ざまぁ小説一覧
親友と婚約者が浮気したことを知ったアノテラは、ひどく落ち込むことになった。
そんな彼女に対して、二人は開き直って罵倒の言葉をかけてくる。親友は彼女のことを引き立て役としか思っておらず、婚約者もアノテラのことを疎ましく思っていたのだ。
そんな二人に詰め寄られていたアノテラを救ったのは、公爵令息であるドラグルドだった。
彼によって、親友と婚約者は撤退し、アノテラは窮地を脱することができた。
信頼していた二人に裏切られたという事実に、アノテラは意気消沈していた。
しかし彼女は、ドラグルドの言葉によって奮起し、二人と戦うことを決意する。
こうしてアノテラは、ドラグルドの協力も得て、動き始めるのだった。
文字数 17,753
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.26
「子供を産めない妻はいらない」
妻である私にそう吐き捨てた夫は使用人と関係を持った。
彼女を新しい妻にして子供を産ませるのだという。
絶望した私を慰めてくれたのは、その使用人の兄だった。
文字数 10,102
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.29
新ルールに変わってから、5作品ずつの投稿になり、ご面倒をお掛けしておりますが、作者の良心として、常にルールに則った上で、正々堂々と勝負したいと思っております。
現在、ライト文芸大賞へのノミネート権をゲットし、ショートショートの新作5点で最後の勝負を掛けたいと思っております。
これまで読んで頂いた皆様のお陰で、ライト文芸大賞のノミネート権を得る事が出来ました。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。結果は二の次として、精一杯トライさせて頂きます。
今回、貴重なチャンスを得た、作者からのお願いです。
作品は全てが完結形式で、5分程度で読める作品ばかりなので、目を引くタイトルだなぁと、興味を持ってもらえたなら、通勤時間中でも、昼休みでも、交通機関の渋滞中でも、何ならトイレ休憩中でも構いませんので、ポチっと押してサクッと読んで、クスっと笑って笑顔をチャージして頂けたら幸いです。
文字数 6,559
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
文字数 104,190
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.12
治癒魔法使いたちが集まり、怪我や病に苦しむ人たちを助けるために創設されたレイナード聖院で働くハリスは拝金主義を掲げる新院長の方針に逆らってクビを宣告される。
しかし、パワハラにうんざりしていたハリスは落ち込むことなく、これをいいきっかけと考えて治癒魔法と魔草薬を広めるべく独立して診療所を開業。
一方、ハリスを信頼する各分野の超一流たちはその理不尽さとあからさまな金儲け運用に激怒し、独立したハリスをサポートすべく、彼が移り住んだ辺境領地へと集結するのだった。
文字数 34,013
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.27
ある日、エド・ウィークスは婚約者であるローザ・ヘインズの『とある一面』を知ってしまった。
それは、婚約破棄を考えるほどのものだった。
しかし、エドはあえて婚約破棄をしなかった。
実はエドには、ローザには絶対に言えない計画があったからだ。
そして、あえて婚約破棄をしなかったエドは、計画を進めていくが『予期せぬ事態』に直面することになり……。
文字数 2,605
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
世の中、やたらめったらと王子や高位貴族が婚約破棄を突き付けるのが流行っている。それも大概卒業パーティーでだ。親の目を盗んで事を起こすのに最適な場なのかもしれないが、卒業パーティーの主役は卒業生のはずだ。そう、我々卒業生のはずなのだ。
我々は、今こそ、鬱憤を、晴らす!
