キャラ文芸 現代小説一覧
二逢杏樹(ニアアンジュ)は帝都に住まう、ごく普通の高校二年生だった。
普通と違うことといえば、家族がいないこと。それから、お金がないこと。
後見人である山河雛菊(サンガヒナギク)の喫茶店でアルバイトを行った日の帰り道、路上に倒れている呂希・アルカード(ロキ・アルカード)を見つける。
明らかに死にかけている呂希に声をかけると、強引に血を飲まれてしまう。
呂希は吸血族と人間のハーフ、所謂ダンピールであり、ダークエクソシズム(DE)に所属している闇払いの一人なのだという。
強引に血を飲まれた挙句何故か懐かれて、呂希は杏樹の家へと上がり込んでくる。
できる限り人と関わりたくない上に仕事をしたくない呂希に、連れ回される杏樹の日々が始まろうとしていた。
文字数 52,307
最終更新日 2022.05.27
登録日 2021.08.01
【バケモノたちの解夏(げげ)】
推理作家の「私」と探偵の「彼女」が、事件を通して出合う様々な愛のカタチを書く【シリーズ第四部】です。大人の女性同士の関係を中心とした生温い【サスペンス風味の恋愛モノ】となっています。
今回がシリーズ最終部です。幸せな「私」と「彼女」の仲を切り裂こうとする魔の手が忍び寄ります。前作からは約2年後のハナシです。第一部から読んでいただくと、登場人物たちの背景がよりわかりやすいかなぁと思います。
※
【私の彼女の物語シリーズ】
【第一部】恋と殺人(今作から約1年前)
【第二部】カミサマの花嫁(今作から約半年前)
【第三部】死にたがりの耽夢(今作から約2年前)
※
他サイト(小説家になろう、エブリスタ)でも公開中。
文字数 30,124
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.13
脳を創作で支配された高校生。小説執筆で頭をおかしくした彼は、神社へ参拝。『面白い小説を書けますように』『好きな小説を書けますように』と全力で願った。神社にまつられていた黒狐さまは彼に興味を持ち、狐の耳と尻尾を持つ黒髪少女の姿で現れた。彼女は、小説執筆をアドバイスするという形で、願いをかなえようとするが──
「いやです。だって、願い事叶う系の短編小説のオチって、大抵ろくな事ないじゃないですか」
黒狐さまは知らない。彼が本物の創作モンスターであり、一癖も二癖もある性癖を持っていることを……。
文字数 26,386
最終更新日 2022.05.27
登録日 2022.05.10
祖父の葬儀のため生まれ故郷である函館に戻ってきた「みゆり」は、なんとそこで8年前に死んだ愛猫の「さくら」と再会する。
猫又となってみゆりの元へと帰ってきたさくらは、祖父の遺産である銭湯をなくさないで欲しいと頼み込んできた。
その銭湯は、あやかしたちが霊力を回復するための「霊泉」だったのである。
しかし銭湯というのは、消えゆく産業の代表格だ。
みゆりはさくらとともに、なんとか銭湯を再建しようと試みる。
そこにアイヌのあやかしが助けを求めてきて……。
※完結しました!
※道南に存在するお店などが実名で登場します。(許可をいただいております)
文字数 110,393
最終更新日 2022.01.15
登録日 2021.12.04
おひさまこどもクリニックで働く小児科医の深沢太陽はある日事故死してしまった妹夫婦の小学1年生の娘日菜を引き取る事になった。
慣れない子育てだけど必死に向き合う太陽となかなか心を開こうとしない日菜の毎日の奮闘を描いたハートフルストーリー。
文字数 26,666
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.09.15
名古屋は錦町。
歓楽街で賑わうその街中には、裏通りが数多くある。その通りを越えれば、妖怪変幻や神々の行き交う世界───通称・『界隈』と呼ばれる特別な空間へと足を運べてしまう。
だがそこは、飲食店や風俗店などが賑わうのは『あやかし』達も変わらず。そして、それらが雑居するとあるビルの一階にその店はあった。数名のカウンター席に、一組ほどの広さしかない座敷席のみの小料理屋。そこには、ちょっとした秘密がある。
店主が望んだ魂の片鱗とも言える『心の欠片』を引き出す客には、店主の本当の姿──猫の顔が見えてしまうのだ。
これは元地獄の補佐官だった猫が経営する、名古屋の小料理屋さんのお話。地獄出身だからって、人間は食べませんよ?
