ファンタジー 小説一覧
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異世界に生きる少女たちは、神眼という特別な能力を得て自我に目覚める。しかし他人の生き死にを決める生殺与奪の権を握るも、自分たちでは何も決められないでいる。人が生きるということは何か、その答えを探す旅が始まった。
文字数 12,865
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.31
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文字数 9,063
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.28
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一匹狼の冒険者、デニット。
酒と女、そして博打に財産を注ぎ込み、蓄えなどは持たない主義だ。この年まで、その日暮らしを続けてきた彼も、気がつけば40歳になっていた。
彼が住む星には、”スキル本”という特別なアイテムが存在する。
スキル本とは、一種の魔法の本のようなもので、開くだけで中身を理解し、そのスキルを自動的に習得できる非常に便利なアイテムだ。
スキル本のランクはDから始まり、現在の最強ランクはAまで確認されている。マイナーなスキル本である、【剣術】や【回復】、それに【ファイア】のランクDは、ダンジョンから大量に出る分、買取価格は安い。
それでもデニットは日銭を稼ぐため、価値の低いスキル本を求めて今日もダンジョンへと潜る。
そんな彼にも転機が訪れた。いつも通っているダンジョンの上層で、偶然、隠し扉を見つけたのだ。
扉の奥には、神々しく輝く一つの宝箱。そして、その中には黄金のスキル本が納められていた。
置かれていたのは...”混ぜるな危険!”というスキル本。
このスキル本との出会いが、彼の逆転劇の始まりとなる。
40歳まで酒と女、そして賭博に溺れていたオッサン冒険者のデニット。だが、"混ぜるな危険!"を手にした彼は、新たな人生を歩み出した。
様々なダンジョンに潜り、新たなるスキルと仲間に出会い、どんどん強くなっていく。
物語は、今始まったばかりだ...。
「今までオッサンと馬鹿にしてきた冒険者どもよ。俺の活躍を指くわえて見ていやがれ!」 そう意気込むデニットであった。
文字数 26,178
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.31
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文字数 33,965
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.24
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魔法の存在しない世界、オウラム大陸。
その世界で創成魔法と呼ばれる水の魔法を使える少女が居た。
少女は、教国の巫女として祀り上げられるが、本人は自由を得たいと望む。
数日前から、頻繁に見る夢。その夢の中では、炎を操る少年が自分に助けを
求めていた。炎と水、対なる魔法を扱う存在を知った少女は、少年を助け出す為に
外の世界に出る事を決意する。
文字数 74,939
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.05.02
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文字数 30,799
最終更新日 2025.09.03
登録日 2024.08.06
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文字数 16,354
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.25
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母親が死に、父親も継母と再婚したと思ったら一週間後に2人とも事故にあって死んでしまった。
残された俺(8)はそのショックで前世を思い出す。
父親に似た異母兄弟の義弟(5)がいるという事は父親の不倫。幼いながらも俺はそれを知って、ショックを受けたようだ……。でも義弟には罪はないし会ってみるかぁ
えっ! 超絶可愛いじゃん! もうこれは溺愛まっしぐら! かわいい、かわいいしちゃうぞ⁉︎ …………ここ、乙女ゲームの世界じゃん‼︎ 俺、義弟のこといじめて国外追放にされて死ぬ⁉︎ うそうそ、やばいじゃん。そんなことしないよぉ? むしろ大切に育てます‼︎
そして、仲良く学園に行って無事に卒業するんだ‼︎
*小説家になろう様にも投稿しております
文字数 6,405
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.09.03
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まわりからセバスチャンって呼ばれてるだけで、どこに行っても誰と話しても、なんでか従者だの執事だのって言われてしまう。
この名前のイメージって、なんでそういうので固まっちゃってるの?
