異世界恋愛小説一覧
生真面目な女騎士ミリーは、同僚のアイザックと惹かれあい、体を重ねてしまった。
だけれど、彼には妻子がいることが発覚してしまい――?
女騎士、同僚騎士、元令嬢の妻、先輩騎士。
愛憎渦巻く4人の末路とは――。
※全70話完結、6万字数程度の作品、ムーンライトノベルズにて完結済作品。
※R18に※
文字数 61,374
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.08.20
気弱な王子様クリスは自信家なご令嬢メイベルと婚約を交わす。
「まあ! なんてか弱くていらっしゃるの! わたくしが守って差し上げなくてはね!」
王子はメイベルに心奪われた。
二人は幼い恋を大切に育てていく。
しかしメイベルが身を置くプレナ家は、王家にも勝る権威を持つ、聖職者一族で……。
弱虫王子と強気お嬢様の、小さな恋の物語です。
文字数 7,255
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.04.07
「ルシアナ、今日も綺麗だね」
私、ルシアナ・ユーグレイシアの朝はこの一言に始まる。
侍従長を務める伯爵のお父様、その後継として遠縁から引き取られたお義兄様、優しく穏やかなお母様、侍女、そして王立学園に行けば、登校中から教室に入ってまで。
見てくれだけを褒められ続けた結果、私の心は荒み、荒廃し、内心やさぐれていた。
白銀の髪にアイスブルーの瞳、白くて大理石のように滑らかな肌に、細くて長い手脚とメリハリのある体。
暴飲暴食、夜更かしに偏食、何をやっても変わらないこの見た目。
いつしか私の見た目を褒める人は皆敵と思って無表情で過ごすようになれば高嶺の花ときた。
仕方がないので、笑顔で躱す癖もつけました。
そんな時、隣国からの留学生として第一王子が転校してきた。
彼はとても愛想が良く、万人に優しく、そして私にとっても救いの神だった。
「君、すっごく可愛くないね」
爽やかな笑顔で言われた言葉の裏には、彼の秘密があって……?
※感想については近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも別名義にて掲載中です。
文字数 29,105
最終更新日 2021.03.08
登録日 2021.02.06
「君の平穏を奪いに来たよ――私の花嫁――」
龍華国の首都・花都からみて西にある貧しい農村に住む占術士・蘭花(らんふぁ)。
近頃親を亡くし、一人でぼろ小屋に住んでいた彼女は、借金のかたに、白豚のような地方領主に嫁になるように迫られていた。
そんな蘭花の前に、言動のおかしな行き倒れた髭面の男が現れる。髭をそったら綺麗な顔をした美丈夫の名は天狼(てんろう)と名乗った。
最近の彼女の悩みである「満月が近づくと身体が火照って疼く」体質の解決方法を、自己陶酔の激しい(ナルシストな)天狼なら知っているという。
地方領主の求婚と自身の体質をどうにかしたい蘭花は、天狼を小屋の中に招きいれる。
彼の瞳を見ていると、逆らえない蘭花。
幼い頃から彼女のことを知っているらしい彼の正体はいったい――?(タイトルに書いてます)
人外版ありの残念なイケメン龍帝(ナルシストな幼馴染)に、ちょっと気の強い美人主人公が花嫁として後宮に連れて行かれるまでの物語。
※R18には※、人外(龍)との性描写の際は☆
※3万字程度の短いお話。全体30話+閑話。
※2020年ムーンライトノベルズ様に投稿の完結作品に加筆修正しています。
文字数 34,422
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.02.26
小国クライン国に帝国から<妖精姫>と名高いマリエッタ王女を側妃として差し出すよう命令が来た。
マリエッタ王女の侍女兼護衛のミーティアは嘆く王女の監視を命ぜられるが、ある日王女は失踪してしまった。
義兄と婚約者に裏切られたと知ったミーティアに「マリエッタとして帝国に嫁ぐように」と国王に命じられた。母を人質にされて仕方なく受け入れたミーティアを帝国のベルクール第二皇子が迎えに来た。
二人の出会いが帝国の運命を変えていく。
ふわっとした世界観です。サクッと終わります。他サイトにも投稿。完結後にリカルドとベルクールの閑話を入れました、宜しくお願いします。
2024/01/19
閑話リカルド少し加筆しました。
文字数 15,525
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.09.21
「あら、ご存知ありません?」
この言葉の後に続くのは全て嘘八百……だけれど、ソニア・ヘイドルム侯爵令嬢の言葉にはその場にいる誰もがそれを分かって耳を傾ける。
その場にいる人を幸せにする『嘘』を吐くのが彼女であり、それは王太子妃として諸外国と渡り歩くための社交性の一つとして評価されていた。
しかし、当のソニアは『王太子妃、引いては国母なんてなりたく無いわい、嘘吐き女として精々振る舞ったるわ!』という、王太子妃候補からふるい落とされたい一心での振る舞いだった。
王太子妃候補は5人。そして王太子であるランドルフ・ディ・ヴァレンティヌは紺の絹糸のような髪に黒曜石の瞳の美丈夫であり、『氷の貴人』と呼ばれる無表情、無感情な男だ。見た目と帝王たる威厳、知識と知性はあるが、愛される、とは程遠い。
そんな彼を支える妻として王太子妃を選ぶべく、1ヶ月の間離宮を与えられた王太子妃候補『リリィクイン』たち。
ソニアは平和に、平穏に、誰の家とも不和を起こさず、実家に帰る事を目的にしていたが、何故か他の候補が勝手に身を引いていく……?
