恋愛 身分差小説一覧
ワガママな聖女は悪役令嬢となったので、王都の平和が乱れることを覚悟のうえで追放しましたが、王都は平和でした(侍女 談)。
文字数 4,548
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.25
幼馴染であり、身分差ゆえに結婚できなかった貴族の男と不倫関係にある主人公。彼とはお互いに必要とし、求め合っていた。
しかし、その関係が発覚するのも時間の問題。
彼のことを主人公と同じくらい深く愛する彼の妻が、彼女のもとに乗り込んできて…
文字数 2,242
最終更新日 2023.12.19
登録日 2023.12.19
「あなたをもう一度愛してもよいだろうか?」
アニー・フィードは孤児で平民ながら女性騎士として身を立てていた。魔獣の氾濫(スタンピード)の際にはボスモンスターを倒し英雄として称えられてドルリア王国騎士団の隊長へと出世した。隊長として忙しく働いている中、年下の部下であるエイベルと身分差がありつつも恋人としてつきあっていた。
ところがある日、目覚めると二十六歳の鬼隊長と呼ばれていたアニー・フィードはなんと十六歳の可憐な男爵令嬢になっていた。女鬼隊長と呼ばれたアニー・フィードのほろ苦い恋と愛のお話。
(※他サイトにも掲載しております。ゆるやか安心設定)
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ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)
文字数 46,875
最終更新日 2023.12.18
登録日 2023.11.30
エマは牧歌的な地域で育った令嬢だ。
父を亡くし、館は経済的に恵まれない。姉のダイアナは家庭教師の仕事のため家を出ていた。
そんな事情を裕福な幼なじみにからかわれる日々。
「いつも同じドレスね」。「また自分で縫ったのね、偉いわ」。「わたしだったらとても我慢できないわ」————。
決まった嫌味を流すことにも慣れている。
彼女の楽しみは仲良しの姉から届く手紙だ。
穏やかで静かな暮らしを送る彼女は、ある時レオと知り合う。近くの邸に滞在する名門の紳士だった。ハンサムで素敵な彼にエマは思わず恋心を抱く。
レオも彼女のことを気に入ったようだった。二人は親しく時間を過ごすようになる。
「邸に招待するよ。ぜひ家族に紹介したい」
熱い言葉をもらう。レオは他の女性には冷たい。優しいのは彼女だけだ。周囲も認め、彼女は彼に深く恋するように。
しかし、思いがけない出来事が知らされる。
「どうして?」
エマには出来事が信じられなかった。信じたくない。
レオの心だけを信じようとするが、事態は変化していって————。
魔法も魔術も出て来ない異世界恋愛物語です。古風な恋愛ものをお好きな方にお読みいただけたら嬉しいです。
ハッピーエンドをお約束しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
※小説家になろう様にも投稿させていただいております。
文字数 129,323
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.11.30
伯爵令嬢フォセットは、突然、婚約者の侯爵令息ジェイドから婚約を破棄される。
家同士の事業提携のための婚約だったが、彼は真実の愛のためだと言い張り、謝罪の一言もない。
思えば、彼から謝罪の言葉を聞いたことは一度もなかった。
フォセットに仕えていた従者を力ずくで追い出したときも。
むしろせいせいしたとばかりに、フォセットは婚約破棄を受け入れる。
ところが数日後、ジェイドは廃嫡されてしまい、フォセットにやり直してやるからありがたく思えと言い出す。
呆れるフォセットがはねつけると、彼は初めて謝罪を口にしてなぜか得意げな顔をする。
謝っているのだから許して当然だと信じている彼に、フォセットは冷たい眼差しを向ける。
「あなたの謝罪にそんな価値があるとでも?」
拒絶されて怒り狂うジェイドは、フォセットに暴力を振るおうとする。
ところが、そこに懐かしい姿が──
※小説家になろうにも掲載しています
文字数 9,195
最終更新日 2023.12.15
登録日 2023.12.15
イヴォンヌは義妹ミランダに婚約者のパーシーを寝取られたことを知る。
