友情小説一覧
《綺麗になりたい大人女子×美容系青年の友情(?)ストーリー》
安井レイコは彼氏との結婚に備え、質素倹約な毎日だった。
しかし、結婚間近のはずが彼氏を後輩に寝取られたらしい。
失恋直後の荒れた心で出会ったのは、マンションで隣に住む——アルビニズムの美青年。
「魔法をかけてあげる」
美容系インフルエンサーの彼にゆるく美容指導されつつ、美味しいお酒とつまみに日々の幸せを見つけていく——ゆるゆるな、実話をもとにしたお話。
※ティアの『美容指導』について
元エステティシャンと美容皮膚科医の方からアドバイスを受けておりますが、本作品はあくまで物語としてお楽しみください。
文字数 45,019
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.04.30
何も怖がることはない、ただ真っ直ぐに生きてさえいればーー。
スペインとイギリスのクォーターであるリオは、ロンドンで女優の仕事をしている。祖父のパウロとチャップリンを敬愛する彼女は、恋愛に対して淡白で冷めた価値観を持っているために恋人との関係が長続きしない。また、女優には致命的な無表情であるという問題も抱えていた。だがそれには実は大きな理由があった。
リオはある日、次世代アイコンと称される大人気シンガーソングライターのUmiと出会う。人生や人に失望し、恋愛に対して淡白という部分で意気投合した2人は、名前のない関係性の中で通じ合っていく。
そんな時リオは祖父の友人のチャドから、自分が監督をする自主制作の映画に出ないかと誘いを受ける。
出演を決めた彼女は共演者やスタッフたちと充実した日々を送っていたが、周りで人種問題を想起させる事件が頻繁に起こるようになり、社会や自分自身と向き合っていく。
世の中の理不尽さや人間の汚さに翻弄されながらも、リオは周りの個性豊かな人間たちとの触れ合いの中で救われ、同時に変化・成長していく。
生きることに不器用ながらも、ユーモアと静かな優しさを持って前を向こうとする1人の少女の物語。
※ この作品はフィクションです。暴力行為、犯罪行為を助長する意図は一切ありません。
※人種差別、LGBT、いじめ、銃に関する描写が出てきますが、いじめや差別、犯罪行為を助長する目的でなく、問題提起をする意図の表現となりますのでご理解のほどよろしくお願いします。
百合要素ありますが、エロなしのため、百合が苦手な人でも読んでいただけると思います。
文字数 123,085
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.04.29
私は見ている あなたが花開くのを
愛人であった母の子として生まれたエイヴェリーは、義姉のロマンに激しい恋心を抱いていた。
ある日彼女は通っている演劇学校の文化祭で、ロマンがクラスメイトとキスをしているのを目撃する。ショックのあまり泣き崩れる彼女を救ったのは、銀髪の見かけない女生徒だった。
話してみると、彼女は超人気舞台女優のクレア・ハスキンズだと判明する。ロマンの気を引くために家出をしたエイヴェリーは、彼女に想いを寄せるクラスメイトのオーシャンと、クレアの家に泊めてもらいながら生活をする。
そんなある時、エイヴェリーはロマンに思いを寄せる3年のジャンヌと出会う。学校独自の姉妹制度によりペアになった2人の間には確執が生まれる。エイヴェリーはジャンヌに刃向かったことがきっかけとなり、酷い虐めを受けるようになる。
エイヴェリーを傷つけるジャンヌに仕返しをしたいと感じたクレアとオーシャンは、12月の学校行事である『演劇コンペティション』で、3年生に勝とうと提案する。
オーディションでグランプリを受賞し、フランスの若者を中心に絶大な人気を誇るシンガーソングライターのソニア、引っ込み思案だが卓越した文才を持つケイティ、天然で不思議ちゃんと呼ばれるも、舞台だと別人のように豹変するメグ、元モデルのシャイな日本人留学生レンカ、パワフルな歌声を持つ苦労人のリアナ、中性的な魅力を持つ監督志望のアレックスーー。
才能のある生徒たちと演劇を通して友情を育むうちに、姉一色だったエイヴェリーの毎日に変化が訪れる。
文字数 105,210
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.04.29
ファンタジーカップ期間中、1日3回最新話を公開。
早朝(5:50)と昼頃(11:50)、あと1回はボーナスタイム(多分平日18:00・土日祝日12:00)に公開予定。
その他、次話予告も入れたりしています。
2024.5.14 18:00 モチ編完結。
2024.5.15からイオ編スタート。
イオ編はファンタジーカップ期間の終わり頃に完結予定です。
【転生者モチ編あらすじ】
異世界を再現したテーマパーク・プルミエタウンで働いていた兼業漫画家の俺。
原稿を仕上げた後、床で寝落ちた相方をベッドに引きずり上げて一緒に眠っていたら、本物の異世界に転移してしまった。
初めての異世界転移で容姿が変わり、日本での名前と姿は記憶から消えている。
転移先は前世で暮らした世界で、俺と相方の前世は双子だった。
前世の記憶は無いのに、時折感じる不安と哀しみ。
相方は眠っているだけなのに、何故か毎晩生存確認してしまう。
その原因は、相方の前世にあるような?
