サスペンス 小説一覧
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もし国営の風俗サービスがあったら・・・そんな世界で繰り広げられる長編群像劇。
※当作品は全てフィクションであり、実在の人物・団体・事件・地域などとは一切関係ありません。
尚、これらのお話は "case" ごとに独立した話となっており、続けて読むことで前後の繋がりが理解し易くはなっておりますが、作品内の設定や世界観、ちょっとしたミステリー要素等をお楽しみ頂くためにも、初めての方は上から順に読むことをお勧めします。
文字数 98,571
最終更新日 2025.04.04
登録日 2023.03.05
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「俺は絶対、真実に辿り着いてみせる」
19世紀。北海のど真ん中にある島国。
そこのスラム街で彼は生まれた。
ダン・エルトン。19歳。
若き探偵として数々の何事件を解決していく。
レストランオーナー殺人事件。
恋人の幽霊騒ぎ。
無人の放火事件。
そして……。
だが彼が事件を推理するのは正義のためではない。
あくまで金のため。
他人は石ころ以下の価値しか無い。
スラムで生きてきた彼は、頭は冴えていても、心は空っぽだった。
そんなダン・エルトンの推理の先に、真実という名の光は見い出せるのだろうか……。
●ヨーロッパの架空の国が舞台です。
●荒んだ性格の主人公で、少し毒舌です。
文字数 52,904
最終更新日 2025.04.01
登録日 2025.02.22
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絶海の孤島、灰島。その地下に眠る〝涅下の館(でっかのやかた)〟に10人の人間が集まった。そこで巻き起こる連続殺人。仲間がひとり、またひとりと殺されていく。犯人の狙いは何だ!? エントランスに飾られた奇妙な〝詩〟の真実とは!?
悪夢の一週間を生き延びるため、内島無人(ないとうないと)は残された仲間たちと共に推理を開始する。
推理が先か、死が先か―――
【登場人物】
◆内島 無人(ないとう ないと)
本作主人公。二十歳の大学二年生。
◆木塚 伊織(きづか いおり)
無人の幼馴染。穏やかな性格だが、しっかり者で頭の回転は速い。常識人のため、友人たちのお世話役的ポジション。
◆軽井 幸一(かるい こういち)
無人とは小学一年からの友人。明るい性格のムードメーカーだが、理絵に告白して振られて以降は元気が無い。
◆文哉(ふみや)・アッカーソン
灰島の所有者。大柄な金髪紳士。
◆箱空 里来(はこそら りく)
文哉の友人。口が悪いが、根は優しい。読書家。小型船舶の免許を持つ。
◆三日月 杏子(みかづき きょうこ)
文哉の友人。男勝りな美女。性格が残念。ダイビングの免許を持つ。
◆東郷 正孝(とうごう まさたか)
文哉の友人。酒と煙草に目が無い髭男。魚釣りが上手い。
◆イズミ
アッカーソン家の使用人。全使用人のトップに立つ存在。
◆ヒュウガ
アッカーソン家の使用人。シェフとして料理を担当する。
◆チトセ
アッカーソン家の使用人。ドリンク担当。
◇翼葉 理絵(よくば りえ)
無人の幼馴染。無人に恋心を抱いており、自分に告白してきた幸一のことを振っている。
文字数 142,194
最終更新日 2025.03.31
登録日 2025.02.06
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ニートとは、英語でNot in Education, Employment。
就学、就労、職業訓練のいずれも行っていないことを意味する。
日本では、15~34歳までの働かず、通学や家事を行っていない若い無職の人のことを言う。
ニートが増えることを危惧した政府はニート撲滅委員会を結束し。
ニートに適材適所な仕事を与えることにした。
久留里 大輔もそのひとりだった。
大輔のもとに委員会から一通の書類が届く。
その書類は、大輔がひらかた警察の特殊課へと配属されることが決まったことを伝えるものだった。
大輔に拒否権はない。
大輔は、静かにうなずき。
それに従った。
※以前書いた作品のリメイクです。
亀更新になりますが楽しみます。
文字数 99,028
最終更新日 2025.03.30
登録日 2021.07.24
