恋愛 追放小説一覧
婚約者である王太子からの突然の断罪!
それは自分の婚約者を奪おうとする義妹に嫉妬してイジメをしていたエステルを糾弾するものだった。
しかしこれは義妹に仕組まれた罠であったのだ。
味方のいないエステルは理不尽にも王城の敷地の端にある粗末な離れへと幽閉される。
「あぁ……。私は一生涯ここから出ることは叶わず、この場所で独り朽ち果ててしまうのね」
エステルは絶望の中で高い塀からのぞく狭い空を見上げた。
そこでの生活も数ヵ月が経って落ち着いてきた頃に突然の来訪者が。
「お姉様。ここから出してさし上げましょうか? そのかわり……」
義妹はエステルに悪魔の様な契約を押し付けようとしてくるのであった。
文字数 34,763
最終更新日 2024.02.09
登録日 2023.01.31
世界でも有数の国家【アルカディア王国】
戦の女神を宿すブレイズ家
守護の女神を宿すエターニア家
そして、この国の始祖であるアルカディア王家
この三軸がこの国を支え強大な国へと発展させてきた。
アルカディア王国は国の始まり以降、魔物による甚大な被害は起きておらず、もっとも安全な国と言われている。
しかし、長い年月は三家のバランスを少しずつ狂わせる。
そしてとうとう崩壊を迎えた。
「テレサ。ブレイズ家はもう聖女として認めない。ルーカス・アルカディアの名の下に聖女としての権利を剥奪する」
テレサはルーカス皇太子によって聖女としての立場を剥奪されてしまった。
文字数 11,485
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.06
辺境伯爵子息のアルトは召喚士でありながら魔獣を服従することができない出来損だった。
召喚できるのも低級魔獣のみで、パーティーリーダーには婚約者を奪われ虐げられていた。
ある日、リーダーと仲間に騙される形で魔獣の生贄にされ捨てられてしまう。
「お前は真の仲間じゃない!せめて最後ぐらい役に立て!」
アルトは追剥のように杖も使い魔も奪われ、危険なダンジョンに捨てられてしまうのだが、ドワーフに救われる。
一方、アルトを捨てダンジョンを攻略したと思っていたはずのパーティーメンバーだったが、契約していた精霊が暴走してしまい、これまで順調だった彼等は窮地に追い込まれてしまう。
何故なら、アルトは今まで精霊を服従させることなく心を通わせていたからだった。
一方、優しいドワーフに保護されたアルトはドワーフの為にお酒を求めて森を散策していた。
そこで一人の少女で出会うのだった。
文字数 16,281
最終更新日 2021.01.31
登録日 2021.01.22
今日、私は40になる。この歳で初めて本当の恋を知った――
聖女ミレーヌは王太子の婚約者として責務を全うしてきた。しかし、新たな聖女エリーの出現で、彼女の運命が大きく動き出す。
エリーは自分を乙女ゲームのヒロインだと言い、ミレーヌを『悪役令嬢』と決めつけ謂れのない罪を被せた。それを信じた婚約者から婚約破棄を言い渡されて投獄されてしまう。
愛していたはずの家族からも、共に『魔獣』を討伐してきた騎士達からも、そして守ってきた筈の民衆からも見放され、辺境の地リアフローデンへと追放されるミレーヌ。
だが意外にも追放先の辺境の地はミレーヌに対して優しく、その地に生きる人々ととの生活に慣れ親しんでいった。
ミレーヌはシスター・ミレとして辺境で心穏やかに過ごしていたが、彼女の耳に王都での不穏な噂が入ってくる。エリーの振る舞いに民達の不満が募っていたのだ。
聖女の聖務を放棄するエリーの奢侈、100年ぶりの魔王復活、異世界からの勇者召喚、そして勇者の失踪と度重なる王家の失政に対する民の怨嗟――次々と王都で問題が湧く。
一方、ミレの聖女としての力で辺境は平穏を保っていた。
その暮らしの中で、ミレは徐々に自分の『価値』と向き合っていく。
そんな中、ミレは黒い髪、黒い瞳の謎の青年と出会う。
この人を寄せ付けないエキゾチックな青年こそがミレの運命だった。
番外編『赤の魔女のフレチェリカ』『小さき聖女シエラ』完結です。
「小説家になろう」にも投稿しております。
文字数 117,742
最終更新日 2022.02.20
登録日 2022.01.22
「心まで冷たいと評判の氷の令嬢の異名を持つルクリア・レグラス、お前との婚約は破棄し、心優しい聖女カルミアと結婚する。貴様とは違い、決して裏切らないカルミアとな!」
(またこの悪夢か、辛い、苦しい……早く夢から醒めたい……!)
