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ホームレスから、ばた屋を得て一代で梅屋グループを作った梅野竹蔵。それが俺の爺ちゃんだ。
両親からは勉強が出来ない俺は嫌われ勘当され、爺ちゃんと一緒に暮らしていた。
爺ちゃんだけは『お前には儂と同じ才能がある』そう言ってくれていた。
そんな爺ちゃんも亡くなり、今の俺は一人で生きていたのだが、ある日突然カミナリに撃たれ、女神を介して異世界へさぁ、どうなる事か……
※ 他の話が優先なので超亀更新予定です。
文字数 72,868
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.06
商人であった父が、お金で貴族の身分を手に入れた。私というコマを、貴族と結婚させることによって。
でもそれは酷い結婚生活の始まりでしかなかった。悪態をつく姑。私を妻と扱わない夫。夫には離れに囲った愛人がおり、その愛人を溺愛していたため、私たちは白い結婚だった。
結婚して三年。私は流行り病である『バラ病』にかかってしまう。治療費は金貨たった一枚。しかし夫も父も私のためにお金を出すことはなかった。その価値すら、もう私にはないというように。分かっていたはずの現実が、雨と共に冷たく突き刺さる。すべてを悲観した私は橋から身を投げたが、気づくと結婚する前に戻っていた。
健康な体。そして同じ病で死んでしまった仲間もいる。一度死んだ私は、すべてを彼らから取り戻すために動き出すことを決めた。もう二度と、私の人生を他の人間になど奪われないために。
父の元を離れ計画を実行するために再び仮初の結婚を行うと、なぜか彼の愛人に接近されたり、前の人生で関わってこなかった人たちが私の周りに集まり出す。
白い結婚も毒でしかない父も、全て切り捨てた先にあるものは――
文字数 58,485
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.28
【終活サポート×ヒューマンドラマ×ライトミステリ×やさしい怪奇譚】
◆主人公の三瀬 幽利《みつせ ゆうり》は、『ある日』を境に軽い霊感体質となってしまった大学四年生。秋を迎え、同期生の殆どが就活を終える中、ただ一人内定を取れず腐っていた。
◆そんな幽利が縋り付いたのは、偶然目についた『シュウカツサポート&相談窓口』の案内。相談員に就活への悩みをぶちまけようとしたのだが、訪れた先は【就活】ではなく【終活】サポートの窓口で、人生の〝終焉〟を考える生者、あるいは成仏できずにいる亡者の魂をサポートする事務所だった。
◆かくして幽利は、足を踏み入れた先で出会った少々風変わりな女所長・水先 杏奈と行動を共にし、〝終焉〟に悩める人々、そして自身の辛い過去と向き合い始める。
※not余命系。『これから人が死ぬ話』というよりは、『すでに死んでる人の未練を解消する』『生と死に向き合う人の話』がメインとなるお話です。
文字数 11,315
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.26
若干25歳で魔法という魔法を極めた男、レーゲン=クラウディ。
彼は魔王討伐のために結成されたパーティにて『賢者』の称号と共に従事していた。
――魔王とは人間やエルフ、ドワーフといった様々な種族が住む世界の中でも強大な力を持つ魔族の頂点立ち、部下の魔族を使役し、自種族以外を排除して世界をわがものにせんと企んでいる存在。
そんな魔王を討伐することが魔族以外の種族の目標であり悲願。
だが、数多くの冒険者が立ち向かい散っていったのだ。
そんなレーゲンの居るパーティも魔王討伐の旅を続けていたが、ある日リーダーである男に追放を言い渡された。それもとてつもなくくだらない理由で。
そしてレーゲンは決意する。
くだらない理由で追い出し、力を必要としないなら魔王討伐などもうやめ、賢者を辞めて遊び人として生きていくことを――
文字数 38,913
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.16
美しい容姿と教養の深さ、そして控えめな性格と完璧な立ち振る舞いから『国一番の淑女』と謳われるアルフォンシーナ・パルヴィス伯爵令嬢はまさに今、神の前で夫婦の誓いを交わそうとしていた。
相手は、無類の女好きとして有名なベルナルド・シルヴェストリ侯爵。
類稀な美貌に恵まれた彼は、多くの女性と浮名を流し、派手な暮らしぶりをしているで有名で、陰では『遊び人侯爵』などという不名誉な名で呼ばれている男だ。
しかもこの結婚はベルナルドの素行の悪さに頭を悩ませた国王の命令による結婚であり、当人の意思など全く伴っていない、文字通りの政略結婚。
だが、たとえ愛し合って夫婦となったのではなくても、妻として夫を敬い、慈しみ、尽くすことーーー。
両親から言い含められた通り、ベルナルドに寄り添い、生きていくことを心に誓うアルフォンシーナだったが、結婚式を終えた彼は、屋敷に彼女を送り届けた後、友人達と娼館へ出掛けてしまいーーー?
