宮廷小説一覧
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「ただの通訳など、我が国にはいらない」
言語術師として、宮廷に仕えていたフェイ。
しかし、新女王の即位とともに、未開の地への追放を言い渡される。
「私がいないと、ドラゴンや機械に指示を出せなくなりますよ……?」
「そんなわけないでしょう! 今だって何も困ってないわ!」
有無を言わさず追放されるフェイ。
しかし、フェイは、得意の“言術”によって未開の地を開拓していく。
機械語によって、機械の兵隊軍団を作り、
神々の言葉で神獣を創造し、
古代語でドラゴンたちと同盟を結ぶ。
ドラゴン、猫耳美女、エルフ、某国の将軍と様々な人間にご主人様と慕われながら、
こうして未開の地をどんどん発展させていき、やがて大陸一の国になる。
一方、繁栄していくフェイの国とは違い、王国はどんどん没落していく。
女王はフェイのことを無能だと罵ったが、王国の繁栄を支えていたのはフェイの言術スキルだった。
“自動通訳”のおかげで、王国の人々は古代語を話すドラゴンと意思疎通をはかり、機械をプログラミングして自由に操ることができていたが、フェイがいなくなったことでそれができなくなり王国は機能不全に陥る。
フェイを追放した女王は、ようやくフェイを追放したのが間違いだと気がつくがすでに時遅しであった。
王都にモンスターが溢れ、敵国が攻め行ってきて、女王は死にかける。
女王は、フェイに王国へ戻ってきてほしいと、土下座して懇願するが、未開の地での充実した日々を送っているフェイは全く取り合わない。
やがて王国では反乱が起き、女王は奴隷の身分に落ちていくのであった。
文字数 34,204
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.15
錬金術士学院を首席で卒業し、念願であった宮廷錬金術師になったエルクはコストカットで王国を追放されてしまう。
しかし国王は知らなかった。王国に代々伝わる聖剣が偽物で、エルクがこっそりと本物の聖剣を錬成してすり替えていたという事に。
宮廷から追放され、途方に暮れていたエルクに声を掛けてきたのは、冒険者学校で講師をしていた時のかつての教え子達であった。
「————先生。私達と一緒に冒険者になりませんか?」
悩んでいたエルクは教え子である彼女等の手を取り、冒険者になった。
————これは、不当な評価を受けていた世界最強錬金術師の冒険譚。錬金術師として規格外の力を持つ彼の実力は次第に世界中に轟く事になる————。
文字数 116,744
最終更新日 2021.01.08
登録日 2020.11.03
千年前、大聖女として多くの人々を救った一人の女性がいた。国を蝕む病と一人で戦った彼女は、僅かニ十歳でその生涯を終えてしまう。その原因は、聖女の力を使い過ぎたこと。聖女の力には、使うことで自身の命を削るというリスクがあった。それを知ってからも、彼女は聖女としての使命を果たすべく、人々のために祈り続けた。そして、命が終わる瞬間、彼女は後悔した。もっと多くの人を救えたはずなのに……と。
そんな彼女は、ユリアとして千年後の世界で新たな生を受ける。今度こそ、より多くの人を救いたい。その一心で、彼女は薬剤師になった。万能薬を作ることで、かつて救えなかった人たちの笑顔を守ろうとした。
優しい王子に、元気で真面目な後輩。宮廷での環境にも恵まれ、一歩ずつ万能薬という目標に進んでいく。
しかし、新たな聖女が誕生してしまったことで、彼女の人生は大きく変化する。
文字数 16,775
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.15
主人公のアークは、ドラゴンテイマーとして国に仕えてきた。
彼の仕事は国のドラゴンを調教し、管理する事であった。だがある日突然クビを宣告される。
「竜の調教や管理などビーストテイマーでもできる! 高い金を払ってまでお前を雇う必要はない!」
「いいんですか。俺がいないと竜達が暴れまわって大変な事になりますよ!」
