江戸時代小説一覧

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歴史・時代 完結 ショートショート R18
 古典×エロ小説という無謀な試み。  「耳嚢」や「甲子夜話」、「兎園小説」等、江戸時代の随筆をご紹介している連載中のエッセイ「雲母虫漫筆」  実は江戸時代に書かれた随筆を読んでいると、面白いとは思いながら一般向けの方ではちょっと書けないような18禁ネタもけっこう存在します。  そんな面白い江戸時代の「エロ奇談」を小説風に翻案してみました。    下級旗本(町人という説も)から驚異の出世を遂げ、勘定奉行、南町奉行にまで昇り詰めた根岸鎮衛(1737~1815)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  世の中の怪談・奇談から噂話等々、色んな話が掲載されている「耳嚢」にも、けっこう下ネタがあったりします。  その中で特に目を引くのが「巨根」モノ・・・根岸鎮衛さんの趣味なのか。  巨根の男性が妻となってくれる人を探して遊女屋を訪れ、自分を受け入れてくれる女性と巡り合い、晴れて夫婦となる・・・というストーリーは、ほぼ同内容のものが数話見られます。  鎮衛さんも30年も書き続けて、前に書いたネタを忘れてしまったのかもしれませんが・・・。  また、本作の原話「大陰の人因の事」などは、けっこう長い話で、「名奉行」の根岸鎮衛さんがノリノリで書いていたと思うと、ちょっと微笑ましい気がします。  起承転結もしっかりしていて読み応えがあり、まさに「奇談」という言葉がふさわしいお話だと思いました。  二部構成、計六千字程度の気軽に読める短編です。  
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小説 11,513 位 / 184,108件 歴史・時代 50 位 / 2,117件
文字数 7,654 最終更新日 2020.07.18 登録日 2020.07.16
丹葉貞次郎は居眠りばかりしている怠け者だが、時折り、人並外れた推理力を発揮する。 第一の謎は、判じ物を解いたことをきっかけに、大店の先代が隠したお宝を探し出すこと。 第二の謎は、妙な血文字と身投げ幽霊の謎を解明して、人を殺めた下手人を捕らえること。 丹葉貞次郎、略して「タンテー」の手がけた謎解きの物語。ぜひ、お気軽に御覧ください。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 23,562 最終更新日 2020.06.27 登録日 2020.05.01
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」  江戸の泰平も豊熟の極みに達し、組織からも人の心からも腐敗臭を放ちだした頃。  魔剣・念真流の次期宗家である平山清記は、夜須藩を守る刺客として、鬱々とした日々を過ごしていた。  念真流の奥義〔落鳳〕を武器に、無明の闇を遍歴する清記であったが、門閥・奥寺家の剣術指南役を命じられた事によって、執政・犬山梅岳と中老・奥寺大和との政争に容赦なく巻き込まれていく。  己の心のままに、狼として生きるか?  権力に媚びる、走狗として生きるか?  悲しき剣の宿命という、筑前筑後オリジンと呼べる主旨を真正面から描いたハードボイルド時代小説にして、アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に繋がる、念真流サーガのエピソード1。 ――受け継がれるのは、愛か憎しみか―― ※この作品は「天暗の星」を底本に、9万文字を25万文字へと一から作り直した作品です。現行の「狼の裔」とは設定が違う箇所がありますので注意。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 260,131 最終更新日 2020.06.26 登録日 2020.01.26
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歴史・時代 完結 ショートショート
 曲亭馬琴編著の「兎園小説 拾遺」より  京都在住の東鹿斎という人の書いた「地震奇談平安(みやこ)万歳楽」・・・文政十三(1830)年の京都地震の手記です。  余震が長く続き、京都の人々を怯えさせた地震の生々しい様子が書かれています。  家の中に避難している人々を見て古老が「(倒壊するから)通りに避難しろ」と叫んで回っているのが非常に印象的です。  非常に短い読み切りです。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 2,321 最終更新日 2020.06.19 登録日 2020.06.19