文字数 7,300
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
文字数 51,609
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.21
タトゥーアーティストの仕事をしている乱道(らんどう)二十五歳はある日、仕事終わりに突如異世界に召喚されてしまう。
乱道が召喚されし国【エスメラルダ帝国】は聖印に支配された国だった。
「はぁ? 俺が救世主? この模様が聖印だって? イヤイヤイヤイヤ!? これ全てタトゥーですけど!?」
「「「「「えーーーーっ!?」」」」」
タトゥー(偽物)だと分かると、手のひらを返した様に乱道を「役立たず」「ポンコツ」と馬鹿にする帝国の者達。
乱道と一緒に召喚された男は、三体もの召喚獣を召喚した。
皆がその男に夢中で、乱道のことなど偽物だとほったらかし、終いには帝国で最下級とされる下民の紋を入れられる。
最悪の状況の中、乱道を救ったのは右ふくらはぎに描かれた白虎の琥珀。
その容姿はまるで可愛いぬいぐるみ。
『らんどーちゃま、ワレに任せるでち』
二足歩行でテチテチ肉球を鳴らせて歩き、キュルンと瞳を輝かせあざとく乱道を見つめる琥珀。
その姿を見た乱道は……
「オレの琥珀はこんな姿じゃねえ!」
っと絶叫するのだった。
そんな乱道が可愛いもふもふの琥珀や可愛い幼狐と共に伝説の大召喚師と言われるまでのお話。
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文字数 124,157
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.03.15
「ねぇ、この手紙の返事さぁ……アンタ書いといてよ」
私の主であるアメリー様の婚約者、第四王子のフレン様は病弱ですでに余命宣告を受けた身だ。
そんなフレン様よりある日、一通の手紙が届く。
アメリー様は「どうせもうすぐ死ぬ相手と文通する気はない」と私に手紙を投げ捨て、「適当に返事を書いておいて」と命令する。命令に背くわけにもいかず、私はアメリー様のフリをしてフレン様に返事を書く。
どうせすぐに手紙のやりとりは終わるだろう……と思っていたら、王子様は私の手紙をえらく気に入ってしまい……。
文字数 9,840
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
侯爵令嬢であるアマリアは、男爵家の養女であるアンナライラに婚約者のユースフェリア王子を盗られそうになる。
アンナライラに呪いをかけたのはアマリアだと言いアマリアを追い詰める。
アマリアは断罪される前に市井に溶け込み侯爵令嬢ではなく一市民として生きようとする。
市井ではどこかの王子が呪いにより猫になってしまったという噂がまことしやかに流れており……。
文字数 99,143
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.09.30
2022.4.1より書籍1巻発売!
2023.7.26より2巻発売中です!
2024.3.21よりコミカライズ連載がスタートしております。漫画を担当してくださったのは『ぽんこつ陰陽師あやかし縁起』の野山かける先生! ぜひチェックしてみてください!
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伯爵令嬢アリシアは、魔法薬(ポーション)研究が何より好きな『研究令嬢』だった。
社交は苦手だったが、それでも領地発展の役に立とうと領民に喜ばれるポーション作りを日々頑張っていたのだ。
しかし――
「アリシア。伯爵令嬢でありながら部屋に閉じこもってばかりいるお前はこの家にふさわしくない。よってこの領地から追放する。即刻出て行け!」
そんなアリシアの気持ちは理解されず、父親に領地を追い出されてしまう。
アリシアの父親は知らなかったのだ。たった数年で大発展を遂げた彼の領地は、すべてアリシアが大量生産していた数々のポーションのお陰だったことを。
アリシアが【調合EX】――大陸全体を見渡しても二人といない超レアスキルの持ち主だったことを。
追放されたアリシアは隣領に向かい、ポーション作りの腕を活かして大金を稼いだり困っている人を助けたりと認められていく。
それとは逆に、元いた領地はアリシアがいなくなった影響で次第に落ちぶれていくのだった。
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※閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。励みになります。
※2020.8.31 お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
※2020.9.8 多忙につき感想返信はランダムとさせていただきます。ご了承いただければと……!