しかもミランダは彼の子を妊娠していた。「堅物淑女」それが彼女に対する周りの印象。幼い頃に母親を亡くした彼女は、頑固な祖母に育てられたため、貞操観念が古いということだった。屈辱に自暴自棄になった彼女は、結婚式の後虚ろな表情で街を彷徨っていた。そこで危ない目に合いそうなところを、ある女性に助けられる。
助けてくれた女性アネカは今や伝説となりつつある魔女の一人で、イヴォンヌの状況を聞いて、彼女にある技術を教えてくれる。
それは「房中術」。
「房中術」を知ったイヴォンヌは、すっかり生まれ変わった。
ある時彼女が留守番をしていると、房中術を教えろと男が訪ねてきた。
一度は断ったが、後日アネカ宛に手紙が送られてきて、イヴォンヌは彼を担当するように命令される。
注)作中に出てくる「房中術」についての記述は、参考図書を基に作品に合うように解釈を加えたフィクションです。
R18には*が付きます。
文字数 26,333
最終更新日 2023.12.07
登録日 2023.11.26
商人の娘、ルーヴルナ。彼女はある日予知夢を見た。彼女の一族には予知夢を見る者もいるのだが、彼女の見る予知夢は最悪なものばかり。お目付役とは名ばかりな従順なジルと共に、予知夢を変えてやると息巻くルーヴルナの悪足掻きの物語をお楽しみください。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 67,540
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.09.28
貧乏男爵家の末っ子・アルティアの婚約者は、何故か公爵家嫡男で非の打ち所のない男・キースである。
魔術学院の二年生に進学して少し経った頃、「君と俺とでは釣り合わないと思わないか」と言われる。
そのときは曖昧な笑みで流したアルティアだったが、その数日後、倒れて眠ったままの状態になってしまう。
すると、キースの態度が豹変して……?
文字数 4,320
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.14
五歳の時に男爵である父親に引き取られたセレア。
でもそれは、父がセレアを愛していたわけでも、死んだ愛人(セレア母)に負い目があるからでもなく、セレアが聖女が持つ浄化能力を顕現させたからであった。
国に聖女は何人かいるが、最近瘴気だまりが発生しやすくなっていることもあり、聖女は領地を持つ高位貴族たちから大人気だ。
つまり、自分がのし上がるための政略結婚の道具にしたくて引き取ったのである。
義母は愛人の子であるセレアが気に入らないようで、父がいないところで殴る蹴るの暴力を加えてくる。
義母の子である異母兄は、セレアが成長するにつれていやらしい目で見るようになってきた。
…もう、こんな家にいたくない!
そんな思いを抱えながら、セレアは父に連れられてあるパーティーに参加する。父はそこで、二十も年上の好色な侯爵にセレアを紹介し、娶せようと計画しているのだ。
どうやら、セレアと引き換えに、貴族議員に推薦してもらえる約束を取り付けているらしい。それを知ったセレアは、隙を見て逃げだそうと画策する。けれどもその途中、異母兄に見つかり、茂みに連れ込まれてしまう。
「結婚がいやなら俺がかくまってやるよ」舌なめずりで言う異母兄。
絶体絶命!
セレアは異母兄から逃げようと抵抗するも、逆に怒らせて殴られて気絶してしまう。
そして次に目を覚ました時、セレアは知らない邸にいた。
なんと、あの場から助けてくれたレマディエ公爵ジルベールに連行され、セレアは彼の邸に連れて来られていたのである。
助けてくれたーーそう思ったのもつかの間、ジルベールは助けてやった礼に妻になれと迫ってくる。
逃げ出したいのに、逃げられない!これってある意味監禁ですよね!?
なんとかしてジルベールのもとから逃げ出して、自由を手にしたいのに、彼はあの手この手でセレアの逃亡を阻止してきてーー
文字数 106,612
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.10.06
ヤンデレな若旦那様を振ったら、睡姦されて落とされたお話。
安定のヤンデレですがヤンデレ要素は薄いかも。
ムーンライトノベルズ様でも投稿しています。
文字数 4,040
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.11.10
王道の恋愛物語ではないかもしれないけれど、これも数ある愛の形の内の一つ。上流階級、対立する仲の家に生まれた二人の男女。決して結ばれてはいけないことを理解しながらも、惹かれ合っていく。
そんな二人が迎えた恋の結末とは?