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名門・天野家の令嬢であり、剣道と合気道の達人——天野千影。
彼女が会長を務める「ミステリー研究会」は、単なる学園のクラブ活動では終わらなかった。
ある日、母の失踪に隠された謎を追う少女・相原美咲が、
不審な取引、隠された地下施設、そして国家規模の陰謀へとつながる"闇"を暴き出す。
次々と立ちはだかる謎と敵対者たち。
そして、それをすべて見下ろすように動く謎の存在——「先生」。
これは、千影が仲間とともに"答え"を求め、剣を抜く物語。
学園ミステリー×クライムサスペンス×アクションが交錯する、極上の戦いが今、始まる——。
文字数 73,765
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.02.20
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二〇一九年の夏、八月十四日。
――ミシシッピ州、ジャクソン・ヴィル郊外。
ミシェルは以前から、どこからともなく見られている視線に悩まされていた。それはどこへ逃げても追ってくる。ミシェルは次第に姿のないストーカーに狙われていると考えるようになった。この街、ジャクソン・ヴィルでは凄惨な連続失踪事件に続き、放火も相次いでいた。類似するのはこの街の闇の部分、過去の不可解極まりない“血染め花のマリー事件”。一時はなりを潜めていた殺人鬼だが、街を再び恐怖に陥れようと動き出していた。ミシェルは一連の事件が自分を追い回すストーカー男に違いないと独自に調べを進めるが、家族にはそれが妄想じみたものだと思われていた。
登場人物一覧
ミシェル・アルバラード(23)
“フラワー・カラーズ”の経営者
ルーク・アルバラード(23)
作家、“ミューズ”の作者
ニコラス・アルバラード(67)
“ドラッグストア”の経営者
アルマ・アルバラード(65)
ニコラスの妻
ダイス・カルホーン(37)
第2分署の刑事
エブリン・カルホーン(39)
ウェンディ・カルホーン(9)
ダイスの娘
ウェイド・カルホーン
ダイスの元相棒で、優秀な刑事
ロブ・ハーディング(25)
第2分署の刑事
アビー・リード(24)
“フラワー・カラーズ”の共同経営者
マイケル・マコーマック(36)
検視官
リー・タナカ(38)
カフェ“テラリウム”の経営者
ジョン・スミス(51)
検視官、兼、鑑識班
ハンター・ブライト(56)
ホームレス。元プロレーサー
レイチェル・ワイズ(30)
鑑識班、ジョン・スミスの部下
ステラ・ビーンズ(26)
警察の無線連絡員
(注)
この作品はカクヨムにも掲載されています。
文字数 161,179
最終更新日 2025.03.29
登録日 2025.02.14
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異様な環境の中で少年時代を過ごし、現在は裏の世界に生きる二見康介。ある日、奇妙な女から仕事を依頼されるが、それをきっかけに彼は狂気の世界へと迷い込んでいく。
※胸糞な展開、残酷なシーンが多々あります。まともな人間はひとりも出て来ません。犯罪描写や「ドラッグ」「臓物」などという単語がちょいちょい登場します。そういうのが苦手な方は読まないでください。
文字数 108,668
最終更新日 2025.03.28
登録日 2025.02.21
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―― その島は、影を喰らう。
地震調査のため、日本のとある離島を訪れた三人の大学院生。
彼らが向かう先は、潮影島(しおかげじま)。
かつては漁業で栄えたが、今では人口わずか二十名ほどの限界集落と化した島。
しかし、そこでは 「50年に一度の祭り」 が近づいていた。
島民が決して語ろうとしない、禁忌の儀式──潮影の祭(しおかげのまつり)。
やがて、彼らは異様な現象に巻き込まれていく。
朽ち果てた古寺で出会った謎めいた女性が語る警告。
海に広がる黒い波の中で蠢く影。
かつての調査団が残した行方不明者の記録。
そして、廃井戸の奥に封じられた 「何か」。
「──島が、呼んでやがる」
これは、科学の理屈を超えた恐怖と謎の物語。
潮影の祭が始まるとき、彼らの運命は決まる。
“生きて帰れる保証は、ない”。
こんな人におすすめ!
