現代ファンタジー小説一覧
文字数 1,918
最終更新日 2024.01.21
登録日 2024.01.21
この世界には「異能力」と呼ばれる不思議な力があり、その力を生まれ持って産まれてくる人間と生まれ持ってない人間をそれぞれ【異能力者】と【無能力者】と呼ばれている。十年前は異能力者の異能力を使った犯罪や事件はそこまで無かったが五年前に起きたある事件を境に、頻繁に起こるようになった。主人公「萩野 カイ」とそのバディの「盃 サトミ」は異能力を使い、数々の異能力による犯罪や事件を解決しようと今日も奮闘する!
文字数 6,294
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.03.01
令和の日本に突如ダンジョンが出現!ことの始まりは日本全国を襲った地震であった。この地震が発生した日を境にダンジョンが日本の至る所に現れた。そして、ダンジョンの魔物を倒すと手に入る魔石が新たなエネルギーとして注目を受け、ポーションやスキルの書などの品々を求め人々が殺到した。そして、地震の直後異世界物の小説を愛する如月祐樹(きさらぎゆうき)は一番最初にダンジョンをたまたま攻略してしまう。報酬として手に入れた謎スキル「魔物収集家(モンスターコレクター)」で次々とダンジョンを攻略していく。
文字数 17,052
最終更新日 2022.02.28
登録日 2021.10.22
風変わりな幽霊と過ごす7日間のミステリー。
遅刻常習犯で赤点王の高校生 崎山 真(さきやま まこと)の前に突然現れた一風変わった謎のサムライ。
彼は崎山家に伝わる偉大な先祖に殺されてしまった怨霊で、長年の恨みを晴らすために子孫である真の命を狙っているという。
勝手で気ままな怨霊男にストーカーされるオカルト生活が始まるのだが、二人はある事件に巻き込まれていく。
それは真の過去が深く関わっている事件で――。
果たして二人が辿り着く結末とは?
あの世とこの世、現代と過去が交差する!
※2023年2月より連載再開しました。ノベプラ・noteでも連載しています。
イラストはmaoさんに描いて頂きました(*´ω`*)
文字数 196,277
最終更新日 2023.05.15
登録日 2018.02.13
俺はある日この世で1番大事な人をある怪物に殺された。
俺の目の前で… 俺も確かに怪物に襲われ殺されたはずだった…
俺は不幸にも死なずに生きていた… あいつのいない世界なんて… 優梨のいない世界なんて…
そして俺は神によって与えられた力を使い復讐を誓った。 もう俺の目の前で怪物達に人が殺されるのはごめんだ。
そして、神に与えられた力…錬金術と黒魔術を使う『ファウスト』の力で 主なる神の被造物でありながら、高慢や嫉妬がために神に反逆し、罰せられて天界を追放された天使、自由意志をもって堕落し、神から離反した天使…堕天使『ベリアル』を俺は一人残らず俺が倒す。
作者のオリジナルのヒーローです。 所々色んなネタがあります。 物語り全体はシリアス半分コメディー半分です。
文字数 116,699
最終更新日 2019.12.10
登録日 2019.04.17
●あらすじ
2×××年、平行世界線0023。
私設傭兵特務部隊「Insurgent」
隊長である「レイヤ」副隊長の「椿」の生体反応が戦闘時突如として消滅、時を同じくして…。
他の平行世界線でも同じ事例が複数件報告された。
単なる偶然か、それとも誰かが仕込んだのかは分からない。
しかし数多の世界線から、多くの人であり人ならざる者達が消えた事だけは確かであった。
気が付けば、そこは誰も知らない様な空間。
――生き残りたけば、殺し合え…。
その声が頭に過ぎると同時に、その並行世界では、救いのない無惨な殺し合いと生き残りと己の欲を賭けた戦いが始まっていた。
所謂デスゲーム、バトルロイヤル系の小説です。
メインの登場人物は基本的に癖強めです。
普通にHシーンやグロシーン、同性愛シーン等があります。ご注意ください。
文字数 114,598
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.08.19
過疎化に苦しむ故郷にUターン就職した葦原瑞海は、持ち前のバイタリティを発揮して周囲の人々を巻き込みながら故郷の活性化を目指し奮闘する。瑞海の故郷である多雨野はその名が示すとおり雨が多く、そして日本古来の異形が棲む神聖な地であった…… 2月20日完結
文字数 110,203
最終更新日 2020.02.20
登録日 2019.12.18
【第六回キャラ文芸大賞 奨励賞】 & 【第一話完結】
