恋愛 年の差小説一覧
社会人三年目の、永田サキ(20)が好きになったのは、毎日、通勤電車で見かける、田中浩人。
明らかに歳の離れている人を好きになってから、怒涛の日々が始まる。
そして浩人には婚約者もいた。
婚約者がいてもなお好きな気持ちが消えずに思い続けたサキ。
知りたくなかった事実まで知って衝撃な展開ばかりを迎える。
二人に待ち受ける最後の結末は……?
心が暖かくも切なくなるラブストーリーです。
文字数 90
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27
――好きになった相手は、せんせいでおにいちゃん。
体調不良で早退することになった鮎川真由那を家まで送ってくれることになったのは、副担任で義理の兄でもある真鍋圭一先生だった。
彼に密かな恋心を抱いている真由那は、車の中でトイレに行きたくなったことを口にできず、我慢の末におもらしをしてしまう――。
青年×少女で教師×生徒で兄×妹の優しいおもらし小説。
文字数 6,722
最終更新日 2023.12.26
登録日 2023.12.26
魔王が勇者に倒れて幾星霜――。
ここサダル王国には平和が訪れていた。
が、ここにきて謎の病が王国を脅かしていた。
聖女の力も及ばず、幻水晶によるとこの病に効くのは、魔界との国境付近にいる女魔族ミスティアが持つ宝の枝を使うしかないとこのことだった。
早速、かつての勇者の孫が中心となりパーティが組まれ、ミスティアの元へ向かうことになる。
だが話を聞いたミスティアは宝の枝を渡すことを拒否する。
『これで皆の病が治るんですっ!! 少しの間でいい、貸してくれませんかっ!?』
『断るっ!!』
戦闘になる勇者の孫一行とミスティア。
ミスティアには彼女なりの事情があった。
(いや何でそんなことになってるのよっ!! これって初恋の勇者への想いを封じ込めた枝なんだから、そんなもの使ったら――)
恋心が国中に吐露されてしまう。
(冗談じゃないっ!!)
こうしてかつての魔王VS勇者を思わせる、激しい闘いの火蓋が切って落とされたのだった。
文字数 9,693
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.12.23
黄金のようか眩い金髪に、蜂蜜色の甘い瞳、白磁のように白く滑らかな頬は常に薄らと薔薇の色。
心地好い声色をもって言葉を紡ぐ唇は、柔らかそうにぷっくりと膨らみ甘い果実を思わせる。
エインズデール王国の至宝、第二王女エスメラルダ。
王国民に絶大なる人気を誇る王女。
絶世の美貌を持ちながらも、内面はぽやぽやしている王女。
伏魔殿たる王宮では貪り食われそうな危うさかと思いきやーーーー
そのぽやぽやが周囲にも伝染し、王女の意図せぬ所ではあるが、王女と接する者達は追い立てられるような王宮生活の中で、癒やされまくっていた。
貴重な癒しを保護する為、有能な周囲に守られながら、今日もぽやぽやと過ごしていたのだが…?
文字数 15,522
最終更新日 2023.12.24
登録日 2021.10.01
雨の夜に出会ったのは、気になる彼の弟――の幽霊だった。
【同人誌「想い溢れて恋となれ」収録の書き下ろし短編を再録】※2023/12/8~12/24連載予定
そのお店のシュークリームを食べると「しあわせ」になれる。
『天使の涙』と名付けられたそれは、お店の看板商品だ。
今はもういない、彼――ハルが残してくれたもののひとつ。
*
社会人一年目の璃子の楽しみは、商店街を外れた先にあるケーキ屋さんへ行くこと。
美味しいケーキと憧れの彼とのおしゃべり。それだけで仕事の疲れは吹っ飛んでしまう。ただ話せるだけでいい。恋とも呼べない、生クリームほどの軽くて甘い気持ち。それで十分だと思っていたが、彼の弟であるハルが幽霊として現れたことで、璃子の毎日は変わっていく。
成仏の条件は「兄貴の最高傑作を食べること」
璃子はハルを成仏させるため、今まで以上にケーキ屋に通うが……。
文字数 31,987
最終更新日 2023.12.24
登録日 2023.12.05
人助けをして死んでしまい、異世界に来てしまった天宮千聖。其処で出逢ったのは騎士団長のハント公爵だった。
異世界人は貴重だからと公爵様と婚約させられたのだが、衣食住は保証されてるし、「平和な日常さえあればいいよ」と条件を出して婚約を素直に受け入れた。(もういっこ我儘言うと、もふもふが欲しいとこだけど)
公爵様自身、女とか面倒臭そうだったし。私も愛とか恋とか求めてないし。だから別にいっかな、って。
なのに、いつからか気付けば隣りに居る。やたらと大切にされてる気がする。つうか結婚してからの溺愛が止まらないのですが??