✔ 和製ホラーや民俗学が絡む怪異譚が好きな人
✔ 科学では説明できない怪奇現象を描いた作品が好きな人
✔ 「ひぐらしのなく頃に」「哭声/コクソン」「残穢」などの作品に魅了された人
✔ 閉鎖された集落、限界集落、離島の伝承をテーマにした作品に惹かれる人
潮影島の秘密に、あなたも足を踏み入れる覚悟はあるか?
文字数 48,053
最終更新日 2025.03.26
登録日 2025.02.20
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物語はシャッター街化の進む商店街を活性化させようと企画された婚活パーティーから始まります。猿上町のリバーウエスト商店街では若い世代が青年会を組織し、何とか町を活気づけようと頑張っていました。
青年会の一員であるスズ(硯徳)の妹愛は度を越していて、25歳になっても恋人がいません。そんなスズも婚活パーティーに参加者として加わっていましたが、そのパーティーで一人の女性に惹かれます。そしてその女性と意気投合する中、妹の鋭い視線が突き刺さってくるのでした…。
一方猿上町ではここ数年、連続放火事件が相次いで起き、犯人は捕まらないままに町民を不安にさせています。一体、犯人は誰なのか?物語はそんなミステリー要素も含みながら進み、やがて町民たちは町の存続に関わる大きな陰謀に巻き込まれていくのでした───。
文字数 358,298
最終更新日 2025.03.22
登録日 2024.07.17
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就職活動に奔走する平凡な大学生、橘 祐一。
ふとした迷いから都内の片隅にひっそりと佇むバー, 「スペクター」 に迷い込んでしまう。
そこで出会ったのは、寡黙で、不愛想で、接客態度最悪なロシア系の女店主,イリーナ。
彼女は祐一を追い返そうとするが、気まぐれなのか、一杯のカクテルを差し出した。
やがて現れる謎の男・ボリス。
ロシア語で交わされる二人の会話、酒と煙草で満たされた空間。そこは非日常。
そして「スペクター」に足を踏み入れたことを契機に、祐一とイリーナの運命は大きく動き出す。
恋と幸せ、そして平和は此岸にあるのか、それとも彼岸か。
馴染みある場所から平穏が消え去るとき、彼らはユーラシア大陸を駆け抜ける旅へと身を投じることになる。
すべての答えを求めて——
祐一とイリーナ、二人の旅が今、始まる———
文字数 55,070
最終更新日 2025.03.21
登録日 2025.03.17
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文字数 12,977
最終更新日 2025.03.19
登録日 2024.05.02
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文字数 2,042
最終更新日 2025.03.17
登録日 2025.03.17
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高校卒業後にモデルを目指して上京した私は、芸能事務所が借り上げた1LDKのマンションに居住していた。すでに契約を結び若年で不自由ない住処があるのは恵まれていた。何とか生活が落ち着いて、一年が過ぎた頃だろうか……またアイツがやってきた……
その日、私は頭部にかすかな蠢き(うごめき)を覚えて目を覚ました。
「……やっぱり何か頭の方で動いてる」
モデル業を営む私ことカンダは、頭部に居住する二頭の蛇と生きている。
成長した蛇は私を蝕み、彼らが起きている時、私はどうしようもない衝動に駆られてしまう。