事実を告げたが見苦しい言い訳だと断定され、アークは国外追放処分をされてしまう。
国を出たアークの元に、一人の美少女が現れる。彼女は自分がかつて怪我をしていたところを助けてくれた竜だと語る。
「私を助けてくれたお礼に、ぜひ我が竜の国に招待したいのです」
その助けた竜は竜の国の王女だった。
アークは王女を助けたと言うことで、超好待遇で竜の国に招かれる。
かつての国での過酷な待遇から一転、アークは竜の国で神として崇められる。
一方でアークを追放した事で、彼の言う通り、竜達は言う事を聞かずに暴れ出し、国家は滅亡への道を辿っていく事となる。
文字数 8,183
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.06
腹違いの弟である第二王子アルフレッドに濡れ衣を着せられ、廃嫡されるとともに追放の憂き目に遭った第一王子エセルレッドは、事前の手回しにより奴隷商人に売られ、秘術により女体化されエルゼベートと名付けられて奴隷市の競りに出される。そうとは知らない父王ハロルドの従者により競り落とされ、王の妾候補である召使として王宮に舞い戻ったエルゼベートは、女になることで開花した王家の性的なチート能力を武器に、秘めやかなる復讐を開始する。
ふと頭に浮かんだ『TSFに「ざまぁ」をミックスするとしたら?』という命題を真摯に追求してみました。
ふたなり、TS百合の要素は含まれておりません。エロ描写はすべて「女になった元男が、男とセックスする」ものです。ただし相手の男はイケメンに限る、というわけでもないので、精神的BLの範疇からは逸脱しているものと思われます。
冬城ゆう様に表紙絵を描いていただきました。この方の描く美少女の目元と唇は世界一エロティックだと思います。書き進めた暁にはR18な挿絵もお願いできれば、と考えております。
文字数 5,672
最終更新日 2021.01.08
登録日 2020.11.10
二百年前に起こった種族間戦争。その勝者となった人類種が暮らすマナタルト王国は、魔道具技術の発達と共に発展を遂げた。
王宮では更なる文明発展を目指し、優秀な発明家が日々研究に勤しんでいる。その中でも異端とされる女研究者サクラ・ハーウェイは、若干十四歳で宮廷付きに選ばれた天才。しかし彼女が目指しているのは魔道具技術の発達ではなく、それに代わる新たな技術の発明だった。
魔道具と共に歩んできた国、魔道具を捨てると考え方を快く思わない者は多い。故に彼女は同業の研究者から異端の変わり者と笑われていた。
いずれ必ず、魔道具が足りなくなる時代が来る。
亡き父の代から言い続けたが、誰も信じてはくれない。
それでも彼女は研究を続ける。
彼女を支える護衛騎士のシークと共に、素材集めや研究に勤しむ日々。
異端と呼ばれようと理解してくれる人が近くにいる。それだけで幸せだった。
そんな日々が唐突に終わりを迎える。
連載するかもしれない短編です。
連載版開始の際はこちらでリンクを用意いたします。
文字数 7,931
最終更新日 2021.02.17
登録日 2021.02.17
「【R18】愛され総受け女王は、20歳の誕生日に夫である美麗な年下国王に甘く淫らにお祝いされる」
に続く、第二弾。
元ソノワール公爵であり、現在はシャルール公国の国王となったルノーはこの日、18歳の誕生日を迎えた。
妻である女王のアンジェリーナはルノーのため、誕生日のプレゼントを用意する。
アイスクリームよりも甘く淫らなふたりの蕩かされる一夜。
文字数 17,122
最終更新日 2020.12.11
登録日 2020.12.05
伯爵令嬢イーリス・レントリヒは、王妃アレクサンドラの侍女として宮廷で働いている。
ぽっちゃりしていて特に美人でもないので、誰の寵愛も受けないかわりに敵もいない。
ところがある日、王妃付きのコックから賄いを都合してもらった際に、酒を拝借しにきた第二王子ヨハンに見初められてしまう。
「はぁ……可愛い。丸くて白くてぷにぷにしてて、食べちゃいたいよ」
芸術好きで戦争嫌いの平和主義者ヨハンは、イーリスの見た目から性格までとにかく大好き!