文字数 312,350
最終更新日 2025.05.03
登録日 2024.05.26
ライラ(26歳)は治癒を得意とする、光の術師。容姿端麗な魔王に心を寄せたことで、パーティー内で孤立し、追放されてしまう。職と財産と仲間を失い、失意のまま実家に帰り、診療所兼薬局を営むことに。新生活の目処が立ちはじめた頃、森でふわふわの魔獣の赤ちゃんを拾う。魔獣と関わることは許されない世だけど、怪我をしていたのでヒールを施し、「ルビウス」と名づけ、一緒に暮らすことに。ルビウスは満月がくるたびに、赤ちゃん→若獣→成獣へと成長し、なんと人間の美少年に変身した。次の満月で、透明感と色香を併せ持つ美青年に成長して……? ※ムーンライトノベルズに重複投稿しています
⚠️悪役の指が一本飛ばされる描写があります
⚠️ヒーロー視点で腕が焼ける描写があります
⚠️集落が一瞬で吹き飛ぶ描写があります
⚠️コメディ要素もあります
⚠️タグにも地雷要素を記載してます
文字数 12,607
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.02
陸翠鈴(ルーツイリン)は年をごまかして、後宮の宮女となった。姉の仇を討つためだ。薬師なので薬草と毒の知識はある。だが翠鈴が後宮に潜りこんだことがばれては、仇が討てなくなる。翠鈴は目立たぬように司燈(しとう)の仕事をこなしていた。ある日、桃莉(タオリィ)公主に毒が盛られた。幼い公主を救うため、翠鈴は薬師として動く。力を貸してくれるのは、美貌の宦官である松光柳(ソンクアンリュウ)。翠鈴は苦しむ桃莉公主を助け、犯人を見つけ出す。※表紙はminatoさまのフリー素材をお借りしています。※中国の複数の王朝を参考にしているので、制度などはオリジナル設定となります。
※第7回キャラ文芸大賞、後宮賞を受賞しました。ありがとうございます。
文字数 329,853
最終更新日 2025.05.03
登録日 2023.12.29
この俺、セレスティア帝国の第5皇子ルークには一つ歳下の妹がいた。
俺を愛してくれている世界一かわいい妹ディアナだが、実は闇落ちして死ぬ運命が決まっていた。
ここは、俺が前世でプレイしていたRPGゲーム『クリスナイツ』の世界であり、ディアナは主人公に殺される魔王と化してしまうのだ。
最愛の妹が、絶望の果てに死ぬ?
