切ない小説一覧
時は江戸。妖怪たちの隠れ里に住む八末(やすえ)は、かつて人間に虐げられ右目を失った化け猫だった。
そんな彼女だが、ひょんなことから人間たちの住む町に行くこととなる。
たった一夜の娯楽のためのはずだった。しかし、八末はそこで矢助(やすけ)と呼ばれる、左目の無い男に一目惚れをしたのだ。
妖怪と人間。誰もが無茶だと思った恋は、今始まりの音を告げる――。
文字数 50,454
最終更新日 2022.05.11
登録日 2022.05.05
幼馴染の王太子アレクサンド殿下から婚約破棄を宣言された聖女のルイーズ公爵令嬢。
「お姉様助けて!彼に一方的に捨てられた!」
泣きつく妹のルイーズを姉のエマは優しく慰める。
「妹が可哀想です!」
溺愛して可愛がっていた妹に同情を誘われた姉はアレクサンド殿下に怒りの抗議をします。
「話が違うでしょ!怒った私が馬鹿みたいじゃないの!」
信頼していた妹に裏切られて姉はキレた。興奮が頂点に達して心が乱れ激しい怒りでいつまでも体が震える。
文字数 16,490
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.02.28
ジェシカ子爵令嬢はノア伯爵令息と恋人で婚約を誓い合う仲だったが、突然友人のアリス伯爵令嬢から彼が別の人と結婚すると聞かされる。
そんなことはあり得ないという複雑な思いのジェシカだったが後日デートが終わると別れ話を切り出されて呆然とした気持ちになった。
アリスから話を聞くと恋人が結婚する相手はクロエという。クロエ?妹と同じ名前で学園の1学年下?間違いなく妹で確定する。
姉ジェシカは妹クロエと話し合って彼ノアにお仕置きしようと考えるが……
文字数 10,595
最終更新日 2021.04.03
登録日 2021.04.01
端から見れば、普通の高校生カップルかもね
「ひな、何食う?」
「あ、ゲーセン寄ってかね?」
もうすっかり忘れていた若い頃の遊び方
「うち来なよ。
しばらく親、帰って来ねーから」
「初めて?
じゃ、バージンもらい!」
その年の差
12歳
もっと遅くに生まれてればよかったって思った
…ううん
せめて年相応の姿ならば、諦める事ができたのかもしれないね
*******
「…よかったら、途中まで送らせてもらえませんか。
今度は、個人的な理由かもしれませんが…」
「かわいい人だなって、思って見てました。
僕も…男ですから」
お互い結婚適齢期を過ぎちゃってるかな
童顔な私を子ども扱いせず、オンナとして見てくれる
「ずっと、ずっと僕があなたを守っていきます。
だから…ずっと、ずっと僕の側にいて下さい」
その年の差
9歳
─W 年の差 恋愛─
私も真剣に考えなきゃならない
結婚
だけど…っ
「俺、ひなとずっと一緒にいたい」
ダメ
ダメなの
私はキミとはつり合わない
見た目はキミのようにヒナだけど
心はキミ以上にオトナなの!
「好きだよ、ひな。
俺やっぱ、ひながいい」
好きになっちゃ、ダメ
だって私は
キミの母親になろうとしているのよ…!
※既出漫画コンテンツ、ひな*恋のノベルバージョンです!
むしろこちらが原作で、そこから漫画をアップしました。もしよかったら、どちらもドゾー!
文字数 154,693
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.04.13
妻から突然離婚届を書くように言われた主人公。
納得がいかないが、色々な手を尽くしたところで、結局主人公は悲しみに打ちひしがれてしまう…
文字数 1,459
最終更新日 2022.05.17
登録日 2022.05.17
執拗に夜中に交わろうとする彼氏にうんざりしかけている主人公は、勤務先の若い男に近づいて行ってしまう…
しかし、そんなこともすぐに疑われ始めて…
文字数 1,681
最終更新日 2022.06.01
登録日 2022.06.01
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。
イントロダクション
西暦2059年
生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。
それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。
凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。
エピソード①~三つ子の魂編~
<あらすじ>
新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。
その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。
少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。
新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。
西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。
表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9)
タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
文字数 122,190
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.06
文字数 4,232
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.31
肝試しをしに廃墟になった学校に10時過ぎにクラス全員で行くと、職員室までたどり着いたら眠気に駆られ全員倒れるように寝てしまう。
目が覚めたらそこは自分の教室の机に寝ていた。
クラスの中に偽物がいる。24時間以内に見つけ出さないと全員処刑されるゲームが始まった。
見つければ出られる。
信頼、友達、崩れかけ仲間割れも始まり本当の友達は誰?