文字数 327,674
最終更新日 2022.04.18
登録日 2021.03.23
ある日オレはクシャミが原因で死んでしまって天界へ行ってしまったのだが、そこにいた神様がオレの偶然持っていた雑誌付録のいちご柄パンツを気に入ってしまったようでー…
いちごパンツと引き換えに別の人に魂を移してもらったんだけど、その子は小学生でいじめられっ子だった!?
小学生にいじめられたかったオレにはちょうどいいじゃないか!
それに姉はJK!なにこの神展開!
主人公・福田ダイキの織りなす、意外なところに伏線ありのドタバタ変態ラブコメディです!
1話1話が短め!話を重ねるごとに変態度も上昇!?
挿絵もたまに入れてるので皆さん同じキャラのイメージでお楽しみいただけます!!
小説家になろうにて超先行公開中です!!
文字数 100,802
最終更新日 2022.01.23
登録日 2021.02.01
ド田舎からキラキラ女子になるべく都会(と言っても三番目の都市)に出て来た派遣社員が、訳あって天狐の上司と共に夜のボランティア活動を強制的にさせられるお話。
ちなみに夜のボランティア活動と言っても、その内容は至って健全。……安全ではないけれど。
※文中に神様や偉人が登場しますが、私(作者)の解釈ですので不快に思われたら申し訳ありませんm(_ _"m)
※12/31タイトル変更しました。
他のサイトにも重複投稿しています。
文字数 128,506
最終更新日 2022.02.28
登録日 2021.12.28
キャラ文芸大賞期間中はアルファポリスのみに投稿。
妄想癖のある作者の不安と恐怖から生まれたフィクションです。現実にある組織団体とは一切関係がありません。特にマスメディア関係者や宗教関係者、政治団体の方は読まないようにしてください。フィクションなので苦情は一歳受け付けません。
文字数 100,767
最終更新日 2022.01.17
登録日 2021.12.29
幼馴染みへの初恋をこじらせ口元ホクロ沼にはまった夏海。
幼い頃の幼馴染みとの約束から、いつか迎えに来てくれるかもという淡い期待と、来るわけがないという気持ちの間で揺れる。
そんな夏海の前に現れたのは……
ほんわかハッピーエンドな恋愛です。
※エブリスタ、小説家になろうにも掲載しています
文字数 4,333
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.08.07
ここは長崎のどこかにある、とある坂道。
今日一日散々な目に遭った若葉は疲れていた。
さっき転んで擦りむいた膝もいたい。
ふと顔をあげると、温かい提灯の明かりがともる、素敵なお店がある。
「……あんた、憑かれてるな」
「やっだー! 可愛いお客さんじゃな〜い」
「まあ、人間だわ」
「きゅ〜ん」
ーーその店には、ぶっきらぼうな黒髪の美青年と、なぜか冬なのにタンクトップないかついおネエさんと、ものすごく妖艶な美女と、ぬいぐるみみたいなこぎつねがいた。
○こぎつねに憑かれた食いしん坊な主人公が、珍妙なあやかしが集まるお店で美味しいものに癒されるお話です。
○長崎のご飯、食べた気になってくださいねー!