そんな未来は許しておけない。
俺は赤ちゃんの頃から努力して、運命に抗うことにした。
妹は母を暗殺され、父である皇帝に戦争の道具として使われた故に、闇落ちしてしまうのだ。
そんなゲームシナリオは俺が徹底的にぶっ壊してやる。
これは闇落ち妹を守るために最強を目指す、モブ皇子の物語である。
カクヨムでも連載しています。
文字数 75,827
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.02
文字数 2,824
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.30
ブランシュ・クリスティーネ・ヴァレリー公爵令嬢は婚約者の王太子に訴えられ裁判にかけられる。明らかに冤罪と分かる内容。にも拘わらず「有罪」の判決を受け、国外追放になってしまった。何故、王太子はこのような暴挙にでたのか?王太子の横にいる男爵令嬢は彼の子供を身籠っているらしい。国王とヴァレリー公爵の不在中に起こった出来事は国そのものを暗雲をもたらす。
祖国崩壊。
そして帝国貴族としての始まり。
それは彼女にとって良かったのか悪かったのか。様々な思惑の中をブランシュは生きていく。帝国貴族として、公爵家の跡取りとして。皇太子の後宮入りをしたブランシュだったが、その背景は何やらきな臭い予感が・・・。
11月25日より改編いたします。
文字数 130,753
最終更新日 2025.05.03
登録日 2023.02.07
ある日、優秀だけど肝心な所が抜けている主人公は同僚と飲みに行った。酔っぱらった同僚を仕方無く家に運び、自分は飲みたらない酒を買い求めに行ったその帰り道、街灯の下に静かに佇む妹的存在兼ストーカーな少女と出逢い、そして、満月の夜に主人公は殺される事となった。どうしようもないバッド・エンドだ。
しかしこの話はそこから始まりを告げる。殺された主人公がなんと、ゴブリンに転生してしまったのだ。普通ならパニックになる所だろうがしかし切り替えが非常に早い主人公はそれでも生きていく事を決意。そして何故か持ち越してしまった能力と知識を駆使し、弱肉強食な世界で力強く生きていくのであった。
しかし彼はまだ知らない。全てはとある存在によって監視されているという事を……。
◆ ◆ ◆
今回は召喚から転生モノに挑戦。普通とはちょっと違った物語を目指します。主人公の能力は基本チート性能ですが、前作程では無いと思われます。
あと日記帳風? で気楽に書かせてもらうので、説明不足な所も多々あるでしょうが納得して下さい。
不定期更新、更新遅進です。
話数は少ないですが、その割には文量が多いので暇なら読んでやって下さい。
※ダイジェ禁止に伴いなろうでは本編を削除し、外伝を掲載しています。
文字数 2,301,185
最終更新日 2025.05.03
登録日 2016.08.04
「俺は娯楽の神、ベスさ」
「ご、娯楽の神?」
ゲームのやり過ぎで死ぬというしょうもなさ過ぎる理由で死んだ大学生、黒瀬雄吾。
そんな彼の目の前に現れたのは娯楽の神を名乗るパリピな格好をした男。
彼に死因を伝えた後、ベスはある提案をした。
「まぁ、そう落ち込むなって。俺が手頃な世界に転移か転生させてあげるからさ」
それは雄吾にとって、なんとも魅力的な提案であった。
「安心するといい。君には、しっかりとチートを上げるよ。君も好きだろ、チート」
まさに神の如くベスは雄吾の心の内を読み、チートを授けた。
その後、もう少し話が聞きたいと慌てる雄吾を速攻で転移させた。
そして異世界へと転移した雄吾がいた場所は……なんと森の中。
チートの能力に感心するのも束の間、直ぐに異世界という現実に恐ろしさを感じ始める。
だが、そんな恐怖を掻き消すのがそう……チート能力!!!!!!
怯えて何も出来なければ、本当にクソダサゲーム大好き人間となり下がる。
雄吾は恥など最初からなく、存分にチートを使い、二度目の人生を……異世界ライフを歩み始めていく。
文字数 147,225
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.11
「走ることしか、知らなかった」
高校三年の木下馨(きのした・かおる)は、かつて将来を期待された陸上選手だった。
だが怪我をきっかけに競技を離れてからというもの、何にも夢中になれずにいる。
喧嘩もタバコもできないくせに、不良を気取って毎日をぼんやりと消費している彼にとって、残された高校生活はただの「終わりを待つ時間」だった。
そんなある日、帰り道で出くわしたのは、名前だけ知っていた野球部エースピッチャーの1年生・杉谷蓮(すぎたに・れん)。
彼がスリをしようとしている場面を、馨は偶然目撃してしまう。
見て見ぬふりを決め込もうとしたが、杉谷のぎこちない手つきと、その後に起きた暴力の気配に、馨は思わず名前を叫んでいた――。
「杉谷!走れ!」
その瞬間、止まっていたはずの時間が、また動き出した。
走る理由も、走る意味も失ったはずの馨が、杉谷の手を引いて、再び走り出す。
文字数 8,638
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.22
魔法が衰退し、魔導具の補助なしに扱うことが出来なくなった世界。
公爵家の第二子として生まれたフィルズは、幼い頃から断片的に前世の記憶を夢で見ていた。
そのため、精神的にも早熟で、正妻とフィルズの母である第二夫人との折り合いの悪さに辟易する毎日。
ストレス解消のため、趣味だったパズル、プラモなどなど、細かい工作がしたいと、密かな不満が募っていく。
そこで、変身セットで身分を隠して活動開始。
自立心が高く、早々に冒険者の身分を手に入れ、コソコソと独自の魔導具を開発して、日々の暮らしに便利さを追加していく。
そんな中、この世界の神々から使命を与えられてーーー?