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも別名義で掲載中です。
文字数 31,730
最終更新日 2021.05.20
登録日 2021.03.17
両親が魔女の好きな人と結ばれたからと、周囲を不幸にする呪いをかけられた侯爵令嬢エーテル。
あっという間に呪いで没落寸前の貧乏侯爵家になってしまったエーテルの実家。
なんとか年頃になるまで生き延びられたが、王子が十八歳の誕生日に婚約者を探すため、国中の令嬢が召喚されたパーティーに行くことになる。
そこで出会ったのは、女神に愛された『幸運数値カンスト』の王子イングリスト。
幸運ゆえに苦労が絶えない彼には、呪われたエーテルは“お守り”代わりになると知り、「常に側にいてほしい!」と頼まれて——!
今のところアルファポリスさんのみ。
[お願い]
最近特にそうなのですが、敵役へのヘイト感想が実に醜く美しくないと思うのでご自身の人間性と言葉を大切にしてください。
言葉は性格に繋がります。
ご自分を大切にしてください。
(正直アルファポリスさんの読者さんの一部の方があらゆるweb投稿サイトのどこよりも一番酷いです)
文字数 65,155
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.10.02
アリアーナは、謀略をもって女王となり人々を苦しめた。彼女はそんな国民を捨てて逃げたが、逃げる際に修道女に姿と名前を変えた。
そこで彼女は愛する夫を得て子どもを授かるが、やがて女王と正体がばれ、家族ともども捕まってしまう。
そして火炙りの刑になってしまうのであった。
文字数 40,615
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.18
呪われた王女ハルモニアは今日も今日とて、傭兵上がりの強面護衛騎士カドモスに願う。
「カドモス様! どうかわたくしをさらってくださいませ」
「お断りしますってんだ」
しかしハルモニアはへこたれない。
いつかはカドモスの下穿きになりたいのだ。
……ちょい、待ち。
下穿きって……パンツのことよね?
それって、一体全体、どういうこと?
猪突猛進系美女と、巻き込まれ苦労性野獣のコンビ。
果たしてこの二人、無事ハッピーエンドに辿り着けるのだろうか?