「ニンゲン」によって一度滅びた世界。
二足歩行の猫たちが文明を築いている時代。
それを見守る千年の寿命をもつ「世界樹の民」。
双子の勇者の転生者たちの物語です。
現世は親友、前世は双子の兄弟、2人の関係の変化と、異世界生活を書きました。
画像は作者が遊んでいるネトゲで作成したキャラや、石垣島の風景を使ったりしています。
AI生成した画像も合成に使うことがあります。
編集ソフトは全てフォトショップ使用です。
得られるスコア収益は「島猫たちのエピソード」と同じく、保護猫たちのために使わせて頂きます。
文字数 183,363
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.04.19
俺の名前は蒼介。普通の高校生で、特撮ヒーローやライトノベル、プラモデルが趣味の凡庸な男子だ。恋愛とは無縁の生活を送っていたはずだった――中学の夏までは。その夏、ずっと想いを寄せていた彼女に告白した。放課後の教室、夕陽が差し込む中、緊張しながら告白した俺は、友達として大切に思っているという答えを受け取った。その優しい断りの言葉は、俺の心に深く刺さり、恋愛を諦める決意をさせた。以来、俺は趣味に没頭することで恋愛の痛みを忘れることにした。特撮ヒーローの勇敢な姿に憧れ、ライトノベルの物語に夢中になり、プラモデルを組み立てることで心の平穏を保った。俺の日常は、そのまま続くはずだった。高校に進学し、腐れ縁の健太と同じクラスになることが決まった。彼とは中学からの友人で、バカなことも一緒にやってきた仲だ。1年A組に振り分けられた時、健太も同じクラスだったことで、俺は「これでバカできる」と安心した。そんなある日、学食で昼食を取っていた俺の隣に、美穂が座った。彼女は俺に相談を持ちかけてきたのだ。彼氏との問題について、どうしたらいいか分からないと困った顔で話し始めた。俺は彼女の話を聞き、アドバイスを送った。それが、美穂との相談の始まりだった。次に相談を持ちかけてきたのは、転校生の桜子だった。彼女は小さい頃に一緒に遊んだ仲で、久しぶりに再会したのだ。新しい環境に馴染むのが難しく、彼氏との関係に悩む桜子は、俺に心を開いて悩みを打ち明けた。俺は彼女の話を聞き、少しずつ昔の友情を取り戻していった。さらに、二学年上の先輩、美咲も俺に相談してきた。彼女がなぜ俺に相談するのか分からなかったが、彼氏との関係に悩む美咲は、俺に心を開いて話してくれた。俺は彼女の話を真剣に聞き、少しでも力になれるよう努めた。こうして、俺の平凡な日常は少しずつ揺らいでいった。彼女たちの相談に乗りながらも、内心では自分の安全を心配していた。彼氏たちが俺を誤解して襲ってくるのではないかという恐怖が常にあった。しかし、それ以上に彼女たちの支えとなることを決意していた。ある日の昼休み、健太が俺に向かってきてからかうような口調で言った。「おい、蒼介。またまた無自覚にNTRしてるんだって?誰か新しい女の子も話しかけてきたんだろ?」俺はその言葉に少しイラッとしながらも冷静に答えた。「そうだけど?」健太は大げさに肩をすくめて、「さすが、歩く女誑し、歩くNTRだな」と冗談めかして言った。俺は健太の冗談にうんざりしながらも、真面目な顔で答えた。「冗談でも言うなよ。俺はそんなつもりじゃないし、知らん間に勝手に相談されてるだけなんだ。」「でもさ、惚気ばなしまでされたら堪ったもんじゃないよ」と俺は少し愚痴をこぼした。健太はそれを聞いて笑いながら、「まあ、蒼介はみんなに信頼されてるってことだろ?悪いことじゃないさ。でも、無理すんなよ」と言った。