文字数 80,466
最終更新日 2021.02.25
登録日 2020.12.26
お稲荷様と私のほっこり日常レシピ
レンタル有りその小さなお稲荷様は私…古橋はるかの家の片隅にある。それは一族繁栄を担ってくれている我が家にとって大事なお稲荷様なのだとか。そのお稲荷様に毎日お供え物をするのが我が家の日課なのだけれど、両親が長期の海外出張に行くことになってしまい、お稲荷様のご飯をしばらく私が担当することに。
そして一人暮らしの一日目。
いつもの通りにお供えをすると「まずい!」という一言とともにケモミミの男性が社から飛び出してきて…。
『私のために料理の腕を上げろ!このバカ娘!』
そんなこんなではじまる、お稲荷様と女子高生のほっこり日常レシピと怪異のお話。
キャラ文芸対象であやかし賞をいただきました!ありがとうございます!
現在アルファポリス様より書籍化進行中です。
10/25に作品引き下げをさせていただきました!
文字数 119,372
最終更新日 2021.11.24
登録日 2019.12.31
厨二病が治らない事と昔からの幼なじみの女の子と今も仲良い事以外は普通の高校生辰巳昭彦はあるきっかけで超能力に目覚める、ヒーロー映画のように特殊な能力を期待するが開花した能力は動物の声が聞こえるようになっただけ。
悩んだ彼は普通のヒーローではなく、動画サイトでバズりインターネットのヒーローになれるのではと何の根拠もなく活動することに!
だがその思いつきは予期せぬ方向へと進んでいくのだった…。
これは一癖ある能力者による、ドタバタ青春コメディ。
文字数 58,155
最終更新日 2022.05.18
登録日 2022.05.10
東雲秋子は死神つきである。
この世に生を受け、気づいたときには隣に一人の男がいた。大きな鎌を持って、ドクロの仮面をかぶって、真っ黒なローブを羽織っている。地面からはちょっと浮いているし、他の人に見ることもできない。
「秋子、好きという言葉はとても甘美なものだ。だから簡単に言ってはいけない。その言葉を告げたとき、お前はしぬ」
今日も今日とて、死神は話しかけてくる。すでに、耳にタコである。
文字数 7,307
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.10
1人の少年が今、その生を絶とうとしていた。
※内容からして消される可能性が存在します。多分いけるけど
文字数 1,924
最終更新日 2021.12.02
登録日 2021.12.02
ケンカ好きの不良、世良(せら)の体と、
幼なじみにふり向いてもらえない乙女、美玖(みく)の体が、入れかわった。
世良には三人の姉妹がいて「女」や「女体」を見なれすぎてしまい、いつしかアレがたたなくなっていた。そのせいか性欲もなく、つねに彼は賢者タイムだった。
しかし、入れかわりのあと、美玖(中身は世良)のパンツを目撃して、なぜかギンギンにたってしまう。
はたして二人の運命は?
※小説家になろう カクヨム にも掲載。
文字数 99,510
最終更新日 2022.04.25
登録日 2021.11.20
文字数 2,720
最終更新日 2021.06.29
登録日 2021.06.27
文字数 1,732
最終更新日 2021.05.22
登録日 2021.05.21
とある街のとある場所。そこにひっそりと存在しているのは『御話喫茶 テラー』。そこに行けば色々な話を聞くことが出来る。面白い話然り、悲しい話然り。
「いらっしゃいませ。此度はどのようなお話をお求めで?」
さあさあ、貴方様もリスナーとなってお話を聞いてみては?
〜目次〜
いち 泣ける話
に キュンとする話
さん スッキリする話
─────
※2000パーセント フィクションです!「物語」としてお楽しみください!!