※書籍化に伴う改稿により、アリシアの口調が連載版と書籍で変わっています。もしかしたら違和感があるかもしれませんが、「そういう世界線もあったんだなあ」と温かく見てくださると嬉しいです。
※2023.6.8追記 アリシアの口調を書籍版に合わせました。
文字数 320,387
最終更新日 2024.04.30
登録日 2020.08.31
「君のことは大好きだけど、そういうことをしたいとは思えないんだ」
初夜の晩、爵位を継いで伯爵になったばかりの夫、ロン様は私を寝室に置いて自分の部屋に戻っていった。
肉体的に結ばれることがないまま、3ヶ月が過ぎた頃、彼は私の妹を連れてきて言った。
「シェリル、落ち着いて聞いてほしい。ミシェルたちも僕たちと同じ状況らしいんだ。だから、夜だけパートナーを交換しないか?」
「お姉様が生んだ子供をわたしが育てて、わたしが生んだ子供をお姉様が育てれば血筋は途切れないわ」
そんな提案をされた私は、その場で離婚を申し出た。
でも、夫は絶対に別れたくないと離婚を拒み、両親や義両親も夫の味方だった。
※独特の異世界の世界観であり、設定はゆるゆるで、ご都合主義です。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。
文字数 115,820
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.06
本来悪役令嬢である彼女を溺愛しまくる彼のお話。
普段穏やかだが敵に回すと面倒くさいエリート男子による、溺愛甘々な御都合主義のハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 4,219
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
長年片思いしていた幼馴染のレイモンドに大失恋したアデレード・バルモア。
自暴自棄になった末、自分が不幸な結婚をすればレイモンドが罪悪感を抱くかもしれない、と非常に歪んだ認識のもと、女嫌いで有名なペイトン・フォワードと白い結婚をする。
しかし、初顔合わせにて「君を愛することはない」と言われてしまい、イラッときたアデレードは「嫌です。私は愛されて大切にされたい」と返した。
あまりにナチュラルに自分の宣言を否定されたペイトンが「え?」と呆けている間に、アデレードは「この結婚は政略結婚で私達は対等な関係なのだから、私だけが我慢するのはおかしい」と説き伏せ「私は貴方を愛さないので、貴方は私を愛することでお互い妥協することにしましょう」と提案する。ペイトンは、断ればよいのに何故かこの申し出を承諾してしまう。
かくして、愛され妻と嫌われ夫契約が締結された。
出鼻を挫かれたことでアデレードが気になって気になって仕方ないペイトンと、ペイトンに全く興味がないアデレード。温度差の激しい二人だったが、その関係は少しずつ変化していく。
そんな中アデレードを散々蔑ろにして傷つけたレイモンドが復縁を要請してきて……!?
*小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 150,263
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.10.17
侯爵家の次女として生まれたエリシュカ・ベンディーク。彼女は見目麗しい家族に囲まれて育ったが、その中で彼女らしさを損なうことなく、実に真っ直ぐに育っていた。
だが、それが気に入らない者も中にはいたようだ。一番身近なところに彼女のことを嫌う者がいたことに彼女だけが、長らく気づいていなかった。
嫌うというのには色々と酷すぎる部分が多々あったが、エリシュカはそれでも彼女らしさを損なうことなく、運命の人と出会うことになり、幸せになっていく。
彼だけでなくて、色んな人たちに溺愛されているのだが、その全てに気づくことは彼女には難しそうだ。
文字数 72,514
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.03.10
辺境のキルシュブリューテ王国に、美味い料理とデザートを出すカフェ・ユグドラシルという店があった。
この店を経営しているのは、とある準男爵夫妻である。
準男爵の妻である女性は紗雪といい、数年前にウィスティリア王国の王太子であるエドワード、彼女と共に異世界召喚された近藤 茉莉花、王国騎士であるギルバードとラルク、精霊使いのカーラと共に邪神を倒したのだ。
表向きはそう伝わっているが、事実は大いに異なる。
エドワードとギルバード、そして茉莉花は戦いと邪神の恐ろしさにgkbrしながら粗相をしていただけで、紗雪一人で倒したのだ。