文字数 7,153
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.24
身体障がい者の女子高生 成瀬菜緒が、命を燃やし、一生懸命に生きて、青春を手にするまでの物語。
書籍化を目指しています。(出版申請の制度を利用して)
初版の印税は全て、障がい者を支援するNPO法人に寄付します。
スコアも廃止にならない限り最終話公開日までの分を寄付しますので、
ぜひお気に入り登録をして読んでください。
90万文字を超える長編なので、気長にお付き合いください。
よろしくお願いします。
※この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、イベント、地域などとは一切関係ありません。
文字数 173,973
最終更新日 2024.05.26
登録日 2023.11.14
兄のアイシャに
ちょっと変わり者の葬儀屋、朝比堂賀が主人公の推理・短編~長編集です。挿絵は貳方が描いています。
〖波の途 流れ立つは赤〗
更新不定期中
長編〖青の見ゆるを土より〗 / 完結
「最近、なくし物が多いのよ」
上ノ段七日生にそう持ち掛けられた根耒生祈と道羅友葉。
探し物の依頼だ! と思って乗り出したが結局解決できず。しかしその後、なくし物がちょっと大ごとになるかも。という予定のお話です。
生祈と朝比堂賀の男女バディ。生祈は九十九社に入りました。
長編〖緑静けき鐘は鳴る〗 / 改稿中
死にネタがブームの高校に通う高校生、根耒生祈の視点を中心に展開。
『慈満寺』、梵鐘が鳴ることにより死人が出るという噂の寺に、成り行きで乗り込む。自然死か殺しかを探る話です。
成長、友情、バディを目指す。生祈と朝比の男女バディ。
短編〖白を以て逃走と追跡につき〗 / 完結(改稿するかも)
追跡ものです。音楽プロデューサーだった美野川嵐道を偲ぶ会会場で、盗まれてしまった金の香炉を追う話。
陳ノ内惇公という記者の視点を中心に、展開していきます。
〖名前について〗
堂賀の読み方は、「動画」ではなく「賀」でイントネーションが下がるようです。
文字数 701,576
最終更新日 2024.05.26
登録日 2022.01.01
魔法使いになるためには、人間の願いを1つ叶えなくてはなりません。
でも、魔法使いと人間の間にはそれだけではなかったのです。
文字数 7,200
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.23
