさせろ」
婚約者だったザグローム様は婚約破棄が当然のように言ってきました。
「ようやくお前でも家のために役立つ日がきたかと思ったが、所詮は役立たずだったか……」
「リリーナは伯爵家にとって必要ない子なの」
両親からもゴミのように扱われています。そして役に立たないと、家から追放されることが決まりました。
お姉様からは用が済んだからと捨てられます。
「あなたの手柄は全部私が貰ってきたから、今回の婚約も私のもの。当然の流れよね。だから謝罪するつもりはないわよ」
「平民になっても公爵婦人になる私からは何の援助もしないけど、立派に生きて頂戴ね」
ですが、これでようやく理不尽な家からも解放されて自由になれました。
唯一の味方になってくれた執事の助言と支援によって、隣国の公爵家へ向かうことになりました。
ここから私の人生が大きく変わっていきます。
40
帰る場所を、あなたと
妹・沙月が突然姿を消した。
手掛かりを追って夜の街へ足を踏み入れた沙耶は、そこで誰もが恐れる男――黒瀬蓮司と出会う。
冷たい目。
少ない言葉。
近寄りがたい雰囲気。
最初は敵なのか味方なのかすら分からなかった。
けれど、危険へ踏み込もうとするたび、沙耶を止めたのはいつも蓮司だった。
そしてやがて知る。
妹が消えた夜の裏側に隠されていたもの。
優しい顔をした人間たちの嘘。
決して表へ出ることのなかった、暗い世界の真実。
失ったものは、簡単には元には戻らない。
怖かった記憶も。
傷ついた心も。
離れていた時間も。
それでも人は、もう一度誰かを信じることができる。
「ただいま」と言える場所を探す妹と。
守ることしか知らなかった男と。
大切な人を守るため、自分まで見失いかけた女。
これは、奪われたものを取り戻すだけの物語ではない。
傷を抱えたままでも笑える明日を選び、
誰かのためではなく自分の意思で生きていくための物語。
そして――。
帰る場所を持たなかった男が、
初めて「帰りたい」と願った恋の物語。
『帰る場所を、あなたと』
暗い夜のその先で見つけたのは、
帰る理由と、あなたのぬくもり。