口は悪いが、見た目は母親似の美少女!?
ハイスペックな少年が世界を変えていく!
異世界改革ファンタジー!
息抜きに始めた作品です。
みなさんも息抜きにどうぞ◎
肩肘張らずに気楽に楽しんでほしい作品です!
文字数 1,273,534
最終更新日 2025.05.03
登録日 2022.01.03
大西彩花(香川県出身、享年29歳、独身)は転生直後、維持神を名乗る存在から、いきなり土地神を命じられた。目の前は砂浜と海。反対側は枯れたような色の草原と、所々にぽつんと高い山、そしてずっと向こうにも山。神の権能『全知』によると、この地を豊かにして人や動物を呼び込まなければ、私という土地神は消えてしまうらしい。
現状は乾燥の為、樹木も生えない状態で、あるのは草原と小動物位。私の土地神としての挑戦が、今始まる!
の前に、まずは衣食住を何とかしないと。衣はどうにでもなるらしいから、まずは食、次に住を。食べ物と言うと、やっぱり元うどん県人としては……
(カクヨムと小説家になろうにも、投稿しています)
(イラストにあるピンクの化物? が何かは、お話が進めば、そのうち……)
文字数 220,297
最終更新日 2025.05.03
登録日 2024.12.01
先日――
三年上の先輩方が、卒業式後のパーティー会場で、あろうことか婚約破棄騒ぎをおこしましたの。
それも、二件同時に。
勿論、男性側の不貞ですわ。
どちらも浮気ではなく、〈真実の愛〉だと騒いでいたと聞きました。
一人は幼馴染と、もうひと方は義妹と。
なら、私はどうなるのでしょう。
だって、私の婚約者のそばには、常に元幼馴染であり義妹でもある方が寄り添っておられますから。
あのような晒し者になる前に対処しなければなりませんね。それとも、このまま放置して、気ままなスローライフを手に入れるのもいいですね。
ほんと、どうしましょうか……
まぁ、どちらに転んでも、私は私が生きたいように生きるだけですけどね。
鋼なみにメンタルが強い少女が兄姉の手を借りながら、様々な障害を乗り越え、自分の居場所を探し掴み取る物語です。
文字数 247,105
最終更新日 2025.05.02
登録日 2024.11.29
10歳になると、儀式を受けて能力を神様から授かる世界で前世の記憶と特殊な特性【プレイヤー】を獲得した少年——クリス。
その特性には、前世の記憶と複数の便利な能力が備わっていた。
特性を得た事で前世の記憶を思い出したクリスは、授かった力で異世界を楽しもうと動き出した。
文字数 109,391
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.04
金遣いの荒い両親と問題ばかり起こす弟のせいで、幼い頃から働いていた私、ルファラは、雇用先のノボウ伯爵家の当主、アーバネット様との結婚が決まる。
幸せにすると誓ってくれたアーバネット様だったが、結婚式当日、彼は平民になった幼なじみ、ロロミナ様と再会し、別邸に住まわせるようになる。それからは別邸に住む彼女とその息子の所へ行ってばかり。
メイド長には舐められてしまい、私は本邸から離れた小屋に住んでいる、ロロミナ様が連れてきた奴隷の男の子の世話をすることになる。
「おねえちゃんもいらないこなの? それなら、ぼくといっしょだね」
話を聞いてみると、彼は奴隷ではなく、ロロミナ様の子供だった。彼女に頼まれた旦那様が彼を閉じ込めているのと知った私は、今まで尽くしてきた私を粗末に扱うのは許せても、何の罪もない子供を虐待するなんて許せないと離婚を決める。
そんな時、旦那様の友人が屋敷に訪れ――
文字数 69,406
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.19
気が付いたら異世界にいた主人公。それもユリスという大公家の三男に成り代わっていた。しかもユリスは「ヴィアンの氷の花」と呼ばれるほど冷酷な美少年らしい。本来のユリスがあれこれやらかしていたせいで周囲とはなんだかギクシャク。なんで俺が尻拭いをしないといけないんだ!