福松友直はブラック企業に勤めているうちに精神を削られ、「どう生きても辛いなら好きなことをして辛い方がいい」という一つの結論を導きだす。
そんな福松にはドラマや映画で活躍する役者になりたいという燻っていた願望があったのだ。
とりわけ時代劇に心惹かれていた彼は、時代劇撮影のメッカである京都は太秦に赴き役者として研鑽を積もうと考えた。幸いなことに将来の時代劇俳優を育成するという名目で「梅富士撮影所」なる会社がスクールを開講していた。ところがいざ撮影所に入所した福松は衝撃の真実を知らされる。
「梅富士撮影所」は古から存在する妖怪変化の類いを、なんと役者として起用していたのである。
しかも、福松には普通の人間とは比較にならないほどの妖怪を操る力があることが判明して…
文字数 101,098
最終更新日 2023.03.12
登録日 2022.12.25
十年前、僅か七歳で人間の戦争を終わらせた一人のエリート魔女。
それから十年後、彼女は一人の最弱魔女と出会った。エリート魔女月波沙霧は、最弱魔女川上一葉に興味を持つ。
そんな折無能な人間を駆逐する為に、妖を使い人間を襲い始めた闇の魔女。
人間を絶滅させ、魔女だけの世界を望む闇の魔女。
人間との共存を望む沙霧達光の魔女。
光の魔女と闇の魔女の争いが始まる。
エリート魔女と最弱魔女コンビは、人間を守り切れるのか?
そして沙霧と一葉の二人は結ばれるのか?
内容的にR18に戻しています
文字数 120,723
最終更新日 2022.07.10
登録日 2022.06.14
ある日、なんの前触れもなくオヤジが失踪。
母は離婚して、既にいない。
兄の五六(ゴロウ)と弟の俺、七(ナナ)は生きる為に、へんな事務所を引き継ぐ事になる。
オヤジどこ行きやがった!!
ある日、水通がが止められるという大ピンチ!
結局俺が働くしかない。
霊感全く無しの兄と霊感のある弟の、前途多難の研究生活。
文字数 2,661
最終更新日 2023.04.10
登録日 2023.04.09
ある日、地球と異界が混じり、地球はモンスターが蔓延る新たな世界に成り代わってしまった。しかし地球にも元から怪物と謳われる最強の存在が存在していた。
彼の名前は東雲 雲竜。身長が2m20㎝あり、引き締まった体に搭載される限界まで圧縮された筋肉。ゴリラ以上の運動能力。脳筋かと思いきやハイスペックな知能。なかなか優良物件なフェイス。今日も周りに誤解され、老若男女全員から逃げられるピッチピチの18歳。
しかし周りの人達は知らない。彼は避けられるたびに心に致命的なダメージを受けていることを。
彼は実は優しいということを。今日も落ち込みながら人を助けるため、自分の欲求を満たすため狩に出かける。
これは元々の運動能力がチート級なバケモノや怪物と揶揄される高校生が、本物のバケモノ達と拳で語り合うパワフルステゴロファンタジーである。
「おい、ラリアット1発で首が飛んだんだけど。」
「パンチ1発で顔面吹き飛んだんだけど。もっと頑丈なやついないの?」
「ちょっと待て。何でモンスター見つけた時以上のスピードで逃げるんだよ。いい加減泣くぞ?泣いちゃうぞ?」
まだ世界は気づかない。ほんとうに逃げるべきはモンスターの方であることを。
文字数 12,459
最終更新日 2020.10.26
登録日 2020.10.18
元の体がミスで死んじゃったから入れ替えねと魂を入れ替えられて異世界の社畜の藍里になった私。記憶喪失ということで、無事に退職ではなく、お仕事楽しいと望んで社畜に。転生先の天使様に呆れられながらも日々楽しい私の話。え。元カレとよりを戻す? ありえません。
文字数 45,137
最終更新日 2024.02.04
登録日 2022.01.18
この世には鬼がいる。
心の中に、そして現実にそれはそこに。
悪鬼と呼ばれる異形。それを滅ぼす少女の物語。
人とあらば人を斬り。
鬼とあらば鬼を斬る。
悪鬼羅刹の如く。
文字数 102,662
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.01.12
この物語に登場する名前は実在のものとは一切関係ありません。
またあらかじめお断りさせていただきますが、金銭問題等において現実にあるシステムとズレや間違いがあると思います(税金など)。そういう世界だと思ってください。
15歳の青年 竹林まことはある日の朝、単身赴任の父親がいつの間にか借金を抱えていることを知る。幼なじみ家族と話した結果、みんなで節約して返していこうと決め、なんとか生活が動き出した2ヶ月後ーー
現代の世界に突然ダンジョンがあらわれ、世界は混乱。しかしそうなっても借金は消えないわけでコツコツ頑張っていた。が、ダンジョン発生が借金返済の道となる!