一六歳の少女「加茂野 茉凜(かもの まりん)」は、ある理由から一人旅に出ていた。その道中で一人の不思議な少年とめぐり逢う。生き延びるために止むなく弓鶴の『ある目的』のために生活を共にすることになる彼女だったが、弓鶴は『氷柱の中の王子様』とあだ名される孤高の人であり、茉凜を邪魔者として邪険に扱い、冷淡な態度で接するのだった。こんな相手とこれからやっていけるのかと頭を抱える茉凜だったが、次第に弓鶴という人間の輪郭が見えてきて興味を抱いていく。
そして、『深淵』と呼ばれる知られざる異能の暗殺集団。弓鶴が発現させた、厄災の元凶とされる禁忌の力『黒』。茉凜は弓鶴を巡る抗争に否応なく巻き込まれていく。
主キャラクター
加茂野 茉凜 一六歳
繰り返し見た夢の情景を探し求めて旅をする少女。ひょんなことから柚羽 弓鶴という少年とめぐりあい、彼を取り巻く陰謀と抗争に巻き込まれてしまう。身長が一七三センチと高いことがコンプレックスで、自分の容姿に自信がない。高校入学直前に落雷事故に遭っており、深刻ではないものの後遺症を抱えている。それを感じさせない前向きな性格と諦めの悪い意志の強さを持つ。敵対するような相手も懐柔してしまう、通称「猛獣使い(ビーストマスター)」。元はバイクトライアルの選手で、類まれなるバランス感覚の持ち主。油断すると出てしまう「うえへへへ」という変な笑い声が特徴。
柚羽 弓鶴 一六歳
際立った美貌を持つすべてが謎に包まれた少年。いつも無愛想で無口。近づこうものなら鋭い氷のトゲに刺されそうな猛烈な負のオーラを放つ、通称「氷柱の王子様(アイシクルプリンス)」。深淵の御三家と呼ばれる、上層部の一つ柚羽家の血を継ぐ。おせっかい少女の茉凜のアタックに押し負けて、次第に心を溶かされていく。茉凜より身長が低いのが気に入らない模様。深淵において厄災の元凶とされる禁忌「黒」の力を秘めている。
文字数 20,750
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
ハロウィン嫌いの主人公・カリンは、数日にわたって開催される大規模なハロウィンイベント後のゴミ拾いに毎年参加していた。
今年も例年通り一人でてきぱきと作業を進めていた彼女は、見知らぬイケメン四人衆に囲まれる。
一見するとただのコスプレ集団である彼らの会話には、たまに『化けて出る』や『人間じゃない』といった不穏なワードが混じっているようで……。
彼らの正体と目的はいかに。
これは日常と非日常が混ざり合い、人間と人ならざるものの道が交わる特別な日の出来事。
ついでに言うと、コメディなんだか社会風刺なんだかホラーなんだか作者にもよくわからないカオスな作品。
(毎回、作者目線でキリのいい文字数に揃えて投稿しています。間違ってもこういう数字をパスワードに設定しちゃダメですよ!)
お楽しみいただけておりましたら、
お気に入り登録・しおり等で応援よろしくお願いします!
みなさま、準備はよろしいでしょうか?
……それでは、一夜限りの美しい悪夢をお楽しみください。
<登場人物紹介>
・カリン…本作の主人公。内面がやかましいオタク。ノリが古めのネット民。
物語は彼女の一人称視点で進行します。油断した頃に襲い来るミーム!ミーム!ミームの嵐!
・チル&スー…悪魔の恰好をした双子?
・パック…神父の恰好をした優男?
・ヴィニー…ポリスの恰好をしたチャラ男?
