ヒューマンドラマ小説一覧
サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。
右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感と将来への不安と絶望に苛まれていた。
そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。
古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実を突きつけながらも克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。
どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあった。
*表紙イラストはイラストAC様より
文字数 107,140
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.18
【ある朝、突然、目が見えなくなっていたらどうするだろう?】
大手電機メーカーに勤めるエンジニアの響野(ひびの)は、ある日、原因不明の失明状態で目を覚ました。
とるものもとりあえず向かった病院で、彼は中学時代に同級生だった水元(みずもと)と再会する。
十一年前、響野や友人たちに何も告げることなく転校していった水元は、複雑な家庭の事情を抱えていた。
目の不自由な響野を見かねてサポートを申し出た水元とすごすうちに、友情だけではない感情を相手に抱きはじめる響野だが、勇気を出して想いを伝えても「その感情は一時的なもの」と否定されてしまい……?
重い過去を持つ一途な攻め × 不幸に抗(あらが)う男前な受けのお話。
途中シリアスな展開もありますが、ハッピーエンドです。
*-‥-‥-‥-‥-‥-‥-‥-*
・エブリスタ掲載の『ポケットのなかの空』を改題・加筆修正のうえ公開しています。
・性描写のある回には「※」マークが付きます。
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文字数 236,702
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.10.15
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。
イントロダクション
西暦2059年
生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。
それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。
凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。
エピソード①~三つ子の魂編~
<あらすじ>
新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。
その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。
少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。
新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。
西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。
表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9)
タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
文字数 122,190
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.06
日本時間の十月十四日午前十一時四十八分、三時間後に世界が終わることが発表された。後たった三時間で世界は終わる。そんな終わる世界の物語。
ただこの世界には,大きな秘密がある。
一話完結の連作形式。すべての物語は最終話に収束する。
文字数 116,163
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.23
【第7回ライト文芸大賞応募作】
伊国文花は新進気鋭の恋愛小説家だ。デビュー作が60万部を超えるベストセラーとなり、その後もヒット作を連発。瑞々しい文体と、思春期特有の青春と切なさが共存するテーマで女子高生を中心に絶大な人気を誇っている。
年齢性別ともに非公表ながら、現役女子高生作家とも噂される伊国文花が失踪したのは、新作の出版記念オンラインイベントを前日に控えた夜だった。
一人暮らしの部屋から見つかったのは、手書きの原稿用紙の束。『作家・伊国文花の功罪』と名付けられたその未発表原稿は、やがてある女性の変死事件へと繋がっていく――。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
文字数 34,559
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.13
皆さんの好きな映画、心に残る映画はなんでしょうか?
これを読めば映画が好きな人もそうでない人もなんとなく映画を観たくなる?かもしれない。
文字数 166,717
最終更新日 2024.04.27
登録日 2021.10.22
夏のある日の昼下がり、喫茶探偵『四季』に関係者五人が集合していた。
いつものように他愛のない会話が交わされる中で、ある計画が立てられる。
問題児たちは、どのようなハーモニーを奏でるのか。
「喫茶探偵物語余話」第二幕、開演!
文字数 25,210
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.03.24
――その花は、きっとあなたの中にも眠っている。ただそっと、いつか訪れる目覚めの時を待つように。
智佳(ともか)は親友のみなみと楽しく日々を過ごしていた。
しかし、或る日教育実習生の榊が現れてから、少しずつ日常に違和感を覚えるようになり……。
誰の心にも忘れられないひとがいる。夢と記憶が交錯する近未来ファンタジー。
文字数 9,165
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
いじめをきっかけに引きこもりになった今宮戒斗は、家族とも上手くいかず、通院先の主治医にも本音を話せず、孤独に耐える辛い心の内を『カイト』と名乗り、ブログで吐き出しながら生きていた。
そんなある日。カイト宛てに『ユウト』と名乗る人物から一件のコメントが届く。
一方のユウトは、自身の願いを叶える為だけに、戒斗とコンタクトを取っていた。ユウトとしてカイトと接触する悠斗だが、彼には大きな秘密があった。
また、戒斗の友人である高遠絵美は、同級生の些細な一言がきっかけで摂食障害となり、自傷行為の末に入退院を繰り返していた。家族関係に悩み、辛い現実から逃げる為に理想の自分である『幸子』という偽名を使い、存在しない日常をブログに綴ることで心のバランスを保っていた。
各々が秘密を抱えながら、現実とネットの狭間を生きる日々。しかし、些細なことから三人の秘密が暴かれていく。
そして、家族を巻き込みながらそれぞれの秘密や本心と向き合う時。人生の再生と希望への道筋が見え始めたのである。
文字数 107,820
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.22
Twitterでアップしていた140字の短編集です。
気まぐれで連載中。
■恋愛系(悲恋も含む)・全19話
この恋が報われても、報われなくても、私の心は震えてしまう。
■ギャグ系・全5話
君は何をしとるんだね。
■シリアス系・全21話
重くのしかかる現実から、逃れられない──。
※一部作品に直接的ではありませんが、殺人・自殺を匂わす表現があります。苦手な方はお控えください。
(該当する話には、タイトルの終わりに「※」を付けました)
■風刺系・全28話
あなたはこれを他人事だと笑い飛ばせるだろうか。
■ほのぼの系・全5話
この瞬間を、誰よりも深く、愛してる。
■ホラー系・全3話
ほら、ご覧よ。恐怖に引きずり込む手が見えるだろう?