文字数 3,139
最終更新日 2023.11.08
登録日 2023.11.07
錬金術師のプレシアは、いつもの通り工房で仕事をこなしていた。
錬金術師が作る物は多岐に渡る。傷薬や酔い止めといった薬剤はもちろん、忘れ物をしにくくなる呪いを刻んだ指輪だとか、魔道書向けの特殊なインクだとか様々だ。
もっとも、見習いであるプレシアにはそんな物は作れない。いくらかの回復薬と、それから師匠の手を借りて開発した魔法のランプ、それがプレシアに作れる道具のすべて。
だけどそんなプレシアに、とある人物が依頼を持ち掛ける。
「嘘を見破る魔道具を作って欲しい」
「……はい?」
瞬くプレシアの前にいるのは、王都の下街には似つかわしくない、きらきらした雰囲気の貴公子。
……面倒ごとの気配に、ひくりとプレシアは頰を引き攣らせた。
※このお話は小説家になろう様でも公開しています
文字数 25,036
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.11.07
「ロリーシァ、そろそろ一人で外交デビューしなさい」
サキュバスプリンセスであるロリーシァは、女王よりN国への外遊を命じられるが、幼馴染&従者であるネウマ・ザータと2人だけでという条件をつける。
初めての外遊は順調に進み、大好きなネウマとのデートも楽しく過ごせていたが、最終日夜の立食パーティーで事件が発生してしまう。
(この女またやらかしやがった……!)
そして、純白パンティーから始まった事件は、国を巻き込む大騒動へと発展していく。
「……ネウマ、このまま"開通の儀"しちゃおっか?」
――この物語は二人の愛と決死の逃亡劇である
文字数 20,119
最終更新日 2023.11.01
登録日 2023.11.01
リナルディ伯爵令嬢のクラーラ。
クラーラは白魔術の名門に生まれながらも、黒魔術を得意としていた。
そのため実家では冷遇され、いつも両親や姉から蔑まれる日々を送っている。
父の強引な婚約の取り付けにより、彼女はとある辺境伯のもとに嫁ぐことになる。
縁談相手のハルトリー辺境伯は社交界でも評判がよくない人物。
しかし、逃げ場のないクラーラは黙って縁談を受け入れるしかなかった。
実際に会った辺境伯は臆病ながらも誠実な人物で。
クラーラと日々を過ごす中で、彼は次第に成長し……そして彼にまつわる『呪い』も明らかになっていく。
「二度と君を手放すつもりはない。俺を幸せにしてくれた君を……これから先、俺が幸せにする」
文字数 53,610
最終更新日 2023.10.26
登録日 2023.10.26
マノンの婚約者デリウスは、女友達のルチミナばかりえこひいきしている。『女友達』というのは建前で、本当は彼女に好意を寄せているのをマノンは察していた。彼はマノンにはひどい態度を取るのに、ルチミナのことをいつも絶賛するし優先し続けた。
そんなあるとき、大事件発生。
デリウスがなんと、マノンにふさわしい婿を決めるための決闘を新大公から申し込まれて……?
★他の令嬢をひいきする婚約者と(ちょっと物騒な方法で)すっぱり別れ、新しい恋をする話。
小説家になろうでも公開中
文字数 83,219
最終更新日 2023.10.25
登録日 2023.09.07
メラビア王国の王女であり絶世の美女キャロラインは、その美しさから隣国の王に無理矢理妻にと望まれ戦争の原因になっていた。婚約者だったジョセフ王子も暗殺され、自国の騎士も亡くなっていく状況に耐えられず自死を選んだ。
「神様……私をどうしてこんな美しい容姿にされたのですか?来世はどうか平凡な人生にしてくださいませ」
そして望み通り平民のミーナとして生まれ変わった彼女はのびのびと平和に楽しく生きていた。お金はないけど、自由で幸せ!最高!