セバスチャン=執事、みたいな。
でも本当の名前は、セバス。
領主で友達(?)の母親が、小さい時の子どもを呼ぶ時あるあるで男子の俺にも“ちゃん”づけしてくれちゃったばっかりに、俺の気持ちは置き去りにしたままで”セバスチャン”呼びで認識されちゃってて。
そのせいか、その名前だっていう理由だけで執事になれだの、いろいろサポートしろだの。
そんなつもりは一切ない、平民の三男坊なんですが。
将来は、遠く離れた場所にいる亡くなった父親の親戚の家で下働きでもしながら過ごす予定だったんですが?
ある日、友達と出かけた先で頭を打った瞬間。
自分には前世があって、ここじゃない場所で生きてて。
その場所での知識やいろんなものが、一気に頭の中に戻ってきちゃって……。
平民の三男坊らしく、適度の働いて適度にのんびり過ごすはずだったセバスの、いろいろ巻きこまれライフが始まろうとしていた。
文字数 145,504
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.01.12
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40歳コンビニバイトのおじさんは異世界へ転移。平穏を望む彼の元に、命がけでしがみつく王女が現れる。彼女を捨てたいおじさんと、彼を利用したい王女の、うんざり逃亡生活が始まる。
文字数 18,759
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.28
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松戸光里(20) Matsuto Hikari
田舎で祖父母に育てられながら、成人を迎えた。精神保健福祉士を目指しながら通信制大学に通っている。
とある日、祖母から渡された手紙があった。「この日付…私が6歳の頃じゃない?誰よ、こんなふざけた手紙送ってきたの。ヨレヨレになってる〜」と言いながらも封筒を開ける。
中には「魔術師登録申請書と入学許可証」が同封されていた。
面白がってサインをした途端、ひかりは異世界に飛ばされたのであった。
「我の名はTsukushi。あなた様は松戸光里なのら」
どう見ても子ども。いや、金髪のロリっ子が魔法使いのような服を着て松戸ひかりの顔を見上げていた。
「そ、そうだけど…」
「今日から我があなた様の師匠となるのら」
Tsukushiによると魔法界にある“未来時計”の管理人が失踪したことで、光里が6才の頃に届くはずだった手紙が今となってしまった。
ここではほとんどの魔法使いが『公認魔法魔術師』を目指している。
Tsukushiは6才の最年少公認魔法魔術師。しかもトップ5であり、“クローバーの結束”を結んだ、決して命を落としてはならず、使命を果たさなければならないという重役を担っている。
“現実世界”もこの違和感のある“魔法界”
どちらも“真実(リアル)”である。
魔法界では“真実”を行き来している人も多く、“調整時計”を身につけている。
学生の間は決して人間の前で魔法を使ってはいけないというルールがある。
誰とでも仲良くなれる光里だが、両親のこともある為、人に寄り添うことがもっとも大切だという心掛けをしている。
心を閉ざした魔法使いは大勢いる。
親の期待に応えられず自己肯定感の低い者や、奴隷として育てられた幼少期を抱えている者。この世界には奴隷がいれば、貴族もいる。魔法界の貴族出身だが心を閉ざしたシュラ(16)と光里は出会う。
シュラは幼少期に隣国の奴隷となり、地下牢でずっと奴隷として過ごしていた。
魔法の掟として「人の精神を操ってはならない」
シュラは人間界の薬を飲まなければ一睡もできず、過去を思い出して苦しんでいた。
公認魔法魔術師になる魔法使いとして、光里はTsukushiの教えの下、着実に腕をあげるのであった。
“未来時計の管理者の失踪事件” “シュラを監禁していた隣国との関係” “クローバーの結束”
「私は世の中の人を!世界中の人を幸せにしたい!その為に公認魔法魔術師になる!」
松戸光里の冒険は仲間と共にこれから始まる。
文字数 999
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.09.03
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使い魔にする過程で、傷ついたスライムにキスをした10歳の少女ヒカリ。
すると人間の青年の姿になった。
彼は、呪いでスライムの姿に変えられた勇者だという。
主が使い魔に魔法を注入すると、強大なモンスターとも戦える。
元の姿に戻るため、使い魔としてたくさんの魔力を注入してもらいたい勇者。
しかし、強大なモンスターの姿はなりを潜めた平和な世界になっていた。
ひとまずヒカリは、彼をスライムくんと名づけて、学校へと戻っていくが…。
幼い少年少女と訳あり使い魔が繰り広げるほのぼの学園ファンタジー!