そして異世界のいっぬが可愛い!
R18シーンは割込み投稿になるので、いつの間にかどこかが増えてると思います。
一応分かりやすくするため、Rシーンには※をつけます。
いっぬは結構後からの絡みです。
ストーリーメインで、じれじれもだもだなお二人をお楽しみください。
ムーンライト、カクヨム、なろう様でも投稿しています
文字数 408,841
最終更新日 2023.12.19
登録日 2021.03.18
ハンブルトン伯爵令嬢アデラインは、長年の婚約者であったリッチモンド侯爵家の嫡子デイモンから非情にも婚約を破棄されてしまう。
ハンブルトン伯爵家が、リッチモンド侯爵家の求める農業収穫高を達成出来ないから、というのがその理由だ。だが婚約していた5年程度では達成できるわけがないとアデラインは知っている。
しかしハンブルトン伯爵が不慮の事故で亡くなってしまったこともあり、リッチモンド侯爵家は農業提携の継続は不可能と判断したのだ。
父を失い、婚約者にも捨てられる事になって絶望しかないアデラインに、デイモンはさらなる非情な仕打ちを言い渡した。
「まあそう不安がるなよ。君の次の婚約者はライデール伯爵にお願いすることにしたんだから、何も心配は要らないさ!」
なんと彼はまだ17歳のアデラインに、30歳以上も歳上の、今まで一度も結婚できずに悪い噂ばかり聞こえてくる、あの“狷狭伯爵”に嫁げと、そう言ったのだ。
侯爵家の脚竜車に半ば無理やり乗せられ、ライデール伯爵領まで連行されたアデラインは、もはやヤケクソだった。
だから彼女は出迎えたライデール伯爵ブライアンに対して涙目で叫ぶ。「お嫁に来ました!」と。
だがブライアンは噂と違ってとても穏やかな、領民にも慕われる立派な領主だった。アデラインのことも主のいなくなったハンブルトン領のことも気遣ってくれて、いつかリッチモンド侯爵家に仕返ししようとまで言ってくれた。
感激したアデラインは、父よりも歳上の新たな婚約者に対して、少しずつ心を開いてゆく。⸺そして、その過程で気付いてしまった。
「…………あら?この方、もしや誰かがお世話しないとダメなのでは?」
◆不当でしかも覆せない理不尽な婚約破棄から始まる、実に31歳差の凸凹カップルが幸せを掴むまでのドタバタラブコメディ。なろうで公開した『旦那様は○○人間』の改訂版になります。
作者史上最大歳の差記録更新です(いらん)。多分これ以上の歳の差って探すほうが難しいのでは?(亜人や人外系除く)
◆全6話、約13000字ほど。軽く読めます。
◆タグに不穏なものがありますが、まあお気になさらず。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が予告なく再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
文字数 12,930
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.12.12
入社して3年目、デザイン設計会社で膨大な仕事に追われる金目杏里(かなめあんり)は今日も徹夜で図面を引いていた。共に徹夜で仕事をしていた現場監理の松山一成(まつやまひとなり)は、12歳年上の頼れる男性。直属の上司ではないが金目の入社当時からとても世話になっている。お互い「人として」の好感は持っているものの、あくまで普通の会社の仲間、という間柄だった。ところがある夏、金目の30歳の誕生日をきっかけに、だんだんと二人の距離が縮まってきて、、、。
・全18話、エピソードによってヒーローとヒロインの視点で書かれています。
文字数 35,797
最終更新日 2023.12.16
登録日 2023.12.12
主人公、佐伯花子はある日突如拐われ、異星オルドへと放り出される。
一方的に任務を与えられ、体を再組成されて新しくセトア・コオとして生きることに。
報奨金という名の大金とチートで楽観視していたが、任務内容の厳しさ、更には頼みの綱のチートもお金も使えないとわかり途方に暮れる。
そんな中、竜族の兄妹ベルとツェティ、狼人族のヨウに助けられ少しずつ希望を取り戻していくのであった。
セトアは三人に保護され竜族の国、竜皇国へと旅立つ。
その道中、穏やかな日常を過ごしていたが、オルドに送り込まれた異邦人「来訪者」同士の戦いへと巻き込まれそれはやがて惑星を賭けた戦争へと発展していく。
旅と戦いに身を置きつつも、共に過ごす内に惹かれ合うセトアとベル。
しかし、ベルには秘密があった。
その出自故に想いを胸に押し込めるベルにセトアは真摯に向き合う。