文字数 15,865
最終更新日 2023.04.07
登録日 2023.04.07
俺は馬車の中で未亡人の伯爵夫人ローリエに手を握られながら伯爵邸へと向かっていた。恋人として、これからの生活を楽しみにしていたのだ。
しかし、伯爵邸には俺の他に七人の恋人がいたのであった。そしてローリエを困らせないように、三つの約束があったのだ。
文字数 7,155
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
2種族が生きる世界、 ファンフェイン。
そこは確立された上下関係がある世界だった。
上位種族のリアルド、 下位種族のジーヴス。
その間で結ばれる主従の契約をサクリファイスという。
この世界で繰り広げられる2種族の絆の物語
文字数 58,290
最終更新日 2019.09.12
登録日 2019.08.14
ここは魔法溢れる大国『グランアーク王国』。ここには、数々の魔導士や錬金術師、剣士などの戦いや研究、商売といった様々な分野に長けた人々が『ギルド』と呼ばれる集団に属して互いの生活圏を支え合っていた。中でも、ここ『グランメモリーズ』と呼ばれる魔導士専門ギルドは、うるさく、やかましいギルドで、そのくせ弱小と呼ばれているが、とっても明るくて楽しいギルド!!火を操り、喧嘩っ早い赤髪主人公カラーの『ヴァル』、氷で物を作り、イケメン顔のくせにナルシストな気質のある『ヴェルド』、火、水、風、然の4属性を操る頼れる最強剣士『フウロ』。その他にも、私『セリカ』が入団したこのギルドは、個性的な面子でいっぱいだ!私は、ここで私の『物語』を描いていく。
※この作品は小説家になろう様と同時連載です。キャラ紹介などは向こうにて書いておりますので、気になる方は私の著者ページに飛んで、そこから外部サイトとして登録してあるグラストをお楽しみください。
文字数 2,174,977
最終更新日 2024.01.02
登録日 2019.08.19
「異世界テレフォン相談室」というラジオ番組に届いた相談。それは、婚約者と婚約破棄したいという内容だった。
文字数 4,149
最終更新日 2024.01.26
登録日 2024.01.26
学園でのパーティーの真っ最中、王子から婚約破棄を宣言されたキャスリンは、自身の過去を振り返る。実は彼女の前世は、縁日の屋台で惨めに売れ残った過去を持つバナナの果実だったのだ。
前世のトラウマや婚約者との確執、同級生たちの陰謀に苦しめられながらも、かつての知識と根性を活かしてたくましく奮闘していた彼女は、あるとき、憧れだった稀少品種を想起させる銀青色の髪と瞳を持つ美しい貴族令息と邂逅する。
場面 は戻り、婚約者の暴挙により窮地に立たされた彼女。その心の傷を救うのは、果たして……?
※小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。※旧サブタイトル『~元売れ残りチョコバナナは今度こそ幸せを掴みたい~』
文字数 94,076
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.06.14
公爵令嬢であるモブ・ギャラリーは、王太子クロード・フォーンより婚約破棄をされてしまった。
夜会の注目は一斉にモブ嬢へと向かうがモブ嬢には心当たりがない。
王太子の後ろに控えるのは美貌麗しいピンクブロンドの男爵令嬢。
モブ嬢は自分が陥れられたことに気づいた──。
文字数 5,719
最終更新日 2022.04.23
登録日 2022.04.23
木村七緒(ななお)29歳は、弟21歳 七海(ななみ)の
結婚式の帰り、神社の階段から落ち
意識を失った。
気付くと、戦場にいた。
見慣れない景色、夢じゃない現実で
鬼神に…。
読んでくださる皆様へ、ありがとうございます❤️
文字数 26,146
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.05.30
デアとルードスは幼馴染であり、付き合いたての両想いカップル。
しかしどちらも奥手なせいで、交際から半年経ってもまだ手すら繋いでいなかった。
そんな初々しい2人を背後から見つめる青年がいた。
子刀流(ねとうりゅう)剣術の師範代、クレスクント。
彼はデアの後ろ姿から、彼女に剣士としての才能があるとを見抜く。
後日、クエストから帰還したデアの元にクレスクントが現れた。
王が発行した権利書を片手に、1回だけ自分の稽古を受ける事を彼女に要求。
拒否すれば国家反逆罪になると言われ、デアはなすがままクレスクントの道場へと足を運ぶのだった。
『たった1回だけの関係』という、彼の言葉を信じて……
(全8話+エピローグ)
※本編は至って健全ですが、NTRモノのパロになっているので苦手な方はご注意ください。
文字数 22,781
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.30
シンデレラを探すために、ガラスの靴を国中の年頃の女の子に履かせたが、23センチの靴など結構履けるものがおり、それらを集めて真のシンデレラを探すシンデレラ選手権が開催されることとなったのであった。
文字数 3,706
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.16
公爵令嬢の私フローラは、この国の王子であるジュリアス王子の婚約者だけど、王宮で暗殺に怯えながら過ごすなんて絶対に嫌!
「そうだ! 悪女を演じて婚約破棄をしてもらおう!」
……と思ったのに、罵倒すればするほど王子が喜んでいる気がするんだけど!?!?