※直接的ではないですが、全話に死・殺人を匂わす表現あり。苦手な方はお控えください。
■ラブコメ系・全5話
ふざけんな、この後どんな顔で会えばいいんだよ。
【2022.09.09 現在】ジャンル分けしてみました。
【2023.10.11 現在】改稿しました。
文字数 12,189
最終更新日 2024.04.26
登録日 2021.08.09
生まれつき紅い瞳を持ち、周囲から孤立していたリツコ。
彼女のもとに届いたのは謎めいた招待状――特異体質に悩む人々が集まるマンションへの入居案内だった。
マンションを運営する青年・ハルは「〝人と違う〟ことが生きにくさとなってしまう現代社会で、苦悩する人々の拠り所を作りたい」と語る。
そんなハルの傍には、過干渉な叔父・ノブユキの存在があった。
まるで、ハルの行動を監視しているかのような――。
「ただ〝普通〟に生きたい」
そう願う人々の苦悩と葛藤、そして希望を描くヒューマンドラマ&ライトミステリー。
マンション管理人一家の秘密を推理しながら読んでみてください。
※今の時代にこそ伝えたいメッセージを紡ぎました。実写ドラマ化・映画化が夢です!
※ライト文芸大賞応募作
文字数 108,541
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.04
舞台は地方都市四名。とある一軒の楽器店がこの度リニューアルオープンする運びとなりました。
—この作品は架空の地方都市四名市を舞台にした、シチュエーションドラマ形式の短編連作です。
※不定期に連載中
文字数 104,011
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.02
大学生になったばかりの侑哉は、一人でラノベを読むのが好きで、真面目だが少々人付き合いが苦手。大学近くにある伯父の古書店を手伝うことになり、そこの常連、花子と出会う。ラノベのヒロインのようなピンクのツインテールとセーラー服姿が似合う花子は、秋葉原のコスプレカフェでバイトをしている。花子は帰国子女で一見社交的だが、高校に馴染めず中退しているのだ。侑哉は、花子やその友達、大学の友人らとともに旅行をしたり、イベントに参加したり、少しずつ交友関係を広げながら楽しい日々を送る。そんなある日、花子は父親が住む海外へ行ってしまうことに…
まだ見えない将来を模索しながら日々過ごす若者たち、またそれを見守る大人や家族、それぞれの暮らしや交流を描いた青春群像劇。
文字数 88,573
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.03.31
『SSTG』はセハザ《no1》の第3作目に当たります。<不定期ですが更新継続中>
*****あらすじ*****
路地裏、明かりの届かない建物の狭間で響く声。
人影が人を殴り倒す。
水に濡れ妖しく光る固い地面は、遠くのネオンの鮮烈な原色の灯りを朧気《おぼろげ》に反射させて。
――――――違和感・・・異様な感覚・・それは、水たまりに反射した、自分の顔の辺りだった・・僅かに緑色の光が、漂った一瞬の――――――おい、どうした?大丈夫か?チャイロ、」
肩を掴まれて起こされる、自分を見つめる彼は・・・。
「・・え、・・あ、ああ、大丈夫・・・、ウルク、」
―――――彼らを見下ろすような夜空に、白く孤高のリリー・スピアーズが常にそびえ立つ。
【SSTG 『セハザ《no1》-(3)- 』】
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不定期更新中です。
次話がいつになるかわかりません。
気になる方は、良ければフォロー等をお願い致します。
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以下は、説明事項です。
*****ナンバリング説明*****
・セハザno1の『no1』の部分は。主人公の違いです。(たぶん。
セハザシリーズに世界観の繋がりはありますが、話は独立しています。
前後の経過はありますが、基本的にはどのナンバーから読んでも大丈夫です。
*****ちなみに*****
・この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
文字数 282,352
最終更新日 2024.04.24
登録日 2022.11.28
文字数 35,050
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.23
リストラ後に偶然から幸運を引き当ててハーレムを築いていくお話です。