近頃江戸の噂話。本所・三山神社の使い、赤い八咫烏(やたがらす)が罪もない民衆を食い物にする外道・非道の悪党どもを退治して歩いているとか・・・。武州出身の浪人・三浦源三郎は長屋住まいの食い詰め浪人。日銭にも困る貧乏暮らしだが、行きがかりから岡場所を牛耳る外道やくざ、黒河豚(くろふぐ)一家の手先の剣客集団・黒頭巾組の一味になる。汚職まみれの町奉行の警護中に出会った謎の刺客・紅烏(ベニカラス)と太刀を交えることになるが・・・空飛ぶ快傑に天才・平賀源内や遠山の金さんまで絡んできて、しっちゃかめっちゃかの痛快チャンバラ活劇になるかと思えば意外にシリアスになるかも。作者にも先が見えないごった煮時代劇。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 60,054 最終更新日 2020.06.11 登録日 2020.05.07
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BL 完結 短編 R18
江戸時代のとある武士が陰間茶屋である青年と出逢うお話。 当時、男色ブームが起きていたということを知り、思いついた次第です。 こういう事を思っていた男娼も少なからずいたのではないでしょうか。 当時の男同士の営みについての記事を読んでいるとそんな気がしてきます…
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小説 37,859 位 / 184,108件 BL 9,639 位 / 23,829件
文字数 3,225 最終更新日 2020.06.08 登録日 2020.06.08
 曲亭馬琴が編纂した、江戸時代の珍談、奇談の類から様々な事件の記録等を集めた書  「兎園小説 余録」  その中から、身長2メートルを超える巨人「大空武左衛門」についての記録をご紹介します。  文政十(1827)年五月、熊本藩、細川候の参勤交代のお供として江戸に入った武左衛門は、キャラクターグッズや錦絵が出回る「超有名人」として一大ブームを巻き起こしたようです。  当時の人々にとっては、まさに空を突く「巨人」だったのでしょう・・・・。  非常に短い原典の現代語への翻訳です。
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小説 184,108 位 / 184,108件 エッセイ・ノンフィクション 7,794 位 / 7,794件
文字数 2,363 最終更新日 2020.06.06 登録日 2020.06.06
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ミステリー 完結 ショートショート
 世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」  「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。  そこから、あの「超有名」なミステリー「うつろ舟の蛮女」のお話をご紹介します。  うつろ舟については、民俗学者の柳田國男氏の著書をはじめ詳細な研究がなされていますし、ネット上でも様々に考察されていますので、今更私があれこれ言うまでもありません。  ただ、なかなか「原資料」を目にする機会は少ないと思いますので訳してみました。  
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小説 11,513 位 / 184,108件 ミステリー 80 位 / 4,174件
文字数 2,853 最終更新日 2020.06.01 登録日 2020.05.31
旧三次藩で一ヶ月間続いた怪異。その内容をまとめた「稲生物怪録」には続きの話があった。自ら魔王を名乗る妖の親玉とした不可解な約束の本当の意味とは? 五十年後、魔王とした「約束の日」が近づくにつれ、広島藩に不穏な陰が漂いはじめた。老境を迎えた武太夫は、その怪異に立ち向かうため、かつての自分と同じ一六歳を迎えた平九郎と兄の実誠に解決を命じた。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 2,504 最終更新日 2020.06.01 登録日 2020.05.30
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歴史・時代 完結 長編 R18
*この話は、もしも江戸幕府が永久に続き、幕末の流血の争いが起こらず、平和な時代が続いたら……と想定して書かれたフィクションとなっております。 大正時代・昭和時代を省き、元号が「平成」になる前に候補とされてた元号を使用しています。 映像化された数ある大奥関連作品を敬愛し、踏襲して書いております。 リアルな大奥を再現するため、性的描写を用いております。苦手な方はご注意ください。 時は17代将軍の治世。 公家・鷹司家の姫宮、藤子は大奥に入り御台所となった。 京の都から、慣れない江戸での生活は驚き続きだったが、夫となった徳川家正とは仲睦まじく、百鬼繚乱な大奥において幸せな生活を送る。 ところが、時が経つにつれ、藤子に様々な困難が襲い掛かる。 祖母の死 鷹司家の断絶 実父の突然の死 嫁姑争い 姉妹間の軋轢 壮絶で波乱な人生が藤子に待ち構えていたのであった。 2023.01.13 修正加筆のため一括非公開 2023.04.20 修正加筆 完成 2023.04.23 推敲完成 再公開 2023.08.09 「小説家になろう」にも投稿開始。
