家族愛 小説一覧
521
霧の晴れた海
憎しみが憎しみを呼ぶ。憎しみの連鎖の只中にいる彼らを救うのは誰なのか。
――母さん。もう、終わりにしよう。
■性描写を含む話には『*』マークをつけています。ただし控えめです。
■2019.07.21完結。全11話。
■ムーンライトノベルズにも投稿しています。
522
初対面の王子殿下に何故か溺愛されています
『魔力持ち』として生まれたレティシアは、いずれ魔法を発現し『魔法師』になるため、エヴァンス伯爵家で厳しい教育を受けて育つ。―――― すべては、家族から愛してもらうために。
けれどエヴァンス家にはすでに愛される妹が存在しており、彼女の居場所はどこにもなかった。
家族に愛されず、魔法すらも発現しなかった彼女は『悪役令嬢レティシア』と呼ばれ、やがて死に追いやられてしまう。
けれど彼女は、再びこの世に生を受け、新しく生きるチャンスを得ることに。
そして出会ったのは、初めて会ったはずなのに自分を溺愛する第三王子のミシェル。レティシアは、戸惑いながらも次第に心を開いていき……――――
523
サヨナラも言えずに消える君へ ——AIグリーフケア開発記
愛犬を失い絶望の中にいた千尋は、AIペット「和都」と出会い前を向く。だがAIの限界を知った彼女は、依存から脱却し自ら未来のケア技術を作る決意をする。傷ついた少女が家族と夢を取り戻す、優しい再生の物語。
524
19歳 〜幼少期〜
19歳で全てを失った私。
大人にも子供にもなれなくて
12年間温かな施設で育った。
体を売り続けた。
人を信じられなくなったのは誰のせい。
生きるって何?
犬も猫も鳥さえも
拾われて受け入れられて愛されて
終わりを迎えることができるのに
私はダメですか、、?
愛して下さい。
だけど世界のバクだから愛されない、、
綺麗に生きたいよ。
''私''を認めてよ。
見つけてよ。愛してよ。
でも愛って何だっけ、、?
私の全てはここから始まった。
私の母親。
525
イナクの初恋 ~少女の箱~
教会の孤児院で荒れていた少年イナクは、いつも汚い箱を抱えている少女ナルが嫌いだった。
その箱には、ナルの両親が若い頃に交わした手紙が入っていた。
泣いてばかりのナルを見下し、鬱陶しく思っていたイナク。
だが、ある日、二人はサラという女に引き取られ、共に暮らし始める。
そこでイナクは、ナルが読み聞かせる手紙を通して、自分の知らなかった温かさや優しさ、そして誰かを想う気持ちを知っていく。
汚い箱だと思っていたものは、いつしか自分を変えた宝箱になっていた。
これは、何も持たないと思っていた少年が、少女から生き方を分けてもらい、誰かを大切にしたいと願うまでを描いた物語。
526
願いが叶う流れ星
夜空を見上げた僕に、それは話しかけてきた。
一話完結のお話です。
527
死刑執行人だった俺、スキル〈トゥルージャッジメント〉を携えて 転生先では救済者になる
かつて死刑執行人として生きた熊田鷹男54歳は、息子と妻を理不尽に失い、社会への信頼も心の温かさも失っていた。
ある死刑囚の護送任務中に命を落とした彼は、異世界で若い身体「ダンカン」として転生する。人の言葉の真偽が光で見える不思議な力を得た彼は、相棒のクリスと共に嘆願書の調査を行い、人々を救う日々の中で、凍りついていた心を少しずつ取り戻していく。
やがて戦争が終わり、敵国の幼い王族ミシアとマッシュが極刑を宣告される。前世の家族を重ねたダンカンは、二人を救うため城へ潜入し、逃避行の旅へ出る。
追跡するのは、かつての相棒クリス。逃亡の中でダンカンは働き、助け、笑い、仲間と絆を築きながら、二人の姉弟に“生きる未来”を与えようと奔走する。
ウォールシティでの労働、森での熊親子との出会い、雪の町スノータウンでの温かな日々――逃亡生活は過酷でありながら、ダンカンにとっては「もう一度家族を守る」ための大切な時間となっていく。