「あ、やっぱさっきのナシで。チャラ男は元カレで懲りてます」
「急に辛辣モードじゃん」
「ヴィニーは言動ほど不真面目な人間ではないですよ。……念のため」
「フォローさんきゅね。でも、パック。俺たち人間じゃないってば」
(※本編より一部抜粋)
※ゴミは所定の日時・場所に所定の方法で捨てましょう。
【2023/12/9追記】
タイトルを変更しました。
(サブタイトルを削除しただけです。)
文字数 139,807
最終更新日 2024.05.26
登録日 2023.04.29
戦国時代末期中国。燕国の楽士高漸離は、謎の旅人荊軻と出会う。音楽を介して深く結びつく二人だが、刺客として秦王(後の始皇帝)暗殺を強要された荊軻は一人旅立つ。
その後、荊軻の死を知った高漸離も秦へ向かい、そこで荊軻が再会を望みつつも果たせなかった彼の友人と出会う。
史記列伝荊軻の章で語られつつも正体が不明な、「荊軻の待ち人」について考えました。
文字数 3,844
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.25
これは私、秋葉 琴音(あきは ことね)が現世で自分の魔法を探す物語である。
現世の魔法は夢物語の話ではない。ただ夢を叶えるための魔法なのだ。
京都市に住まう知らなければ見えない精霊たちや魔法使い、小さな小さな北区のカフェの一角で、私は自分の魔法を探すことになる。
高校二年生の冬に学校に行くことを諦めた。悪いことは重なるもので、ある日の夜に私は人の言葉を話す猫の集会に巻き込まれ気を失った。
気がついた時にはとある京都市北区のカフェにいた。
そして私はミーナ・フォーゲルと出会ったのだ。現世に生きる魔女である彼女と・・・出会えた。
これは私が魔法と出会った物語。そして自分と向き合うための物語。
文字数 133,403
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.04.18
イギリス人の両親を持つ高校一年生のイヴァン・ファーマーは、生まれは日本、育ちも日本、習慣や言語、そして心さえも「日本人」として生きてきた。
だがイヴァンは、見た目や国籍によって周囲の人々に「勘違い」をされてしまうことが多々ある。
自らの人種と心のギャップに幼い頃から疑問を持ち続けていた。
そんなある日、イヴァンの悩みを理解してくれる人物が現れた。
彼が働くバイト先のマニーカフェに、お客さんとして来店してきた玉木サエ。
イヴァンが悩みを打ち明けると、何事にも冷静沈着な彼女は淡々とこう答えるのだ。
「あなたはどこにでもいる普通の男子高校生よ」
イヴァンにとって初めて、出会ったときから自分を「自分」として認めてくれる相手だった。進路についても、深く話を聞いてくれる彼女にイヴァンは心を救われる。
だが彼女の後ろ姿は、いつも切なさや寂しさが醸し出されている。
彼女は他人には言えない、悩みを抱えているようで……
自身のアイデンティティに悩む少年少女の苦悩や迷い、その中で芽生える特別な想いを描いたヒューマンストーリー。
◆素敵な表紙絵はみつ葉さま(@mitsuba0605 )に依頼して描いていただきました!
文字数 85,729
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.04.30
文字数 7,561
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.14
今の人生に君は満足しているか?
こんな人生で本当に良いのか?
そう囁く声がある。
それは身の内から響く声だ。
己の願いだ。欲望だ。渇望だ。
何かが変われと願う男の元に現れたのは、新しい世界への扉だった。
文字数 113,296
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.04.20
場所は江戸。
昨今、世間を騒がせていたのは『白刃の斬裂き男』と呼ばれる殺人鬼である。
彼には信念は無く、ただただ斬るのが楽しいだけ。
もっとも女には逆らえないようだが。
文字数 6,004
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.24
この世界の人間達は皆魔力を所有している。その魔力の保有量は人それぞれ差があり、魔力が多いものほど人生に於て優位な立場に立てる。
また、他の者の魔力を奪い自分のモノにする事も可能だ。いわゆる弱肉強食の世界。
ここ、『アシオン』の現王も他の魔力を奪うことで、力を増大させこの王の座に着いた。
人の道として他のモノを奪うなど道徳的にも御法度と言えるのだが、この王の即位後、王自らの行為を正当化するため『他の者から魔力を奪うことを可とする』と言う新たな法を立法した。
そのため今の王になってから、いったいどれほどの人の命が魔力の奪い合いで消えてしまったのか。