※神様はいません。主人公最強ものになる予定です。ハーレムはありません。
1話あたりの文字数はほかのかたの半分以下です。内容はできるだけゆっくり進めていきます
文字数 36,456
最終更新日 2023.03.20
登録日 2020.02.11
ミステリアスな雰囲気漂う美少女の野中さん。
ひょんなことから彼女が半妖であることを知ってしまった俺との、学園ラブコメ。
文字数 1,772
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.11.29
闇夜を駆ける少年は、
永い時を生きていく…。
鬼を心臓に宿す小太郎。
人間の中の悪意を食べ、生きている。
そんな小太郎の元に、桃太郎の子孫が現れた。
彼は、先祖がせん滅しそこねた、生き残りの鬼を探しているという。
彼らと戦う中、自分の存在について、悩み苦しむ小太郎。
そんな小太郎に、子孫の青年が下した決断は…。
日本を舞台にしたファンタジーです。
鬼や妖怪の解釈について、作者独自の設定があります。
過去編と現在編で物語を進めて行きます。
※過去編には、カニバリズム的描写があるので、苦手な方はご注意下さい。
文字数 42,506
最終更新日 2023.04.26
登録日 2023.03.24
予知能力者(プレコグ)である幼馴染みの助言に従っていれば失敗はない、と能天気に生きていた小林詩(こばやしうた)。そんなあるとき、幼馴染みが病気で死んでしまう。道標の喪失に、この先どう生きれば分からなくなり大学を休む。お前に大事なものを残すという親友の言葉。親友、和田千歳(わだちとせ)の夢を見る。手を伸ばすが、空を切り目覚める。
後日、和田千歳の母が「詩へ」という紙の挟まったノートを遺品を整理していて発見し、郵送してくれる。みずからの死を予知していながら、それでも自分のために力を尽くしてくれた和田千歳の心づかいに胸を熱くする。最初から何もかも自力でことを為すのはどうしてもできないから、友人が残した「恋愛計画書」という今後の運命の人との出会いを予知したノートを寄る辺にすることに決める。
文字数 59,275
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.08.14
異世界に召喚された勇者は死闘の末に魔王を倒したが、致命傷を負った。そんな彼が目覚めたのは、帰りたいと願っていた現代日本であった。
前世での姉の息子として転生した彼は、今度こそ平和な日常を過ごし、幸福に生きようと決心するのだが、世界各地であちらの世界の魔物が発見され、世界の構造を変えていく。
家族を守るために、日本に存在する対策組織との接触をするため、ハンターの職に就くため、彼は急設された魔法学校への入学を果たす。
そこで今まで知らなかった世界の謎に、彼は接触することになる。
これは前世で勇者だった少年が、勇者にはならずに幸福のために戦い、結果的にはやっぱり死闘を繰り広げるようになるかもしれない物語である。
文字数 330,467
最終更新日 2020.11.02
登録日 2020.08.07
前世でどんな徳を積んだら、彼のような尊い顔相になるのか?
会社の先輩「横田さん」は、ひれ伏したくなるような神聖な顔立ちをしている。
横田さんを斜めの角度から崇拝するゆう子は、地味っ子新入社員。畏れ多いから近づかないようにしていた横田さんが、ゆう子に仕事先への同行を頼んできた。
突然のご指名に、取り乱しそうになるゆう子。
まわりの目が怖いゆう子は、毅然とお断り……もできずに横田さんのお供をする。
横田さんは神にも等しい完璧なお方。
びくつくゆう子に、横田神は親しげに接してくる。
やめて、下々のものに話しかけないで! ビビるゆう子ではあったが、横田さんのおそばにいるためにおしゃれをして、かわいいお弁当にもチャレンジするのであった。
横田はなぜ、ゆう子に構うのか?
その理由を知ったゆう子の未来は?