知識・記憶一切なしの成り代わり主人公が手探り異世界生活を送ることに。
突然性格が豹変したユリスに戸惑う周囲を翻弄しつつ異世界ライフを楽しむお話です。
※基本ほのぼの路線です。不定期更新。冒頭から少しですが流血表現あります。苦手な方はご注意下さい。
文字数 1,601,970
最終更新日 2025.05.02
登録日 2023.10.22
愛はなくても、跡継ぎは望まれる。
――俺様辺境伯と、不死の姫の政略結婚。
「俺は貴女を愛さない。でも、子は産んでもらう」
誰にも望まれず生きてきた姫と、冷徹な戦士が紡ぐ、不器用で歪な恋の行方。
文字数 14,096
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
ここは大都市モフリス。
この街は代々、特別な能力を使う一族が治めてきた。
その能力とは『変身』
『変身』は一族だけが使える能力で、様々な魔獣に変身することで、街を国を守ってきたのだった。
しかしある日、彼らにとって街よりも国よりも大切な存在が現れた。
その名もルーパート。
ルーパートが生まれた瞬間、彼らの1番はルーパートとなり、それから生活の中心は、ルーパート中心の生活になったのだった
そんなルーパートも、世界最強かもしれない家族に見守られ(溺愛され)ながら3歳に。
「あれぇ? いつのまにか、ひよこしゃんになっちゃったぁ」
時々変身の能力を発揮しながら、大好きな家族に囲まれて、ルーパートは今日も元気に成長中!!
文字数 178,345
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.12
貧しい村から魔法学校に奨学生として入学した平民出身の魔法使いであるユノは成績優秀であったので生徒会に入ることになった。しかし、生徒会のメンバーは貴族や王族の者ばかりでみなユノに冷たかった。
とりわけ生徒会長も務める美しい王族のエリートであるキリヤ・シュトレインに冷たくされたことにひどく傷付いたユノ。
だが冷たくされたその夜、学園の仮面舞踏会で危険な目にあったユノを助けてくれて甘いひと時を過ごした身分が高そうな男はどことなくキリヤ・シュトレインに似ていた。
あの冷たい男がユノにこんなに甘く優しく口づけるなんてありえない。
そしてその翌日学園で顔を合わせたキリヤは昨夜の優しい男とはやはり似ても似つかないほど冷たかった。
仮面舞踏会で出会った優しくも謎に包まれた男は冷たい王子であるキリヤだったのか、それとも別の男なのか。
全寮制の魔法学園で平民出身の平凡に見えるが努力家で健気なユノが、貧しい故郷のために努力しながらも身分違いの恋に身を焦がすお話。
性描写がある話には※印を付けてあります。
苦手な方は参考にして下さい。
文字数 285,070
最終更新日 2025.05.02
登録日 2023.12.08
「無能」と辺境に追放された、心優しき錬金術師ユキト。絶望の淵で、彼は謎のもふもふ生物フワと出会い、万能生産スキル【超分解&再構築】に目覚める!