そんな悪王に半ば強制的に仕えさせられている「カイル」は、勅令により赴いた地で樹木の魔物に襲われている「シン」と言う少年を助ける。
シンは、この国では見たこともない風貌と紫の瞳を持った異国の少年だった。
そのシンは魔力量が桁違いに多く、その力を欲する王に目を付けられてしまう。そしてシンは、魔力を魔石として取り出されそうになる。
魔石とは、奪い取った魔力を石のように具現化したものだ。その魔石を服用すれば、魔力を奪ったときと同じようにその魔力を使うことができる。
だが、その魔石を作るためにはかなりの魔力を濃縮して作るため、通常なら数人分の魔力で魔石は1個から2個ほどしか作ることが出来ない。
魔力をすべて魔石に変えられた者の末路は、消滅しかない。
文字数 967
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.25
高校1年生の速水大輝には、桜井文香という同い年の幼馴染の女の子がいる。美人でクールなので、高校では人気のある生徒だ。幼稚園のときからよく遊んだり、お互いの家に泊まったりする仲。大輝は小学生のときからずっと文香に好意を抱いている。
しかし、中学2年生のときに友人からかわれた際に放った言葉で文香を傷つけ、彼女とは疎遠になってしまう。高校生になった今、挨拶したり、軽く話したりするようになったが、かつてのような関係には戻れていなかった。
桜も咲く1年生の修了式の日、大輝は文香が親の転勤を理由に、翌日に自分の家に引っ越してくることを知る。そのことに驚く大輝だが、同居をきっかけに文香と仲直りし、恋人として付き合えるように頑張ろうと決意する。大好物を作ってくれたり、バイトから帰るとおかえりと言ってくれたりと、同居生活を送る中で文香との距離を少しずつ縮めていく。甘くて温かな春の同居&学園青春ラブストーリー。
※特別編7-球技大会と夏休みの始まり編-を連載中です。既に完成しており、全16話でお送りします(2024.5.19)
※毎日1話ずつ公開していく予定です。
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
文字数 812,706
最終更新日 2024.05.25
登録日 2020.07.09
「じきに空が沈む」
神戸市街地の交差点。
歩行者天国の信号機の上で、スカートをはためかせる女子高生が1人、座っている。
並行世界の断層、——タイム・スクエア。
そこは、現実の「壁」に飲み込まれる、滅びる運命を待つ世界だった。
女子高生、——大坂楓は、時空要塞の都市、クロノポリスに住まう住人であり、“セカンド・キッド”と呼ばれる「アノマリー」の1人で、22世紀の世界へと時空を繋ぐ計画、『人工時間結晶化プログラム』の実行のための、重要な任務を任されていた。
世界は滅びる運命だった。
それは、1995年に起きた災害、”阪神淡路大震災“をきっかけとして引き起こされた、『第一次タイム・クラッシュ』が原因であり、ある科学装置を使ったこと、——起こるべきはずだった出来事を変えてしまったことが、全ての始まりだった。
世界の時空平面上に広がる境界、「ベッケンシュタイン境界」。
その境界に入った亀裂を塞ぐため、人類は時空の『修復』を行うことを試みる。
大坂楓は、街に出現した「ゼノ」を排除するため、1人奔走していた。
「ゼノ」は時空の亀裂から出てきた“魔物=外来種“であり、世界には元々存在していなかった異形の怪物たちだった。
彼らは人類最後の砦、クロノポリスへと侵入し、人類の計画を阻止しようと攻撃を続けていた。
彼女は街中の交差点で、ある少年と出会う。
並行世界の果て、——過去と未来が交錯する、時の平原の彼方で。
文字数 18,979
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.03.31
【一話につき700~1200字程度】
【完結保証】
みにくい男の人魚、名前はグリン。
気楽に生きてきた彼だが、健康状態の不安が勃発する。
背中に海藻が生えていたのだ!
グリンは医療を受けるべく、すみかを出て旅に出る。
めざすは高名とどろく医師・ナンデモミル。
グリンはナンデモミルに診てもらうことができるのか……?
文字数 81,714
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.03.06
私、エミリア・デーフェクトは稀有な光属性を持つ天才魔導師である。なぜか第三王子に気に入られてしまい無理矢理婚約させられたが、私の卒業式の記念パーティーで私が殿下の幼馴染のご令嬢に嫉妬して嫌がらせをしたあげく陛下にも毒を盛ったので婚約を破棄すると声高らかに告げられた。全く身に覚えもない罪状で訳もわからぬまま死刑宣告された私は気づくと9年前に戻っていた。
──よし。やり直せるなら今度こそは大好きな人と大好きな冒険を思いっきり楽しもうじゃないか───!!!