しかし手配は広がり、真実を知ったスノータウンのレオナとの絆も深まる中、旅はついに敵国グランドール領へ。戦争の傷跡を目の当たりにしたミシアとマッシュは、国を立て直す決意を固める。
追いついたクリスとの対峙を経て、ダンカンは二人を王都ドランシアへ送り届けることに成功する。しかし自らの罪から逃げず、セントパレスへ戻る道を選ぶ。国王の前で覚悟を示したダンカンは、クリスとの真剣勝負に勝利し、極刑を免れる代わりに“永久国外追放”を命じられる。
国を去る道中、レオナが同行を申し出て、二人は新たな旅へ。やがてドランシアに戻り、ミシアとマッシュと再会。復興に尽力しながら、ダンカンは前世で失った家族の痛みを、今の家族との絆で癒していく。
一年後、レオナとの間に生まれた息子“ダリル”を抱きしめながら、ダンカンはようやく理解する。
「守れなかった家族の痛みは消えない。だが、新しい家族と共に歩むことで、人は再び前へ進める」
異世界での第二の人生は、喪失から始まり、愛と再生へと続いていく。
……しかし、ダンカンの穏やかな日々は長くは続かなかった。
528
メインバーへようこそ ~ひきこもりニートと愉快な仲間たち☆~
対人恐怖症気味のひきこもりニートであるが故に人と会話することもままならない主人公。
シングルマザーの母を心配させたくないと一念発起し、都内でも有数な高級ホテル「HOTEL RICH」のアルバイトの面接を受けた。
接客業なんて務まるはずがないとわかってはいたが、面接の時にたまたま出会った「王子様の様な優しいあの人にもう一度会いたい」と、ここで働くことを決心する。
ひきこもりニートから脱するべく、個性的な先輩達に助けられながらも恋と仕事を一生懸命頑張るお話。
バーテンダーのお仕事なんかをちょこちょこ描きながら、徐々に恋愛モードに移行する予定です。
R設定は保険です。
※拙作「B彼女とS級彼氏」のスピンオフ作品となります。
529
名もないサラリーマンからの遺言
名もなき社畜が子どもに向かって言葉を遺すようですよ。
530
鏡
鏡にまつわる“不思議”な物語
「娘よ、母の願いは……」
531
読切短編 また明日
祖母は余命わずかとなっても、毎日欠かさず配信アイドル「るなちゃん」を見ていた。孫である私は、その姿に寂しさと嫉妬を覚える。なぜそこまで夢中になるのか。けれど最期の夜、祖母が呼んだ一つの名前が、すべてを変えていく。現代の「推し活」を通して、家族への想いと喪失を静かに描く感動短編。
532
12月25日の軌跡
私には歳の離れた妹がいる。
妹は、生まれつき軽度の脳性麻痺。足が少し不自由で、普段の生活では大人の助けが必要になる。
母は、仕事ばかりでほぼ家にいない。
父は、我が娘のハンデを知ると私たち家族から離れていった。
妹は、両親の愛を知らない。
だから私は姉として、家族として、妹を支えていくんだ。
そんな妹は、ある日手術を受けることになった。
「もっと上手に歩けるようになりたい」
その願いを叶えるために──
妹を支えようともがく姉。ハンデを抱えながらも懸命に生きる妹の強さ。
信頼できる医師との出会い。
家族の絆と命の尊さを描いた、ハートフルヒューマンストーリー。
※物語上で行われる手術「選択的脊髄後根切断術(SDR)」を受ける推奨年齢は平均五歳前後とされております。医師の意見や見解、該当者の年齢、障害の重さや特徴等によって、検査やリハビリ治療の内容に個人差があります。
また、物語に登場する主人公の妹の私生活等は、全ての脳性麻痺の方に当てはまるわけではありませんのでご理解ください。
◆表紙絵…みつ葉様
533
放浪カモメ
ありきたりな日々を抜け出すため僕は自転車と身一つで走りだす。
そんな旅で出会った少女はとても儚く、孤独な瞳をしていた。
僕はそんな少女に強く惹かれてしまったんだ――
交わるはずの無かった2人の運命の歯車が回りはじめる。
大学で出会った友との友情。
そして旅で出会った少女との純粋な恋の結末は!?