そのゲームには秘密があった。
文字数 3,503
最終更新日 2019.02.27
登録日 2019.02.26
女は財産を、男は名誉を求める……。
令嬢と令息のいびつな婚約生活。壊れそうで、壊れない?
文字数 1,736
最終更新日 2019.12.21
登録日 2019.12.18
『潮流』(完結)
大学進学と共に地元を離れて一人暮らしをしていた主人公の元に、母親から1本の電話が入る。
それは、祖母の危篤を告げる内容で、主人公は、悩みながらも実家のある広島へと帰省する。
そこで、妹の舞から、祖母の病を治すため、弥山の霊薬を手に入れようと提案されて――――。
『春の妖精』(完結)
雪に閉ざされた町で、貧しい男の子と花売りの女の子が出会い、春を探す物語。
『黒猫の魔法』(完結)
自分の心無い言葉で恋人を永遠に失った一哉は、空虚な日々を過ごしていた。
ある日、一匹の黒猫を拾ったことで、一哉の生活が少しずつ変化していく……。
※これまで書き溜めた短編小説の数々を少しずつ掲載していきます。
もし、少しでも気に入って頂けたら、ご感想を頂けると嬉しいです。
文字数 26,568
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.01.28
R-18/同級生/プロサッカー選手/花屋店員/ノンケ健気攻/ゲイ純粋受/etc.
【サッカー選手×花屋店員】
ガーデニングが好きな宅福 史壱(ヤカネ フミイチ)は、高校時代からの彼氏が、友人である遠藤 修斗(エンドウ シュウト)への当て付けで自分と付き合っていたことを知り、大学の時に彼と別れる。それを機に、修斗とは距離を置き、連絡も一切取らなかった。
高校の時から史壱に好きだと迫っていた修斗は高校を卒業してプロのサッカー選手になり、二年前から外国の有名チームと契約をしており、日本には殆どいない。史壱は修斗と会うこともないだろうと安心していたのだが、その矢先、正社員として勤める花屋に修斗が訪れ、止まっていた二人の時間は大きく動き出すのだった。
*不定期更新。
性描写があります故、高校生含む18歳未満の方は、自己責任に於いて判断をお願い致します。
当方では、如何なる不利益を被られましても責任が取れませんので、予めご理解下さいませ。
タイトル横に*印がある頁は性的描写を含みますので、お気を付け下さい。
此方の作品は、作者の妄想によるフィクションであり、実際のものとは一切の関係も御座いません。
また、作者は専門家ではありませんので、間違った解釈等あるかと思います。
「性教育はコッソリと」スピンオフ作品となります。
一部連動することもあり、ネタバレなど含まれる可能性もあります。
以上のことご理解頂けたらと思います。
文字数 9,824
最終更新日 2019.05.31
登録日 2018.07.08
空手はほんの少し齧った程度。まったく強くはない、むしろ弱い私は、好奇心から軽率にもスリランカにできたばかりの空手道場の指導員として、空手指導普及の任務を引き受けてしまいました。
しかも「もし誰かと戦うことになったら、どんな卑怯な手を使っても絶対に負けてはならない」という厳命を受けて。
腕前はからきしのインチキ空手家の私が、ハッタリと機転と卑怯な手を駆使して、バンコクのムエタイ使い、身長2mのフランス人空手家、スリランカのソルジャー、プノンペンのショットガン強盗、チェンマイ・マフィアなど数々の難敵を退け任務を果たそうとアジア各地を奔走する命がけ旅行記。
後半部では少々切ないロマンスもあります。
※エブリスタ、カクヨムにも同時連載中です。
文字数 215,585
最終更新日 2019.05.09
登録日 2019.04.08
文字数 8,553
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
近所じゃ仲良し幼なじみで有名だった私達。
それなのに、ある日を境に彼は突然冷たくなった。
「うるせーな…近寄んなよ」
毎日吐かれる暴言と冷たい態度。
だけど、そんな彼はときどき私に甘さを見せる。
「…奏、ごめんな」
いつもは冷たいくせに、たまに見せるその優しさは一体なに?
