ミステリー要素有り 小説一覧
161
【完結】僕らのミステリー研究会
主人公の「僕」は、何も取り柄のない小学校三年生。
何をやっても、真ん中かそれより下。
そんな僕がひょんなことから出会ったのは、我が小学校の部活、ミステリー研究会。
ホントだったら、サッカー部に入って、人気者に大変身!ともくろんでいたのに。
なぜかミステリー研究会に入ることになっていて?
そこで出会ったのは、部長のゆみりと親友となった博人。
三人で、ミステリー研究会としての活動を始動して行く。そして僕は、大きな謎へと辿り着く。
162
Alice Zero
「ボクを殺したのは誰ー?」
鏡の中でもう一つの物語が始まろうとしていた。
ロシア南部クラスノダール地方にある軍隊の中に最強の少女がいた。
彼女の名前はコード・ゼロと呼ばれ数々の戦場を1人で潜り抜けていた。
身寄りのない彼女は感情がなく全ての事に無関心だった。
侵入捜査の為に訪れた洋館で一つの大きな鏡の自分と目が合い、鏡から出て来たのは白いウサギの耳を付けた男だった。
そして白兎と名乗る男に「アリスを殺した奴を殺して。」と言われ鏡の世界に行く事になる。
彼女は鏡の世界で感情を知りそして愛を知る。
163
蒸気都市『碧霞傀儡技師高等学園』潜入調査報告書
【スチパン×スパイ】
彼女の物語は、いつも“絶望”から始まる──
今年16歳となるコードネーム・梟(きょう)は、蒸気国家・倭国が設立した秘匿組織・朧月会からの任務により、蒸気国家・倭国の最上級高校である、碧霞(あおがすみ)蒸気技巧高等学園の1年生として潜入する。
しかし、彼女が得意とする話術を用いれば容易に任務などクリアできるが、一つの出来事から声を失った梟は、どう任務をクリアしていくのか──
──絶望すら武器にする、彼女の物語をご覧ください。
164
十年前の片思い。時を越えて、再び。
キミは二六歳のしがない小説書きだ。
いつか自分の書いた小説が日の目を浴びる事を夢見て、日々をアルバイトで食い繋ぎ、休日や空き時間は頭の中に広がる混沌とした世界を文字に起こし、紡いでいく事に没頭していた。
キミには淡く苦い失恋の思い出がある。
十年前、キミがまだ高校一年生だった頃。一目惚れした相手は、通い詰めていた図書室で出会った、三年の“高橋先輩”だ。
しかし、当時のキミは大したアプローチを掛けることも出来ず、関係の進展も無く、それは片思いの苦い記憶として残っている。
そして、キミはその片思いを十年経った今でも引きずっていた。
ある日の事だ。
いつもと同じ様にバイトを上がり、安アパートの自室へと帰ると、部屋の灯りが点いたままだった。
家を出る際に消灯し忘れたのだろうと思いつつも扉を開けると、そこには居るはずの無い、学生服に身を包む女の姿。
キミは、その女を知っている。
「ホームズ君、久しぶりね」
その声音は、記憶の中の高橋先輩と同じ物だった。
顔も、声も、その姿は十年前の高橋先輩と相違ない。しかし、その女の浮かべる表情だけは、どれもキミの知らない物だった。
――キミは夢を捨てて、名声を捨てて、富を捨てて、その輝かしい未来を捨てて、それでも、わたしを選んでくれるかしら?