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小説 17,804 位 / 184,108件 歴史・時代 98 位 / 2,117件
文字数 165,371 最終更新日 2020.05.30 登録日 2020.05.12
 江戸時代前期の俳人、荻田安静が編纂した怪談集「宿直草」には、紀州(和歌山県と三重県の南部)の山中で、謎の怪獣に遭遇した話が掲載されています。  現在の私達の目で見ると、その姿はどうみても「アレ」なのですが、実在する生物でもとんでもない場所に出てくると立派なUMA(未確認生物)になるという例かもしれません・・・。  
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小説 184,108 位 / 184,108件 エッセイ・ノンフィクション 7,794 位 / 7,794件
文字数 1,230 最終更新日 2020.05.29 登録日 2020.05.29
 世の中の珍談・奇談を収集する会「兎園会」  「南総里見八犬伝」で有名な江戸時代の戯作者・曲亭馬琴と、随筆家・山崎美成らが中心となって発足させたその会で報告された内容は「兎園小説」として編纂されました。  有名な「うつろ舟の蛮女」等の話が掲載されているのも本書です。  今回は、その兎園小説よりUMA(未確認生物)の記述です。  これは一体何なんでしょう・・・・。   なにか心当たりのある方は、情報をお寄せいただくと有難いです。
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小説 20,145 位 / 184,108件 エッセイ・ノンフィクション 440 位 / 7,794件
文字数 1,844 最終更新日 2020.05.27 登録日 2020.05.27
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歴史・時代 完結 長編 R15
時は江戸、四代将軍家綱の頃。 小国に仕える忍の息子・巽丸(たつみまる)はある時、侵入した曲者を追った先で、老忍者に謎の秘術を受ける。 どうにか生還したものの、目覚めた時には女の体になっていた。 国に渦巻く陰謀と、師となった忍に預けられた書を狙う者との戦いに翻弄される、ひとりの若忍者の運命は――――
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小説 26,401 位 / 184,108件 歴史・時代 167 位 / 2,117件
文字数 64,557 最終更新日 2020.05.26 登録日 2020.05.09
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歴史・時代 完結 ショートショート
   江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之二」に掲載されているお話「異変に臨み熟計の事」を原話として、翻案したものです。  小身の旗本、森島金之助は、ある夜屋敷の中で物音がするのに気づく。  盗賊かと思った金之助は襖から飛び出してきた二つの影を一刀のもとに斬り倒すが、その一人は自分の母親だった・・・  四千字程度の一話完結の短編です。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 4,646 最終更新日 2020.05.17 登録日 2020.05.17
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BL 完結 長編 R18
天下泰平の徳川の治世、もはや無用の長物となった剣だけを頼みに世を渡らんと道場破りに明け暮れる浪人「武政国十郎」 道場破りに入った先で剣術指南役の家に生まれた俊英「雲井弦一郎」と出会い、二人は「兄弟」となった 正反対の武士二人が織りなす本格衆道時代小説 浪人×道場主の息子 ※note、pixiv、fujossy、ノクターンノベルズにて重複投稿を行っております。noteよりリンクは辿れます ※後書きに用語等の注釈集を用意しております ※直接のサポートはnoteまたはBOOTHにてお願いいたします 【note】https://note.com/ahai_rainbow/n/na0ed227a3f63?magazine_key=mf4183aa0f8fb
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小説 37,859 位 / 184,108件 BL 9,639 位 / 23,829件
文字数 26,112 最終更新日 2020.05.15 登録日 2020.05.15