邪神を倒しウィスティリア王国に凱旋したその日、紗雪はエドワードから「未来の王太子妃にして聖女である純粋無垢で可憐なマリカに嫉妬して虐めた」という事実無根な言いがかりをつけられた挙句、国外追放を言い渡されてしまう。
(純粋無垢?可憐?プフー。近藤さんってすぐにやらせてくれるから、大学では『ヤリマン』とか『サセコ』って呼ばれていたのですけどね。それが原因で、現在は性病に罹っているのよ?しかも、高校時代に堕胎をしている女を聖女って・・・。性女の間違いではないの?それなのに、お二人はそれを知らずにヤリマン・・・ではなく、近藤さんに手を出しちゃったのね・・・。王太子殿下と騎士さんの婚約者には、国を出る前に真実を伝えた上で婚約を解消する事を勧めておくとしましょうか)
「王太子殿下のお言葉に従います」
羽衣と霊剣・蜉蝣を使って九尾の一族を殲滅させた直後の自分を聖女召喚に巻き込んだウィスティリア王国に恨みを抱えていた紗雪は、その時に付与されたスキル【ネットショップ】を使って異世界で生き抜いていく決意をする。
紗雪は天女の血を引くとも言われている千年以上続く陰陽師の家に生まれた巫女にして最強の退魔師です。
篁家についてや羽衣の力を借りて九尾を倒した辺りは、後に語って行こうかと思っています。
文字数 495,775
最終更新日 2024.04.30
登録日 2021.06.20
貧乏なのに見栄張り、そんな両親と兄妹の居る伯爵家よりはマシ。
売られるようにして帝国へと送られる筈だった妹の代わりに彼女は帝国の皇帝。暴君 ヒンメル・ジャスピアの妃になった。
けれど三番目の妃の役割は情婦のようなものだと知る。
しかも空席の皇后の座に代わって権力をもつ二番目の妃 アエリは嫉妬深く新しい妻を酷い目に合わせるので三番目の妃が変わるのは初めてではない。
そうして家族に都合よく売られてしまったお人好しなドルチェ・ヴァニティはドルチェ・ジャスピアとなったが、彼女には美しい容姿と素晴らしい身体。そして……「魔法が使えたのか?」素晴らしい魔法の力があった。
皇帝の情婦?いいわ、なんだってやってあげる。
けれど、私を侮らないで。
うっかり喉元を噛みちぎられたく無ければね。
文字数 118,499
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.07.07
2022/08/31第二部開始となりました!
人物名検索用一覧や各種設定、SS等は下記のアドレスにあります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/708145512/14583089
――
公爵令嬢、エリージェ・ソードルは凡庸である。
同い年の者を百名集めれば、せいぜい二、三十位ぐらいの素質しかない。
優れた機転も、奇抜な発想力も、正確無比の記憶力も、無い。
希にみる初期魔力量も、目を見張る魔術適正も、高い運動能力も、無い。
毎年学園を訪れては卒業していく、”そこそこ”優秀な令嬢にすぎないのだ。
だが、誰もエリージェ・ソードルの凶行を止められなかった。
英才教育を受けていた次期王太子も、
剣の天才である伯爵子息も、
魔術の奇才児も、
異国の王子も……。
誰一人として、この女を止められなかった。
だから、この女は完成させた。
楽園を、愛した男達が離れていくことのない――楽園を完成させた。
だが、それもこの女に以前仕えていた使用人らの登場で崩壊することとなる。
そして、元護衛騎士の男に心臓を刺し貫かれて、この女、エリージェ・ソードルは死んだ……はずだった。
ところがである。
この女、気がつくと六年前の自邸にいた。
この女、エリージェ・ソードルは現実主義者である。
正確には、自身が理解できる範囲で物事を考える。
故にこの女、過去に戻ったこの現象を放置する。
だが、そのかわりに前回、公爵代理としてぶつかった難問を、徹底的に改善し始めて……。
――
凡庸な女、公爵令嬢エリージェ・ソードルが、恐るべきと形容すべき目的意識で身につけた魔力と”改善”をひっさげ、国のため、公爵領のため、領民のため、使用人のため、愛すべき人の為にがんがん突き進む。
そんなお話です。
この女、基本的に貴族主義です。
この女、基本的に論破とか説得とかしません。
多くの場合、地位や暴力で解決します。
そしてこの女、基本的に自重はしません。
胸くそ描写が多数含まれていますが、基本的にざまぁ、とセットです。
文字数 560,564
最終更新日 2024.04.29
登録日 2020.12.08
高齢の魔王に代わり、人間の箱入り末王女アメリと結婚したのは、魔王の副官を務める青年魔族ローエン。
「出自に問題がある自分は、一国の姫を娶るには分不相応だ」
