昭和小説一覧
昭和50年代のある時期を子供として過ごした私の「こんなかんじだったなあ」
という、忘れていきそうな思い出を忘れないように書き留める備忘録です。
文字数 45,062
最終更新日 2018.11.15
登録日 2018.09.20
昭和六年の春
十六歳になる秋川千佳は、ある日突然訪ねて来た佐々木隆と出会う
『この人がお前のお婿さんだ』
父にそう言われ、千佳は今日初めて出会った軍人さんとその日のうちに祝言を上げた。
突然のことに戸惑いながらも、千佳は少しづつ隆に惹かれていく。
だが、時代はそんな夫婦の幸せを黙って見守ってはくれなかった。
世間の空気が不穏さを増し、日本全体が戦争への道をひた走っていく時代。それは、当たり前の夫婦の幸せを引き裂いて行く時代でもあった。
『ただ、無事に帰って来て欲しい』
激動の昭和を生きた、一組の夫婦の物語
この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『アルファポリス』に掲載しています。
アルファポリスのみR-18版となります。
文字数 128,378
最終更新日 2023.01.09
登録日 2022.10.22
大学1年生の克之とひかり。
友達以上恋人未満の心の揺れ。
彼には夢中になれるものがあった。
それはスペインにしかない。
そう言い残して旅立ってしまった。
あとに残されたひかりは決意をする。
文字数 11,478
最終更新日 2022.06.29
登録日 2021.05.25
昭和〇〇年。
高校を卒業したばかりの若き剣術家・三千院静香(さんぜんいん しずか)は、父・炎香(ほのか)の病死により京都の名門・三千院家の第十六代当主となる。
しかし、盟友・百鬼院霊光(ひゃっきいん れいこう)との鍛錬中、乱入した闇の剣術家・暁月明染(あきづき みょうぜん)の手にかかり敗北、霊光は光を奪われてしまう。
一族が混乱する中、静香は岩手から名を上げるためやってきた少年剣術家・姫神龍聖(ひめがみ りゅうせい)と対峙することになる。
実力は互角であり、決着を望む龍聖は静香の家にまで上がりこんできた。
いっぽうで暁月明染は、盟友・似嵐暗月(にがらし あんげつ)から弟子として剣客・森花炉之介(もり かろのすけ)を預かり、暗月の盟主である秘密結社・龍影会(りゅうえいかい)の若き新総帥・刀隠影司(とがくし えいじ)もまた動き出す。
闇に蠢く者たち、そして自身の心と向き合いながら、三千院静香は「剣神」への道を歩んでいく。
自作小説「桜の朽木に虫の這うこと」シリーズのスピンオフ小説になります。
ほかのサイトにも投稿しています。
文字数 2,540
最終更新日 2023.05.18
登録日 2023.05.14
終戦直後の新宿。戦争で何もかも失って暴れる「ノックアウトの哲」と、当地の闇市を取り仕切る組の若頭「阿修羅の龍之介」は出会うべくして出会った。
二人は急激に変わっていく街の勢力争いの流れに飲み込まれていく。
義理と人情と盃で繋がった男と男が織りなす美しくも悲しいピカレスクゲイロマン
※note、pixiv、fujossy、ノクターンノベルズにて重複投稿を行っております。noteよりリンクは辿れます
※後書きに用語等の注釈集を用意しております
※サポートはnoteまたはBOOTHにてお願いいたします
【note】https://note.com/ahai_rainbow/n/na0ed227a3f63?magazine_key=mf4183aa0f8fb
文字数 26,707
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.15
時は昭和末期、エロマンガ家を目指す「あさぎ」と「ましろ」という中学二年生の少女達がいた。 しかし、まだインターネットも普及していない時代、おちんちんの形が分からず途方に暮れる。 そこで二人が執った手段とは?
これはエロマンガ家を目指す二人の少女の成長物語である。
文字数 3,809
最終更新日 2020.11.07
登録日 2020.11.07
あなたの「大切な人」は誰ですか?
1980年代、とある病院の一室。
女子高生「ともよ」は、仲のいい祖母の見舞いに来ていた。
祖母との雑談の中で、唐突にある話題を振られ、
幼い頃の記憶がぼんやりとよみがえってくる「ともよ」だったが…
文字数 14,557
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.03.09
文字数 17,043
最終更新日 2020.08.11
登録日 2020.08.04
文字数 3,273
最終更新日 2020.05.07
登録日 2020.05.07
文字数 11,318
最終更新日 2020.11.09
登録日 2020.11.05
キャッチコピー
「ホントにお仕事中ですか?」
僕の母方のおじいちゃんは若い頃、車掌さんでした。
昭和の真夏、エアコンもない時、職場仲間でとあることで、涼しく快適に業務をこなせたそうです。
おじいちゃんたちが考案した画期的な職務とは?
