和風ファンタジー 小説一覧
201
平凡なOL青葉 鈴は、ある日アパートの片隅に密かに立つ小さな祠で、瀕死の状態の白蛇を助ける。手当をした翌日、助けた白蛇が突然人に化け、自分は神だと伝えられる。
「祀られなければ神は消えてしまう……」と強引に迫られ、祈りを捧げる代わりにお世話をすると迫られてしまい不思議な共同生活が始まる。
やがて、蛇神である琥珀から醸し出される不思議な香りに囚われだし、次第に身も心も彼の深い愛に溺れていき――?
二人の恋の末路は成就か悲恋か――
人外(神)×人間の異種間物語。
心に過去の傷を抱えるおじ蛇神と、控えめ穏やかOLの季節巡る和風ファンタジー。
※※※※※※※※
年齢制限あるものはタイトル前に※がついております。
10/12 「蛇の香は藤」本編終話 更新。
25.7/4 番外編「雷雨の中のひととき」更新。
文字数 164,957
最終更新日 2025.07.04
登録日 2020.06.19
202
――この男は異質な存在だ。恐ろしいほどに。
つくよはかつて『婚約者』だった軍人の男を任務の最中に亡くした。
以来軍の病院で看護婦として働いている。華族の娘ではあるが、結婚する気にはなれなかった。
あるとき、一人の軍人が検査をするためにつくよが働く病院に入院してくる。
男は政治家を輩出する名家相楽〈さがら〉家の次男坊。名を史哉〈ふみや〉と言った。
政治家を輩出する家の子息が軍人になっただけでも異質なのに、あろうことか史哉はつくよのかつての婚約者に瓜二つだった。
戸惑い続けるつくよに対し、史哉は熱烈に愛を告げてくる。
つくよは彼の行動に戸惑い、振り回されるようになる。
秘密を抱えた年下の軍人に振り回される年上看護婦の大正ロマン
※ジャンルについては少し模索中です。変更の可能性があります。
▼掲載先→エブリスタ、アルファポリス
文字数 7,014
最終更新日 2025.07.03
登録日 2024.12.13
203
204
上野美雨(うえの みう)、十五歳、高校一年生。彼女には長年片思いしている相手がいる。その片思い相手は高崎真夏斗(たかさき まなと)。美雨の二つ年上、高校三年生。
幼い頃からずっと好きだった真夏斗に告白されて、「よろしくお願いします!」と、勢い込んで返事をした。
その一週間後、真夏斗と初めてキスをした、その日から。
真夏斗は姿を消した。
文字数 8,076
最終更新日 2025.06.30
登録日 2025.06.30
205
神様との同居生活、必要なのはお供え物より乙女心!? 涙と笑いのち、ときどき胸キュンな契約結婚ラブコメディ!
「うちの村、マジで水不足ヤバいんだけど…って、私が神様の嫁に!? しかも契約結婚!?」 15歳の萩乃が暮らす水見里は、冗談抜きで干ばつ末期症状 。そんな中、村を救うための最後の手段として、萩乃はイケメンだけど超絶クールな川の神・水晶様と『結びの契り』を結ぶ羽目に! 「私の涙で雨を降らせる」って、そんなトンデモ任務どうこなせと!? 神様との奇妙な同居生活(という名の修行)が始まり、最初は無愛想な水晶様に戸惑うばかりだったけど、時折見せる不器用な優しさや意外な一面に、なぜか胸がドキドキしてきて… 。 これって、吊り橋効果? それともガチ恋!? 涙あり、笑いあり、そして胸キュンありでお届けする、神様との新婚(仮)生活!