※基本的にテラー語りです。
※テラーの容姿性別は敢えて書きません。そこも皆様に想像していただければと思います。
※ ※ 独白の章は見る人を選ぶものになっております(多分)。独白の章に入る時に一応ワンクッションありますが、ただの短編集で終わらせたい時はそこまでで閉じていただければと思います。
文字数 12,502
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.02.24
平成13年9月30日、北海道富良野市弥生町でひとりの少女が行方不明になりました。
その少女のことはひょっとしたら、当時富良野市で多発していた女子中学生の連続誘拐事件の被害者を、マスメディアは実名ではなくA子、B子、C子といったふうにアルファベットで報道していたため、唯一模倣犯の犯行であった5番目の被害者のE子の名の方が皆さんにはわかりやすいかもしれません。
4人の少女を殺害した連続誘拐事件の容疑者が逮捕を目前に自殺したことや、例のアメリカの貿易センタービルの事件のおかげですっかり忘れ去られてしまいましたが、E子はいまだ行方不明のままです。
家出と誘拐の両面から捜査を進めていた北海道警がE子を連続誘拐事件の被害者であると認識するまでにそう時間はかかりませんでした。なぜならE子が模倣犯であった中学校教師の容疑者棗弘幸に勧められるままウェブサイトを立ち上げていたからです。E子は自ら体験した誘拐事件を事細やかに日記に記していました。また顔写真を公開し一般の少女たちと人気を競い合うネットアイドルでした。
ぼくが現在、あの事件を決して風化させてはならないと考え、ウェブアーカイブで既に北海道警によって遺棄されたE子の日記のキャッシュを検索し、事件当時のままの形でE子のウェブサイトの再構築を試みるのにはひとつだけ理由があります。
E子の本名は加藤麻衣。ぼくの妹です。
ミッシング再構築版管理人 加藤学
文字数 34,865
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.15
不思議な力を持つ黒猫のミーコ。人知を超越した力を持つ化け猫と、様々な人間との出会いと別れを描いた連作短編。※以前は『黒猫のミーコ』というタイトルでしたが、全く同じタイトルの作品があったのでタイトルを変更しました。
文字数 131,768
最終更新日 2021.02.13
登録日 2020.07.05
中学校教師の護堂夏也は、独り身で亡くなった叔父の古屋敷に住む事になり、食いしん坊の神様と、ちょっと大人びた座敷童子の少年と一緒に山間の田舎町で暮らしている。
神様や妖怪達と暮らす奇妙な日常にも慣れつつあった夏也だが、ある日雑木林の藪の中から呻き声がする事に気が付く。心配して近寄ってみると、小さな子どもが倒れていた。その子には狐の耳と尻尾が生えていて……。
保護した子狐を狙って次々現れるあやかし達。霊感のある警察官やオカルト好きの生徒、はた迷惑な英語教師に近所のお稲荷さんまで、人間も神様もクセ者ばかり。夏也の毎日はやっぱり落ち着かない。
護堂先生と神様のごはんシリーズ
長編3作目
文字数 114,505
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.06.21
文字数 108,261
最終更新日 2019.12.31
登録日 2019.12.31
護堂先生と神様のごはん
レンタル有り 亡くなった叔父の家を譲り受ける事になった、中学校教師の護堂夏也は、山間の町の古い日本家屋に引っ越して来た。静かな一人暮らしが始まるはずが、引っ越して来たその日から、食いしん坊でへんてこな神様と一緒に暮らす事になる。
気づけば、他にも風変わりな神様や妖怪まで現れて……。
季節を通して巡り合う、神様や妖怪達と織り成す、ちょっと風変わりな日々。お腹も心もほっこり温まる、ほのぼの田舎暮らし奇譚。
2019.10.8 エブリスタ 現代ファンタジー日別ランキング一位獲得
2019.10.29 エブリスタ 現代ファンタジー月別ランキング一位獲得
文字数 127,419
最終更新日 2021.02.19
登録日 2019.12.18
※更新停止中
高校三年の冬の夜。一花(いちか)が家への帰り道で目撃してしまったのは、刀を手にした男の姿。
男から助け出した女の子『シロ』との生活を、戸惑いながらも楽しんでいた一花の前に、シロを襲った男『桐生(きりゅう)』が再び姿を現す。
シロに貰った『オクリモノ』が、一花に新たな出会いをもたらす、ひと冬の物語。
※全三章予定です
文字数 60,258
最終更新日 2020.01.31
登録日 2019.12.21
日本はド田舎の、子だくさん家庭で育った私は、ある日突然「あなたは能力者です」と告げられた。
能力者って、なにそのSF?