☆毎週水曜日更新☆
534
桜吹雪に消えゆく面影
桜吹雪に消えゆくは、懐かしき人の面影か、幼き日の思い出か……
就職活動に失敗した美香は、大学の卒業式を終えてすぐ、故郷の町に帰ってきた。
二度と帰りたくなかったこの町に……
しかし、そこで美香を待っていた小さな出会いと再会が、おぞましい記憶を呼び覚ます。
そして暴かれた真実が、美香の凝り固まった心を解き放つ。
これは、家族を喪った悲しみに壊れた一家が、再び愛を取り戻す物語。
※こちらは第一回Work Write月例賞で入賞作に選んでいただきました。
https://novels.workwrite.jp/posts/1Zu_kFqJ
これもいつもご愛読いただき、応援して下さる皆様のお陰です。
まだまだ未熟ではありますが、より良い物語を紡げるよう精進してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
535
【完結】オーク異種族間転生認可局
「――で、なんでオークになろうと思ったの?」
「はっ、はい! その、種族の連帯感と言いますか、主たる目的を達成するためには手段を選ばず助け合う生物としての強さに感銘を受けたと言いますか」
「あー、うん。そういうのはいいからさ。ぶっちゃけちゃうと、種族の特性上、どうしても人間の女攫ったり、無理矢理繁殖行動を取る必要があるんだよね。まー、人間側からしたら鬼畜の所業ってやつ。意思を無視して無理矢理孕まされるんだから。元人間の君がオークに転生したとして、同じ人間相手にそんな酷い事出来るの?」
淡々と。やや高圧的に面接を続けていたのだが。緊張で固くなっていた転生希望者が、その質問で表情を変えた。
満面の笑みだった。
生物の特性上、常に討伐対象となってしまうオーク。どんどん増やさないと絶滅してしまう。だから足りない魂を、他種族からの転生で賄っている。
ここはオーク異種族間転生認可局。今日も俺は種族の為に転生希望者への圧迫面接を続けている。
……命が尽きるその時まで。
536
妻がゾンビになりまして……
東京に住む滝沢亮(たきざわりょう)は中小企業で働く37歳。
どこにでもいる普通の家庭を築いている滝沢家で高校2年生の娘も持ち、順風満帆な人生を送っているのだが、ただ一つ違うのは
妻がゾンビであること
とある事故によって妻がゾンビなったことで平穏な日々は一気に数奇な人生を辿ることとなる。
537
レオン〜騎士道を知らずに騎士になった少年〜
童話『シンデレラ』のパロディです。
敬虔なクリスチャンの少年が助けた美少女は未来のお妃さまだった。馬に乗った事のない少年は一度も剣を振るう事なく騎士になる。
少年のビルドゥングスロマン(成長物語)、立場逆転のサクセスストーリー。本当の愛とは何かを知りたい人へ捧げます。
538
キミと超えて灰になる
もう一度、また遊ぼう
両親を亡くし、祖父母に育てられた高校生・創真(そうま)は、祖母の入院をきっかけに、長年疎遠だった兄・玄太の暮らすシェアハウスで生活を始める。
学校でも家庭でも居場所を見いだせない創真は、幼い頃に聞いた“鏡合わせ”のおまじないを試し、深夜零時に鏡の世界へと迷い込む。そこに住む「ハートレス」たちは、創真と玄太が子供の頃に一緒に遊んでいたゲームのキャラクターによく似ていた。
鏡の世界の主「終偽(ついぎ)」は、創真の心の奥底に押し込めてきた黒い感情そのものだった。創真は終偽から告げられる。「49日以内にあのゲームをクリアしなければ、お前はこの世界に溶ける」と。
創真は、玄太との思い出が詰まったゲームを、今度は一人でクリアしようとする。しかし、それこそが自分自身の黒い感情と向き合うことだと気づき始める。一方、現実世界では玄太が創真の異変に気づき、弟を救うために動き出す。