   江戸時代、文化四(1807)年に発生した「永代橋崩落事故」、一説には1,400人を超える死者を出したという未曽有の大参事を、生存者へのインタビュー等、現代の「ルポルタージュ手法」で脚色したものです。  原典は、滝沢(曲亭)馬琴が編纂した天保三(1832)年刊の「兎園小説 余禄」に収録されている「深川八幡宮例祭の日、永代橋を蹴落して人多く死せし事」です。  「架空」のルポルタージュですが、大筋は馬琴が集めた資料を基にしていますので真実といっていいでしょう。  滝沢(曲亭)馬琴・山崎美成らが中心となって発足した、珍談、奇談を収集する会「兎園会」  その断絶(けんどん論争による)後に、馬琴が個人的に収集した話を編纂したのが「兎園小説 余禄」となります。  余禄には、この永代橋崩落事故や、ねずみ小僧次郎吉の話等、様々な話が納められており、馬琴の旺盛な知識欲がうかがえます。  
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 11,003 最終更新日 2020.05.14 登録日 2020.05.10
夏のしらべ:: 家を飛び出した藩主の庶子にして次男坊の研之介。 三年前に契りを交わした遊女の文でやってきてみれば数人の男たち。 遊女はすでに死んでいてこの中の誰かが残された子供の父親だと言う。 ヤクザもの、大店の若旦那、研之介、小間物屋の主人――― 果たして子供の父親は? てっぺんの花:: 研之介がひきとった女の子・夏鈴は元は廓のかむろ。 ありんす言葉を使い、同じ年の男の子をばかにする。 「あの夏椿のてっぺんの花をとっておくんなまし」 挑発された同じ年の太一は……。 鬼灯の月:: 子供たちを通わせている寺子屋の師匠が辻斬り? 研之介は真相を探ろうと後をつけるが。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 63,768 最終更新日 2020.05.13 登録日 2020.05.04
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歴史・時代 完結 ショートショート
 江戸時代、享和元年(1801)年に刊行された随筆「閑田耕筆」  著者は、江戸時代後期の歌人、文筆家「伴 蒿蹊」(ばん こうけい)  その中(巻之二 人部)から、短い話をひとつ。  武家に代々伝わる秘蔵の皿を女中が一枚割ってしまう・・・・。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 691 最終更新日 2020.05.12 登録日 2020.05.12
宵に出歩いてはいけない。 ――江戸の夜、それは『ねこ』たちの仄暗い領域なのだ。 白手袋をはめた白ねこ・白妙 黄金の毛並みの虎ねこ・金剛 艶やかな娼婦の黒ねこ・濡鴉 彼らをはじめとした、宵江戸に踊るねこたちの群像劇。 ※この物語は一個人の創作です。実在の人物、団体、地名など一切関係ございません。 ※作品に登場する事柄に関して、書き手が肯定・推奨している意図はございません。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 2,885 最終更新日 2020.05.09 登録日 2020.05.04
 天保三(1832)年刊、滝沢馬琴外編纂の「兎園小説 余録」より。  当時、巷で話題となった奇談や珍談を収集する会「兎園会」に寄せられた話を滝沢馬琴が編纂した「兎園小説」の続編。  そこからバイセクシャルに関するお話をチョイス。  短いです。
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小説 184,108 位 / 184,108件 エッセイ・ノンフィクション 7,794 位 / 7,794件
文字数 1,421 最終更新日 2020.05.07 登録日 2020.05.07
史実では、剣豪・柳生十兵衛三厳には松と竹という二人の娘がいたという。 柳生十兵衛の娘、竹(たけ)はある日、父への果たし状を受け取る。 だが父が不在のため、代わりに自らが決闘に挑む。 【こんな方にオススメの小説です】 ■剣豪ものの時代小説が読みたい。 ■本格的なチャンバラが読みたい。 ■女性剣士の活躍が見たい。 ■柳生十兵衛の出る小説が好きで今まで他の作品も読んできた。 ※ノベルアッププラスにも掲載しています。 ※表紙画像はイラストACのフリー素材を使用しています。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 14,931 最終更新日 2020.05.02 登録日 2020.05.02
小さな神社で発見された首つり死体。他人の嘘を見破ることのできる徳二が調査に動き出す。
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小説 26,401 位 / 184,108件 歴史・時代 167 位 / 2,117件
文字数 19,692 最終更新日 2020.05.01 登録日 2020.05.01