生活に限界を感じ始めた頃、私は同級生と再会する。
同級生の彼は、小学生の時、ソレを見てしまった人だった。
私は今の生活がおびやかされると思い、彼を蛇の餌食にすることに決める。
文字数 12,416
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.02.28
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宗一郎は、森という男に不信感を抱いた。森はこの現場で総務という仕事をしている男だが、総務の仕事をしているにしては、つっけんどん過ぎるし、人の話を聞こうとはしない。第一森のアパートに事情徴収をしにいった警察を居留守を使って追い返したというのだから、そうとう偏屈な人間なのだろう。疋田を殺した犯人という確証はないが、マスターキーが閉まってあるキーボックスの暗証番号を知っているのは多田とこの男だけだ。五日前から休んでいたというのも気になる。殺人事件が起きる前、オオスズメバチに刺されたから休んでいたというが……。
文字数 2,311
最終更新日 2025.03.16
登録日 2025.03.16
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赤い瞳を持つ黒ウサギを見つけたときは、よく目を凝らすべきだ。
それが敵なのか味方なのか、はたまたそのどちらでもないのか、きちんと見定めなくてはならない。
黒ウサギが微笑んでいるのか、それとも嘲笑っているのか……。
もしも影が嘲笑っているのなら、追いつかれる前に必死に逃げた方がいい。
その赤い瞳にとらわれてしまったら、もうおしまいなのだから。
黒ウサギは、可愛い草食動物などではない。愛でるべきものでもない。それは、笑顔で誰かの血肉を貪り喰らう、冷酷で獰猛な獣なのだ。
みなさん、街中で美しい瞳の黒ウサギを見かけたら、くれぐれも気を付けて……。
文字数 30,134
最終更新日 2025.03.09
登録日 2025.02.26
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文字数 70,147
最終更新日 2025.03.09
登録日 2023.12.25
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ニューヨークで平凡な日常を送るシステムエンジニア、カイト・セナ。
毎朝、決まった時間に目覚め、コーヒーを買い、仕事をこなし、何気ない日々を過ごしていた。
しかし、ある日を境に彼の世界は微かに歪み始める。
昨日と同じニュース、変わらない会話、繰り返される出来事——それらの違和感が徐々に積み重なり、
やがてカイトは"異常"に気づく。
これは、ただのデジャヴではない。
俺は、同じ日を繰り返している?
最初は些細な違和感だった。
だが、それは徐々に彼の現実を侵食し、ついには"この世界そのもの"に疑念を抱かせる。
時間はなぜ繰り返されるのか?
自分だけがこの異変を認識しているのはなぜか?
そんな中、カイトの前に現れた謎の女「白崎ナオ」。
彼女は、すべてを知っているかのように語る。
「あなたは、時間に閉じ込められている」
なぜ彼はこの現象に巻き込まれたのか?
この異常なループを抜け出す方法はあるのか?
答えを求めるカイトの前に、
次第に"この世界の真実"と"隠された陰謀"が姿を現す——。
時間が、彼を騙している。
このループは、決して偶然ではない。
カイトがたどり着く"答え"とは?
そして、"時間の牢獄"を抜け出すことはできるのか?