文字数 7,319
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.05.19
「おっきくなったらミーシャのこと、お嫁さんにしてくれる?」
「当たり前だろ。ミーシャは俺がいないと何にもできないんだから、ずっと俺が守ってやるよ」
そんな約束をしたこともあったな、とミーシャ・ジェニック伯爵令嬢は窓の外を見て溜め息を吐いた。
小さな頃は身分なんて関係なかった。大好きだった男の子のヴァンツァーは、今この領地にいない。7年前に「冒険者になる」と出て行ったのだ。
私は約束を忘れられず、お見合いを断り社交も避けて、もうすぐ20歳になろうとしていた。
いつまでもこのままではいけない、そろそろちゃんと身を固めないと……、と思っていた所にヴァンツァーが帰ってきて。
「ミーシャ、俺と結婚してほしい」
帰ってきて第一声の、いきなりのプロポーズに私は何がどうしてそうなったのか、全く理解ができずに、一度保留にして素っ気ない態度をとってしまう。
しかし、ヴァンツァーは全くあきらめる気配は無く……。
※気が向いたら番外編を書きますが、一旦完結とします。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも別名義にて連載しています。
文字数 24,907
最終更新日 2021.01.02
登録日 2020.12.26
「だすげてぇええ!」
顔をぐしゃぐしゃにした方が私にすがって来ました。
えっと………どういう事ですか?
一匹狼系悪役令嬢×膀胱最弱系ヒロインのお話
********
2020年に書いた暇つぶし小説です。
手直ししようか何度か考えましたが、これはこのまま手をつけない方がいいと判断して、再投稿。
色々とご都合主義で、知識の足りない設定も沢山ありますが、ご容赦下さい。
文字数 32,149
最終更新日 2023.08.23
登録日 2023.08.23
伯爵令嬢である私、セシリア・イレーザーは、幼馴染である侯爵家のカラーラスお兄様の事が大好きだった。
なのに、ここ最近何故だかお兄様にずっと避けられてしまっていて、大好きなお兄様と、まともにお話も出来ないのだ。
(あぁ、どうしたら子供の頃のようにお兄様とお話が出来るのかしら……)
思い悩んだ私は、なんでも悩みを解決してくれると噂のご令嬢エルレイン様を頼ったのだが
けれども、これが間違えだった。
彼女の使う、強力な”おまじない”によって、なんと私はカラーラス様の前でだけ、声が出なくなってしまったのだ。
どうしてこうなった。
大好きな人と話すことが出来ない絶望の淵に立たされた私は、それでもカラーラス様を想い、
そっと彼を見つめるのであった。
「貴女の想いが成就したら、”おまじない”は解けて、カラーラス様とまたお話し出来るようになりますわ。」
エルレイン様から言われた、その言葉を信じて……
##このお話しは、カクヨム、小説家になろう にも投稿しています
文字数 20,477
最終更新日 2024.02.12
登録日 2024.02.12
「力が欲しいか」
侯爵家で不憫な扱いを受けるクレアのもとに、謎の声が聞こえてきた。
しかし力をもらっても幸せになれないと判断したクレアは、「力はいらないのであなたの元で働かせてください」と懇願する。
なんやかんやあって『声の主の愛玩動物』になることで落ち着いたクレアは、声の主の元へ行くことに。
しかし声の主は、死神だった。
……けど、あれ。なんかこの人、ちょっとズレてて怖くないかも!?
私、人間に幻滅したので、死神と幸せに暮らします!