復讐ではなく、穏やかな暮らしを求めスキルを振るうユキトは、アトリエや奇跡の温室を創り上げ、不毛の地を豊かな「アトリエの里」へと変貌させる。彼の人柄と技術に惹かれ、獣人、ドワーフ、吟遊詩人など、多様な仲間たちが集い、温かな絆が育まれていく。
聖獣らしきフワの秘密や、辺境の自然との共生を楽しみつつ、創造に満ちたスローライフを送るユキトたち。しかし、その平和な営みに、彼らを追放した王都の静かなる干渉が始まり……。
優しさと創造の力で未来を紡ぐ、ほのぼの辺境開拓ファンタジー!
文字数 138,340
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.05
『退屈クラッシャーズ』というバンドで活動する小宮悠斗(こみやはると)、長谷川陽菜(はせがわひな)、柊修平(ひいらぎしゅうへい)、神崎鉄矢(かんざきてつや)の四人は、音楽プロデューサーであるDENJIが開催するオーディションに参加したが、陽菜が心臓病を患ってしまい、辞退しなくてはならなくなってしまう。
そのことを快く思わない視聴者から誹謗中傷のコメントが送られてくるようになり、バンドは解散することに。度重なる不運によって生きる希望を失くした陽菜に元気を与えたいと願うが、誹謗中傷のトラウマによってギターを弾けなくなってしまった悠斗は、具体的な方法を思い付かずにいた。
高校の入学式が行われる前日。公園でギターを弾く女の子に声を掛けると、彼女から自分が幽霊だという話を聞かせられる。しかも、幽霊になる前の事を何一つ覚えていないのだという。さらに、悠斗のトラウマの克服を手伝う代わりに、記憶を取り戻す手伝いをしてほしいと幽霊から頼まれてしまい――!!
最愛の人の心臓が止まるよりも先に、退屈な日常を壊せるか?
文字数 33,803
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.26
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
文字数 27,931
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.23
伯爵家の令嬢であり、精霊の血を引くシャーロットは、魔法の名門の出身なのに魔法が使えないせいで、父と妹にいびられ、虐げられながらも、いつか復讐してやるという気持ちを胸に、耐える日々を送っていた。
参加した社交界でも良いことは言われず、一人で過ごすシャーロットの元に、婚約者である男性から、婚約破棄を突き付けられてしまう。
シャーロットは、彼が自分の体目的で婚約したことは知っていて、特に好きでもなかった。それに、傷つけられてきた年季が違うシャーロットにとって、婚約破棄をされても悲しくはなかった……が、一つ困ったことになってしまった。
それは、もうシャーロットはこの家にいらないと言われてしまったことだ。
家にとって、シャーロットは元婚約者との関係をよくするための、お飾りの婚約者でしかなかった。その役目が無くなったため、父はシャーロットを追い出そうとした。
ここにいなければ、復讐の機会は大幅に減ってしまう可能性を危惧したシャーロットは、屈辱に耐えながらも、なんとか家に置いてもらうこととなる。いつか必ず、憎き家族に復讐すると、改めて誓いながら。
そんなシャーロットは、ある日妹の無理難題のおつかいをするために、なんの装備も無しに雪山を登らされてしまうが、その道中に、見たことがない裂け目のようなものを発見する。その裂け目の先には、綺麗な森の中にある小さな湖と小屋があった。
一体ここはどこなのか。そんな疑問を持っていると、小屋の中から一人の青年が現れる。その青年は、なんとこの国の第一王子だった――
文字数 193,397
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.25
日下美南(くさかみなみ)はある日、ひょんなことから異世界へとトリップしてしまう。
そして降り立ったのは異世界だったが、まさかの騎士団長ベルゴッドの腕の中。
何で!?
しかも、何を思ったのか盛大な勘違いをされてしまって、ベルゴッドに囲われ花嫁に?
堅物騎士団長と恋愛経験皆無の喪女のラブロマンス?
文字数 46,342
最終更新日 2025.05.02
登録日 2021.05.05
母が亡くなってすぐに伯爵家へと来た愛人とその娘。
そこからは家族ごっこの毎日。
私が継ぐはずだった伯爵家。
花畑の住人の義妹が私の婚約者と仲良くなってしまったし、もういいよね?