♡無欲なぽっちゃり令嬢が幸せを掴むシンデレラストーリー♡
文字数 25,620
最終更新日 2020.09.28
登録日 2020.09.14
「次席公爵家の長女」で「第1王子に婚約破棄され」「死地に追いやられ」そして「帝国軍に圧勝」という男爵の扱いに非常に困った王国だったが、一応の決着をみてアラスタの王都招へいが通知された。”13歳の小娘”アラスタは、将来のために貴族社会で種をまく。
【ざまぁ】成分をメインに、【百合】とか色々と盛っておきますね。
文字数 40,195
最終更新日 2020.08.05
登録日 2020.07.11
唯一無二の、不老の皇帝を持つ「帝国」ではなかなか世継ぎの男子が生まれなかった。数々の子女が送り込まれたが、生まれるのは女子ばかり。年頃の女子がなかなか見つからない中、サヘ将軍の娘アリカが側仕えの同年の少女サボンと共に後宮に入ることになった。
だが彼女は実は……
文字数 80,901
最終更新日 2020.05.02
登録日 2020.04.27
地方豪族ジャルディードの息女として自由奔放に育ったファラに、彼女が最も嫌う大貴族アルマース家の嫡男ザイドから縁談が持ち込まれた。簡単に断れないよう画策までするかの家の狙いはジャルディードのもつ軍馬育成の技術。どう断るか頭を悩ませるジャルディードの長達に、ファラの従兄ラシードからある提案が持ち掛けられる。
文字数 81,043
最終更新日 2019.05.03
登録日 2017.01.28
突然、婚約破棄を受け、兄のエヴィルダースに鞍替えされたイルナス皇子。彼は16歳になっても5歳の頃から一向に成長しなかった。また、本来9歳には授かるはずの魔力もなく、『童皇子』と宮殿中の笑いものになっていた。
そんな中、次期皇太子を決める真鍮の儀式が執り行われ、イルナスが皇太子に内定を受ける。しかし、彼には宮殿内での派閥もなく力もないため、唯一の味方であるヘーゼンに亡命の指示をされる。そんな理由で彼を誘拐することになった弟子の美少女、ヤンは彼とともに平民の身分でくらすことを決意するが……
※毎日更新、宮廷ざまぁダークファンタジーです
カクヨムで先行投稿中ですので、そちらもぜひのぞいて見てください
https://kakuyomu.jp/works/117735405491836986
文字数 132,516
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.10.18
航海士のアルテミシアは、港で出会った風変わりな女王にその腕っぷしと言語力を買われ、女王の通詞兼外交官として雇われる。その任務は、交渉役として国を跨いで暗躍する大海賊団の掃討作戦に加わること。
女王の計らいで当面の下宿先として海軍司令官サゲン・バルカ将軍の屋敷を世話されたものの、端正で精悍な海神を思わせる風貌のその男は、自由気儘なアルテミシアとは正反対の冷徹な堅物だった。
奔放で謎が多いアルテミシアを信用しないサゲンと、生来の負けん気を発揮して反発するアルテミシア――事あるごとにぶつかり合う二人だったが、危うい緊張感と戸惑いの中で次第に惹かれ合っていく。
そんな折、ある海賊を捕らえたことで思いもよらぬ事実が発覚し、周辺の国々をも巻き込む大事件に発展する。そしてそれは、アルテミシアの過去に起きた悲劇と深く関わっていた――。
架空の中世西洋世界を舞台に繰り広げられる歴史官能ロマンス。マルス大陸物語 第2弾。
文字数 692,748
最終更新日 2020.09.21
登録日 2019.09.02
大陸を股に掛けて商売をするルアンは、ある日アデリーの色街で小柄な少女と出会った。
少女の名はサラ、赤みがかった髪の色で小柄な彼女は宗教的な理由で迫害を受けていたのだ。
偽善だと思いながらも少女を身請けし、迫害を受けない国へと連れ出そうとしたルアンであったが……
<第三章までは毎日更新する予定です>
文字数 139,366
最終更新日 2020.09.10
登録日 2020.06.23
何十年も後継者が出来なかった「帝国」の皇帝の世継ぎである「息子」を身ごもったサヘ将軍家の娘アリカ。そしてその側近の上級女官となったサボン。
実は元々はその立場は逆だったのだが、お互いの望みが一緒だったことで入れ替わった二人。結果として失われた部族「メ」の生き残りが皇后となり、将軍の最愛の娘はそのお付きとなった。
膨大な知識を皇后となったことでインプットされてしまった「アリカ」と、女官となったことで知り得なかった人生を歩むこととなった「サボン」の波乱と友情と日常のはなし。
文字数 93,104
最終更新日 2020.05.09
登録日 2020.05.02
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