創真は、ゲームを進める中で、玄太への憎しみと愛情が複雑に絡み合っている自分を知る。そして、黒い感情を消すのではなく受け入れることで、初めて前に進めることに気づく――。
539
家族
保護犬のわたしが少女と出会い一緒に暮らしていく。
540
わたしの大切なおとうと
彼女はおとうと想いだった。この世界の、誰よりも──
高校二年生の荒浜なぎさには、大好きなおとうとがいた。自分のことをおんなの子だと思い込んでいたおとうと。世界でいちばん、大切だったおとうと。去年の六月、自殺で亡くしてしまったおとうと。その日から、なぎさの毎日は灰色になった。けれどそんななぎさも、恋に落ちた。灰色の毎日が、ようやく色彩を取り戻した。しかし、なぎさはまだ知らない。自分のおとうとへの想いがどれだけ歪んでいたのかを。その胸に空いた、虚ろな穴の闇の深さを。
541
ようやく死ねた吸血鬼、転生したら動画配信者にさせられた件
「……もう動画とか……見たくないッ!!!」
古(いにしえ)から生きてきた不死身の吸血鬼の男(チート級最強生物)は、YouTubeや動画のサブスクを観る毎日。
かつては知り合いや友と呼べる人間も少しだけいたが、全員老人になり、そして死んでいった。
その内、生きる気力も無くなり、食って飲んでを繰り返した結果、髭ボーボーでものすごい肥満体になる。
あまりの人生の虚しさ、孤独感にいつも死にたいと願っていた男だが、ついに優秀なエクソシストが現れて、ようやく『死ねた』。
(……やったーー!!!ついに……!)
やっと死ねた吸血鬼は、人間が言う『あの世』に期待感を寄せながら、自分を消し去る光の中へ飲み込まれていく。
ーーーそして、目を覚ますと、吸血鬼の男は、その『不死身の特性』そのままに、異世界に転生してしまっていた。
(……なんで!?)
その異世界で仲間になった、男勝りな美少女カトリーナ。
彼女は異世界で『底辺動画配信者』として活動していたが、吸血鬼の男のモンスター狩りや戦闘の動画を『ライブ配信』していた。
その結果、男とカトリーナは世界中から注目される人気動画配信者となってしまう。
さらに婚約破棄された令嬢、そのメイド、反社のような司教など、次々とクセのある仲間が増えていく男。
ーーーそして、異世界の中で吸血鬼の男の過去を紐解くと、色々な真実が明らかになっていく。
ギガントモンスター、最強の海賊、ヤバい大司教、究極の魔王など、立ちはだかる敵と仕方なくバトルするも、その様子は全世界に『中継』されている男。
果たして死を願い続ける不死身の男は、今度こそ異世界で『死ぬ』ことができるのか?
基本毎日更新です。
542
なぜか異世界に幼女で転生してしまった私は、優秀な親の子供だったのですが!!
私は中学三年生の普通の女の子だ。
友人や家族に恵まれて幸せに暮らしている。
ただ、最近ライトノベルと呼ばれる本にハマってしまい、勉強が手につかなくなってしまった。
そのことが原因で受験の方に意識が向かなくなり、こちらに集中してしまうようになっていたのだ。
このままではいけないと思いつつも、私は本を読むことをやめることができないでいた。
...、また今度考えよう...、今日はもう寝ることにする。
543
電撃姐御とカワウソ少年の最強探し
「魔王?めんどくせぇし、パス」「弟子にしてください!」「は?」
東京の夜を牛耳った伝説のレディース総長、鈴木美杜、17歳。ある日突然、異世界へ転移!おまけに体がエラ呼吸に!? 「魔王?めんどくせぇしパス」と、水中で無双の引きこもり生活を満喫していた美杜だが、地上で出会ったのは、最強に憧れるやんちゃな少年、元カワウソのタツ。
無邪気に「姐御!」と慕うタツに、生き別れた弟の面影を重ねる美杜。そして更なる転生者も現れて……
『本当の最強』。そして、血の繋がりを超えた『本当の家族』の温かさを知る、元ヤンキー女王とカワウソ少年のほのぼの異世界生活が、今、始まる!