乙女ゲームの中に転生したプレイヤーの女性が、常に苛まれる未来の悪夢は王太子ギベオンから婚約破棄され追放されるというもの。彼女が転生した伯爵令嬢ルクリア・レグラスは容姿麗しい銀髪碧眼の美女だが、その内面は氷のように冷たいという設定で聖女カルミアの異母姉だ。
しかし、この異世界の転生者はルクリアだけではなく、次第に乙女ゲームのシナリオから逸脱していき……気がつけばルクリアは王太子から溺愛されてしまう?
* 断章『地球の葉桜』2024年04月27日。
* 次章は2024年05月下旬以降を予定しております。
* 一旦完結した作品ですが、続きの第二部を連載再開して開始しました。第一部最終話のタイムリープ後の古代地下都市編になります。よろしくお願いします!
* この作品はアルファポリスさんと小説家になろうさんに投稿しております。
文字数 238,568
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.01.31
「追放刑を受けました。形ばかりの婚姻でしたが、大変お世話になりました。離婚届は寝室の引き出しの一番上に入れてありますから、いつでも使ってください」
「え? 離婚なんてしないよ」
文字数 43,659
最終更新日 2020.10.18
登録日 2020.09.26
双子の姉セリーヌと妹アンジェリーヌは、共にファストーヴィ王国を護る聖女だ。
この国では、二十歳を迎えた聖女は、王の選んだ相手と見合いをするのが通例だった。
セリーヌの相手は、第三王子クレマン。
交際は順調に進み、セリーヌは神にクレマンへの愛を誓う。
だが、クレマンが選んだのはアンジェリーヌだった。
その上、二人から悪評を付けられ、セリーヌは処罰を課せられる事に…
表向きは「異国の者との政略結婚」だが、実際は厄介払い、国外追放だった。
「神への誓いは神聖なもの、神に違背すれば、聖女の力も失う___」
他の者を愛する事を禁じられ、人生に絶望するセリーヌ。
異国への道中、無愛想で堅い《氷壁の騎士団長》との出会いで、
運命を受け入れようと前向きになるも、やはり、見ず知らずの者との結婚は恐ろしく…
異世界恋愛☆ 《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
文字数 101,768
最終更新日 2023.08.13
登録日 2023.07.18
一〇年ほど前に魔物の大群に襲われ、勇者一行に救われた村があった。
その村の少女フィオナが、一人の行き倒れの男を拾った。
ロバートと名乗るその男はフィオナの家に住み着き、段々村に馴染んでゆくが、ある日村は盗賊に狙われて……。
謎多き優男ロバートの正体は? フィオナとの因縁は?
村の少子高齢化問題は解決されるのか?
ゆるいラブロマンスここに開幕。
全15話、他サイトでも公開中。
文字数 33,131
最終更新日 2024.03.22
登録日 2024.03.22
追放された令嬢がモフモフ王子を拾ったら求愛されました
レンタル有り旧題:モフモフだと思って可愛がっていたら、実は呪われた王子様でした
■第14回恋愛小説大賞で奨励賞を頂きました🌸
■ノーチェブックスより2022/08/16 出荷、2022/08/18 レンタル開始
■ノーチェ公式サイトに番外編SSが掲載されています
聖女候補のジゼルは、不名誉な噂を立てられ「聖女候補失格である」と告げられる。
ジゼルは聖女になどなりたくなかったので、これ幸いと王都を離れ、自領地の修道院で働くことにした。
のびのびアグリライフを謳歌していたジゼルは、ある日、薄汚れた死にかけの犬を拾う。
一命を取り留めた犬に、ジゼルはイザックと名をつけて可愛がり、イザックもまたジゼルに懐いて片時も離れなかった。だが、なぜか司祭様は「その獣は部屋に入れてはならない」と言う。でもモフモフしたいジゼルは、毎晩こっそりとイザックを自分のベッドに招き入れて……。
タイトルがネタバレのテンプレ、ラブコメです。呪われてますが切なさ皆無……のはずでしたが、ちょこっと切なさもありつつラブコメです。
■番外編を投稿予定です
■初出・2020/10 ムーンライトノベルズ(規約に従い他サイトからは削除済)
文字数 159,871
最終更新日 2022.08.18
登録日 2021.01.24
伯爵家のオリヴィア・エバンスは『聖女』の代理をしてきた。
理由は本物の聖女であるセレナ・デブリーズ公爵令嬢が聖女の仕事を面倒臭がったためだ。
本物と言っても、家の権力をたてにして無理やり押し通した聖女だが。
無理やりセレナが押し込まれる前は、本来ならオリヴィアが聖女に選ばれるはずだった。
そういうこともあって、オリヴィアが聖女の代理として選ばれた。
セレナは最初は公務などにはきちんと出ていたが、次第に私に全て任せるようになった。
幸い、オリヴィアとセレナはそこそこ似ていたので、聖女のベールを被ってしまえば顔はあまり確認できず、バレる心配は無かった。
こうしてセレナは名誉と富だけを取り、オリヴィアには働かさせて自分は毎晩パーティーへ出席していた。
そして、ある日突然セレナからこう言われた。
「あー、あんた、もうクビにするから」
「え?」
「それと教会から追放するわ。理由はもう分かってるでしょ?」
「いえ、全くわかりませんけど……」
「私に成り代わって聖女になろうとしたでしょ?」
「いえ、してないんですけど……」
「馬鹿ねぇ。理由なんてどうでもいいのよ。私がそういう気分だからそうするのよ。私の偽物で伯爵家のあんたは大人しく聞いとけばいいの」
「……わかりました」
オリヴィアは一礼して部屋を出ようとする。
その時後ろから馬鹿にしたような笑い声が聞こえた。
「あはは! 本当に無様ね! ここまで頑張って成果も何もかも奪われるなんて! けど伯爵家のあんたは何の仕返しも出来ないのよ!」
セレナがオリヴィアを馬鹿にしている。
しかしオリヴィアは特に気にすることなく部屋出た。
(馬鹿ね、今まで聖女の仕事をしていたのは私なのよ? 後悔するのはどちらなんでしょうね?)