主人公の本郷秀長はある装置メーカーの保守を担当する部署に務めておりましたが昨今の不景気のより希望退職という名のリストラをされました。
今まで職場で一生懸命に頑張ってきていたと自負していたけど他の職場メンバーからは浮いていたようで、職場の総意という伝家の宝刀を抜かれて退職する羽目になりました。
しかし、今まで一生けん目に働いていたことは事実で、そんな彼を評価していた人も少なからずおり、その一人にライバルメーカーの保守部門の課長から誘われて、ライバルメーカー転職したところから物語は始まります。
転職直後に、課長ともども配置転換を命じられて高級クルーザーの販売部署に回されて初の海外出張で産油国の王子と出会い、物語はどんどん普通でない方向に進んでいきます。
その過程で多くの女性と出会い、ハーレムを築いていくお話です。
文字数 77,866
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.24
優秀なキャリアウーマンを自称する桂木穂乃香は大きな商談の帰り際、一歩が間に合わず最寄りの百貨店のトイレで失禁してしまう。人目につかないようにその場を去ろうとするが、金髪ギャルの清掃員佐々木美優と鉢合わせてたうえに、置き忘れた定期から名前まで知られてしまう。
焦った穂乃香は口止めと称して美優を夕食をおごることになった。
その後も口止めと称して二人はなにかと関わることになり……。
失禁から始まる百合のようなシンデレラストーリーのような、何が君の幸せかをみつけるヒューマンドラマのような壮大な何かが今幕を開ける!!
文字数 51,882
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.23
人は0.2秒で恋に落ち、告白の成功率は男性43.4%・女性38.3%、85%程は悲しき思い出、初恋が実る確率は8%……。
※0.2秒は脳内物質から導き出された科学的見解、後の物は統計データです。
【恋愛未満系なのでジャンルは「恋愛」の他「青春」「現代ドラマ」「季節モノ」も含まれています。】
(「恋愛未満系」となっているのは恋愛そのものの話を書いた話がほぼ無いからです。)
✱作品によって[R-15]がございます。(表記あり)
(『stand.fm』にて、AI朗読【自作Net小説朗読CAFE】をやっております。AI朗読を作って欲しい短編がありましたらご連絡下さい。)
文字数 94,844
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.01.29
ある月のない夜。大学生の陽央の元に、父親が朔という小さな女の子を連れてくる。朔は陽央の腹違いの「妹」で、事情があって行き場がないという。 父親に頼まれて、一人暮らしのマンションで朔を預かることになった陽央だが、警戒心が強い朔は、なかなか陽央に心を開こうとしない。そのうえ、子どものくせに強がりで、どんな状況になっても絶対に泣かない。突然現れた朔との生活は、陽央にとって苛立つことの連続だった。そんなとき、陽央の都合で家から追い出した朔が、一緒に住むマンションから離れた場所で迷子になっていたところを保護される。朔がひとりで遠くまで行った理由を知った陽央に、彼女に寄り添おうとする気持ちが少しずつ芽生え始め、陽央と朔の関係は変化していく。 ひとつの家族の、絆の話。*他サイトにも投稿しています。
文字数 129,699
最終更新日 2024.04.22
登録日 2021.03.22
ある夜、森崎一真が辿り着いた喫茶店〈風町シネマ〉。不思議な店名に誘われて入ってみると、そこには店主の女性・乃絵と、飼い犬トトがいた。ここは彼女の祖父がやっていた映画館を改装して作られた喫茶店だった。
乃絵はトトを物語の中から抜け出してきた犬なのだと語る。ここが映画館だったころ、最終日に上演されたのは『オズの魔法使』だったが、映画が終わった時スクリーンの真下で見つかった犬がトトなのだ。
店の雰囲気と温かく懐かしいメニューに惹かれ、足しげく通ううち、いつしか圭の中で諦めていたシナリオライターへの夢が甦っていく。
文字数 15,229
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.19
優しさも愛もくれない会社の上司、真島さん。
優しさと愛を与えてくれる取引先の社長、東堂さん。
ろくでもない男を愛した私に、復讐を持ち掛ける東堂さん。
呪ってしまいたいほど真島さんを愛しているのに、抱かれても抱かれても私の寂しさは募る。
一方で、私を愛してくれる東堂さんとは、体が受け付けずどうしても男女の関係にはなれないでいる。
それぞれの『寂しさ』は、どこに行き着くのか。
『怒り』の先で繋がっていく真実とは?