文字数 62,588
最終更新日 2025.06.29
登録日 2025.06.03
206
普通の高校生、霧島颯太は突然の事故で命を落とす。しかし、彼の魂は美しい神様、天照美咲に拾われ、再び生き返ることに。だが、彼には「感情の高揚感を出さないこと」という厳しい条件が課される。
新たな生活を始めた颯太は、学校で謎の転校生、夜叉丸闇夜と出会う。彼の正体はかつて神界から追放された元悪魔の神。闇夜は颯太の感情を高揚させ、美咲を苦しめようと暗躍する。
颯太は幼神、八雲風花の助けを借りて闇夜の正体を暴き、全校生徒の前で決闘を挑む。激しい戦いの末、颯太は必殺技「God Identity Former Devil」を発動し、闇夜を打ち倒す。
しかし、颯太の感情が高揚し続けたことで、美咲は死の一歩手前に。颯太は神界へと旅立ち、彼女を救うために自らの存在を犠牲にする。彼の最後の言葉は「神を救えて良かった……恋人として好きです」。
禁忌を破りながらも愛を貫いた颯太と、美咲の涙が織りなす感動の物語が今、幕を閉じる。
文字数 15,728
最終更新日 2025.06.28
登録日 2025.06.28
207
208
209
《神獣の花嫁シリーズ第五弾》
舞台は前作より約50年後の設定です。前作を読まれてなくても、この作品からでも十分お楽しみいただけますが、前作が気になる方は『神獣の花嫁〜かの者に捧ぐ〜』をどうぞ。
❖月島(つきしま) 瞳子(とうこ)31歳
度重なるオトコからの酷い扱いに、
極度の男嫌い(特にイケメン)
人目を引く美人だが、性格はキツい。
だだし、基本は律儀で真面目な不器用さん。
❖上総(かずさ)ノ国の神獣 赤狼(せきろう)
人であった時の名前は、
萩原(はぎはら)虎太郎(こたろう)尊征(たかゆき)
お人好しな貴族のお坊ちゃんで、やや天然。
瞳子にひとめ惚れするも、彼女の望み通り、
元の世界に返してやることに尽力する。
【年上アラサー美女】✕【年下神獣モドキ青年】
ツンデレ花嫁と、そんな彼女を溺愛する赤い神獣
前作より大人な男女関係の異世界ラブファンタジー
───神獣の花嫁シリーズ最新作───
「あなたは、僕の“花嫁”として喚ばれたのだから」
「……俺の“花嫁”になるか」
───男なんて、信用ならない。
恋人宅で死んだ父親。
借金まみれの叔父。
二股をかけていた、元彼氏。
そして、瞳子を襲ってきた、上司。
───だけど。
『彼』は『神獣(おおかみ)』で『男』じゃない。
今度こそ、信じたい。
これは、愛する『神獣』と共にあるが為に、運命にあらがう、ひとりの女性の物語。
文字数 217,667
最終更新日 2025.06.18
登録日 2024.12.28
210
211
鶯(うぐいす)に天妃の記憶と力が戻り、天帝と結ばれて天上の世界に帰った。
鶯は天帝の黒緋(くろあけ)と、黒緋との間にできた二人の子ども(紫紺・青藍)と天上の宮殿で幸せに暮らしている。
しかし以前の黒緋は天妃がいながらも多くの妻室(側室)を囲っていた。黒緋は天妃を愛したことですべての妻室を離縁したが、それでも元妻室たちは天帝の寵愛を忘れられずに天妃の鶯に嫉妬して憎々しく思っていた。
とくに三の妻は鶯を激しく憎悪し、呪っているという噂まである。
噂を裏付けるように鶯の周りで異変が起き始め、しかも鶯をつけ狙う男まで現われて…。
※本作品は第二部です。
第一部『冷遇された斎王の姉ですが、じつは天界の天妃でした~封印を解かれた天妃は天帝とかわいい子どもたちに囲まれて幸せです~』
第一部を読まなくても大丈夫なように書いていますが、気になる方はどうぞ。切ない展開からの溺愛ハピエンです。
鶯(うぐいす)…天界の天妃。地上で人間として暮らしていたが、黒緋とふたたび結ばれ、記憶と力を取り戻して天界の天妃の座に戻る
黒緋(くろあけ)…天界の天帝。過去に妻室(側室)を多く囲っていたが、天妃のために全員離縁した
紫紺(しこん)…黒緋と鶯の第一子。三歳くらい
青藍(せいらん)…黒緋と鶯の第二子。まだ赤ちゃん
離寛(りかん)…黒緋の友人。天上の武将。
萌黄(もえぎ)…斎宮(さいぐう)の斎王(さいおう)。鶯の双子の妹。姉さま大好き。
三(み)の妻(つま)…天帝に離縁された三番目の妻室(さいしつ)※妻室とは上位の側室
※平安時代、神という存在は天界の天帝。
※斎王とは伊勢の斎宮に暮らし、地上で天帝に祈りを捧げる人間。表向きは歴代皇女の任だが、実際は神気の強い女性が選ばれている。
文字数 33,016
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.07
212
鬼の頭領(人外)×生け贄の青年(人間)
──────────
●登場人物
○生け贄の青年
・受け(主人公)
・18歳
・名無し
・髪:黒色、眼:瑠璃色
○蒼月(そうげつ)
・攻め
・256歳(人間換算で20代半ばくらい)
・鬼の頭領
・髪:白色、眼:金色、角:瑠璃色
●あらすじ
瑠璃色の瞳を持つがゆえに村人から忌避されていた孤児の青年が、雨乞いの生け贄として選ばれた。
しかし、雷の夜、偶然の出来事によって繋がった常世(とこよ)への道に落ちてしまう。
「そんな醜悪な人間なんて、さっさと殺してしまえば良いのですよ」
美しき鬼と生け贄の青年が出会う時、運命の歯車が動き出す───。
──────────
※和風人外ファンタジーなお話です。
※時代は江戸時代初期頃をイメージしています。
※なので登場人物たちは全員着物を着ています。
※BLove様で開催されたコンテスト用に書いた短編小説(全10話)です。
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
※いいね、お気に入り、感想、大歓迎です!!