165
「兄」との往復書簡
コールドウェル伯爵家の次期当主、アレクシス・コールドウェルの屋敷に、美しいメイドがやってきた。
彼女の名はフィオナ・パーカー。彼女の双子の姉、キャロルが屋敷内にて二十二歳の若さで不慮の死を遂げた一年後のことだった。
姉の復讐……。あるいは死の真相を探りに来た―――。
屋敷内の監督係であるメイド長ベラは疑ったが、フィオナはメイドとして真面目に働き、怪しい動きはない。ただ、頻繁に「兄」宛ての手紙を書いて送っていた。
166
僕には幸福だけれどきっと君にとっては不幸だろう。
高校2年生になった平凡な少女と教室で出会った謎の問題を抱えた少年とのミステリアスなラブストーリー。
167
ローマ特殊警察署の黙示録
【あらすじ】
主人公・フェイには常人にはない特殊な能力を持っていた。彼の右目には見たくないものまで見えてしまう特殊能力を秘めていた。その能力ゆえ、ローマ特殊警察署に配属された。一方で、左目にあらゆるものを「固定」する特殊能力を持つ、アルバス。性格的には相性の悪いこの二人はタッグを組み、不可解な事件を解決へと導いていく。
イタリア・ローマでは、不可解な爆破テロ・爆破を用いた通り魔事件が起こっていた。この事件の真相を暴くために、ローマ特殊警察署が立ち上がる。
【主人公】
フェイ・ローギス
右目に特殊能力を持つ。
能力:片目を瞑り、右目だけで見開いて物事を見ることで人の何倍も遠くを見ることができたり、霊を見ることができたり、人や物の内部を見透かしたりできる。
性格は真面目である。
アルバス・フィリップス
左目に特殊能力を持つ。
能力:片目を瞑り、左目だけで見開いて物事を見ることで、見たものを「固定」することができる。
性格はおちゃらけている。
168
卒業:あと29人
卒業まで、あと29人。
ただ1人、神様のような力を持つ俺は、この学校の異常に気づき始めていた。
増え続けるゴミ、名簿から消える給食当番、出口を拒む廊下──。
誰も気に留めないそれらは、確実に“何か”を侵食している。
授業も休み時間も、すべてが決められた脚本のように進み、俺たちはその筋書きから外れることができない。
ここから脱出するのが先か、それとも「卒業」する日が先か。
どちらにしても、俺が立ち向かわなければいけないのは、正体すら分からない“何か”だ。
だが、真実に近づくたび、クラスメイトは一人、また一人と消えていく。
その理由も行方も、誰も知らない。
そして今、俺は悟る。
次は、
俺の番だ。
169
#黒歴史消去しました
高校二年生の早織は、去年の文化祭で撮られた写真を気にしていた。
“あれを消せたら——”
そんなとき、親友のミキから噂を聞く。
「画像も、その“記憶”も、消せるアプリがあるらしいよ」
早織はアプリをダウンロードし……
170
サイコパスが集まるとこうなる〜サイコパス恋愛物語〜
主人公須藤ガクには親友がいて、恋人がいる。
その状態こそが幸せだとガクは信じていた。
しかし親友が殺される事件が起こった後に、幸せだと思っていたそれは錯覚によるものだったのだと気付く事になる。
欺瞞、愛、憎悪、たくさんの感情が絡み合って、それをガクは復讐と表現する。
171
これは正解の存在しないものであり、その解き方に間違いはない
強制インストールに巻き込まれる主人公は唐突に始まった決闘で全てを悟る。ゲームという名の殺し合いを強いられているこれは人間の負の感情を乗せ、これでもかと死体があちらこちらにあり、警察も動くが一切の足取りを見せない。強敵との対戦を経て、活路開き、成長をしていく。
172
タクシー・ライド・バッドアス
コンテスト用に書き上げた作品です。
つたない文章であり、対象を取るのは諦めてますが、少しでも多くの人に読んで貰いたくて投稿しました。笑ってくれれば書いた価値のある作品として、思い出に残せます。
173
器の夜
山奥の村には、鬼の冥婚という儀式がある。
花嫁に選ばれたのは、俺の幼なじみだった。
守ると言った。
奪われる前に、抱いた。
それでも――
選ばれていたのは、俺じゃない。
愛だと思っていたものが、
ただの器になる夜の話。
174
ケモノグルイ【改稿版】
これは異世界オトギワルドの、裏社会の物語。
古くから世話になっていたファミリーのボスから、火急の仕事と呼び出された凄腕の殺し屋ザック。だが、依頼は殺しではなく、説得だった。
ターゲットはザックの兄貴分で、ファミリーのナンバー2でもあるジェイク。彼は奴隷商人から預かっていた“特別な商品”を奪い、逃亡してしまったのだ。オークションが始まるまでに取り戻さねば、ファミリーの未来はない。だが、ナンバー2まで上りつめた男が、ファミリーを裏切るとは考えにくい。きっと何か事情があるはずだ。そこでボスは、弟分のザックに、ジェイクの説得を依頼する。
だが、ジェイクが待つ奈落の底で、ザックが目の当たりにするのは……
裏切りか。それとも陰謀か。真実の先にあるものとは。これは一体……何なのだっ!?