複雑すぎる感情が入り交じる、急展開の愛と憎悪の物語。
(C)みけとが夜々 2024 All Rights Reserved
文字数 58,503
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.16
「心を持つのは悪いことなの――?」
他人の精神に入る力を持つ織部八斗(おりべはちと)は、研究所から「AIの自我を消してほしい」と依頼を受ける。
AIに自我なんてあるのか……?
訝しむハチの前に現れたのは、感情のない白髪の少女だった――。
少女を“ザンセ”と名付けて、ハチは交流を始める。
ザンセは何をしても無表情で無反応だ。本当に自我あるんだろうかこいつ?
だが騙されてはいけない。“無”のはずの精神世界で、ザンセは俺を噛み殺してきたのだから――。
ザンセが作り出す精神世界は、息を呑むほどに真っ白で美しい。何にも代えがたいほどに。
俺は本当に、ザンセの自我を消すことができるんだろうか……?
心を壊す異能力者・ハチと、心を持たないはずのAI少女・ザンセ。
心を巡る二人の一年間が始まる。
■ ■ ■
2024.03.20〜
一章(01~06)まで連日更新、続く二章は一ヶ月以内には更新します。
※注意※
残酷な描写、過激な表現が本作には多く含まれます。
苦手な方はご注意ください。
文字数 76,933
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.03.20
とある繁華街に一人の飲んだくれの男性がいる。彼は自宅で悪夢を見る。まだ『大人気作品の原作者だった頃』の自分と、その当時のコメントの夢を。
そんな時いつもの居酒屋に行くと、とある男性が自分の席に居て……。
文字数 5,391
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.19
夢喰いバク。
それは歪んでしまった悪夢を修理し、人々を導く夢の中の天使。少女イオリもそんなバクのひとりだった。
人々の夢を愛し、バクとしての役目を果たしながらも、夢の中でしか生きられない自分に寂しさを感じるイオリ。ただ見つめているだけではなく、自分自身の人生を手に入れたい……。
そんな彼女はある日、くじらの夢を見る少年・圭と出会い、ある決断をする。
一方、圭は現実の世界で鬱々と日々を過ごしていた。
理由はクラスで<幽霊>としてあつかわれている、いじめられっ子の森崎そら。圭は彼女の存在を持て余していたが、とある夢をきっかけにそらに興味を抱き始める。
そして夢の世界と現実の世界が交わる時、圭とイオリは……。
文字数 88,693
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.01
俺様は死神のジンクス。冥界の指示で聖女メアリーの名数を伝えに行った。
彼女に残された寿命は三年だと伝えると、とたんに喜びだした。
まったく変なやつだ──。
文字数 4,687
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.17
少年の猫西(ねこにし)は、パンを持ち逃げする灰青の猫に惹かれ、保護したいと考える。
しかし、灰青の猫は姿を消してしまった。その原因が猫西にあると知った彼は、罪悪感を抱えながら過ごすようになる。
大学生になった猫西は今度こそ猫を守るべく、大学にいる猫を保護する部活、通称保護部に入る。
救えない命、部員の思惑、切り離せない過去。猫によって生かされ苦しむ彼が選ぶ未来とは……。
※R15相当の残酷な描写があります。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
不定期更新&推敲しがちです。
なろうにも掲載しています。
拙作のベースとなるショートショート「友と残映」と「片想いの梅雨」はノベルデイズに掲載しています。
© 2023 Asatsuki Sato
文字数 32,781
最終更新日 2024.04.16
登録日 2023.04.28
付き合っていた彼に騙され、借金を追った双葉。
それでも前を向こうと、必死にもがいてた。
そんな双葉に声をかけてくれたのは、とてつもなくイケメンで、高身長、スタイル抜群の男性――
常磐グループの御曹司 常磐 理仁だった。
夢みたいな展開に心は踊るのに……
一途に愛をくれる御曹司を素直に受け入れられずに、双葉は離れることを選んだ。
つらい家庭環境と将来の夢。
そして、可愛い我が子――
様々な思いが溢れ出しては絡まり合う複雑な毎日。
周りとの人間関係にも大いに悩みながら、双葉は愛する人との幸せな未来を手に入れることができるのか……
松雪 双葉(まつゆき ふたば)26歳
✕
常磐 理仁(ときわ りひと)30歳
文字数 75,434
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.01.04