文字数 15,425
最終更新日 2025.06.15
登録日 2024.08.10
213
東京都世田川区、多摩川のほとりに広がる緑豊かな土地は、野地 豪汰にとって祖父・瑛人から受け継いだかけがえのない宝物だった。幼い頃の記憶が刻まれたその場所は、豪汰の人生そのものだった。しかし、その平穏は突如、悪辣な地面師グループによって打ち砕かれる。彼らの手口は巧妙を極め、偽造された書類と偽の人物を使って、あっという間に豪汰から土地を騙し取ってしまったのだ。
呆然自失となる豪汰に、さらなる衝撃が襲いかかる。地面師グループの背後には、世田谷区を牛耳る凶悪なヤクザ組織、世田川組の影があったのだ。リーダー・川面 天地は、土地を取り戻そうとする者には徹底的な「口封じ」を行うという、世田川組との血生臭い契約を結んでいた。「これほどの大きな兵器を持った所有者は、必ず俺らを突き止めて裁判を起こすだろう。ならば、怖いお兄さん達に口封じさせてやろう!」天地は、その恐ろしい思惑のままに、豪汰を絶望の淵に突き落とした。
失意の底で、豪汰は土地を取り戻す決意を固める。その夜、奪われたはずの土地に足を踏み入れた豪汰の前に、神秘的な光とともに美しい女性が現れた。彼女こそ、この土地を守る精霊、精園 木精(せいえん こだま)だった。驚く豪汰に、木精は衝撃の真実を告げる。この土地の地下深くには、紀元前3000年頃の原始人が無邪気な好奇心で作ったという人工クレーターが隠されているのだと。
「私は大正の時代からこの地を守ってきました。けれど、力が足りず、このクレーターが原因で関東大震災、阪神・淡路大震災、そして東日本大震災が起きてしまった……」木精は、日本の「地震大国」の悲しき歴史の裏側を、苦悶の表情で語る。しかし、豪汰の祖父・瑛人がこの土地の所有者となってからは、彼の純粋な供え物によって木精の力は増強され、壊滅的な大地震を食い止めてきたのだという。
もし地面師グループがこのクレーターを悪用すれば、日本全土が海の底に沈むほどの巨大地震が引き起こされる――。木精の訴えに、豪汰は言葉を失う。彼が取り戻すべきは、祖父との思い出が詰まった土地だけではなかった。愛する故郷、そして日本そのものだったのだ。
木精は、豪汰の一家直系の家系にしか見えない特別な存在だった。彼女の持つ「過去のビジョン」の能力は、地面師グループの巧妙な詐欺手口と、世田川組との恐るべき連携を鮮明に映し出す。豪汰は、親の友人であるベテラン警察官・常察 諭官と、凄腕弁護士・弁開 一護に協力を求めるが、精霊の存在とクレーターの秘密をどう説明すれば良いのか……。
愛する土地と日本を救うため、豪汰と精霊・木精の、種族を超えた絆をかけた壮絶な戦いが、今、幕を開ける。
文字数 13,449
最終更新日 2025.06.14
登録日 2025.06.14
214
2007年5月10日・M-SO日本京都府京都市、或未曾有な夢から目覚めた名家『弥生家』の長女・弥生凪花は自身の不注意で鬼教師から教室を追い出され、途方に暮れている時、登校中に聞こえた噂通りの不審者に遭遇し、追われてしまう。
すると、凪花の脳内に見覚えのある声が響く、凪花はその声通りに道を辿ると、或山奥の巨岩のもとに辿り着く。其の岩には日本刀が刺さっており、その下には鞘が落ちてあった。
凪花はその日本刀で不審者の体躯を斬ると、斬られた不審者は日本刀から血を巻き取られ、最期を迎え、凪花は人を殺して仕舞ったと後悔する。すると、人間だった不審者は忽ち肉体が豹変し、悪鬼となっていた。
不審者の正体は悪鬼であり、凪花が手にした日本刀は邪心に反応して血を渦状に巻き取る妖刀『渦潮丸』であり、声の正体は嘗て西日本を全体に勢力を広げ、天下統一目前に病に臥した越前国の武将・神渕眞栗であった。神渕眞栗の言葉によって、凪花は退魔師としての人生を歩む事となる……。
此れは武将・神渕眞栗の妖刀『渦潮丸』を手にした名家の少女が京都の英雄になるまでの成長譚であり、悪しき妖怪から京都を守る英雄譚である。
※カクヨムにも同様の内容を掲載中です。どっちでも読んでも構いません。
※作者が影響を受けやすい人間である為、影響を受けている作品を無意識に意識している所があるので、ご了承してください。