文字数 4,104
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.27
「聖女レレーナよ、婚約破棄の上、国から追放する」
デイルムーニ王国のために政略結婚しようと言ってきた相手が怒鳴ってくる。
「聖女と言いながら未だに何も役に立っていない奴など結婚する価値などない」
婚約が決まった後に顔合わせをしたわけだが、ドックス殿下は、セッカチで頭の中もお花畑だということに気がつかされた。
今回の婚約破棄も、現在他国へ出張中の国王陛下には告げず、己の考えだけで一方的に言っていることなのだろう。
それにドックス殿下は肝心なことを忘れている。
「婚約破棄され国を出るように命令されたことは、お父様に告げることになります。そうなると──」
「そういう話はいらんいらん! そうやって私を脅そうとしているだけだ」
次期国王になろうとしているくせに、お父様がどれだけ国に納税しているか知らないのか。
話を全く聞かない殿下に呆れ、婚約破棄をあっさりと承認して追放されることにした。
お父様に告げると、一緒に国を出て新国家を創り出そうと言われてしまう。
賛同する者も多く、最初から大勢の人たちと共に移民が始まった。
※タイトルに【ざまぁ】と書いてあるお話は、ざまぁパートへの視点変更となります。必ずざまぁされるわけではありませんのでご了承ください。
文字数 25,404
最終更新日 2022.03.17
登録日 2021.08.19
聖女として活躍していた私アイリスは、国王から精霊の生贄になれと言われてしまう。
国を更に繁栄させるためで、私の姉が新しい聖女となるから国民も賛同しているようだ。
精霊と仲がよかった私は国王の勘違いを正そうとすると、生贄から逃れようとしていると言い出す。
その後、私の扱いを知った精霊達、精霊王のリックは激怒して――国は滅びようとしていた。
文字数 13,764
最終更新日 2021.09.27
登録日 2021.09.04
「スフィア、さっさと国から出て行け」
本物の聖女が現れるまで廃教会で祈りを捧げ続けた私に王太子殿下はそう言い捨てました。そしてここは新たな教会を建て直し、その聖女様と結婚式を挙げるそうです。
でも気を付けて下さいね?この廃教会、壊せばそれまで蓄積した祈りが消えてなくなりますから。
※完結済み(全5話)
文字数 10,592
最終更新日 2021.05.13
登録日 2021.05.11
リコリス・オリアニス公爵令嬢はユリウス・ヴァイセンベルク第一王子の婚約者だった。
共に学園生活を楽しんでいたのもつかの間、ある日突然、王家の反逆者あつかいされて捕縛され、流刑になってしまう。
理由は――王家の秘宝を盗み、盗んだ罪を護国の聖女といわれているアリアネ・オリアニスに、実の妹に押し付けようとしたから――らしい。
身に覚えはないけれど、流刑になってしまったリコリス。
東の荒野に一人置き去りにされたリコリスは考える。
『ここを、新生リコリス帝国にしましょう』
そこに東の荒野にひっそりと住んでいた白竜ヴィルヘルムが現れる。
ソロキャンしたいリコリスと、料理を食べたいヴィルヘルムの利害が一致したところで、新生リコリス帝国への第一歩がはじまったり始まらなかったりする話です。
文字数 122,635
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.06.03
聖女は十年しか生きられない。
この悲しい運命を変えるため、ライラは聖女になるときに精霊王と二つの契約をした。
それは期間満了後に始まる約束だったけど――
一つ……一度、死んだあと蘇生し、王太子の側室として本来の寿命で死ぬまで尽くすこと。
二つ……王太子が国王となったとき、国民が苦しむ政治をしないように側で支えること。
ライラはこの契約を承諾する。
十年後。
あと半月でライラの寿命が尽きるという頃、王太子妃ハンナが聖女になりたいと言い出した。
そして、王太子は聖女が農民出身で王族に相応しくないから、婚約破棄をすると言う。
こんな王族の為に、死ぬのは嫌だな……王太子妃様にあとを任せて、村に戻り幼馴染の彼と結婚しよう。
そう思い、ライラは聖女をやめることにした。
他の投稿サイトでも掲載しています。
文字数 94,419
最終更新日 2021.10.18
登録日 2021.03.26
王子に恋人が出来て突然婚約破棄されてしまった公爵家の令嬢アデレードは、さらに悪いことに家族からも用なしと言わんばかりに山奥の朽ち果てた屋敷へと追いやられてしまう。
貴族社会から追放され、その上家族からも邪険にされて失意に沈むアデレード。自暴自棄に死に場所を求め山を彷徨い歩くが、そこで彼女を止めに来たリーフェンシュタール伯爵カールと出会う。憔悴したアデレードを見かねた彼はある場所へと彼女を誘い、そこで彼の言葉に心動かされたアデレードは公爵令嬢ではなく"ただ"のアデレードとして生きていくことを決めるのだった。ふとした切っ掛けで、ホテル始める決意をするアデレード。準備を進めていく日々の中でカールとの距離も近くなったり遠くなったり、またちょっと近づいたり……。