これからは母方の方で養女となり、魔法使いとなるよう頑張っていきますわ。
2025年に改編しました。
いつも通り、ふんわり設定です。
ブックマークに入れて頂けると私のテンションが成層圏を超えて月まで行ける気がします。m(._.)m
Copyright©︎2020-まるねこ
文字数 24,269
最終更新日 2025.05.02
登録日 2021.01.10
気が付いたら乙女ゲームのヒロインとして監禁エンドを迎えていた。
けれどその相手が前世で推していたユリウスであったことから、リーシャは心から歓喜する。その様子を目の当たりにした彼は何やら誤解しているようで……
文字数 135,823
最終更新日 2025.05.02
登録日 2024.06.21
幼い頃に父を亡くし、実の母と妹に虐げられて育ったマドレーヌ。
ある雪の夜、働き口を見つけるまで帰ってくるなと家を追い出され、
凍える街角で力尽きようとしていた。
そんな彼女を救ったのは、
白銀の髪と氷の魔法を操る騎士、シドニー男爵──セレノス。
初めて居場所を得たマドレーヌは……
※こちらは2020年に書いた小説のリメイク版になりますが、魔法要素も加え新たに生まれ変わらせました。元の小説は本日、非公開とさせていただきました。新しく生まれ変わった小説をお楽しみください。
文字数 4,625
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.05.02
ある不名誉な理由で営業部エースの爽やか王子こと桐山くんの営業補佐になった。
けれどそのせいで後輩女子社員からのやっかみが酷くなり、やけっぱちでお見合いを受けようとすれば彼の様子がおかしくなってきて……
初恋拗らせ男(26歳。年下営業御曹司)×恋愛経験低レベルお局事務員(28歳。鉄の女)の恋愛攻防戦。
文字数 39,124
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.27
世界には多種多様な種族が存在する。
人間、獣人、エルフにドワーフなどだ。
その中でも最強とされるドラゴンも輪の中に居る。
最強でも最弱でも、共通して言えることは歳を取れば老いるという点である。
この物語は老いたドラゴンが集落から追い出されるところから始まる。
そして辿り着いた先で、爺さんドラゴンは人間の赤子を拾うのだった。
それはとんでもないことの幕開けでも、あった――
文字数 482,482
最終更新日 2025.05.02
登録日 2024.11.29
芸能事務所『テリフィックオフィス』の顧問弁護士として働いている私、安慶名伊織(35歳)は
そこの代表をしている倉橋さんに西表島にある彼のもう一つの観光ツアー会社『K.Yリゾート』の顧問弁護士を依頼された。
久しぶりに沖縄との縁を感じた私はとりあえず一度会社に行かせてくださいと頼み、約20年ぶりに沖縄の地に足を踏み入れる。
西表に行く前に石垣島を観光しながら、倉橋さんに勧められた宿で憩いのひとときを過ごしていると、ある一本の電話があって……。
こちらは右手がくれた奇跡シリーズに出てくる安慶名伊織が主人公のお話です。
これだけでも楽しめると思いますが、他のお話につながっていますので未読の方はぜひそちらも読んでいただけると嬉しいです♡
弁護士が主人公ですが裁判等のお話は一切ありません。
溺愛甘々ハッピーエンド小説です。
そこまで長くはならない予定です。
R18には※つけます。
文字数 189,631
最終更新日 2025.05.02
登録日 2022.07.05
五感が異常発達したセンチネルと、その能力を制御するガイドがいるセンチネルバースの世界。貴弥は亡くなった父親の借金を返すため、夜職で働こうとしていた。しかしその直前、貴弥は二人の男に拉致される。彼らの正体は特務機関で働くセンチネル、久詞と遊だった。
ガイドとして働くことになった貴弥。しかし久詞たちの部署は閑職と揶揄される部署だった。それでも任務をこなすうちに、貴弥はガイドとして周りを支えたいと思うようになる。家族らしい家族がいなかった貴弥は優しい久詞に、父親に向けるような憧憬を抱いていき……。
文字数 21,060
最終更新日 2025.05.02
登録日 2025.04.28