そう思い込んでいるローエンは、唯一誇れる肩書きである〝魔王の副官〟の沽券を保とうと努めるのだが、アメリ姫の笑顔の前では調子を崩されっぱなしで……
政略結婚で始まった二人の、新婚生活一月目。
文字数 8,080
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
「他に女ができたからお前とはもう別れる! 相手は伯爵令嬢で貴族の妻にふさわしい女性だ! 平民のお前は実家に帰って俺に支払う慰謝料の準備をしておくんだな!」
テナス商会の娘メリエッダは、男爵貴族のダズから婚約者の乗り換え目的で婚約破棄をされる。
その上、真実の愛に目覚めたという理由で慰謝料まで貰えると信じていたのだが……。
「なにか勘違いをされているようですが、今回の件で慰謝料をお支払いになるのはダズ様の方ですよ?」
「ええいもういい! 口を開けば金金と金に汚い奴め、そんなに金がほしいのならくれてやる! 金にがめつい女への手切れ金と思えば安いものだ!」
しかし没落寸前のダズの家はテナス商会から多額の資金援助を受けており、娘を小間使いのようにこき使われたメリエッダの父親は大激怒、その援助を打ち切る。
資金難に陥ったダズはお家断絶に焦り、慰謝料を含めて金を貸してほしいと伯爵令嬢に泣きついて醜態を晒してしまうが、彼女との出会いに隠された真実と自分を取り巻く現実を知った時にはもう遅かった。
一方メリエッダはかつての知人と再開し、新たな恋と幸せを見つけていく……。
※他サイトでも公開しています。
文字数 16,079
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.23
過去、アランは勇者パーティーにより、魔王軍に襲われた村から救出された。以降、勇者たちの雑用としてアランは彼らからの精神的肉体的な苦痛に耐えている。村を襲った魔王軍への復讐になると思って。
しかし、アランは自身を魔王軍から救ってくれたはずの勇者パーティーの不正に気付いてしまう。
さらに、警戒していたにも関わらず、ダンジョンのトラップ部屋で勇者達に殺害される。
「やーっと、起きた。アラン」
死んだはずのアランが目を覚ますと、聞こえたのはどこか懐かしい声だった――
数週間後、アランは勇者パーティーの一人である竜人ジェナの前に立っていた。
「見つけたぁ。てめえ、なんで死んでねえんだぁ?」
「遅いよ、ジェナ」
アランの仕掛けたダンジョントラップでボロボロでありながら、なおも不敵に嗤うジェナを前に、アランは復讐の炎を滾らせ戦いに挑む。
救済者と勘違いし気付けなかった過去の自分への戒めと、恨みを持って。
【感想、お気に入りに追加】、エール、お願いいたします!m(__)m
※2024年4月13日〜2024年4月29日連載、完結
※この作品は、カクヨム・小説家になろう・ノベルアップ+にも投稿しています。
【Twitter】(更新報告など)
@tuzita_en(https://twitter.com/tuzita_en)
【主要作品リスト・最新情報】
lit.link(https://lit.link/tuzitaen)
文字数 168,948
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.13
乙女ゲームなのに、大河ドラマも真っ青の重厚シナリオが話題の『エトワール・クロニクル』(通称エトクロ)。友人から勧められてあっさりハマった『わたし』は、気の毒すぎるライバル令嬢が救われるエンディングを探して延々とやり込みを続けていた……が、なぜか気が付いたらキャラクター本人に憑依トリップしてしまう。
しかも時間軸は、ライバルが婚約破棄&追放&死亡というエンディングを迎えた後。馬車ごと崖から落ちたところを、たまたま通りがかった冒険者たちに助けられたらしい。家なし、資金なし、ついでに得意だったはずの魔法はほぼすべて使用不可能。そんな状況を見かねた若手冒険者チームのリーダー・ショウに勧められ、ひとまず名前をイブマリーと改めて近くの町まで行ってみることになる。
しかしそんな中、道すがらに出くわしたモンスターとの戦闘にて、唯一残っていた生得魔法【ギフト】が思いがけない万能っぷりを発揮。ついでに神話級のレア幻獣になつかれたり、解けないはずの呪いを解いてしまったりと珍道中を続ける中、追放されてきた実家の方から何やら陰謀の気配が漂ってきて――
「もうわたし、理不尽はコリゴリだから! 楽しい余生のジャマするんなら、覚悟してもらいましょうか!!」
長すぎる余生、というか異世界ライフを、自由に楽しく過ごせるか。元・負け犬令嬢第二の人生の幕が、いま切って落とされた!
※エブリスタ様、カクヨム様、小説になろう様で並行連載中です。皆様の応援のおかげで第一部を書き切り、第二部に突入いたしました!