544
珍妙ドラゴンのゆるっとライフ
うっかり滑らせて頭をゴッチン!なぜか生まれ変わった先は卵の中!?
オギャーと出た先も自分の姿も前世とはかけ離れたもので、新しい生活を新しい家族と楽しく進むはちゃめちゃアドベンチャー!
545
生贄
元号を大正の日ノ本
ここには隠された村がありまして、15年に1度15歳になった女子の中で1番背の高い生娘を生贄に捧げていたのでございます。
そんな村で生まれた双子の話
皆より頭ひとつ分大きな姉と、
皆より頭ひとつ分小さな妹。
「たとえどれだけ傷つけられたとしても、あなたの隣に立っていたかった」
これはそんな姉妹のおはなしでございます
546
一よさく華 -幕開け-
ソレは、さながら、妖――。
偶然を装った必然の出逢い。
細い月が浮かぶ夜、出逢ったその人は人斬りでした。
立派なのは肩書だけ。中身なんて空っぽだ。
この国は、そんな奴らがのさばっている。
将軍の死の疑惑。
そこから、200年続いたうわべだけの太平の世の終焉が始まった。
「この国をいい国にしたい。弱い人が、安心して暮らせる国に」
動乱の中、その一心で「月」になったひとりの少年がいた。
少年はやがて青年になり、ある夜、ひとりの娘に出会う。
それは、偶然を装った、必然の出会い。
そこから、青年の運命が大きく動き出す。
都の闇夜を駆け抜ける影。
一つよに咲く華となれ。
547
涙の味
初めて知った味と知りたい味。
548
『半分』透明な家族のかたち
血の繋がらない父との会話は,いつも用件だけで終わる。母を亡くしてから,「パパ」と呼べなくなった自分に,いつ気づいたのか,もう分からない。銀行員の父は,感情を,利率や複利という言葉でしか語れない,不器用な人だった。菓子職人だった亡き母の夢を継ぎ,オーストリア留学を目指す私と,それを黙って調べ,学費を用意し,何も言わずに支え続ける父。呼び方も,気持ちも,最後まで名前のつかないまま,二人は,同じ夜の中を,少しずつ,並んで歩き始める。──不器用な家族の,静かな再生の物語。
549
くれたもの
いろんなものをもらった時何を思うのか。
何をもらうのが嬉しいのか。
そんなお話です。
550
息子の前でパニックの母が最強の勇者になって不倫父も成敗する
他サイトの作品をそのまま公開。母に醒めた思いの息子が深い愛情と絆に気付いた日曜日。息子がベランダから落ちたと勘違いした母 三階から駐車場まで走る 追う息子
母が空き巣を撃退し不倫父を掴み 不良も突破するのを追う息子
息子は周りの騒動と母の嘆きから 自分は幽霊になったとパニック。
洗濯したズボンが落ちたのだ それに気づいた母と息子
不倫父を問い詰め 息子は母の愛と深い思いに気付く
551
コールドスリーパーの私が異世界で目を覚ます
人の考えていることが見えてしまうマナは、奇妙な子供と言われ家族から愛してもらえずに育った。
何の望みもなくただ生きるだけの日々。
もうすぐ三十路になる歳に難病を患っていることがわかる。余命は3年。
それまでに治療薬はできそうにない。このまま死ぬのもありかなと思った時、医師からコールドスリープをして治療薬の治験者にならないかという提案をされる。
高齢者ばかりが患うこの難病に若くして患ったマナの回復力を治験者として期待したのだった。いつ目覚めるかもわからないその提案をマナは喜んで受け入れた。
目が覚めると知らない天井。鏡には幼い美少女が私と同じ動きをしている…。
私は死んでない!