ヨウやツェティに背中を押されながらも中々自身の幸せを望む事ができずにベルは苦悩する。
セトアのためには身を引くべきだと思うもその恋心は募っていって……。
虐げられてきた少女が唯一の存在に出会い成長していく物語。
流血表現あり。SFとファンタジーの良いとこ取りができたらと思っています。
当方の獣人は獣率が高いのでご注意ください。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
文字数 274,446
最終更新日 2023.12.15
登録日 2022.02.28
「胸が小さいから」と浮気されてフラれた堅物眼鏡文官令嬢(騎士団長補佐・秘書)キティが、真面目で不真面目な騎士団長ブライアンから、胸と心を優しく解きほぐされて、そのまま美味しくいただかれてしまう話。
※R18には※
※ふわふわマシュマロおっぱい
※もみもみ
※ムーンライトノベルズの完結作
文字数 16,681
最終更新日 2023.12.13
登録日 2023.12.10
コルネリア・ルセックは聖女として教会に併設された孤児院で二歳まで育ち、子に恵まれなかったルセック伯爵夫妻に養子として引き取られる。
だが、このルセック伯爵はコルネリアの強い聖女の力を、金儲けの道具として使って富と名声を得る。
そんな時、突然コルネリアは聖女の力を失くしてしまった……!
力を失って役に立たなくなった彼女を、ルセック伯爵夫妻は冷遇して地下牢に閉じ込めてしまったのだ。
そうして彼女は徐々に感情を失っていく──
一方、彼女が教会にいた時に一目惚れしたレオンハルトは、若くして公爵の地位についたその後、17歳になった彼女を救い出す。
彼に溺愛されるうちに、コルネリアは感情を取り戻し、そして彼に惹かれていく。
しかし、そんなレオンハルトにも新月の夜に子供の姿になってしまう呪いにかけられていた……!
力を失った虐げられ聖女×ショタ化する公爵の、不思議で甘々溺愛シンデレラストーリー!
◆第一部(全28話+閑話3話)、第二部(全17話)でお届けします!
※他のサイトでも公開しております
(小説家になろう先行公開です)
※タイトル変更しました(旧:力を失ったことで虐げられて感情が欠けた聖女は、秘密を抱えた公爵様に甘々に溺愛される)
文字数 103,244
最終更新日 2023.12.11
登録日 2023.03.05
一代で財を成した華麗なる一族カバンサ家。その屋敷で世話になっている、病弱な青年ミトス。彼はカバンサ家にとって邪険にできないが、腫れ物のような存在だった。ある日ミトスは激痛に苦しみ、運悪く川に落ち流される。助けられた医師にミトスは身体の性別が変わる「彩色」であると言われる。女の身体になったミトスはひとりで人生を仕切り直すことになり……。
※前作をセルフリメイクした話です。
文字数 45,447
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.11.24
★の章は濃い目のラブシーン有り。
高校時代、目も合わなかった先生と始まる恋。
高校卒業から4年の時を経て、過去と現在の恋が交差する。
他サイトでのカットページは★の章です。
エブリスタさんで恋愛トレンドランキング21位
ベリーズカフェさんで恋愛ランキング最高25位
関連物語
『可愛いお嫁クンが私を女の子にしてくれる時』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高20位
『ソレは、脱がさないで』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高2位
『ムラムラムラムラモヤモヤモヤモヤ今日も秘書は止まらない』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高42位
『ロリコンエロ親父(法務部長)からヘソ曲がりのおヘソを探されることになった』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高24位
※他のオフィスラブの物語や大人の恋物語を先に掲載しましたが・・・。
わたしは学生時代の約3ヶ月間で12物語を一気に完結させ、その後約10年間は物語が動きませんでした。
あらすじも登場人物の設定も出来ない作者でして、物語の登場人物が動き出さない限りは物語を追えないのですが・・・
約10年ぶりに動き出した物語が、この物語でした。