文字数 3,024
最終更新日 2025.03.08
登録日 2025.03.08
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「託した未来、揺るがない希望」
銃社会と化した2025年の日本。
フランスからの帰国早々、高校生の流雫(るな)は出迎えた澪(みお)と共にとある少女の襲撃事件に遭遇し、助ける。その半日後、アルスは彼女と全く同じ少女をパリの空港で目撃する。それはフランスの新宗教、太陽騎士団の聖女アリスだった。
翌日、流雫は前日助けた少女と再会する。彼女の名はプリィ。流雫がフランス人だった頃、何度か遊んだ仲だった。
そのプリィが告げたのは、アリスは自分をベースとしたクローンと云う事実だった。しかし、そのクローンのデータが流出していることが発覚する。
日本とフランス、2つの国を跨ぐサスペンスアクション。技術と宗教倫理に挟まれる人工生命体の在り方とは。6発の銃弾で、大きな陰謀に立ち向かえ。
文字数 83,289
最終更新日 2025.03.03
登録日 2024.02.29
224
異能者を監視し管理する秘密施設「囚所」。
そこに拘束された城田雅樹は、嘘をついている人の瞳孔が赤く見える「偽証読取」の能力を持つ。
謎の「三人目の参加者」とは誰なのか。
三人の記憶に埋もれた共通の過去とは何か。そして施設の真の目的とは—。
文字数 112,216
最終更新日 2025.03.03
登録日 2025.02.27
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フランス、パリ。高校生のアルスとアリシアは、敵対する教団の聖女に招かれ、世界最大のVRメタバース「アルカバース」上に現れた「UP」と名乗るバーチャル教団を調べるよう頼まれる。
日本では、流雫が生徒交換で少しの間、澪と同級生になる。その2人をよく思わない生徒会長の愛理明と有人。
アルカバースを始めてみた澪は、愛理明がUPの聖女アリアの「中の人」ではないかと怪しむ。
ある日、学校帰りに愛理明が狙われ、代わりに有人が撃たれる。同時にパリでは、無関係の教会が何者かに襲撃される。
VRメタバース上の教団UPは、何を目的としているのか。そして、その裏に潜む陰謀とは。
銃社会と化した2025年の日本を舞台とした、ミステリーアクション。
文字数 470
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.28
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『初めてのさよならのために』作品紹介
静かに降る雨の夜、事件は再び幕を開けた。
三年前、連続殺傷事件の舞台となった公園──ウエストパークは、新たな名を与えられた。過去の惨劇を拭い去るかのように、名前を変え、明るい照明を灯したその場所。しかし、時間は罪を流し去ることはなかった。
刑事・飯田駿介は、静かに現場へ向かう。彼の目の前に横たわるのは、一人の若い女性の遺体。そして、その手がかりは三年前の未解決事件を思い起こさせた。過去に決着がついたはずの事件が、今になって再び姿を現したのだ。
「事件が再び動き出したのは、先月始めの蒸し暑い六月の夜のことだった」
飯田の脳裏に、かつての記憶がよぎる。
かつて愛した女性がいた。
奥沢麻理江──彼女は三年前の事件と、奇妙な繋がりを持っていた。かつて結婚し、すぐに別れた夫の連れ子。年齢の近い義理の息子。彼の名は、小菅利治。
事件が再び動き始めた時、麻理江の周囲の人々が次々と命を落としていった。過去と現在、交錯する事件の中で、彼女の存在はひとつの鍵を握っていた。しかし、その姿はいつしか捜査線上から消えてしまう。
そして、もう一人の少女がいた。
夜の闇の中で、静かに語りかける少女。彼女の声は、現実と幻想の狭間に響く。
「迷わないで」
彼女は何者なのか? 彼女の言葉は何を意味するのか?
飯田は、かつての事件の記録を洗い直しながら、真実へと近づいていく。三年前に自殺したとされた犯人。遺された証拠の数々。再び繰り返される犯行。そして浮かび上がる一つの可能性──本当の犯人は、まだ生きているのではないか?