コールドスリーパーなだけなのにどうして異世界にいるの!?
552
じじいと娘ちゃん
早瀬貴仁《ハヤセタカヒト》は56歳のどこにでもいそうなおじさんである。
そんな貴仁は、ある時、親族の葬儀に出席した。 そこで、ひとりの女の子に出会う。その女の子は虚ろで、貴仁はどうしても放っておけなかった。
「君さえよければうちの子にならないかい?」
そして始まる不器用な2人の親子生活。
温かくて、楽しくて、2人で毎日笑い合う。この幸せはずっと続いてくれる。そう思っていた__
″なぁ、じじい。もう辞めたらどうだ__″
これは、ちょっぴり不器用な2人が織りなす、でこぼこ親子の物語。
553
ノブオくん〈ティアラ様番外編〉
僕のお母さんはうっかりさんだ…。
どのくらいうっかりさんかと言うと、うっかり腹黒のお父さんに騙されて、婚姻届にサインしてしまうくらいのうっかりさんだ…。
そんなお母さんも僕の名前をつける時だけはうっかりしないように気をつけたそうだ。そして考えた名前が、お父さんのような嘘つきじゃなく信頼できる子に育ちますように♡と思いを込めて付けられた名前、信男。龍華院信男、それが僕の名前だ…。
『ティアラ様』の番外編です。
先にティアラ様からお読みいただいた方が話は分かりやすくなります。
554
Desire(プロトタイプ版)
※今作はプロトタイプ版です。改稿版を近日公開予定です。
高嶺希(たかみねのぞみ)は無気力系男子高校生。今日も今日とて学校をサボり行きつけの公園に行くと、いつも自分が座っているベンチには先客がいた。小可一縷(こがいちる)と名乗るその男は何故か希に興味津々で、一方的に話しかけてくるうえ、妙に馴れ馴れしい。
最初は一縷のことを疎ましく思っていた希だが、とある出来事を切っ掛けとして、二人の距離は徐々に近づいていく_____
・ひたすら片想いするだけなので、主人公は誰ともくっつきません
・シリアス:コメディ=9.9:0.1
BLを書こうと思って書いたのですが、いざ出来上がるとかなりBL要素の薄い小説となってしまいました。
個人的にはギリBLと言える範囲かな……?と思うのですが、人によってはそうは見えないかもしれません。ごめんなさい。
555
『数値がすべての世界で、俺だけが“ありがとう”を選んだ』
この世界では、“数値”がすべてを決める。
人は生まれた瞬間に数字を与えられ、その桁がそのまま価値となる。数値が低いほど上位とされ、高ければそれだけで無価値と見なされる。努力も、才能も、意思さえも関係ない。ただ数字だけが絶対の基準として存在し、すべての人間はその序列の中で生きることを強いられていた。
そんな世界で、機械式時計を扱う職人の家に生まれた少年は、判定の日に常識を覆す数値を与えられる。
――「8888」。
誰も見たことのない、最底辺の数字。
周囲が困惑し、やがて明確な拒絶と嘲笑へと変わっていく中で、少年はただ一言、「ありがとう」と口にした。
絶望も怒りも見せず、与えられた現実をそのまま受け入れるその姿は、あまりにも異質だった。
その少年――アオイに興味を抱いたのは、上位階級“ハンドレット”に属する少女、数値「99」のルリ。圧倒的な速度を持ちながらも、常に結果と評価に縛られ、止まることすら許されずに生きてきた彼女は、数字に縛られないアオイの在り方に戸惑いながらも、次第に惹かれていく。
やがて二人は、世界に起こり始めた異変に巻き込まれる。人の数値が突如としてズレ、存在そのものが不安定になる現象。そして、視えない“何か”が現実に干渉し始める不可解な出来事。
それは速さでも力でも抗えない、“理の歪み”だった。
しかしアオイだけは、その歪みに触れ、“正しい位置へと戻す”ことができた。
まるで世界の流れそのものを調律するかのように。