文字数 790
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.04.03
昭和のど真ん中、1964年・東京オリンピック開会式に鋼の巨人と巨獣が突如出現し、激闘の後、姿を消した事で日本の歴史は変わった。
巨人の残骸から得た知識により「可変人型」と呼ばれる多目的ロボットを開発。輸出の切札にし、本来の歴史を超える超高度経済成長を遂げたのだ。
時は流れて1999年、相変わらずイケイケの日本だが、大鋼獣復活の不安は消えない。
しがない町工場の跡取り、黒岩真希はそんな時代を生きる高校生だ。
頑固すぎる父・徹治に睨まれ、個性的過ぎる姉・亜紀、美貴の尻に敷かれる毎日だが、可憐な転校生・来宮七海との出会いが全てを変える。
正体不明のテロリストによる大惨事の最中、七海の危機を救い、今がチャンス!と恋を囁く寸前、居合わせた父・徹治を一目見て彼女は呟く。
「ガンテツ」と……
それこそ昭和に消えた大鋼人の名で、人類の未来を左右する大鋼獣復活への謎を解く鍵である事を、真希はまだ知らない。
〇アルファポリス、エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
文字数 175,286
最終更新日 2022.09.05
登録日 2022.07.05
これは、そんな大戦と呼ばれた戦争の末期に創設された
陸軍初の航空特別攻撃隊、『万朶隊』の歴史、その一部を綴った物語……
※削除予定でしたが公開継続を決定いたしました。
※訂正 9月21日
文字数 25,410
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.08.15
文字数 19,870
最終更新日 2015.10.21
登録日 2015.10.06
ある夏の日、俺は自宅の屋根上にいる男性に出会う。男性から強引に誘われ、俺は「天空ブリッジ」の建造の手伝いを始めるのだが……。男性と俺の6日間の奇妙な共同作業が始まる。
文字数 45,710
最終更新日 2020.07.26
登録日 2020.07.08
エリート商社マン一ノ瀬は、常務の親友(故人)の娘と嫌々見合いをした。
……ないなぁ。
見合いの後、彼は友人の結婚披露宴に出席するため、新幹線に飛び乗った。
そして、ボロボロなセーターを着たお爺さんと出会うのだが……。
時代は昭和後期。
作者の趣味に走ったちょっとほろっとする話(を目指しました)
文字数 10,906
最終更新日 2017.05.05
登録日 2017.04.26
殺人事件現場に居合わせた高校生の少女。彼女は拘束され、誘拐犯の女性から話を聞かされる。それは現実離れした恐怖の始まりだった。ダークファンタジーホラー。R18作品。※当然ながらフィクションです。
文字数 106,854
最終更新日 2022.10.23
登録日 2022.10.15
第一章
1945年3月9日。静岡県片取村にアメリカ空軍の戦闘機が墜落した。
空軍兵を発見した青年、鈴木隆司。泥沼化した戦争に意義を見出せないまま、4年間を過ごしていた。
空軍兵フィッシャーと対話を重ね、自分に何ができるのか模索を始める。
3月10日。アメリカ軍の本土決戦が始まる。全てを焼き尽くされた中、奇跡的に生き残った隆司と瀕死のフィッシャー。戦争の意義とは?何故人は殺しあわなければならないのか?2日目にして最後となる対話が始まる……。
文字数 12,518
最終更新日 2019.05.29
登録日 2019.04.19
文字数 3,967
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.18
ある男性に送られた老女からの手紙に記されていたのは幕末から令和にかけての二つの家族の物語。
西南の役後、故郷を離れた村川新右衛門、その息子盛之、そして盛之の命の恩人貞吉、その子孫達の運命は…。
なお、本作品に登場する人物はすべて架空の人物です。
歴史上の戦災や震災関連の描写がありますのでご容赦ください。
「小説家になろう」に掲載しているものの増補改訂版です。
文字数 48,201
最終更新日 2018.05.19
登録日 2018.04.30
『己の愛と欲のため、二人の女は奪い合う』
『一度侵入すれば、全てを容赦なく破壊する。まるで劇薬のように危険で狂った女達の凄惨な復讐劇』
昭和二十五年、終戦後日本は平和に向けての復興に向かう最中。
当時としては異例の天才女医・火村 秋乃は戦争から帰還した夫・火村 文也と共に東京で医師として多忙な日々を送っていた。
しかし、新婚でありながら互いに医師としての業務に追われ続ける東京の生活に嫌気がさした夫・文也は秋乃に対し、自らの田舎である『輪廻村』へ移り住む事を提案し、移住する事となる。
しかし、村には秋乃の想像を絶する狂気が蔓延していた。
『女性の子宮を苗床にし、生殖機能を破壊する奇病』
『奇病により子宮と生殖機能を失った村の女たち』
『唯一、奇病に感染せず、唯一、子供を産める少女・真里亜』
『その少女を懐妊させる風習・子宝の儀』
全ての狂気が秋乃と真里亜、二人の女を巡り合わせ、そして悲劇は繰り返される。
文字数 33,010
最終更新日 2019.01.26
登録日 2018.12.22