先に掲載している物語はどれもオフィスラブや大人の恋物語なので大学生のこの恋物語だと物足りなさを感じることもあるかと思いますが、掲載しているオフィスラブや大人の恋物語は全てこの物語から派生してシリーズになりました。
興味のある読者様、大学生の物語ですがご覧ください。
文字数 153,315
最終更新日 2023.12.09
登録日 2023.10.14
大学受験に失敗して浪人生となった白雲遊は、どこか暗い感情を抱えて怠惰に日々を過ごしていた。
19歳の誕生日に東京へ一人出掛けた遊は帰り道、体が動かなくなり、その理由が自分の本心からくるものだと気づく。抱えていた感情、思いに耐えきれなくなり、遊が「帰りたくない」とつぶやくと「じゃあ泊まってく?」と声が聞こえる。顔を上げると遊の前には自分より年上の女性が笑顔で立っていた。
彼女は月矢愛を名乗り、遊を家に泊まらせる。二人で生活をする中で互いの事情を知った二人は次第に惹かれあってゆく─
文字数 32,341
最終更新日 2023.12.05
登録日 2023.10.12
「この婚約は、国王陛下から勅令を受け結ばれたものだ。
この先、私が君を愛することはない」
「…………はい。承知いたしました」
ミモザが咲き乱れる庭園のガゼボで、新しい婚約者に断言された。
なるほど、これは悪役令嬢が断罪後に望まぬ結婚を押し付けられて、嫁ぎ先で冷遇されるルートみたいね……。
そう思っていたけれど、どうも目の前の新しい婚約者クリストファー・ラムバレド様の様子がおかしい…………?
「うっ……」
「あの、お顔の色が優れないようですが……」
「胃が……君に申し訳なさすぎて……胃が痛い……」
どうやら思っていたような冷酷傲慢な方では無いようで……!?
※R15は保険です。
※この作品は小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 26,733
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.10.22
恋愛もの置き場。
こちらの小説は動画や配信上での収益化に限りますが、朗読小説としてご利用頂けます。自作発言禁止。著作権は放棄してません。
作品使用時はアルファポリス更新のツイートの良いねとリツイート。もしくはアルファポリスの感想の欄にコメント下さい。
上記以外何かあればご連絡下さい。
文字数 3,647
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.11.23
貧乏令嬢のヴィヴィアンヌと公爵家の嫡男で騎士団長のランドルフは、お互いの親の思惑によって結婚が決まった。
「俺は子どもみたいな女は好きではない」
ヴィヴィアンヌは十八歳で、ランドルフは三十歳。
ヴィヴィアンヌは背が低く、ランドルフは背が高い。
ヴィヴィアンヌは貧乏で、ランドルフは金持ち。
何もかもが違う二人。彼の好みの女性とは真逆のヴィヴィアンヌだったが、お金の恩があるためなんとか彼の妻になろうと奮闘する。そんな中ランドルフはぶっきらぼうで冷たいが、とろこどころに優しさを見せてきて……!?
貧乏令嬢×不器用な騎士の年の差ラブストーリーです。必ずハッピーエンドにします。
文字数 116,533
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.11.08
15歳の時に義姉クレアと婚約者ジャンのベッドインを目撃した。
そして、婚約破棄されてしまったプリムローズ。
家からも追い出すための名目で、金持ちの子爵様に売られるも同然の後妻に入る予定だったが、夜会で出会ったクライド・レイヴンクロフト次期公爵様から、結婚を申し込まれた。
しかし、クライドには、すでに親の決めた婚約者がおり、第2夫人でいいなら……と、言われる。
後妻に入るよりは、第2夫人のほうがマシかもとか思っていると「約束だ」とキスをされた。
「必ず18歳に迎え入れる」と約束をしたのだ。
でも、15歳のデートの日にプリムローズは来なかった。
約束をすっぽかされたと思ったクライド。その日から、一向にプリムローズとクライドは会うことはなかった。
時折出す手紙のやり取り。18歳も近いのに、プリムローズがどうしたいのかわからないクライドは困惑しており、そんな時にプレスコット家での現状を知ったクライドはプリムローズを助けに向かい、そのままプリムローズはグリモワールの塔へと連れて行かれる。
第1章 出会いと眠り
第2章 グリモワールの塔
第3章
★無断転載禁止!
★R-18には※をつけます
★あらすじは時々追加したりします!
★タグも時々追加します!