文字数 10,009
最終更新日 2025.06.02
登録日 2024.11.19
215
戦乱の世に咲いた、名もなき恋。
紫陽花の約束は、命を越えて――。
時は戦国、天正元年。
織田信長の裏切りにより、浅井家は滅亡の危機に晒される。
小谷城の姫・綾は、ある雨の日に正体不明の青年と出会い、紫陽花咲く庭で心を通わせる。
だが彼の正体は、敵将・織田軍の若き使者、柴田信継だった。
敵味方に引き裂かれながらも、来年の紫陽花の季節に再会を誓ったふたり。
戦火と裏切り、血と誠の狭間で、生きる意味を問い続けた恋の行方は――。
歴史に名を残さなかった者たちが、季節の花とともに語り継ぐ、儚くも強い愛の物語。
名を捨ててでも守りたかった想いが、あなたの胸に静かに咲く。
文字数 16,359
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.30
216
「昔々」ではじまるお話です。
日本の昔話を下地に、オリジナルキャラクターと過去の時代や現代の星にまつわる題材をあわせて仕上げました。イメージは、「現代の語り部が語る昔話」。
日本昔話に題材は取りましたが、ストーリーは完全にオリジナルです。
夕づつ=宵の明星。「つつ」は、古代「星」を意味する言葉として使われていました。
別サイトでコンテスト(終了)参加した作品です。
現在、個人的に紙芝居化を考えています。
文字数 1,979
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.05.27
217
あやかし狐の京都裏町案内人
レンタル有り「今日からわたくし玉藻薫は、人間をやめて、キツネに戻らせていただくことになりました!」京都でOLとして働いていた玉藻薫は、恋人との別れをきっかけに人間世界に別れを告げ、アヤカシ世界に舞い戻ることに。実家に戻ったものの、仕事をせずにゴロゴロ出来るわけでもなく……。薫は『アヤカシらしい仕事』を探しに、祖母が住む裏京都を訪ねることに。早速、裏町への入り口「土御門屋」を訪れた薫だが、案内人である安倍晴彦から「祖母の家は封鎖されている」と告げられて――?
文字数 312,265
最終更新日 2025.05.26
登録日 2019.12.25
218
雅やかなる平安京の深奥に閉じ込められた、少納言家の姫君、小夜。決められた未来と閉鎖的な貴族社会に息苦しさを感じていた彼女の心に、未曽有の疫病が蔓延する都の惨状が、新たな光を灯す。身分を隠し市井に足を踏み入れた小夜は、そこで、病に苦しむ人々を献身的に看病する、身寄りのない貧しい少女、夕霧と出会う。
身分も、育ちも、生きる世界も異なる二人。しかし、死の影が都を覆う中で、小夜は夕霧の持つひたむきな生命力と、慈悲深い心に強く惹かれていく。夕霧もまた、高貴な身でありながら驕らず、人々を案じる小夜の純粋さに、貴族への固定観念を揺るがされる。
密やかな逢瀬を重ねるうちに、身分を超えた禁断の愛が芽生える二人。だが、疫病が収束し、再び身分制度が厳しくなるにつれて、二人の関係は周囲に知られ、小夜には名家との政略結婚が迫る。兄・朝臣の疑念、乳母・お芳の監視、そして婚約者・源 経隆の存在が、二人の愛を追い詰めていく。
引き裂かれる運命の中、小夜への想いを断ち切ろうとする夕霧。しかし、互いを守り抜きたいという強い願いは、定められた「理(ことわり)」に抗い、やがて二人を都の闇へと誘う。
果たして、身分も時代も超えたこの秘められた愛は、過酷な運命を乗り越え、希望を見出すことができるのか? 雅やかなる平安の都を舞台に、禁断の恋の行方を描く、壮大な物語。
文字数 19,536
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.25
219
――戦乱の世、運命に引き寄せられるように出会った、二人の少女。その姿は、まるで鏡写しのように――。
貧しい村に暮らす娘・沙和(さわ)は、ある日突然、武士たちに連れ去られる。理由はただ一つ。病に伏せる姫君・紗姫(さひめ)と瓜二つの顔立ちだったから。
「今日からお前は、姫として生きよ」