※エブリスタに初稿版を投稿しております(登録もしくはログインする必要があるようです)。
https://estar.jp/creator_tool/novels/25545115
175
やっぱり熊が好き
「ちゃんと保護しなきゃ。人間の義務として」その正義感が、一番怖い。
その牧歌的なタイトルの裏には、決して覗いてはいけない狂気が潜んでいる。
舞台は、不可解な行方不明事件が相次ぐ山間の町。
淡々としたニュース記事、犯人の歪んだ独白、そして友人を捜し山に入った大学生の視点が交錯し、恐るべき事件の全貌が徐々に明らかになっていく。
なぜ人々は消えるのか?
山奥で何が行われているのか?
これは単なるフィクションか、それとも実在する事件の「記録」か。
徹底したリアリティで描かれる、生理的嫌悪と恐怖の連鎖。
すべての点を線で結んだ時、あなたはタイトルの真の意味に気づき、戦慄することになる。
176
月の傍で息をする
双子。
けれど、ずっと別々に生きてきた。
結衣がずっと見ないようにしてきた
「痛み」や「弱さ」を全部知っている。
もう、隣にはいない。
それでも。
「ねぇ、結衣。
やっと気づいた?
ほんとのあなたは、こっちでしょ?」
もう一人の私が微笑みながら、こちらを見ている。
月は、いつもそこにあった。
変わらないように見えて、
ちゃんと満ち欠けを繰り返していた。
私も、きっとそうだ。
痛みも、喜びも、全て抱えて、
それでも、前を向いて歩いていこう。
ーだから、呼吸をする。
月の傍で、私は、息をする。
あなたは、本当の自分を知っていますか。
177
お狐様は腹ペコ。~女子大生と狐神使の事件簿~
お狐様と暮らす女子大生は、友人から相談事を受ける。
どうやらその友だちはストーカーに遭っているようで……?
小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n9599mq/
178
Anyone can use
主人公=秀は父と2人暮らしをしていた。
父は転勤族で何度も転勤を繰り返していたある日、父の転勤が決まったが連れていけないと言う。それを承諾し玄関で別れる事になった。
父が玄関の扉を握り小声で何か呟いた後、秀は父に謎の圧迫感を感じる。「これは何か秘密がある」と感じ、その謎を探していく…。
179
もしもし、あのね。
「もしもし、あのね。」
舌足らずな言葉で一生懸命話をしてくるのは、名前も知らない女の子。
一方的に掛かってきた電話の向こうで語られる内容は、本当かどうかも分からない話だ。
それでも不思議と、電話を切ることが出来ない。
本当は着信なんて拒否してしまいたい。
しかし、何故か、この電話を切ってはいけない……と……
ただ、そんな気がして堪らないのだ……。
180
冷徹王子と身代わりの妃
精霊に愛された大国カナーディル。
暖かく住みやすい気候、豊富な水源、恵まれた土壌、
述べれば限りないほどの精霊の加護を建国以来変わらず守り続けている。
カナーディルでは加護を受け続けるために、かの伝説に乗っ取り「王族は精霊をルーツとする一族の男子と婚姻を結ぶ」という仕来りを長年守り続けていた。
年に一度の精霊祭りの日、城では、仕来り通り第二王子の婚姻式が厳粛に執り行われていた。
王族や宰相、教会、貴族、騎士達が見守る中、精霊の血を引く家に生を受けたユウト・マグドー(17)は名実ともにカナーディル第二王子の妃となった。
「氷の情炎」という奇妙な二つ名のついたリオルド・カナーディル(20)の元へと、さまざまな思惑の末に嫁がされていく。
第一王子に嫁いだ自身の兄クリスの身代わり品として。
王家に嫁いだ後も様々な事件がユウトを襲う。
身代わりとして嫁ぎ、運命に翻弄されながらも
愛の為に突き進んで行くストーリー
181
悪魔探偵婦人 13
婦人が、
緊急入院
そこに、秘密親父の
テロ予告で!