文字数 127,323
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.11.19
『魔力持ち』として生まれたレティシアは、いずれ魔法を発現し『魔法師』になるため、エヴァンス伯爵家で厳しい教育を受けて育つ。―――― すべては、家族から愛してもらうために。
けれどエヴァンス家にはすでに愛される妹が存在しており、彼女の居場所はどこにもなかった。
家族に愛されず、魔法すらも発現しなかった彼女は『悪役令嬢レティシア』と呼ばれ、やがて死に追いやられてしまう。
けれど彼女は、再びこの世に生を受け、新しく生きるチャンスを得ることに。
そして出会ったのは、初めて会ったはずなのに自分を溺愛する第三王子のミシェル。レティシアは、戸惑いながらも次第に心を開いていき……――――
文字数 79,149
最終更新日 2023.11.21
登録日 2023.09.30
ここは竜人の王を頂点として、沢山の獣人が暮らす国。
厄災を運ぶ、不吉な黒猫─────そう言われ村で差別を受け続けていた黒猫の獣人である少女ノエルは、愛する両親を心の支えに日々を耐え抜いていた。けれど、ある日その両親も土砂崩れにより亡くなってしまう。
不吉な黒猫を産んだせいで両親が亡くなったのだと村の獣人に言われて絶望したノエルは、呼び寄せられた魔女によって力を封印され、本物の黒猫の姿にされてしまった。
けれど魔女とはぐれた先で出会ったのは、なんとこの国の頂点である竜王その人で─────……
「やっと、やっと、見つけた────……俺の、……番……ッ!!」
えっ、今、ただの黒猫の姿ですよ!?というか、私不吉で危ないらしいからそんなに近寄らないでー!!
「……ノエルは、俺が竜だから、嫌なのかな。猫には恐ろしく感じるのかも。ノエルが望むなら、体中の鱗を剥いでもいいのに。それで一生人の姿でいたら、ノエルは俺にも自分から近付いてくれるかな。懐いて、あの可愛い声でご飯をねだってくれる?」
「……この周辺に、動物一匹でも、近づけるな。特に、絶対に、雄猫は駄目だ。もしもノエルが……番として他の雄を求めるようなことがあれば、俺は……俺は、今度こそ……ッ」
王様の傍に厄災を運ぶ不吉な黒猫がいたせいで、万が一にも何かあってはいけない!となんとか離れようとするヒロインと、そんなヒロインを死ぬほど探していた、何があっても逃さない金髪碧眼ヤンデレ竜王の、実は持っていた不思議な能力に気がついちゃったりするテンプレ恋愛ものです。世界観はゆるふわのガバガバでつっこみどころいっぱいなので何も考えずに読んでください。
※ヒロインは大半は黒猫の姿で、その正体を知らないままヒーローはガチ恋しています(別に猫だから好きというわけではありません)。ヒーローは金髪碧眼で、竜人ですが本編のほとんどでは人の姿を取っています。ご注意ください。
文字数 246,045
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.07
フィーネは、いわゆる転生悪役令嬢だ。
でも、原作ヒーローの王子様になんてまったく興味ございません!
小説の内容はうろ覚えだけれど、前世は大人な色気ダダ漏れの、近衛騎士団長サマが大好きだったのだ。
あれ?でもその騎士団長サマって、たしか悪役令嬢フィーネの父親だったような!?