引き続き楽しんでいただけるように努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
文字数 513,701
最終更新日 2024.04.29
登録日 2020.06.14
子爵令嬢のリオナは伯爵令息のセルンに婚約破棄を言い渡されてしまった。
あまりのことに戸惑うリオナだが、二人の殿方が彼女を取り合うことになる。
第四王子であり幼馴染のヨシュアと侯爵令息であり、リオナに恋心を抱いたマイケルだ。
マイケルとヨシュアはリオナを巡って奮闘することになるのだった。
セルンはとんでもない敵が生まれてしまい、リオナに婚約破棄したことを心から後悔する羽目に……。
文字数 7,095
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.28
私はキャロライン=イーデン。栗色のストレートの髪とハシバミ色の瞳をしていたちょっと太めの体型の伯爵令嬢だ。
おまけに何故か…小さい頃から『不幸体質』なのだ。
「絶対にモルゴール侯爵には嫁ぎません。私は嫁ぎ先で食べられたくありませんわ!どうぞそこに立っている役立たずの仔豚…いえ、キャロライン姉様にお願いして下さいませ!」
泣いて訴える義妹の代わりに、わたしは吸血鬼と名高い『怪物ダニエル=モルゴール侯爵』の元へと強制的に太らされ、『餌』として嫁ぐことになってしまった。
『いっそ逃げちゃおうかな』と思いつつ『棺桶城』でわたしを待っていたのは、『おねショタ』小説にドはまり中のわたしにとってどストライクな少年の姿のダニエル=モルゴール侯爵閣下だった…!
でもね…いくら好みの侯爵閣下でも!いくら仔豚令嬢のわたしでも!そんな簡単に美味しくいただかれたくないっての!
けれど…少年侯爵は、食欲の為なのか愛なのか、どうやら簡単にわたしを離してくれないらしい。
逃げるべきか、食べられるべきか、子豚令嬢どうする!?
そしてわたしの『不健康』と『不幸体質』の正体とは――!?
性癖詰め合わせのお気楽・ご都合主義ストーリーです。
R15にしてありますが、一応念のためです。
*朝更新していきます。
文字数 65,447
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.01.03
主人公の高橋翔はとある願いを持っていた。
それは絶対に叶えたい願いであり、彼の生きる目的そのものだった。
そう自覚したのは、それを目指したのは幸せな時を生きるはずだったある日だった。
その日、彼の心が壊れた。
いや、もしかしたら日々の中で既に壊れていたのかもしれない。
これはそんな彼が辿った日々の物語。
文字数 23,875
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.02.14
「これは政略結婚だ。おまえを愛することはない」
初めて会った婚約者は、膝の上に女をのせていた。
男爵家の者達はみな、彼女が見えていないふりをする。
どうやら、男爵の愛人が幽霊のふりをして、私に嫌がらせをしているようだ。
「なんだ? まさかまた、幽霊がいるなんて言うんじゃないだろうな?」
私は「うそつき令嬢」と呼ばれている。
幼い頃に「幽霊が見える」と王妃に言ってしまったからだ。
婚約者も、愛人も、召使たちも。みんな私のことが気に入らないのね。
いいわ。最後までこの茶番劇に付き合ってあげる。
だって、私には見えるのだから。
※小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 13,264
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.28
小さい頃から文武共に才能を発揮していた大門入人は、周囲から大物になると噂されその将来を嘱望されていた。期待通りの学校・会社に就職した彼は、そのままエリート街道を突き進んでいく。
しかし、幼い頃に抱いていた教師になるという夢はずっと胸の中で燻り続けており、父の死をキッカケに転職することを決意する。
いよいよ念願の教師生活が始まると思った矢先、中学生の時のクラスメイトから動画が添付されたメッセージが届く。
そのメッセージには、『催眠アプリ』という怪しげなアプリが入っていて‥
文字数 171,206
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.02.03
パーティ会場の隅で壁の花となった令嬢。彼女に話しかけた青年は次々と風変わりな問題を出し始めた…
ウミガメのスープ風謎解きです。
文字数 3,842