強面だけど優しい伯爵のカールとただのアデレードが紡ぐ、不器用な恋と再生の物語。
*小説家になろうの方に投稿してます。
文字数 207,901
最終更新日 2021.05.26
登録日 2021.03.29
病の婚約者を、献身的に看病していた私。
しかし、彼の身体がそうなったのは、私のせいだとされてしまう。
そして彼には、聖女である私の妹が寄り添う事になり…?
文字数 2,324
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.09.24
「お前のような嫉妬深い蛇のような女を妻にできるものか。婚約破棄だアイリスフィア!僕は聖女レノアと結婚する!」
「そんな!ジルク様、貴男に捨てられるぐらいなら死んだ方がましです!」
「ならば今すぐ死ね!お前など目障りだ!」
公爵令嬢アイリスフィアは泣き崩れ、そして聖女レノアは冷たい目で告げた。
「でもアイリ様を薬で洗脳したのはジルク王子貴男ですよね?」
文字数 27,538
最終更新日 2020.12.14
登録日 2020.11.07
侯爵令嬢のエリシアは錬金術師に憧れ、才能もあったが母親に反対されていた。その母は亡くなり、父親は再婚。腹違いの妹が産まれる。当初は関係がよかった継母は男子を産めなかったことで次第にエリシアの存在が邪魔に思うようになってしまう。
男子が産まれたとしてもエリシアを後継者から外す気が無いことを知った継母はエリシアを消すことにした。
家を追われることになったエリシアだったが、名前と姿と変え、一度は諦めた錬金術師として生活を始める。
特別な力を持ち錬金術師として充実した毎日を送っていたのに、王子と騎士団長がやっかいな依頼を持ってきて……。
わたしは静かに暮らしたいのですが?
文字数 105,680
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.08.31
ボルメルン王国の聖女、クラリス・マーティラスは王家の血を引く大貴族の令嬢であり、才能と美貌を兼ね備えた完璧な聖女だと国民から絶大な支持を受けていた。
代々聖女の家系であるマーティラス家に仕えているネルシュタイン家に生まれたエミリアは、大聖女お付きのメイドに相応しい人間になるために英才教育を施されており、クラリスの側近になる。
クラリスは能力はあるが、傍若無人の上にサボり癖のあり、すぐに癇癪を起こす手の付けられない性格だった。
それでも、エミリアは家を守るために懸命に彼女に尽くし努力する。クラリスがサボった時のフォローとして聖女しか使えないはずの結界術を独学でマスターするほどに。
そんな扱いを受けていたエミリアは偶然、落馬して大怪我を負っていたこの国の第四王子であるニックを助けたことがきっかけで、彼と婚約することとなる。
幸せを掴んだ彼女だが、理不尽の化身であるクラリスは身勝手な理由でエミリアをクビにした。
さらに彼女はクラリスによって第四王子を助けたのは自作自演だとあらぬ罪をでっち上げられ、家を潰されるかそれを飲み込むかの二択を迫られ、冤罪を被り国家追放に処される。
絶望して隣国に流れた彼女はまだ気付いていなかった、いつの間にかクラリスを遥かに超えるほどハイスペックになっていた自分に。
そして、彼女こそ国を守る要になっていたことに……。
エミリアが隣国で力を認められ巫女になった頃、ボルメルン王国はわがまま放題しているクラリスに反発する動きが見られるようになっていた――。
文字数 43,500
最終更新日 2020.09.01
登録日 2020.07.17
容姿が醜く聖女としての力が弱いリローナ。
リローナは聖女と言うだけで縁談を申し出てきた王子と婚約していた。
ある日違う聖女が現れ、王子はリローナとの婚約を破棄し国外追放してしまう。
リローナには秘密があった…
幼い頃に占い師に呪いで愛する者が死んでいくと言われていた。
その呪いが解かれた時、リローナの本当の正体が明かされる。
文字数 21,203
最終更新日 2021.02.08
登録日 2020.08.14
「ナディア! お前はこれまでこの国が平和だったのをいい事に、己を聖女だといつわっていただろう! こうして本物の聖女が現れた以上、このままにはしておけない! 偽聖女ナディア、お前を国外追放とする!」
そう私に告げたのは、この国の王太子であり、私の婚約者のレオナール様。
十八歳の生誕祭のお祝いに来たというのに、耳を疑うような事をパーティーの参加者の前で言われた。
ちなみにその隣にいるお色気たっぷりの女性はだれですか。
国のためにずっと神聖力を使ってきたのに、もう知らない!