事件の裏に潜む、誰もが見落としていた歪んだ感情。
愛と憎しみ、執着と孤独、罪と罰。
そして、やがて辿り着く“さよなら”の瞬間。
それは、愛する人のために選ばれた結末だったのか。
それとも、避けようのない運命だったのか。
静かに、深く、心に残るクライム・サスペンス。
『初めてのさよならのために』──
その言葉の意味を、あなたは最後に知ることになる。
文字数 16,784
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.28
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奇妙な青年、壊れる日常。
WEBデザイナーとして会社で働いている高橋智也は、帰宅中に公園に佇む謎の青年と出会う。
あまりの美しさに目を離せなくなった智也は、思い切って青年に話しかける。話を聞いたところ、どこにも行くあてがないようだ。
見かねた智也は、青年を自宅に泊めることに。
そこで青年は一応名乗ったものの、型番のような名前だった。その名で呼ぶことをためらった智也は「純」と呼ぶことに。
そうして純との共同生活が始まったものの、突飛な言動や奇妙な能力に智也の困惑は増すばかりである。
ある日、智也は仕事でトラブルが発生する。そのことで強いストレスを感じた智也は、つい純を殴ってしまう。それがきっかけとなったのか、純に対する智也の行動がエスカレートしていき……。
※性暴力、嘔吐シーンがあります
※SOGIハラスメント的な表現があります
※暴力・グロシーンがあるエピソードには*
※性描写があるエピソードには**
がついています
※エブリスタ、ミッドナイトノベルズにも投稿しています
文字数 101,179
最終更新日 2025.02.26
登録日 2025.02.13
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有美と渉は、謎の道化師に導かれ、森や遺跡、村を巡る過酷な試練に挑むこととなる。その旅の中で、彼らは過去の傷や隠された記憶、自らの弱さと向き合い、時に葛藤しながらも絆を深めていく。旅の終わりに現れた「光の鍵」は、この地の解放を意味するものなのか。それともさらなる犠牲を求めるものなのか――。
選択を迫られる二人は、数々の試練で得た経験を胸に最後の決断を下す。その答えは、すべてを解き放つ真実を導き出し、やがて新たな希望の世界を生み出す。彼らが手にした「未来」とは何だったのか。
命の重み、愛の強さ、そして真実を求める心を描いた、壮大な冒険と心の旅路。果たして光の鍵は二人に何をもたらしたのか――その結末を見届けよ。
文字数 36,323
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.02.08
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「パパとママを殺してください」
13歳の少女リリィは、仕事ばかりで自分を顧みない両親を殺すため、都市伝説の殺し屋《ゴースト》にメールを送る。
しかし依頼を進める中で、リリィは愛と憎しみ、孤独と後悔の狭間で揺れ動く。
ゴーストは本当に存在するのか? そして迎えるクリスマスの夜、少女が知る“真実”とは――。
裏切りと再生のサスペンス・ストーリー。
文字数 16,233
最終更新日 2025.02.19
登録日 2025.02.19
232
酔った勢いで、同僚の文也と一夜を過ごしてしまった夏織。彼は超がつく真面目な男で、「責任を取らせてほしい」と結婚前提の付き合いを申し込んでくる。
好みではないが、結婚相手には誠実でよかろうと文也の手を取る夏織だったが、彼に想いを寄せる先輩・百合子はふたりの関係を知り――……。
※こちらは改稿版。note、エブリスタに同一のものがあります
※改稿前のものは個人ブログ、エブリスタ
文字数 93,143
最終更新日 2025.02.19
登録日 2025.01.15
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ネオ東京を舞台に、消えた天才画家・田中由紀と、彼女の残した作品が引き起こす不可解な現象を描くミステリー。
由紀は、インクの濃淡のみで描く「顔」の絵で、人々を魅了していた。しかし、ある日忽然と姿を消す。残されたのは、未完成のスケッチと、見る者に異様な感覚をもたらす「顔」の絵。
由紀の作品に触れた人々は、奇妙な夢を見るようになり、やがて現実と区別がつかない幻覚に悩まされる。壁の染み、木目の模様、雲の形…あらゆる場所に「顔」が浮かび上がり、何かを訴えかけるようにこちらを見つめる。
美術学生の山本健二は、由紀の作品に強く惹かれ、その謎を追う。一方、由紀の幼馴染である明子は、残された手がかりから、失踪の真相に迫ろうとする。
物語は、健二と明子、二人の視点から、消えた画家の謎と、彼女の作品が持つ不可思議な力を描く。由紀はなぜ消えたのか? 彼女の「顔」は何を語るのか? そして、ネオ東京に隠された秘密とは?