そんなある日ミーナはボロボロの男を助ける。その男は……自分がキャロラインだった頃に最期まで自分を護ってくれた護衛騎士の男ライナスだった。死んだような瞳で生きている彼に戸惑いを覚える。
ミーナの恋のお話です。ミーナを好きな魅力的な男達も沢山現れて……彼女は最終的に誰を選ぶのか?
文字数 210,269
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.10.04
世界でも獣人族と人族が手を取り合って暮らす国、アルヴィア王国。その筆頭公爵家に生まれたのが主人公、エリアーヌ・ビジュー・デルフィーヌだった。わがまま放題に育っていた彼女は、しかしある日突然原因不明の頭痛に見舞われ数日間寝込み、ようやく落ち着いた時には別人のように良い子になっていた。
エリアーヌは、前世の記憶を思い出したのである。その記憶が正しければ、この世界はエリアーヌのやり込んでいた乙女ゲームの世界。そして、エリアーヌは人族の平民出身である聖女…つまりヒロインを虐めて、規律の厳しい問題児だらけの修道院に送られる悪役令嬢だった!
なんとか方向を変えようと、あれやこれやと動いている間に獣人族である彼女は、運命の番を発見!?そして、孤児だった人族の番を連れて帰りなんやかんやとお世話することに。
果たしてエリアーヌは運命の番を幸せに出来るのか。
そしてエリアーヌ自身の明日はどっちだ!?
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 64,258
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.09.19
7歳だったあの日、ラムベルク男爵家の執事の息子ステファンは、薔薇が咲き誇る庭園で女神を見つけた。だが、その女神は、次期当主アドルフの婚約者テレザだった。不幸な経緯で婚約したテレザはアドルフを受け入れられなかった。そのことに苛立ったアドルフはテレザを手ひどく抱き、その行為はどんどんエスカレートしていった。それに気づいたステファンは憤りながらも何もできないまま、時が過ぎていった。ところが、女神を見つけたあの日から二十数年、ある事件をきっかけに彼はテレザを救う手掛かりをやっと得るのだった。
・・・というのが最初の構想上の粗筋だったのですが、6話以降23話ぐらいまではステファンはあまり出てこなくてアドルフのクズ振りが目立つ展開になっています。
この話は、『始まりはデキ婚から』(完結済み)の脇役達が主人公です。時間軸はその話の28年前から始まります:
https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/741700187
ヒロイン・テレザにとって結末近くまで無理やり系含めた辛い展開(タイトルに*がついている話がR18シーンを含む)とヒロインの夫・アドルフ(実は隠れた主人公?)のクズな振舞いを描写する話が(特に最初のほうで)続きます。もちろん、そのような行為を実際に肯定・促進するものではありません。そのような表現が苦手な方は、ご注意ください。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
『始まりはデキ婚から』で心中してしまったルドルフとアンネの転生後の話『転生令嬢は前世の心中相手に囚われたくない!』も連載しています(完結済み):
https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/685719048
文字数 80,007
最終更新日 2023.10.12
登録日 2023.04.21
私の名前はマーガレット・マックスウェル・ウィリアムズ。ヘイズ王国では国王に次ぐ地位にあるウィリアムズ公爵家の長女。
ウィリアムズ公爵家は私が夫を迎えて継ぐ予定なのだけど、公爵令嬢である私は恋をした。貧乏男爵のロベール・ル・ヴァクトに。
公爵家と男爵家には身分の差がある。私がロベールと婚約するためには、今の爵位(男爵)から伯爵くらいまで引き上げないといけない。そうでないと、関係各所から苦情が来てしまう・・・