文字数 11,279
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.08.31
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イリヤの王女、リリィはお城の中の平凡な暮らしに飽き飽きしていた。冷淡な母親の仕打ちに耐え、素敵な王子さまがやってくるように祈るだけの日々。いつこのお城から出られるのだろう?
ところが、隣国エイダとの戦争が始まった時から、リリィの運命は不吉なものへと変わってゆく。父王は戦争から戻らず、リリィは隣国の王、エズラと結婚しなければならなくなる。しかも、その王は残酷極まりないことで有名だった。イリヤの王女は祖国への愛と、一女性としての夫への愛に揺れ動いてゆく……
文字数 77,034
最終更新日 2025.09.02
登録日 2024.03.22
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俺は乙女ゲームが好きな普通の高校生だ。新しい恋愛小説を買って、るんるんとした気分でいると、居眠り運転の車に轢かれてあっさり死んだ。
そして気がつくと、俺はどこか家族の赤ちゃんに転生していた。だが俺は言葉は分かるが、前世の記憶は一切なく、すくすくと育った。俺には可愛い幼馴染みがいる。エマだ。俺はこのエマに恋をしていた。何事もなくエマとの婚約が決まったが、そこで王子が現れエマを横取りされてしまうー
そしてそのショックから俺は前世の記憶が蘇る。ここは俺のやっていた乙女ゲームの世界だと。そして同時に思い出すのは王子の婚約者であり、悪役令嬢と呼ばれたいたルナだった。ルナの家族が反逆の罪で処刑されてしまい貴族の身分を剥奪されて、盧垂れ死んでしまうことをー。
俺はルナ推しだった。だからどうしてもルナを助けたかった。どうすれば防げるか考えながら歩いていると、ルナが襲われそうなところに遭遇する。
それを助けて家族に頼みルナを養子にしてもらい義理の妹になる。
それで貴族だったルナに庶民の生活などを教えて、学校での平均な生活を営んで楽しんでいると、エマが泣きながら現れたー
文字数 6,715
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.12
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「私は魔族――最前線で人を屠った者です。」
敗戦の街を覆う絶望の中、かつて人類を震え上がらせた魔族――元魔王の女性が歩みを進める。
罪を背負い、人々の罵声や憎悪を浴びながらも、彼女は自らの意思で断頭台に立つことを選んだ。
最前線で流した血と涙、そして愛した者たちへの思いを胸に、贖罪の一瞬に全てを賭ける――。
血と罪、絶望と誇りが交錯する、ダークファンタジー短編。
文字数 1,370
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.09.02
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文字数 7,029
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.25
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高校生の俺、高槻 泰瑛(たかつき たいよう)は、目の前で幼馴染を救えなかったという「バッドエンド」の直後、異世界に勇者として召喚された。
今度こそ大切なものを守れる英雄に――そう誓った俺を待っていたのは、あまりに非効率で、あまりに理不尽なファンタジーの常識だった。
聖剣の在処は誰も知らない? 仲間は脳筋・ツンデレ・食いしん坊と問題児ばかり? 挙句の果てには、パーティーは初日で破産!?
――もう、やってられるか!
こうなったら俺の現代知識とゲーム脳で、この世界の全てをハックしてやる!
これは、剣ではなく知恵と奇策で戦う、一人の元ゲーマーが本当の英雄になるまでの物語。
最初の任務は、醤油とマヨネーズで世界を(主に食生活から)救うこと!?