神聖力を祈りを込める神像から切り離して森をさまよう、お腹が空いてもう動けない。
そんな私を救ってくれたのは、隣国の辺境伯。
幼いころに私の聖女としての力に助けられて以来、私を好きだった!?
私は隣国で幸せになります!
レオナール様は今さら私を探しにきても、もう遅いんですよ!
そんなレオナール様の末路とは……!?
文字数 6,136
最終更新日 2023.09.18
登録日 2023.09.18
「マリアンヌ公爵令嬢! これ以上貴様の悪行を見過ごすことはできん! 我が剣と誇りにかけて、貴様を断罪する!」
王子から突如突き付けられたのは、身に覚えのない罪状、そして婚約破棄。
更にはモンスターの蔓延る危険な森の中で、私ことマリアンヌはパーティーメンバーを追放されることとなりました。
このまま私がモンスターに襲われて"事故死"すれば、想い人と一緒になれる……という、何とも身勝手かつ非常識な理由で。
パーティーメンバーを追放された私は、森の中で鍋をかき混ぜるマイペースな変人と出会います。
どうにも彼は、私と殿下の様子に詳しいようで。
というかまさか第二王子じゃないですか?
なんでこんなところで、パーティーも組まずにのんびり鍋を食べてるんですかね!?
そして私は、聖女の力なんて持っていないですから。人違いですから!
※ 他の小説サイト様にも投稿しています
文字数 19,542
最終更新日 2020.06.10
登録日 2020.06.07
他者を傷つけるほどの魔力を持って生まれたエレノアは、周りの者たちからは「魔女」、「化け物」と怯えられていた。兄妹からは石を投げつけられ、両親からは虐待を受け続けていた。そんなある時、エレノアのもとに聖女が訪れる。聖女はエレノアに向け「あなたが次の聖女ですよ」といった。それによって、エレノアの生活は逆転する。エレノアを傷つけていた家族たちは落ちぶれ、エレノアは聖女としての道を歩み始める。
文字数 16,391
最終更新日 2020.06.30
登録日 2020.06.15
「過去のことは水に流して王子と結婚して欲しい!」
頭を下げてきたのは、幼少の頃にマリアを冷遇してきた父親だった。彼は平民の血を引く彼女を虐め、使用人以下の生活を強いてきた恨みの対象だった。
苦しい過去を持つマリアだが、義理の妹であるサーシャは父親から溺愛されていた。貴族の令嬢に相応しい教育を与えられ、幸せな人生を満喫していたのだ。
そんなある日、聖女の適正を持つかどうかの鑑定が行われる。結果、サーシャには聖女の適性がなかったが、マリアは適正持ちだと判明する。
その結果に腹を立てた父親は、マリアの鑑定結果を改ざんし、二人の結果を入れ替える。しかしマリアの聖女としての力は隠し切ることができず、成長と共に頭角を現すのだった。
本物語は最高権力者である大聖女に就任したマリアが、冷遇してきた家族を見返し、自らの手でハッピーエンドを掴み取るまでの物語である。
文字数 102,624
最終更新日 2022.12.25
登録日 2022.11.06
「私と結婚してほしい」リュディガーらしい真っ直ぐな飾り気のない求婚に、訳ありのキルシェは胸が締め付けられるほど苦しさを覚えた。
「貴方は、父の恐ろしさを知らないのよ……」
令嬢キルシェは利発さが災いし、父に疎まれ虐げられてきた半生だった。そんな彼女が厳しい父に反対されることもなく希望であった帝都の大学に在籍することができたのは、父にとって体の良い追放処置にもなったから。
そんなある日、暇をもらい学を修めている龍騎士リュディガーの指南役になり、ふたりはゆっくりと心を通わせ合っていく。自分の人生には無縁と思われていた恋や愛__遂には想い合う人から求婚までされたものの、彼の前から多くを語らないままキルシェは消えた。
彼女は、不慮の事故で命を落としてしまったのだ。
しかし、ふたりの物語はそこで終わりにはならなかった__。
相思相愛からの失意。からの__制約が多く全てを明かせない訳ありの追放令嬢と、志を抱いた愚直な騎士が紡ぐ恋物語。