この物語は、私が恋したロベールを、私の婚約者として外野から文句が言われないくらいまで出世させていく話。
なお、この物語は『恋をした公爵令嬢は貧乏男爵を出世させることにした』の続編です。
前作については下記をご覧下さい。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/904259942/719752371
文字数 34,353
最終更新日 2023.10.04
登録日 2023.09.22
超人気男性アイドルユニット「ファイズ」。
私のイチ推しはメンバー最年少の海原カイ。
子供のファンにチケットを譲ったことから、私はカイに見初められ、熱烈に求愛される。
「推しとの恋愛なんて、畏れ多くて……」
カイに別れを告げた私は、その途中で車にはねられて命を落とす。
――そして、異世界転生。
私は田舎の村に転生し、のんびりと暮らしていた。
だが、そこに「花嫁探し」と称して都から王太子がやってきて――。
「転生したくらいで、俺がお前を見つけられないと思ったか?」
文字数 16,125
最終更新日 2023.10.03
登録日 2023.10.03
しがない子爵令嬢のファーラは、ある日突然、推しのイヴォルフ様と婚約をした。
信じられない幸福を噛みしめ、推しの過剰摂取で天に召されそうになったりしながらも、幸せな日々を過ごしていた。
しかし、王女様の婚約パーティーに行くときにある噂を思い出す。イヴォルフ様と王女様が両思いである……と。
パーティーでは、二人の親密さを目の当たりにしてしまい──。
ゆるい設定なので、頭を空っぽにして読んで頂けると助かります。
全4話になります。
文字数 6,573
最終更新日 2023.10.03
登録日 2023.10.03
メイリーンは、大好きな乙女ゲームに転生をした。しかも、ヒロインだ。これは、推しの王子様との恋愛も夢じゃない! そう意気込んで学園に入学してみれば、王子様は悪役令嬢のローズリンゼットに夢中。しかも、悪役令嬢はおかめのお面をつけている。
これは、巷で流行りの悪役令嬢が主人公、ヒロインが悪役展開なのでは?
命一番なので、攻略を諦めたら騎士様の溺愛が待っていた。
文字数 13,989
最終更新日 2023.10.01
登録日 2023.10.01
文字数 4,055
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.30
文字数 7,885
最終更新日 2023.09.27
登録日 2023.04.19
長きに渡り戦争が続く二つの国。
身分社会の王政国家・ペルフェクト王国。
国民の代表たる議員によって成り立つ議会制の国・シュタルクヘルト共和国。
ペルフェクト王国軍の少将・オルキデア・アシャ・ラナンキュラスは、上官の命令で、自軍が破壊した敵国・シュタルクヘルト共和国の軍事施設と軍事医療施設跡にいた。
目的はこの地で捕虜となっていた自軍の兵士を解放することだった。
けれども捕虜となっていた自軍の兵士は、既に移送されており、残っていたのは医療施設で治療を受けていたシュタルクヘルト共和国軍の兵士と関係者ーーの死体だった。
そんな中、オルキデアは唯一の生存者を見つける。
菫色の瞳と藤色の髪を持った女性だったが、襲撃時の怪我とショックから記憶を失っていた。
そんな女性に「アリーシャ」と名付けて捕虜としたオルキデアだったが、とある事件に巻き込まれたのをきっかけにアリーシャに興味を持つ。
けれどもアリーシャは敵国の娘、オルキデアの好きには出来ない。
それならせめてアリーシャを国に帰そうとするが、頑なに帰りたがらず、とうとう部屋に引きこもってしまったのだった。
どうにかしてアリーシャを説得出来ないかと悩んでいたオルキデアの元に、突然、疎遠になっている母親が、縁組の話を持ってやって来たのだった。
「なあ、俺の妻と恋人、どっちがいい?」
縁組を回避するためにオルキデアが提案したのは、この国でのアリーシャの生活と引き換えにした「契約結婚」。
縁組の話と同時期に記憶を取り戻したアリーシャには、どうしても国に帰りたくない理由があるようだったーー。
一方シュタルクヘルト共和国では、襲撃の際にその場に居合わせていた、とある女性が行方不明となっていた。