あやかし系ラブコメ短編です。
文字数 17,727
最終更新日 2019.12.17
登録日 2019.12.08
弦《ゆずる》は生まれつき特殊な赤色の瞳を持っていた。そのせいで高校まではイジメに合うなど人付き合いが上手くいかず引きこもりがちな生活をしていた。大学に入るとカラーコンタクトで目を隠し、人生を再起しようと合コンへ参加する。そこで漫画に出てくる王子様のような格好いい男の子に出会った。
その男の子、千歳に送ってもらう帰り道、目にごみが入りうっかりコンタクトを外してしまった。
隠していた目を千歳に目を見られてしまい、しまったと思った瞬間、千歳は狼の姿になっていた。
文字数 101,599
最終更新日 2020.12.27
登録日 2020.12.23
いまいち売れない正統派ロックバンド、「ダラス」の四人組。
バンドリーダーでベースを担当する高梨遊行、可憐な女性ギタリストの片山翼、そのあだ名の通り大男であるドラマーのジャンボ、そして天才的なカリスマ・ボーカリストの秀丸。
彼らはいつの日か自分たちのことが世に認められ、その奏でる音楽が広く愛されることを心から願い、またひたすら夢に見つつ、日々、苦闘のバンド活動に明け暮れている。
ある時、「ダラス」のメンバーはバンドマネージャーのふとした発案で応募した大手レコード会社主催のオーディションに合格し、武道館という大きな舞台に立つと共に、メジャーデビューを飾るチャンスを手に入れる。
しかしながら、辣腕プロデューサーMによって、その音楽性をことごとく否定された秀丸は、Mに対するやり場のない不満と苛立ちを募らせながら、しだいにバンド内でも孤立しはじめる。
そんな折、それまでずっと彼のことを陰ながら支えてきた恋人の鷲尾朝美が、病気を苦に自殺同然の不慮の死を遂げてしまう。
恋人を喪くして、悲しみに暮れる秀丸。さらには「ダラス」のバンド活動にも方向性を見失った彼が、最後に臨んだ日比谷・野外音楽堂のライブで、果たしていかなる異常行動に出るのか?
かつて、本気でロック音楽に夢と希望を託した少年、少女たちに捧げる青春の挽歌……。
文字数 41,475
最終更新日 2020.06.22
登録日 2020.06.21
「早起き、シャワー、朝ご飯」
「お気に入りの音楽と一緒に出勤、事務所で待つ後輩に挨拶」
「そして、人間狩り。これが僕の一日だ」
東北地方最小の県庁所在地、A市。
この街に住む何の変哲もない市民が、突然超能力者へと変貌するようになって数年。
変貌のメカニズムは未だに解明できず、街では超能力を用いた犯罪が多発する。
超能力の伝染防止のため市内への出入りは制限され、超能力者と分かるや否や、「研究サンプル」として連行される。
誰かが物語の中で思い描いた「絶望の郷」と化したA市を、「人間狩り」の青年、谷内要が駆ける。
超能力犯罪防止のため、超能力のメカニズムの解明のため、青年は今日も超能力者を狩る──
初投稿の作品になります。かなり長いお話になりますが
お手柔らかにお願いします。
文字数 129,938
最終更新日 2022.10.08
登録日 2019.07.12
『暗闇の何でも屋』
それはとあるサイトの名前
そこには「対価を払えばどんな依頼も引き受ける」と書かれていた。
だがそのサイトの知名度は無いに等しいほどだった。
それもそのはず、何故なら従業員は皆本来あるはずの無い能力者の一家なのだから。
これはそんな能力者一家のお話である。
文字数 17,684
最終更新日 2020.02.02
登録日 2019.08.10
文字数 7,968
最終更新日 2021.11.15
登録日 2021.11.11
アルファポリス版は、現在連載を停止しております。
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【カクヨム総合1位(日間、週間、月間)獲得!】
【カクヨム現代ファンタジー1位(日間、週間、月間)獲得! 年間9位!】
流されやすい現代っ子の間宮真也は中3の冬に、くしゃみと共に異世界の日本へと転移した。
転移して最初に見つけたのは、自分の死体と青い目をした軍服少女。
混乱の中、真也は世界に12人しかいないとされる最上級の異能者、その13人目として覚醒する。
『殻獣』と呼ばれる虫の化け物と、それに対抗しうる異能者『オーバード』が社会に根付いた世界で、彼は異能者士官高校に通うことに。
普通の高校とは違う、異能者士官高校の日々は目新しさと危険に満ちている。