望んだことのない華やかな衣、気の張る礼儀作法、言葉の裏に策を隠す城の人間たち。
“姫”として暮らすことを命じられた沙和は、次第に巻き込まれてゆく。
若き城主・晴親(はるちか)の鋭い視線、腹心の家臣・桐谷(きりたに)の無言の忠誠。
誰が味方で、誰が敵なのか――。
城には、触れてはならぬ秘密と、誰かの思惑が渦巻いていた。
影として生きるはずだった娘が、本物以上に輝きを放ち始めたとき、運命の歯車が静かに狂い出す。
「私が、姫の代わりを務めることに、意味があるのだとしたら――」
偽りの花嫁に託された、真実と未来。
運命に抗う影武者が、愛と誇りを胸に咲き誇る、戦国ロマンス開幕。
文字数 16,504
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.05.23
220
221
不治の病を抱え、孤独に生きてきた少女・瑠璃は、贄となるため龍神の棲まう滝壺へと身を沈める。
薄れゆく意識の中。瑠璃の前に現れたのは、恐ろしくも美しい白龍だった。
瑠璃は、龍神・珀のその瞳に悲しいほどの優しさを見出し、惹かれていく。一方、過去の悲劇から人間を哀れみ蔑む珀もまた、瑠璃の純粋さに心を奪われていく。
そうして満月の夜。
ふたりは、禁断の契りを交わす。
※毎日23時更新
※全6話
文字数 19,398
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.14
222
——この世とあの世の境を、踏み越えたのは“まだ死んでいない”青年だった。
京都・六道の辻。
地獄の釜の蓋が開くと言われる八月朔日、民俗学に興味のある彼は友人達と京都・六道の辻にある「冥界の井戸」を訪れていた。
ところが、気づけばいつの間にか“死者しか入れない”冥府庁へと迷い込んでしまう——。
確かに生きているのに、死んだ記録も生きた記録も冥府庁のデータにない。
前代未聞の存在として騒動の中心となった神崎イサナ。
直々に閻魔に呼び出された彼は、現世と冥府を行き来できる可能性に賭けて「調査課」への配属を希望する。
だが、そんな彼を待っていたのは、生者にも死者にも厳しい過酷な研修だった。
冷酷なルール至上主義者の先輩・黒野アイリ
掴みどころのない上司・初江課長
素行に問題ありな門番・春日押人
……他にも個性派だらけの冥府庁で、神崎は“なぜここに来たのか”と“自分は何者だったのか”を探しながら、生と死のはざまを生きる術を学んでいく——。
⸻
本編や他の冥府庁異聞シリーズもぜひお楽しみください♪
文字数 45,706
最終更新日 2025.05.17
登録日 2025.04.20
223
悪役令嬢として断罪された私に残されたのは、鬼神との政略結婚だった。
人ではないその男は、恐ろしく冷たい瞳で私を見下ろす。
「おまえの役目は、“花嫁”として私の傍にいること。ただそれだけだ」
──けれど、夜になると彼は豹変する。
「……誰にも、おまえを渡さん」
それはまるで、鬼が愛を覚えてしまったかのように。
気づけば私は、彼の甘くて狂おしい独占欲の檻の中で、息をすることも忘れていた。
やがて判明する、私の“本当の出自”と、封印された過去。
この恋は、政略の仮面を脱ぎ、世界の運命を揺るがす──
文字数 16,842
最終更新日 2025.05.16
登録日 2025.05.12
224
鬼縛る花嫁の完結後番外編☆第三弾です
本編をお読み頂いた方が楽しめますが、ラブラブ夫妻の事件簿としてお読みいただけることもできます。
☆あらすじ☆
商談で要の元を訪れた男が、要に媚を売ろうと女性が『ご奉仕』してくれる秘密倶楽部を紹介しようとした。
『奥様に内緒で~』という汚れた誘いに要は激昂し追い返す。
その男が後日、死体で発見された。
友人の研究員・波野波太郎に犯人逮捕の協力を求められた要。
彼は要が、伝説的な話として聞かせた『毒虫男』が犯人なのでは? というのだが……。
話の流れで、鎖子が要へのご奉仕を頑張っちゃう話から始まります。
今回はかなりの直球なRシーンがあるので、苦手な方はご注意です。
※口淫シーンがあるので注意
相変わらずの溺愛バカップル話をお楽しみください。
ハートに感想お待ちしております!