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ホラー 完結 長編 R15
うらみつらみに横恋慕 江戸を染めるは吉原大火―― 筆職人の与四郎と妻のお沙。 互いに想い合い、こんなにも近くにいるのに届かぬ心。 ふたりの選んだ運命は‥‥ 江戸を舞台に吉原を巻き込んでのドタバタ珍道中!(違
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小説 184,108 位 / 184,108件 ホラー 6,782 位 / 6,782件
文字数 69,903 最終更新日 2020.04.30 登録日 2020.03.11
これは花のお江戸にて『海怪(うみのばけもの)』と呼ばれた生き物と、それに深く関わることになった少年のお話。 ※小説家になろう様(一部のみノベルアッププラス様)にて同時掲載中です。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 132,545 最終更新日 2020.04.28 登録日 2018.04.07
「僧と共に先聖先師の前には立てぬ」  林鳳岡が少年の日に出会った儒者は、厳しい口調でそう言った。京から下ってきたばかりのその男の名は、山崎闇斎。初夏の日射しが地に落とす影にも似た、くっきりと鮮やかなその姿が、幕府に仕える林家の在り方を当たり前のものとしてきた少年の内に疑念を目覚めさせる。  創作歴史小説。舞台は江戸初期、明暦年間から始まります。時の将軍は四代目徳川家綱。祖父羅山、父鵞峰の跡を継ぎ、林家三代目として、後に幕府が命じる初めての大学頭となる林鳳岡の物語。 【主な登場人物】 林春勝  林羅山の息子。鵞峰と号する。羅山の跡を継ぎ、幕府の儒臣となる。 林春常  春勝の次男。後に信篤と名乗る。鳳岡と号する。 林春信  春勝の長男。梅洞と号する。春常より一歳年長。 林守勝  春勝の六歳年少の同母弟。読耕斎と号する。 山崎闇斎 京から江戸へ下ってきた儒者。春勝と同年生まれの儒者。後にその門流は崎門といわれた。 「小説家になろう」にも投稿済みです。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 43,153 最終更新日 2020.04.11 登録日 2020.04.05
サブとトクという二人の少年には、人並み外れた特技があった。めっぽう絵がうまいのである。 のんびり屋のサブは、見た者にあっと言わせる絵を描きたい。聡明なトクは、美しさを極めた絵を描きたい。 二人は子供ながらに、それぞれの夢を抱いていた。そんな彼らをあたたかく見守る浪人が一人。 彼の名は桐生希之介(まれのすけ)。あやかしと縁の深い男だった。
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小説 184,108 位 / 184,108件 ミステリー 4,174 位 / 4,174件
文字数 15,606 最終更新日 2020.04.11 登録日 2020.03.14
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歴史・時代 完結 ショートショート
     江戸時代、下級武士の出身から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之二」に掲載されているお話を原話として、軽く小説風にした読み切りの超短編小説です。  「正直に加護ある事 附 豪家其気性の事」というお話が元ネタとなっています。  当時「けころ(蹴転)」と呼ばれた最下級の娼婦が、その正直さゆえに幸せになるお話です。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 3,646 最終更新日 2020.04.06 登録日 2020.04.06
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恋愛 完結 ショートショート
江戸時代、下級武士から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之五」と「巻之八」と掲載されているお話を原話として、軽く小説風にした二話の超短編小説です。  第一話が「狐婚媒を為す事」  第二話が「狸縊死の事」  が元ネタとなっています。  狐と狸が、それぞれ媒となって男女を結びつけるお話です。
24h.ポイント 0pt
小説 184,108 位 / 184,108件 恋愛 56,014 位 / 56,014件
文字数 7,465 最終更新日 2020.04.05 登録日 2020.04.04
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歴史・時代 完結 ショートショート