その女性の名前は、アリサ・リリーベル・シュタルクヘルト。
今は廃止されたシュタルクヘルト共和国の王族の血を引く女性であったーー。
縁組回避から始まる契約結婚、そしてーー真実の愛。
これは「愛」を知る物語。
王道ファンタジー風の恋愛物語。
ロマンスファンタジーが好きな貴方へ。
※2/1から更新を再開します。(詳細は近況ボード2022/1/26をご覧下さい)
※こちらは『平和を描く』と同じ世界観で描いています
※タイトルに「※」がついている箇所には、R18シーンがあります
【表紙はあままつ様のイラストをお借りしています】
文字数 506,144
最終更新日 2023.09.24
登録日 2020.09.20
ヤンデレ男子×あの子の短編集になります。
日常に潜んでいるようなヤンデレから、貴族、オネエ、犯罪者、人外(悪魔、神様)まで様々なヤンデレ男子がおります。
サクッと数分で読めるヤンデレ小話になります。
注:作品内に暴力表現やあの子やヤンデレが死亡するシーンなどがあります。
作品にそれぞれ表記はありますが、抵抗のある方は読み進めるのをお控えください。
文字数 57,125
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.01.25
さよなら私のかわいい王子さま。
破天荒で常識外れで魔術バカの、私の優しくて愛しい王子さま。
出会いは10歳。
世話係に任命されたのも10歳。
それから5年間、リリシャは問題行動の多い末っ子王子ハロルドの世話を焼き続けてきた。
そんなリリシャにハロルドも信頼を寄せていて。
だけどいつまでも子供のままではいられない。
ハロルドの婚約者選定の話が上がり出し、リリシャは引き際を悟る。
いつもながらの完全ご都合主義。
作中「GGL」というBL要素のある本に触れる箇所があります。
直接的な描写はありませんが、地雷の方はご自衛をお願いいたします。
※関連作品『懐妊したポンコツ妻は夫から自立したい』
誤字脱字の宝庫です。温かい目でお読み頂けますと幸いです。
小説家になろうさんでも時差投稿します。
文字数 36,069
最終更新日 2023.09.15
登録日 2023.09.06
「悔しかったら、王妃様くらい偉くなってみなさいよね! その前に死んじゃうでしょうけど!」
そう吐き捨てられ、クラリス・フローリア伯爵令嬢は砂漠で置き去りにされた。
「よし、森を作ろう」
しかし、彼女は決してめげない。『歌で植物を育てる』能力を持つ彼女は、荒れ果てた砂漠にオアシスを作っていく。その姿を、砂漠の国の第二王子アービドに見られ、『女神様』だと勘違いされてしまうのだった。そんなこんなで生き残るために歌っていくうちに、勘違いが進んでしまって――。
文字数 7,033
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.09.11
公爵令嬢レティは護衛騎士ステアに幼い頃から恋心を抱いていたのだが、身分違いの恋であるとその想いに蓋をしていた。その後成長したレティは王太子ノアと婚約するが、ある日何者かに余命一年の呪いをかけられてしまう。呪いを解く方法は、愛し愛される男性からの口付けのみ。やがて一年の期限を目前に控えレティは呪いから解放されたのだが、その代償として呪いをかけられた前後の記憶を失ってしまう。王太子は自分が呪いを解いたのだと甲斐甲斐しく世話を焼くが、レティは違和感を持ち始める。
ムーンライトノベルズ様でも掲載しております(Rシーンさらに加筆)
※設定ふんわりですので、さらっとお読みください
※Rシーンは★マークをつけてあります
文字数 12,419
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.09.09
庶民聖女の私をいじめてくる、貴族聖女のニコレット。
王子の婚約者を決める舞踏会に出ると、
「卑しい庶民聖女ね。王子妃になりたいがためにそのドレスも盗んできたそうじゃないの」
あることないこと言われて、我慢の限界!
絶対にあなたなんかに王子様は渡さない!
これは一生懸命生きる人が報われ、悪さをする人は報いを受ける、勧善懲悪のシンデレラストーリー!