しかも話はもっとぶっ飛んでいて、私がなんと予知の能力者だってさ。そんなもん、今まで見えたことないけど? あ、でも野菜の出来栄えと天気の予想は外れたことがないかも!
それで、能力者が集まる学園とやらに編入することになったのだけれど。
ちょっと待って、私が男子ってどういうこと⁉ 生まれてこの方ずっと女子として生きてきましたけど⁉
これは生活密着型予知能力者な安城明日香が性別を偽りつつ、学園ヒエラルキーの底辺から這い上がり下剋上する物語、かもしれない。
文字数 76,845
最終更新日 2020.09.12
登録日 2019.03.18
田舎に住んでいた主人公、安国忠宏は親の反対を押し切って上京し、都内の大学へと進学した。
都内に夢を見た彼だが、大学を卒業後受かったのは小さなサービス企業。
しかもそこはパワハラ、サービス残業上等のブラック企業だった。
他に再就職できるあても自信もなく、親の反対を押し切った手前に辞めることすらできないでいた忠宏は、
ブラック企業で働き続けた。しかし、四年目でとうとう精神が耐え切れなくなる。
そんな限界的状況に陥った忠宏の元に、母からの電話が。
「仕事を辞めて実家に帰っておいで」
母の優しい言葉に吹っ切れた忠宏は、仕事を辞めて実家である田舎に帰る。
すると一週間後には従妹である、真宮七海がくることになり、疎遠だった友人たちとの緩やかで楽しい生活がはじまる。
仕事だけが人生ではない、少しくらいゆっくりした時間が人生にあってもいいと思う。
文字数 96,787
最終更新日 2019.01.18
登録日 2018.11.28
谷中・幽霊料理人―お江戸の料理、作ります!
レンタル有り女子大生の咲(さき)は東京・谷中で一人暮らしを始める。ところが、叔父に紹介されて住み始めたアパートには、幽霊が! 彼の名前は惣佑(そうすけ)。江戸時代末期に谷中で店を持っていた料理人で、志半ばで命を落としてしまったという。
実体がなくなってしまった惣佑の代わりに、料理初心者の咲が台所に立つことになった。
どこか不思議な男子大学院生・久世穂積(くぜほづみ)も交え、咲たちは食べ物に関わる『日常の謎』に巻き込まれていく。
文字数 136,973
最終更新日 2019.10.18
登録日 2018.11.27
中学三年生の岸帆文(ときぎしほぶみ)は、とある事情で働いている古書店で、草川鈴恵(くさかわすずえ)と出会う。二人は同じ店で働くことになり、同じ時間を過ごす中で互いに惹かれあっていく。これは二人が出会い、お互いのことを知り、付き合うまでの物語。どこにでもあるようで、ないようなボーイミーツガール物語。
※『ナイフと銃のラブソング』の一年前の物語になります。内容に繋がりはありませんが、関連する小ネタがあるなど世界観の設定は同じです。
文字数 217,342
最終更新日 2019.09.19
登録日 2019.02.04
羽素未世(はもとみよ)はどこにでもいる少女。受験勉強に励んでいたある日、ポニアードという女に襲われる。未世は殺されそうになるが、ポニアードのお願いを聞くことにより、生かされることになる。そのお願いとはある人物を殺すことだった。それから月日が経ち、高校生になった未世は、ポニアードに人の殺し方を仕込まれていた。同時に佐坂智也(ささかともや)という少年との仲を深めていく。これは死にたくないと願った少女、羽素未世と、料理が好きな少年、佐坂智也の恋物語。
※おまけの四編はその後のお話です。一つの物語を終えた未世と智也が何を考え、どう生きていくのかを書きたくて付け足しました。
※羽素未世と佐坂智也の物語はこれでおしまいです。(他の話に出てくることはあるかもしれませんが。)最後まで、もしくは少しでも読んでくださった方々には、心から感謝します。誤字脱字が多く、つたない文章の上、書き直しや書き足しの多い物語でしたが、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。ありがとうございました。
文字数 168,323
最終更新日 2018.12.23
登録日 2018.10.28