 江戸時代、下級武士の家柄から驚異の出世を遂げて、勘定奉行・南町奉行まで昇り詰めた秀才、根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」  その「巻之七」に二部構成で掲載されている短いお話を、軽く小説風にした二幕構成の超短編小説です。  第一幕が「女の一心群を出し事」  第二幕が「了簡をもつて悪名を除幸ひある事」 が元ネタとなっています。  江戸の大店の道楽息子、伊之助が長崎で妻をつくり、彼女を捨てて江戸へと戻ってくるところから始まるお話。  おめでたいハッピーエンドなお話です。
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 3,437 最終更新日 2020.03.31 登録日 2020.03.30
「学ぼうとする者を追い払うのか!」  対面前の控えに使われる狭い間の奥に、三人の僧と、彼らに向かって拳を握り、仁王立ちしている若い僧の背が見えた。 「そんな寺なら、火を放って何もかも灰にしてやる。お前たちのお得意や、一切を無に還してやるぞ!」  居並ぶ年長の僧たちを前に、若い僧は言い放った。今にも喉笛に食いつかんとする、虎の咆哮のごとくであった。    ☆ 禅僧だった若い頃の山崎闇斎(絶蔵主)が土佐に渡り、儒学者となる決心をする物語。読んで頂ければ幸いです。 なろう及びpixiv小説にも掲載。 生誕から400年記念冊子をBOOTHにて公開中。冊子は有償、DL版は無償です。 https://fukahiro.booth.pm/items/1478695
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 9,951 最終更新日 2020.03.29 登録日 2020.03.27
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児童書・童話 完結 ショートショート
時は江戸、尾州半田。ひょうきん者の久兵衛さんは、村ではあることでちょっとした有名人。 久兵衛さんの元には、今日も村人たちが、各々の恥ずかしい秘密を、打ち明けに来ていました。
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小説 184,108 位 / 184,108件 児童書・童話 3,209 位 / 3,209件
文字数 2,595 最終更新日 2020.03.27 登録日 2020.03.27
「書棚を見せてもろうてもよろしいか。勿論触ったりせんよって」  高価で貴重な書を繙かせてもらえるとはさすがに思わないが、学で身を立てているというこの男がどんな書を揃えているのか。書を好む者なら、せめてそれだけでも知りたいと思うのが人情だろう。  少し間があった。 「題簽を眺めて意味があるか」  言葉に刀身の閃きを観たような気がした。ぞくりと、背を何かが走る。  男は真っ直ぐに源佐を見据えている。 「書は珍しい玉や色鮮やかな鳥とは違う。眺めて有難がるのは時間の無駄だ。やめておけ」    ☆  江戸初期の儒学者・神道家、山崎闇斎(1619-1682)の生誕400年記念作品。山崎闇斎とその向かいに住む儒者、伊藤仁斎を描く創作歴史小説です。 【登場人物】 伊藤源佐   市井の儒者。号は仁斎。その学は古義学と呼ばれる。 伊藤源蔵   源佐の長男。号は東涯。 板垣民部   板垣民部信直。下御霊神社神主、闇斎門人。後に出雲路と改姓、出雲路信直と名乗る。父は元専。 浅見安正   山崎闇斎の門人。号は絅斎。 山崎闇斎   儒者・神道家。名は嘉右衛門。その門流は崎門と呼ばれる。垂加神道の創始者。 なろうでも公開中。 https://ncode.syosetu.com/n4280fs/ また、BOOTHで冊子(有償)とDL配布(無償)を公開しています。 https://fukahiro.booth.pm/items/1478695
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小説 184,108 位 / 184,108件 歴史・時代 2,117 位 / 2,117件
文字数 17,367 最終更新日 2020.03.26 登録日 2020.03.21
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歴史・時代 完結 ショートショート
誰一人として、おえいの声を聞いたことがなかった。 ※時代設定上の差別用語があります。
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文字数 3,823 最終更新日 2020.01.30 登録日 2020.01.28
194
BL 連載中 ショートショート
商家の旦那←貧乏絵師。薄暗い短編です。江戸時代中~後期をイメージしていますが、いまいち似非臭いです。
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小説 184,108 位 / 184,108件 BL 23,829 位 / 23,829件
文字数 2,072 最終更新日 2019.12.01 登録日 2019.12.01
石で、絵を描いてます。 石が、絵具に?