※本作は『月の雫と地の底の誓い』と対になる、同時系列の物語です。
GEMINIを使用しています。
文字数 417,466
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.02
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「いい加減にしろ!」
映る画面にそう叫びたくなるほど、うんざりする世の中。
自分には関係ないと目を背け、耳を塞ぎ、目先の事だけ考えて生きてきた。
結果、そこそこに順風満帆な人生・・・の筈が、仕事の些細なミス一つで呆気なくドン底人生。
生活は乱れ、気持ちが荒み出し、改めて見えた世界はあまりに理不尽で不完全に映る。
そんな時、ふと『離人感』が襲う。
現実に嫌気が差していたこともあり、それを心を逃避させる為の手段に利用してしまう。
この時、人生まるごと捨てるに等しい愚かな行為とは、微塵も予想出来なかった。
そこは、『善人』×『魔術』によって成される完全世界。
転生による異世界・・・そんなの受け入れられる筈がない!
精神崩壊する直前まで追い込まれるが、唐突に新世界に順応し、次第に陶酔していく。
自分一人だけが完全な善人ではない社会。
孤独と不安を抱えながらも、立派な社会の一員となるべく、自ら困難に挑戦し奮闘する物語。
文字数 20,522
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.19
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これは、筆者メカの「奇妙な経験の数々」から着想を得た
完全なフィクションの物語。
高校二年生の「灯谷 スバル」はイジメを受けている。
その理由は、彼の過去にある。
そんな彼は夏休み明けに行われたクラス替えで、ある再会を果たす・・・。
幼馴染の「鈴守 八重桜(さくら)」。
彼女の登場により、スバルの環境は変わる・・・。
そして・・・その先に待っていたのは
ある一人の「霊媒師の伝説」だった・・・。
文字数 28,001
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.01
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戦乙女のクレフティヒは、現在のヴァルハラの在りように嘆いていた。
神々と巨人族との戦争『ラグナロク』、その代理として行っている人間たちの戦いに、戦乙女が選んだ戦士が誰も参加しようとしないのである。
神々の、あるいは巨人族の代わりとして選ばれるのは栄誉なことだ。にも関わらず栄光を誰も掴もうとしない。
なぜなら――今回の『ラグナロク』で行われるのはバーリトゥード、「なんでもあり(※武器OK、死傷含む)」の格闘技だったからだ。
現代の人間の魂にはあまりにも無茶だが、やるしかない。クレフティヒは見込みのある戦士の元へと向かうのだった。
※ゆるい感じで細かいことは気にせずお楽しみください。
※このお話は小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 21,020
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.08.30
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普通の高校生だった天城颯太と結城柚希の日常は、ある朝突然に変わる。学校への道中、謎の魔法陣によって異世界メルセシアに召喚されてしまう。目の前に広がるのは、壮大な城と未知なる風景。彼らを出迎えたのは、美しい姫アルゼリーテ・ヴェルランディアと彼女の騎士団であった。
姫からの突然の依頼は、彼らに重大な使命を与える。彼らはこの世界を救うため、伝説の戦士「ドラゴンナイツ」になるよう求められる。戦士としての力を得るための「魂の解放(ソウルリベレーション)」の儀式を受けることになるが、それは同時に、彼らの運命を一変させることになる。
簡単に受け入れがたい真実と戦う使命に直面しながらも、颯太と柚希はこの新しい世界の住人たちを守るため、そして自分たちがなぜ選ばれたのかその理由を求めて奮闘する。予期せぬ困難と戦い、新たな力と友情を手に入れていく中で、二人は自分たちの内に秘めた真の力と向き合っていく。
異世界での過酷な試練を乗り越えながら、彼らは自身の役割と運命を受け入れ、真の「ドラゴンナイツ」として成長していく。この驚異の旅は、彼らが予想もしなかった冒険へと発展し、彼ら自身もまた変わり果てることとなる。
文字数 49,729
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.05.10
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「乙女さま」こと「精霊の乙女」の憑依先に選ばれ、巫女となったエリ。そんなエリの悩みは片思い相手の精霊騎士・トッドの前で超緊張してしまうこと。上手く笑うことも話すことも出来ず挙動不審になり、自己嫌悪する日々。そんなとき、とある調査のために訪れた先でエリはドラゴンに気に入られてしまい――?