怪盗大作戦では、
サントリオという
怪盗が、秘密親父で、
しでかす。
182
義理の妹のガードが緩すぎて、きっとあれはわざとだったんだと今更ながら思う。
今にして思えば、義妹の行動全てが、最後の結果に繋がっていたのだと思う。
後悔しても仕方ない。
ただ、自分の弱さが原因だった、それだけの話。
これは、実際の体験に脚色を加えた話である。
もし、貴方が男性読者ならば、どうかその類まれなる想像力で、自分が同じ状況だったらどうだろうかと想像してほしい。
男なんて、所詮、本能には抗えないのだと。自責の念とともに記す。
徒然なるままに、感情のままに執筆をしたので読み難いのはご愛嬌で。
183
短めの話
他のを探せば似たような話もあるだろうけど、十人十色だと思って感じていただきたい
184
ブラッディ・チェイサー
数日前まで普通の女子高生だった九條環(くじょう・たまき)は、レトロな喫茶店のソファで目を覚ます。
記憶喪失の彼女の胸に残るのは「僕を許さなくていい。ただ――」という声。
夜の街に駆け出す環。五感は研ぎ澄まされ、世界が鮮明に彩りを増す。これはもう“人間”ではない身体――。
戸惑いながらも、その自由に心が躍る。
その夜。環の前に一人の青年が現れる。黒髪で、どこかニヒルな雰囲気を纏った青年。
突然の出会いは、やがて一触即発の追走劇へと発展していく。
逃亡する吸血鬼の少女と、追うハンター。
運命を追いかけ、あるいは運命に追われる少女の物語。
(同作品をアルファポリスでも掲載しております)
185
獅子王晶の恋心と四季の謎
閲覧ありがとうございます。m(__)m
BLミステリーです。
まったり読んでみてください。
186
遺言写師はかく語りき 〜硬派な軍人は、愛を知らない白銀の麗人の心を溶かす〜
警備隊の小隊長であるセドリックが出会ったのは、白百合の香り漂う白銀の麗人――リオネル。無表情でミステリアスなリオネルには秘密があった。
法と言霊が力を持つ王政国家ルクシェル。王都ネヴァルで発生した資産家毒殺事件のあと、莫大な財産は意外な人物へと渡ったことがわかる。鍵を握るのは、言霊を操り、故人に代わって遺言を残す専門職・遺言写師のリオネルだった。しかしなぜか調査に非協力的なリオネルと、セドリックは衝突する。
ひょんなことから、リオネルが無表情を貫く痛ましい理由を知ってしまったことで、二人の関係性は動き出す。そしてそれは、事件をも意外な方向へと動かしていく。国に抑圧される美しい青年・リオネルの心を、硬派で誠実な軍人が丁寧に溶かしていく、愛と救済の物語。
硬派な実力主義小隊長 × 抑圧される自己肯定感低めの無表情美人
◇R指定は後半*付き
◇殺人事件の描写と軽めの暴力描写あり
◇本作品は別媒体にも投稿してます。
187
鬼憑きの姫なのに総モテなんて!
時は平安。
鬼憑きの姫といわれて、田舎の山科暮らしをしていたはずなのに、
就職先の斡旋を頼んだ父親のせいで
関白邸にて女房(侍女)のバイト中。
華やかな世界なんて夢のまた夢……
と、思いきや、何故か総モテ展開に!?
陰謀渦巻く都で、
一体、何が起こるのか……
そして、私の運命は?
陰謀あり、ラブありの平安ファンタジー活劇!!
188
それはまるでジョークのように
恋人を撃ち殺したかもしれない「俺」。記憶は曖昧、やること為すことすべてに自信がない。「俺」は犯罪者なのか?いや違う…。そんな中で「俺」は窓の向こうの男女を見る。
189
妻(さい)
リストラで職を失い、バイトで食いつなぐが、生まれつきの不器用さで、どこへ行っても仕事がうまくいかない。そんなダメ男である僕にとって唯一の宝は、良妻賢母の妻とやんちゃだが可愛い子どもたちだった。妻は再婚であり、前夫とは死別していたのだが、なぜかその死因については話そうとしない。気になりつつ平穏な家庭生活を送るのだが……
190
Fragment of memory
――愛したあの人との記憶を、ここに。
私はとある会社に勤めるOL。
人付き合いの苦手な私を、陰から支えてくれたあの人。
彼の事を好きになるまで、そう時間はかからなかった。
でも、私……心配性なの。
だから、あの人との思い出を忘れないように、ここに書き記しておくよ。
もし、私が居なくなったら……読んでみてね?