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文字数 7,011 最終更新日 2019.11.28 登録日 2019.11.22
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恋愛 連載中 短編
工事中
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小説 184,108 位 / 184,108件 恋愛 56,014 位 / 56,014件
文字数 1,356 最終更新日 2019.11.25 登録日 2019.11.25
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ホラー 完結 ショートショート
 金に物を言わせて阿漕な真似をするってぇと、……呪われますぜ。
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文字数 1,772 最終更新日 2019.08.26 登録日 2019.08.26
幸せとちょっぴりの切なさを感じるお品書き帖です―― 野州夜須藩の城下・蔵前町に、昼は小売り酒屋、夜は居酒屋を営む鬼八という店がある。父娘二人で切り盛りするその店に、六蔵という料理人が現れ――。 アルファポリス歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」、同最終候補「天暗の星」ともリンクする、「夜須藩もの」人情ストーリー。
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文字数 46,063 最終更新日 2019.08.07 登録日 2019.07.28
「てめえには欠点がある。それがわかるまで、俺の下で人生修行だ。」 上州勢多郡馬場村の孝市郎はその一言で、両親から引き離され、上州博徒の巨魁、大前田栄五郎の部屋住みとなる。孝市郎は、幼いころ評判の乱暴者だった。だが卓玄和尚の学問のおかげで人のことを考える生き方を志すようになった。乱暴な振る舞いも減り、幼き日にいじめた兵造とも今は友達になれている。通う本間念流の道場でも孝市郎は、年長者からもほめられていた。「正義感が強いから道を踏み外さず生きていける。」と。間違いがあったとしても、大きく間違えてはいないはずだ。そう思う孝市郎だが、栄五郎は「いらん口を叩くな。」と拳固をくれるばかりだ。  孝市郎の欠点とは。  そして、何ゆえに正義感の強い少年だった孝市郎は無宿となるのか。  訂正:十六にて「上総の源七」とあるのを「間の川の政五郎」に修正しました。私のミスです。
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文字数 156,165 最終更新日 2019.07.21 登録日 2019.04.12
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恋愛 連載中 長編
何故かタイムスリップしてしまった琴子は、池田屋事件の真っ只中に飛び込んでしまう。 助けてくれたのは血染めの刀を手にした美青年。 彼の名は沖田総司────行く宛のない琴子をこっそり匿ってくれる沖田だったが、ある日何に触発されたのか「僕の犬になりませんか?」と言い出した! 沖田に振り回され、副長土方に睨まれ、監察山崎烝に監視され……。 ご恩は癒やしで返します!琴子の新撰組愛犬(仮)生活が始まる!! 執筆開始 2019-07-13
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文字数 8,046 最終更新日 2019.07.16 登録日 2019.07.16
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