※本編は完結となりますが、端折った話は数話の短いお話として公開していきます。
※他サイト様にも連載中
※「【完結】わするるもの 〜龍の騎士団と片翼族と神子令嬢〜」と同じ世界観で、より前の時代の話ですが、こちらだけでもお楽しみいただける構成になっています。
文字数 742,493
最終更新日 2023.01.16
登録日 2021.01.16
拝啓、懐かしのお父様、お母様、妹のアニー
私を追い出してから、一年が経ちましたね。いかがお過ごしでしょうか。私は元気です。
治癒の能力を持つローザは、家業に全く役に立たないという理由で家族に疎まれていた。妹アニーの占いで、ローザを追い出せば家業が上手くいくという結果が出たため、家族に家から追い出されてしまう。
隣国で暮らし始めたローザは、実家の商売敵であるフランツの病気を治癒し、それがきっかけで結婚する。フランツに溺愛されながら幸せに暮らすローザは、実家にある手紙を送るのだった。
※複数サイトにて掲載中です
文字数 4,531
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.07.11
「フィーネ・アレイドル公爵令嬢! 私は、貴様との婚約を破棄することをここに宣言する!」
王子に婚約破棄された私(フィーネ・アレイドル)は、無実の罪で魔族の支配する魔族領に追放されてしまいました。
魔族領に降りた私を待っていたのは、幼い頃に助けた猫でした。
魔族にすら見えない猫ですが、魔族領では魔王の右腕として有名な魔族だったのです。
驚いた私に、猫はこう告げました。
「魔王様が待っています」
魔王様が待ってるって何、生贄にでもされちゃうの? と戦々恐々とする私でしたが、お城で待っていたのは私を迎えるための大規模な歓迎パーティ。
こうして私の新天地での幸せな生活が始まったのでした。
※ 他の小説サイト様にも投稿しています
文字数 127,311
最終更新日 2020.09.30
登録日 2020.06.27
俺ことテリー・ダマスカスは一仕事を終えたあとに、今まで一緒に闘ってきた幼馴染であり仲間であり恋人であったアリスにこう言った。
「アリス、悪いが今日で君はこのパーティーから抜けて貰う。正直なところ、君の実力では今後も俺たちのパーティーでやっていくことは難しいだろう。このままだと君は確実に大怪我するか、最悪だと死に至るかもしれない」
これは本心であり本音ではなかった。
それでも俺は今後の自分たちのためにも伝えるしかなかった。
「……うん、分かったよ。そうだよね。これ以上、足手まといの私がいたら皆の迷惑だもん。ごめんね、テリー。今までずっと嫌だったんだよね?」
アリスは俺に対して怒りもせずに、俺と僧侶のマイアを見て「お幸せにね」と薄っすらと涙を浮かべた笑みとともにパーティーから抜けた。
そして、これは2週間前にパーティーに入ってきた僧侶マイアに提案されたことだった。
アリスがこれからもっと危険な目に|遭《あ》う前に辞めさせるべきだと。
Aランク冒険者となり勇者パーティー候補となった【飛竜の牙】の中で、アリスだけがCランクを超えるほどレベルが上がらず、この国では珍しく魔法が使えない体質だったからだ。
それでも俺は一向に構わなかった。
俺が頑張ってアリスを守ればいいのだと。
そう、今の恋人であるマイアに提案される前までは……。
だが、このときの俺は知らなかった。
アリスを追放したことが俺の破滅に向かう大きな一歩だったことと、愛くるしかったマイアという女の本性が別にあったことに――。
これは自分勝手な理由で恋人と別れたことによって、後悔と絶望と懺悔する男の物語。
文字数 8,787
最終更新日 2023.09.12
登録日 2023.09.12
「第一王子殺害未遂でリディア・クローバーを死刑に処する!」
ゴーシュラン王国の聖女であったリディア・クローバーは、謂われなき罪で死刑判決を下された。
(嫌よ、死にたくないわ……こんな無実の罪で処刑されるなんて!)