※軽い流血・欠損表現があります。ご注意ください。
文字数 96,855
最終更新日 2024.05.25
登録日 2023.03.24
「私のために争うのは止めて!」
と声高々に教室へと登場し、人見知りのシャイボーイ(自称)と自己紹介をかました、そんな転校生から始まるBL学園ヒューマンドラマ。
彼から動き出す数多の想い。
得るものと、失うものとは?
突然やってきた転校生。
恋人を亡くした生徒会長。
インテリ眼鏡君に片想い中の健康男児。
お花と妹大好き無自覚インテリ眼鏡君。
引っ掻き回し要因の俺様わがまま君。
学校に出没する謎に包まれた撫子の君。
子供達の守護神レンタルショップ店員さん。
イケメンハーフのカフェ店員さん。
様々な人々が絡み合い、暗い過去や性への葛藤、家族との確執や各々の想いは何処へと向かうのか?
静創学園に通う学生達とOBが織り成す青春成長ストーリー。
よろしければご一読下さい!
文字数 696,516
最終更新日 2024.05.25
登録日 2023.09.14
2020年、3月。
この日、東京が消失した。
原因は未だわかっておらず、世界は混乱に包まれたままだった。
東京に住んでいたものたちは消息を絶ち、消失した都市部を中心に、何十キロにも及ぶ巨大な“クレーター”が出現していた。
消失したエリアに侵入することは、現在の科学では不可能だった。
そこは事象の境界面と言われ、異常な重力が働いている未知の領域だと、学会により発表されていた。
人々は、そこにあったものは全て、跡形もなく消えてしまったものだと思っていた。
そこに住んでいた人たちはもちろん、東京という街そのものが、完全に消失してしまったのだと。
東京都豊島区巣鴨一丁目のアパートに暮らしていた男子高校生、灰原ハジメは、世界から東京が消失してしまったことに気づいてはいなかった。
消失したはずの都市部では、人々は普段と変わらない生活を送っていた。
何も変わってはいなかった。
グラウンドに寝そべる午後の木陰も、街を行き交う電車の音も。
——空から、「月」が消えていることを除いては。
子供の頃、隣の家に住んでいた幼馴染が、なんの連絡もなく突然彼のアパートを訪れる。
幼馴染の名前は、伊藤詩織といった。
彼女とは長い間会っていなかった。
…会えるはずもなかった。
なぜなら彼女は、小学生の時に行方不明になっていたからだ。
もうすでに8年もの時が流れていた。
この世界にはもういない。
とっくに死んでいるんじゃないか?と、周りの人たちは囁いていた。
「私とキスしてくれる?」
唐突なその言葉に、彼の頭は凍りつく。
…お前、誰だ?
顔も声も、目の色も、あの“詩織”で間違いなかった。
ただ、何かが違っていた。
突然押し倒され、無理やり唇を奪われる最中、彼は彼女の胸から、心臓の音が消えていることに気づく。
これは、世界の終わりと始まりを紡ぐ、失われた記憶の中にある物語。
文字数 85
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.05.25
王子の婚約者候補であるユーフィリア、リズベットの二人は共に才女であり、優劣つけがたい存在であった。二人にとってお互いは同じ高みを目指す同士であった。王妃への道を知るが故、相手もどれほど努力しているか知っている。敬意こそ持ちはすれ、敵意はなかった。お互いの立場がある故、それを表に出す事はしなかったが。
ユーフィリアは思っていた。例え自分が王妃になれなくてもリズベットなら祝福できると。しかし決着は思わぬ形でついてしまった。リズベットの父、シュタイン伯爵が起こした公爵令嬢暗殺未遂によって。ユーフィリアの理想が音を立てて崩れ去った。時を経て、ユーフィリアは王妃として忙しい日々を送っていた。ユーフィリアは有能であったが、激務で徐々に疲労が濃くなる。そんなユーフィリアが限界間近になった時、彼女は帰ってきた。追放されたはずのリズベットが。
ライバル関係にあった二人が揃った時、物語は大きく動き出す。
※ なろうやカクヨムでも掲載しております。
文字数 163,031
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.03.18