*旧タイトルは『灰かぶり聖女は冷徹王子のお気に入り 〜自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのは公爵令嬢、あなたですよ〜』です。
*小説家になろうでも掲載しています。
文字数 26,828
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.08.28
辺境領主の娘・マリエールはのどかな田舎町で穏やかな日々を過ごしていた。
ある日、王宮に長らく出仕していた父親が「一緒に暮らすことになった」と一人の男の子を連れて帰ってくる。近い歳の友人に焦がれていたマリエールは一目で彼に好意を持つが、彼の方はなかなか打ち解けてくれず、マリエールは友人作りの難しさに苦悩する。それは彼・ノエルがこの国の第二王子だと知ってからも変わらず、そんなマリエールにノエルの態度も次第に柔らかくなっていく。
そして一年が過ぎようとした頃、ノエルは突然王都へ戻ることになった。
再会を約束して、二人は離れ離れになるけれど……。
城を追われた王子と、楽天家の女の子の恋のお話です。
文字数 6,765
最終更新日 2023.09.02
登録日 2023.08.31
両親から虐待を受けて育ってきたルビーは、誕生日に村が焼かれた際、メディウス・ロクス帝国皇帝の弟である美しい青年騎士アイゼンに拾われる。
城の使用人として働くことになったルビーと城主であるアイゼン。二人は徐々に惹かれ合っていく。
だけど、政治的な思惑で、アイゼンはルヴィニ・メロー侯爵令嬢と政略結婚が決まってしまう。
二人が結婚後も使用人として働くルビー。
夫の気持ちが彼女にあることを知ったルヴィニ婦人は、ルビーを執拗にいじめてきて――?
「妻のいる貴方に、愛されたいと願わなければ……」
※R18は後半。R18には※。
※ムーンライトにR18、なろうにはR15あります。
※約2万字数程度の完結作品。
文字数 25,733
最終更新日 2023.09.02
登録日 2023.09.01
天才孤児と貴族令嬢の身分差ラブストーリー!
孤児院暮らしの平民ジェームズは何でもすぐにコツを掴み卒なくこなしてしまうので日々に退屈していた。そんな時、孤児院に慈善活動に来た貴族の令嬢ケイトと出会う。ジェームズはケイトからチェスを教わり、戦略を練る楽しさを知った。そしてケイトと過ごす時間が何よりも楽しみになっていた。次第にジェームズはケイトに想いを寄せるようになる。しかしジェームズは平民の孤児でケイトは貴族の令嬢。2人が結ばれることは普通ならあり得ない。しかしジェームズは普通ではない方法ならば可能なのではないかと考えた。果たしてジェームズはどのような方法でケイトと結ばれるのか?
『小さくて大きな恋物語シリーズ』第12弾です。
同シリーズ過去作と関連があります。
この作品の世界観は男尊女卑が割と激しく女に学問は不要とされている設定ですが女性蔑視の意図はありません。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
全5話、完結まで予約投稿済みなので連投スタイルになります。
文字数 12,249
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.28
ある日アルカナ公爵家に薄汚い身なりをした一人の娘が連れてこられた。娘の名前はライザ。夫であり、亡きアルカナ公爵の隠し子だと言う。娘の体には明らかに虐待された跡があった。けばけばしく着飾った男爵夫妻は、公爵家の血筋である証拠として、家宝のサファイヤの首飾りを差し出す。ライザはそのサファイヤを受け取ると、公爵令嬢を虐待した罪と、家宝のサファイヤを奪った罪で夫婦を屋敷から追い出すのだった。
ローズはライザに提案する。「私の娘にならない?」若く美しい未亡人のローズと、虐待されて育った娘ライザ。それから二人の奇妙な同居生活が始まる。しかし、ライザの出生にはある大きな秘密が隠されていて。闇属性と光属性を持つライザの本当の両親とは?ローズがライザを引き取って育てる真意とは?
虐げられて育った娘が本当の家族の愛を知り、幸せになるハッピーエンドストーリーです。
小説家になろう、他サイトでも掲載しています。
素敵な表紙イラストは、みこと。様から頂きました。(「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!10」「とばり姫は夜に微笑む」コミカライズ大好評発売中!)
文字数 14,784
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.24
「そんなことして許されると思ってるの?だって、僕の主は…」
最近話題の婚約破棄ものを私も書いてみたい、ということで書いてみたものの。…なんか違くない?
婚約破棄されたご令嬢の、執事とのやり取りのお話です。
カクヨム、小説家になろうにも投稿しています。続きはいつか書きたいとは思っている。
文字数 4,765
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.08.27
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。
文字数 56,574
最終更新日 2023.08.27
登録日 2023.07.20