主人公なんかに、なってほしくはなかった
あの日、朝焼けに染まる君の瞳に、私は───。
私は生まれ育った村に戻ってきた。
彼女を置いて。
1人、戻ってきてしまった。
願うならどうか、足手まといだった私を許さないで。
貴女を奪った世界を、絶対に許さないで。
この世界の全てを知ってなお救おうとした貴女を、私は、わたしは、
彼女は言う。
この世界はゲームなのだと。
彼女は言う。
これから起こる事を知っていると。
彼女は言う。
この世界が、貴女が大好きだと。
欠損表現あり。
※グロテスクな表現を用いた為、R15に引き上げました。
文字数が多くなってきた為、短編から長編へ変更しました。
私は生まれ育った村に戻ってきた。
彼女を置いて。
1人、戻ってきてしまった。
願うならどうか、足手まといだった私を許さないで。
貴女を奪った世界を、絶対に許さないで。
この世界の全てを知ってなお救おうとした貴女を、私は、わたしは、
彼女は言う。
この世界はゲームなのだと。
彼女は言う。
これから起こる事を知っていると。
彼女は言う。
この世界が、貴女が大好きだと。
欠損表現あり。
※グロテスクな表現を用いた為、R15に引き上げました。
文字数が多くなってきた為、短編から長編へ変更しました。
あなたにおすすめの小説
【完結】毎夜、幼馴染の元へ通う夫へ。完璧な妻の仮面は返上いたします
【祝】HOTランキングランクイン!たくさんの応援ありがとうございます!
社交界で「理想の夫婦」と称えられるグランヴェル伯爵夫妻。だが実態は、毎夜幼馴染の愛人の元へ通う夫レオナルドと、一人冷たいベッドで眠るアメリアの「白い結婚」だった。
愛人に金品を貢ぎ、妻を「冷たい飾り」と見下す夫。しかし彼は知らなかった。己が誇る「優秀な領地経営」を担っていたのが、アメリアの頭脳だったことを――。
限界を迎えたアメリアの知的な罠が弾ける時、偽りの夫と愛人に完膚なきまでの絶望が襲いかかる!
※ハッピーエンド保障
※5話完結
誕生日の晩餐で、夫が愛人を私の隣に座らせたので離縁します。白いバラを七年贈ってくれたのは、夫ではなく老執事でした
嫁いで七年。誕生日の朝には、いつも白薔薇が一輪届いた。不器用な夫の、年に一度の情だと信じていた。けれど誕生祝いの晩餐で、夫は愛人を「客人」と呼んで私の隣に座らせた。愛人がまとうのは、王妃さまのために織られた絹。そして夫は笑って言った。「花など贈ったことはない」では、七年分の花は誰が置いたのか。王宮への絹の取り次ぎも、その契約の名義も、私のもの。離縁して、全部引き上げます。元サヤはありません。迎えに来るのは、約束の時刻に一分も遅れない王妃さまの甥です。全六話。
婚約者を替えてから、あの侯爵家がおかしくなった件について
ベルフォード侯爵家の嫡男オスカーは、クラリスとの婚約を解消し、彼女の義妹ブリジットと新たに婚約した。
それからだ。王都のあちこちで侯爵家のちょっとした変化が見え始めるようになったのは。
それぞれは、ほんの小さな出来事だった。誰もベルフォード侯爵家を詳しく知っているわけではない。
ただ王都の人々は、それぞれの場所で見ていた。
あの侯爵家が、少しずつ綻んでいく様を。
ざまあを王都の人々側から見たら、こんな感じなのかも?
※小説家になろうにも投稿しています。
【新作】妹の方が優秀だと辺境へ嫁がされましたが、人を育てていたのは私でした―そして妹も家を出るそうです―
「あなたなら、大丈夫」
華やかで語学に秀でた妹と、地味で堅実な姉。
伯爵家の長女セシリアに決まったのは、遠い辺境伯家への縁談だった。
妹は手元に置いて守りたい。
姉なら、知らない土地でもやっていける。
けれど両親は、セシリアが何を望んでいるのか、尋ねなかった。
帳簿の見方を教え、失敗した使用人と原因を確かめ、少しずつ仕事を任せる。
セシリアが続けてきたことは、両親の目には目立たない手伝いにしか映っていなかった。
自分の意思で縁談を受け入れた彼女は、辺境で新しい暮らしを始める。
すぐに役に立とうとする花嫁に、若き辺境伯が望んだのは、まず一緒に夕食を食べることだった。
仕事をしない日にも、彼女の席はそこにある。
そして彼女が人を育てるほど、領地には仕事を任せられる人が増えていく。
一方、実家では優秀な妹へ仕事が集まり始めていた。
姉が去っても家は回る。けれど、新しくできるようになる人が増えない。
ようやく長女の力を認めた父は、実家へ戻ってほしいと頼む。
「帰って、その仕事を引き受けることはできません」
セシリアは、今の暮らしを選んだ。
姉を心から慕う妹もまた、外交官になるという自分の夢へ歩き始める。
姉なら我慢できる。
妹なら、そばにいてくれる。
そう思っていた両親が娘たちを正しく見た時、二人はもう、親の評価を待ってはいなかった。
千年に一度の聖獣を拾った嫌われ王女は、国を追放されて幸せになる
嫌われ王女は、粗末な納屋で暮らしていた。継母に嫌われていたからだった。そして、そうとは知らず、千年に一度誕生するというの聖獣を拾った。王女は、聖獣とともに、王宮を追われた。
最後に言い残した事は
どうして、こんな事になったんだろう……
断頭台の上で、元王妃リテラシーは呆然と己を罵倒する民衆を見下ろしていた。世界中から尊敬を集めていた宰相である父の暗殺。全てが狂い出したのはそこから……いや、もっと前だったかもしれない。
本日、リテラシーは公開処刑される。家族ぐるみで悪魔崇拝を行っていたという謂れなき罪のために王妃の位を剥奪され、邪悪な魔女として。
「最後に、言い残した事はあるか?」
かつての夫だった若き国王の言葉に、リテラシーは父から教えられていた『呪文』を発する。
※ファンタジーです。ややグロ表現注意。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載。
『お前が運命の番だなんて最悪だ』と言われたので、魔女に愛を消してもらいました
竜族の王子フェリクスの成人の儀で、侯爵令嬢クロエに現れたのは運命の番紋。けれど彼が放ったのは「お前が番だなんて最悪だ」という残酷な言葉だった。
異母妹ばかりを愛する王子、家族に疎まれる日々に耐えきれなくなったクロエは、半地下に住む魔女へ願う。「この愛を消してください」と。
恋も嫉妬も失い、辺境で静かに生き直そうとした彼女のもとに、三年後、王宮から使者が現れる。異母妹の魅了が暴かれ、王子は今さら真実の愛を誓うが、クロエの心にはもう何も響かない。愛されなかった令嬢と、愛を取り戻したい竜王子。番たちの行く末は――。
どうせ生まれ変わるなら
前世日本人だった私は、貧乏暮らしでいつもお腹を空かせている。
どうせ生まれ変わるなら、私人じゃなくて鳥が良かったな。
寂しくそんなことを思いながら、私は今日も人として生きている。
母と娘の関係で問題ありそうな描写があります。
小説になろうとカクヨムにも載せています。