命を狙われ、七歳で国を出奔した《シレジア》の王子ゼフィール。通りすがりの商隊に拾われ、平民の子として育てられた彼だが、成長するにしたがって一つの願いに駆られるようになった。
《シレジア》に帰りたい、と。
一七になった彼は帰郷を決意し商隊に別れを告げた。そして、《シレジア》へ入国しようと関所を訪れたのだが、入国を断られてしまう。
これは、そんな彼の旅と成長の物語。
※小説になろうでも公開しています(完結済)。
文字数 448,771
最終更新日 2024.05.25
登録日 2024.02.12
『コバンザメ物語: 海の友情と冒険』は、勇敢なコバンザメ、ハルトと彼の親友サキの心温まる冒険を描いた物語です。海の広大さと美しさを背景に、二匹の小さな海の生き物が直面する試練と成長の旅を追います。彼らは未知の海域を探検し、様々な海の生き物たちと出会い、困難を乗り越えながら友情を深めていきます。
物語は、ハルトが自分の冒険への憧れを抱きながら、平穏なサンゴ礁での生活から一歩踏み出すところから始まります。彼とサキは、賢明なサメ、タイゾーに出会い、海の知恵を学びます。次いで、陽気なイルカ、ミナミとの友情が芽生え、彼らの旅は新たな次元を迎えます。しかし、闇の海域で恐ろしいクロサメとの対決を経て、ハルトとサキは海の生き物たちとの絆の強さを再認識します。
終章では、ハルトとサキは新たな旅立ちに向けて、海の仲間たちと心温まる別れを経験します。彼らはこれまでの冒険から学んだ教訓を胸に、未来への希望を抱きながら海の彼方へと進んでいきます。
この物語は、友情、勇気、そして自然との調和といった普遍的なテーマを通じて、読者に海の冒険の魅力と海の生き物たちとの絆の大切さを伝えます。ハルトとサキの旅は、海の冒険を夢見るすべての人々に、希望とインスピレーションを与えるでしょう。
文字数 11,457
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.05.24
青年の不変なき日常に終わりを告げるように、数多の人々が行き交う廊下で一人の生徒を目にした。
それは煌びやかな天の輪っかを頭に載せて、儚くも美しい女子に息をするのさえ忘れてしまう。
まるで天使のような姿をした少女との出逢いが、青年の人生を思わぬ形で変えていくことになる。
文字数 21,441
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.04.30
寂れた町の学校。照明器具を買う予算を賄う為に、寄付をつのる事にした。寄付と言ってもただ貰いに行ってもなにも貰えない。どうすれば??
劇を、それもミュージカルを上演して見てもらおう。そう思って、生徒も先生も頑張る。
すると・・・手を差し伸べてくれる人が現れる。
素直に親切にされる生徒と先生・・・さて、どうなるでしょう??
文字数 34,637
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.04.22
精霊の加護により魔法の使える世界。
闇のモノと日々対立する中で突如、黒い霧が発生する事件が起こっていた。
神出鬼没な上、原因も不明。そこから異形の怪物も現れ世間を騒がせていた。
ガンガルド王国に住む青年ヴァンは、幼き頃両親を亡くし自身の打ち明けられない秘密から孤独な思いで生きてきた。そんな彼の唯一の拠り所は友人二人であった。
生きる事に意味を見出せないまま霧から現れる異形の討伐、調査の為に作られた小隊の隊長に任命され勤めを果たしている。
原因究明の先、一人の騎士と出会うことになる。その出会いが彼の運命を大きく変える。
ファリュウス神聖国で騎士長を務める一人の騎士アドニール。自身の力により国で崇められる存在のアドニールは、訳あって男と偽っていた。そんな彼女には一つ楽しみにしている事があった。それは一人の青年にいつか会う事。その思いが叶った時、彼女の運命も大きく変わる。
二人の思いと運命が交差する愛の物語。
※作中は残酷描写、暴力描写が含まれますのでご注意下さい。
※◆がついている話は挿絵が載ってます。
文字数 340,769
最終更新日 2024.05.24
登録日 2022.11.09