文字数 249,805
最終更新日 2024.02.06
登録日 2023.08.11
「貴様何者だ!?」「え……あなたこそ誰です?」「この国の皇帝アルブレヒトだ!私を寝かしつけられたら衛兵に引き渡すのはやめてやろう」
文字数 2,242
最終更新日 2022.01.07
登録日 2022.01.07
侍女アメリアは王宮勤め。宰相の息子のルイスに恋心を抱いていたが、それが叶ってルイスよりプロポーズされた。それを王太子に伝えると、王太子はルイスへは渡さないとさらって軟禁してしまう。アメリアは軟禁先より抜け出そうと苦心する。
文字数 28,244
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.02.24
私、エレナ・ドラードには婚約者がいる。しかし、その婚約者に結婚しても愛することはないと言われてしまう。
そんな私の前に隣国の王子様が現れ、求婚して来るのだった。
※この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 7,928
最終更新日 2024.01.28
登録日 2024.01.28
【12/5完結まで毎日更新】
前回は嫁ぐ日に溺死、前々回は出産時に出血多量死、前々々回は夫に顧みられず孤独死……それぞれの人生で不幸な結末を迎えている令嬢ジョゼは、母が再婚して可愛い妹ができた日にまた巻き戻る。
前回は失明して孤独死、前々回は魔物に襲われて死亡、前々々回は毒を飲んで死亡、さらにその前は刺されて死亡……それぞれの人生で不幸な結末を迎えている王子サフィールもまた、国王に留学を命じられたあの日に巻き戻る。
バッドエンド回避のために何をすればいいのか、ループが続く原因は何なのか、どうすれば幸福な結末にたどり着くことができるのか、互いに芽生えた想いはどうすれば成就できるのか――どうしても幸せになりたいジョゼとサフィールは、協力してハッピーエンドを目指す。
サンドリヨン(シンデレラ)の継姉ジョゼと、王子様サフィールの、「原作とは違う」幸せ探し。
最終的にはハピエンですが、途中でバッドエンド(デッドエンド・ビターエンド等)になります。
「読み聞かせの最中に改変されてしまった童話」をモチーフにしています。
他所でも同時更新しています。
文字数 95,298
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.11.06
大好きだった恋人が、自殺した。知らない女への遺書を残して。
……そんなわけで傷心中の、成り上がりの貴族令嬢シャーロット。彼女の恋は公爵令息である相手との格差ゆえに、世間に隠していたため、そうとは知らない叔母の夜会に引きずり出されてしまう。
そこで名門伯爵家の当主・ヴィクターと出会うと一転、眉目秀麗な彼の立ち姿に、シャーロットの目は釘付けとなった。
――正しくは、彼が持つ、『シャーロットが亡き恋人に贈ったはずの懐中時計』に。
なぜ彼が持っているのか? そう考えたとき、シャーロットの頭は、恐ろしい結論にたどり着いてしまう。――伯爵が、死んだ彼から奪ったのだと。
「許せない……。誰も気がつかないと思ったら大間違いよヴィクター・ワーガス!」
怒りに任せて、シャーロットはその夜とんでもない行動に出たのであった。
◇
共通する目的のため、世間を欺き婚約したシャーロットとヴィクター。かたや向こう見ずですぐ手が出る成り上がり男爵の令嬢、かたや冷静で毒舌な名門の伯爵。家格も性格も何かと噛み合わないふたりが抱える、秘密と醜聞と、ままならなかった恋の傷。……ただ感傷に浸るには、彼らはちょっと喧嘩が多くて、騒がしい。
文字数 235,313
最終更新日 2020.10.02
登録日 2020.09.16
侯爵令嬢のアデリナは、ある日偶然父と義兄の会話を聞いてしまい、自分は政略結婚の駒として、侯爵家の窮地を救うんだと人知れず意気込んでいた。
「どんな縁談でも、侯爵家の為に受け入れよう」と、そう心に決めていたのだ。
しかし、最愛の義兄アレクシスから出た言葉は、政略結婚の詳細ではなく、アデリナの思ってもみない言葉で……
文字数 8,270
最終更新日 2023.02.06
登録日 2023.02.06
エリザベート・ラガルド公爵令嬢は溜息を吐く。
理由はとある男爵令嬢による逆ハーレム。
逆ハーレムのメンバーは彼女の婚約者のアレックス王太子殿下とその側近一同だ。
エリザベートは男爵令嬢に注意する為に逆ハーレムの元へ向かう。
文字数 5,529
最終更新日 2022.09.08
登録日 2022.09.06
魔物によって塔の中に幽閉されてしまったルビー王女。
王女は恋をしたいお年頃。
美形な魔物のボスに愛されてしまうことを想像したり、救助隊の金髪近衛兵長がくることを望んだり。