表紙イラスト/ノーコピライトガール様より
191
魔の巣食う校舎で私は笑う
東京の都心にある大正時代創立の帝東京医師大学、その大学には実しやかにささやかれている噂があった。20年に一度、人が死ぬ。そして、校舎の地下には遺体が埋まっていると言う噂があった。ポルターガイストの噂が絶えない大学で、刃物の刺さった血まみれの医師が発見された。他殺か自殺か、その事件に連なるように過去に失踪した女医の白骨化遺体が発見される。大学所属研究員の桜井はストレッチャーで運ばれていく血まみれの医師を目撃してしまう……。大学の噂に色めき立つオカルト研の学生に桜井は振り回されながらも事件の真相を知ることになる。今再び、錆びついていた歯車が動き出す。
※ライトなミステリーホラーです。
192
怪異探偵の事件録【一話完結】
男の名前は内藤新。
異様なまでに相貌の整った男は、今日も気紛れに探偵業を営む。
――ようこそ、内藤探偵事務所へ。
ドアベルを鳴らし訪れたのは。
____
この作品は小説家になろうにもマルチ投稿しています
193
カエル可現象〜カエル嫌いの姫はあらゆる毒が効かない〜
王国の末娘エルーカは、国一の美しい姫である。
皆に愛され悠々自適に自分磨きに勤しんでいたある日、一匹のカエルに出会い__
カエル無理!!
いつ壁にぶつけてやろうかな。
でもこのカエル、なんだかへんに威圧的で……?
王国ラブ(?)コメディ
&
まさかのほんのりミステリー
194
ウィッチアタック・ギャラクチカ
近所のデパートが半壊したり、謎の魔法少女に襲われたりすることもよりも、幼なじみの女の子のことが思い出せない……! みたいな話です。
195
胡蝶の舞姫
『俺がお前を抱くのは、本心から抱きたいと思ったからだ』ーーその言葉の真意は?信じていいの?
*
「蛹は蝶になるの。夜の街を舞う蝶に」
戦下を生き抜いた2人の日系アメリカ人女性は、もう一つの祖国でそれぞれ女の子を産み落とした。
似た境遇、同い年の2人の混血児、エミーとマリー。
東京五輪に湧く昭和30年代の東京。
謎の紳士、恵三に助けられて芸者の道を歩み始めるエミコ。
ストリップ劇場の若き小屋主、巽と徹也の兄弟に引き取られたマリコ。
巡り会った男達の手によって運を掴んだ彼女達の線が交錯した時、運命の歯車が回り出す。
性の不一致を知り苦悩する少年、銀平。
赤線廃止後も歌舞伎町で遊郭を営む富さん。
エミコとマリコが持つロザリオに名を残す謎の男。
2人の人生を紡ぐ糸に複雑に絡んでいく男達。
少女は恋をし、愛して愛され、裏切られ。
翻弄されるか、利用するか。
それともーー?
生きる為、生き抜く為。
二人は愛憎劇の渦中へ。
戦後の東京。二人の混血児が激動の昭和を駆け抜ける。
196
追憶のquiet
都内各所で発生している連続殺人。犯人の手掛かりはなく、十八世紀イギリスで起きた切り裂きジャック事件の再来(未解決)かと報道され、大騒ぎになっていた。
裏社会の情報屋レイと始末屋マキは、ひょんなことから警視庁捜査一課の刑事桜井とコンビを組んで連続殺人犯を追うことに。
悪と正義が交わる先にあるものとは?
そして、桜井の運命は?