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.02.16
伯爵家の令嬢であるエリシュは周囲の人間から愛されて育ってきた。
そんな幸せなエリシュの人生が一変したのは、森で倒れていたとある少女を伯爵家の養子として迎え入れたことが発端だった。
そこからエリシュの地獄の日々が始まる。
人形のように愛くるしい義妹によって家族や使用人たちがエリシュの手から離れていった。
更には見にくい嫉妬心から義妹に嫌がらせしているという根も葉もない噂を流され、孤立無援となったエリシュに残された最後の希望は婚約者との結婚だけだった。
だがその希望すら嘲笑うかのように義妹の手によってあっさりとエリシュは婚約者まで奪われて婚約破棄をされ、激怒した父親からも勘当されてしまう。
平民落ちとなったエリシュは新たな人生を歩み始める。
文字数 11,544
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.27
「今この瞬間を以て、私、レオナルド・ラルスト・オーギストは、ユティカ・フィオナ・グラツィーニ公爵令嬢との婚約を破棄する!!」
華々しい有終の美を飾るはずであった王立学園の卒業パーティーの終盤で、事件は起きた。
レオナルド・ラルスト・オーギスト王太子の言葉に、公爵令嬢ユティカ・フィオナ・グラツィーニは困ったように眉を下げ、理由を尋ねる。すると、レオナルドの口からこんな言葉が飛び出した。
「お前が、私を“愛さない”からだ」
愛に狂ったレオナルドは、項垂れてしまったユティカにナイフを向ける。
小指を握りしめたユティカは、「助けて」と希う。
前世の大切な人に教えてもらったおまじない。
今は誰も叶えてくれないおまじない。
この声は誰かに届くのだろうか———。
文字数 14,184
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.20
「君は側妃だが先に伝えておく。正妃を差し置いて君を愛することはない」
男爵令嬢のリスベルテスは王命により、なぜか正妃との間に世継ぎを作りたがらない王太子ルドリエの側妃として嫁ぐことになった。
リスベルテスに与えられた役目は正妃に代わって保険で子を設けること。
とはいえ最初は冷たく拒絶される彼女であったが、ルドリエが実は魅了魔法によって正妃の虜になっていることを見抜き、ある方法でその魅了を解除した。
すると正妃に対する嘘の恋心がなくなったルドリエは、今度は自分を解放してくれたリスベルテスを本心から溺愛するようになり――。
文字数 17,941
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.21
「伯爵令嬢ヒメリア・ルーイン。貴様はこの国の面汚し、婚約はもちろん破棄、死んで詫びるがいいっ断罪だっ!」
「そんなっ! 一体、どうしてそんな酷いことを? いやぁっ」
ザシュッ!
婚約者である【王太子クルスペーラ】と彼の新たな恋人【聖女フィオナ】に断罪されるという恐怖の夢、息苦しさを覚えてヒメリアが目覚めると……そこは見慣れた自室だった。
「まさか時間が巻き戻っているの。それとも同じ人生をもう一度繰り返してる……五回目よね」
これは清らかな伯爵令嬢ヒメリア・ルーインが、悲劇的なタイムリープの輪から抜け出すまでの物語。
* 2024年04月28日、第二部前日譚『赤い月の魔女達』更新。
* 次章は2024年05月下旬以降を予定しております。
* ショートショート作品として一度完結していましたが、長編版として連載再開です。ショート版の最終話の続きとしてクリスマスの幕間、前世のエピソード、初回のループからの伏線回収などを予定しております。
* アルファポリスさんと小説家になろうさんに投稿しております。
文字数 147,860
最終更新日 2024.04.28
登録日 2020.06.26
侯爵令嬢のイーリスは無類の女好きで女性関連のトラブルが尽きないバイドル王子と婚約をしていたが、持ち前の貞操観念の高さから婚前交渉はしないと宣言していたため、二人の仲はギクシャクしていた。
そんなある日王子の浮気現場を目撃したところ、彼の方から「ヤレない女とは別れる」と婚約破棄を告げられる。
あまりの理由に呆れながらも甘んじて婚約破棄を受け入れたイーリスだったが、王子の愚行を知った王家から呼び出され、そこでバイドル王子の称号剥奪をかけた(性の)再教育を行うことを知らされた。
そして再教育を行う教師としてイーリスに紹介されたのは、自らを流れのメイドと名乗る謎の美人、メリーヌタだった。
やがてイーリスは不思議な魅力を秘めたメリーヌタと交友を重ねて友情を育んでいくが、彼女にはある秘密があった。