しかし、現実は儚いもので救助に来たものは子どものちんちくりんだった。
文字数 64,445
最終更新日 2021.05.23
登録日 2021.04.18
リンゼは婚約相手であるチャールズから突然婚約破棄を伝えられた。チャールズはリンゼが地味で華がないからという無茶苦茶な理由で婚約破棄を一方的に行い、新しい婚約者のセシルと共にゴブリンイカ女と酷い言葉でリンゼを罵るのだった。リンゼは泣く泣く実家へと戻ったのだが、次の日ドルチェス王子をはじめとしたたくさんの人々がリンゼを心配してリンゼの屋敷に駆けつけたのだった。そしてドルチェス王子をはじめとする駆けつけた人々から次々にリンゼへの愛の告白を行われ、ドルチェス王子が会長を務めるリンゼ熱烈ファンクラブが結成されたのだった。
文字数 60,936
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.07.02
ソフィアは一年前にリチャード・ハウエル伯爵と離縁した。
ところが、リチャードがソフィアの実家のブロンテ伯爵邸に訪れてソフィアに復縁を要請する。
離縁原因はリチャードの幼馴染のエリー・メリング男爵令嬢だ。
リチャードはソフィアと離縁後、エリーと再婚し、ようやくエリーの本性に気づく。
しかし、いくらリチャードから請われようとソフィアは再婚は出来ない。
何故ならもう既に再婚しているから。
文字数 3,696
最終更新日 2022.09.20
登録日 2022.09.18
私が奉公に行った伯爵家の旦那さまは、とても暴君で奥さますら使用人のように扱いました。そしてお妾を屋敷に住まわすようになったのです。
しかし、ある日から屋敷には恐ろしい病が流行り、二人のお妾が亡くなり、奥さまも坊っちゃんも罹患してしまったのです。
文字数 3,857
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.29
魔王様は悩んでいた。勇者に対する行動に、勇者は強い。負けたくないと言う意思の中でもがいていた。
そこへ側近がある案が浮かぶ。
「異世界の魔王から意見を取り入れたら上手く行くのでは?」
異世界の魔王様に難題を投げてしまう事を思い付いたのだ。
結果、魔法力を駆使し異世界の魔王と接触。スタジオを借りて勇者に対する意見を魔王様と聞いて行動に移すのだが……
勇者によって滅びなかった平和を謳歌する暇な魔王達によって若いワシ可愛い魔王ちゃんがむちゃくちゃされ過保護に保護され、無理矢理魔王が選んだ王子ぽい勇者と恋仲にしようと魔王たちが暗躍する運命が決まってしまう。
側近の失敗は異世界の魔王が飛び抜けた能力や長所、強さを持っていたことだった。
第一次魔王神次元終末世界大戦の発端はここから始まるようで始まらない。
第1話 【緊急】勇者が魔王を倒しに来ます。どうすればいいでしょうか?【魔王】
勇者の手を逃れようと魔王様を待っていたのは、女体化だった。
平定の後に住み着いた時間と暇。
女神戦争が生み出した異世界の魔王。
遊びと恋愛、干渉と好奇心とをコンクリートミキサーにかけて魔王ちゃんにブチまけた、ここは異世界の魔王ちゃんの世界。
次回【緊急】勇者が魔王を倒しに来ます。どうすればいいでしょうか?【魔王】。
来週も女体化した魔王様と遊びに付き合ってもらう。
でしたが。何したいかわからなくなった作品になってしまった。
文字数 45,693
最終更新日 2019.02.16
登録日 2019.02.16
細々と仕事をして生きてきた薬師のノアは、経済的に追い詰められて仕方なく危険な仕事に手を出してしまう。それは因縁の幼なじみ、若き公爵ジオルドに惚れ薬を盛る仕事だった。
失敗して捕らえられたノアに、公爵は「俺の人生を狂わせた女」などと言い、変身魔術がかけられたチョーカーを付けて妙に可愛がる。
ジオルドの指示で王子の友人になったノアは、薬師として成長しようと決意。
公爵から逃げたいノアと、自覚のない思いに悩む公爵の話。
※毎午前中に数話更新します。
文字数 82,599
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.02.27
リ―リアには幼い頃からの付き合いを持つ者が四人いる。
その中の一人であり五歳年上の青年―シルビス=ヴェルナードはリ―リアの婚約者。
政治的理由により八歳で”政略婚姻”を果たした二人は少しずつ離れていくことになる。
”五歳”という差を埋め彼と対等でいたいと努力するリ―リアと、すっかり変わってしまった彼女に困惑と焦りを覚えるシルビス。
舞台は魔法学院。講師となったシルビスと完璧令嬢となったリ―リアの教師×生徒の恋物語が始まる―。
文字数 1,632
最終更新日 2020.06.21
登録日 2020.06.19