その力の正体は、やがて明らかになっていく。かつて神や精霊が存在し、数値が固定されていたもう一つの世界――反転世界。その崩壊と争いの中で失われたはずの理と、アオイの存在は深く結びついていた。
数字がすべての現実世界と、神々と精霊が干渉する反転世界。二つの理が交錯し始めたとき、世界の均衡は静かに崩れ出す。
止まれば壊れてしまう少女と、何も持たないのに揺るがない少年。
対照的な二人は出会い、共に歩むことで、やがて“数値では測れない価値”と“存在の意味”へと辿り着いていく。
これは、数字に支配された世界で、“価値”そのものを問い直す物語。
556
愛するあの子は、わたしが殺した
幼い女の子の悲鳴が、ワンルームアパートの一室に響き渡る。
その声は隣の部屋で発せられたはずなのに、空気を切り裂くようにはっきりと聞こえた。
佐伯瑞穂には子どもがいなかったが、それが尋常な泣き方ではないのは明らかだった。
瑞穂は虐待を疑ったが、警察にも管理会社にも対応してもらえなかった。児童相談所にも通報したが、隣の部屋を訪ねてくる様子はない。
管理会社の不自然な対応。直接訪問しても会えない隣の住人。
もう瑞穂にできることはないと思われたのだが……。
「マミちゃんいますか?」
瑞穂の部屋を訪ねてきたのは、隣の部屋に住む小さな女の子だった。
瑞穂は一人暮らしだ。
だが、マミという名前には心当たりがあった。
※妊娠・出産・中絶・出生前診断・障害・児童虐待などの内容を含みます。ホラー作品の演出上、人によっては不快に感じる表現があるかもしれません。予めご了承のうえ閲覧をお願いします。
【表紙イラスト】ノーコピーライトガール様からお借りしました。
https://fromtheasia.com/illustration/nocopyrightgirl
557
あじさい
文学の底とは? 書いても書いても尽きない愛。それでも報われぬ夢。一人の自称小説家を描いた中編小説。
558
青い鳥と 日記 〜コウタとディック 幸せを詰め込んで〜
もふもふと優しい大人達に温かく見守られて育つコウタの幸せ日記です。コウタの成長を一緒に楽しみませんか?
(長編になります。閑話ですと登場人物が少なくて読みやすいかもしれません)
地球で生まれた小さな魂。あまりの輝きに見合った器(身体)が見つからない。そこで新米女神の星で生を受けることになる。
小さな身体に何でも吸収する大きな器。だが、運命の日を迎え、両親との幸せな日々はたった三年で終わりを告げる。
辺境伯に拾われたコウタ。神鳥ソラと温かな家族を巻き込んで今日もほのぼのマイペース。置かれた場所で精一杯に生きていく。
「小説家になろう」「カクヨム」でも投稿しています。
559
〜分裂する魂〜
解離性同一性障碍を患う主人公、松本一真は病院で暴れ、過去のトラウマに苦しむ。そこで出会った清廉女学園の生徒、三浦遥との交流を通じて、彼の心に安らぎが生まれる。遥の家に身を寄せ、遥の母親の手助けで治療を受けながら、一真は成長していく。やがて、一真は遥に告白し、新たな未来を切り開いていく。
560
ボービンゲンの相克 ~ナチス政権下のある夫婦の出来事~
1941年、ナチス政権下のドイツ。スイスにほど近い田舎町ボービンゲンで、軍人の妻ラウラは、一人息子アルベルトを授かった。しかし、アルベルトはモンゴロイド症 (当時の呼び名、現在はダウン症) を抱えて生まれたため、ナチスの優生政策の下では、安楽死させられてしまう運命にある。ナチスの政策を善とする夫・フランツと、我が子を守りたい妻・ラウラの間で起こる相克は、ラウラを亡命へと駆り立てるのだが……。【読了時間:約20分】
【※注意】この作品は、ナチス期のドイツが舞台であり、道徳観や倫理観を、可能な限り当時の感覚に近づけて創られています。よって差別的な表現や、現在の価値では問題のある部分も多々ありますので、ご了承ください。