インクと影が織りなす幻想的な世界で、彼らは真実に辿り着けるのか? 謎が謎を呼ぶ展開は、読者の想像力を刺激し、深淵へと誘う。
文字数 6,507
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.01
237
文字数 22,178
最終更新日 2025.02.11
登録日 2025.02.10
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現実にリンクした恋愛物語✕呪い=「罪と純愛」 哀しき絆は感動の結末へ!
パンデミック禍のリアル社会を彷彿とさせる、激動のサスペンス恋愛ファンタジー。
恋人に「愛してる」が言えない。人から人へ連鎖する哀しき呪いの雪解けは叶うのか。
他人から愛されたいけど、自分自身を愛せない。社会への疑惑、深まる自己嫌悪、過去や家族との執着関係……。全てから解き放たれた人間が、この世で唯一無二の自分の存在を赦す時、そこに真実の愛が誕生する──!
悲劇の罪を背負う男子大学生を中心に、置かれた環境に翻弄されてきた人々の愛の行く末を描く感動の超大作。関係が拗れた彼らの隠された強い想いが、時を経て再び交錯し、全ての過去の真相が暴かれる。
【あらすじ】
僕はいつの間にか誰かによって呪われていた。封印されてしまった君への愛情の言葉は、どうやって届けたらいいのだろうか……。
大学に通う薬学部の学生である廉斗は恋人である沙奈とのデート中に突如、自身の異変に気付く。廉斗は自分の意思とは反対に、沙奈に対して「愛してる」や「好き」といった愛の言葉を全く話せなくなってしまったのだ。自分ではどうすることもできず、代わりに行動で愛情を伝えるべく廉斗は奮闘する。沙奈はそんな廉斗に理解を示すも、自身の生い立ちのせいで内心では寂しさを感じていた。
そんなある日、世間を騒がせている未知の感染症が沙奈を襲う。感染症病棟に隔離されてしまった沙奈に廉斗は液晶画面越しで愛情を伝えようとするが、やはりどんな方法を使っても言葉にできない。さらに佐奈は病魔に心も身体も蝕まれていく。果たして、この悲劇的な運命から二人は解放されるのだろうか。そして、廉斗から愛の言葉を奪った呪いの正体とは──!?
※縦読み推奨。
※この物語はフィクションですが、感染症に関してのみ実話に基づいています。(諸々の都合で削除された記事が多いですが、当時のニュースをご確認ください。)
※実在する人物や施設、団体、事件などの名前を含む詳細は一部変更しています。ただし、大まかな時系列と事件の内容は変更していません。
※この作品には公的データに基づく医学情報がありますが、素人による情報統合のため正確性に欠けています。ここでの医学情報は鵜呑みにせず、ご自分でもご検証くださいますと幸いです。
※日本神話や歴史を紹介していますが、諸説ある内のごく一部になります。また、それらにインスパイアされ、伝承を都合良く解釈し、加筆・修正しています。(故郷の秋田県に愛を込めて。)
文字数 134,006
最終更新日 2025.02.10
登録日 2023.01.16
239
ー俺の殺人告発文書。人を探しています。ー
ウェブデザイナーとして働いている高岡優希には秘密がある。それは高岡が過去に実家を燃やし、その後男娼生活を送っていた事だった。
付き合う人間も複数おり乱れた生活を送っていたが、その原因は高岡の過去にあった。
高岡は虐待により会食恐怖症の症状があり、他人と食事をする事の出来ない人間だった。また、他人と接する事に恐怖心を抱く社会不安障害の症状があった。虐待をしてきた家族に復讐をし実家を燃やした高岡に未来はあるのか。
過去と未来が交差する、一人の男の人生を描いた自伝風ダークヒューマンドラマ。
※この作品は犯罪描写を含みますが、犯罪を助長する物ではございません。
※ボーイズラブ描写あります。軽い描写なので同性愛に偏見がない方は是非。
文字数 17,970
最終更新日 2025.02.06
登録日 2025.02.06