前作「世界をとめて」から派生した作品。警察(ナオ)VS裏社会(レイ)の視点で進行します。
197
死亡フラグを回避しつつ、苛め役令嬢Bはツンデレが過ぎる悪役令嬢を全力で推していきたいと思います。
恋愛小説の世界に飛ばされてしまった女子大生、佐竹 美里。
しかもヒロインでも悪役令嬢でもなく、小説内では名も無き苛め役令嬢Bに生まれ変わってしまったらしい。
だから推しである悪役令嬢 レイチェルを守りつつ、さっさと物語を進めて彼女を別の王子様とくっ付ける事で全てを終わらせ、第二の人生を謳歌してやろうと考える。
しかし物語のヒロインであるはずの、アリシアに突然声を掛けられて…
***
異世界ファンタジーというよりは、邪道なコメディです。
表紙絵は今回も、つたないながらも自作です。
198
二度目の初恋と軟禁された蜜月
──おいで。受け止めてあげるから。
下で両腕を広げる様子は、まるで王子様だった。
親友の兄であるリチャード・クロフォードに初めての恋を捧げ、告白することなくナオは・リリーは別れるしかなかった。
成人を迎え、親友に招待された別荘で、ナオは初恋の人と再会を果たす。あのときと同じように、優しく甘く官能的な声で囁くリチャードに、ナオは初恋を蘇らせてしまうしかなかった。彼はゲイではないと抑えても、止まることを知らずに惹かれてしまう。
嵐にぶつかった別荘は孤立し、しかも殺人事件が起こってしまった。そこで知らされるリチャードの正体とは……。
199
モノクローム
23XX年、荒廃した大地にテクノロジーが根付く近未来。
大陸奥地の荒野にて、突如発見された虚ろな街。
幻影が如く現れては消える街の跡地にて見つかった、記憶なき「白い人間」。
色無き街をさまよう中で、人々が見つけた探し物とは。
200
『刃紋の証言 ~江戸刀剣鑑定控・一葉~』
刃紋は語る、鉄は記憶する――。江戸随一の女鑑定士が、刀に秘められた真実を暴く!
ここは江戸。武士にとって刀は、魂であり、歴史そのもの。だが、その真の価値、そして刀が秘めた過去を知る者は少ない。そんな江戸の闇に、異彩を放つ女がいる。
その名は、桐谷一葉。若き女性ながら、刀剣鑑定の世界で並ぶ者なしと謳われる存在だ。しかし、彼女の鑑定は、単なる真贋や価値を見極めるだけではない。彼女は、刀身に残る微細な傷、錆の色、研ぎの跡、茎に刻まれた銘の癖…その全てを読み解き、まるで刀そのものが語り出すかのように、持ち主の癖、使われた状況、隠された感情、そして葬られた事件の真相をも鮮やかに描き出すのだ。
人々は彼女の能力を「刀の声を聞く」と評する。だが、それは神秘の力ではない。幼少からの徹底した教育で培われた膨大な知識、常人では決して見逃すことのない鋭敏な観察眼、そして刀剣が歩んだ歴史と、それを取り巻く人間の情念への深い洞察力――その全てが、刀という「鉄の履歴書」に刻まれた真実を解き明かす。
この物語は、そんな一葉が、江戸に持ち込まれる様々な曰くつきの刀にまつわる謎を解き明かす、「刀剣考証録」である。
消えたはずの名脇差に隠された血生臭い過去、触れた者を狂わせる「呪われた」短刀の正体、そして無残に折れた忠義の刀が語る壮絶な最期…。
一葉は、科学的知見と人間洞察を駆使し、鉄に刻まれた微細な「証拠」から、論理的な推理を積み重ねていく。
しかし、彼女の前に立ちはだかるのは、単なる事件だけではない。物語の底流には、「五龍の剣」と呼ばれる伝説の五振りの刀を巡る、古くから続く因縁と謎が横たわる。「風を呼ぶ青龍、水を制す玄武、炎を纏う朱雀、持ち主を狂わす白虎、天下を治める黄龍」…その力は真実か、それとも…。
一葉が伝説の片鱗に触れるとき、物語は新たな局面を迎える。曰くつきの刀を影で集める謎の存在「影追」。彼らの目的は? そして、「五龍の剣」に隠された真実とは一体何なのか?
研ぎ澄まされた刃のように鋭い一葉の推理と、刀に刻まれた真実が交錯する、歴史ミステリー巨編。
刀剣に込められた人々の情念、時代に翻弄された運命が、今、明らかになる!
あなたも、一葉と共に、江戸の闇に隠された、鉄が記憶する真実を探る旅に出ませんか?
この一冊を開けば、刀の見方が、そして歴史の見方が変わるはず。
江戸随一の女鑑定士が、刀の「声」を読み解き、事件の真相と歴史の闇を照らし出す。