しかもフィーネ、現在まだ5歳。
この恋は、いろいろ前途多難…
文字数 1,860
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.18
幼馴染で婚約者の彼は流行り歌を披露する歌姫に夢中だ。
構って貰えず拗ねた彼女は「私だって歌えるのに」と誰もいない森の中で運命の出会いをする。
その人はかつてピアニストを目指した訳あり青年で……
文字数 20,675
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.02
私の名前はラシェル。ちょっと珍しいのだけど、普通は知り得ないはずの前世を、私は夢で見たの。
夢で見た前世の私の願い…それは『私を絶対に裏切らない両親』だった。
叶ったわ…幸せ過ぎて、愛され過ぎて、その愛をつい試してしまう。
「物語に出てくるような悪役令嬢そのものですわね」そう令嬢達に言われ続けても、直らない捻じ曲がった私の性格。
ほんと、嫌になる。
そんな私の初恋は、ボルタージュ王国を継ぐ直系の王子アベル。そう間違いなく未来の王ね。その文武両道眉目秀麗のアベルお兄様は、私の従兄妹(いとこ)。
小さな頃から、当たり前に側にいて。従兄妹は結婚出来ると知ったその日から、ドン引きする皆を知らん顔して、ガンガンアプローチしたの。
両想いになったら、いつしかその当たり前が…恐くなった。
ほら、私は性格悪い悪役令嬢だから! いつかヒロインが現れてアベルお兄様の目が覚めるのよ!!『いつか離れていくのだから、だったら今から離れたらいいのよ』
ラシェルの〝この選択〟は間違っていた。
文字数 116,319
最終更新日 2023.11.17
登録日 2019.06.29
勝気な第一王女のモニカには、初恋の人がいた。公爵家のクラウスだ。七歳の時の思い出が、モニカの初恋となった。クラウスはモニカよりも十三歳上。当時二十歳のクラウスにとって、モニカは当然恋愛の対象ではない。大人になったモニカとクラウスの間に縁談が持ちあがる。その返事の為にクラウスが王宮を訪れる日。人生で初めての緊張にモニカは動揺する。※『わたしのことがお嫌いなら、離縁してください』に出てくる王女のその後のお話です。
文字数 10,038
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.14
両親と妹にはいない者として扱われながらも、王子の婚約者の肩書のお陰で何とか暮らしていたアレクシア。
顔だけの婚約者を実妹に奪われ、顔も性格も醜いと噂の辺境伯との結婚を命じられる。
辺境に追いやられ、婚約者からは白い結婚を打診されるも、婚約も結婚もこりごりと思っていたアレクシアには好都合で、しかも婚約者の義父は初恋の相手だった。
王都にいた時よりも好待遇で意外にも快適な日々を送る事に…でも、厄介事は向こうからやってきて…
婚約破棄物を書いてみたくなったので、書いてみました。
ありがちな内容ですが、よろしくお願いします。
設定は緩いしご都合主義です。難しく考えずにお読みいただけると嬉しいです。
他サイトでも掲載しています。
文字数 469,271
最終更新日 2023.11.13
登録日 2021.11.02
高身長高収入高学歴。顔良しスタイル良し将来有望。人生イージーゲームのように生きてきた立花柊。結婚願望も恋人を欲することもなく遊べる相手が息抜き程度にいればいいと考えるようになった三十代に突入し、昇進して役職を得たことによる多忙さ極める日々に遊びが日常の中から外れつつあったある日、とあるイベントに遭遇した。
ナンパだ。それも一人に対し二人でのナンパ。遊び相手に飢えている若者ではなく見るからにチンピラ。
相手は素人が見てもわかるほどの上質な着物に身を包んだ二十歳前後だろう若者。
困っている様子はあったが対応の仕方の気の強さに通り過ぎようと考えていた柊の身体は思考とは裏腹に走り出していた。女の手をしっかりと掴んで。
立花柊、嫌いなことは面倒事。のはずが、自らその面倒事に首を突っ込んでしまったことを後悔しながらも足は止めなかった。
聞けば女は齢十七。しかも絶賛家出中。その中身はスマホどころかテレビさえ知らない現代を生きる古代人のような娘で。
面倒でしかない相手のはずが、ひょんなことから始まった女との同居生活。婚約者と偽り、旦那様と呼ばれる偽りの日常。
期限付きの偽りの生活の中、二人は少しずつ想いを寄せ合うが──……
文字数 321,511
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.09.01
辺境の村に住むルナには、幼馴染がいる。
幼馴染のダレンは体格よし、顔よし、剣も扱えるし、仕事もできる。その上愛想もよく、村の人気者。
村になじまない色彩をもつため、家族からも村人からも遠巻きにされるルナを唯一かまうのはダレンだけだった。
しかし、ルナは自分にだけ、意地悪な面を見せるダレンが苦手で嫌いだった。
村やダレンから逃げ出したいと思いつつ、そんなことは無理だと諦めていた。
しかし、ルナはある日、「人喰い魔女」と呼ばれる薬師のおばあちゃんと出会って……
虐げられてもくじけない頑張り屋の女の子×美人なチート魔術師の冒険者ギルド職員のカップルが紆余曲折を経て幸せになる物語。
※外見による差別表現、嘔吐表現がありますので、苦手な方はご注意ください。
※なろう、カクヨムにも掲載しています。
文字数 90,214
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.10.12
アーリントン王国の片隅にあるバーンズ男爵領では、6人の子育てが落ち着いた領主夫人のエミリアと領主のヴァーンズは20回目の結婚記念日を迎えていた。
忙しい子育てと政務にすれ違いの生活を送っていた二人は、久しぶりに二人だけで食事をすることに。
「はぁ……盛り上がりすぎて7人目なんて言われたらどうしよう……いいえ!いっそのことあと5人くらい!」
気合いを入れるエミリアは侍女の案内でヴァーンズが待つ食堂へ。しかし、
「信じられない!離縁よ!離縁!」
深夜2時、エミリアは怒りを露わに屋敷を飛び出していった。自室に「実家へ帰らせていただきます!」という書き置きを残して。
結婚20年目にして離婚の危機……果たしてその結末は!?