一方その頃、メリーヌタのドS教育によって長い禁欲生活を強いられていたバイドルはとうとう暴走を始め……⁉
※他サイトでも公開しています。
文字数 15,017
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.24
第三王子が趣味で行っている冒険のパーティに所属するマッパー兼食事係の私、アニエスは突然パーティを追放されてしまった。
というのも、新しい食事係の少女をスカウトしたそうで、水魔法しか使えない私とは違い、複数の魔法が使えるのだとか。
私も、好きでもない王子から勝手に婚約者呼ばわりされていたし、追放されたのはありがたいかも。
だけど私が唯一使える水魔法が、実は「飲むと数時間の間、能力を倍増する」効果が得られる神水だったらしく、その効果を失った王子のパーティは、一気に転落していく。
戻ってきて欲しいって言われても、既にモフモフ妖狐や、新しい仲間たちと幸せな日々を過ごしてますから。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
文字数 517,781
最終更新日 2024.04.28
登録日 2020.08.24
ジェレマイア公爵家のヒルトンとアールマイト伯爵家のキャメルはお互い17の頃に婚約を誓た。しかし、それは3年後にヒルトンの威勢の良い声と共に破棄されることとなる。
「お前が私のお父様を殺したんだろう!」
身に覚えがない罪に問われ、キャメルは何が何だか分からぬまま、隣国のエセルター領へと亡命することとなった。しかし、そこは異様な国で...?
※拙文です。ご容赦ください。
※この物語はフィクションです。
※作者のご都合主義アリ
※三章からは恋愛色強めで書いていきます。
文字数 89,809
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.12.29
梅田渚は、過労死してしまったブラック企業の社畜だった。しかし、彼女はなんと異世界に転生してしまったのだ。新しい世界では、彼女は美しい貴族令嬢、カタリナ・ベルノッティとして生まれ変わった。
この世界は、天然資源が豊富に取れるため、国民はほとんど働かずとも裕福な暮らしを送ることができる。カタリナもまた、その中で幸せな生活を送っていた。
ある日、この国の王太子、ノワカ・ホリックから突然プロポーズされ、婚約者となる。カタリナは喜び勇んで受け入れたが、突然ノワカにプロポーズを破棄されてしまう。さらに、無実の罪を着せられ、労役という最も重い罰を受けることになった。
しかし、カタリナはこの世界での重労働に対して、前世での経験からしてもあまり心配はしていなかった。資源が豊富で誰も働かない国での労働は、彼女にとっては些末なものだった。
すぐに、カタリナは頭角を現し、この世界の天然資源を活用した効率的な作業方法を導入し始めた。彼女は、前世の知識を活かして、元の世界とこの世界を自由に往来できる装置まで開発してしまったのだ。
そして、カタリナはこの装置を使って、裏切り者であるノワカを前世の世界に転生させることを決意する。彼女は、ノワカに本当の重労働がどのようなものなのかを身をもって教えるため、復讐を実行するのであった。
文字数 69,406
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.02.15
両親を事故で亡くした花耶(かや)は、叔父一家に虐げられながらも、両親の言いつけを守り山の祠を毎日掃除している。
ある日、いつもどおりに祠へ行くと、不思議な瞳の色をした男性が現れて――。
これは不遇な扱いを受ける少女が、神に見初められて幸せになる話。
文字数 493
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
伯爵令息のエスメラルダは幼い頃から恋心を抱いていたレオンスタリア王国の国王であるキースと結婚し、王妃となった。
しかし、当のキースからは冷遇され、1人寂しく別居生活を送っている。
それでもキースへの想いを捨てきれないエスメラルダ。
だが、その思いも虚しく、エスメラルダはキースが別の令嬢を新しい妃を迎えようとしている場面に遭遇してしまう。
流石に心が折れてしまったエスメラルダは離婚を決意するが…?
エスメラルダの一途な初恋はキースに届くのか?
そして、キースの本当の気持ちは?
分かりづらい伏線とそこそこのどんでん返しありな喜怒哀楽激しめ王妃のシリアス?コメディ?こじらせ初恋BLです!
※R指定は保険です。
文字数 30,205
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.12.01