死んでしまうのだと絶望していた時、とある二人の人物の尽力で死刑から追放処分となる。
「いいかい?君は表向きは死刑となる。だが、実際は国外追放処分だ」
何とか王国を抜け出した彼女の前に半妖精だという一家が現れ、彼女の人生は一変する。
「ここで暮らすと良い。聖女だった頃のことは忘れて、ゆっくりしなさい」
慈愛に満ちた人々の優しさに触れ、リディアは明るさを取り戻していく。
しかし、リディアを謂われなき罪に陥れた者たちの陰謀に再び巻き込まれ、翻弄されていく。
(もう誰かに利用されるなんて御免よ。私は王国のおもちゃじゃないわ!)
半妖精や妖精の力を借りて、彼女は王国の陰謀に立ち向かう。
「さあリディア、行こうか。君を苦しめた奴を地獄に落としてやろう」
※他サイトにも掲載中です。
文字数 56,056
最終更新日 2022.06.11
登録日 2022.06.06
マイアーレ王女は非常に優秀だが、ちょっとばかり内向的な性格をしている。そして、活発な妹がいるせいで、自己評価がとても低い。
この物語は、彼女が国を追放される所から始まる。
彼女はこの国の守護竜と呼ばれるドラゴンに見初められ、ドラゴンの花嫁として王宮に復帰を遂げる……。
文字数 23,021
最終更新日 2022.02.12
登録日 2022.01.29
「セリーナ、俺はお前との婚約を破棄する!」
煌びやかな夜会会場の一角で、一人の男が婚約破棄を宣言していた。傍らには、愛らしい見た目をした令嬢ゼパル。男はセリーナの代わりにゼパルと結婚するのだと口にする。
「承知しました」
セリーナは婚約破棄を了承。金輪際関わらない、撤回を認めないという条件を男に突きつける。
喜ぶ男。けれど、傍らにいるはずのゼパルがいない。
(憐れな男ね)
ゼパルと呼ばれていた少女ーーーーオルニアは、会場の外でため息を吐く。
彼女の仕事は男達を騙すこと――――いわゆる『別れさせ屋』だった。
切なる思いを抱えた依頼人のため、名を変え、顔を変え、立ち居振る舞いを変え、今日もオルニアは男を誑かし、婚約破棄を成立させる。
さあ、次は誰を騙そうかな?
そう思っていた時、彼女は第3王子であるクリスチャンと出会うのだがーーーー?
文字数 13,386
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
本当の聖女だと知っているのにも関わらずリンリーとの婚約を破棄し、リンリーの妹のリンナールと婚約すると言い出した王太子のヘルーラド。陛下が承諾したのなら仕方がないと身を引いたリンリー。
リンナールとヘルーラドの婚約発表の時、リンリーにとって追放ととれる発表までされて……。
文字数 11,920
最終更新日 2020.06.27
登録日 2020.06.17
※6月30日本編完結いたしました。7月1日より番外編を投稿させていただきます。
聖女の祈りによって1000年以上豊作が続き、豊穣の国と呼ばれているザネラスエアル。そんなザネラスエアルは突如不作に襲われ、王太子グスターヴや国民たちは現聖女ビアンカが祈りを怠けたせいだと憤慨します。
ビアンカは否定したものの訴えが聞き入れられることはなく、聖女の資格剥奪と国外への追放が決定。彼女はまるで見世物のように大勢の前で連行され、国民から沢山の暴言と石をぶつけられながら、隣国に追放されてしまいました。
そうしてその後ザネラスエアルでは新たな聖女が誕生し、グスターヴや国民たちは『これで豊作が戻ってくる!』と喜んでいました。
ですが、これからやって来るのはそういったものではなく――
文字数 52,192
最終更新日 2022.07.12
登録日 2022.05.22
ある日治癒魔法が使えるようになったジョアンは、化け物呼ばわりされて石を投げられ、町から追い出されてしまう。彼女はただ、いまにも息絶えそうな恋人を助けたかっただけなのに。
生きる希望を失った彼女は、恋人との思い出の場所で人生の終わりを迎えようと決める。
文字数 13,339
最終更新日 2020.12.01
登録日 2020.11.27
ローランは今代の聖女に仕える騎士。けれど、平民出身の聖女アーシュラは、その可憐な容姿に似合わず、どこか間の抜けた、掴み所のない少女だった。
王宮に留まりたくないアーシュラのせいで国内を旅することになった二人。名目は『聖女の力を平等に国民に届けること』だというのに、アーシュラは「眠い」と言って布団からいつまでも出てこず、部屋の片づけや掃除もままならない。
『聖女は君子じゃなかったのか?』
面倒見の良いローランは、そんなアーシュラに呆れつつも、今日もせっせと世話を焼く。
そんなある日、酷い怪我を負った男を治癒したアーシュラ。しかし、隣国の王太子だというその男は「その女は我が国の聖女ウルスラだ」と主張し始め――――?