登場人物紹介(本編中間にもあります)
◯柳善縛鎖子(りゅうぜんばく・さこ)18歳
幼い頃に両親を亡くして叔母夫婦とその娘に虐げられる日々。
彼女は柳善縛家の特殊能力、抱かれた相手の鬼妖力を減退させる力を持っている。
ある日、初恋の相手の要に嫁ぎ力を減退さえる命令を受ける。
色々あったが、要と愛し合う夫婦に。
◯九鬼兜要(くきつ・かなめ)20歳
強さで有名な九鬼兜家の長男。幼い頃に帝国のために留学し努力し続けてきた。
「帝国の死神」「冷徹武士」などと呼ばれる彼が、なぜ謀反をして罰を受けることになったのか?
色々あったが、鎖子溺愛男になる。
文字数 29,343
最終更新日 2025.05.15
登録日 2025.05.01
225
架空の国の後宮物語。
若き皇帝と、彼に囚われた娘の話です。
有力政治家の娘・羽村 雪樹(はねむら せつじゅ)は「男子」だと性別を間違われたまま、自国の皇帝・蓮と固い絆で結ばれていた。
しかしとうとう少女であることを気づかれてしまった雪樹は、蓮に乱暴された挙句、後宮に幽閉されてしまう。
幼なじみとして慕っていた青年からの裏切りに、雪樹は混乱し、蓮に憎しみを抱き、そして……?
あまり暗くなり過ぎない後宮物語。
雪樹と蓮、ふたりの関係がどう変化していくのか見守っていただければ嬉しいです。
※2017年完結作品をタイトルとカテゴリを変更+全面改稿しております。
文字数 122,881
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.01.21
226
【執着年下攻め🐲×逃げる年上受け🦊】
愚者の森に住む銀狐の一族には、ある掟がある。
──群れの長となる者は必ず真竜を娶って子を成し、真竜の加護を得ること──
長となる証である紋様を持って生まれてきた皓(こう)は、成竜となった番(つがい)の真竜と、婚儀の相談の為に顔合わせをすることになった。
番の真竜とは、幼竜の時に幾度か会っている。丸い目が綺羅綺羅していて、とても愛らしい白竜だった。この子が将来自分のお嫁さんになるんだと、胸が高鳴ったことを思い出す。
どんな美人になっているんだろう。
だが相談の場に現れたのは、冷たい灰銀の目した、自分よりも体格の良い雄竜で……。
──あ、これ、俺が……抱かれる方だ。
──あんな体格いいやつのあれ、挿入したら絶対壊れる!
──ごめんみんな、俺逃げる!
逃げる銀狐の行く末は……。
そして逃げる銀狐に竜は……。
白竜×銀狐の和風系異世界ファンタジー。
文字数 121,627
最終更新日 2025.05.13
登録日 2023.10.29
一度に婚約者と仕事を失った失意の嬉野あずみは、傷心旅行で訪れた旅館で、猫又の福富と出会う。
あやかしの視えるあずみは、「仕事がないならあやかしの集まるあやかしカフェで働かないか」と猫又に勧誘されて……?
まったりとした時間の流れる古民家カフェで、あやかしたちとほっと一息。美味しいお茶に手作りお菓子。
人間社会と関わるあやかしたちの、不思議な世界を覗いてみませんか?