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 8,458
最終更新日 2025.09.02
登録日 2025.09.02
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『死にかけたりもしたけれど、私はげんきです!』
花も恥じらう女子高生・琴宮アカリは、子犬を助けようとしてトラックにひかれてしまった。
血は噴き出て肋骨は飛び出し足はぐちゃぐちゃ。
更には大股開いてパンツ丸見え。
『あまりに情けない恰好。でもまあ、辞世の句も読んだし、あとはお迎えを待つだけだ』
そんな諦めの境地にいたアカリだったが、いつまでたっても死は訪れなかった。
――それどころか、身体が全回復している!?
これというのも全て、手の中にある丸い石が原因だった。
「嬢ちゃんはワイの魔力の影響で、死んだか死んでないかわからんくらいのギリで助かったんや」
と、エセ関西弁でしゃべる石。
なんとか仮の命で生き永らえたアカリ、しかし石と離れると事故のダメージが戻ってきて死んでしまう。
「一生このままなのか……」
嘆くアカリに、石は提案を投げかけた。
「ワイに体があれば、蘇生魔法で完全に生き返らせてやれるで!」
――ただし。
「条件は、死んで48時間以内の外傷の少ないフレッシュな死体であること」
「死体にフレッシュとかあるんかい!」
「もちろんや。腐ってたらゾンビになってまうやないか」
わけも分からず説得されてしまうアカリ。
「そや、もう一つ条件があるんやが……」
かくして黄泉がえりJK琴宮アカリは、厄介な条件付きの“やんごとなき死体”を探すことになってしまったのだった。
※表紙及び作中で使用しているイメージイラストは、AI生成後に加筆修正して使用しています。
文字数 123,200
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.11
6516
理不尽な理由によって処刑されることになった王女は魔法で死を偽装し、新たな人生を歩み始まる。
始めて家族と使用人以外と関わり、人の温かさを知る。
優しい人たちと関わり、王女は自身の才能を知る。
天才王女のやり直し、成り上がり物語。
文字数 2,711
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.31
6517
霞がかった薄明かりの中、凛太郎は古びた木製の欄干に肘を預けた。眼下には、幾重にも重なる瓦屋根と、その間に点在する灯籠の仄かな光が、まるで水墨画のように広がっていた。彼は第二世界、通称「輪廻」と呼ばれるこの世界の住民だった。世界政府によって厳格に管理されたこの世界は、一見すると平和で静謐な和風建築の街並みが特徴だが、その裏側には、想像を絶する残酷さが潜んでいた。
凛太郎は、輪廻の管理者である「審判者」に選ばれた者の一人だった。審判者とは、第二世界に生まれる魂の輪廻転生を管理し、その過程で発生する歪みを修正する役割を担う存在。彼らには、通常の住民には見えない、魂の輪郭や、その魂が抱える業の痕跡が見える力があった。
今日、彼は特に辛い任務をこなしていた。それは、生まれたばかりの赤子の魂に宿る、前生の深い憎悪を浄化することだった。その赤子は、小さな体で、まるで大人のような悲しみに満ちた目をしていた。凛太郎は、赤子の額に手を当て、その魂の奥底に潜む闇に触れた。それは、何百年も前の、壮絶な戦場で殺された武士の怨念だった。
その怨念は、鋭い刃物のように凛太郎の心を切り裂いた。武士は、愛する妻と...
文字数 17,368
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
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魔法使いである榊原美夜子はいかにしてサキュバスと出会い魔法を使えるようになったのか。
いかにして落合えびねは魔法的物語である、「最後の物語」を書くにいたったのか。
新宿の真ん中に竜が召喚され、混乱と破壊の中で世界の秘密が解き明かされる。
「最初の物語」を補完する内容となっていますが、独立した話としても読むことができます。
官能的な描写があります。
文字数 27,392
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.08.15