文字数 52,357
最終更新日 2022.06.04
登録日 2021.12.14
公爵令嬢フローラ・クレマンは、首筋に聖女の証である薔薇の痣がある。それを知っているのは、家族と親友のミシェルだけ。
どうして自分なのか、やりたい人がやれば良いのにと、何度思ったことか。だからミシェルに相談したの。
「私は聖女になりたくてたまらないのに!」
ミシェルに言われたあの日から、私とミシェルの二人で一人の聖女として生きてきた。
けれど、私と第一王子の婚約が決まってからミシェルとは連絡が取れなくなってしまった。
ミシェル、大丈夫かしら?私が力を使わないと、彼女は聖女として振る舞えないのに……
なんて心配していたのに。
「フローラ・クレマン!聖女の名を騙った罪で、貴様を国外追放に処す。いくら貴様が僕の婚約者だったからと言って、許すわけにはいかない。我が国の聖女は、ミシェルただ一人だ」
第一王子とミシェルに、偽の聖女を騙った罪で断罪させそうになってしまった。
本気で私を追放したいのね……でしたら私も本気を出しましょう。聖女の真の力を教えて差し上げます。
文字数 11,768
最終更新日 2021.08.04
登録日 2021.07.28
私は、セイラ・アズナブル。聖女候補として全寮制の聖女学園に通っています。1番成績が優秀なので、第1王子の婚約者です。けれど、突然婚約を破棄され学園を追い出され国外追放になりました。やった〜っ!!これで好きな事が出来るわ〜っ!!
隣国で夢だったオムライス屋はじめますっ!!そしたら何故か騎士達が常連になって!?精霊も現れ!?
何故かとっても幸せな日々になっちゃいます。
文字数 49,256
最終更新日 2022.05.01
登録日 2020.11.09
アルリナとイルリナは、双子の姉妹である。
顔はそっくりな二人だが、優秀な妹のイルリナに、姉のアルリナはあらゆる面で劣っていた。そのため、両親はイルリナばかり贔屓して、アルリナは罵倒される毎日を送っていた。
しかし、そんな環境でも姉妹の仲は良かった。
イルリナは虐げられるアルリナを慰めて、そんな妹を姉は支えにしていた。
ある時、イルリナは国外追放されることになった。王子の婚約者になった彼女を疎む者達から、無実の罪を着せられてしまったのだ。
そこで、アルリナは彼女の代わりに自分がその罰を受けることにした。顔がそっくりの自分なら、身代わりになれると思ったからである。
こうして、アルリナは国外に追放された。
森でさまようアルリナだったが、そんな彼女に手を差し伸べてくれる人がいた。
それは、隣国の第三王子のソルバンである。
彼に保護されたアルリナは、隣国で生活することになった。
優しい王子の元で、アルリナの第二の人生が始まったのである。
文字数 25,198
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.02.25
「ルイス・エクエス……貴様との婚約を破棄する!!」
侯爵の爵位を持つ家に生まれたルイスは、読書と妄想と執筆が好きな少女。彼女は突然婚約者であるアベルから婚約破棄を破棄されてしまった。
理由を聞いてみると彼女の妹であるニーナとの真実の愛に目覚めたのと、ルイスがニーナを虐めていたのを知って愛想が尽きたというのが理由。
妹のニーナはとても可愛らしい見た目に甘え上手、勉強やダンスといった淑女の嗜みは全てルイスより上だが、とにかくワガママな性格。さらに、ルイスのものはなんでも横取りをする、酷い性格だった。
だが、両親は優秀で見た目の良いニーナだけを愛していた。
きっとニーナのいつもの横取りによって婚約者を奪われたと察したルイスに、追い打ちをかけるように、婚約者がいなくなり、家に不要だからと父親に言われ、屋敷を追放されてしまう。
日頃から妹に私物を取られ続け、それをいくら親に言っても尾根なんだから我慢しろと怒られる生活。ついに嫌になってしまったルイスは、
「こんな屋敷こっちから出ていってやる!」と決める。
話を聞いてついてきた従者と一緒に屋敷を追放されたルイスは、ティア・ファルダーという偽名を使い、遠い地にあるボロボロの小屋に住む事になった。
新しい生活を始めたルイスは、空いた時間に趣味の執筆をしようと思い立ち、外に出て執筆をしていると、そこを通りかかった男性に原稿を読まれてしまった。
その男性は、なんとルイスの理想の王子様に瓜二つ。まさかこんな人が現実にいるなんてとドキドキする彼女に、その男性はつまらない物語だと酷評をする。
自分の物語を酷評——とくに王子様についてたくさん酷評されてしまったルイスは、次はもっと面白い物語を書いて、あの男にぎゃふんと言わせてやると意気込む。その男性と恋仲になり、溺愛されるようになるとはつゆ知らずに――
☆別タイトルで小説家になろう、カクヨムにも投稿してます☆
文字数 103,644
最終更新日 2022.07.18
登録日 2022.03.13