文字数 73,294
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.04.08
228
生まれ落ちたときから、“鬼”の眼を持っていた。
幼いころに村を焼かれ、家族を奪われた少女・叶夜(かのよ)は、
復讐を誓い、「禁術師」として生きる道を選ぶ。
妖と人の狭間に堕ちた存在――“影法師”たちと契約し、
叶夜はひとつ、またひとつ、仇を狩ってゆく。
これは、優しさを捨てて闇を選んだ少女の、
滅びと再生の物語。
文字数 8,406
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.11
229
文字数 25,540
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.05.09
230
妖、鬼、魑魅魍魎、物怪、呼び方は千差万別。それら"怪異"は時に災いを齎す。
それを退治する謎の芸者あり。人か、あるいは人の形をした何かか。さぁ、怪異なお噺の始まり始まり
……。
文字数 31,753
最終更新日 2025.05.06
登録日 2025.04.07
231
日輪の国、暁都。その桜台という土地は宝石産業で栄えている。そこに生まれた翠子は「涙が宝石に代わる病」を持って生いた。宝石屋を営む華族の娘に生まれた翠子(すいこ)は病のみを両親に愛され、翠子自身は愛されないまま十六歳を迎える。
義弟である英介にも所有物のような扱いを受け、家に主人公を想ってくれる人はひとりもいなかった。家に閉じ込められて育ち、ただ宝石を生み出すために虐げられる日々に翠子の心はすり減り、あることをきかっけに作られる宝石の質が非常に悪くなる。両親に不要とされ、金と引き換えに翠子を欲しがる土地神の元に、嫁として売られることとなった。
神である桜燐(おうりん)は翠子に会うなり深々と頭を下げた。「俺が友を止められなかったばかりに、お前がつらい思いをした」
桜燐の親友の神は人の運命を捻じ曲げる遊びに惚けていた。人を殺め人の大切なものを壊し、そういった愉悦のひとつが翠子に人のものではない力を与えることだった。桜燐はその親友を殺したが、そのことで力を失い、十二年もの間眠りについていたのだった。目覚めた彼は親友の罪を償うために奔走しており、その一環で翠子を嫁に迎えたのだった。
結婚先でも愛されることはないと諦めていた翠子は、自分が嫁にとられた理由が贖罪であることに対して驚くも、はじめて向けられた温かな気持ちに心を溶かされていく。
贖罪を手伝いながら、愛をほとんど知らぬ少女が愛される喜びを知り、幸せになろうとする物語。
全22話。投稿初日以降は毎日1話ずつ20:00に更新。
※ヤンデレ要素がありますが、ヒーローではありません。
※時代に合わせて女性蔑視の要素がありますが、作者に差別の意図はありません。
※表紙イラストは人様に依頼していただいたものです(文字入れのみ作者)
文字数 101,326
最終更新日 2025.05.01
登録日 2025.04.18
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時は昔。吉野の国の寒村に生まれ育った少女・常盤(ときわ)は、主都・白鴎(はくおう)を目指して旅立つ。領主秋月家では、当主である京次郎が正室を娶るため、国中の娘から身分を問わず花嫁候補を募っていた。
安曇城へたどりついた常盤は、美貌の花魁・夕霧や、高貴な姫君・容花、おきゃんな町娘・春日、おしとやかな令嬢・清子らと出会う。
境遇も立場もさまざまな彼女らは候補者として大部屋に集められ、その日から当主の嫁選びと称する試練が始まった。
ところが、その試練は死者が出るほど苛酷なものだった……。
常盤は試練を乗り越え、領主の正妻の座を掴みとれるのか?
文字数 59,184
最終更新日 2025.04.30
登録日 2024.07.15
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かつて妖神の器として恐れられ、絶滅を余儀なくされた九尾狐族。この一族の末裔から生まれた安倍晴明は、彼の幸せを願う母葛子の残酷な決断によって情念を封じられる。晴明はこのまま静かに人生を送るかのように思えたが、仙女玉屑との出逢いが彼の運命を一変させる。天涯孤独になった晴明は玉屑の助言によって陰陽師の賀茂忠行に引き取られ、息子保憲の弟子となり陰陽道の才能を磨いていく。
成長した晴明は山林で倒れていた少女を救出し、暗い過去を忘れたいと願う彼女を梨花と名付けて新たな人生を共に歩み始める。梨花の純真無垢な振る舞いは晴明の情念を呼び覚まし、二人はさまざまな困難を乗り越えていくうちに絆を深め夫婦になる。だが、幸せな夫婦生活は長くは続かなかった。晴明の身体に潜む九尾狐の力が最愛の妻の精気を奪い、死へ追いやってしまったのだ。彼女の死の真相を悟った晴明は絶望し、自責の念に駆られた。
晴明はもう二度と梨花には逢うことは叶わないだろうと諦めていたが、偶然にも冥界への通路を発見した彼は彼女と瓜二つの女神に出逢う。彼女は泰山府君の娘玉屑であり、人間界で梨花として生きて情劫を遂げ、真神に昇格した姿だった。だが、彼女は精気を吸収されたせいで晴明を愛した記憶を失っており、彼の命を奪い記憶を取り戻さなければ正式に真神だと認められなかった。玉屑は運命に逆らい晴明と共に生きる道を選ぶが、晴明は彼女の将来のために重大な決断をする。長い年月をかけて晴明は未熟な泰山の女神を教育し、彼を倒せるほどの力を蓄えさせた。晴明は自ら妖神と一体化して玉屑を待ち、最愛の妻から受け取った愛情を彼女に還す。晴明を失ってから彼の壮大な計画を知った玉屑は深く後悔して彼の復活を願うが、果たして天は彼女の願いに応えてくれるのだろうか?