文字数 9,485
最終更新日 2023.11.10
登録日 2023.11.10
初夜の夜、彼から言われたことは忘れない。貴方が義務を果たさないなら勝手に果たすまでよ。
外伝始めました。
文字数 754,289
最終更新日 2023.11.09
登録日 2022.11.22
名家に生まれたルツィエルは、努力の甲斐あって、初恋の人である皇太子エミルの婚約者に内定した。
幸せを噛み締めるルツィエルだったが、ある日エミルは視察に出掛けた先で事故に遭い、記憶を失ってしまう。
ルツィエルの事も忘れてしまった彼は、自分を献身的に看病したヤノシュ伯爵令嬢と逢瀬を繰り返すようになり……
文字数 144,060
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.06.03
海外で仕事をしている家族と離れて、日本に住んでいた健翔。
急に、妹の伊織が帰国するって連絡があり・・・・そこから物語が始まる。
伊織が、帰国した理由とは・・・・。
伊織を中心とした物語になっていて、山あり谷あり・・・・じれったいことになっておりますが、バッドエンドにはなりません。
きっとハッピーエンドになります(笑)
文字数 24,467
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.10.01
とある世界の様々な国で起きた、様々な愛にスポットを当てた短編集。最初に世界観をお読みいただきましたら、あとはどの話から読んでいただいてもわかるようになっております。残酷な表現を用いている話もありますので、R18とさせていただきます。基本はR15くらいだと思います。残酷な話を好まない方は、タイトルに【R18】が入っている話は飛ばしていただきますようご注意願います。
※ケーニス王国編について、誠に勝手ながら、こちらは令和5年2月28日を最終公開日とさせていただきます。3月1日の19時頃に、加筆修正したもの、「愛を知らない者たちの愛」の新タイトルで公開予定です。ありがたいことに、お気に入り登録やしおりを挟んでくださっている方は、特にご注意くださいますようお願いいたします。これに伴いまして、こちら、「これはひとつの愛の形」のR指定が、3月からはR15となります。新タイトルになります「愛を知らない者たちの愛」は引き続きR18となりますが、お読みいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。 *エールありがとうございます!頑張ってよかったです! ※R5.11/1らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。
文字数 46,767
最終更新日 2023.11.01
登録日 2022.12.03
この先はファンタジー色が強くなりすぎて恋愛ジャンルではどうかとの思いもあって完結させていましたが、ジャンルを移し連載再開することにしました。
よろしくお願いします。
「君を愛する事はできない」
新婚初夜に旦那様から聞かされたのはこんな台詞でした。
貴族同士の婚姻です。愛情も何もありませんでしたけれどそれでも結婚し妻となったからにはそれなりに責務を果たすつもりでした。
元々貧乏男爵家の次女のシルフィーナに、良縁など望むべくもないことはよく理解しているつもりで。
それでもまさかの侯爵家、それも騎士団総長を務めるサイラス様の伴侶として望んで頂けたと知った時には父も母も手放しで喜んで。
決定的だったのが、スタンフォード侯爵家から提示された結納金の金額でした。
それもあって本人の希望であるとかそういったものは全く考慮されることなく、年齢が倍以上も違うことにも目を瞑り、それこそ両親と同年代のサイラス様のもとに嫁ぐこととなったのです。
何かを期待をしていた訳では無いのです。
幸せとか、そんなものは二の次であったはずだったのです。
貴族女性の人生など、嫁ぎ先の為に使う物だと割り切っていたはずでした。
だから。縁談の話があったのも、ひとえに彼女のその魔力量を買われたのだと、
魔力的に優秀な子を望まれているとばかり。
それなのに。
「三年でいい。今から話す条件を守ってくれさえすれば、あとは君の好きにすればいい」
とこんなことを言われるとは思ってもいなくて。
まさか世継ぎを残す義務さえも課せられないとは、思ってもいなくって。
「それって要するに、ただのお飾り妻ってことですか!?」
「何故わたくしに白羽の矢が立ったのですか!? どうして!?」