不思議ちゃんなロシア美女、ヤンデレ風味な妹分、生意気な男の娘etc……ドタバタとした学園生活と、世界を守る軍人としての生活。さらには、特別部隊にも参加することに。
意志の弱い真也を放っておかない社会に振り回されながら、それでも彼は日々を過ごす。
※1章は導入、学園モノは2章から。そこのみを読みたいという方向けあらすじが第2章冒頭にあります。
※2019/10/12 タイトルを変更しました。
※小説家になろう、カクヨムで連載中。
文字数 517,106
最終更新日 2019.11.02
登録日 2019.01.03
主人公黒羽愛理が生きる現代より数百年前、世界の理はある日突然崩れた。 いつもの日常の空に亀裂が走ると、その亀裂を割って未知の怪物が出現した。 未知の怪物が現れた瞬間より、この世は地獄に変化してしまう。 しかしその地獄に相当する恐怖に怯えながらも、怪物に立ち向かう人々が現れるのだが、怪物相手に効果はなかった。
絶望に世界が嘆き平和な世界が危機に瀕した瞬間、空から光の柱が世界中に降り注いだ。 その光の柱は日本にも多数降り注ぎ、降り注ぐ光の柱の中から世界を救う救世主が現れる。
その現れた救世主は光の柱から男女一組で現れ、逃げ惑う人々を怪物の脅威から救っていく。
救世主たちによって世界は救われ、救世主たちは自分たちのいるべき場所に帰っていくが、その救世主たちは嬉しいことに地球に置き土産を残してくれた。 それは、地球の人々が魔法を扱えるようにしてくれることであった。 現代武器に魔法が加わったことや、人間が単独で魔法を扱えるようにある種の進化を果たしていたのである。
そして、黒羽愛理が生きる現代。 人々は当たり前のように魔法を扱い、日常を生きていた。 だが、その日常の崩壊が近づいていることは誰も知る由もなかった。
文字数 89,613
最終更新日 2020.04.27
登録日 2019.10.06
ガールmeetガール、ただしどっちも人の範疇をちょっと逸脱している、そんなお話し。
このお話しは、シリーズタイトル「何の取り柄もない(以下略)」の長編第二部「Dollhouse ―抱き人形の館―」でちょこっと、短編「青春短し、恋せよ乙女――ただし人狼の。」で脇をはった、昴銀子と八重垣環の、中学校時代の出逢いのお話になります。
(なので、そっち先に読まれると、こいつらの素性はモロバレになります。まあ、既にタイトルで出落ちしてますが)
お話自体は、「青春短し」同様、過去に一度マンガとして起こしたものですが、多少場面を練り直して小説としての体裁を整えてます。
例によって、生まれも育ちも関東のべらんめえ話者である筆者が、一所懸命に推敲しつつ関西弁で台詞書いてます。なので、もし、「そこはそう言わない!」がありましたら教えていただけると、筆者、泣いて喜びます。
拙い文章ですが、楽しんでいただけましたら幸いです。
※これまた例によって、カクヨムと重複投稿です。また、アルファポリス側はオリジナルの約一万五千字版、カクヨム側は短編小説コンテストフォーマットに合わせた1万字縛り版です。
※またしても、挿絵もアップします……が、何しろずいぶん前に描いたものなのと、中盤の展開が変わってるので、使える絵があんまりありません……
20210117追記:05の挿絵を追加しました、銀子の服がセーラーじゃないのは、漫画描いた時と今回テキストにした内容での展開の違いによるものです、ご了承下さい。
文字数 15,987
最終更新日 2021.01.20
登録日 2021.01.11
彼女は、大変くたびれていた。
なんとか終電に乗った帰り、誤って1つ前の駅で降りてしまう。
夜中の道を歩いていくと、空きっ腹に沁みる、いい出汁の香りが……!
神社の境内に、ぽつんとおでんの提灯が揺れる。
恐る恐る近づいたおでん屋台は、着物を着たハチワレ猫とぽっちゃり黒猫が出迎えてくれて……
文字数 10,062
最終更新日 2022.04.27
登録日 2022.04.27
同期が異世界転生した。上司と部下の関係だった俺は、仕事で疲れ切っていく彼を支えてやることができなかった。今の世の中、自分の身が一番大事だったからだ。彼が異世界転生したという一報が届き、彼の存在を欠いたまま、会社は元の日常に戻っていく。そんな日常の中、彼の残した一冊のノートが見つかった。それは業務日誌であり、日記であり、調べ物を書き記した研究ノートだった。
彼が調べていたもの、それは「異世界転生の方法」だった。
文字数 7,818
最終更新日 2020.01.01
登録日 2020.01.01