文字数 3,454
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.25
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ある日、名を持たぬ黒き蛇は退魔組織である「鬼祓い」に捕まってしまう。鬼祓い達が蛇を贄としようとした時、蛇はある少年に式神にならないかと持ち掛けられた。その少年は仮面のように表情の無い冷たい目をしており、蛇はその少年の不気味さに嫌悪を抱きながらも式神となるのだが?
「鬼を祓いて闇を行く」と続編の2作に登場する時雨の父親の若き日を描いた話です。
終盤BL要素あり 全体的にブロマンス寄り
年齢制限ありの番外編は別に出すかもしれません
表紙 芳乃カオル様
改稿版&書き下ろし短編掲載の紙本をBoothにて頒布中
https://yuendou.booth.pm/items/6577228
文字数 116,807
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.03.31
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お忙しい方のためのあらすじ動画はこちら↓
https://youtu.be/JhmJvv-Z5jI
【ストーリーあらすじ】
■■室町、花の都で世阿弥が舞いで怪異を鎮める室町歴史和風ファンタジー■■
■■ブロマンス風、男男女の三人コンビ■■
室町時代、申楽――後の能楽――の役者の子として生まれた鬼夜叉(おにやしゃ)。
ある日、美しい鬼の少女との出会いをきっかけにして、
鬼夜叉は自分の舞いには荒ぶった魂を鎮める力があることを知る。
時は流れ、鬼夜叉たち一座は新熊野神社で申楽を演じる機会を得る。
一座とともに都に渡った鬼夜叉は、
そこで室町幕府三代将軍 足利義満(あしかが よしみつ)と出会う。
一座のため、申楽のため、義満についた怨霊を調査することになった鬼夜叉。
これは後に能楽の大成者と呼ばれた世阿弥と、彼の支援者である義満、
そして物語に書かれた美しい鬼「花鬼」たちの物語。
【その他、作品】
浅草を舞台にした和風歴史ファンタジー小説も書いていますので
興味がありましたらどうぞ~!(ブロマンス風、男男女の三人コンビ)
■あらすじ動画(1分)
https://youtu.be/AE5HQr2mx94
■あらすじ動画(3分)
https://youtu.be/dJ6__uR1REU
文字数 124,923
最終更新日 2025.04.19
登録日 2024.09.01
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これは、終わった二人が「再生」する物語。
***
最初に目にしたのは桜吹雪だった。
気が付いたら知らない場所にいて、そのまま川に落ちた少年「葉月」は、綺麗な黒髪と、激しい焔(ほのお)のような黒い瞳の少女「桜」に助けられる。
一目でその瞳に惹かれた葉月だが、彼は知らなかった。
桜が、月国(つきのくに)の巫女である「夜長姫」を殺害して復讐を遂げたことを。
夜長姫が、国を守る巫女でありながら、生まれながらに鬼の心を持つ少女だったことを。
自分が、夜長姫と瓜二つの姿に変わっていたことを。
「その心を、激しい焔を、いつまでも持ち続けてちょうだい。今、お前が、私を殺したように――――」
葉月はなぜ、夜長姫と瓜二つの姿に変わったのか。
桜が見据える先に、道は続いているのか。
そして、美しく無垢な「鬼」の死は、二人に何を遺したのかーーーー。
生きる目的も希望もなかった少年、葉月。
復讐のためだけに生きてきた少女、桜。
異なる世界で、正反対の道を歩んだ末に終わった二人が新たに紡ぐ「再生」の和風ダークファンタジー。
※ノベルアップ+、小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも掲載中です。
※ネオページでは、第二章まで公開中です。
文字数 326,001
最終更新日 2025.04.16
登録日 2021.10.25
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生まれながらに神気という力を宿す者たち――神子。
かつて人々に崇められ、祝福とともに生きていた彼らは、“神子暴走事件”をきっかけに運命を変えられた。
彼らは「神憑き」と呼ばれ、国が出した神縛令によって“処分される存在”となった。
故郷を失い、隠れ里で生き延びていた青年・水澄はある日、神憑きを狩る“焔狩”――そして、かつて兄のように慕っていた男と再会する。
「選べ、水澄。神縛令に従って処刑されるか。それとも――俺のものになるか」
「神憑きではなく、ただの人間として生き延びる方法。それを、今からお前に教える」
※執着、無理矢理要素あり。暗めです。
完結済みですがサイドストーリー追加予定です。
文字数 12,638
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.09