事情もわからずただただやるせない気持ちになるシルフィーナでした。
それでも、侯爵夫人としての務めは果たそうと、頑張ろうと思うのでしたが……。
※本編完結済デス。番外編を開始しました。
※第二部開始しました。
文字数 100,634
最終更新日 2023.10.31
登録日 2022.05.15
吸血鬼が支配する世界でハチは人間にしては恵まれている。主たる老吸血鬼ヴェスパタインの手足として働くハチは、しかし一度もヴェスパタインから吸血されたことはない。ハロウィンの夜、ヴェスパタインの供として彼の友人の吸血パーティーへ足を運ぶ。そこではヴェスパタインが作った、人間を酩酊させるアロマキャンドルが使われていたが、自らが生み出したそれへ関心を持たないヴェスパタインは早々に客室へと引き上げる。ふたりきりの部屋で、ハチはヴェスパタインにひとつのアロマキャンドルを見せる。それはハチが作ったもので、人間のみならず吸血鬼をも酩酊させるキャンドルだった――。
※性的表現あり。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 6,926
最終更新日 2023.10.31
登録日 2023.10.31
元夫が突然会いに来てヨリを戻そう迫られる亜子は、隣人の竜之介に助けられた事をきっかけに話をするようになり、彼から『俺を頼って』と言われて戸惑う。
ただの隣人同士のはずなのに常に気にかけてくれる竜之介に惹かれかけていた時、彼の正体を知る事になる。
自分とは住む世界も違う、年齢も離れている彼を日に日に好きになる亜子はある事がきっかけで竜之介と同居する事になり、遂には彼と交際する選択して二人は恋人同士へ。
普段は優しい彼だけど、ベッドの上ではちょっと意地悪だったり……魅力溢れる竜之介にどんどんのめり込んでいく亜子。
常に自分と息子の凜を優先してくれる竜之介は無くてはならない存在になるも、二人の間には次から次へと問題が生じる。
そして、彼の将来に関わる重大な問題に直面した亜子は悩みに悩んだ末……。
《年下ハイスペイケメン御曹司×アラサーシングルマザーのちょっと大人なラブストーリー》
※他サイトにも掲載。
文字数 90,920
最終更新日 2023.10.26
登録日 2023.08.22
文字数 11,072
最終更新日 2023.10.24
登録日 2023.10.24
村から出稼ぎに来ていた、パン屋の看板娘ミレイユ。街に出た頃に破落戸から救ってくれた優しい騎士団長スヴェインに、他に想い人がいるのを知ってはいるものの、ミレイユは心惹かれていた。
だけど、故郷の母が病気で倒れ、弟妹達の面倒を看るために、村に帰ることになったミレイユ。村に戻れば、地方領主の後妻になることが運命づけられている。
最後に一度だけで良いからスヴェイン団長に抱きしめられたいと思ったミレイユは、パンを届けがてら、彼の住む部屋へと向かい――?
※R18に※
※ムーンライトノベルズの短編完結作品
文字数 10,298
最終更新日 2023.10.23
登録日 2023.10.21
YESロリショタNOタッチのヤベェ神子姫様が、隣国の国王に嫁ぐ話。
主人公は猫被りしていますが中身はヤバイです。
そして国王に嫁いでからはもっとヤバイです。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 3,682
最終更新日 2023.10.23
登録日 2023.10.23
誰もが魔力を備えるこの世界で魔力のないオネルヴァは、キシュアス王国の王女でありながらも幽閉生活を送っていた。
そんな生活に終止符を打ったのは、オネルヴァの従兄弟であるアルヴィドが、ゼセール王国の手を借りながらキシュアス王の首を討ったからだ。
オネルヴァは人質としてゼセール王国の北の将軍と呼ばれるイグナーツへ嫁ぐこととなる。そんな彼には六歳の娘、エルシーがいた。
「妻はいらない。必要なのはエルシーの母親だ」とイグナーツに言われたオネルヴァであるが、それがここに存在する理由だと思い、その言葉を真摯に受け止める。
娘を溺愛しているイグナーツではあるが、エルシーの母親として健気に接するオネルヴァからも目が離せなくなる。
やがて、彼が恐れていた通り、次第に彼女に心を奪われ始めるのだが――。
※朝チュンですのでR15です。
※年の差19歳の設定です……。
※10/4から不定期に再開。
文字数 123,584
最終更新日 2023.10.22
登録日 2023.08.17