幼なじみの切ない青春ラブストーリー
文字数 4,800
最終更新日 2019.02.02
登録日 2019.01.31
幼い頃からずっと夢に出てくるあいつを探している。
多分俺たちがいたのは江戸時代で、俺もあいつも幕臣で帯刀している。
俺はあいつが好きだった。
だけど生涯それを伝えることはなかった。
あいつはきっとこの世界に居て、きっと俺と同じで記憶を持って生まれてる。
俺はそう信じて今までどこかにあいつの気配がないか探して生きてきた。
文字数 5,011
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.24
台風が来るので、今日の私はお休みです。
台風が来たので、今日で親友を終わります。
台風が行ったので、今日から私がお姫様
そんなお話です。
上二つを書き直して、更にその先に続きます。
文字数 12,912
最終更新日 2018.09.09
登録日 2018.09.07
一年ぶりに実家に帰って来た青年、勝。
妹と実家を掃除しようとする彼のもとに、次々と客が訪れる。
サヌカイトの音とともに訪れる彼らの目的とは。
香川を舞台にしたやや不思議なハートフルストーリーです。
文字数 16,515
最終更新日 2022.04.30
登録日 2022.04.30
面倒臭さがりの藤井篤人は、高校1年の夏休み、ダラダラと自堕落な生活を送っていた。が、中学3年の時付き合っていた元カノに今の彼氏の浮気相談を頼まれたがメンドクサイので無視。
ところが元カノが家までやって来て、渋々付き合う事に………。
※この作品は他サイトでも掲載されています。
文字数 5,566
最終更新日 2019.11.27
登録日 2019.11.27
自殺願望がある引きこもり不登校の少女が周りに唆されて修学旅行に来た。
けれど、修学旅行は彼女にとっては苦痛でしかなく、どこにも逃げ場がない彼女は浴場で自殺を試みようとする。
しかし、邪魔が入った。
邪魔をしたのは、なんと男の子だった―――
※※
推理小説と同じで、模倣はしないでください。
百合シチュエーションにしようと思いましたが、ボーイミーツガールにしてみました。御都合主義ですけども。
引きこもりや自殺願望を変えるのはなかなか難しかったり……
ポジティブに変わるきっかけは現実には簡単に転がっておらず、このお話は御都合主義ですが、生きていないと始まらないし、外との関わりが必要かもしれません。
(もちろん、自分だけで満たされて完結しているので自分だけの世界に籠るのもいいのかも)
言いたいことは、読んだ人みんなに幸あれ。
文字数 1,727
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.27
道志川沿いに青根という神奈川県相模原市の集落があるのだが、そこにはジィジ宮とバァバァ宮という変わった名前の祠がある。この名前の由来には青根に伝わる悲しいお話があったのだった。
文字数 9,024
最終更新日 2022.06.23
登録日 2021.12.03
タイトルのブエン・ビアッヘという言葉はスペイン語で『良い旅を!』という決まり文句です。英語なら、ハヴ・ア・ナイス・トリップ、仏語なら、ボン・ヴォアヤージュといった定型的表現です。この物語はアラカンの男とアラフォーの女との奇妙な夫婦偽装の長期旅行を描いています。二人はそれぞれ未婚の男女で、男は女の元上司、女は男の知人の娘という設定にしています。二人はスペインをほぼ一ヶ月にわたり、旅行をしたが、この間、性的な関係は一切無しで、これは読者の期待を裏切っているかも知れない。ただ、恋の芽生えはあり、二人は将来的に結ばれるということを暗示して、物語は終わる。筆者はかつて、スペインを一ヶ月にわたり、旅をした経験があり、この物語は訪れた場所、そこで感じた感興等、可能な限り、忠実に再現したつもりである。長い物語であるが、スペインという国を愛してやまない筆者の思い入れも加味して読破されんことを願う。
文字数 81,517
最終更新日 2018.03.08
登録日 2018.03.08
勇者のパーティーの一員であった魔術師のリーシャ。
彼女は眼を覚ますと、かつて敵であった男・シンの腕の中にいた。
掻き抱くようにあたたかい腕の中に閉じ込められながら、不思議に思う。
一体なぜーー?
※リーシャ、シン視点各1話ずつ計2話の構成になっています。
※この短編は小説家になろうにも掲載していますが、本当に若干ですが修正が入っておりますのでこちらでの観覧をお勧めします。
文字数 8,842
最終更新日 2019.12.21
登録日 2019.12.20
<青い空>
君は僕に、愛を教えてくれた。
君は僕に、生きる喜びを教えてくれた。
君は僕に、夢を与えてくれた。
でも僕は君に何か返せただろうか……
虚弱体質の改善のためスイミングクラブに通いだしたは飯島彩は、木下健一が一目惚れした相手だった。
少しづつお互いに惹かれ合っていく二人。
中学から始まる甘く切ない初恋の物語。
初めに
<青い空> 木下健一視点
完結後
<夕暮れの空> 飯島彩視点
それぞれ物語が語られます。
全20話 最後までお読みいただけたら幸いです。
※第4回ほっこり・じんわり大賞に参加中です。もしよかったら投票の方もよろしくおねがいします。
文字数 46,311
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.07.28